JP4737443B2 - スナップフィット結合構造 - Google Patents

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Description

この発明は、片持ち型のスナップフィット結合構造に係り、特に、捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度等々の改善に寄与するスナップフィット結合構造に関する。
昨今、プログラマブル・コントローラ(以下、「PLC」という)の制御対象システムは、FPD製造ラインや自動車製造ライン等に代表されるように、大規模化及び高機能化する傾向にある。そのため、このような制御対象システム下にあって、リモートIOユニット(「デジタルスレーブユニット」などとも称される)の重要性が増大しつつある。
この種のリモートIOユニットは、通信制御部と、IO回路部と、端子台部分との3つの要素に大別される。これらの要素のそれぞれは、通信方式の相違、IO点数の相違、サービス機能(断線検知機能、短絡検知機能等々)の相違、外部入出力機器とのインタフェースの相違等に対応して、適切な設計を行わねばならない。
一方、この種のリモートIOユニットは、現場機器の間近に設置され、作業者の目に触れる機会も多いことから、外観体裁が重視されて、その筐体の材質としてはプラスチックが好まれる。また、入出力点数や組み込まれる機能等により回路搭載部品の数は増加するものの、設置スペース上の制約から、筐体の小型化が要請される。
このような背景下にあって、この種のリモートIOユニットの分野において、ユーザ側の要請にきめ細かくかつ低コストに対応するためには、回路全体を、通信制御部、IO回路部、端子等が含まれるベース部に3分割する一方、それぞれを専用の回路基板に搭載すると共に、それらを収容する単一の筐体については、通信部筐体部分とIO部筐体部分とに分離し、分離部における各筐体開口部同士を突き合わせ状態で結合することにより、通信制御部のコネクタ形状の相違等に対しては通信部筐体の長さやサイズを変更し、他方IO回路部におけるIO点数やサービス機能の相違については、IO部筐体の長さやサイズを変更すると言った設計手法の採用が望まれている。
しかしながら、このような設計手法を採用すると、筐体小型化の要請から、筐体内においては、通信制御部回路基板は、通信部筐体とIO部筐体とに跨って収容されることから、通信部筐体とIO部筐体との結合部においては、捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度を十分に満足する結合構造が必要とされた。
ところで、この種のリモートIOユニットの分野において、通信制御部とIO回路部とを独立した別々の筐体に収容すると共に、それらの筐体同士を結合する技術については、従来よりいくつかの例が知られている(特許文献1参照)。
一方、1個の筐体を2つの筐体部分に分離する一方、それらの筐体部分を、開口部同士が突き合わせ状態となるように結合するための結合構造としては、両筐体部分から突出するブラケットを重ねてその間をネジで締結するネジ止め構造や、同様にして両筐体の一部を重ねて超音波溶接を行う超音波溶着構造などが従来より知られている。
特開平11−135958号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術にあっては、それぞれ独立した2個の筐体同士を結合するものであるから、これを互いに開口部が突き合わせ状態にある2個の筐体部分同士の結合にそのまま採用することはできない。
一方、ネジ止め構造のものにあっては、生産ラインにおいて適用すると、ネジ締めのために比較的大なる工数が必要となることに加え、引っ張り強度に対してはある程度有効であるものの、捩り強度に対してはあまり効果を期待し得ない。また、超音波溶着による結合構造にあっては、生産ラインに適用した場合、量産で安定生産できる条件出しに比較的大なる工数を要するほか、ボスやリブに応力が集中しないように、超音波によるボス破壊時などには、ベースの再検討も必要になると言った問題点が指摘される。
他方、この種のプラスチック製筐体同士を簡易迅速に結合できる結合構造としては、いわゆるスナップフィット結合構造が従来より知られている。このスナップフィット結合構造は、対面しつつ接近可能にガイドされた第1及び第2の物体を、両者を互いに接近させる1アクションで結合するものである。
