JP4745487B2 - パイプ材と継手の接合構造並びに接合方法 - Google Patents

パイプ材と継手の接合構造並びに接合方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、枠形状に骨組みされた足場やラック等に採用されるパイプ材と継手の接合構造及び接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建設現場等における各種工事に使用される足場や、荷台等として利用されるラック等は、パイプ材よりなる複数本の支柱や横桟等を縦横に連結することで立体的に骨組みされるものとなっており、かかる支柱と横桟との連結は、従来、図6に示すような継手50を用いてなされるものであった。
【0003】
この継手50は鋳造によって成形されたものであって、上下方向の軸心を有する筒形状の第1部材51と、該第1部材51の側面から突出する第2部材52とによって略T字状を呈し、第1部材51内面の上下中央部には、径内方向に突出する凸条部53が周方向に形成され、第2部材52の外周面には、複数の凹溝54が形成されたものとなっている。
【0004】
前記横桟55は、第2部材52の外周面に外嵌され、外側からの型嵌等により凹溝54に沿うように側面部を変形することによって第2部材52にカシメ固定されており、他方、支柱56は、その外径が第1部材51における凸条部53の内径よりもやや小さく形成され、図7に示す方法によって継手50の第1部材51に固定されるようになっていた。
【0005】
図7において、57は、支柱56の内部に挿入される内型であり、該内型57は、ゴム等の弾性材料によって形成された筒形状の型材58と、該型材58の上部に備えられていて該型材58内を摺動自在に挿通するロッド59を固定した硬質のキャップ部材60と、型材58の下側に備えられていて前記ロッド59が摺動自在に挿通された硬質の受け部材61とを備えたものとなっている。
【0006】
そして、図7(a)に示すように、第1部材51内に支柱56を挿入するとともにこの支柱56に前記内型57を挿入し、図7(b)に示すように、ロッド59を下方に引くことによってキャップ部材60と受け部材61との間で型材58を圧縮し、この圧縮に伴う型材58の径方向の膨張によって支柱56を内側から圧迫する。この際、支柱56の側面部は、第1部材51の内面に沿うように膨出変形することで、該第1部材51に対してカシメ固定されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術においては、継手50が鋳造によって成形される関係上、第1部材51内面の上下中途部にしか凸条部53を形成することができず、上下両端の内面が直線状に開放しているために、支柱56を内型57によって膨出変形する際、その変形範囲を厳密に規制することが困難であった。
【0008】
すなわち、内型57の挿入状態によっては、図6のA部に示すように、第1部材51の端縁と支柱56との間に窪みkを生じさせたり、同図B部に示すように、第1部材51の端縁からはみ出た状態で支柱56が膨出bすることがあり、これでは外観が損なわれてしまって製品価値を下げる原因となるものであった。
また、支柱56は、凸条部53が係止することによって抜け止めがなされるものの、鋳造品よりなる継手50では1つの凸条部53しか金型成形できないため、これ以上の接合強度の向上は困難である。
【0009】
更に、横桟55に対して垂直方向の荷重Fがかかると、そのモーメントによって支柱56には凸条部53の上下範囲Xをスパンとした大きな作用力が付与され、当該部分に応力が集中的に発生して変形や損傷を招来し、耐久性を損なってしまうという課題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、パイプ材と継手の接合部分の外観を損なうことがなく、また、接合部分の耐久性向上、強度向上を図ったパイプ材と継手の接合構造及び接合方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明にかかるパイプ材と継手の接合構造の技術的手段は、第1に、矩形枠状の建枠7におけるパイプ材製の支柱部材5とパイプ材製の横桟6とを継手13で略T字形に連結しており、前記継手13は、前記支柱部材5を内部に挿入可能な筒形状で且つこの筒内面に軸方向中途部から径内方向に突出した凸条部18を有する第1部材15と、この第1部材15の外側面から外側方に突出し且つ前記横桟6が外嵌する第2部材16とを鋳造によって略T字形に成形され、前記支柱部材5は、前記継手13の第1部材15内に挿入された側面部に、前記第1部材15の軸方向両端間の内面に沿うように径外方向に膨出する膨出部28を備えており、前記継手13の第1部材15は、軸方向両端縁に径内方向に折曲し且つ先細り状に傾斜した折曲部19を備え、前記継手13における第1部材15両端の折曲部19の内周面に、前記支柱部材5の膨出部28両端の外周面が沿って接合している。
