JP4736587B2 - 複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物及び複合体 - Google Patents

複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物及び複合体 Download PDF

Info

Publication number
JP4736587B2
JP4736587B2 JP2005208200A JP2005208200A JP4736587B2 JP 4736587 B2 JP4736587 B2 JP 4736587B2 JP 2005208200 A JP2005208200 A JP 2005208200A JP 2005208200 A JP2005208200 A JP 2005208200A JP 4736587 B2 JP4736587 B2 JP 4736587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
ethylene
thermoplastic elastomer
elastomer composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005208200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006131878A (ja
Inventor
延博 夏山
広信 重松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2005208200A priority Critical patent/JP4736587B2/ja
Publication of JP2006131878A publication Critical patent/JP2006131878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4736587B2 publication Critical patent/JP4736587B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

ゴム層と樹脂層とからなる積層体として、特定のエチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム加硫物からなるゴム層と、特定のポリプロピレン樹脂組成物からなる樹脂層とからなる積層体が知られている(特許文献1参照。)。
特開2000−94582号公報
しかしながら、上記積層体は、長期間の使用に伴って樹脂層が黄変・白化(チョーキング)し、その結果、外観が損なわれるという問題を有する。
かかる状況において、本発明の目的は、長期間の使用においても熱可塑性エラストマー組成物からなる層が黄変・白化せず、その結果、外観が損なわれない積層体およびその製造方法を提供することである。
本発明は硫黄加硫ゴム組成物と熱可塑性エラストマー組成物が接触している複合体を製造するための熱可塑性エラストマー組成物であって、(A)エチレン−α−オレフィン共重合ゴム100重量部、(B)プロピレン樹脂10〜130重量部、(C)鉱物油5〜150重量部、(D)架橋剤0.01〜10重量部及び(E)エチレン樹脂5〜50重量部の動的熱処理物、
又は、
(A)エチレン−α−オレフィン共重合ゴム100重量部、(B)プロピレン樹脂10〜130重量部、(C)鉱物油5〜150重量部及び(D)架橋剤0.01〜10重量部の動的熱処理物及び(E)エチレン樹脂5〜50重量部を含有する組成物
からなる複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物ある積層体である。
本発明はまた、以下の工程からなる積層体の製造方法である:
(1)少なくとも、(A)エチレン−α−オレフィン共重合ゴム100重量部、(B)プロピレン樹脂10〜130重量部、(C)鉱物油5〜150重量部、(D)架橋剤0.01〜10重量部および(E)エチレン樹脂5〜50重量部を動的に加熱して、熱可塑性エラストマー組成物を製造する工程;および
(2)該熱可塑性エラストマー組成物からなる層と、硫黄加硫されたゴム組成物からなる層とを積層する工程。この製造方法を、以下「製造方法−1」と言う。
本発明はさらにまた、以下の工程からなる積層体の製造方法である:
(1)少なくとも(A)エチレン−α−オレフィン共重合ゴム100重量部、(B)プロピレン樹脂10〜130重量部、(C)鉱物油5〜150重量部および(D)架橋剤0.01〜10重量部を動的に加熱して中間生成物を製造する工程;
(2)該中間生成物と(E)エチレン樹脂5〜50重量部とを溶融混練し、熱可塑性エラストマー組成物を製造する工程;および
(3)該熱可塑性エラストマー組成物からなる層と、硫黄加硫されたゴム組成物からなる層とを積層する工程。この製造方法を、以下「製造方法−2」と言う。
以下、上記の「(A)エチレン−α−オレフィン共重合ゴム」、「(B)プロピレン樹脂」、「(C)鉱物油」、「(D)架橋剤」および「(E)エチレン樹脂」をそれぞれ、「成分(A)」、「成分(B)」、「成分(C)」、「成分(D)」および「成分(E)」と言う。
本発明により、硫黄加硫ゴム組成物と熱可塑性エラストマー組成物が接触している複合体を製造するための熱可塑性エラストマーであって、熱可塑性エラストマーの黄変、白化(チョーキング)を防止することができ、よって長期にわたって優れた外観を維持することができるという優れた特徴を有する複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物、及び該熱可塑性エラストマー組成物を用いた複合体を提供することができた。