第1の物体の側には、第1の物体の先端から所定距離だけ前方へ突出され、かつ可撓性を有する片持ち梁部と第2の物体と係止されるべきヘッド部とを有する片持ち梁状係止片が設けられると共に、この片持ち梁状係止片のヘッド部には片持ち梁部の延在方向と直交する方向へ所定量だけ突出された第1の係止突部が設けられる。
一方、第2の物体の側には、第1の物体が接近する際に、片持ち梁部が撓むことによりヘッド部の第1の係止突部が乗り上げる丘部が設けられると共に、第2の物体の先端から所定距離だけ後退した位置には、この丘部を乗り越えたヘッド部の第1の係止突部が嵌入される第1の凹部が形成される。
そして、第1の物体と第2の物体とを接近させれば、第1の物体側の係止突部が丘部を越えて第2の物体側の第1の凹部に嵌入して抜け止めされることにより、第1の物体と第2の物体とは前後方向への移動を阻止されて、一体的に結合されることとなる。
しかしながら、このような従来のスナップフィット結合構造にあっては、一旦両者が結合したのちにおける結合保持力は、第1の係止突部を支える片持ち梁部の撓み強度のみに依存するものであるから、捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度については十分な満足を得られるものではない。
この発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、組立操作性のみならず、捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度についても高い性能を得ることができる改良されたスナップフィット結合構造を提供することにある。
また、この発明の他の目的とするところは、1個の筐体を2つの筐体部分に二分し、それらの筐体部分を開口部同士が突き合わせ状態となるようにして結合する場合において、両者間における捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度を十分に満足させることが可能な改良されたスナップフィット結合構造を提供することにある。
この発明のさらに他の目的とするところは、PLCのリモートIOユニットの分野において、ユーザ側の様々な要望に対して、筐体サイズを小型に維持しつつも、通信コネクタの形式の違いやIO点数の相違、さらにはサービス機能の選択的採用などにおいて、ユーザの要求に対してきめ細かな対応を可能とする改良されたスナップフィット結合構造を提供することにある。
この発明のさらに他の目的ならびに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上述の技術的な課題は、以下の構成を有するスナップフィット結合構造によって解決することができる。
すなわち、このスナップフィット結合構造は、対面しつつ接近可能にガイドされた第1及び第2の物体を、両者を互いに接近させる1アクションで結合するものである。
第1の物体の側には、第1の物体の先端から所定距離だけ前方へ突出され、かつ可撓性を有する片持ち梁部と第2の物体と係止されるべきヘッド部とを有する片持ち梁状係止片が設けられると共に、この片持ち梁状係止片のヘッド部には片持ち梁部の延在方向と直交する方向へと所定量だけ突出された第1の係止突部が設けられている。
第2の物体の側には、第1の物体が接近する際に、片持ち梁部が撓むことによりヘッド部の第1の係止突部が乗り上げる丘部が設けられると共に、第2の物体の先端から所定距離だけ後退した位置には、この丘部を乗り越えたヘッド部の第1の係止突部が嵌入される第1の凹部が形成されている。
さらに、第2の物体の側には、第1の凹部と所定距離を隔てて対向配置されると共に、片持ち梁状係止片のヘッド部が接近する際には、ヘッド部に押圧されつつ撓んで、第1の係止突部が第1の凹部へと嵌入されるのを許容する一方、第1の係止突部が第1の凹部に嵌入されたのちにあっては、撓みは復元されて第1の係止突部が第1の凹部から抜け出ることを阻止する片持ち梁状仕切片が設けられている。
このような構成によれば、第1の物体と第2の物体とが結合されたのちにあっては、片持ち梁部の延在方向(前後方向)の動きについては、従前通り、第1の係止突部が第1の凹部に嵌入されることによって阻止される一方、片持ち梁部の延在方向と直交する方向(例えば、左右方向)の動きについては、第1の凹部に嵌入された第1の係止突部がその背面側より片持ち梁状仕切片によってあてがわれ、又は押さえつけられることにより阻止される。そのため、このような改良されたスナップフィット結合構造によれば、引っ張り強度のみならず、捩れ強度及び耐振動性についても十分な性能を得ることができる。
