JP4740625B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を使用して遊技されるスロットマシンやパチンコ機に代表される遊技機に関し、特に、遊技球を並列的に払い出し可能としつつ、構造を簡略にしてコストダウンが図れ、かつ、払い出し装置の耐久性や保守性を高めることができる、玉式スロットマシンとして好適な遊技機に関する。
近年、遊技機規則(回動式遊技機に係る技術上の規格)の改正により、遊技球を使用して遊技するスロットマシン(以下、玉式スロットマシンという)が認められた。このような玉式スロットマシンによれば、パチンコ機との間で遊技球の共用が可能になるだけでなく、ホールに設置される既存の遊技球設備(遊技球計数機など)を流用できるという利点がある。
遊技球は、メダルに比べて低単価(1/5)であるため、玉式スロットマシンでは、メダルの所定倍数(5倍数)で遊技球を払い出す必要がある。ここで、求められる遊技球の払い出し処理能力は、一ゲームの最大払い出し時間を2秒(メダル式スロットマシンの最大払い出し時間)、一ゲームの最大払い出し球数を75球(メダル15枚相当)とすると、1秒あたり37.5球であり、パチンコ機の払い出し処理能力を上回る。
このような要求に対応する払い出し装置としては、特許文献1、2に示されるものが知られている。特許文献1に示される払い出し装置は、複数の貫通孔が形成された回転ディスクを備え、各貫通孔に保持した遊技球を回転ディスクの回転に応じて押し出すことにより、遊技球の高速な払い出しを可能にしている。また、特許文献2に示される払い出し装置は、回転ドラム(又はベルト)の外周に、幅方向及び周方向に並ぶ複数の凹部を形成し、各凹部に保持した遊技球を回転ドラムの回転に応じて5個単位で払い出すように構成されている。
特開平8−57128号公報 特開2000−345号公報
しかしながら、特許文献1に示される払い出し装置は、遊技球を直列的に払い出すので、玉式スロットマシンに適用すると、遊技球自体の移動速度がきわめて高速になり、払い出し経路などが破損する可能性がある。例えば、遊技球を直列的に払い出すパチンコ機では、1秒あたり約10球が上限とされており、これを超えると払い出し経路などが破損するおそれがある。したがって、特許文献1の払い出し装置を玉式スロットマシンに適用するには、払い出し経路などの強度を大幅に向上させる等の必要があった。
一方、特許文献2に示される払い出し装置は、遊技球を並列的に払い出すので、理論的には、遊技球自体の移動速度を上げることなく、多くの遊技球を短時間で払い出すことが可能と思われる。しかしながら、特許文献2の払い出し装置は、回転ドラム(又はベルト)や、その駆動装置(モータ、減速機構など)を必要とするため、コスト的に高くなるという問題がある。また、特許文献2の払い出し装置では、回転ドラム(又はベルト)に作用する遊技球の荷重がきわめて大きいだけでなく、凹部に汚れが堆積し易いため、耐久性や保守性にも疑問がある。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、遊技球を並列的に払い出すものでありながら、構造を簡略にしてコストダウンが図れ、しかも、払い出し装置の耐久性や保守性を高めることができる、球式スロットマシンとして好適な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機はゲームの入賞内容に応じて、払い出し装置から遊技球を払い出す遊技機であって、前記払い出し装置は、並列する複数列のストック経路に、それぞれ複数個の遊技球をストックするストック部と、前記各ストック経路の先頭位置を開閉する払い出し用ストッパとを備え、前記払い出し用ストッパの開動作により、前記各ストック経路から同時に遊技球を払い出す構成としてある。
このようにすると、回転ディスク、回転ドラムなどの回転体や、回転体の駆動装置を設けなくても、遊技球を自然落下により並列的に払い出すことが可能になるので、払い出し装置における構造の複雑化を回避し、コストダウンが図れる。また、並列する複数列のストック経路で遊技球をストックするので、遊技球の荷重を適度に分散し、耐久性を高めることができる。また、汚れが堆積し易い凹部などを形成する必要がないので、保守性も向上させることができる。
また前記ストック部は、遊技者が目視可能な状態で遊技球をストックする構成としてある。
このようにすると、払い出し装置における遊技球のストック数や、払い出し数を遊技者が視認できるので、一度に多量の賞球(最大75球)を払い出す玉式スロットマシンであっても、払い出し数の確認を容易にし、払い出し数に対する遊技者の疑念を払拭できる。
また前記各ストック経路は、正面から見たとき、部分的にオーバーラップする状態で左右方向に並ぶ構成としてある。
このようにすると、ストック部の左右幅が小さくなるので、幅狭なスペースへの配置が容易になる。特に、ドラムユニットの側方スペースに、目視可能な状態でストック部を配置する場合に有効である。
