JP3197504U - 電子機器 - Google Patents

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聡志 中野
聡志 中野
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Abstract

【課題】垂直ポールと水平ポールとの両方に取り付け可能な電子機器を提供する。【解決手段】増幅器100Aを水平ポールに固定する場合に使用される水平取付部は、増幅器100Aの本体部120の背面121に沿って延びる底壁面201と、背面121から離れる方向に底壁面201から延び、かつ増幅器100Aの上下方向に延びる第一直壁面202と、第一直壁面202と間隔を空けて対向して増幅器100Aの上下方向に延びる第二直壁面203と、第一直壁面202と第二直壁面203との両方に連結されるとともに底壁面201から離れて設けられたブリッジ部211とを有している。【選択図】図2

Description

本考案は、電子機器に関する。
従来、建物の外部に設けられた垂直のマストに増幅器を取り付ける技術が提案されている(たとえば、特開2012−222592号公報(特許文献1)参照)。
特開2012−222592号公報
近年、ベランダに設けられた手摺、またはパラボラアンテナ用取付金具の水平のパイプなど、水平方向に延びるポールに増幅器を取り付ける要求がある。一方、増幅器は、接続端子を下向きに取り付ける必要がある。特開2012−222592号公報(特許文献1)に記載の技術では、接続端子が下向きになるように増幅器を水平ポールに取り付けることは不可能であった。
本考案の目的は、垂直ポールと水平ポールとの両方に取り付け可能な電子機器を提供することである。
本考案に係る電子機器は、本体部と、本体部の背面に設けられた固定部とを備えている。固定部は、電子機器を垂直ポールに固定する場合に使用される垂直取付部と、電子機器を水平ポールに固定する場合に使用される水平取付部とを含んでいる。水平取付部は、背面に沿って延びる底壁面と、背面から離れる方向に底壁面から延び、かつ電子機器の上下方向に延びる第一直壁面と、第一直壁面と間隔を空けて対向して電子機器の上下方向に延びる第二直壁面と、第一直壁面と第二直壁面との両方に連結されるとともに底壁面から離れて設けられたブリッジ部とを有している。
上記電子機器において、水平取付部は、底壁面と間隔を空けて対向して電子機器の上下方向に延び、第一直壁面から離れる方向に第二直壁面から延びる、対向壁面を有している。対向壁面の上端部分に、底壁面へ向かって突起する係止突起が設けられている。
上記電子機器において、底壁面と対向壁面との間に、電子機器の上下方向に延びる中空の収容空間が形成されている。収容空間の下方に、固定部が上方へ向かって窪んだ窪み部が形成されている。
上記電子機器において、窪み部よりも第一直壁面の近くに、固定部が下方へ突起した受け突起が設けられている。
本考案の電子機器は、垂直ポールと水平ポールとの両方に取り付けることができる。
本考案の実施形態における増幅器の斜視図である。 図1に示す増幅器の背面から見た斜視図である。 図1に示す増幅器の背面図である。 図3中に示すIV−IV線に沿う増幅器の断面図である。 図4中に示す領域Vを拡大して示す断面図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第1ステップを示す斜視図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第1ステップを示す背面図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第2ステップを示す斜視図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第2ステップを示す背面図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第3ステップを示す斜視図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第3ステップを示す背面図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第4ステップを示す斜視図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第4ステップを示す背面図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第5ステップを示す斜視図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第5ステップを示す背面図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第6ステップを示す斜視図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第6ステップを示す背面図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第7ステップを示す斜視図である。 増幅器に取付具を取り付ける動作の第7ステップを示す背面図である。 図19中に示すXX−XX線に沿う増幅器の断面図である。 図20中に示す領域XXIを拡大して示す断面図である。 実施形態の増幅器を水平ポールに取り付けた状態を示す斜視図である。 実施形態の増幅器を垂直ポールに取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。以下に示す実施形態においては、電子機器として増幅器100Aを例示して説明を行なう。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