本発明における成分(A)とは、(1)エチレン単位を20〜90重量%、好ましくは30〜80重量%と、(2)炭素原子数3〜10のα−オレフィン単位の1種以上を10〜70重量%、好ましくは20〜60重量%と、(3)炭素数4〜8の共役ジエン単位、炭素原子数5〜15の非共役ジエン単位、ビニルエステル化合物単位、不飽和カルボン酸エステル単位および不飽和カルボン酸単位からなる群から選ばれる1種以上の単位を0〜30重量%、好ましくは0〜20重量%とを含むランダム共重合体であって、JIS K−6253のA硬度が98以下の共重合体を意味する(単位(1)の含有量と単位(2)の含有量と単位(3)の含有量との合計を100重量%とする)。
上記のα−オレフィンとして、プロピレン、1−ブテン、2−メチルプロピレン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、および1−オクテンを例示することができる。中でも、入手容易性の観点から、プロピレンまたは1−ブテンが好ましく、プロピレンがより好ましい。
上記の炭素数4〜8の共役ジエンとして、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、1,3−ペンタジエン、および2,3−ジメチル−1,3−ブタジエンを例示することができる。
上記の炭素原子数5〜15の非共役ジエンとして、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ジシクロオクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、および5−ビニル−2−ノルボルネンを例示することができる。
上記のビニルエステル化合物として、酢酸ビニルを例示することができる。
上記の不飽和カルボン酸エステルとして、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、およびメタクリル酸エチルを例示することができる。
上記の不飽和カルボン酸として、アクリル酸およびメタクリル酸を例示することができる。
上記(2)の単位のモノマーとして、中でも、入手容易性の観点から、ジシクロペンタジエンおよび5−エチリデン−2−ノルボルネンのような非共役ジエンが好ましい。
成分(A)として、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、エチレン−プロピレン−1−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−プロピレン−1−オクテン共重合体、およびエチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、ならびにこれらの2種以上の組合せを例示することができる。 成分(A)は公知の方法で製造することができる。
成分(A)中のエチレン単位の含有量とα−オレフィン単位の含有量との重量比は、通常90/10〜30/70である。成分(A)は、好ましくは、エチレン単位の含有量とプロピレン単位の含有量との重量比が85/15〜45/55の、エチレン単位とプロピレン単位とを含む共重合体ゴムである。
成分(A)のムーニー粘度(ML1+4100℃)は、好ましくは10〜350、更に好ましくは30〜300である。該ムーニー粘度が10未満であると、熱可塑性エラストマー組成物の機械的強度が劣ることがあり、350を超えると積層体の外観が損なわれることがある。ここで、通常、ムーニ−粘度はゴムの分子量を示す尺度として使用されているところ、その測定し得る上限は実態として200であり、通常は100以下の測定値が得られる温度で測定されるから、上記ムーニー粘度の100を超える値は、100℃より高い温度(たとえば、125℃や140℃)での測定値を、経験式に基づいて換算した値である。
分子量を示す尺度として極限粘度も使われているところ、成分(A)の135℃テトラリン中で測定した極限粘度は、好ましくは0.5〜8.0dl/g、更に好ましくは1.0〜6.0である。極限粘度が0.5未満であると、熱可塑性エラストマー組成物の機械的強度が劣ることがあり、8.0を超えると積層体の外観が損なわれることがある。
本発明における成分(B)とは、該成分に含まれるモノマー単位の総量を100重量%として、プロピレン単位を50〜100重量%、好ましくは80〜100重量%含有する、プロピレンの単独重合体、またはプロピレンと、エチレンおよび/もしくは炭素数4〜10のα−オレフィン(たとえば、1‐ブテン、1‐ヘキセン、1−ペンテン、1−オクテンおよび4−メチル‐1‐ペンテン)とのランダム共重合体やブロック共重合体を意味する。該共重合体として、エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体、プロピレン−1−ヘキセン共重合体、プロピレン−1−オクテン共重合体、プロピレン−エチレン−1−ブテン共重合体、およびエチレン−プロピレン−1−ヘキセン共重合体を例示することができる。
上記ブロック共重合体とは、プロピレンとエチレンとを用いる場合について説明すると、以下のような工程からなる製造方法で製造される重合体を意味する:
(1)プロピレンを単独重合し、ポリプロピレンを生成させる工程;
(2)該ポリプロピレンの存在下に、プロピレンとエチレンとを共重合させる工程。
