JP2004361048A - 縦型空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【目的】縦型空気調和機の制御基板における結露防止、ドレン水滴下防止の構造に関する。
【構成】枠体6内には圧縮機1とコンデンサー2とエバポレータ4とで構成する冷凍サイクルを備え、枠体6の前面パネル6aのほぼ中央には縦長の調和空気吹出口5を形成し、調和空気吹出口5に隣接する片側の前面パネル6aには空気取入口7を設け、空気取入口7から調和空気吹出口5に至る送風通路8内にはエバポレータ4と送風ファン4aを配置する。空気取入口7や調和空気吹出口5のない片側の枠体6内には制御基板室10を設けて制御基板9を設置し、枠体6の前面パネル6aを取外した時に制御基板9が露出して、制御基板9の着脱ができるようになっている。また、制御基板室10と調和空気吹出口5に至る送風通路8の間には所定厚さをもつ断熱部材で形成した仕切り壁8aを設けたので、冷気の流れ込みによる制御基板室10の結露がなくなった。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、縦型空気調和機の制御基板における結露防止、ドレン水滴下防止の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
縦型空気調和機は、枠体内にエバポレータ・コンデンサー・圧縮機等よりなる冷凍サイクルを備え、おおよそ建物の窓部分が境界となるように枠体内が仕切り壁によって前後に仕切られており、室外側にコンデンサーを、室内側にエバポレータを配置し、送風ファンによって室内空気が空気取入口から枠体内に送られてエバポレータを通過する時に冷却され、この冷却された室内空気を調和空気吹出口から室内に戻すことによって、室内空気の空気調和が行なわれる。
【0003】
そして、縦型空気調和機の室内側にはその上部から中央部にかけて、エバポレータとクロスフローファンによる室内送風ファンとが配置され、一方、空気調和機の室内側のベースには圧縮機が配置され、それぞれエバポレータと圧縮機とを備えた部屋の間は仕切り板によって区画されている。そして、圧縮機や室内送風ファンや室外送風ファンなどを制御する制御基板は圧縮機を備えた部屋に配置してあり、この制御基板はエバポレータを備えた部屋の下部に配置されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記エバポレータと圧縮機とを備えた部屋を仕切る仕切り板はエバポレータで結露したドレン水を回収するドレン受けの機能を有しておるが、滴下するドレンが飛散した時やドレン受けからあふれ時には圧縮機を備えた部屋に滴下することがあり、また、室内送風ファンの調和空気吹出口付近でも室内空気が触れて結露して滴下することがあり、この滴下した結露水が制御基板にかかる恐れがある。このため、この場所に配置する制御基板は完全に遮蔽した密閉状態とする防水対策を必要としており、メンテナンスで制御基板をチェックするときには、全体を覆う蓋体だけでなく、内部を密閉状態とするためのパッキングとか多数のネジ類などの部品を取外してから行わなければならず、この部品の取り外しは面倒で紛失しやすく、非常に不便な状態を作り出していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を解決するもので、冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機1と、圧縮された高温のガス状冷媒を液化するコンデンサー2と、液化した冷媒が減圧器3を介して送られてガス化するエバポレータ4とを備え、ガス化した冷媒を圧縮機1に戻して再び圧縮する冷凍サイクルを構成する空気調和機であって、前記コンデンサー2及びエバポレータ4のそれぞれを通過する空気流を得る送風ファン2a・4aを備え、一方の送風ファン4aの吐出口4bに連なる調和空気吹出口5は室内設置した枠体6の前面パネル6aのほぼ中央で縦長に形成し、かつ、送風ファン4aの調和空気吹出口5に隣接する片側の前面パネル6aには空気取入口7を設け、前記コンデンサー2もしくはエバポレータ4は空気取入口7と対向する枠体6内で空気取入口7から送風ファン4aを経て調和空気吹出口5に至る送風通路8内に配置すると共に、前記空気取入口7の反対側で調和空気吹出口5に隣接する片側の枠体6内には空気調和機の制御基板9を配置し、前記枠体6の前面パネル6aを取外した時に前記コンデンサー2もしくはエバポレータ4の表面が露出し、かつ、制御基板9の着脱ができるようになっていることを特徴とする。