【0011】
第2に、前記継手13の第1部材15両端の折曲部19は、内方突出量が凸条部18の内方突出量と略同じで且つ前記支柱部材5の膨出部28の膨出範囲を軸方向両端で規制している。
本発明にかかるパイプ材と継手の接合方法の技術的手段は、矩形枠状の建枠7におけるパイプ材製の支柱部材5とパイプ材製の横桟6とを接合する継手13に、前記支柱部材5を内部に挿入可能な筒形状で且つこの筒内面に軸方向中途部から径内方向に突出した凸条部18を有する第1部材15と、この第1部材15の外側面から外側方に突出し且つ前記横桟6が外嵌する第2部材16とを略T字形に鋳造で成形し、前記継手13の第1部材15内に挿入した支柱部材5の側面部に径外方向の圧力を作用させて当該側面部を膨出変形し、前記継手13の第2部材16に横桟6を外嵌して固定することで、前記建枠7における支柱部材5と横桟6とを略T字形に連結するパイプ材と継手の接合方法であって、前記継手13の第1部材15の軸方向両端縁を、上面が径方向内側へ向かうに従って下方に移行するテーパ状の傾斜面25Aを形成した下型23と、下面が径方向内側へ向かうに従って上方に移行するテーパ状の傾斜面26Aを形成した上型22とで上下から圧縮することで、前記傾斜面25A、26Aに沿って径内方向に折曲する折曲部19を第1部材15の軸方向両端に成形し、前記継手13の第1部材15内に挿入した支柱部材5の側面部に径外方向の圧力を作用させる際に、当該側面部を前記継手13の第1部材15両端の折曲部19間で前記第1部材15の内面に沿うように膨出変形し、且つ前記継手13における第1部材15両端の折曲部19の内周面に前記支柱部材5の膨出部28両端の外周面を沿わせて接合する。
【0012】
また、本発明にかかるパイプ材と継手の接合構造は、筒形状に形成された継手部材15と、該継手部材15内に挿入して接合されるパイプ材5とを備え、前記継手部材15は、その軸方向両端縁に径内方向に折曲する折曲部19を備え、前記パイプ材5は、前記継手部材15内に挿入された側面部に、軸方向両端の折曲部19間で継手部材15の内面に沿うように径外方向に膨出する膨出部28を備えており、前記折曲部19は先細り状に傾斜していて、前記膨出部28の軸方向両端の外周面は前記折曲部19の内周面に接合していることを特徴とするものである。
【0013】
また、前記継手部材15内面の軸方向中途部に、径内方向に突出する凸条部18を形成しており、この凸条部18の内方突出量を前記折曲部19の内方突出量と略同じに形成していることを特徴とするものである。
本発明にかかるパイプ材と継手の接合方法は、筒形状に形成された継手部材15の軸方向両端縁を、上面が径方向内側へ向かうに従って下方に移行するテーパ状の傾斜面25Aを形成した下型23と、下面が径方向内側へ向かうに従って上方に移行するテーパ状の傾斜面26Aを形成した上型22とで上下から圧縮することで、前記傾斜面25A、26Aに沿って径内方向に折曲する折曲部19を成形し、この継手部材15内にパイプ材5を挿入し、その挿入されたパイプ材5の側面部に径外方向の圧力を作用することによって、当該側面部を、軸方向両端の折曲部19間で継手部材15の内面に沿うように膨出変形させるようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
上記の発明によれば、継手部材15の軸方向両端縁に径内方向に折曲する折曲部19を形成することによって、パイプ材5の膨出変形の範囲を規制できるようになり、継手部材15との間に窪みを生じたり、継手部材15からはみ出てパイプ材5が膨出変形するようなこともなく、外観を好適に維持することができるようになる。
【0015】
また、接合部分にモーメントが作用した場合、パイプ材5には、軸方向両端の折曲部19間の範囲Y(図1参照)をスパンとした小さい作用力が付与されることから、従来に比べて耐久性を向上できるものとなり、更に、継手部材15の内面の軸方向中途部に、径内方向に突出する凸条部18を形成すれば、この凸条部18と折曲部19とがパイプ材5に係止することとなって軸方向に関する接合強度が向上され、継手部材15に対するパイプ材5の抜けをより確実に防止できるものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図4及び図5は、建設工事等に用いられる組立式足場1を示しており、この組立式足場1は、足場枠2と足場板3とによって主構成されている。
前記足場枠2は、図5に示すように、前後に平行に配設された2本の支柱部材5を1組としてこれらを上下複数本(図例では4本)の横桟6で連結することによって構成された矩形枠状の建枠7を有し、この建枠7の複数(図例では3つ)を上下に着脱自在に接合することによって梯子8を構成するとともに、この梯子8の2つを図4に示す如く左右に対向させてブレース9及び横杆10にて連結することによって立体的な枠形状を呈するものとなっている。