したがって、得られる重合体は実質上、工程(1)で生成されるポリプロピレンと、工程(2)で生成されるプロピレン−エチレン共重合体との混合物である。該混合物は、−−−PPPEEE−−−(Pはプロピレン単位を、Eはエチレン単位を、それぞれ表わす)のような構造を有する典型的なブロック共重合体ではないものの、それがポリオレフィンの分野でブロック共重合体と呼ばれている理由は、上記のような複数の工程からなる方法で製造されるからであろう。
成分(B)は公知の方法で製造することができる。成分(B)の立体構造は特に限定されず、立体構造として、アイソタクチック構造、シンジオタクチック構造、およびこれら両構造が混合した構造を例示することができる。中でも、アイソタクチック構造を主たる構造とする成分(B)が好ましい。
成分(B)のメルトフローレート(JIS K6758に従い、温度230℃、荷重21.18Nで測定)は、好ましくは0.1〜100g/10分、より好ましくは0.5〜50g/10分である。
本発明における成分(C)として、アロマ系鉱物油(aromatic mineral oil)、ナフテン系鉱物油(naphthenic mineral oil)およびパラフィン系鉱物油(paraffinic mineral oil)のような石油の高沸点留分(平均分子量が300〜1500、流動点が0℃以下)を例示することができる。中でも、パラフィン系鉱物油が好ましい。これらの鉱物油は、ASTM D2501の粘度比重恒数(V.G.C:viscosity-gravity constant)で分類されている。
成分(C)は、伸展油として成分(A)へ添加してもよい。該添加の方法は、公知の方法でもよい。該方法として、(1)ロールやバンバリーミキサーのような混練装置を用い、両者を機械的に混練する方法、(2)溶液状として製造された成分(A)の溶液に成分(C)を添加し、次いで、スチームストリッピングのような方法によって脱溶媒する方法、を例示することができる。
本発明における成分(D)として、ゴムの架橋に通常用いられている硫黄、フェノール樹脂および有機過酸化物を例示することができる。中でも、有機過酸化物が好ましい。該有機過酸化物として、2,5-ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5-ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(パーオキシベンゾイル)ヘキシン、およびジクミルパーオキサイドを例示することができる。
成分(D)は、架橋助剤と組合せてもよい。架橋助剤として、N,N'−m−フェニレンビスマレイミド、トルイレンビスマレイミド、p−キノンジオキシム、p,p'- ジベンゾイルキノンジオキシム、ニトロソベンゼン、ジフェニルグアニジン、ジビニルベンゼン、トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、およびアリルメタクリレートのような多官能性化合物を例示することができる。架橋助剤は、成分(A)100重量部あたり、通常0.01〜10重量部の量で用いられる。
本発明における成分(E)とは、成分(E)に含まれるモノマー単位の総量を100重量%として、エチレン単位を80〜100重量%含有する、(1)エチレンの単独重合体、または(2)エチレンと、炭素数3〜10のα−オレフィン(たとえば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテンおよび1−ヘキセン)および/または極性基と炭素−炭素二重結合とを有する単量体(たとえば、酢酸ビニル、アクリル酸エステルおよびメタアクリル酸エステル)との共重合体を意味する。成分(E)は、好ましくは、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−1−ペンテン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、またはエチレン−1−ヘキセン共重合体である。
成分(E)のメルトフローレート(JIS K6760に従い、温度190℃、荷重21.18Nで測定)は、好ましくは0.01〜200g/10分、より好ましくは0.1〜100g/10分である。
本発明における「動的加熱」とは、剪断力下に溶融混練する処理を意味する。動的加熱は、開放型のミキシングロール;ならびに、密閉式の、バンバリーミキサー、押出機、ニーダー、および連続ミキサー、のような公知の溶融混練機で行うことができる。中でも、密閉式の溶融混練機が好ましい。動的加熱における温度は、通常150〜250℃であり、時間は通常1〜30分間である。
本発明で用いられる成分(B)、成分(C)、成分(D)および成分(E)の量は、成分(A)100重量部に対してそれぞれ、10〜130重量部、好ましくは30〜80重量部;5〜150重量部、好ましくは30〜120重量部;0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部;および5〜50重量部、好ましくは10〜40重量部、である。
成分(B)の量が10重量部未満であると、熱可塑性エラストマー組成物の流動性が低下し、その結果、熱可塑性エラストマー組成物の外観が不良となることがある。成分(B)の量が130重量部を超えると、熱可塑性エラストマー組成物が弾性を示さないことがある。
成分(C)の量が5重量部未満であると、熱可塑性エラストマー組成物の流動性が低下し、その結果、熱可塑性エラストマー組成物の加工性が悪化することがある。成分(C)の量が150重量部を超えると、熱可塑性エラストマー組成物の表面にブリードが発生し、その結果、外観不良となることがある。