【0006】
また、前記空気取入口7から調和空気吹出口5に至る送風通路8と枠体6内との間の仕切り壁8aは所定厚さを持った断熱部材によって形成すると共に、該仕切り壁8aから制御基板9側の枠体6の側方まで届く断熱部材による基板室壁10aを設け、該基板室壁10aと前面パネル6aとの間で制御基板室10を構成することにより、制御基板室10の内壁部は空気調和機から吹出す冷気の熱伝導を受けることなく、室内空気が拡散しても結露することはない。
【0007】
また、前記空気取入口7から調和空気吹出口5に至る送風通路8内に配置したコンデンサー2もしくはエバポレータ4は、枠体6の前面パネル6a正面に位置する調和空気吹出口5付近から枠体6の側壁6b方向に向けて、空気取入口7及び側壁6bとは小間隙を設けながら略く字形に形成したことによって、コンデンサー2もしくはエバポレータ4は室内空気との間で確実に熱交換することができるようになった。
【0008】
【作用】
従来の縦型空気調和機のように枠体の片側に縦長の調和空気吹出口があり、室内の壁に接近して吹出口を設けると、冷却空気が壁に沿って流れるために速やかに室内に循環せず、温度むらがおおきくなるものであったが、この発明の縦型空気調和機では枠体のほぼ中央に縦長の調和空気吹出口5を配置できたから、何れの壁に接近するように縦型空気調和機の枠体を設置しても、壁に沿って冷気が流れることはなく、縦型空気調和機の設置条件が大幅に緩和できた。
【0009】
また、このように枠体のほぼ中央に縦型の調和空気吹出口を配置したから、エバポレータやコンデンサーを設置しない片側を制御基板室とすることができ、この制御基板室はエバポレータによるドレンが滴下する方向に位置しないから、周囲を防水対策部品で覆わずに開放でき、枠体の前面パネルを外すだけで前記制御基板が露出できて、簡単にメンテナンスができるようになる。
【0010】
【実施例】
実施例を示す図によってこの構成を説明すると、6は縦型空気調和機の枠体、6aは枠体6の前面パネル、6bは枠体6の側壁、11は枠体6のベース、1は枠体6内のベース11に取付けられた冷媒圧縮用の圧縮機、2は圧縮機1で加圧された高温のガス状冷媒を液化するコンデンサーである。3はコンデンサー2で液化した冷媒が減圧される減圧器、4は減圧器3を介して液化した冷媒が送られるエバボレータであり、前記減圧器3で減圧された冷媒はエバボレータ4に送られて気化し、この時エバボレータ4を低温度にするから空気調和機を設置した部屋を冷房することができる。また、エバポレータ4で気化した冷媒は圧縮機1に戻されることによって冷凍サイクルを構成している。
【0011】
12は建物の窓部分に設置された枠体6の内部を前後に仕切る隔壁、2a・4aは隔壁12の前後の枠体6内に配置した送風ファンであり、前記コンデンサー2は隔壁12よりも室外側に配置し、エバポレータ4は隔壁12よりも室内側に配置しており、前記隔壁12がおおよそ建物の窓部分の境界となっている。
【0012】
4bは隔壁12の室内側に配置した送風ファン4aの吐出口、7は前面パネル6aに形成した室内空気のための空気取入口、5は前面パネル6aに形成した調和空気吹出口、8は隔壁12の室内側で空気取入口7から調和空気吹出口5に至る送風通路であり、前記送風通路8内には前記エバポレータ4と送風ファン4aとが配置され、送風ファン4aの吐出口4bが調和空気吹出口5にのぞませてある。
【0013】
