JP3033316U - ジョイント - Google Patents

ジョイント

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JP3033316U
JP3033316U JP1996007232U JP723296U JP3033316U JP 3033316 U JP3033316 U JP 3033316U JP 1996007232 U JP1996007232 U JP 1996007232U JP 723296 U JP723296 U JP 723296U JP 3033316 U JP3033316 U JP 3033316U
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Inventor
敏明 桑原
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東都興業株式会社
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長期間の使用中に振動等の外部負荷が作用し
ても簡単には弛まず、又パイプの太さがまちまちであっ
たり、パイプの太さが変形したり、支持片の開口部の深
さに誤差があっても楔を弛むことなく打ち込めるジョイ
ントを提供する。 【解決手段】 支持片3は板体をU字状に折り曲げた本
体5と、開口部6と、一対の相対向するフック7とを備
え、楔40は上壁8と、脚部9と、テーパ面10とを備
え、パイプ1の外周を支持片3の本体5が抱持し、開口
部6内にパイプ1と直交する方向に開口部巾狭の支持フ
レーム2を挿入し、パイプ1と支持フレーム2の間に開
口部6を介して楔40を打ち込むことにより結合させる
ジョイントA1において、楔40の上壁8に斜め下方に
向けて弾性な係止片11を突設させ、又は上壁8の上面
に一つ又は複数のリブ12,12a,12bを形成する
と共に、このリブ12,12a,12bの上面にテーパ
面13を形成し、あるいは上壁8に係止片11とリブ1
2,12a,12bを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、ビニールハウスにおいて、地上に起立するアーチ状パイプ支柱に対 してシートを定着する支持フレームを直交して結合させるのに適するジョイント に関する。
【0002】
【従来の技術】
植物を育成・栽培する最近の温室たるビニールハウスは、地上に多数のアーチ 状パイプを起立し、このパイプと直交する方向に開口部巾狭の支持フレームをジ ョイントを介して結合することにより骨組を構成させ、骨組上に展張した透明又 は半透明な合成樹脂シートを支持フレームに弾性な係止線条を介して定着させて いるのが普通である。
【0003】 この場合、図8に示すように、アーチ状パイプ1に対して開口部巾狭の支持フ レーム2を連結するジョイントAは、支持片3と楔4とからなり、支持片3は板 体をU字状に折り曲げた本体5と、本体5の端部に形成した開口部6,6と、開 口部6,6の端部に設けた一対の相対向するフック7,7とを備え、楔4は上壁 8と、上壁8の両サイドに起立した脚部9,9と、脚部9,9の端面に形成した テーパ面10,10とを備え、パイプ1の外周を支持片3の本体5が抱持し、開 口部6,6内にパイプ1と直交する方向に開口部巾狭の支持フレーム2を挿入し て、パイプ1と支持フレーム2の間に上記開口部6,6を介して楔4を打ち込む ことによりパイプ1と支持フレーム2とを結合させるものである。
【0004】 この場合、楔4を打ち込んだ時、テーパ面10がパイプ1の外周を摺接し、楔 4の侵入ストロークに応じて楔4の上壁8が支持フレーム2を外方に押し上げ、 支持フレーム2の胴部をフック7,7で引掛け、最終的には楔4とフック7,7 とで支持フレーム2を挾持させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のジョイントAでは、機能上すぐれた効果があるが、安全性,確実性の面 からみたとき、次のような改良が望まれる。
【0006】 即ち、第1に楔4を打ち込んだ時、静止状態では支持フレーム2が定着され特 に問題は無いが、長期間の使用中に地震や風圧で骨組たるパイプ1や支持フレー ム2に振動が発生すると楔4が弛んでくる場合があり、この弛みを防止すること である。
【0007】 第2に、パイプ1の太さはいろいろあり、又、支持片3に形成した開口部6の 深さには加工誤差があり、この為パイプ1と支持フレーム2との間の隙間は必ず しも一定でなく楔4の脚部9より若干大きくなってしまう場合がある。更にパイ プ1をアーチ状に折り曲げた時、屈曲部が楕円状となってしまう場合があり、こ の楕円状となった部位はパイプ1の太さが変化し、やはりパイプ1と支持フレー ム2との間の隙間が大きくなる場合がある。従って、上記のような場合には、楔 4を深く打ち込んでもなお若干弛んでいる場合があり、この弛みを防止すること が望まれている。この弛みを防止するには楔4の脚部9の高さを高くすれば良い が、この場合にはパイプ1を細いものを使用したり、外径が変化した場合であっ ても、あるいは開口部6の深さが加工誤差で若干大きくなった場合でも脚部9の 高さが高いために支持フレーム2を十分にフック7方向に押圧でき、楔4の弛み が防止される。しかし、脚部9の高さを高くするとその分材料費が嵩み、パイプ 1の太さに応じた数種類の楔4を用意する必要があり、部品点数が多くなり、在 庫管理を不便にし、更には、その都度使用する楔4を選択する作業上の不便さが 生じる。更に又、脚部9の座高の高いものを使用して強制的に打ち込むと逆にパ イプ1が変形したり、フック7,7が変形し、再使用が困難となる不具合も発生 する。