図1は、本考案の実施形態における増幅器100Aの斜視図である。図1に示すように、本実施形態における増幅器100Aは、筐体110を備えている。筐体110は、偏平な略直方体形状の外形を有している。筐体110は、その内部に、増幅回路ユニットを収容している。増幅回路ユニットは、テレビジョン信号に代表される高周波伝送信号の入力を受け、これを増幅して出力するためのユニットである。増幅回路ユニットは、3つの同軸接栓座からなる接続端子151,152,153を備えている。
筐体110は、本体部120および蓋体部130を含んでいる。蓋体部130が本体部120の開口部を覆って配置されており、これにより、図1に示す箱形状の筐体110が形成されている。
増幅器100Aは、接続端子151〜153の設けられた面が鉛直下方を向くように、建物の外部に設置される。そのため、増幅器100Aの設置後の状態に合わせて、筐体110の接続端子151〜153が設けられた面を底面(下面)と定義し、蓋体部130が開閉する側の筐体110の面を正面(前面)と定義する。これら定義に従って、天面(上面)、右側面、左側面および背面(後面)をそれぞれ定義する。
筐体110の底面(下面)を構成している本体部120の下面には、左右方向に沿って3つの開口部が並べて設けられている。これら3つの開口部に、接続端子151〜153がそれぞれ挿通配置されている。これにより接続端子151〜153は、筐体110の外部に突出して配置されている。
筐体110の右側面および左側面を構成している蓋体部130の外側面の各々には、その後方縁に沿った上端近傍の位置に孔部135が形成されている。本体部120には孔部135に対応する一対の軸部が設けられており、これら軸部がそれぞれ孔部135に挿入されている。これにより蓋体部130は、本体部120に対して回動可能に取り付けられている。蓋体部130が本体部120に対して相対回転することにより、筐体110の開閉が行なわれる。本体部120および130には、蓋体部130が閉じた状態を維持するための係止機構136が設けられている。
本体部120の下端寄りの位置には、増幅器100Aを建物の外壁に固定する場合に使用される壁面用固定部140が左右に一対設けられている。一対の壁面用固定部140のそれぞれは、本体部120の後方かつ下方に向けて突出して設けられている。壁面用固定部140の各々には、ビス141が予め僅かに挿し込まれている。増幅器100Aが建物の外壁に固定される場合には、当該ビス141が壁面用固定部140に締め込まれる。これにより、本体部120が建物の外壁に固定され、増幅器100Aが建物の外壁に設置される。
図2は、図1に示す増幅器100Aの背面から見た斜視図である。図3は、図1に示す増幅器100Aの背面図である。図3中の上下方向が、増幅器100Aの上下方向を示している。図3中の左右方向が、増幅器100Aの左右方向を示している。図3中の紙面垂直方向が、増幅器100Aの前後方向を示している。
図2,3に示すように、増幅器100Aの本体部120は、背面121を有している。背面121の略中央部には、固定部200が設けられている。固定部200は、建物の外部に設けられたポールに増幅器100Aを固定する場合に用いられる。固定部200は、本体部120の背面121から後方に向けて突出して設けられている。
固定部200は、増幅器100Aを垂直ポールに固定する場合に使用される垂直取付部と、増幅器100Aを水平ポールに固定する場合に使用される水平取付部とを含んでいる。
固定部200には、中空の通路251が形成されている。通路251は、増幅器100Aの左右方向に延びている。通路251は、垂直取付部に含まれている。後述する取付具が通路251内を左右方向に延びて配置されて、取付具が固定部200に取り付けられることにより、増幅器100Aの垂直ポールへの固定が可能になる。
水平取付部は、底壁面201と、第一直壁面202と、第二直壁面203と、ブリッジ部211とを有している。
底壁面201は、本体部120の背面121に沿って延びている。底壁面201は、増幅器100Aの左右方向に延び、かつ、増幅器100Aの上下方向に延びている。第一直壁面202は、本体部120の背面121から離れる方向に、底壁面201から延びている。第一直壁面202は、増幅器100Aの前後方向に延び、かつ、増幅器100Aの上下方向に延びている。第一直壁面202は、底壁面201に対して垂直に延びている。
第二直壁面203は、底壁面201から離れて設けられている。第二直壁面203は、増幅器100Aの前後方向に延び、かつ、増幅器100Aの上下方向に延びている。第二直壁面203は、第一直壁面202と間隔を空けて対向している。第二直壁面203は、底壁面201に対して垂直に延びている。第二直壁面203は、第一直壁面202と平行に延びている。第一直壁面202と第二直壁面203との間に、増幅器100Aの上下方向に延びる中空の通路210が形成されている。