6cは枠体6内に設置したコンデンサー2と対向して室外側に設けた後面パネル、13は後面パネル6cに設けた室外空気取入口、14は枠体6の側壁6bに近い部分の後面パネル6cに設けた縦形の空気排出口、15は隔壁12の室外側で室外空気取入口13から空気排出口14に至る室外空気流路であり、前記室外空気取入口13はコンデンサー2に対向する広い面積となるように形成されており、前記送風ファン2aはコンデンサー2から空気排出口14に至る室外空気流路15内に設置してある。
【0014】
16は隔壁12よりも室内側の部屋を上下に分ける仕切り板であり、仕切り板16よりも上部の部屋には送風通路8とエバポレータ4が配置され、また、仕切り板16よりも下部の部屋には圧縮機1が設置されている。16aは室内側の上部の部屋に設けたエバポレータ4で結露したドレン水を受け止めるドレン受け、11aは枠体6のベース11に形成したドレン溜めであり、該ドレン受け16aは仕切り板16の上に設けられ、集められたドレン水は仕切り板16上の水路を経て枠体6のベース11のドレン溜め11aに集められ、室外空気によって気化したり、適宜排水されている。
【0015】
前記圧縮機1を運転して高温高圧になった冷媒が室外側のコンデンサー2に送られると、運転中の送風ファン2aによって室外空気が室外空気取入口13から室外空気流路15に入ってコンデンサー2を通過し、この時に高圧高温の冷媒を冷却して液化すると共に、高温となった室外空気は空気排出口14から外部に排出される。一方、コンデンサー2で液化した冷媒は減圧器3を通過する時に圧力を下げてエバポレータ4に送られ、運転中の送風ファン4aによって室内空気が空気取入口7から送風通路8に入ってエバポレータ4を通過し、液化した冷媒はこの空気から熱を奪って気化すると共に、低温となった室内空気は調和空気吹出口5から室内に吹出し、室内を冷房することができる。
【0016】
このように室内空気はエバポレータ4を通過する時に冷却されて冷風が得られるが、この時室内空気に含まれていた水分は結露して水滴となってエバポレータ4を伝って下方に滴下する。このドレン水は仕切り板16のドレン受け16aで受け止められ、ベース11のドレン溜め11aに流れる構成である。しかし、エバポレータ4から滴下する水滴の全量をドレン受け16aで受け止めることは実際上かなり困難で、水の飛沫が飛び出して仕切り板16よりも下方の部屋を水浸しにすることがある。そして、従来ではこの仕切り板16よりも下方の部屋には圧縮機1だけでなく空気調和機の制御部品も配置しているから、特に水に弱い制御部品は厳重な防水対策が必要であった。
【0017】
この発明は隔壁12よりも室内側の各種装備品の配置を変更することによって、非常に扱いやすい窓用空気調和機を提案するもので、8aは片側が枠体6の前面パネル6aに届き他側が枠体6の側壁6bに届く仕切り壁であり、枠体6の前面側の仕切り壁8aの端に隣接して前記調和空気吹出口5を配置し、この調和空気吹出口5に隣接する片側に空気取入口7を配置している。10はこの空気取入口7や調和空気吹出口5のない片側の枠体6内に配置した制御基板室、10aは枠体6の前面に向かう仕切り壁8aから枠体6の側壁6bに届く基板室壁、9は基板室壁10aの前方の制御基板室10に着脱自在に設置した制御基板であり、前記枠体6の室内側と室外側を分割する隔壁12は仕切り壁8aと基板室壁10aの一部で形成している。
【0018】
空気調和機を運転すると室内側の送風ファン4aも作動して、水蒸気を含んだ室内空気は前面パネル6aの空気取入口7からエバポレータ4を通過して吸い込まれ、冷風となって送風ファン4aの吐出口4bを経て前面パネル6aのほぼ中央に配置した調和空気吹出口5から室内に吹出すことになる。この時、室内空気中の水蒸気はエバポレータ4を通過するときに冷却されて結露して、エバポレータ4の表面を伝って下方に流れて仕切り板16のドレン受け16aに集められ、このドレン受け16aからベース11のドレン溜め11aに流れて貯水され、または適所に排水される。
【0019】
