JP4747695B2 - 空気調和機のドレンタンクの構造 - Google Patents

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この発明は枠体内に冷凍サイクルを備えた一体型の空気調和機のドレンタンクの構造に関する。
冷風機や除湿機と呼ばれる空気調和機は、枠体内に圧縮機・コンデンサ・エバポレータ等からなる冷凍サイクルを備えており、エバポレータを通過して冷却される空気に含まれる水分がエバポレータの表面に結露してドレン水となり、エバポレータの下方に設けられたドレンパンに落下し、枠体内の下部に備えた着脱自在のドレンタンクに集められる。そして、使用者はドレンタンクのドレン水が一定量溜まるごとにドレンタンクを取出して排水を行うものである。
ドレンタンクの上部には支軸を回動中心として浮き子によって駆動するタンクレバーを備えており、枠体内にはタンクレバーの可動端と連動するスイッチを配置しており、ドレンタンクを装着するとタンクレバーの可動端がスイッチを押し、運転可能な状態となる。運転中にドレンタンクが満量になると浮き子が上昇してタンクレバーが駆動するので可動端がスイッチから離れてスイッチが切換わり、圧縮機の運転が停止してエバポレータでドレン水が発生しないようにすると共に、警報音や警報表示で取扱者に伝えるようになっている。
ドレンタンクが満量になったときは、枠体内からドレンタンクを取出してドレンタンクの排水を行うことで連続して使用できるものであるが、ドレンタンクの取出しや持ち運びの際に水がこぼれたり、タンクレバーの浮き子に水が入ったりすることがある。
ドレンタンクの取出しや持ち運びの際に水がこぼれると枠体内や床面を濡らしてしまうから、ドレンタンクの上部の開口を覆う蓋を取付け、ドレンタンクの水がこぼれないようにしており、更に排水用の小さな蓋を設けて、この蓋を外したあとの開口から水を捨てるようにしたものがある(特許文献1参照)。
また、浮き子の中に水が残ったままになるとドレンタンクが満量となったときにタンクレバーが駆動できず、満量が正確に検出できなくなってしまうから、ドレンタンクの水を捨てるときに浮き子に入った水も一緒に捨てる必要がある。このため、浮き子の回動範囲を規制して、ドレンタンクを傾けたときに浮き子も一緒に傾けることができるようにして、ドレンタンクの排水時に浮き子の水を捨てることができるようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2001−263722号公報。 特開2002−276994号公報。
ドレンタンクに蓋を取付けたものは、ドレンタンクが満量の状態でドレンタンクの取出しや持ち運びを行っても水がこぼれる心配はないが、排水作業のたびに蓋を着脱しなければならず、蓋を外すときには水をこぼさないよう慎重に作業を行なう必要があり、蓋に排水用の開口を備えた構造はドレンタンクを傾けただけではドレンタンク内に水が残ってしまうため、排水作業は大変面倒であった。
また、特許文献2はドレンタンクの排水時に浮き子の水を捨てることができるようにしたものであるが、この構成では浮き子が水平面を越えた位置で規制されるため、ドレンタンクを横向きにしたときに浮き子の開口部が少し上を向いており、ドレンタンクの水を全て排水しても浮き子に水が残ってしまうことがあった。
この発明は上記の課題を解決するもので、枠体1内には冷媒を圧縮する圧縮機2と、高温のガス状冷媒が送られるコンデンサ3と、液化した冷媒がキャピラリを介して送られるエバポレータ4とを設け、エバポレータ4で気化した冷媒が圧縮機2に戻される冷凍サイクルを構成すると共に、エバポレータ4で除湿したドレン水を集めるドレンタンク5を設け、該ドレンタンク5の上部には支軸7aを回動中心として駆動するタンクレバー7を取付け、該タンクレバー7には前記ドレンタンク5にのぞませた浮き子6と、該浮き子6とは支軸7aを挟んだ反対側の端部に設けた可動端7bとを備え、前記枠体1内にはタンクレバー7の可動端7bと連動して開閉するスイッチ8を設け、前記タンクレバー7の可動端7bはタンクなしとタンク満量位置スイッチ8から離開し、スイッチ8が開路となって圧縮機2を停止する空気調和機において、前記タンクレバー7はドレンタンク5の一方の側面板5aに近接して配置し、そのタンクレバー7の側方にはドレンタンク5の底面から立設して一方の端がドレンタンク5の背面板5bと接続する仕切板5cを形成前記タンクレバー7は前記支軸7aがドレンタンク5の側面板5aと仕切板5cに嵌合すると共に、前記可動端7bをドレンタンク5の背面板5b側に向けて取り付けており、前記ドレンタンク5の上部開口を覆う蓋9を取り付け、該蓋9には前記タンクレバー7の可動端7bの上方が開口するように排水口9aを設け、前記ドレンタンク5内の水面と前記蓋9の排水口9aとの間に前記タンクレバー7が位置していることを特徴とするものである。