成分(D)の量が0.01重量部未満であると、十分な架橋度を有する成分(A)を得るのに時間がかかることがある。成分(D)の量が10重量部を超えると、熱可塑性エラストマー組成物の臭気が強くなり、また、成分(A)が過度の架橋度を有し、その結果、得られる熱可塑性エラストマー組成物の流動性が低下することがある。
成分(E)の量が5重量部未満であると、熱可塑性エラストマー組成物の耐候性が低下することがある。成分(E)の量が50重量部を超えると、熱可塑性エラストマー組成物の流動性が低下し、その結果、熱可塑性エラストマー組成物の加工性が悪化することがある。
本発明における成分(A)〜(E)は、タルクおよび炭酸カルシウムのような無機フィラー;難燃剤、可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、老化防止剤および離型剤のような添加剤;または顔料、と組合せてもよい。
本発明の製造方法−2における工程(2)の溶融混練は、バンバリーミキサーのような公知の密閉式混練機;または、押出し機およびオープンロールのような公知の溶融混練機、で行うことができる。溶融混練における温度は、通常150〜250℃であり、時間は通常1〜30分間である。
本発明における「硫黄加硫されたゴム組成物」とは、含硫黄化合物によって加硫されたゴム組成物を意味する。該含硫黄化合物として、硫黄ならびに、モルフォリンジサルファイドおよびアルキルフェノールジサルファイドのような活性硫黄放出形有機加硫剤を例示することができる。該ゴム組成物におけるゴムとは、該含硫黄化合物によって加硫し得るゴムを意味する。該ゴムとして、エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムおよびブチルゴムを例示することができる。中でも、硫黄加硫されたゴム組成物の耐熱性および耐候性の観点から、エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴムが好ましい。
該α−オレフィンとは炭素原子数3〜10のα−オレフィンであって、該α−オレフィンとして、プロピレン、1−ブテン、2−メチルプロピレン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、および1−オクテンを例示することができる。中でも、入手容易性の観点から、プロピレンまたは1−ブテンが好ましく、プロピレンがより好ましい。該非共役ジエンとは炭素数5〜15の非共役ジエンであって、該非共役ジエンとして、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ジシクロオクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、および5−ビニル−2−ノルボルネンを例示することができる。
該エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴムとして、エチレン−プロピレン−ジシクロペンタジエン共重合体ゴム、およびエチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴムを例示することができる。
上記の「硫黄加硫されたゴム組成物」は、上記のゴム100重量部と、上記の含硫黄化合物0.1〜10重量部とを含む硫黄加硫し得るゴム組成物を加硫することによって得られる。上記のゴムおよび含硫黄化合物の各々は、カーボンブラック、鉱物油、加工助剤、無機充填剤、老化防止剤および加硫促進剤のような添加剤と組合せてもよい。
上記の鉱物油として、本発明における成分(C)として上に例示したものを例示することができる。
上記の加工助剤として、リシノール酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、およびステアリン酸カルシウムを例示することができる。
上記の無機充填剤として、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、およびタルクを例示することができる。
上記の老化防止剤として、フェニルブチルアミンおよびN,N−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミンのような芳香族第2アミン系老化防止剤;ジブチルヒドロキシトルエン、およびペンタエリスリチルテトラキス[3−(3,5−ジーt−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]のようなフェノール系老化防止剤;ビス[2−メチルー4−(3−n−アルキルチオプロピオニルオキシ)−5−t−ブチルフェニル]スルフィドのようなチオエーテル系老化防止剤;ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルのようなジチオカルバミン酸塩系老化防止剤;ならびに、2−メルカプトベンゾイルイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾールの亜鉛塩、ジラウリルチオジプロピオネート、およびジステアリルチオジプロピオネートのような硫黄系老化防止剤を例示することができる。