また前記各ストック経路は、同一周面に沿って螺旋状に配置される構成としてある。
このようにすると、各ストック経路が適度に傾斜するので、遊技球の落下速度を抑えることができ、しかも、各ストック経路を直線的に傾斜させる場合に比べ、ストック部の幅寸法(又は奥行き寸法)を小さくできる。
また前記各ストック経路には、払い出す遊技球の個数を規定する個数規定用ストッパが設けられる構成としてある。
このようにすると、払い出す遊技球の個数を正確に規定することができるだけでなく、払い出し用ストッパに作用する遊技球の荷重を軽減できる。
また前記各ストック経路の同一位置を開閉する前記払い出し用ストッパ及び/又は前記個数規定用ストッパは、同一ソレノイドで同時に開閉される構成としてある。
このようにすると、ソレノイドの個数が減るので、コストダウンを図ることができる。
また前記各ストック経路には、ストックした遊技球を検出するストック確認用センサが設けられる構成としてある。
このようにすると、各ストック経路における遊技球の充填不良を判定し、充填不良に起因する払い出し数エラーを防止できる。
また前記各ストック経路には、払い出される遊技球を検出する払い出し計数用センサが設けられる構成としてある。
このようにすると、各ストック経路から払い出される遊技球の個数を正確に計数し、払い出し数エラーを確実に判定できる。
また前記払い出し装置には、前記各ストック経路への遊技球の充填を促進する充填促進手段が設けられる構成としてある。
このようにすると、各ストック経路における遊技球の充填不良を防止することができる。
また前記払い出し装置の下流には、蛇行経路が設けられる構成としてある。
このようにすると、払い出し装置から払い出される遊技球の速度を緩和することができるだけでなく、払い出し装置に対する外部からの不正も防止できる。
また前記払い出し装置の下流には、当該払い出し装置から払い出された遊技球を遊技機正面の受け皿に導く払い出し経路と、当該払い出し装置から払い出された遊技球を遊技機内又は島内の遊技球循環路に導く戻し経路と、前記払い出し経路と前記戻し経路の分岐点で経路の切り換えを行う切り換え機とが設けられる構成としてある。
このようにすると、充填不良時に、ストック部の遊技球を一旦排出して再充填を行ったり、払い出し数エラー時に、払い出した遊技球を一旦回収して再度払い出しを行うことが可能になり、また、払い出しを行うときだけ払い出し経路を開くようにすれば、払い出し装置に対する外部からの不正も防止できる。
以上のように、本発明の遊技機によれば、ディスク、ドラムなどの回転体や、回転体の駆動装置を設けることなく、遊技球を自然落下を利用して並列的に払い出すことができる。これにより、払い出し装置における構造の複雑化を回避し、コストダウンが図れる。また、並列する複数列のストック経路で遊技球をストックするので、遊技球の荷重を適度に分散し、耐久性を高めることができる。また、汚れが堆積し易い凹部などを形成する必要がないので、保守性も向上させることができる。
以下、本発明の遊技機の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図、図2は、本発明の一実施形態に係る遊技機の内部正面図、図3は、本発明の一実施形態に係る遊技機の内部側面図、図4は、本発明の一実施形態に係る遊技機の制御構成を示すブロック図、図5は、本発明の一実施形態に係る遊技機の取り込み装置を示す正面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る遊技機は、遊技球B(パチンコ球)を使用して遊技される玉式のスロットマシン1であって、前面開口部を開閉する前扉10の前面側には、遊技球Bを投入する投入口11と、ゲームに掛ける遊技球Bの個数を指定するBETスイッチ12及びMAXBETスイッチ13と、回胴14(14a〜14c)の回転をスタートさせるスタートレバー15と、回胴14の回転を停止させる三つのストップボタン16(16a〜16c)と、投入された遊技球Bを返却する返却ボタン17と、遊技球B(賞球及び返却球)を払い出す払い出し口18と、払い出し口18から払い出された遊技球Bを留める受け皿19とを備えている。
また、本実施形態では、受け皿19内の遊技球Bを投入口11まで自動的に搬送する自動投入装置60が備えられている。
スロットマシン1の内部には、回胴14が組込まれるドラムユニット20と、遊技球Bを貯留する貯留タンク21と、貯留タンク21内の遊技球Bを賞球として受け皿19に払い出す払い出し装置22と、投入口11に投入された遊技球Bを遊技者のBET操作に応じてマシン内に取り込む取り込み装置23と、取り込み装置23などから送り込まれる遊技球Bを、還元経路24を介して貯留タンク21まで揚送するリフタ装置25と、スロットマシン1の各部を制御するマイクロコンピュータ等からなる制御装置26(図4参照)とを備えている。
