JP4371273B2 - 意匠部材付き開口を有した壁体 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に開示されたように、バルコニーの壁に中抜きと呼ばれる開口を形成し、この開口に意匠部材として格子を取付けて意匠部材付き開口としている。
前述のように固着具によって意匠部材を開口の内面に固着して取付けるには、開口内に固着具を入れて内面と直角とし、ドライバーなどの工具を開口内に入れて開口の内面と直角として回転操作することで、固着具を回転して取付けるのが一般的である。
このようであるから、開口の大きさが固着具、工具の全長に比べて小さい場合には、工具を開口内に入れ、その工具を開口の内面と直角として固着具を回転操作できなかったり、工具を開口内に入れて内面と直角とすることができるが、その工具を手で持って回転するスペースを確保できずに固着具をスムーズに回転操作できないことがある。
いずれにしても、開口の大きさが固着具、工具の全長に比べて小さい場合には、工具を用いて意匠部材を開口内に簡単に取付けできない。
前記意匠部材にブラケットを固着し、このブラケットの壁取付部を固着具で前記開口の内面に固着することで意匠部材を開口内に取付け、
前記壁取付部は、開口の内面に接する取付面と、固着具の頭部が押しつけられる座面と、固着具が挿通する取付用孔を有し、前記取付面は開口の内面と平行で、前記座面は取付面に対して傾斜した斜面で、前記取付用孔は座面と直角で、固着具は開口の内面と直角に対して頭部が壁裏面寄りである斜めとなるようにしたことを特徴とする意匠部材付き開口を有した壁体である。
よって、開口の大きさが固着具、工具の全長に比べて小さくとも、工具を用いて意匠部材を開口内に簡単に取付けできる。
よって、固着具で意匠部材を取付けした場合に、その意匠部材が固着具を中心として回転することがない。
これによって、前記バルコニー2の壁3は、意匠部材付き開口を有した壁体としてある。
前記開口4は、図2、図3に示すように壁3の表面3a(厚さ方向一側面)から裏面3b(厚さ方向他側面)に連通している。この実施の形態では裏面3bがバルコニーの床上空間側である。
前記意匠部材5は図2、図3に示すように縦部材5aと横部材5bで格子状となっている。意匠部材5は格子状に限ることはなく、鋳物パネル、パンチングパネルなど何でも良い。
前記横部材5bにブラケット10が固着され、そのブラケット10を開口4の内面4aに固着具20で固着して取付けてある。この実施の形態では横部材5bの長手方向両端部にブラケット10がそれぞれ固着され、そのブラケット10が開口4の左右の縦向きの内面4aに固着具20でそれぞれ固着してある。
前記壁取付部12は開口4の内面4aに接する取付面12aと、固着具20の頭部20aが押しつけられる座面12bと、この座面12bと取付面12aとに貫通した取付用孔12cを有し、壁3の裏面3b側から固着具20で固着される。
前記取付面12aは開口4の内面4aと平行で、その取付面12aの全面が開口4の内面4aに均一に接する。
前記座面12bは、取付面12aと平行に対して、その座面12bの壁裏面側(意匠部材取付部11と反対側)が取付面12aに近く、壁表面側(意匠部材取付部11側)が取付面12aから遠くなるように傾斜した斜面である。
前記取付用孔12cは座面12bと直角で、この取付用孔12cは開口4の内面4aと直角に対して座面12bに開口した部分が壁裏面寄りで、取付面12aに開口した部分が壁表面寄りとなるように斜めである。
よって、工具30を開口4内に入れて内面4aと直角とすることなしに、図4に示すように、壁3の裏面3b側から工具30を斜めに開口4内に入れ、その工具30で固着具20を回転操作できる。
したがって、開口4の大きさが固着具20、工具30の全長に比べて小さくとも、工具30を用いて意匠部材5を開口4内に簡単に取付けできる。
よって、固着具20で意匠部材5を取付けした場合に、意匠部材5が固着具20を中心として回転することがない。
これに限ることはなく、固着具20はビス、ボルトなどでも良い。つまり、固着具20は回転することで壁3に螺入してブラケット10の壁取付部12を開口4の内面4aに押しつけるものであれば良い。
この補助取付部14の補助取付面14aは壁取付部12の取付面12aと一直線状に連続し、この補助取付部14を補助固着具で開口4の内面4aに固着できるようにしてある。
このようであるから、開口4が大きく工具30を開口4内に入れて内面4aと直角にできる場合などには、この補助取付部14を補助固着具で開口4の内面4aに固着することができる。この場合、壁取付部12で固着せずに補助取付部14のみで固着して固定することもできるし、壁取付部12及び補助取付部14の両方で固着して固定することもできる。
Claims (2)
- 壁の表面と裏面に亘って連通した開口内に、意匠部材を取付けした意匠部材付き開口を有した壁体であって、
前記意匠部材にブラケットを固着し、このブラケットの壁取付部を固着具で前記開口の内面に固着することで意匠部材を開口内に取付け、
前記壁取付部は、開口の内面に接する取付面と、固着具の頭部が押しつけられる座面と、固着具が挿通する取付用孔を有し、前記取付面は開口の内面と平行で、前記座面は取付面に対して傾斜した斜面で、前記取付用孔は座面と直角で、固着具は開口の内面と直角に対して頭部が壁裏面寄りである斜めとなるようにしたことを特徴とする意匠部材付き開口を有した壁体。 - ブラケットの壁取付部に形成した取付用孔の一端部は、取付面にのみ開口し、他端部は座面にのみ開口している請求項1記載の意匠部材付き開口を有した壁体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005279420A JP4371273B2 (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 意匠部材付き開口を有した壁体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005279420A JP4371273B2 (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 意匠部材付き開口を有した壁体 |
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JP2007092294A JP2007092294A (ja) | 2007-04-12 |
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JP (1) | JP4371273B2 (ja) |
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2005
- 2005-09-27 JP JP2005279420A patent/JP4371273B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007092294A (ja) | 2007-04-12 |
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