前記枠体6の前面パネル6aは、各種部品を配置した枠体6に対して着脱可能に取付けられており、この前面パネル6aを取外すことによって露出する各種部品をメンテナンスすることができる。即ち、前面パネル6aを取外すとエバポレータ4や圧縮機1を設置した部屋を開放させることができるが、この発明では調和空気吹出口5の側方に制御基板室10を配置したから、この制御基板室10も開放させることができるようになり、メンテナンスが行いやすくなった。
【0020】
また、この発明では調和空気吹出口5は枠体6の前面パネル6aのほぼ中央に縦形で配置されたことにより、従来のこの種の空気調和機のように枠体の側壁に沿った位置に調和空気吹出口を配置したときのように、冷風が壁に沿って流れて室内に拡散しにくい現象は発生せず、室内に冷風が循環し易くなり、効率よく室内を冷却することができた。
【0021】
一方、エバポレータ4を通過するときに冷却されて結露した室内空気中の水蒸気は、エバポレータ4の下方のドレン受け16aに集められるが、この結露したドレンの飛沫や、冷風によって低温となった調和空気吹出口5の表面で結露したドレン水は、ドレン受け16aで受け止めることはできず、仕切り板16の下方の圧縮機1を設置した部屋に落下することがある。このため、従来ドレン受け16a下方の圧縮機1を設置した部屋に配置される制御基板9は、メンテナンスを考慮して圧縮機16よりも手前に設置され、エバポレータ4で結露したドレンの飛沫などから守るために厳重な防水対策が不可欠であった。
【0022】
この発明は調和空気吹出口5に至る送風通路8との間に所定厚さを持った断熱部材によって形成する仕切り壁8aを設け、この仕切り壁8aに連続して制御基板室10の基板室壁10aを設け、この送風通路8と隣接配置された制御基板室10に制御基板9を設置している。
【0023】
このように、調和空気吹出口5の側方に制御基板室10を配置したから、エバポレータ4で結露したドレンの飛沫がかかるようなことはなくなって、厳重な防水対策が不要となり、前面パネル6aを取外して簡単な操作で制御基板9の着脱ができ、メンテナンスが非常に簡単にできるようになったものである。
【0024】
また、送風通路8と枠体6内との間の仕切り壁8aは所定厚さを持った断熱部材によって形成することから、制御基板室10への冷気の流れ込みがなくなり、冷気による制御基板室10の表面での冷気による結露がなくなった。また、仕切り壁8aから制御基板9側の枠体6の側方まで届く断熱部材による基板室壁10aによる結露もなくなった。
【0025】
更に、図1における実施例において、枠体6の前面パネル6aに設けた空気取入口7から前面パネル6a正面に位置する調和空気吹出口5に至る送風通路8内に配置したエバポレータ4は、この空気取入口7及び枠体6の側壁6bとは小間隙を設けながら略く字形に形成している。このため、送風通路8内の送風ファン4aを運転すると、空気取入口7から入った室内空気の一部は直接エバポレータ4を通過すると共に、その他の空気は側壁6bとエバポレータ4との間の小間隙を経てエバポレータ4を通過して、冷却されるようになる。
【0026】
尚、図1の実施例のように前面パネル6aの一部が枠体6の側壁6bを構成するものであれば、空気取入口7は前面パネル6aで構成する枠体6の側壁6b部分に届く形状としても良く、また、他の実施例として枠体6の側部に位置する前面パネル6aにも、別途空気取入口7を形成しても良い。この時は枠体6の側壁6bの空気取入口7から入った空気が、側壁6bとエバポレータ4との間の小間隙を経てエバポレータ4を通過することになる。
【0027】
この発明では、枠体6の側壁との間で小間隙が形成できるようにコンデンサー2もしくはエバポレータ4を略く字形に形成したことにより、枠体6の前面パネル6aに設けた空気取入口7の形状が従来よりも小さくとも、広い熱交換面積が実現でき、室内空気はコンデンサー2もしくはエバポレータ4の全体を使って通過することができ、確実に熱交換することができた。
【0028】
【発明の効果】