還元経路24には、搬送途中に遊技球Bを清浄可能な清浄化装置24aが備えられ、搬送・還元される遊技球Bが、清浄化装置24aのブラシ等によって球表面が清浄されて貯留タンク21に排出・還元される。
なお、本実施形態のスロットマシン1は、補給管27を介して島から遊技球Bの補給を受け、余った遊技球Bをオーバーフロー管28を介して島に排出するが、遊技球循環設備を持たないスロット島や新規島に設置してもよい。
スロットマシン1での遊技を望む遊技者は、まず、所定の単価で遊技球Bを借りることになる。
ここで、貸し出される遊技球Bの単価は、現行のパチンコ機で使用されるパチンコ球の単価と一致させることが好ましい。このようにすると、玉式スロットマシンとパチンコ機との間で遊技球Bの共用が可能になるだけでなく、ホールに設置される既存の遊技球設備(遊技球計数機など)を流用できる。
なお、遊技球Bの貸し出しは、台間玉貸し機29やスロットマシン1で行うことができる。
遊技球Bの単価を現行のパチンコ球と一致させる場合、遊技球Bの単価は4円であり、現行のスロットマシンで使用されるメダルの単価(20円)の1/5となる。
したがって、ゲームに賭ける遊技球Bは5個単位で扱われ、一回のゲームの最大賭け数は15個(メダル3枚相当)となる。また、ゲームの入賞内容に応じて払い出される遊技球Bも5個単位であり、一回の最大払い出し数は75個(メダル15枚相当)となる。
遊技者は、投入口11に所定数以上の遊技球Bを投入した後、BETスイッチ12やMAXBETスイッチ13を操作し、ゲームに賭ける遊技球Bの個数を決める。例えば、BETスイッチ12を一回操作すると、一ゲームに5個の遊技球Bが賭けられ、BETスイッチ12を二回操作すると、一ゲームに10個の遊技球Bが賭けられ、BETスイッチ12を三回又はMAXBETスイッチ13を一回操作すると、一ゲームに15個の遊技球Bが賭けられる。
なお、投入口11への遊技球Bの投入は、遊技者が遊技球Bを手で掴んで投入することができるほか、自動投入装置60により、受け皿19内の遊技球Bを投入口11まで自動的に搬送・投入することができる。
取り込み装置23は、投入口11から投入された遊技球Bを5個単位で保持するとともに、BETスイッチ12やMAXBETスイッチ13の操作に応じて、遊技球Bを5個単位でマシン内に取り込む。ここで取り込まれた遊技球Bは、取り込み経路30を経由し、リフタ装置25に送られる。また、設定賭け数に対して遊技球Bの投入個数が不足している場合や、返却ボタン17が操作された場合には、切り換え機31により経路の切り換えが行われ、取り込み装置23内の遊技球Bが受け皿19に返却される。
なお、取り込み装置23の構造に制限はない。例えば、図5に示すように構成することができる。この図に示される取り込み装置23は、投入口11から投入された遊技球Bを傾斜に沿って一列に並べる遊技球保持経路32と、遊技球保持経路32の先頭位置を開閉する第一ストッパ33Aと、遊技球保持経路32の5球目保持位置と6球目保持位置の間を開閉する第二ストッパ33Bと、遊技球保持経路32の10球目保持位置と11球目保持位置の間を開閉する第三ストッパ33Cと、遊技球保持経路32の15球目保持位置と16球目保持位置の間を開閉する第四ストッパ33Dと、第一〜第四のストッパ33A〜33Dをそれぞれ開閉動作させるソレノイド34A〜34Dと、先頭の遊技球Bを検出する第一取り込みセンサ35A(例えば、渦電流式近接センサ)と、5球目の遊技球Bを検出する第二取り込みセンサ35Bと、10球目の遊技球Bを検出する第三取り込みセンサ35Cと、15球目の遊技球Bを検出する第四取り込みセンサ35Dとを備えて構成されている。
初期状態では、第一ストッパ33Aのみが閉じ、他のストッパ33B〜33Dは開いている。ここで、投入口11から遊技球Bを投入すると、第二取り込みセンサ35Bの検出信号(静止した遊技球の検出信号)にもとづいて第二ストッパ33Bが閉じ、また、第三取り込みセンサ35Cの検出信号にもとづいて第三ストッパ33Cが閉じ、更に、第四取り込みセンサ35Dの検出信号にもとづいて第四ストッパ33Dが閉じられる。
その後、BETスイッチ12又はMAXBETスイッチ13が操作されると、第一〜第三ストッパ33A〜33Cの選択的な開放動作により、賭け数に応じた個数の遊技球Bがマシン内に取り込まれる。例えば、賭け数が5球の場合は、第一ストッパ33Aのみを開き、賭け数が10球の場合は、第一及び第二ストッパ33A、33Bを開き、賭け数が15球の場合は、第一〜第三ストッパ33A〜33Cを開く。なお、ゲームがスタートしたら、第一ストッパ33Aを閉じた後、他のストッパ33B〜33Dを開き、初期状態に戻る。
遊技者は、BETスイッチ12又はMAXBETスイッチ13を操作した後、スタートレバー15の操作にもとづいて、三つの回胴14を回転させ、その後、ストップボタン16の操作にもとづいて、各回胴14の回転を順次停止させる。各回胴14の外周には、複数の図柄が配列されており、有効ライン上の停止図柄にもとづいて、入賞役が決定される。