上述のスナップフィット結合構造における好ましい実施の形態においては、第1の物体側において、片持ち梁状係止片のヘッド部の第1の係止突部には、さらに、片持ち梁部の延在方向前方又は後方へと所定量だけ突出された第2の係止突部が設けられると共に、第2の物体側において、片持ち梁状係止片のヘッド部の第1の突出部が嵌入される第1の凹部には、さらに、第2の突出部が嵌入される第2の凹部が設けられていてもよい。
このような構成によれば、ヘッド部は第2の物体に対して、片持ち梁部の延在方向(前後方向)のみならず、片持ち梁の延在方向と直交する方向(例えば、上下方向)へも移動が規制されるため、引っ張り強度は勿論のこと、捩れ強度及び耐振動性を一層向上させることができる。
上述のスナップフィット結合構造のさらに他の実施の形態においては、長手方向の一端が開口された第1のプラスチック製筐体と、長手方向の前記第1のプラスチック製筐体とは反対の一端が開口された第2のプラスチック製筐体と、を開口同士を突き合わせた状態で結合し、その結合により形成される一連の筐体内に、筐体間の境界に跨るようにして、所定の回路基板を収容する場合に適用し、第1の物体が第1のプラスチック製筐体とされ、第2の物体が第2のプラスチック製筐体とされるものであってもよい。
このような構成によれば、それぞれ一端が開口された2つのプラスチック製筐体を、その開口同士が突き合わせ状態で結合することによって1つの筐体を完成すると共に、それらの筐体間の境界に跨るようにして、所定の回路基板を収容する場合、その結合構造における捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度が良好であることから、不用意に2つの筐体を引っ張ったり、落下させたり、振動の激しい場所に設置した場合にも、内部回路基板搭載部品が損傷するなどの虞れを回避できる利点がある。
また、上述のスナップフィット結合構造のさらに他の実施の形態においては、第1及び第2のプラスチック製筐体の長手方向と直交する方向の断面が矩形であり、第1及び第2のプラスチック製筐体のそれぞれは、長手方向に沿う4面のうちの1面が開口された筐体基部と、その開口を塞ぐ筐体蓋部とを有し、かつ第1のプラスチック製筐体の筐体基部と第2のプラスチック製筐体の筐体基部との突き合わせ部における各3面のそれぞれにそれぞれを結合するために使用されるものであってもよい。
このような構成によれば、各3面のそれぞれが捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度の良好なスナップフィット結合構造により結合されるため、両筐体はほぼ一体成形された単一の筐体と同等の剛体として機能することとなる。
また、上述のスナップフィット結合構造のさらに他の実施の形態においては、第1のプラスチック製筐体の筐体基部と第2のプラスチック製筐体の筐体基部との突き合わせ部における各3面のうちの中間の面には、両筐体基部同士を対面状態で接近させるためのガイド機構が設けられていてもよい。
このような構成によれば、第1のプラスチック製筐体と第2のプラスチック製筐体とを開口部同士が突き合わせ状態で接近させた際、前後左右方向への移動がしっかりとガイドされているため、片持ち梁状係止片の中心線と第1の凹部の中心線との位置合わせが良好となり、スムーズなスナップフィット結合をなすことができる。
また、この発明のさらに他の実施の形態においては、第1のプラスチック製筐体がPLCのリモートIOユニットを構成する通信部筐体であり、かつ第2のプラスチック製筐体がPLCのリモートIOユニットを構成するIO部筐体であってもよい。
このような構成によれば、1個の筐体を通信部筐体とIO部筐体とに分離して、各筐体部分を任意の形状やサイズに変更可能とすることで、リモートIOユニットのユーザからの要請に対して、メーカ側におけるきめ細かな対応が可能となる利点がある。
本発明によれば、PLCのリモートIOユニットの分野において、ユーザ側の様々な要望に対して、筐体サイズを小型に維持しつつも、通信コネクタの形式の違いやIO点数の相違、さらにはサービス機能の選択的採用などにおいて、ユーザの要求に対してきめ細かな対応を可能とする改良されたスナップフィット結合構造を提供することことができる。
以下に、本発明の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、本発明をリモートIOユニットに適用した場合において説明する。
本発明が適用されたPLCのリモートIOユニットの組立状態の斜視図が図1に、同ユニットの分解斜視図が図2にそれぞれ示されている。