ブリッジ部211は、第一直壁面202の下端において、第一直壁面202に連結されている。ブリッジ部211は、第二直壁面203の下端において、第二直壁面203に連結されている。ブリッジ部211は、第一直壁面202と第二直壁面203との両方に連結されている。ブリッジ部211は、底壁面201から離れて配置されている。ブリッジ部211と底壁面201との間に中空空間が形成されており、当該空間は通路210の一部を構成している。
水平取付部はまた、対向壁面204と、第三直壁面205とを有している。対向壁面204は、底壁面201と間隔を空けて対向している。対向壁面204は、底壁面201と平行に延びている。対向壁面204は、増幅器100Aの左右方向に延び、かつ、増幅器100Aの上下方向に延びている。対向壁面204は、第一直壁面202から離れる方向に、第二直壁面203から延びている。対向壁面204は、第一直壁面202に対して垂直に延び、かつ、第二直壁面203に対して垂直に延びている。
第三直壁面205は、本体部120の背面121から離れる方向に、底壁面201から延びている。第三直壁面205は、増幅器100Aの前後方向に延び、かつ、増幅器100Aの上下方向に延びている。第三直壁面205は、底壁面201および対向壁面204に対して垂直に延びている。第三直壁面205は、第一直壁面202および第二直壁面203と平行に延びている。
底壁面201と対向壁面204との間に、中空の収容空間220が形成されている。収容空間220は、底壁面201、対向壁面204および第三直壁面205によって、三方を規定されている。収容空間220は、通路210と連通している。収容空間220は、増幅器100Aの上下方向に延びている。後述する取付具が収容空間220内に収容され、取付具が上下方向に延びて配置されて、取付具が固定部200に取り付けられることにより、増幅器100Aの水平ポールへの固定が可能になる。
水平取付部はさらに、窪み部230と、受け突起231とを有している。窪み部230は、固定部200の下端部の一部が上方へ向かって窪んで形成されている。窪み部230は、上述した収容空間220の下方に形成されている。受け突起231は、固定部200の下端部の一部が下方へ突起して設けられている。受け突起231は、窪み部230よりも第一直壁面202の近くに設けられている。増幅器100Aの左右方向において、受け突起231は、窪み部230と第二直壁面203との間に形成されている。
固定部200の背面には、垂直ポールを受け入れる垂直溝部250が、増幅器100Aの上下方向に沿って設けられている。固定部200の背面には、水平ポールを受け入れる水平溝部240が、増幅器100Aの左右方向に沿って設けられている。
図4は、図3中に示すIV−IV線に沿う増幅器100Aの断面図である。図5は、図4中に示す領域Vを拡大して示す断面図である。図4,5には、増幅器100Aの上下方向に直交する平面によって、第二直壁面203および対向壁面204の上端部分において、増幅器100Aを仮想的に切断した切断面を上方から見た状態が図示されている。
図4,5を参照して、上述した通り、第一直壁面202と第二直壁面203との間には、中空の通路210が形成されている。底壁面201と対向壁面204との間には、底壁面201、対向壁面204および第三直壁面205によって三方を囲まれた収容空間220が形成されている。
対向壁面204には、対向壁面204の一部が底壁面201へ向かって突起する係止突起221が形成されている。係止突起221は、対向壁面204の上端部分に形成されている。係止突起221が底壁面201へ近づく方向に対向壁面204から突起しているので、増幅器100Aの前後方向における係止突起221の頂部と底壁面201との距離は、底壁面201と対向壁面204との距離よりも小さくなっている。
以下、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作について説明する。図6は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第1ステップを示す斜視図である。図7は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第1ステップを示す背面図である。図6に示すように、本実施形態の取付具300は、全体として、角張ったU字状の形状を有している。取付具300は、連結部301と、第一腕部302と、第二腕部303とを有している。
連結部301は、一方向に延びる棒状の形状を有している。連結部301の一端に第一腕部302が設けられている。連結部301の他端に第二腕部303が設けられている。第一腕部302は、連結部301の延びる方向に対して直交する方向に延びている。第二腕部303は、連結部301の延びる方向に対して直交する方向に延びている。第一腕部302と第二腕部303とは、互いに平行に延びている。
第一腕部302の先端部分には、複数の環状溝が形成されている。第二腕部303の先端部分には、雄ネジが形成されている。
増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第1ステップにおいては、取付具300は、図6,7に示すように、増幅器100Aの下方に配置される。このとき、取付具300の第二腕部303の先端が増幅器100Aの底面に向くように、取付具300が配置される。
