JP4737664B2 - 面実装型固体電解コンデンサとその製造方法 - Google Patents

面実装型固体電解コンデンサとその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は,コンデンサ素子の部分を,合成樹脂製のパッケージ体にて密封して成る固体電解コンデンサのうち,プリント回路基板等に対して半田付けにて実装できるように構成した面実装型の固体電解コンデンサと,その製造方法とに関するものである。
一般に,この種の面実装型固体電解コンデンサは,その陽極リード端子及び陰極リード端子を,前記パッケージ体の側面から外向きに突出し,この両リード端子を,前記パッケージ体の底面の方向に折り曲げることによって,フリント回路基板等に対して半田付けするように構成していた。
しかし,この構成では,リード端子がパッケージ体から突出する分だけ大型化するとともに,重量が増大するという問題があった。
そこで,最近では,小型・軽量化を図るために,例えば,特許文献1等に記載されているように構成した面実装型固体電解コンデンサが提案されている。
すなわち,この面実装型固体電解コンデンサは,図9に示すように,コンデンサ素子1と,金属板製の陽極リード端子2及び陰極リード端子3と,前記コンデンサ素子1の全体を密封する合成樹脂製のパッケージ体4とから成り,前記両リード端子2,3を,前記パッケージ体4の底部に,当該両リード端子2,3の下面が前記パッケージ体4の下面4aに略同一平面状に露出するように埋設し,この両リード端子2,3の上面側に,前記コンデンサ素子1を配設して,このコンデンサ素子1における多孔質のチップ片1aから突出する陽極棒1bを前記陽極リード端子2の上面に設けた突起部2aに対して溶接等にて固着する一方,このコンデンサ素子1におけるチップ片1aの外周の陰極膜1cを前記陰極リード端子2の上面に載せて導電性ペースト5にて接着するという構成である。
特開2003−68576号公報
ところで,この構成の面実装型固体電解コンデンサの製造に際しては,先ず,コンデンサ素子1を,両リード端子2,3の上面側に配設して,このコンデンサ素子1におけるチップ片1aから突出する陽極棒1bを前記陽極リード端子2の上面に設けた突起部2aに対して溶接等にて固着する一方,このコンデンサ素子1におけるチップ片1aの外周の陰極膜1cを前記陰極リード端子2の上面に載せて導電性ペースト5にて固着し,次いで,この状態で,図10に示すように,上下一対の成形用金型A1,A2にて,両リード端子2,3が下金型A2の上面に密接する状態にして挟み付け,この両成形用金型A1,A2におけるキャビティーB内に,合成樹脂を溶融状態で注入することによって,パッケージ体4を成形するという方法が採用される。
この場合,前記両リード端子2,3を,その上面にコンデンサ素子1を固着した状態で,上下一対の成形用金型A1,A2にて挟み付けたときにおいて,前記両リード端子のうち下金型A2の上面に対して長く密接する陰極リード端子3には,当該陰極リード端子3を上向きに曲げる方向に外力が作用し,この外力が,当該陰極リード端子3の上面に接着したコンデンサ素子1に対して,大きいストレスとして直接に及ぶことにより,このコンデンサ素子1における多孔質のチップ片1aに絶縁破壊が発生したり,前記導電性ペースト5に亀裂が発生したりすることになるから,パッケージ体4を成形するときに不良品が発生する率が高いという問題があった。
しかも,前記陰極リード端子3のパッケージ体4に対する固着は,パッケージ体4に対する密着力と,コンデンサ素子1への導電性ペースト5による接着力とに依存していることにより,この陰極リード端子3におけるパッケージ体4に対する固着強度が低いことも問題であった。
本発明は,これらの問題を解消した面実装型固体電解コンデンサと,その製造方法とを提供することを技術的課題とする。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は,