【0017】
また、最下位の各支柱部材5に対しては、外下方に傾斜して延びる脚体11が折り畳み自在に設けられ、最上位の建枠7間には、手摺り部材12が架設して設けられている。前記足場板3は、適当な高さの左右に対向する横桟6間に架設して設けられるものとなっている。
前記建枠7を構成する支柱部材5と横桟6とは、金属製のパイプ材により構成され、これらは継手13を介して互いに連結されている。そして、本発明は、前記継手13と支柱部材5との接合に採用されたものとなっている。
【0018】
図1に示すように、前記継手13は、上下方向の軸心を有する筒形状の第1部材(本発明にかかる継手部材)15と、該第1部材15の側面から側方に突出された第2部材16とによって略T字形を呈し、鋳造によって成形されたものとなっている。
前記第1部材15の内面には、その上下中途部に径内方向に突出する凸条部18が周方向に形成されており、上下の端縁には、後述する方法によって径内方向に傾斜状に折曲する折曲部19を備えている。第2部材16は、その外面に複数の凹溝20を周方向に形成したものとなっている。
【0019】
前記横桟6は、従来技術で説明したものと同様に、第2部材16の外面に外嵌されるとともに、外側からの型嵌等によって側面部を凹溝20に沿うように変形することで第2部材16にカシメ固定されるようになっている。
そして、前記支柱部材5は、次に説明する接合方法により、継手13内に挿入された側面部に膨出部28を形成することで第1部材15に接合されるようになっている。
【0020】
この接合方法は、まず第1工程として、折曲部19を形成していない従来構造の継手13(第1部材15)に対して折曲部19を成形する加工を行う。
これは、図2に示すように、上型22と下型23とからなる金型を介したプレス加工によって行われるものであり、前記下型23は、図2(a)の如く、第1部材15内に装入される支持体24と、この支持体24の下部に設けた型材25とを有する。この型材25は、支持体24の下端から径外方向に突出し、その上面が、径方向内側へ向かうに従って下方に移行するような傾斜面25Aに形成されている。
【0021】
上型22は、円盤状に形成されるとともに、その外周部に下方突出する型材26を備えており、該型材26の下面は、径方向内側へ向かうに従って上方に移行するような傾斜面26Aに形成されている。
そして、図2(b)に示す如く、第1部材15内に支持体24を装入するとともに、上下型材25,26の傾斜面25A,26Aを第1部材15の上下端縁に当接させ、プレスによって上下型22,23を上下に圧縮することによって、傾斜面25A,26Aに沿った折曲部19が成形されるのである。
【0022】
なお、折曲部19の内方突出量は凸条部18の内方突出量と略同じとされ、この折曲部19及び凸条18部分の内径は、前記支柱部材5を挿入可能とするように該支柱部材5の外径よりもやや大きく形成されている。
次に、第1部材15に対して支柱部材5を接合する工程を行う。これは、図3(a)に示すように、第1部材15の内部に支柱部材5を挿入するとともに、この支柱部材5の内部に内型30を挿入し、同図(b)に示すように、内型30を径外方向に膨張させることによって、支柱部材5の側面部を第1部材15の内面に沿うように膨出変形させてカシメ固定するのである。
【0023】
前記内型30は、前述した従来技術と同様の構成となっており、ゴム等の弾性変形可能な部材によって筒型に形成された型材(圧力媒体)31と、該型材31の上側に配設されていて型材31内を摺動自在に挿通するロッド32を固定したキャップ部材33と、型材31の下側に配設されていて前記ロッド32が摺動自在に挿通する受け部材34とを有しており、前記ロッド32を下側に引くことによってキャップ部材33と受け部材34との間で型材31を圧縮し、この圧縮によって型材31を径外方向に膨張させるものとなっている。
【0024】
上記の方法によれば、支柱部材5の膨出部28の上下範囲が上下折曲部19によって規制されることとなるため、支柱部材5と折曲部19との間に窪みを生じたり、折曲部19をはみ出て支柱部材5が膨出変形するようなことが防止され、外観を損なうようなこともほとんどない。
更に、支柱部材5には、凸条部18だけでなく折曲部19も係止することとなるために接合強度が向上され、強固に上下方向の抜止がなされるものとなっている。
【0025】
また、横桟6に垂直方向の荷重Fがかかった場合、そのモーメントによって支柱部材5には上下折曲部19間Yをスパンとする作用力が付与され、これは従来よりも小さい力となることから、支柱部材5に対する損傷や変形が防止され、耐久性の向上、ガタつき防止等が図られるようになる。