また、排水口9aはドレンタンク5の背面板5bと蓋9との連続するコーナ部に設けたから、ドレンタンク5の水を残すことなく排水できるものである。
また、タンクレバー7の浮き子6の側方には蓋9から下方に向けて遮蔽板9bを設けており、浮き子6へ向かって流れる水を遮蔽板9bによって遮ることができ、浮き子6の上面の開口部がドレンタンク5と蓋9によって囲まれているから、浮き子6への水の流入を防ぐことができる。
また、タンクレバー7の側部には上端を蓋9付近まで届かせた側板7cを形成したものでは、タンクレバー7へ向かう水を側板7cによって遮ることで浮き子6への水の流入を防ぐことができる。
また、ドレンタンク5とタンクレバー7との間にはタンクレバー7の回動範囲を規制する規制手段10を設けると共に、前記浮き子6には底面からタンクレバー7側に向けて傾斜面6aを設けたから、ドレンタンク5の排水のためにドレンタンク5を傾けたときは浮き子6も一緒に傾き、浮き子6の傾斜部6aがドレンタンク5の背面板5bより先に下を向くのでドレンタンク5の水より先に浮き子6の水が排出でき、浮き子6の水を確実に排出することができる。
エバポレータで発生したドレン水はドレンタンク5に集められ、ドレンタンク5が満量になったときはドレン水の排水を行うものであり、ドレンタンク5の取出しや持ち運びの際に水がこぼれないようにドレンタンク5の上部を覆う蓋9を取付け、蓋9には排水口9aを設けたから、ドレンタンク5の水を捨てるときに蓋9を取外す必要がなくなったものである。
蓋9に排水口9aを設けるとドレンタンク5の移動時に排水口9aから水がこぼれる心配があるが、この発明ではタンクレバー7をドレンタンク5の側面板5aに寄せて配置し、タンクレバー7の側方に仕切板5cを設け、蓋9の排水口9aをドレンタンク5の側面板5aと仕切板5cの間のタンクレバー7の上部に配置し、ドレンタンク5の水面と蓋9の排水口9aとの間にタンクレバー7を位置させたもので、排水口9a部分はドレンタンク7によって覆われているから、ドレンタンク5の取出しや持ち運びの際に排水口9aから水がこぼれることはなく、ドレンタンク5の排水作業が容易に行なえるものとなった。
また、排水口9aをドレンタンク5の背面板5bと蓋9の連続するコーナ部に設けることで、ドレンタンク5を傾けるだけでドレンタンク5に水を残すことなく排水できるものとなり、ドレンタンク5の排水作業が容易に行えるものとなった。
また、タンクレバー7の浮き子6の側方には蓋9から下方に向けて遮蔽板9bを形成したから、浮き子6へ向かう水を遮蔽板9bによって遮ることができると共に、満水時に上昇した浮き子6の上面の開口部は蓋9に近接しているから、ドレンタンク5内の水が浮き子6の上面の開口部まで届きにくくなり、浮き子6への水の流入を防ぐことができるものとなった。
また、タンクレバー7の上面に水がかかってタンクレバー7の上面を伝って浮き子6に水が入ることがあるが、この発明のタンクレバー7は上端を蓋9付近まで届かせた側板7cを設けたので、ドレンタンク5の水を側板7cによって遮ることができ、タンクレバー7の上面に水がかかることがなくなったから、浮き子6への水の流入を防ぐことができるものとなった。
