JPS5837051B2 - 電磁成形用コイル - Google Patents

電磁成形用コイル

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JPS5837051B2
JPS5837051B2 JP53114932A JP11493278A JPS5837051B2 JP S5837051 B2 JPS5837051 B2 JP S5837051B2 JP 53114932 A JP53114932 A JP 53114932A JP 11493278 A JP11493278 A JP 11493278A JP S5837051 B2 JPS5837051 B2 JP S5837051B2
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JP
Japan
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coil
wound
cylindrical
forming
electromagnetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP53114932A
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English (en)
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JPS5542140A (en
Inventor
良夫 高橋
誠 尾上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoue Japax Research Inc
Original Assignee
Inoue Japax Research Inc
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Publication date
Application filed by Inoue Japax Research Inc filed Critical Inoue Japax Research Inc
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Publication of JPS5542140A publication Critical patent/JPS5542140A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電磁成形装置に使用する成形用コイルの改良で
ある。
従来、成形用コイルの巻線間の電磁力によって変形した
り破断してコイル寿命が短い欠点があった。
第1図は管の拡管成形または拡管圧着加工を行なう例で
、1は電源装置、2はコンデンサ、3は開閉スイッチ、
4は電磁成形用コイル、5は成形用パイプで、端部を戒
形用の型または圧着母材6の型面に挿入保持し、パイプ
内前記成形用コイルを挿入して拡管成形する。
成形加工は所定電圧に充電されたコンデンサ2をスイッ
チ3を閉じることにより放電し、衝撃電流をコイル4に
流して変化磁界を゛発生し誘導電流の流れるパイプ5と
の間に電磁力を作用して成形するが、このとき衝撃電流
の流れるコイル4の隣同志の巻線間にも電磁力が作用す
る。
即ちこれは第2図のように隣同志の巻線に同一方向の電
流が流れるから互に吸着しようとする力が作用するが、
コイルの中央部分Cでは力が相互に釣合うが、巻き終り
の両端部A,Bでは釣合力がないために中央に向けて強
い吸引力が作用して変形したり圧着、破断してしまう。
本発明はこの欠点を除去するために提案されたもので、
筒状コイルの巻線密度を中央部分と両端部分で変化させ
、中央部分Cは密に、両端部分A,Bは疎に巻回するこ
とが特徴である。
第3図は本発明コイルの一実施例で、31は筒状コイル
、32はコイル端Bの通電用心棒で,コイル補強も兼ね
る。
33は心棒32と同軸に絶縁物34を介して固定した通
電リングで、コイル端Aを接続してある。
35は端部A全体を補強する絶縁材プッシュ 36は衝
撃電流の通電リード線である。
コイル31の中央部分Cは第4図のように拡管加工部分
に相当し、充分な電磁力が発生作用するよう密巻してあ
り、且つ拡管被成形体に密接するよう巻径も大きくして
ある。
非加工部の両端A及びBは線間を長くし疎巻きしてある
特に図のようにコイル中央から遠ざかるにしたがって次
第に線間を広げるように疎巻きすることによって効果が
大きい。
そしてこの非加工部のコイル径は中央部分Cより小径に
して発生磁場の影響を少なく軽減している。
コイル間及び全体を硬化樹脂37で固める。
コイルの加工セットは第4図のように型、または母材4
6にセットした被加工体のパイプ45内に挿入して絶縁
プッシュがパイプ45の端部に当るまで挿入すると、丁
度コイル加工部分Cが被加工体の成形加工部分に位置す
るよう配置される。
そこでコイル44にコンデンサの放電による衝撃電流を
通電することにより衝撃的に被加工体パイプ45に拡管
電磁力が作用して瞬間的に型46に圧着成形する。