払い出し装置22は、貯留タンク21から供給される遊技球Bをストックするとともに、ゲームの入賞内容に応じて、遊技球Bの払い出しを行う。払い出し装置22の下流には、蛇行経路36が設けられている。この蛇行経路36は、払い出し装置22から払い出される遊技球Bの速度を緩和するとともに、払い出し装置22に対する外部からの不正を防止している。
また、蛇行経路36の下流には、払い出し装置22から払い出された遊技球Bを受け皿19に導く払い出し経路37と、払い出し装置22から払い出された遊技球Bをリフタ装置25に導く戻し経路38と、払い出し経路37と戻し経路38の分岐点で経路の切り換えを行う切り換え機39とが設けられている。
切り換え機39を備えることにより、払い出し装置22から払い出された遊技球Bを一時保留することができ、払い出し数が規定数に一致する場合には、一時保留した遊技球Bを受け皿19に導き、払い出し数にエラー等が発生した場合には、一時保留した遊技球Bをリフト装置25に導くように切り換え制御することができる。また、このように切り換え機39の切換により正常な払出時のみに受け皿19側を開とすることで、払出処理の時間短縮を図りつつ、不正な払出を有効に防止することができる。
つぎに、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置22について、図6〜図8を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(ストッパ位置)、図7は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(センサ位置)、図8は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置のA−A矢視図である。
これらの図に示すように、払い出し装置22は、遊技球Bが自然落下する複数列のストック経路40aが並列して設けられたストック部40と、各ストック経路40aの先頭位置を開閉する払い出し用ストッパ41と、払い出し用ストッパ41を開閉動作させるソレノイド42と、払い出す遊技球Bの個数を規定する第一〜第六の個数規定用ストッパ43A〜43Fと、第一〜第六の個数規定用ストッパ43A〜43Fをそれぞれ開閉動作させるソレノイド44A〜44Fと、各ストック経路40aにストックされた遊技球Bを検出するストック確認用センサ45と、各ストック経路40aから払い出される遊技球Bを検出する払い出し計数用センサ46と、各ストック経路40aへの遊技球Bの充填を促進する充填促進装置(充填促進手段)47とを備えて構成されている。
ストック経路40aは、上端部の開口から流入した遊技球Bを、自然落下により下端部の開口まで誘導できる遊技球経路であれば、特に形状に制限はなく、例えば、垂直経路、傾斜経路のいずれとしてもよい。ストック経路40aの列数は、遊技球Bの払い出し数が5個単位で規定される場合、5列とすることが好ましい。この場合、各ストック経路40aにおける遊技球Bのストック数を15個とすれば、75個の最大払い出し数を確保できる。なお、ストック経路40aの列数は、5列に限定されないことは勿論であり、例えば、3列としてもよい。この場合では、各ストック経路40aにおける遊技球Bのストック数を25個とすれば、75個の最大払い出し数を確保でき、また、5列の場合に比べ、ストック部40の幅寸法を小さくできるという利点がある。
各ストック経路40aにストックされた遊技球Bは、閉状態の払い出し用ストッパ41によって落下規制されており、払い出し用ストッパ41の開動作に応じて、各ストック経路40aの下端部開口から同時に払い出される。このような払い出し構造によれば、回転ディスク、回転ドラムなどの回転体や、回転体の駆動装置を設けなくても、遊技球Bを並列的に払い出すことが可能になるので、払い出し装置22における構造の複雑化を回避できる。また、並列する複数列のストック経路40aで遊技球Bをストックすることにより、遊技球Bの荷重を適度に分散し、耐久性を高めることができる。また、ストック部40には、汚れが堆積し易い凹部がないので、保守性も向上させることができる。
ストック部40は、遊技者が目視可能な状態で遊技球Bをストックすることが好ましい。例えば、ストック部40をアクリルなどの透明樹脂で形成し、ドラムユニット20の側方スペースに目視可能に配置する。このようにすると、払い出し装置22における遊技球Bのストック数や、払い出し数を遊技者が視認できるので、一度に多量の賞球(最大75球)を払い出す玉式スロットマシンであっても、払い出し数の確認を容易にし、払い出し数に対する遊技者の疑念を払拭できる。
本実施形態の各ストック経路40aは、正面から見たとき、部分的にオーバーラップする状態で左右方向に並列している。具体的には、上方から見たとき、V(又はW)字状に並ぶように各ストック経路40aを配置している。このような配置構成にすると、ストック部40の左右幅が小さくなるので、幅狭なスペースへの配置が容易になり、特に、ドラムユニット20の側方スペースにストック部40を配置する場合に有効である。