それらの図から明らかなように、このリモートIOユニット1はDINレール2へと取付が可能となされており、そのプラスチック製筐体はIO部筐体3と通信部筐体4とから構成されている。
図2に示されるように、プラスチック製のIO部筐体3は、筐体本体を構成する上面が開口されたIO部筐体基部5と、IO部筐体基部5の上面開口を塞ぐIO部筐体蓋部7とから構成されている。同様にして、プラスチック製の通信部筐体基部6は、上面が開口された筐体本体を構成する通信部筐体基部6と、通信部筐体基部6の上面開口を塞ぐ通信部筐体蓋部8とから構成されている。
図から明らかなように、IO部筐体基部5はその長手方向における左側部分が開口されており、通信部筐体基部6については右側部分が開口されている。そして、それらの開口部同士を突き合わせた状態状態において、両基部5,6は互いに結合一体化される。IO部筐体3と通信部筐体4とを結合してなる1個の筐体の中には、図2に示されるように、IO回路部基板9と通信制御部基板10とベース部基板11とが3段重ねの状態で収容される。なお、図において、9aは回路部品、10aは通信用コネクタ、11aは端子台、11bはリレーユニットである。
基板別搭載回路の説明図が図11に示されている。同図に示されるように、リモートIOユニットを構成する回路の全体は、ベース部Aと通信制御部BとIO回路部Cとに分割されている。ベース部Aには、IOコネクタ101、増設コネクタ102、及びIO用LED103などが含まれている。通信制御部Bには、通信コネクタ201、電源端子202、通信物理層203、電源回路204、クロック発振器205、リセット回路206、EEPROM207、アドレス設定スイッチ208、通信用LED209、及びASICおよびCPUなどの主要部品210とが含まれている。また、IO回路部Cには、入出力部301、入出力電源モニタなどのステータス302、及びフォトカプラ303などが含まれている。そして、図11に示されるベース部A、通信制御部B、及びIO回路部Cは、図2に示されるベース部基板11、通信制御部基板10、IO回路部基板9のそれぞれに搭載される。
回路基板とそれを収容する筐体との位置関係を示す説明図が図12に示されている。同図に示されるように、筐体全体を小型に構成するために、3枚の基板9,10,11は互いに一部を重ね合わせた3段重ね構成とされており、特に、通信制御部基板10は、通信部筐体4とIO部筐体3とに跨るようにして収容されている。そのため、IO部筐体3と通信部筐体4との結合部分に関しては、内蔵回路基板10に与える応力歪みを最小とするために、捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度のそれぞれに関して高度の信頼性が要求されるわけである。
次に、IO部筐体基部5と通信部筐体基部6との結合部分に適用された本発明の改良されたスナップフィット結合構造について説明する。
本発明のスナップフィット結合構造は、対面しつつ接近可能にガイドされた第1の物体(この例では、IO部筐体基部5が相当)と第2の物体(この例では、通信部筐体基部6が相当)とを、両者を互いに接近させる1アクションで結合する機能を有する。
この実施形態の場合、IO部筐体基部5と通信部筐体基部6とを対面しつつ接近可能にガイドする機能については、後述する片持ち梁状係止片51がケース開口の左右両端部に設けられていることから、それ自体によっても実現される他、図9に示されるように、通信部筐体6の側の左右の突片602,603が、IO部筐体5の側の左右の受入ガイド部502,503へと挿入されることによっても実現される。
加えて、通信部筐体6の側の左右の突片602,603が、IO部筐体5の側の左右の受入ガイド部502,503へと挿入されると、先端部下面に係止爪601aを有する中央の片持ち梁状突片601が、これと突き合わせ状態にあるガイドプレート501に乗り上げて、その係止爪601aがガイドプレート501側の係止孔501aに係合する。
すると、左右の突片602,603は受入ガイド部502,503を構成する上面プレートの下側に潜り込む一方、中央の突片601はガイドプレート501の上面に乗り上がることから、左右の突片602,603と中央の突片601とは互い違いに嵌合することとなり、2つの筐体基部5,6の底板同士は強固に結合することとなる。
そして、上記の筐体基部5,6の底板同士の結合と、後述するように、改良されたスナップ結合による左右の側板同士の結合とが相まって、2つの筐体基部5,6は、高度の捩り強度、引っ張り強度、耐振動性をもって、堅固な結合状態を実現するのである。