また、第1部材15においては、折曲部19がリブとしての作用をなして強度が向上されるようになっており、折曲部19の傾斜によって膨出部28の断面変化が滑らかとなることから該部分における応力の集中が防止されるようになっている。
【0026】
本発明は、上記実施形態に限ることなく適宜設計変更可能である。
例えば、継手13は、T字形に形成されたものに限られず、Y字状、十字状等であってもよい。第1部材15内面の凸条部は省略することが可能であり、折曲部19は、第1部材15の軸心方向に対して略垂直に折曲したものであってもよい。
【0027】
膨出部28を成形する内型30は、液体等を圧力媒体とするものであってもよい。
また、本発明は、上述した組立式足場に限らず、各種の構造物等に採用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、パイプ材と継手との接合部分における外観を損なうことがなく、また、耐久性の向上、接合強度の向上を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるパイプ材と継手の接合構造を示す側面断面図である。
【図2】 折曲部の成形工程を示す側面断面図である。
【図3】 パイプ材と継手の接合工程を示す側面断面図である。
【図4】 本発明を採用した組立式足場の全体正面図である。
【図5】 同全体側面図である。
【図6】 従来技術にかかるパイプ材と継手の接合構造を示す側面断面図である。
【図7】 従来技術にかかるパイプ材と継手の接合工程を示す側面断面図である。
【符号の説明】
5 支柱部材(パイプ材)
13 継手
15 第1部材(継手部材)
19 折曲部

Claims (3)

  1. 矩形枠状の建枠(7)におけるパイプ材製の支柱部材(5)とパイプ材製の横桟(6)とを継手(13)で略T字形に連結しており、
    前記継手(13)は、前記支柱部材(5)を内部に挿入可能な筒形状で且つこの筒内面に軸方向中途部から径内方向に突出した凸条部(18)を有する第1部材(15)と、この第1部材(15)の外側面から外側方に突出し且つ前記横桟(6)が外嵌する第2部材(16)とを鋳造によって略T字形に成形され、
    前記支柱部材(5)は、前記継手(13)の第1部材(15)内に挿入された側面部に、前記第1部材(15)の軸方向両端間の内面に沿うように径外方向に膨出する膨出部(28)を備えており、
    前記継手(13)の第1部材(15)は、軸方向両端縁に径内方向に折曲し且つ先細り状に傾斜した折曲部(19)を備え、
    前記継手(13)における第1部材(15)両端の折曲部(19)の内周面に、前記支柱部材(5)の膨出部(28)両端の外周面が沿って接合していることを特徴とするパイプ材と継手の接合構造。
  2. 前記継手(13)の第1部材(15)両端の折曲部(19)は、内方突出量が凸条部(18)の内方突出量と略同じで且つ前記支柱部材(5)の膨出部(28)の膨出範囲を軸方向両端で規制していることを特徴とする請求項1に記載のパイプ材と継手の接合構造。
  3. 矩形枠状の建枠(7)におけるパイプ材製の支柱部材(5)とパイプ材製の横桟(6)とを接合する継手(13)に、前記支柱部材(5)を内部に挿入可能な筒形状で且つこの筒内面に軸方向中途部から径内方向に突出した凸条部(18)を有する第1部材(15)と、この第1部材(15)の外側面から外側方に突出し且つ前記横桟(6)が外嵌する第2部材(16)とを略T字形に鋳造で成形し、
    前記継手(13)の第1部材(15)内に挿入した支柱部材(5)の側面部に径外方向の圧力を作用させて当該側面部を膨出変形し、前記継手(13)の第2部材(16)に横桟(6)を外嵌して固定することで、前記建枠(7)における支柱部材(5)と横桟(6)とを略T字形に連結するパイプ材と継手の接合方法であって、
    前記継手(13)の第1部材(15)の軸方向両端縁を、上面が径方向内側へ向かうに従って下方に移行するテーパ状の傾斜面(25A)を形成した下型(23)と、下面が径方向内側へ向かうに従って上方に移行するテーパ状の傾斜面(26A)を形成した上型(22)とで上下から圧縮することで、前記傾斜面(25A、26A)に沿って径内方向に折曲する折曲部(19)を第1部材(15)の軸方向両端に成形し、
    前記継手(13)の第1部材(15)内に挿支柱部材(5)の側面部に径外方向の圧力を作用させ際に、当該側面部を前記継手(13)の第1部材(15)両端の折曲部(19)間で前記第1部材(15)の内面に沿うように膨出変形し、且つ前記継手(13)における第1部材(15)両端の折曲部(19)の内周面に前記支柱部材(5)の膨出部(28)両端の外周面を沿わせて接合するようにしたことを特徴とするパイプ材と継手の接合方法。
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