図8は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第2ステップを示す斜視図である。図9は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第2ステップを示す背面図である。増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第2ステップにおいては、図8,9に示すように、取付具300の第二腕部303を、第一直壁面202と第二直壁面203との間の通路210に、下方から挿通する。第二腕部303は、底壁面201とブリッジ部211との間を通って、増幅器100Aの上方へ向けて、通路210へ挿通される。
この状態で第一腕部302と第二腕部303とは、本体部120の背面121に沿って、上下方向に延びている。連結部301は、背面121に対して垂直に延び、増幅器100Aの前後方向に延びている。
図10は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第3ステップを示す斜視図である。図11は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第3ステップを示す背面図である。増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第3ステップにおいては、図10,11に示すように、連結部301と第二腕部303との連結部分を回転中心として、取付具300を回転する。これにより、第2ステップで通路210内に収容されていた第二腕部303が、本体部120の背面121から離れる方向へ移動し、通路210から外へ抜け出る。
取付具300が回転するとき、連結部301と第二腕部303との連結部分は、ブリッジ部211と底壁面201との間に配置されている。ブリッジ部211は、第一直壁面202および第二直壁面203の下端にのみ連結されている。増幅器100Aの上下方向におけるブリッジ部211の延在長さは、通路210と比較して、大幅に小さい。ブリッジ部211の寸法を制限することにより、取付具300の回転がブリッジ部211によって妨げられることはなく、取付具300はスムーズに回転する。ブリッジ部211は、固定部200に取付具300が組み付けられた状態での取付具300の回転を許容するように、形成されている。
図12は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第4ステップを示す斜視図である。図13は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第4ステップを示す背面図である。増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第4ステップにおいては、図12,13に示すように、取付具300が90°の回転を完了している。この状態で連結部301は、本体部120の背面121に沿って、上下方向に延びている。第一腕部302と第二腕部303とは、背面121に対して垂直に延び、増幅器100Aの前後方向に延びている。第二腕部303は、ブリッジ部211の直ぐ上方に配置されている。
図14は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第5ステップを示す斜視図である。図15は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第5ステップを示す背面図である。増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第5ステップにおいては、図14,15に示すように、取付具300を通路210に沿って上方にスライド移動する。図12,13に示す第4ステップと比較して、第5ステップでは、取付具300の第二腕部303がブリッジ部211から上方に離れ、第一腕部302がブリッジ部211に近く配置されている。
図16は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第6ステップを示す斜視図である。図17は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第6ステップを示す背面図である。増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第6ステップにおいては、図16,17に示すように、取付具300をさらに上方へ移動し、第一腕部302を窪み部230の内部へ移動する。第一腕部302は、窪み部230内に収容されて、固定部200によって増幅器100Aの左右方向に移動不可能に支持されている。窪み部230よりも第一直壁面202の近くに設けられた受け突起231によって、窪み部230内に収容された第一腕部302の窪み部230からの外れが抑制されている。
この時点で、取付具300の第二腕部303は、増幅器100Aの左右方向において、依然として第一直壁面202と第二直壁面203との間に配置されている。
図18は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第7ステップを示す斜視図である。図19は、増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第7ステップを示す背面図である。増幅器100Aに取付具300を取り付ける動作の第7ステップにおいては、図18,19に示すように、取付具300の第二腕部303を左方向へ移動する。このとき連結部301は、底壁面201と対向壁面204との間の収容空間220内へ移動する。これにより、固定部200の水平取付部への取付具300の取り付けが完了する。この時点で取付具300の連結部301は、増幅器100Aの上下方向に延びて配置されている。