「コンデンサ素子と,金属板による陽極リード端子及び陰極リード端子と,前記コンデンサ素子の全体を密封する合成樹脂製のパッケージ体とから成り,前記両リード端子を,前記パッケージ体の底部に,当該両リード端子の下面が前記パッケージ体の下面に露出するように埋設し,この両リード端子の上面側に,前記コンデンサ素子を,当該コンデンサ素子におけるチップ片から突出する陽極棒を前記陽極リード端子の上面に対して固着するように配設して成る面実装型固体電解コンデンサにおいて,
前記陰極リード端子に,金属板による折り返し片を,前記陰極リード端子における先端の部分を当該陰極リード端子における上面側に向かって折り曲げた形態にして設け,この折り返し片の他端に,前記コンデンサ素子におけるチップ片の外周の陰極膜を導電性ペーストにて接着し,更に,前記折り返し片のうち少なくとも陰極リード端子に対して連接する部分に,貫通孔が穿設されている。」
ことを特徴としている。
本発明の請求項2は,
コンデンサ素子と,金属板による陽極リード端子及び陰極リード端子と,前記コンデンサ素子の全体を密封する合成樹脂製のパッケージ体とから成り,前記両リード端子を,前記パッケージ体の底部に,当該両リード端子の下面が前記パッケージ体の下面に露出するように埋設し,この両リード端子の上面側に,前記コンデンサ素子を,当該コンデンサ素子におけるチップ片から突出する陽極棒を前記陽極リード端子の上面に対して固着するように配設して成る面実装型固体電解コンデンサにおいて,
前記陰極リード端子に,金属板による折り返し片を,前記陰極リード端子における先端の部分を当該陰極リード端子における上面側に向かって折り曲げた形態にして設け,この折り返し片の他端に,前記コンデンサ素子におけるチップ片の外周の陰極膜を導電性ペーストにて接着し,更に,前記折り返し片のうち少なくとも陰極リード端子に対して連接する部分に,その幅寸法を狭くする切欠部が設けられている。」
ことを特徴としている。
また,本発明の製造方法は,請求項3に記載したように,
「素材の金属板からリードフレームを,これに陽極リード端子及び陰極リード端子を一体に設けて打ち抜く工程,
前記陰極リード端子の先端の部分を,その上面側に折り曲げて折り返し片を設ける工程,
前記両リード端子の上面側に,コンデンサ素子を配設して,このコンデンサ素子における陽極棒を陽極リード端子に固着する一方,このコンデンサ素子における陰極膜を前記陰極リード端子における折り返し片の先端に導電性ペーストにて接着する工程,
前記コンデンサ素子の全体を密封するパッケージ体を,当該パッケージ体の下面に前記両リード端子が露出するように合成樹脂にて成形する工程,
前記両リード端子のうち前記パッケージ体から突出する部分を切断することによってリードフレームから切り離す工程,
とを備えており,
更に,前記陰極リード端子に折り返し片を設ける工程は,当該折り返し片のうち少なくとも陰極リード端子に対して連接する部分に,貫通孔を穿設するか,幅寸法を狭くする切欠部を設ける工程を含んでいる。」
ことを特徴としている。
前記請求項1に記載したように,当該陰極リード端子の上面側への金属板による折り返し片を,その一端において一体に連接して設け,この折り返し片の他端に,前記コンデンサ素子におけるチップ片の外周の陰極膜を導電性ペーストにて接着するという構成にしたことにより,前記パッケージ体の合成樹脂による成形に際して,上下一対の成形用金型にて挟み付けたとき,両リード端子のうち陰極リード端子に,これを上向きに曲げる方向に外力が作用しても,この外力が前記コンデンサ素子におけるチップ片に伝わることを,前記折り返し片の弾性によって吸収して低減することができるから,前記パッケージ体の合成樹脂による成形に際しての不良品の発生率を確実に低減できる。
しかも,前記陰極リード端子は,これに一体に設けた折り返し片が,パッケージ体に埋設されていることにより,この陰極リード端子のパッケージ体に対する固着強度を大幅にアップすることができる。
これに加えて,前記折り返し片を,前記陰極リード端子における先端の部分を当該陰極リード端子における上面側に向かって折り曲げた形態にすることにより,前記陰極リード端子に前記折り返し片を設けることが至極簡単にできて,コストの低減を達成できる。