【0008】 そこで、本考案の目的は、長期間の使用中に振動等の外部負荷が作用しても簡 単には弛まず、又パイプの太さがまちまちであったり、パイプの外径が楕円状に なったり、あるいは支持片の開口部の深さに誤差があっても楔を弛むことなく打 ち込め、且つパイプや支持フレームを変形させないジョイントを提供することで ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の第1の構成は、支持片と楔とからなり、支 持片は板体をU字状に折り曲げた本体と、本体の端部に形成した開口部と、開口 部の端部に設けた一対の相対向するフックとを備え、楔は上壁と、上壁の両サイ ドに起立した脚部と、脚部の端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの外周を 支持片の本体が抱持し、開口部内にパイプと直交する方向に開口部巾狭の支持フ レームを挿入し、パイプと支持フレームの間に、上記開口部を介して楔を打ち込 むことによりパイプと支持フレームとを結合させるジョイントにおいて、楔の上 壁に斜め下方に向けて弾性な係止片を突設させたことを特徴とするものである。
【0010】 この場合、上壁の前側中央に長手方向に沿ってU字状又はコ字状の切り込みを 入れて係止片を形成し、この係止片を基端を支点にして斜め下方に折り曲げるの が好ましい。
【0011】 同じく第2の構成は、支持片と楔とからなり、支持片は板体をU字状に折り曲 げた本体と、本体の端部に形成した開口部と、開口部の端部に設けた一対の相対 向するフックとを備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部と、脚部の 端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの外周を支持片の本体が抱持し、開口 部内にパイプと直交する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプと支 持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込むことによりパイプと支持フレ ームとを結合させるジョイントにおいて、楔の上壁の上面に一つ又は複数のリブ を長手方向に沿って形成し、このリブの上面にテーパ面を形成したことを特徴と するものである。
【0012】 この場合、上壁の後側に下面から上面側に向けてプレスによる一つ又は複数の 平行な筋状のリブを膨出させ、プレスの深さを前側から後側に向けて順次深くす ることによりリブの上面を前側から後側に向けて順次高くして当該上面上にテー パ面を形成させるのが好ましい。
【0013】 同じく第3の構成は、支持片と楔とからなり、支持片は板体をU字状に折り曲 げた本体と、本体の端部に形成した開口部と、開口部の端部に設けた一対の相対 向するフックとを備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部と、脚部の 端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの外周を支持片の本体が抱持し、開口 部内にパイプと直交する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプと支 持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込むことによりパイプと支持フレ ームとを結合させるジョイントにおいて、楔の上壁の上面後側に順次高さが高く なる複数のリブを形成したことを特徴とするものである。
【0014】 同じく第4の構成は、支持片と楔とからなり、支持片は板体をU字状に折り曲 げた本体と、本体の端部に形成した開口部と、開口部の端部に設けた一対の相対 向するフックとを備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部と、脚部の 端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの外周を支持片の本体が抱持し、開口 部内にパイプと直交する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプと支 持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込むことによりパイプと支持フレ ームとを結合させるジョイントにおいて、楔の上壁に斜め下方に向けて弾性な係 止片を突設させ、更に上壁の上面に一つ又は複数のリブをながち方向に沿って形 成し、このリブの上面にテーパ面を形成したことを特徴とするものである。