この実施形態に係る改良されたスナップフィット結合構造は、次のように構成されている。すなわち、第1の物体であるIO部筐体基部5の側には、図4,図7,図10(a)、及び図13に示されるように、IO部筐体基部5の先端から所定距離だけ前方へ突出された片持ち梁状係止片51を有する。この片持ち梁状係止片51には、可撓性を有する片持ち梁部52と、第2の物体である通信部筐体基部6と係止されるべきヘッド部53とが設けられている。この片持ち梁状係止片51のヘッド部53には、片持ち梁部52の延在方向(前後方向)と直交する方向(左右方向)へと所定量(L1)だけ突出された第1の係止突部54が設けられている。
この例にあっては、片持ち梁部52は、図10及び図13に示されるように、厚み(W1)及び幅(W2)を有する。また、第1の突部54は、片持ち梁部52の右方向へと距離(L1)だけ突出されている。また、ヘッド部53の先端部は、テーパ面53a,53bを形成することによって、先細形状とされている。
一方、第2の物体である通信部筐体基部6の側には、第1の物体であるIO部筐体基部5が接近する際に、片持ち梁部52が撓む(図10(b)参照)ことにより、ヘッド部53の第1の係止突部54が乗り上げる丘部64が設けられている。また、通信部筐体基部6の先端から所定距離だけ後退した位置には、この丘部64を乗り越えたヘッド部53の第1の係止突部54が嵌入される第1の凹部61が形成されている。凹部61は、図14に矢印で示されるように、片持ち梁部52の延在方向に対して直角右方向へとくぼむ形状とされている。
さらに、第2の物体である通信部筐体基部6の側には、第1の凹部61と所定間隙(C)を隔てて対向配置されると共に、片持ち梁状係止片51のヘッド部53が接近する際には、ヘッド部53に押圧されつつ撓んで(図10(b)参照)、第1の係止突部54が第1の凹部61へと嵌入されるのを許容する一方、第1の係止突部54が第1の凹部61に嵌入されたのちにあっては、撓みは復元されて(図10(c)参照)、第1の係止突部54が第1の凹部61から抜け出ることを阻止する片持ち梁状仕切片63が設けられている。図示の例にあっては、片持ち梁状仕切片63は、上方へと突出する短冊状突片とされている。また、片持ち梁状仕切片63と第1の凹部61の入口との間の隙間(C)の値は、片持ち梁部52の厚み(W1)とほぼ同等になされている。
加えて、第1の物体であるIO部筐体基部5の側において、片持ち梁状係止片51のヘッド部53の第1の係止突部54には、さらに、図7に示されるように、片持ち梁部52の延在方向前方又は後方(図示例では後方)へと所定量(L2)だけ突出された第2の係止突部55が設けられている。この例では、図13に示されるように、第2の係止突部55は、第1の係止突部54の全幅(W2)の中で、幅(W3)の部分とされている。
一方、第2の物体である通信部筐体基部6の側において、片持ち梁状係止片51のヘッド部53の第1の突出部54が嵌入される第1の凹部61には、さらに、第2の突出部55が嵌入される第2の凹部62が設けられている。図14に矢印で示されるように、第2の凹部62は、片持ち梁部52の延在方向において、片持ち梁状係止片51が後退する方向へとくぼむ形状とされている。
なお、図では省略されているが、上述のスナップフィット結合構造は、IO部筐体基部5及び通信部筐体6のそれぞれにおいて、結合部における左右の側面板の2か所において設けられており、そのため、IO部筐体基部5と通信部筐体6との結合部においては、捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度において良好な性能が確保され、それにより内蔵回路基板10に与える応力歪みは最小化される。
以上の構成よりなるこの実施形態のスナップフィット結合構造の作用を図10を参照しながら詳細に説明する。
図10(a)に示されるように、結合前の状態においては、片持ち梁状係止片51は相手方物体へ向けてまっすぐに延びる直棒状態とされており、片持ち梁状仕切片63についても上方へとまっすぐに延びる直立状態とされている。
この状態において、片持ち梁状係止片51が相手方物体6に向けて接近し、ヘッド部53の先端のテーパ面53a,53bが、相手方物体6の片持ち梁状仕切片63のテーパ面63a及び丘部56に突き当たると、図10(b)に示されるように、片持ち梁状係止片51が進行方向左側へと撓むと共に、片持ち梁状仕切片63が矢印A1に示されるように大きく外側へ撓むことによって、第1の突部54は丘部64に乗り上げながら、さらに前進する。