特に,請求項1又は2に記載したように,前記折り返し片のうち少なくとも陰極リード端子に対して連接する部分に,貫通孔を穿設するか,その幅寸法を狭くする切欠部を設けることにより,前記折り返し片における弾性を向上できるから,前記した効果,つまり,不良品発生率の低減を更に助長することができ,しかも,前記折り返し片における幅寸法を広くして,この折り返し片の先端に接当するコンデンサ素子の左右方向への傾きを小さくした状態のもとで,前記折り返し片の折り曲げを容易にしてコストの低減を図ることができる。
しかも,前記折り返し片の先端に対するコンデンサ素子におけるチップ片の導電性ペーストによる接着面積を,前記貫通孔又は切欠部の存在によって増大できるから,陰極リード端子のコンデンサ素子に対する電気的接続の確実性を向上できる。
以下,本発明の実施の形態を図面について説明する。
図1〜図4は,第1の実施の形態を示す。
この図1〜図4において,符号11は,コンデンサ素子を示し,このコンデンサ素子11は,多孔質のチップ片11aと,このチップ片11aの一端面から突出する陽極棒11bと,前記チップ片11aの外周面に形成した陰極膜11cとによって構成されている。
また,前記図1〜図4において,符号12は,金属板製の陽極リード端子を,符号13は,同じく金属板製の陰極リード端子を各々示す。
これら両リード端子12,13を,図3に示すように,平行に並べ,その上面側に,前記コンデンサ素子11を配設して,このコンデンサ素子11における陽極棒11bを前記陽極リード端子12の上面に設けた突起部12aに対して溶接等にて固着する。
一方,前記陰極リード端子13の先端には,当該陰極リード端子13の上面側に向かって折り曲げて成る折り返し片13aを一体に設けて,この折り返し片13aの先端に,前記コンデンサ素子11のチップ片11aにおける陰極膜11cを接当して,導電性ペースト15による接着にて固着する。
更にまた,前記図1〜図4において,符号14は,前記コンデンサ素子11の全体を密封するエポシキ樹脂等の耐熱性合成樹脂製のパッケージ体を示し,このパッケージ体14の底部に,前記両リード端子12,13を,当該両リード端子12,13の下面が前記パッケージ体14における下面14aに露出するように埋設されている。
このパッケージ体14の合成樹脂による成形は,図4に示すように,上面側にコンデンサ素子11を備えた両リード端子12,13を,上下一対の成形用金型A1,A2にて,両リード端子12,13が下金型A2の上面に密接する状態にして挟み付け,この状態でで,前記両成形用金型A1,A2におけるキャビティーB内に,合成樹脂を溶融状態で注入することによって行う。
このパッケージ体14の合成樹脂による成形に際し,両リード端子12,13を,上下一対の成形用金型A1,A2にて挟み付けたときにおいて,前記両リード端子12,13のうち下金型A2の上面に対して長く密接する陰極リード端子13には,当該陰極リード端子13を上向きに曲げる方向に外力が作用し,この外力が,コンデンサ素子1におけるチップ片11aに対して及ぶことになる。
この外力のチップ片11aに対する伝達を,前記折り返し片13aの弾性によって吸収して低減することができるから,前記外力のために,チップ片11aに絶縁破壊が発生したり,前記導電性ペースト15に亀裂が発生したりすることを確実に回避できる。
また,前記陰極リード端子13における折り返し片13aは,パッケージ体14の内部に埋設されていることにより,前記陰極リード端子13の前記パッケージ体14に対する固着強度を,前記折り返し片13aが存在しない場合に比べて,大幅に向上できる。
次に,図5は,前記した構成の面実装型固体電解コンデンサを製造する場合に使用する金属板製のリードフレームCを示す。
このリードフレームCは,素材の金属板から打ち抜かれたもので,このリードフレームCには,図6(A)に示すように,その長手方向に沿って適宜ピッチの間隔で,前記陽極リード端子12と,陰極リード端子13とを一体的に備えており,その各陽極リード端子12の上面における先端に,突起部12aを,溶接による固着にて設けるか,陽極リード端子12の先端の部分を上向きに折り曲げることによって設ける。