上記の加硫促進剤として、n−ブチルアルデヒドとアニリン縮合物、およびブチルアルデヒドとモノブチルアミン縮合物のようなアルデヒド−アミン類;ジフェニルグアニジンおよびジオルソトリルグアニジンのようなグアニジン類;2−メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアジルジスルフィド、および2−(2,4−ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチアゾールのようなチアゾール系;N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミドのようなスルフェンアミド類;テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、およびテトラメチルチウラムモノスルフィドのようなチウラム類;エチレンチオ尿素およびN,N’−ジフェニルチオ尿素のようなチオ尿素類;ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、およびジブチルジチオカルバミン酸テ亜鉛のようなジチオカルバメート類;ならびに、ジブチルキサトゲン酸亜鉛のようなザンテート系を例示することができる。
上記の硫黄加硫し得るゴム組成物は、原料成分を、ゴム工業界で一般に利用されているバンバリーミキサー、ニーダー、およびインターミックスのようなインターナルミキサー;またはオープンロールで混練して製造することができる。
上記の硫黄加硫し得るゴム組成物は、公知の方法で加硫することができる。該方法として、(1)該組成物をプレス成形法、インジェクション成形法、およびトランスファー成形法のような成形法で成形すると同時に加硫する方法、(2)該組成物を押出成形法およびカレンダーロール成形法のような成形法によって所望の形状を有する成形品に成形し、次いで、該成形品を熱空気中で加硫する方法、(3)該成形品を水蒸気中で加硫する方法、(4)該成形品をガラスビーズ流動床およびLCM(熱溶融塩槽)のような装置中で加硫する方法、(5)該成形品にUHF(極超短波電磁波)または電子線を照射して加硫する方法、を例示することができる。
本発明の積層体は、上記の熱可塑性エラストマー組成物からなる層と、上記の硫黄加硫されたゴム組成物からなる層とを積層することによって、すなわち、本発明の製造方法−1における工程(2)、または製造方法−2における工程(3)によって、製造される。両層を積層する方法として、(1)プレス成形法またはインサート成形法(たとえば、射出成形法)にて両層を接触させて機械的に保持する方法、(2)両層を、合成ゴム接着剤(たとえば、ポリクロロプレンゴムおよびアクリロニトリル・ブタジエンゴム)やエポキシ接着剤のような接着剤で接着する方法、(3)硫黄加硫されたゴム組成物からなる層の上に、熱可塑性エラストマー組成物からなる層を溶融押出して両層を融着させる方法、を例示することができる。
上記の熱可塑性エラストマー組成物からなる層の厚さは、通常50〜500μmであり、上記の硫黄加硫されたゴム組成物からなる層の厚さは、通常0.1〜10mmである。両層からなる本発明の積層体、および本発明の製造方法で製造される積層体の厚さは、通常150〜5000μmである。
本発明の積層体、および本発明の製造方法で製造される積層体は、ガラスランおよびウェザストリップのような自動車部品;スポーツシューズのようなスポーツ用品;建材;ならびにガスケット、のような用途に好ましく用いられる。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1
(1)硫黄加硫されたゴム組成物のシートの製造
住友化学工業株式会社製の商品名がエスプレン552でムーニー粘度(ML1+4125℃)が85(本文に記載されたML1+4100℃に換算すると115)のエチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴム(該共重合体ゴムを100重量%として、エチレン単位を55重量%、5−エチリデン−2−ノルボルネン単位を4.0重量%、それぞれ含む)100重量部、堺化学工業株式会社製の酸化亜鉛(商品名:亜鉛華1号)5重量部、旭電化工業株式会社製のステアリン酸(商品名:アデカ脂肪酸SA−400)2重量部、旭カーボン株式会社製のFEFカーボン(商品名:旭60G)155重量部、出光興産社製のパラフィンプロセスオイル(商品名:ダイアナPW380)105重量部、および白石カルシウム株式会社製のクレー(商品名:クラウンクレー)55重量部を、内温を70℃に設定したバンバリーミキサーに投入し、5分間溶融混練した。溶融混練の最終段階において、該内温は160℃であった。
該混練物422重量部、井上石灰株式会社製の酸化カルシウム(商品名がベスタPPなる消泡剤)5.0重量部、ラインケミー社製のエチレンチオ尿素(商品名がRhenogran ETU80なる加硫促進剤)1.0重量部、ラインケミー社製の2−メルカプトベンドチアゾール(商品名がRhenogranMBTS75なる加硫促進剤)1.0重量部、ラインケミー社製のジ−n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛(商品名がRhenogran ZDBC80なる加硫促進剤)1.5重量部、ラインケミー社製のジメチルジチオカルバミン酸亜鉛(商品名がRhenogran ZDMC80なる加硫促進剤)0.5重量部および細井化学工業株式会社製の硫黄(商品名:硫黄200M)1.5重量部を、ロールにて、40℃で10分間溶融混練し、硫黄加硫されていないゴム組成物を得た。
該ゴム組成物を、プレス成形機を用いて、160℃で30分間、加圧下に加熱し、厚さ2mmの硫黄加硫されたゴム組成物のシートを製造した。
(2)熱可塑性エラストマー組成物の製造