片持ち梁状係止片51がさらに相手方物体6に接近すると、同図(c)に示されるように、第1の係止突部54は丘部64を乗り越えて第1の凹部61へと嵌入される。この状態においては、第1の係止突部54の側端面54aが第1の凹部61の側壁面61aと当接することで、片持ち梁状係止片51は前後方向への動きを阻止された状態で抜け止め固定される。また、第2の突部55の上下の側端面55a,55b(図13参照)が、第2の凹部62の側壁面62a,62b(図14参照)と当接することによって、片持ち梁状係止片51の上下方向の動きが阻止される。さらに、図10(c)に示されるように、片持ち梁状仕切片63の撓みは矢印A2に示されるように復元されるため、第1の係止突部54が第1の凹部61から抜け出ることが阻止されると共に、片持ち梁状係止片51のヘッド部54はその背面側から片持ち梁状仕切片63によってあてがわれる又押圧されるため、片持ち梁状係止片51の左右方向の動きについても阻止される。
そのため、以上説明した実施形態のスナップフィット結合構造によれば、第1の物体であるIO部筐体基部5と第2の物体である通信部筐体基部6とは、前後方向、上下方向、及び左右方向の動きを規制されることから、十分な捩れ強度、耐振動性、引っ張り強度をもって結合される。そのため、両筐体基部5,6が一旦結合したのちにあっては、一体成形された単一の筐体とほぼ同様な強度乃至剛性を保持することとなり、IO部筐体及び通信部筐体としてそれぞれ様々な長さや形状のものをあらかじめ用意することによって、回路基板単位の変更のみならず、筐体自体の部分変更についてもきめ細かく対応して、顧客のニーズに応えることが出来るのである。
すなわち、IO点数が増加すると、それに対応して端子数も増大する結果、ベース部基板11も伸張する必要が生ずる。そのため、ベース部基板11、IO部筐体基部5、及びIO部筐体蓋部7については、長さの異なる複数種類のものを用意する必要があるが、通信制御部B及びIO回路部Cが収容される通信部筐体基部6及び通信部筐体蓋部8については共用することができるから、必要最小限の筐体変更により、様々なIO点数の機種への対応が低コストで可能となるのである。
なお、以上の実施形態においては、本発明の改良されたスナップフィット結合構造をPLCのリモートIOユニットに適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、対面しつつ接近可能にガイドされた第1及び第2の物体を、両者を互いを接近させる1アクションで結合するための用途に広く適用が可能である。
本発明によれば、PLCのリモートIOユニットの分野において、ユーザ側の様々な要望に対して、筐体サイズを小型に維持しつつも、通信コネクタの形式の違いやIO点数の相違、さらにはサービス機能の選択的採用などにおいて、ユーザの要求に対してきめ細かな対応を可能とする改良されたスナップフィット結合構造を提供することことができる。
本発明が適用されたPLCのリモートIOユニットの組立状態の斜視図である。 本発明が適用されたPLCのリモートIOユニットの分解斜視図である。 IO部筐体基部と通信部筐体基部との結合前の状態を示す斜視図である。 図3のA部拡大図である。 IO部筐体基部と通信部筐体基部との結合後の状態を示す斜視図である。 図5のA部拡大図である。 図3のA部を反対側から見た拡大図である。 図3のA部を片持ち梁状仕切片を取り除いて示す拡大図である。 IO部筐体基部と通信部筐体基部の結合前後における平面図である。 本発明構造の作用説明図である。 基板別搭載回路の説明図である。 回路基板とそれを収容する筐体との関係を示す説明図である。 図7のA部拡大図である。 図8のA部拡大図である。
符号の説明
1 リモートIOユニット
2 DINレール
3 IO部筐体
4 通信部筐体
5 IO部筐体基部
6 通信部筐体基部
7 IO部筐体蓋部
8 通信部筐体蓋部
9 IO回路部基板
9a 電子部品
10 通信制御部基板
10a 通信用コネクタ
11 ベース部基板
11a 端子台
11b リレーユニット
11c 増設コネクタ
51 片持ち梁状係止片
52 片持ち梁部
53 ヘッド部
53a テーパ面
53b テーパ面
54 第1の係止突部
54a 第1の係止突部の側端面
55 第2の係止突部
55a 第2の係止突部の側端面
55b 第2の係止突部の側端面
56 丘部
61 第1の凹部
61a 第1の凹部の側壁面
62a 第2の凹部の側壁面
62 第2の凹部
63 片持ち梁状仕切片
63a テーパ面