一方,前記リードフレームCにおける各陰極リード端子13の先端部分には,貫通孔13bを穿設し,この貫通孔13bを横切る折り曲げ線Dの個所において,図6(B)に示すように,上向きに折り曲げることにより,前記折り返し片13bを設ける。
前記リードフレームCにおける各両リード端子12,13の個所に,コンデンサ素子11を装着し,次いで,このコンデンサ素子11を密封するパッケージ体14を,当該パッケージ体14の下面に前記両リード端子12,13が露出するように,合成樹脂にて成形する。
次いで,前記両リード端子12,13のうち前記パッケージ体14から突出する部分を切断することによって,リードフレームCから切り離すことにより,面実装型固体電解コンデンサを製造することができる。
このように,前記折り返し片13aのうち少なくとも陰極リード端子13に対して連接する部分に,貫通孔13bを穿設することにより,前記折り返し片13aにおける弾性を向上できるから,チップ片11aに対して外力が伝達することを,より確実に低減することができる。
また,前記貫通孔13bを穿設することにより,前記折り返し片13aにおける幅寸法を広くして,この折り返し片13aの先端に接当するコンデンサ素子11の左右方向への傾きを小さくした状態のもとで,前記折り返し片13aの折り曲げを容易にすることができる。
更にまた,前記貫通孔13bを穿設することにより,前記折り返し片13aの先端に対するコンデンサ素子11におけるチップ片11aの導電性ペースト15による接着面積を,増大できるから,陰極リード端子13のコンデンサ素子11に対する電気的接続の確実性を向上できる。
次に,図6は,第2の実施の形態を,図7は,第3の実施の形態を各々示す。
これら第2及び第3の実施の形態は,前記第1の実施の形態のように,陰極リード端子13の先端部分に貫通孔13bを穿設し,この貫通孔13bの個所において上向きに折り曲げることで折り返し片13bを設けることに代えて,陰極リード端子13における先端の部分に,図6(A)に示すように,その幅を狭くする切欠部13b′を左右両側に設けるか,図7(A)に示すように,その幅を狭くする切欠部13b″を片側に設け,この切欠部13b′,切欠部13b″を横切る折り曲げ線Dの個所において,図6(B)及び図7(B)に示すように,上向きに折り曲げることで折り返し片13a′,13a″を設けるという構成したのである。
この第2又は第3の実施の形態のように構成することによっても,前記第1の実施の形態と同様に,パッケージ体14の合成樹脂による成形に際しコンデンサ素子11のチップ片11aに伝わる外力を低減すること,前記折り返し片13a′,13a″における幅寸法を広くした状態のもとで,当該折り返し片13a′,13a″の折り曲げを容易にすること,及び,前記折り返し片13a′,13a″の先端に対するコンデンサ素子11におけるチップ片11aの導電性ペースト15による接着面積を増大することを達成することができる。
なお,前記陰極リード端子13の上面側における折り返し片13aは,前記した各実施の形態のように,陰極リード端子13の先端の部分を折り曲げた形態にすることに限らず,図8に示す第4の実施の形態のように,前記折り返し片13aを,その一端を陰極リード端子13の先端に対して溶接16にて固着して成る構成にすることができる。
第1の実施の形態による面実装型固体電解コンデンサを示す縦断正面図である。 第1の実施の形態による面実装型固体電解コンデンサを示す分解斜視図である。 第1の実施の形態による面実装型固体電解コンデンサを示す要部斜視図である。 第1の実施の形態においてパッケージ体を成形している状態を示す縦断正面図である。 第1の実施の形態による面実装型固体電解コンデンサの製造に使用するリードフレームを示す斜視図である。 第2の実施の形態による面実装型固体電解コンデンサを示す要部斜視図である。 第3の実施の形態による面実装型固体電解コンデンサを示す要部斜視図である。 第4の実施の形態による面実装型固体電解コンデンサを示すの要部斜視図である。 従来の面実装型固体電解コンデンサを示す縦断正面図である。 従来の面実装型固体電解コンデンサにおいてパッケージ体を成形している状態を示す縦断正面図である。
