JP4740625B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
このようにすると、払い出し装置における遊技球のストック数や、払い出し数を遊技者が視認できるので、一度に多量の賞球(最大75球)を払い出す玉式スロットマシンであっても、払い出し数の確認を容易にし、払い出し数に対する遊技者の疑念を払拭できる。
このようにすると、ストック部の左右幅が小さくなるので、幅狭なスペースへの配置が容易になる。特に、ドラムユニットの側方スペースに、目視可能な状態でストック部を配置する場合に有効である。
このようにすると、各ストック経路が適度に傾斜するので、遊技球の落下速度を抑えることができ、しかも、各ストック経路を直線的に傾斜させる場合に比べ、ストック部の幅寸法(又は奥行き寸法)を小さくできる。
このようにすると、払い出す遊技球の個数を正確に規定することができるだけでなく、払い出し用ストッパに作用する遊技球の荷重を軽減できる。
このようにすると、ソレノイドの個数が減るので、コストダウンを図ることができる。
このようにすると、各ストック経路における遊技球の充填不良を判定し、充填不良に起因する払い出し数エラーを防止できる。
このようにすると、各ストック経路から払い出される遊技球の個数を正確に計数し、払い出し数エラーを確実に判定できる。
このようにすると、各ストック経路における遊技球の充填不良を防止することができる。
このようにすると、払い出し装置から払い出される遊技球の速度を緩和することができるだけでなく、払い出し装置に対する外部からの不正も防止できる。
このようにすると、充填不良時に、ストック部の遊技球を一旦排出して再充填を行ったり、払い出し数エラー時に、払い出した遊技球を一旦回収して再度払い出しを行うことが可能になり、また、払い出しを行うときだけ払い出し経路を開くようにすれば、払い出し装置に対する外部からの不正も防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図、図2は、本発明の一実施形態に係る遊技機の内部正面図、図3は、本発明の一実施形態に係る遊技機の内部側面図、図4は、本発明の一実施形態に係る遊技機の制御構成を示すブロック図、図5は、本発明の一実施形態に係る遊技機の取り込み装置を示す正面図である。
また、本実施形態では、受け皿19内の遊技球Bを投入口11まで自動的に搬送する自動投入装置60が備えられている。
なお、本実施形態のスロットマシン1は、補給管27を介して島から遊技球Bの補給を受け、余った遊技球Bをオーバーフロー管28を介して島に排出するが、遊技球循環設備を持たないスロット島や新規島に設置してもよい。
ここで、貸し出される遊技球Bの単価は、現行のパチンコ機で使用されるパチンコ球の単価と一致させることが好ましい。このようにすると、玉式スロットマシンとパチンコ機との間で遊技球Bの共用が可能になるだけでなく、ホールに設置される既存の遊技球設備(遊技球計数機など)を流用できる。
なお、遊技球Bの貸し出しは、台間玉貸し機29やスロットマシン1で行うことができる。
したがって、ゲームに賭ける遊技球Bは5個単位で扱われ、一回のゲームの最大賭け数は15個(メダル3枚相当)となる。また、ゲームの入賞内容に応じて払い出される遊技球Bも5個単位であり、一回の最大払い出し数は75個(メダル15枚相当)となる。
なお、投入口11への遊技球Bの投入は、遊技者が遊技球Bを手で掴んで投入することができるほか、自動投入装置60により、受け皿19内の遊技球Bを投入口11まで自動的に搬送・投入することができる。
切り換え機39を備えることにより、払い出し装置22から払い出された遊技球Bを一時保留することができ、払い出し数が規定数に一致する場合には、一時保留した遊技球Bを受け皿19に導き、払い出し数にエラー等が発生した場合には、一時保留した遊技球Bをリフト装置25に導くように切り換え制御することができる。また、このように切り換え機39の切換により正常な払出時のみに受け皿19側を開とすることで、払出処理の時間短縮を図りつつ、不正な払出を有効に防止することができる。
図6は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(ストッパ位置)、図7は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(センサ位置)、図8は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置のA−A矢視図である。