101 IOコネクタ
102 増設コネクタ
103 IO用LED
201 通信用コネクタ
202 電源端子
203 通信物理層
204 電源回路
205 クロック発振器
206 リセット回路
207 EEPROM
208 アドレス設定スイッチ
209 通信用LED
301 入出力部
302 入出力電源モニタなどのステータス
303 フォトカプラ
501 ガイドプレート
502,503 受入ガイド部
601,602,603 突片
A ベース部
B 通信制御部
C IO回路部
A1 撓む方向
A2 撓みが復帰する方向
L1 第1の突部の突出量
L2 第2の突部の突出量
S 間隙
W1 片持ち梁部の幅
W3 第2の突出部の幅

Claims (5)

  1. 対面しつつ接近可能にガイドされた第1及び第2の物体を、両者を互いを接近させる1アクションで結合するためのスナップフィット結合構造であって、
    第1の物体の側には、
    第1の物体の先端から所定距離だけ前方へ突出され、かつ可撓性を有する片持ち梁部と第2の物体と係止されるべきヘッド部とを有する片持ち梁状係止片が設けられると共に、この片持ち梁状係止片のヘッド部には片持ち梁部の延在方向と直交する方向へと所定量だけ突出された第1の係止突部が設けられており、
    第2の物体の側には、
    第1の物体が接近する際に、片持ち梁部が撓むことによりヘッド部の第1の係止突部が乗り上げる丘部が設けられると共に、第2の物体の先端から所定距離だけ後退した位置には、この丘部を乗り越えたヘッド部の第1の係止突部が嵌入される第1の凹部が形成されており、さらに
    第2の物体の側には、
    第1の凹部と所定間隙を隔てて対向配置されると共に、片持ち梁状係止片のヘッド部が接近する際には、ヘッド部に押圧されつつ撓んで、第1の係止突部が第1の凹部へと嵌入されるのを許容する一方、第1の係止突部が第1の凹部に嵌入されたのちにあっては、撓みは復元されて第1の係止突部が第1の凹部から抜け出ることを阻止する片持ち梁状仕切片が設けられており
    第1の物体側において、
    片持ち梁状係止片のヘッド部の第1の係止突部には、さらに、片持ち梁部の延在方向へと所定量だけ突出された第2の係止突部が設けられると共に、
    第2の物体側において、
    片持ち梁状係止片のヘッド部の第1の係止突部が嵌入される第1の凹部には、さらに、第2の係止突部が嵌入される第2の凹部が設けられており、
    それにより、ヘッド部は第2の物体に対して、片持ち梁部の延在方向のみならず、片持ち梁部の延在方向と直交する方向へも移動を規制される、
    ことを特徴とするスナップフィット結合構造。
  2. 長手方向の一端が開口された第1の物体と、
    長手方向の前記第1の物体とは反対の一端が開口された第2の物体と、を開口同士を突き合わせ状態で結合し、その結合により形成される一連の筐体内に、筐体間の境界に跨るようにして、所定の回路基板を収容する場合に適用され、かつ
    第1の物体が第1のプラスチック製筐体とされ、第2の物体が第2のプラスチック製筐体とされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスナップフィット結合構造。
  3. 第1及び第2のプラスチック製筐体の長手方向と直交する方向の断面が矩形であり、
    第1及び第2のプラスチック製筐体のそれぞれは、長手方向に沿う4面のうちの1面が開口された筐体基部と、その開口を塞ぐ筐体蓋部とを有し、かつ
    第1のプラスチック製筐体の筐体基部と第2のプラスチック製筐体の筐体基部との突き合わせ部における各3面のそれぞれを結合するために使用される、
    ことを特徴とする請求項に記載のスナップフィット結合構造。
  4. 第1のプラスチック製筐体の筐体基部と第2のプラスチック製筐体の筐体基部との突き合わせ部における各3面のうちの底板に相当する中間の面には、両筐体基部同士を対面状態で接近させるためのガイド機構が設けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載のスナップフィット結合構造。
  5. のプラスチック製筐体がPLCのリモートIOユニットを構成する通信部筐体であり、かつ第のプラスチック製筐体がPLCのリモートIOユニットを構成するIO部筐体である、
    ことを特徴とする請求項のいずれかに記載のスナップフィット結合構造。
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