JP4742810B2 - 外付アタッチメントのアンカー機構 - Google Patents

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Description

この発明は、既設の扉の外面に後から外付けするキーボード、電気錠ユニット或いは他の機能ユニット等(以下単に外付アタッチメントという)のアンカー機構(以下単にアンカー機構という)に係り、特に、アンカー機構の室内側カバーを外すときに扉内面を傷つけることが無いアンカー機構に関する。
例えば本出願人の製造、販売に係るボタン錠を所定の型式のシリンダ錠を装着した既設の扉に外付けする場合、図1及び図2に示すように、扉1の内外面の自由側端縁部所定の位置に切込型紙2、2を貼着し、この切込み型紙2に表示された位置に少なくとも1個の取付穴3、3を穿設する。
そして、外付アタッチメント(ボタン錠)4の裏面に植設された例えば2本の取付柱5、5(図1参照)を夫々取付穴3、3に室外側から挿通し、各取付柱5の内端に形成された雌ねじ孔と螺合するトラスビス6、6(図2参照)により、アンカー板7を介して、外付アタッチメントを扉外面に呼びつけるようにして固定する。
扉内面に露出するアンカー板7は、後述する平たい舟形のねじ隠しによって覆う。なお、図示のボタン錠については、後記特許文献1に記載されているので、更に詳細な説明は省略する。
また、上記外付アタッチメントとしては、上記ボタン錠に限定されず、後記特許文献2に記載された外付の電気錠、電気錠用のテンキーボード、ブザー、或いはインターホン等を挙げることができる。
特願2004−308680 特開平8−189233号公報
上記した構成のアンカー機構は周知であるが、都合により外付アタッチメントを外す場合には、上記した手順とは逆に、先ず上記ねじ隠しの例えば下端開口にドライバーを差し入れ、ねじ隠しを抉り上げるようにして外す。
ところが、この取り外しの際、ドライバーの先端を支点とした挺子作用によりねじ隠しを外すのであるが、作用点としてのねじ隠しの開口からの反力によりドライバーの先端が扉内面に強くあたり、扉内面が傷つくことがある、等アンカー機構には未だ改良の余地がある。
そこで、この発明は、ねじ隠しを外すときに扉内面が傷つくことがないアンカー機構を提供し、以て上記した不都合を解消することを目的としている。
上記の目的を達成するため、この発明は、外付アタッチメントの裏面に植設された少なくとも1本の取付柱を、扉面を貫通するように穿設された取付穴に室外側から挿通し、取付柱5の内端に形成された雌ねじ孔に室内側から螺合するトラスビスにより、アンカー板を介して、外付アタッチメントを扉外面に呼びつけるようにして固定し、扉内面に固定されたトラスビス及びアンカー板を、平たい舟形のねじ隠しによって覆うようにしたものにおいて、細長い板材よりなるアンカー板を、両側端縁が扉内面との間に間隙を保つように段付に形成し、一方、ねじ隠しを平たい舟形に成形し、アンカー板に対向するその凹部側にアンカー板の側端縁と係合する係止爪を形成すると共に、その下端に切欠を形成し、ねじ隠しがアンカー板を覆うようにアンカー板に装着されたとき、アンカー板の下端がねじ隠しの切欠に致るようにその形状を設定したことを特徴とする。
上記のように構成されたこの発明によるアンカー機構は、外付アタッチメントを取り外すにあたり、ねじ隠しの切欠に例えば薄いマイナスドライバーの先端を差し入れると、そのドライバーの先端は切欠の開口端縁とアンカー板に包囲された空隙内に進入する。
この状態でねじ隠しを抉り上げるようにして外すとすると、換言すれば、ドライバーの握りを作業者が手前に引くと、ドライバーの先端は切欠からの反力により扉内面を強く押すが、ドライバーの先端はアンカー板を介して扉内面を押すことになるので、扉外面が傷つけられることが無い、という所期の効果を奏する。
扉内面にトラスビスにより固定されたアンカー板の下端が、ドライバー等の工具を挿入するための切欠に致るようにアンカー板の形状を設定する、という簡単な構成で、ねじ隠しを取り外すときの扉内面の傷付を皆無にすることができた。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図3乃至図5において符号7は前記アンカー板を示し、このアンカー板7は、トラスビス6(図2参照)によって扉内面に固定されたとき縦長になる細長い板材である。