上記構成であれば浮き子6に水が入ることはほとんどなくなったが、もし浮き子6に水が入ってしまったときには、浮き子6の水を排出する必要がある。この発明では規制手段10によって浮き子6の回動範囲を規制しているから、ドレンタンク5の水を捨てるためにドレンタンク5を傾けたときに浮き子6も一緒に傾くことができ、浮き子6にはタンクレバー7側に向かって傾斜部6aを設けてドレンタンク5の水より先に浮き子6の水が排水できるようにしたから、ドレンタンク5の排水を行うだけで浮き子6の水が確実に排水できるものとなった。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、1は空気調和機の枠体、2は枠体1内に配置した冷媒圧縮用の圧縮機、3は圧縮機2で圧縮された冷媒が高温高圧となって送られるコンデンサ、4はコンデンサ3で液化した冷媒が送られるエバポレータであり、冷媒はエバポレータ4に送られて気化し、冷媒の気化熱によって周囲を冷却する。その後エバポレータ4で気化した冷媒ガスは圧縮機2に戻され、再び圧縮機2で加熱された冷媒がコンデンサ3に送られて循環している。
3aは室内空気を吸引して前記コンデンサ3を通過させる排風ファン、11は枠体1の背面側に配置した排気吹出口、4aは室内空気を吸引してエバポレータ4を通過させる冷風ファン、12は枠体1の正面に配置した冷風吹出口、13は排風ファン3aと冷風ファン4aを駆動するファンモータであり、該ファンモータ13が回転すると排風ファン3aと冷風ファン4aが一緒に回転し、排風ファン3aの風が排気吹出口11から吹出し、冷風ファン4aの風が冷風吹出口12から吹出すものである。
圧縮機2で加圧されて高温高圧となったガス状冷媒はコンデンサ3を通過するときに排風ファン3aによって送られる室内空気によって冷却されて液化し、コンデンサ3を通過して高温となった空気は排気吹出口11から排出される。また、液化した冷媒がエバポレータ4に送られると、液体の冷媒がエバポレータ4を通過する時に気化するものであり、冷風ファン4aによって送られる室内空気は気化熱によって冷却され、冷風となって冷風吹出口12から吹出すものである。
14はエバポレータ4の下方に配置したドレン受け、5は枠体1内の下部に配置したドレンタンク、14aはドレン受け14とドレンタンク5とを連通するドレンパイプ、1aは枠体1の下部に開口するタンク収納部であり、エバポレータ4を通過する空気に含まれる水分が凝縮してドレン水となってドレン受け14に落下し、ドレンパイプ14aに誘導されてドレンタンク5に溜まり、ドレンタンク5はタンク収納部1aから取出して捨て水する。
5aはドレンタンク5の側面板、5cはドレンタンク5の底板から立設した仕切板、6はドレンタンク5の上部開口からドレンタンク5内にのぞませた浮き子、7は浮き子6と一体に形成したタンクレバー、7aはタンクレバー7の途中に凸状に張出すように設けた支軸であり、タンクレバー7の支軸7aはドレンタンク5の側面板5bと仕切板5cに設けた軸孔に嵌合され、タンクレバー7と浮き子6は支軸7aを中心に回動可能になっている。
7bはドレンタンク5の可動端、8は枠体1のタンク収納部1a内に設けたスイッチであり、スイッチ8はドレンタンク5が満量になっていない状態でタンク収納部1aに装着したときにタンクレバー7の可動端7bと当接する位置に取付けてある。
ドレン水によってドレンタンク5が満量になっていない状態でドレンタンク5をタンク収納部1a内に装着すると、スイッチ8はタンクレバー7の可動端7bに押されて閉路となり、空気調和機が運転可能状態となる。そして、空気調和機を運転してドレンタンク5が満量になると、浮き子6が浮力によって上昇してタンクレバー7が回動し、タンクレバー7の可動端7bがスイッチ8から離開してスイッチ8が開路となり、圧縮機2の運転を停止すると共に、ランプを点灯したりブザーを鳴らすなどして取扱者に満水を知らせる。
満水の知らせを受けた取扱者はドレンタンク5をタンク収納部1aから取出し、ドレンタンク5の水を捨てるものである。9はドレンタンク5に着脱可能に取付けた蓋であり、蓋9はドレン水をドレンタンク5内に導入するための孔が設けてあり、ドレンタンク5の上面開口を蓋9で覆うことによってドレンタンク5の取出しや持ち運びの際にドレン水がこぼれないようにしている。
従来のドレンタンクに蓋を取付けた構造のものは水を捨てるときに蓋を外さなければならないが、蓋を外すときにドレンタンク5を揺らすと水がこぼれることがあるため、取扱者は蓋を取外すときにはドレンタンク5の水をこぼさないよう慎重に作業を行わなければならなかった。