個数規定用ストッパ43A〜43Fは、各ストック経路40aの対応位置を閉じることにより、規定数以上の遊技球Bが払い出されることを規制するとともに、払い出し用ストッパ41に作用する遊技球Bの荷重を減少させる。本実施形態の払い出し装置22は、各ストック経路40aの2球目保持位置と3球目保持位置の間を開閉する第一の個数規定用ストッパ43Aと、各ストック経路40aの4球目保持位置と5球目保持位置の間を開閉する第二の個数規定用ストッパ43Bと、各ストック経路40aの5球目保持位置と6球目保持位置の間を開閉する第三の個数規定用ストッパ43Cと、各ストック経路40aの7球目保持位置と8球目保持位置の間を開閉する第四の個数規定用ストッパ43Dと、各ストック経路40aの10球目保持位置と11球目保持位置の間を開閉する第五の個数規定用ストッパ43Eと、各ストック経路40aの15球目保持位置と16球目保持位置の間を開閉する第六の個数規定用ストッパ43Fとを備えており、各個数規定用ストッパ43A〜43Fの選択的な閉動作により、払い出し数を事前に規定し、その後の払い出し用ストッパ41の開動作により、規定数の遊技球Bを払い出す。
各ストック経路40aの同一位置を開閉する払い出し用ストッパ41や個数規定用ストッパ43A〜43Fは、同一ソレノイド42、44A〜44Fで同時に開閉されることが好ましい。本実施形態では、各ストック経路40aの同一位置を開閉する払い出し用ストッパ41や個数規定用ストッパ43A〜43Fを、それぞれ一部材で形成し、ソレノイド42、44A〜44Fに連結している。このような構成にすれば、ソレノイド42、44A〜44Fの個数を減らし、コストダウンを図ることができる。
ストック確認用センサ45は、各ストック経路40aの15球目保持位置に設けられ、ストックされた遊技球Bの検出を行う。ストック確認用センサ45としては、渦電流式近接センサ、反射式光学センサ、透過式光学センサなどを用いることが可能であるが、汚れや外乱光の影響を受けない渦電流式近接センサが好ましい。このようなストック確認用センサ45を設けると、各ストック経路40aにおける遊技球Bの充填不良を判定し、充填不良に起因する払い出し数エラーを防止できる。
払い出し計数用センサ46は、各ストック経路40aの先頭位置に設けられ、払い出される遊技球Bの検出を行う。払い出し計数用センサ46としては、ストック確認用センサ45と同様に渦電流式近接センサが好ましい。このような払い出し計数用センサ46を設けると、各ストック経路40aから払い出される遊技球Bの個数を正確に計数し、払い出し数エラーを確実に判定できる。
充填促進装置47は、各ストック経路40aへの遊技球Bの充填を促進できるものであればよい。例えば、図8に示すように、各ストック経路40aの上流位置に回転自在に設けられる撹拌棒48と、これを回転させるモータ49とで構成し、撹拌棒48の回転で遊技球Bを撹拌することにより、各ストック経路40aに対する遊技球Bの流入を促す。なお、充填促進手段は、このような攪拌機に限定されず、ストック部40の振動により遊技球Bの充填を促す加振機で構成してもよい。また、攪拌機と加振機は、併設することもできる。
つぎに、払い出し装置22の動作(制御手順)について、図9及び図10を参照して説明する。
図9は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の充填処理手順を示すフローチャート、図10は、本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の払い出し処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、充填処理では、まず、払い出し用ストッパ41を閉じた後(S101)、全ての個数規定用ストッパ43A〜43Fを開き(S102)、充填促進装置47をONにする(S103)。その後、タイマT1をセットし(S104)、ストック確認用センサ45の検出信号にもとづいて、各ストック経路40aにおける遊技球Bの充填状況を判断する(S105)。ここで、全てのストック経路40aに遊技球Bが充填されたと判断したら、充填促進装置47をOFFにするとともに(S106)、第六の個数規定用ストッパ43Fを閉じ(S107)、更に、充填不良カウンタをクリアして処理を終わる(S108)。
一方、タイマT1が経過しても(S109)、遊技球Bの充填が完了しない場合は、充填不良カウンタを参照し(S110)、これが所定回数未満の場合は、充填不良カウンタをインクリメントする(S111)。そして、第六の個数規定用ストッパ43Fを閉じるとともに(S112)、切り換え機39を戻し経路38側に切り換え(S113)、払い出し用ストッパ41を開く(S114)。これにより、ストック部40内の遊技球Bがリフタ装置25側に一旦排出される。その後、S101に戻り、上記の充填処理を繰り返すが、充填不良カウンタ値が所定回数に達した場合は、充填処理の繰り返しを止め、所定の故障通報処理を行う(S115)。