【0015】 同じく第5の構成は、支持片と楔とからなり、支持片は板体をU字状に折り曲 げた本体と、本体の端部に形成した開口部と、開口部の端部に設けた一対の相対 向するフックとを備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部と、脚部の 端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの外周を支持片の本体が抱持し、開口 部内にパイプと直交する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプと支 持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込むことによりパイプと支持フレ ームとを結合させるジョイントにおいて、楔の上壁に斜め下方に向けて弾性な係 止片を突設させ、更に上壁の上面後側に一つ又は順次高さが高くなる複数のリブ を形成したことを特徴とするものである。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図にもとづいて説明するが、図1乃至図5は、一 つの実施の形態を示すもので、ジョイントA1は、従来と同じく支持片3と楔4 0とからなり、支持片3は板体をU字状に折り曲げた本体5と、本体5の端部に 形成した相対向する一対の開口部6,6と、各開口部6,6の端部に設けた一対 の相対向するフック7,7とを備え、楔40は上壁8と、上壁8の両サイドに起 立した脚部9と、脚部9の端面に形成したテーパ面10とを備え、パイプ1の外 周を支持片3の本体5が抱持し、各開口部7,7内にパイプ1と直交する方向に 開口部巾狭の蟻溝状支持フレーム2を挿入し、パイプ1と支持フレーム2の間に 上記開口部6,6を介して楔40を打ち込むことによりパイプ1と支持フレーム 2とを結合させるものである。
【0017】 この場合、本考案では、更に楔40の上壁8に斜め下方に向けて弾性な係止片 11を突設させ、更に上壁8の上面に一つ又は複数のリブ12を長手方向に沿っ て形成し、このリブ12の上面にテーパ面13を形成している。
【0018】 上記係止片11は、上壁8の下面に溶接等で結合してもよいが、次のようにし て成形するのが好ましい。
【0019】 即ち、上壁8の前側中央に長手方向に沿ってU字状又はコ字状の切り込み14 を入れて長方形状の係止片11を形成し、この係止片11を基端15を支点にし て斜め下方に折り曲げたものである。
【0020】 同様にリブ12,12は、上壁8上に溶接で結合しても使用可能であるが、次 のようにして成形するのが好ましい。
【0021】 即ち、上壁8の後側に下面から上面側に向けてプレスによる一つ又は二本平行 な筋状のリブ12,12を膨出させ、プレスの深さを前側から後側に向けて順次 深くすることによりリブ12,12の上面を前側から後側に向けて順次高くして 当該上面上にテーパ面13を形成させている。上記の場合、楔40は上壁8に係 止片11とリブ12,12を備えたものであるが、係止片11のみ又はリブ12 ,12のみを備えたものであってもよい。
【0022】 次に、ジョイントA1の使用状態と作用について述べると、温室たるビニール ハウスは、地上に多数のアーチ状パイプ1を多数起立し、このパイプ1に対して 開口部が巾狭で断面が蟻溝状となっている支持フレーム2を本考案のジョイント A1を介して結合させて骨組を構成する。次いで、この骨組上に透明又は半透明 な合成樹脂シート、例えば、ピニールシートを展張し、このシートを支持フレー ム2内に弾性的係止線条を介して定着してビニールハウスを構築する。
【0023】 上記において、パイプ1に支持フレーム2を連結する場合には、次の順序で行 なう。
【0024】 まず、パイプ1に対して手動で横方向から支持片3をパイプ1の外周に挿入し てパイプ1を抱持させ、次に支持フレーム2をパイプ1と直交する方向に沿って 支持片3の開口部6,6内に挿入して仮り止めし、次いで、パイプ1と直交する 方向から開口部6,6内に楔40を挿入し、パイプ1と支持フレーム2との間に 楔40を強制的に打ち込む。この際パイプ1の外面に対して楔40の脚部9にお けるテーパ面10が摺接し、楔40の打ち込みストロークに応じて支持フレーム 2が外方に押圧され、支持フレーム2の胴部がフック7,7に引掛けられ、最終 的にはパイプ1とフック7,7との間で楔40を介して支持フレーム2が挾持さ れ、パイプ1に対して支持フレーム2が直交する方向に結合される。
【0025】 この場合、楔40の打ち込み時には、係止片11は、上壁8側に押し上げられ る為にパイプ1の外面に接っしながら侵入し、侵入後は自己復元力で下方に再び 傾斜し、その後端がパイプ1の外面に対向する為、地震,風圧で振動が発生して もこの係止片11の後端がパイプ1の外面に引掛かるために抜けなくなり、弛み が防止される。但し、楔40を抜く時には、例えば、係止片11を指で押し上げ ながら上記と反対方向にハンマー等で打ちつければよい。
【0026】 更に、パイプ1を若干細いものを使用したり、加工誤差で開口部6,6の深さ が若干深いものを使用したり、あるいは長期間の使用中に開口部6,6の深さが 若干深くなったり、更に、パイプ1をアーチ状に折り曲げた際にその屈曲部が楕 円状にとなってこの部位にジョイントA1を装着する時それぞれパイプ1と支持 フレーム2との間の隙間が大きくなったような場合であっても、楔40を深く打 ち込んでいくと楔40の後側にはリブ12,12があり、リブ12,12には後 側に向けて高くなるテーパ面13,13が形成されているから、このリブ12, 12がパイプ1とフック7,7との間の距離を補正でき、楔40の弛みが防止さ れる。