この発明はドレンタンクに蓋を取付けたままでも排水作業を行えるようにして、取扱いやすいドレンタンクを提案するもので、5bはドレンタンク5の背面板であり、タンクレバー7をドレンタンク5の一方の側面板5aに近接して配置し、仕切板5cをタンクレバー7の側方に近接して配置し、仕切板5cは一方の端がドレンタンク5の背面板5bと接続するようにしている。9aは蓋9に設けた排水口であり、排水口9aは側面板5aと仕切板5cとの間のタンクレバー7の可動端7bの上方に配置している。
ドレンタンク5内は仕切板5cによって分割され、タンクレバー7を配置した側の側面板5aと仕切板5cとの間隔が狭くなっているから、ドレンタンク5の取出しや持ち運びの際にタンクレバー7の下方の水面の揺れを小さく抑えることができると共に、蓋9の排水口9aとドレンタンク5内の水面との間にはタンクレバー7が配置されているから、ドレンタンク5の取出しや持ち運びの際に水面が揺れてもタンクレバー7で遮ることができ、蓋9の排水口9aから水がこぼれることはない。
この構成であれば、ドレンタンク5から蓋9を取外さなくてもドレンタンク5の水を捨てることができ、蓋9に排水口9aが設けてあってもドレンタンク5の取出しや持ち運びの際に水がこぼれることはないから、ドレンタンク5の排水作業が容易に行えるものとなり、取扱い性が向上できたものである。
また、蓋9に排水口9aを設けた構造では、ドレンタンク5を傾けただけではドレンタンク5に水が残ってしまうものであり、ドレンタンク5を動かしたり逆さまに向けたりする必要があるが、この発明では排水口9aをドレンタンク5の背面板5bと蓋9の連続するコーナ部に設けたから、ドレンタンク5を傾けるだけで排水口9aが最も低く位置し、ドレンタンク5に水を残すことなく排水できるものとなった。
また、9bは蓋9からドレンタンク5内に向けて下向きに形成した遮蔽板であり、該遮蔽板9bはタンクレバー7の浮き子6の側方に近接するように配置して浮き子6の側方からの水を遮蔽板9bによって遮っている。浮き子6はドレンタンク5の側面板と前面板、及び蓋9の遮蔽板9bによって囲まれており、ドレンタンク5がドレン水で満量となったときは図2に示すように浮力によって上昇した浮き子6の上面の開口部が蓋9に近接しているから、ドレンタンク5の水面が揺れても、水位が蓋9付近まで上昇しなければ浮き子6には水が入ることはなく、浮き子6への水の流入を防ぐことができるものとなった。
7cはタンクレバー7の側部に形成した上向きの側板であり、側板7cの上端は蓋9付近まで届かせている。タンクレバー7の上面に水がかかったときには、この水がタンクレバー7を流れて浮き子6へ入ることがあったが、タンクレバー7に側板7cを形成することにより、ドレンタンク5の水位が蓋9付近まで上昇しなければ水が側板7cを越えることはないから、タンクレバー7の上面に水がかかることがなくなり、浮き子6への水の流入を防ぐことができた。
上記構成により浮き子6にはほとんど水が入ることはないが、浮き子6への水の流入を完全に防ぐことは難しいため、浮き子6に水が入ってしまったときには浮き子6の水を確実に捨てることのできる構造が必要である。
10はタンクレバー7の回動範囲を規制するための規制手段、6aは浮き子6の内部空間をタンクレバー7側に向かって広がるように設けた傾斜面であり、ドレンタンク5の水を捨てるためにドレンタンク5を傾けたときには回動を規制されたタンクレバー7がドレンタンク5と一緒に傾き、ドレンタンク5の背面板5bに対して浮き子6の傾斜面6aの傾斜角度が維持できるようになっている。
実施例を示す図において、7dはタンクレバー7の支軸7aに対して可動端7bとは反対位置に形成した突起であり、突起7dは仕切板5cの上方にのぞませて配置し、一方タンクレバー7の可動端7bはドレンタンク5の背面板5bの上方にのぞませて配置して、規制手段10を構成している。ドレンタンク5が満量になっていない状態では、タンクレバー7の突起7dが仕切板5cと当接することによってタンクレバー7の回動を止め、一方ドレンタンク5が満量となって浮き子6が上昇してタンクレバー7が回動したときは、タンクレバー7の可動端7bがドレンタンク5の背面板5bと当接することによってタンクレバーの回動を止めるものである。
