JP4742854B2 - ボックスユニット - Google Patents

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本発明は、建造物の壁面に設置される通電機器を備えたボックスユニットに関するものである。
建造物の壁面(玄関や塀)に設置されるインターホンは、スピーカ等の通電機器を備えたボックスユニット構造を備えている。このようなボックスユニットの一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1には、外観を良好にすると共に、ネジの締結や内器ボックスと化粧パネルとの熱膨張係数の違いによる割れの発生や変形を防ぐことのできる化粧パネルブロックを備えたロビーインターホンが開示されている。
実開平5−11607号公報
このボックスユニットを建造物の新築時に設置する場合には、予め設置箇所に通電機器を収容するための空間(くぼみ、穴等)を設けておき、壁面からの突出が少なくなるように配慮することができる。
また、既設の建造物に、新たにボックスユニットを設置する場合に、壁に窪み又は穴を設けるのは、手間やコスト面で現実的ではなく、ボックスユニットは専ら壁面にそのまま設置されることが多い。そのため、ボックスユニットの壁面からの突出量は、新築時に設置する場合よりも、既設の建造物に設置する場合の方が大きくなる。
壁面にくぼみ又は穴を設け、このくぼみ又は穴に通電機器を収容することができるボックスユニットは、埋込式ボックスユニットと称され、くぼみ又は穴を設けていない壁面に設置するボックスユニットは、露出式ボックスユニットと称されている。
ところで、既設用のボックスユニット(露出式ボックスユニット)は、新設の建造物の壁面にも設置可能であるが、ボックスユニットの壁面からの突出量が大きいと、美観を損なうので、突出量は極力小さくするのが好ましい。
しかし、既設用のボックスユニットを採用すると、壁面にくぼみや穴が設けられていても、そのくぼみや穴を有効利用することができず、壁面からの突出量は大きくなってしまう。また、新築用と既設用の二種類のボックスユニットを製造するのはコスト高である。
そこで本発明は、既設の建造物であっても、壁にくぼみ又は穴が設けられている場合は、壁からの突出量を小さくすることができるボックスユニットを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、請求項1の発明では、通電機器を備え、且つ、建造物壁面に設置されるボックスユニットにおいて、通電機器を保持する通電機器保持部材を設け、前記通電機器保持部材と建造物壁面の間に、通電機器を収容する空間の大きさを調整するスペーサを介在可能にしたものであり、建造物壁面に通電機器を収容するくぼみや穴がなくても、通電機器を収容する空間を確保し得る大きさのスペーサを、通電機器保持部材と建造物壁面との間に着脱可能に設けることによって、前記通電機器保持部材にて保持される通電機器が、建造物壁面にくぼみや穴が設けられている場合には同くぼみや穴に収容され、建造物壁面にくぼみや穴が設けられていない場合にはスペーサによって確保される空間に収容されるようになした。
請求項2の発明は、請求項1の発明のボックスユニットにおいて、通電機器保持部材が、外側カバーによって覆われているものとした。
請求項3の発明では、請求項2の発明のボックスユニットにおいて、通電機器保持部材とスペーサは互いに嵌合しており、前記スペーサの建造物壁面側には水密保持部材が嵌合しており、スペーサを取り外した際に、通電機器保持部材は水密保持部材と嵌合可能であるように構成した。