図20は、図19中に示すXX−XX線に沿う増幅器100Aの断面図である。図21は、図20中に示す領域XXIを拡大して示す断面図である。図19,20には、増幅器100Aの固定部200へ取付具300を取り付け完了した状態における、図4,5と同じ断面が図示されている。
図20,21に示すように、増幅器100Aへの取付具300の取り付けを完了した状態において、連結部301は、対向壁面204に形成された係止突起221よりも第三直壁面205に近く配置されている。取り付け動作の最終の第7ステップにおいて、連結部301は、底壁面201と係止突起221との間の幅の狭い空間を乗り越えて、係止突起221よりも第三直壁面205側に移動する。取り付け完了後の状態では、係止突起221によって、連結部301の収容空間220からの外れが抑制されている。
図22は、実施形態の増幅器100Aを水平ポールHPに取り付けた状態を示す斜視図である。取付具300には、押さえ金具311が組み付けられている。押さえ金具311は、取付具300の第一腕部302と第二腕部303とを橋渡すように、取付具300に取り付けられている。押さえ金具311の、第二腕部303に取り付けられる部分には、貫通孔が形成されており、この貫通孔に第二腕部303が挿通されている。押さえ金具311の、第一腕部302に取り付けられる部分には、切り欠き部が形成されており、この切り欠き部に第一腕部302が嵌め込まれている。第二腕部303には、押さえ金具311よりも第二腕部303の先端の位置に、蝶ナット312が取り付けられている。
増幅器100Aを水平ポールHPに固定する際には、押さえ金具311の切り欠き部が設けられた方の端部を第一腕部302から取り外す。その状態において、取付具300の第一腕部302および第二腕部303の先端側から、水平ポールHPを第一腕部302と第二腕部303との間に挿通配置する。このとき、水平ポールHPは、固定部200の水平溝部240に沿って、増幅器100Aの左右方向に延びる。第一腕部302は、水平ポールHPの下方に配置される。第二腕部303は、水平ポールHPの上方に配置される。
その後、押さえ金具311の切り欠き部が設けられた方の端部を、第一腕部302に形成された複数の環状溝のうちの一つに嵌め込む。増幅器100Aの前後方向において固定部200と押さえ金具311とによって水平ポールHPを挟み込んで、固定部200、第一腕部302、第二腕部303および押さえ金具311によって水平ポールHPを取り囲む。複数の環状溝のうち、水平ポールHPに対する増幅器100Aの固定に適した位置の環状溝に、押さえ金具311を嵌め込む。
この状態において、蝶ナット312を、第二腕部303に形成された雌ネジに締結する。これにより、水平ポールHPが固定部200と押さえ金具311とによって挟み持たれることになり、水平ポールHPに対する増幅器100Aの固定が実現される。
図23は、実施形態の増幅器100Aを垂直ポールVPに取り付けた状態を示す斜視図である。図23では、上述した水平ポールHPに増幅器100Aを取り付ける場合と異なり、取付具300の連結部301は、図2に示す通路251に挿通されている。連結部301は増幅器100Aの左右方向に延びて配置されている。第一腕部302および第二腕部303は、本体部120の背面121に対して垂直に延び、増幅器100Aの前後方向に延びている。
増幅器100Aを垂直ポールVPに固定する際には、押さえ金具311を第一腕部302から取り外した状態において、取付具300の第一腕部302および第二腕部303の先端側から、垂直ポールVPを第一腕部302と第二腕部303との間に挿通配置する。このとき、垂直ポールVPは、固定部200の垂直溝部250に沿って、増幅器100Aの上下方向に延びる。第一腕部302は、垂直ポールVPに対して左側に配置される。第二腕部303は、垂直ポールVPに対して右側に配置される。
その後、押さえ金具311を第一腕部302の環状溝に再度嵌め込み、蝶ナット312を第二腕部303の雌ネジに締結する。これにより、垂直ポールVPが固定部200と押さえ金具311とによって挟み持たれることになり、垂直ポールVPに対する増幅器100Aの固定が実現される。
以上説明した本実施形態における増幅器100Aは、図2,3に示すように、底壁面201と、第一直壁面202と、第二直壁面203と、ブリッジ部211とを有している。底壁面201は、本体部120の背面121に沿って延びている。第一直壁面202は、背面121から離れる方向に、底壁面201から延びている。第一直壁面202は、増幅器100Aの上下方向に延びている。第二直壁面203は、第一直壁面202と、間隔を空けて対向している。第二直壁面203は、増幅器100Aの上下方向に延びている。ブリッジ部211は、第一直壁面202と第二直壁面203との両方に連結されている。ブリッジ部211は、底壁面201から離れて設けられている。
増幅器100Aの左右方向に間隔を空けて第一直壁面202と第二直壁面とを設けることにより、第一直壁面202と第二直壁面203との間に中空の通路210が形成される。この通路210に、ブリッジ部211と底壁面201との間を通して取付具300を配置することにより、水平ポールHPへの増幅器100Aの固定に適した位置に取付具300を取り付けることができる。これにより、増幅器100Aを、水平ポールHPに取り付けることができる。