住友化学工業株式会社製の商品名がエスプレン670Fでムーニー粘度(ML1+4100℃)が53のエチレン−プロピレン−5−エチリデン−2-ノルボルネン共重合体ゴム(該共重合体ゴムを100重量%として、エチレン単位66重量%と5−エチリデン−2−ノルボルネン単位4.0重量%とをそれぞれ含み、該共重合体ゴムを100重量部として、出光興産株式会社製の商品名がPW−380なる伸展油100重量部を含む)200重量部、住友化学工業株式会社製の、230℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが0.7g/10分のホモポリプロピレン(商品名:ノーブレンD101)57.1重量部、住友化学工業株式会社製の、190℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが2g/10分で密度が916kg/m3のエチレン単独重合体(商品名:スミカセンG201)28.5重量部、チバスペシャリティケミカルズ製のペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕(商品名:Irganox1010)0.29重量部、住友化学工業株式会社製の2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(商品名:スミソーブ300)0.57重量部、チバスペシャリティケミカルズ製の、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノールとコハク酸ジメチルとの縮合物(商品名:Tinuvin622)0.57重量部、精工化学株式会社製のトリメチロールプロパントリメタクリレート(商品名:ハイクロスM−P)0.86重量部を、バンバリーミキサーにより170〜200℃で10分間溶融混練した。
該混練物をロールに通してシート状にし、得られたシートをシートペレタイザーでペレットにした。次いで、このペレット100重量部と、化薬アクゾ株式会社製の2,5-ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(架橋剤、商品名:APO−40S、)0.5重量部とを、タンブラーミキサーにより10分間均一に混合した。得られた混合物を、2軸押出機を用いて200±10℃で押出して(つまり、動的に加熱して)、熱可塑性エラストマー組成物を得た。
(3)積層体の製造
積層体を、以下の工程からなる方法で製造した:
(i)熱可塑性エラストマー組成物を単軸押出機にて200℃で押出し、厚さ1mmのシートを得る工程;
(ii)該シートと、上記(1)で得られた厚さ2mmの硫黄加硫されたゴム組成物のシートとを、厚さ3mmの金枠内に重ねてセットし、その上下を鉄板で挟み、加圧プレス機にセットする工程;
(iii)重ねられた両シートを、加圧プレスにて、175℃で5分間、加圧加熱する工程;および
(iv)更に5分間、室温にて冷却する工程。
(4)積層体の評価
得られた積層体について、UVフェードメーター(ブラックパネル温度=83℃)を用いて、400時間後の熱可塑性エラストマー組成物からなる層の変色の程度をJIS K 7105に準拠して測定した結果、色差(ΔE)は1.85であった。
熱可塑性エラストマー組成物からなる層の変色の程度を測定した理由は、硫黄加硫されたゴム組成物からなる層中に残存する含硫黄化合物の前者の層への移行が、変色の原因になるからである。
ΔEは黄変のみでなく全体としての色相の変化を表し、その値が3以下であれば変色の程度は少ないと言われている。
実施例2
低密度ポリエチレンを、出光興産株式会社製の、190℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが4.7g/10分で密度が965kg/m3の高密度ポリエチレン(商品名:IDEMITSU HD 211J)28.5重量部に変更したこと以外は実施例1と同様に行い、色差(ΔE)が1.48の積層体を得た。
実施例3
低密度ポリエチレンを、住友化学工業株式会社製の、190℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが2.3g/10分で密度が916kg/m3の直鎖状低密度ポリエチレン(エチレン−1−ヘキセン共重合体)(商品名:スミカセンE FV201)28.5重量部に変更したこと以外は実施例1と同様に行い、色差(ΔE)が1.26の積層体を得た。
比較例1
ポリプロピレンの量を85.7重量部に変更したこと、および低密度ポリエチレンを用いなかったこと以外は実施例1と同様に行い、色差(ΔE)が6.43の白化した積層体を得た。該白化(いわゆるチョーキング現象)は、積層体の表面がUV光によって劣化しクラックが生じたことに起因する。
実施例1〜3および比較例1における、熱可塑性エラストマー組成物の製造に用いられた成分(A)、(B)および(E)の種類と量(重量部)、および得られた積層体の評価結果を、表1にまとめた。
比較例2
ポリプロピレンの量を46.9重量部に変更したこと、および低密度ポリエチレンを用いなかったこと以外は実施例1と同様に行い、色差(ΔE)が4.10の白化した積層体を得た。該白化(いわゆるチョーキング現象)は、積層体の表面がUV光によって劣化しクラックが生じたことに起因する。
実施例4
実施例1(2)において製造された熱可塑性エラストマー組成物を、以下のプロセスによって製造された熱可塑性エラストマー組成物に変更した以外は、実施例1と同様に行い、色差(ΔE)が2.43の積層体を得た。