請求項1の発明では、通電機器を収容する空間の大きさを調整するスペーサを着脱可能に設けたので、建造物の壁に通電機器を収容するくぼみや穴があれば、スペーサを外して壁面からの突出量(突出高さ)を少なく(小さく)することができ、建造物の壁に通電機器を収容するくぼみや穴がなければ、スペーサによって通電機器を収容する空間を確保し、建造物の壁にボックスユニットを設置することができる。また、通電機器を保持する通電機器保持部材を設け、前記通電機器保持部材と建造物壁面の間に、通電機器を収容する空間の大きさを調整するスペーサを介在可能にしたので、建造物壁面にくぼみ又は穴があるか否かを問わず、ボックスユニットを設置することができ、特に、建造物壁面にくぼみ又は穴がある場合には、スペーサを外すことにより、ボックスユニットの建造物壁面からの突出量を少なくすることができる。
請求項2の発明では、通電機器を保持する通電機器保持部材が、外側カバーによって覆われ
請求項3の発明では、通電機器保持部材とスペーサは互いに嵌合しており、前記スペーサの建造物壁面側には水密保持部材が嵌合しており、スペーサを取り外した際に、通電機器保持部材は水密保持部材と嵌合可能であるように構成したので、スペーサを設ける場合と取り外す場合のいずれにおいても、建造物壁面とボックスユニットとの間の水密を良好に保つことができる。
図1は、本発明を実施したボックスユニット1の縦断側面図であり、図2は、ボックスユニット1の分解断面図である。図1に示すように、ボックスユニット1は、スピーカ7(通電機器)を備えた通電機器保持部材3が、スペーサ4と防水パッキン5とを介して建造物の壁10に設置されている。また、通電機器保持部材3は、防カバー2(外側カバー)で覆われている。
ボックスユニット1の構造を、図2を参照しながら説明する。通電機器保持部材3の壁10側の外周部分には、嵌合部3eが設けてある。嵌合部3eは、通電機器保持部材3の外縁に沿って設けられている。通電機器保持部材3には、スピーカ7や、図示しないマイクが保持されている。
嵌合部3eより内側には、ボルト8を通す貫通孔3a、3bが設けてある。また、通電機器保持部材3の嵌合部3eとは反対側、すなわち、壁10とは反対側の外縁部分には、段部3dが形成されている。通電機器保持部材3の段部3dを形成した側の下部には、係合部3cが設けられている。図2に示すように、通電機器保持部材3は、通電機器本体6と共にスピーカ7等の通電機器を覆っている。
通電機器保持部材3の段部3dには、防雨カバー2の端部2cが嵌合し、さらに係合部3cに、防雨カバー2に設けたフック2bを係合させることにより、防雨カバー2が通電機器保持部材3と一体化されるようになっている。
スペーサ4の壁10とは反対側の外周(外縁)には、端部4aが形成されている。図1に示すように端部4aは、通電機器保持部材3の嵌合部3eと嵌合する。また、スペーサ4には、通電機器保持部材3の貫通孔3aと同心の貫通孔4bが設けてある。さらに、壁10には貫通孔3a及び貫通孔4bと同心のねじ穴10aが設けてある。通電機器保持部材3の嵌合部3eとスペーサ4の端部4aとを嵌合させ、ボルト8を貫通孔3a及び4bを介して壁10のねじ孔10aに螺合させることにより、通電機器保持部3を壁10に固定することができるようになっている。
スペーサ4の壁10側の外縁部分には、嵌合部4dが設けてある。この嵌合部4dには、防水パッキン5の嵌合部5aが嵌合可能になっている。防水パッキン5は、スペーサ4(ボックスユニット1)と壁10の間の水密を保つ役割を果たしている。なお、スペーサ4には、電気や信号を通す図示しない配線を通すための開口4cが設けてある。
ボックスユニット1を壁10に固定した後においても、防雨カバー2のみは、係合部3cに対するフック2bの係合を解くことにより、容易に取り外すことができる。また、ボルト8として六角穴付きボルトを採用すると、ボックスユニット1の壁10への取付け、及び取外しを容易に行うことができる。ボルト8の代わりに、プラスねじ又はマイナスねじを採用してもよい。
以上では、ボックスユニット1を露出式に設置する場合を説明したが、次に、図3及び図4を参照しながら、ボックスユニット1を埋込式に設置する場合を説明する。図3は、壁20に通電機器(スピーカ7)を収容する収容穴20bが設けてある場合の、ボックスユニット1の縦断側面図であり、図4は、図3のボックスユニット1の分解断面図である。