このアンカー板7は、図5に示すように、両側端縁が扉内面から少し離間するように段付になっている。
そして、図4及び図5における下面7aを扉内面に接合させるようにして、ビス穴8(図2参照)、8を通る前記トラスビス6、6により扉内面に固定される。
一方、図6乃至図10において符号9はビス隠しを示し、図示の実施例におけるビス隠し9は、全体の形状が縦長の長円形で、扉内面に対向する内面側(図7で左側)に凹部を形成した平たい舟形に形成されている。
このビス隠し9のアンカー板に対向するその凹部側にアンカー板7の側端縁と係合する4個の係止爪11、11が形成されている。
図示の実施例では、ビス隠し9は弾性材質の合成樹脂で構成されており、上記係止爪11、11はビス隠しの凹部に一体に成形され、下端に鈎部を形成した係止爪11、11は、図10において左右に拡開できる。
なお、図示の実施例では、図10における係止爪11の上下方向の寸法を大きくできず、その変形量が大きいと折れてしまうことがあるので、扉内面に固定されたビス隠し9をアンカー板に装着するとき、ビス隠し9を斜めにして片側ずつアンカー板の係止爪11に係合させると良い。
他方、図8乃至図10に示すように、ねじ隠し9の下端には例えば矩形の切欠12が形成されている。この切欠12は、例えば外付アタッチメントを取り外すにあたりねじ隠し9をアンカー板7から外すとき、マイナスドライバー等の工具を差し入れるために形成されている。
この発明の特徴的な構成は、図11に示すようにねじ隠し9をアンカー板7に装着したとき、アンカー板7の下端が切欠12に致るようにアンカー板7の形状、寸法が設定されていることである。
上記のように構成されたこの発明の一実施例によるアンカー機構は、図11に示すように、切欠12の扉内面側の部分がアンカー板7で塞がれているので、ねじ隠し9を取り外すためマイナスドライバーの先端を切欠12に差し入れると、その先端は切欠の開口端縁及びアンカー板の下端に包囲された空間に差し入れられることになり、この場合、ねじ隠し9を抉り上げるようにドライバーを操作しても扉内面が傷つけられることがないことは前記した通りである。
一方、図12に示す従来のアンカー機構においては、矢印A方向にドライバーの先端を差し入れるとき開口が大きいので差し入れやすいが、扉内面を傷つけやすいことも前記した通りである。
外付アタッチメントを扉外面に装着する一例を示す外観斜視図。 アンカー板及びトラスビスによる外付アタッチメントの呼び付け固定を説明するための外観斜視図。 アンカー板の正面図。 アンカー板の側面図。 アンカー板の下面図。 ねじ隠しの正面図。 ねじ隠しの縦断面図。 ねじ隠しの背面図。 ねじ隠しの下面図。 ねじ隠しの横断面図。 この発明の一実施例によるアンカー機構の縦断面図。 従来のアンカー機構の一例を示す縦断面図。
符号の説明
1 扉
3 取付穴
4 外付アタッチメント
5 取付柱
6 トラスビス
7 アンカー板
8 ビス穴
9 ビス隠し
11 係止爪
12 切欠

Claims (1)

  1. 外付アタッチメントの裏面に植設された少なくとも1本の取付柱を、扉面を貫通するように穿設された取付穴に室外側から挿通し、取付柱5の内端に形成された雌ねじ孔に室内側から螺合するトラスビスにより、アンカー板を介して、外付アタッチメントを扉外面に呼びつけるようにして固定し、扉内面に固定されたトラスビス及びアンカー板を、平たい舟形のねじ隠しによって覆うようにしたものにおいて、細長い板材よりなるアンカー板を、両側端縁が扉内面との間に間隙を保つように段付に形成し、一方、ねじ隠しを平たい舟形に成形し、アンカー板に対向するその凹部側にアンカー板の側端縁と係合する係止爪を形成すると共に、その下端に切欠を形成し、ねじ隠しがアンカー板を覆うようにアンカー板に装着されたとき、アンカー板の下端がねじ隠しの切欠に致るようにその形状を設定したことを特徴とする外付アタッチメントのアンカー機構。
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