【0027】 しかも、上記リブ12,12は、楔40の上壁が若干撓むばね力と支持フレー ムの底壁が若干撓むばね力と協働してより強固に支持フレーム2を押圧する。又 、逆にリブ12,12が支持フレーム2の底壁に密接した場合であっても、上記 楔40の上壁のばね力と支持フレーム2の底壁のばね力は必要以上に押圧力が作 用した時その力を逃がす作用があり、パイプ1やフック7,7の変形を防止する 。
【0028】 図6は、本考案の他の実施の形態に係り、これは、楔40の上壁8に複数のリ ブ12a,12aを短手方向に向けて形成したものであり、この場合リブ12a ,12aは、上壁8の上面に溶接で結合しても宵が、下方から上方に向けてプレ スにより膨出させるのが好ましく、しかも前側りリブ12aから後側のリブ12 aに向けて順次高さを高くしたものである。
【0029】 リブ12aは、後側に一つ設けてもよく、この場合一つのリブ12aの上面に は後側に向けて高くなるテーパ面を形成するのが好ましい。
【0030】 図7は、本考案の他の実施の形態に係り、これは、楔40の上壁8に前側から 後側に向けて順次高さが高くなる複数の半円状リブ12b,12bを設けたもの である。このリブ12bは、上壁8に溶接等で結合してもよいが、下方から上方 に向けてプレスで膨出させるのが好ましい。各リブ12bの上面は弯曲した凸面 状あるいは断面台形状のものであってもよい。リブ12bは上壁8の後側中央に 一つ又は二つ設けたものでもよい。
【0031】 上記、図6,図7のリブ12a,12bの作用,効果は、図1のものと同じで ある。
【0032】
【考案の効果】
本考案によれば、次の効果がある。
【0033】 請求項1,6,7の考案によれば、楔の上壁に斜め下方に向けて弾性な係止 片を設けているから、楔を打ち込んだ時、この係止片の後端がパイプの外面に対 向し、地震,風圧等で振動が発生しても、この係止片がパイプに当り、楔の抜け 方向に対する弛みが防止される。
【0034】 請求項3,4,6の考案によれば、楔の上壁上面には、テーパ面を形成した リブが形成されている為にパイプの太さによって、あるいはパイプの太さが変形 により変化してパイプと支持フレームとの間の隙間がその都度変化しても、ある いは開口部の深さが加工誤差で若干変化しても大きくなった分の隙間をリブが補 正し、楔の弛みを防止する。更に、このリブは楔の補強も兼ねることができる。
【0035】 請求項2の考案によれば、楔の上壁を切り込んで係止片を形成するから、係 止片をわざわざ取り付ける必要がなく、加工性が向上し、材料の節約が図れ、経 済性にもすぐれている。
【0036】 請求項4の考案によれば、リブは上壁の下面からプレスするだけで形成でき 、リブとしての部材を必要としないから材料が節約でき、加工が容易であり、経 済性,加工性においてすぐれている。
【0037】 請求項5,7の考案によれば、順次高さが高くなるリブを形成しているから 、上記と同じくパイプと支持フレームとの間の隙間が変化しても、このリブが隙 間を補正し、楔の弛みを防止する。
【0038】 請求項3,4,5,6の考案によれば、リブが楔の上壁に設けられており、 この上壁自体の撓みによるばね力と協働するから支持フレームをより強固に押圧 する。逆に、上記ばね力は、リブからの必要以上の支持フレームに対する押圧力 を緩衝し、パイプの外面,支持フレームのフック等の変形を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るジョイントの使用状態を示す分解
斜視図である。
【図2】図1のX−X線縦断側面図である。
【図3】図1のY−Y線中央縦断側面図である。
【図4】図1のZ−Z線縦断正面図である。
【図5】楔を定着した状態のジョイントの縦断側面図で
ある。
【図6】他の実施の形態に係る楔の斜視図である。
【図7】他の実施の形態に係る楔の斜視図である。
【図8】従来のジョイントの斜視図である。
【符号の説明】
1 パイプ 2 支持フレーム 3 支持片 5 本体 6 開口部 7 フック 8 上壁 9 脚部 10 テーパ面 11 係止片 12,12a,12b リブ 13 テーパ面 14 切り込み 15 基端 40 楔 A1 ジョイント

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持片と楔とからなり、支持片は板体を
    U字状に折り曲げた本体と、本体の端部に形成した開口
    部と、開口部の端部に設けた一対の相対向するフックと
    を備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部
    と、脚部の端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの
    外周を支持片の本体が抱持し、開口部内にパイプと直交
    する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプ
    と支持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込む
    ことによりパイプと支持フレームとを結合させるジョイ
    ントにおいて、楔の上壁に斜め下方に向けて弾性な係止
    片を突設させたことを特徴とするジョイント。
  2. 【請求項2】 上壁の前側中央に長手方向に沿ってU字
    状又はコ字状の切り込みを入れて係止片を形成し、この