増幅器100Aは、従来と同様の垂直ポールVPへの固定のための構造を併せて備えているので、垂直ポールVPへの増幅器100Aの固定が従来と同様に可能になっている。したがって、本実施形態の増幅器100Aは、垂直ポールVPと水平ポールHPとの両方に取り付けることができる。
また図2に示すように、増幅器100Aは、対向壁面204を有している。対向壁面204は、底壁面201と間隔を空けて対向して、増幅器100Aの上下方向に延びている。対向壁面204は、第一直壁面202から離れる方向に、第二直壁面203から延びている。図4,5に示すように、対向壁面204の上端部分に、底壁面201へ向かって突起する係止突起221が設けられている。
取付具300を固定部200に取り付けるときに、係止突起221を乗り越えて取付具300を移動することにより、固定部200への取り付けが完了した状態における取付具300の保持が確立される。係止突起221によって、固定部200からの取付具300の外れが抑制されるので、取付具300をより確実に固定部200に取り付けることができる。
また図2,4および5に示すように、底壁面201と対向壁面204との間に、増幅器100Aの上下方向に延びる中空の収容空間220が形成されている。図2,3に示すように、収容空間220の下方に、固定部200が上方へ向かって窪んだ窪み部230が形成されている。
取付具300を固定部200に取り付けるときに、取付具300の第一腕部302を窪み部230内に収容することにより、固定部200への取り付けが完了した状態における取付具300の保持が確立される。窪み部230によって、固定部200からの取付具300の外れが抑制されるので、取付具300をより確実に固定部200に取り付けることができる。
また図2,3に示すように、窪み部230よりも第一直壁面202の近くに、固定部200が下方へ突起した受け突起231が設けられている。
取付具300の固定部200への取り付けが完了した状態において、取付具300の第一腕部302が窪み部230内に収容されており、受け突起231は窪み部230内に第一腕部302を保持する機能を奏する。これにより、固定部200への取り付けが完了した状態における取付具300の保持が確立される。受け突起231によって、固定部200からの取付具300の外れが抑制されるので、取付具300をより確実に固定部200に取り付けることができる。
なお上記の実施形態では、増幅器100Aに本考案を適用した場合を例示して説明を行なった。本考案が適用可能な電子機器は、増幅器100Aに限定されるものではない。たとえば、分配器、混合器、または光ケーブルを用いたシステムに使用される光・電気変換装置などに、本考案を適用してもよい。
以上のように本考案の実施形態について説明を行ったが、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は上記した説明ではなく、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100A 増幅器、110 筐体、120 本体部、121 背面、151,153 接続端子、200 固定部、201 底壁面、202 第一直壁面、203 第二直壁面、204 対向壁面、205 第三直壁面、210,251 通路、211 ブリッジ部、220 収容空間、221 係止突起、230 窪み部、231 受け突起、231 突起、240 水平溝部、250 垂直溝部、300 取付具、301 連結部、302 第一腕部、303 第二腕部、311 押さえ金具、312 蝶ナット、HP 水平ポール、VP 垂直ポール。

Claims (4)

  1. 本体部と、
    前記本体部の背面に設けられた固定部とを備える、電子機器であって、
    前記固定部は、前記電子機器を垂直ポールに固定する場合に使用される垂直取付部と、前記電子機器を水平ポールに固定する場合に使用される水平取付部とを含み、
    前記水平取付部は、前記背面に沿って延びる底壁面と、前記背面から離れる方向に前記底壁面から延び、かつ前記電子機器の上下方向に延びる第一直壁面と、前記第一直壁面と間隔を空けて対向して前記電子機器の上下方向に延びる第二直壁面と、前記第一直壁面と前記第二直壁面との両方に連結されるとともに前記底壁面から離れて設けられたブリッジ部とを有する、電子機器。
  2. 前記水平取付部は、前記底壁面と間隔を空けて対向して前記電子機器の上下方向に延び、前記第一直壁面から離れる方向に前記第二直壁面から延びる、対向壁面を有し、
    前記対向壁面の上端部分に、前記底壁面へ向かって突起する係止突起が設けられている、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記底壁面と前記対向壁面との間に、前記電子機器の上下方向に延びる中空の収容空間が形成され、
    前記収容空間の下方に、前記固定部が上方へ向かって窪んだ窪み部が形成されている、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記窪み部よりも前記第一直壁面の近くに、前記固定部が下方へ突起した受け突起が設けられている、請求項3に記載の電子機器。
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