図10に示すように、払い出し処理では、まず、払い出し数に応じて、個数規定用ストッパ43A〜43Fを選択的に閉じた後(S201)、切り換え機39を停止位置(一時保留位置)とする(S202)。その後、払い出し用ストッパ41を所定時間開き(S203)、払い出し計数用センサ46の検出信号にもとづいて払い出し数を計数する(S204)。そして、払い出し数が規定数に一致する場合には(S205)、切り換え機39を払い出し経路側に所定時間切換えて(S206)、遊技球Bを受け皿19に払い出し、処理が終わる。一方、払い出し数が規定数に一致しない場合には、切り換え機39を戻し経路側に所定時間切換えて(S207)、一時保留状態の遊技球Bをリフタ装置25側に排出した後、充填処理を再実行し(S208)、S201に戻る。
なお、図10において、ステップ201で払い出し数に応じて個数規定用ストッパ43A〜43Fを閉じ、ステップ203で払い出し用ストッパ41を開けば、通常は正しい払出処理が行われるので、他のステップについては適宜省略することができる。すなわち、切り換え機39による切換処理や、払い出し計数用センサ46による払出数の検出は念には念を入れるための処理であり、払出処理の動作が安定的に行われる場合には省略することができる。
以上のように構成された第一実施形態のスロットマシン1によれば、ゲームの入賞内容に応じて、払い出し装置22から遊技球Bを払い出すにあたり、並列する複数列のストック経路40aに、それぞれ複数個の遊技球Bをストックするストック部40と、各ストック経路40aの先頭位置を開閉する払い出し用ストッパ41とを備え、払い出し用ストッパ41の開動作により、各ストック経路40aから同時に遊技球Bを払い出すように構成される。これにより、回転ディスク、回転ドラムなどの回転体や、回転体の駆動装置を設けなくても、自然落下する遊技球Bを並列的に払い出すことが可能になるので、払い出し装置22における構造の複雑化を回避し、コストダウンが図れる。また、並列する複数列のストック経路40aで遊技球Bをストックするので、遊技球Bの荷重を適度に分散し、耐久性を高めることができる。また、汚れが堆積し易い凹部などを形成する必要がないので、保守性も向上させることができる。
また、ストック部40は、遊技者が目視可能な状態で遊技球Bをストックするので、払い出し装置22における遊技球Bのストック数や、払い出し数を遊技者が視認できる。これにより、一度に多量の賞球を払い出す玉式スロットマシンであっても、払い出し数の確認が容易になり、払い出し数に対する遊技者の疑念を払拭できる。
また、各ストック経路40aは、正面から見たとき、部分的にオーバーラップする状態で左右方向に並ぶように配置されるので、ストック部40の左右幅が小さくなり、幅狭なスペースへの配置が容易になる。特に、ドラムユニット20の側方スペースに、目視可能な状態でストック部40を配置する本実施形態において有用である。
また、各ストック経路40aには、払い出す遊技球Bの個数を規定する個数規定用ストッパ43A〜43Fが設けられるので、払い出す遊技球Bの個数を正確に規定することができるだけでなく、払い出し用ストッパ41に作用する遊技球Bの荷重を軽減できる。
また、各ストック経路40aの同一位置を開閉する払い出し用ストッパ41や個数規定用ストッパ43A〜43Fは、同一ソレノイド42、44A〜44Fで同時に開閉されるので、ソレノイド42、44A〜44Fの個数を減らし、コストダウンが図れる。
また、各ストック経路40aには、ストックした遊技球Bを検出するストック確認用センサ45が設けられるので、各ストック経路40aにおける遊技球Bの充填不良を判定し、充填不良に起因する払い出し数エラーを防止できる。
また、各ストック経路40aには、払い出される遊技球Bを検出する払い出し計数用センサ46が設けられるので、各ストック経路40aから払い出される遊技球Bの個数を正確に計数し、払い出し数エラーを確実に判定できる。
また、払い出し装置22には、各ストック経路40aへの遊技球Bの充填を促進する充填促進装置47が設けられるので、各ストック経路40aにおける遊技球Bの充填不良を防止することができる。
また、払い出し装置22の下流には、蛇行経路36が設けられるので、払い出し装置22から払い出される遊技球Bの速度を緩和することができるだけでなく、払い出し装置22に対する外部からの不正も防止できる。
また、払い出し装置22の下流には、払い出し装置22から払い出された遊技球Bを受け皿19に導く払い出し経路37と、払い出し装置22から払い出された遊技球Bをリフタ装置25に導く戻し経路38と、払い出し経路37と戻し経路38の分岐点で経路の切り換えを行う切り換え機39とが設けられるので、充填不良時に、ストック部40の遊技球Bを一旦排出して再充填を行ったり、払い出し数エラー時に、払い出した遊技球Bを一旦回収して再度払い出しを行うことが可能になる。また、払い出しを行うときだけ払い出し経路37を開くようにすれば、払い出し装置22に対する外部からの不正も防止できる。