住友化学工業株式会社製の商品名がエスプレン670Fでムーニー粘度(ML1+4100℃)が53のエチレン−プロピレン−5−エチリデン−2-ノルボルネン共重合体ゴム(該共重合体ゴムを100重量%として、エチレン単位66重量%と5−エチリデン−2−ノルボルネン単位4.0重量%とをそれぞれ含み、該共重合体ゴムを100重量部として、出光興産株式会社製の商品名がPW−380なる伸展油100重量部を含む)200重量部、住友化学工業株式会社製の、230℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが0.7g/10分のホモポリプロピレン(商品名:ノーブレンD101)46.9重量部、チバスペシャリティケミカルズ製のペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕(商品名:Irganox1010)0.29重量部、住友化学工業株式会社製の2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(商品名:スミソーブ300)0.57重量部、チバスペシャリティケミカルズ製の、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノールとコハク酸ジメチルとの縮合物(商品名:Tinuvin622)0.57重量部、精工化学株式会社製のトリメチロールプロパントリメタクリレート(商品名:ハイクロスM−P)0.86重量部を、バンバリーミキサーにより170〜200℃で10分間溶融混練した。
該混練物をロールに通してシート状にし、得られたシートをシートペレタイザーでペレットにした。次いで、このペレット100重量部と、化薬アクゾ株式会社製の2,5-ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(架橋剤、商品名:APO−40S、)0.5重量部とを、タンブラーミキサーにより10分間均一に混合した。得られた混合物を、2軸押出機を用いて200±10℃で押出して(つまり、動的に加熱して)、中間生成物を得た。得られた中間生成物90重量部に対して、住友化学株式会社製の、190℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが2g/10分で密度が916kg/m3のエチレン単独重合体(商品名:スミカセンG201)を10重量部とをタンブラーミキサーにより10分間均一に混合した。得られた混合物を単軸押出機を用いて200±10℃で押出して、熱可塑性エラストマー組成物を得た。
実施例5
実施例4において、低密度ポリエチレンを三井化学株式会社製の、190℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが12g/10分で密度が961kg/m3のエチレン単独重合体(商品名:ハイゼックス1300J)に変更したこと以外は実施例4と同様に行い、色差(ΔE)が2.45の積層体を得た。
実施例6
実施例4において、低密度ポリエチレンを住友化学株式会社製の、190℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレートが2.3g/10分で密度が916kg/m3の直鎖状低密度ポリエチレン(エチレン−1−ヘキセン共重合体)(商品名:スミカセンE FV201)に変更したこと以外は実施例4と同様に行い、色差(ΔE)が2.43の積層体を得た。
実施例4〜6および比較例2における、熱可塑性エラストマー組成物の製造に用いられた成分(A)、(B)および(E)の種類と量(重量部)、および得られた積層体の評価結果を、表2にまとめた。













Figure 0004736587
Figure 0004736587

Claims (3)

  1. 硫黄加硫ゴム組成物と熱可塑性エラストマー組成物が接触している複合体を製造するための熱可塑性エラストマー組成物であって、
    (A)エチレン−α−オレフィン共重合ゴム100重量部、(B)プロピレン樹脂10〜130重量部、(C)鉱物油5〜150重量部、(D)架橋剤0.01〜10重量部及び(E)エチレン樹脂5〜50重量部の動的熱処理物、
    又は、
    (A)エチレン−α−オレフィン共重合ゴム100重量部、(B)プロピレン樹脂10〜130重量部、(C)鉱物油5〜150重量部及び(D)架橋剤0.01〜10重量部の動的熱処理物及び(E)エチレン樹脂5〜50重量部を含有する組成物
    からなる複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物。
  2. (D)が、有機過酸化物である請求項1記載の複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物。
  3. 硫黄加硫ゴム組成物からなる層と請求項1または2に記載の熱可塑性エラストマー組成物からなる層とを積層する工程からなる積層体の製造方法。
JP2005208200A 2004-10-05 2005-07-19 複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物及び複合体 Active JP4736587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005208200A JP4736587B2 (ja) 2004-10-05 2005-07-19 複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物及び複合体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292338 2004-10-05
JP2004292338 2004-10-05
JP2005208200A JP4736587B2 (ja) 2004-10-05 2005-07-19 複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物及び複合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006131878A JP2006131878A (ja) 2006-05-25