    係止片を基端を支点にして斜め下方に折り曲げた請求項
    1のジョイント。
  3. 【請求項3】 支持片と楔とからなり、支持片は板体を
    U字状に折り曲げた本体と、本体の端部に形成した開口
    部と、開口部の端部に設けた一対の相対向するフックと
    を備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部
    と、脚部の端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの
    外周を支持片の本体が抱持し、開口部内にパイプと直交
    する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプ
    と支持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込む
    ことによりパイプと支持フレームとを結合させるジョイ
    ントにおいて、楔の上壁の上面に一つ又は複数のリブを
    長手方向沿って形成し、このリブの上面にテーパ面を形
    成したことを特徴とするジョイント。
  4. 【請求項4】 上壁の後側に下面から上面側に向けてプ
    レスによる一つ又は複数の平行な筋状のリブを膨出さ
    せ、プレスの深さを前側から後側に向けて順次深くする
    ことによりリブの上面を前側から後側に向けて順次高く
    して当該上面上にテーパ面を形成させている請求項3の
    ジョイント。
  5. 【請求項5】 支持片と楔とからなり、支持片は板体を
    U字状に折り曲げた本体と、本体の端部に形成した開口
    部と、開口部の端部に設けた一対の相対向するフックと
    を備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部
    と、脚部の端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの
    外周を支持片の本体が抱持し、開口部内にパイプと直交
    する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプ
    と支持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込む
    ことによりパイプと支持フレームとを結合させるジョイ
    ントにおいて、楔の上壁の上面後側に順次高さが高くな
    る複数のリブを形成したことを特徴とするジョイント。
  6. 【請求項6】 支持片と楔とからなり、支持片は板体を
    U字状に折り曲げた本体と、本体の端部に形成した開口
    部と、開口部の端部に設けた一対の相対向するフックと
    を備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部
    と、脚部の端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの
    外周を支持片の本体が抱持し、開口部内にパイプと直交
    する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプ
    と支持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込む
    ことによりパイプと支持フレームとを結合させるジョイ
    ントにおいて、楔の上壁に斜め下方に向けて弾性な係止
    片を突設させ、更に上壁の上面に一つ又は複数のリブを
    長手方向に沿って形成し、このリブの上面にテーパ面を
    形成したことを特徴とするジョイント。
  7. 【請求項7】 支持片と楔とからなり、支持片は板体を
    U字状に折り曲げた本体と、本体の端部に形成した開口
    部と、開口部の端部に設けた一対の相対向するフックと
    を備え、楔は上壁と、上壁の両サイドに起立した脚部
    と、脚部の端面に形成したテーパ面とを備え、パイプの
    外周を支持片の本体が抱持し、開口部内にパイプと直交
    する方向に開口部巾狭の支持フレームを挿入し、パイプ
    と支持フレームの間に上記開口部を介して楔を打ち込む
    ことによりパイプと支持フレームとを結合させるジョイ
    ントにおいて、楔の上壁に斜め下方に向けて弾性な係止
    片を突設させ、更に上壁の上面後側に一つ又は順次高さ
    が高くなる複数のリブを形成したことを特徴とするジョ
    イント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3495963B2 (ja) 2000-01-18 2004-02-09 定夫 本岡 ビニールハウスのパイプ変形部の連結具
JP2014171445A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Sato Sangyo Kk パイプ止め構造
JP2017085939A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 東都興業株式会社 ジョイント

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