図4(b)に示すようにドレンタンク5を傾けると、ドレンタンク5の水は排水口9aから排出され、タンクレバー7は回動せずドレンタンク5と一緒に傾くので浮き子6の水が傾斜面6aから排出される。ドレンタンク5を図4(c)の位置まで傾けると浮き子6の傾斜面6aが下向きになり、この位置で浮き子6aの水はすべて排出され、ドレンタンク5には水が残っている。そして、ドレンタンク5を図4(d)の位置まで傾けるとドレンタンク5の水も全て排出できる。なお、タンクレバー7の可動端7bにテーパを設けておけば、浮き子6から排出された水が可動端7b部分に溜まることくスムーズに排水できる。
このようにドレンタンク5の水を捨てるときには、ドレンタンク5が横向きになる位置まで傾けており、浮き子6の傾斜面6aがドレンタンク5の背面板5bよりも先に下を向いて浮き子6の水が排出できるから、取扱者はドレンタンク5の排水作業を行うだけで確実に浮き子6の水を捨てることができるものとなった。
この発明の実施例を示す空気調和機の断面図である。 この発明の実施例のドレン水の満量時の状態を示すドレンタンクの要部の断面図である。 図2に示すドレンタンクの一部を切欠いた要部の平面図である。 この発明の実施例であるドレンタンクの排水時の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 枠体
2 圧縮機
3 コンデンサ
4 エバポレータ
5 ドレンタンク
5a 側面板
5b 背面板
5c 仕切板
6 浮き子
6a 傾斜面
7 タンクレバー
7a 支軸
7b 可動端
7c 側板
8 スイッチ
9 蓋
9a 排水口
9b 遮蔽板
10 規制手段

Claims (5)

  1. 枠体1内には冷媒を圧縮する圧縮機2と、高温のガス状冷媒が送られるコンデンサ3と、液化した冷媒がキャピラリを介して送られるエバポレータ4とを設け、エバポレータ4で気化した冷媒が圧縮機2に戻される冷凍サイクルを構成すると共に、
    エバポレータ4で除湿したドレン水を集めるドレンタンク5を設け、
    該ドレンタンク5の上部には支軸7aを回動中心として駆動するタンクレバー7を取付け、該タンクレバー7には前記ドレンタンク5にのぞませた浮き子6と、該浮き子6とは支軸7aを挟んだ反対側の端部に設けた可動端7bとを備え、
    前記枠体1内にはタンクレバー7の可動端7bと連動して開閉するスイッチ8を設け、前記タンクレバー7の可動端7bはタンクなしとタンク満量位置スイッチ8から離開し、スイッチ8が開路となって圧縮機2を停止する空気調和機において、
    前記タンクレバー7はドレンタンク5の一方の側面板5aに近接して配置し、
    そのタンクレバー7の側方にはドレンタンク5の底面から立設して一方の端がドレンタンク5の背面板5bと接続する仕切板5cを形成
    前記タンクレバー7は前記支軸7aがドレンタンク5の側面板5aと仕切板5cに嵌合すると共に、前記可動端7bをドレンタンク5の背面板5b側に向けて取り付けており、
    前記ドレンタンク5の上部開口を覆う蓋9を取り付け、該蓋9には前記タンクレバー7の可動端7bの上方が開口するように排水口9aを設け、前記ドレンタンク5内の水面と前記蓋9の排水口9aとの間に前記タンクレバー7が位置していることを特徴とする空気調和機のドレンタンクの構造。
  2. 前記排水口9aはドレンタンク5の背面板5bと蓋9との連続するコーナ部に設けたことを特徴とする請求項1記載に空気調和機のドレンタンクの構造。
  3. 前記タンクレバー7の浮き子6の側方には蓋9から下方に向けて遮蔽板9bを設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機のドレンタンクの構造。
  4. 前記タンクレバー7の側部には上端を蓋9付近まで届かせた側板7cを形成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機のドレンタンクの構造。
  5. 前記ドレンタンク5と前記タンクレバー7との間にはタンクレバー7の回動範囲を規制する規制手段10を設けると共に、前記浮き子6には底面からタンクレバー7側に向けて傾斜面6aを設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機のドレンタンクの構造。
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