以上のようにこの発明では、枠体6の前面パネル6aのほぼ中央に調和空気吹出口5を配置し、前面パネル6aを取外すと調和空気吹出口5の片側にコンデンサー2もしくはエバボレータ4の表面が露出し、他側に配置された制御基板9が開放されるから、前面パネル6aを取外した状態でのメンテナンスが容易になると共に、枠体6の中央から調和空気が吹出し、効率よく室内の空気調和が実現できた。
【0029】
また、調和空気吹出口5に至る送風通路8の仕切り壁8aは所定厚さの断熱部材により構成し、制御基板9を収容する制御基板室壁10aを仕切り壁8aに連続させたから、送風通路8に配置したエバボレータ4で結露したドレン水の飛沫が制御基板室10にかからず、また、冷気が制御基板室10に流れることがなくなった為、制御基板9での結露が発生せず、制御基板9の防水対策が不要となった。
【0030】
空気取入口7から調和空気吹出口5に至る送風通路8内に配置したコンデンサー2もしくはエバボレータ4は、空気取入口7及び枠体6の側壁6bとは小間隙を設けながら略く字形に形成してあるため、前面パネル6aの空気取入口7が従来品よりも狭くとも、コンデンサー2もしくはエバボレータ4を通過する空気は枠体6の側壁6bとの間の小間隙を経て流れ、室内空気は効率よく無駄なく熱交換ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す縦型空気調和機の横断面図である。
【図2】この発明の実施例を示す縦型空気調和機の前面パネルを取外した正面図である。
【図3】この発明の実施例を示す縦型空気調和機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機
2 コンデンサー
2a 送風ファン
3 減圧器
4 エバボレータ
4a 送風ファン
4b 吐出口
5 調和空気吹出口
6 枠体
6a 前面パネル
6b 側壁
7 空気取入口
8 送風通路
8a 仕切り壁
9 制御基板
10 制御基板室
10a 基板室壁

Claims (3)

  1. 冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機1と、圧縮された高温のガス状冷媒を液化するコンデンサー2と、液化した冷媒が減圧器3を介して送られてガス化するエバポレータ4とを備え、ガス化した冷媒を圧縮機1に戻して再び圧縮する冷凍サイクルを構成する空気調和機であって、
    前記コンデンサー2及びエバポレータ4のそれぞれを通過する空気流を得る送風ファン2a・4aを備え、一方の送風ファン4aの吐出口4bに連なる調和空気吹出口5は室内設置した枠体6の前面パネル6aのほぼ中央で縦長に形成し、かつ、送風ファン4aの調和空気吹出口5に隣接する片側の前面パネル6aには空気取入口7を設け、
    前記コンデンサー2もしくはエバポレータ4は空気取入口7と対向する枠体6内で空気取入口7から送風ファン4aを経て調和空気吹出口5に至る送風通路8内に配置すると共に、
    前記空気取入口7の反対側で調和空気吹出口5に隣接する片側の枠体6内には空気調和機の制御基板9を配置し、
    前記枠体6の前面パネル6aを取外した時に前記コンデンサー2もしくはエバポレータ4の表面が露出し、かつ、制御基板9の着脱ができるようになっていることを特徴とする縦型空気調和機。
  2. 前記空気取入口7から調和空気吹出口5に至る送風通路8と枠体6内との間の仕切り壁8aは所定厚さを持った断熱部材によって形成すると共に、該仕切り壁8aから制御基板9側の枠体6の側方まで届く断熱部材による基板室壁10aを設け、該基板室壁10aと前面パネル6aとの間で制御基板室10を構成した請求項1記載の縦型空気調和機。
  3. 前記空気取入口7から調和空気吹出口5に至る送風通路8内に配置したコンデンサー2もしくはエバポレータ4は、枠体6の前面パネル6a正面に位置する調和空気吹出口5付近から枠体6の側壁6b方向に向けて、空気取入口7及び側壁6bとは小間隙を設けながら略く字形に形成したことを特徴とする請求項1記載の縦型空気調和機。
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