コイル31を形成する隣同志の巻線間には同方向電流に
より相互間に吸着力が働くが、コイル中央部分Cでは相
互に左右の力が釣合うからコイルへの影響はないが、両
端部A,Bではコイル中央に向って引張られる。
したがって端部を一様な密度で巻回したコイルでは衝撃
電流を作動させたとき線間がつまってコイルの筒状長さ
が短縮する変形を起し、線間がつまって絶縁破壊を起す
が、前記のようにコイル両端部分A及びBを線間を広げ
て疎巻にしておくと、前記端末部の巻線に作用する中央
に引張られる力を低減でき、しかも両端部分A,Hに巻
回した線間に充分広げられているから相互間に吸着しよ
うとする力も軽減し、コイルの変形を抑えることができ
る。
また加工部を形成するコイル中央部Cは被成形パイプ5
に微小間隙で密接するよう外径が大きく構成されている
から強力な変化磁界をパイプ5に発生作用し効率の良い
成形加工ができるのに対して非加工部A,Bは外径を小
さくしてあるから、パイプ5との距離の増大に反比例し
て作用電磁力を低減でき、非加工部分の被成形パイプ5
への影響を軽減することができる。
以上のようにして効率の良い磁気成形加工ができるとと
もに、コイルの変形を防止し寿命の長い成形加工ができ
る。
なお、前記実施例において、心棒32には巻線の巻終り
部分を直接折返して利用することができる。
また図において38はコイルガイドで、被成形パイプ5
に挿入するとき、これがパイプ内壁面に密着してガイド
し、コイルを保護する樹脂絶縁膜37を傷付けず、また
コイル31の保護も行なう、またパイプ5に挿入されな
いコイル端部Aは補強材35で補強され変形を起さない
よう考慮されている。
なおコイルの巻回は導線を巻回する代りに銅パイプを所
要のピッチでワイヤーカット放電加工等により螺旋状に
切断加工してコイルを構成することができる。
第5図は他の実施例で.コイル54の加工部分に、磁場
を成形し、被成形パイプの加工部分に集中的に電磁力を
作用することのできる導電材のフィールドシェーバー5
7を設けたものである。
フィールドシェーバー57はパイプ55内壁面に微小間
隙で近接する寸法形状に構成され、且つ長さもパイプ5
5の加工部分に相当する長さに構成される。
フィールドシェーバーを設けることによって、このシェ
ーバーの寸法形状を目的加工物に対応して形成すること
により一つのコイルヲ任意の成形加工に利用することが
でき、常に高効率をもって成形加工できる。
なお、この場合もコイルは、その端部を線間を広げて疎
巻しておくことによりコイル変形が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気成形装置の一実施例説明図、第2図はコイ
ル各部に働く力分布図、第3図は本発明の一実施例磁気
成形コイルの構成図、第4図はその磁気成形セット状態
説明図、第5図は他の実施例構成図である。 1は電源、2はコンデンサ、3はスイッチ,4,31,
44,54はコイル.5,45.55はパイプ、6.4
6.56は成形型(母材)、Cはコイル中央部、A,B
はコイル端部、57はフィールドシェーバーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導線を筒状に巻回したコイルにおいて、前記筒状コ
    イルの両端部分を中央部分より疎に巻回して線間に働く
    電磁力を軽減したことを特徴とする電磁成形用コイル。 2 筒状コイルの両端部分を中央から遠ざかるにしたが
    って次第に線間を広げるように疎に巻回したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の電磁戒形用コイル
    。 3 被成形体に相当する筒状コイル中央部分を密巻きし
    、被或形体から遠ざかる筒状コイルの両端部分を疎巻き
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の電磁成形用コイル。 4 拡管用電磁成形用コイルにおいて、被形成体に相当
    する筒状コイルの中央部分を密巻きにし且つ拡管被成形
    体に密接するよう大径に巻回し、被成形体から遠ざかる
    筒状コイルの両端部分を疎巻きにし且つ前記筒状コイル
    の中央部分より小径に巻回したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の電磁成形用コイル。 5 導線を筒状に巻回したコイルにおいて、前記筒状コ
    イルの両端部分を中央部分より疎に巻回して線間に働く
    電磁力を軽減した電磁成形用コイルにおいて、前記筒状
    コイルの中央部分に磁場成形用フィールドシェーバーを
    設けたことを特徴とする電磁成形用コイル。
JP53114932A 1978-09-18 1978-09-18 電磁成形用コイル Expired JPS5837051B2 (ja)

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JPS5542140A JPS5542140A (en) 1980-03-25
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