つぎに、本発明の第二実施形態に係る払い出し装置50について、図11〜図13を参照して説明する。ただし、第一実施形態と共通の構成については、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
図11は、本発明の第二実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(払い出し用ストッパ位置)、図12は、本発明の第二実施形態に係る払い出し装置のB−B矢視図、図13は、本発明の第二実施形態に係る払い出し装置の払い出し処理手順を示すフローチャートである。
これらの図に示すように、第二実施形態の払い出し装置50は、個数規定用ストッパ43による払い出し数の事前設定を行わず、払い出し中における払い出し計数用センサ46の検出信号にもとづいて、実際の払い出し数をリアルタイムに計数し、実際の払い出し数が規定数に達したとき、払い出し用ストッパ41を閉じる点が第一実施形態と相違している。
第二実施形態の払い出し装置50は、このような払い出し方式を適用するために、各ストック経路40aの先頭位置に独立的に動作可能な払い出し用ストッパ41(ソレノイド42)をそれぞれ設けているが、個数規定用ストッパ43(ソレノイド44)は、最上位置の一つだけでよいため、全体としてストッパやソレノイドの個数を削減し、コストダウンが図れる。また、ストック経路40a毎に払い出し数を計数して、払い出し用ストッパ41を開閉制御するので、各ストック経路40aにおける払い出し速度の差に影響されることなく、正確な払い出しができる。また、各ストック経路40aからの払い出し数に差をつけることができるので、5個単位以外のきめ細かい払い出し数設定も可能になる。
図13に示すように、第二実施形態の払い出し処理では、切り換え機39を停止位置(一時保留位置)にするとともに(S301)、タイマT2をセットし(S302)、払い出し用ストッパ41を開く(S303)。払い出し用ストッパ41を開いた状態では、払い出し計数用センサ46の検出信号にもとづいて、実際の払い出し数を計数するとともに(S304)、払い出し数が規定数に達したか否かを判断する(S305)。そして、払い出し数が規定数に達したら、払い出し用ストッパ41を閉じるとともに(S306)、切り換え機39を払い出し経路側に所定時間切換えて(S307)、遊技球Bを受け皿19に払い出し、処理が終わる。なお、払い出し数の計数処理や、計数処理結果にもとづく払い出し用ストッパ41の閉動作処理は、ストック経路40a単位で行われるが、図13のフローチャートでは省略する。
一方、タイマT2が経過しても、払い出し数が規定数に達しない場合は(S308)、払い出し用ストッパ41を閉じるとともに(S309)、切り換え機39を戻し経路側に所定時間切換えて(S310)、一時保留状態の遊技球Bをリフタ装置25側に排出した後、充填処理を再実行し(S311)、S301に戻る。
つぎに、本発明の第三実施形態に係る払い出し装置51について、図14〜図16を参照して説明する。ただし、前記実施形態と共通の構成については、前記実施形態と同じ符号を付け、前記実施形態の説明を援用する。
図14は、本発明の第三実施形態に係る払い出し装置の正面図、図15は、本発明の第三実施形態に係る払い出し装置の垂直断面図、図16は、本発明の第三実施形態に係る払い出し装置の要部拡大図である。
これらの図に示すように、第三実施形態の払い出し装置51は、第二実施形態と同様の払い出し方式を採用するが、ストック部52のストック経路52aが螺旋状に形成されている点が第二実施形態と大きく相違している。具体的に説明すると、第三実施形態のストック部52は、全体としてほぼ円筒形状であり、その周面に沿って、並列する複数列のストック経路52aが螺旋状に形成されている。このようにすると、各ストック経路52aが適度に傾斜するので、自然落下する遊技球Bの落下速度を抑えることができ、しかも、各ストック経路52aを直線的に傾斜させる場合に比べ、ストック部52の幅寸法(又は奥行き寸法)を小さくできる。
ストック部52の内周部には、各ストック経路52aの先頭位置を開閉する払い出し用ストッパ53と、払い出し用ストッパ53を開閉動作させるソレノイド54と、払い出す遊技球Bの個数を規定する個数規定用ストッパ55と、個数規定用ストッパ55を開閉動作させるソレノイド56と、各ストック経路52aにストックされた遊技球Bを検出するストック確認用センサ57と、各ストック経路52aから払い出される遊技球Bを検出する払い出し計数用センサ58とが配置されている。図16に示すように、ストッパ53、55は、ピン53a、55aを支点とする回動により、ストック経路52aの開閉を行う。ソレノイド54、56は、ストック部52の内周面に沿って縦向きに配置され、長孔53b、55bを介してストッパ53、55に連結される。このような配置構成によれば、ストッパ53、55やソレノイド54、56をストック部52の内部にコンパクトに組み込むことができるので、払い出し装置51の小型化が図れる。