図9は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の充填処理手順を示すフローチャート、図10は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の払い出し処理手順を示すフローチャートである。
なお、図10において、ステップ201で払い出し数に応じて個数規定用ストッパ43A〜43Fを閉じ、ステップ203で払い出し用ストッパ41を開けば、通常は正しい払出処理が行われるので、他のステップについては適宜省略することができる。すなわち、切り換え機39による切換処理や、払い出し計数用センサ46による払出数の検出は念には念を入れるための処理であり、払出処理の動作が安定的に行われる場合には省略することができる。
これらの図に示すように、第二実施形態の払い出し装置50は、個数規定用ストッパ43による払い出し数の事前設定を行わず、払い出し中における払い出し計数用センサ46の検出信号にもとづいて、実際の払い出し数をリアルタイムに計数し、実際の払い出し数が規定数に達したとき、払い出し用ストッパ41を閉じる点が第一実施形態と相違している。
これらの図に示すように、第三実施形態の払い出し装置51は、第二実施形態と同様の払い出し方式を採用するが、ストック部52のストック経路52aが螺旋状に形成されている点が第二実施形態と大きく相違している。具体的に説明すると、第三実施形態のストック部52は、全体としてほぼ円筒形状であり、その周面に沿って、並列する複数列のストック経路52aが螺旋状に形成されている。このようにすると、各ストック経路52aが適度に傾斜するので、自然落下する遊技球Bの落下速度を抑えることができ、しかも、各ストック経路52aを直線的に傾斜させる場合に比べ、ストック部52の幅寸法(又は奥行き寸法)を小さくできる。
例えば、上述した実施形態では、本発明の遊技機として玉式スロットマシンを例にとって説明したが、本発明に係る遊技機としては、遊技球を使用して遊技を行う各種の遊技機であれば、玉式スロットマシン以外にも、パチンコ機,アレンジボール機,雀球機等、その種類や機種,設置形態等は特に限定されない。
パチンコ機の場合には、多列のストック経路の各列毎にソレノイドを単独に設けることで、各列毎に球を落下・払出しすることができ、大当たり時の払出時間を短縮することができるようになり好適である。
さらに、遊技球を多列で落下・排出させるストック経路として、上述した実施形態では、直線的な自然落下の形態(第一,第二実施形態)と螺旋形状の形態(第三実施形態)を示したが、その他、安定的に球が落下し払い出される限り、直線的に傾斜するストック経路や円弧状等に湾曲する曲線式のストック経路等、任意の幾何学的形状のストック経路を選択することができる。
19 受け皿
22、50、51 払い出し装置
36 蛇行経路
37 払い出し経路
38 戻し経路
39 切り換え機
40、52 ストック部
40a、52a ストック経路
41、53 払い出し用ストッパ
42、44、54、56 ソレノイド
43、55 個数規定用ストッパ
45、57 ストック確認用センサ
46、58 払い出し計数用センサ
47 充填促進装置
B 遊技球
Claims (2)
- ゲームの入賞内容に応じて、払い出し装置から遊技球を払い出す遊技機であって、
前記払い出し装置は、
並列する複数列のストック経路を備え、各ストック経路に、それぞれ複数個の遊技球を遊技者が目視可能な状態でストックし、各ストック経路内を遊技球が自然落下して垂直方向に移動するストック部と、
前記各ストック経路の先頭位置を開閉する払い出し用ストッパとを備え、
前記各ストック経路は、垂直方向に直線状に配置され、正面から見たとき、部分的にオーバーラップする状態で左右方向に並列し、上方から見たとき、V又はW字状に並ぶように配置され、
前記払い出し用ストッパの開動作により、前記各ストック経路から同時に遊技球を払い出すことを特徴とする遊技機。 - 前記各ストック経路には、払い出す遊技球の個数を規定する個数規定用ストッパが設けられる請求項1記載の遊技機。
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