符号の説明
11 コンデンサ素子
11a チップ片
11b 陽極棒
11c 陰極膜
12 陽極リード端子
13 陰極リード端子
13a,13a′,13a″ 折り返し片
13b 貫通孔
13b′,13b″ 切欠部
14 パッケージ体
14a パッケージ体の下面
15 導電性ペースト
16 溶接部
A1,A2 成形用金型
B キャビティー
C リードフレーム
D,D′ 折り曲げ線

Claims (3)

  1. コンデンサ素子と,金属板による陽極リード端子及び陰極リード端子と,前記コンデンサ素子の全体を密封する合成樹脂製のパッケージ体とから成り,前記両リード端子を,前記パッケージ体の底部に,当該両リード端子の下面が前記パッケージ体の下面に露出するように埋設し,この両リード端子の上面側に,前記コンデンサ素子を,当該コンデンサ素子におけるチップ片から突出する陽極棒を前記陽極リード端子の上面に対して固着するように配設して成る面実装型固体電解コンデンサにおいて,
    前記陰極リード端子に,金属板による折り返し片を,前記陰極リード端子における先端の部分を当該陰極リード端子における上面側に向かって折り曲げた形態にして設け,この折り返し片の他端に,前記コンデンサ素子におけるチップ片の外周の陰極膜を導電性ペーストにて接着し,更に,前記折り返し片のうち少なくとも陰極リード端子に対して連接する部分に,貫通孔が穿設されていることを特徴とする面実装型固体電解コンデンサ。
  2. コンデンサ素子と,金属板による陽極リード端子及び陰極リード端子と,前記コンデンサ素子の全体を密封する合成樹脂製のパッケージ体とから成り,前記両リード端子を,前記パッケージ体の底部に,当該両リード端子の下面が前記パッケージ体の下面に露出するように埋設し,この両リード端子の上面側に,前記コンデンサ素子を,当該コンデンサ素子におけるチップ片から突出する陽極棒を前記陽極リード端子の上面に対して固着するように配設して成る面実装型固体電解コンデンサにおいて,
    前記陰極リード端子に,金属板による折り返し片を,前記陰極リード端子における先端の部分を当該陰極リード端子における上面側に向かって折り曲げた形態にして設け,この折り返し片の他端に,前記コンデンサ素子におけるチップ片の外周の陰極膜を導電性ペーストにて接着し,更に,前記折り返し片のうち少なくとも陰極リード端子に対して連接する部分に,その幅寸法を狭くする切欠部が設けられていることを特徴とする面実装型固体電解コンデンサ。
  3. 素材の金属板からリードフレームを,これに陽極リード端子及び陰極リード端子を一体に設けて打ち抜く工程,
    前記陰極リード端子の先端の部分を,その上面側に折り曲げて折り返し片を設ける工程,
    前記両リード端子の上面側に,コンデンサ素子を配設して,このコンデンサ素子における陽極棒を陽極リード端子に固着する一方,このコンデンサ素子における陰極膜を前記陰極リード端子における折り返し片の先端に導電性ペーストにて接着する工程,
    前記コンデンサ素子の全体を密封するパッケージ体を,当該パッケージ体の下面に前記両リード端子が露出するように合成樹脂にて成形する工程,
    前記両リード端子のうち前記パッケージ体から突出する部分を切断することによってリードフレームから切り離す工程,
    とを備えており,
    更に,前記陰極リード端子に折り返し片を設ける工程は,当該折り返し片のうち少なくとも陰極リード端子に対して連接する部分に,貫通孔を穿設するか,幅寸法を狭くする切欠部を設ける工程を含んでいることを特徴とする面実装型固体電解コンデンサの製造方法。
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