以上、本発明の遊技機について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、本発明の遊技機として玉式スロットマシンを例にとって説明したが、本発明に係る遊技機としては、遊技球を使用して遊技を行う各種の遊技機であれば、玉式スロットマシン以外にも、パチンコ機,アレンジボール機,雀球機等、その種類や機種,設置形態等は特に限定されない。
パチンコ機の場合には、多列のストック経路の各列毎にソレノイドを単独に設けることで、各列毎に球を落下・払出しすることができ、大当たり時の払出時間を短縮することができるようになり好適である。
また、上述した実施形態では、一般に遊技球(パチンコ球)がメダル(パチスロメダル)の1/5価値であるのに着目して、本発明にかかる払い出し装置のストック経路を5列に設定してあるが、これは5列以外であってもよく、特に列数の限定はない。
さらに、遊技球を多列で落下・排出させるストック経路として、上述した実施形態では、直線的な自然落下の形態(第一,第二実施形態)と螺旋形状の形態(第三実施形態)を示したが、その他、安定的に球が落下し払い出される限り、直線的に傾斜するストック経路や円弧状等に湾曲する曲線式のストック経路等、任意の幾何学的形状のストック経路を選択することができる。
本発明は、遊技球を使用して遊技される遊技機に適用できる。特に、低単価の遊技球を使用して遊技され、一度に多くの遊技球を払い出す玉式スロットマシンにおいて有用である。
本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機の内部正面図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機の内部側面図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機の制御構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機の取り込み装置を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(ストッパ位置)である。 本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(センサ位置)である。 本発明の第一実施形態に係る払い出し装置のA−A矢視図である。 本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の充填処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る払い出し装置の払い出し処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る払い出し装置の水平断面図(払い出し用ストッパ位置)である。 本発明の第二実施形態に係る払い出し装置のB−B矢視図である。 本発明の第二実施形態に係る払い出し装置の払い出し処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第三実施形態に係る払い出し装置の正面図である。 本発明の第三実施形態に係る払い出し装置の垂直断面図である。 本発明の第三実施形態に係る払い出し装置の要部拡大図である。
符号の説明
1 スロットマシン
19 受け皿
22、50、51 払い出し装置
36 蛇行経路
37 払い出し経路
38 戻し経路
39 切り換え機
40、52 ストック部
40a、52a ストック経路
41、53 払い出し用ストッパ
42、44、54、56 ソレノイド
43、55 個数規定用ストッパ
45、57 ストック確認用センサ
46、58 払い出し計数用センサ
47 充填促進装置
B 遊技球

Claims (2)

  1. ゲームの入賞内容に応じて、払い出し装置から遊技球を払い出す遊技機であって、
    前記払い出し装置は、
    並列する複数列のストック経路を備え、各ストック経路に、それぞれ複数個の遊技球を遊技者が目視可能な状態でストックし、各ストック経路内を遊技球が自然落下して垂直方向に移動するストック部と、
    前記各ストック経路の先頭位置を開閉する払い出し用ストッパとを備え、
    前記各ストック経路は、垂直方向に直線状に配置され、正面から見たとき、部分的にオーバーラップする状態で左右方向に並列し、上方から見たとき、V又はW字状に並ぶように配置され、
    前記払い出し用ストッパの開動作により、前記各ストック経路から同時に遊技球を払い出すことを特徴とする遊技機。
  2. 前記各ストック経路には、払い出す遊技球の個数を規定する個数規定用ストッパが設けられる請求項記載の遊技機。
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