図4に示すように、壁20には、図2に示す壁10と同様のねじ穴20aが設けてある。さらに壁20には、スピーカ7を収容する収容穴20bが設けてある。一方、図3及び図4に示すボックスユニット1の構成は、図1及び図2に示すボックスユニット1の構成と比較して、スペーサ4を設けていない点のみが異なっており、その他の構成は、スペーサ4に相当する長さの分だけ、ボルト4の長さを短くした以外は全て同じである。
図4に示すように、防水パッキン5と通電機器保持部材3の間にスペーサ4がないので、防水パッキン5の嵌合部5aと通電機器保持部材3の嵌合部3eとが対向している。嵌合部3eは、スペーサ4の嵌合部4d(図2)と同じ形状を呈しているので、図3に示すように、嵌合部5aと嵌合させることができる。
その結果、ボックスユニット1の壁20からの突出量(突出高さ)T2は、図1に示すボックスユニット1の突出量(突出高さ)T1よりも小さくすることができる。従来のボックスユニットを壁20に設置しても、従来のボックスユニットには図1及び図2に示すような取り外し可能なスペーサ4がないので、壁20からの突出量(突出高さ)はT2よりも大きくなる。しかし、本発明のボックスユニット1では、スペーサ4を外すことによって、壁20からの突出量を少なくすることができる。
図2に示す壁10のように、通電機器を収容するための収容穴が設けられていない場合には、スペーサ4を取付け、図4に示す壁20のように、収容穴20bが設けられている場合には、スペーサ4を外して突出高さを低くすることができる。
図1及び図2の例では、スペーサ4は、一つ(一段)だけ設ける例を示したが、ボックスユニット1の突出高さを微調整することができるように、複数個(複数段)備えるようにしてもよい。すなわち、複数段の各スペーサ同士を嵌合させる構造を採用し、任意の個数のスペーサを使用することにより、収容する通電機器等の大きさに応じて、ボックスユニット1の壁10又は20からの突出高さを適宜必要最小限に設定することができるようになる。
本発明の、スペーサを装着した状態のボックスユニットの縦断側面図である。 図1のボックスユニットの分解断面図である。 本発明の、スペーサを外した状態のボックスユニットの縦断側面図である。 図3のボックスユニットの分解断面図である。
符号の説明
1 ボックスユニット
2 防雨カバー(外側カバー)
3 通電機器保持部材
3e 嵌合部
4 スペーサ
4d 嵌合部
5 防水パッキン
5a 嵌合部
7 スピーカ(通電機器)
10、20 壁(建造物壁面)

Claims (3)

  1. 通電機器を備え、且つ、建造物壁面に設置されるボックスユニットにおいて、通電機器を保持する通電機器保持部材を設け、前記通電機器保持部材と建造物壁面の間に、通電機器を収容する空間の大きさを調整するスペーサを介在可能にしたものであり、建造物壁面に通電機器を収容するくぼみや穴がなくても、通電機器を収容する空間を確保し得る大きさのスペーサを、通電機器保持部材と建造物壁面との間に着脱可能に設けることによって、前記通電機器保持部材にて保持される通電機器が、建造物壁面にくぼみや穴が設けられている場合には同くぼみや穴に収容され、建造物壁面にくぼみや穴が設けられていない場合にはスペーサによって確保される空間に収容されるようになしたことを特徴とするボックスユニット。
  2. 記通電機器保持部材が、外側カバーによって覆われていることを特徴とする請求項1に記載のボックスユニット。
  3. 通電機器保持部材とスペーサは互いに嵌合しており、前記スペーサの建造物壁面側には水密保持部材が嵌合しており、スペーサを取り外した際に、通電機器保持部材は水密保持部材と嵌合可能であることを特徴とする請求項2に記載のボックスユニット。
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