JP4736587B2 true JP4736587B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=36725708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005208200A Active JP4736587B2 (ja) 2004-10-05 2005-07-19 複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物及び複合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4736587B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2011000864A (es) * 2008-07-23 2011-03-21 Saudi Basic Ind Corp Proceso para preparar composiciones de polipropileno modificado.
JP7102744B2 (ja) 2017-05-19 2022-07-20 住友化学株式会社 熱可塑性エラストマー組成物
CN110452549B (zh) * 2019-08-12 2021-12-21 上海晨光文具股份有限公司 热塑性弹性体-硅树脂复合材料及其制备方法
CN114716736A (zh) * 2022-03-31 2022-07-08 晋江骏泰鞋材有限公司 一种钛氪超透高透光强缓震鞋底

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01247440A (ja) * 1988-03-30 1989-10-03 Mitsui Petrochem Ind Ltd 熱可塑性エラストマー組成物
JPH05279524A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Sumitomo Chem Co Ltd 耐光性表皮材用エラストマー組成物および該組成物からなる工業部品用耐光性表皮材
JP2003012878A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Sumitomo Chem Co Ltd 熱可塑性エラストマー組成物及び成形体
JP2003277620A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Sumitomo Chem Co Ltd 複合体製造用樹脂組成物及び複合体
JP2004043770A (ja) * 2002-03-29 2004-02-12 Sumitomo Chem Co Ltd 熱可塑性エラストマー組成物

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01247440A (ja) * 1988-03-30 1989-10-03 Mitsui Petrochem Ind Ltd 熱可塑性エラストマー組成物
JPH05279524A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Sumitomo Chem Co Ltd 耐光性表皮材用エラストマー組成物および該組成物からなる工業部品用耐光性表皮材
JP2003012878A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Sumitomo Chem Co Ltd 熱可塑性エラストマー組成物及び成形体
JP2003277620A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Sumitomo Chem Co Ltd 複合体製造用樹脂組成物及び複合体
JP2004043770A (ja) * 2002-03-29 2004-02-12 Sumitomo Chem Co Ltd 熱可塑性エラストマー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006131878A (ja) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7718272B2 (en) Laminated product and process for producing the same
KR970000948B1 (ko) 교차결합되어 있는 2개의 공중합체와 결정질의 메트릭스를 가지고 있는 동적 가류(加硫)된 합금
US6777498B2 (en) Olefin thermoplastic elastomer, process for producing the same and use thereof
JPH0657052A (ja) 動的加硫組成物及びその製造方法
EP3458515B1 (en) Rubber composition
JP5200877B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物、複合成形体およびウェザーストリップ
KR19990030319A (ko) 열가소성 엘라스토머 및 그 제조 방법
KR100699741B1 (ko) 칼렌더 성형용 열가소성 엘라스토머 조성물 및 이로부터제조한 시트
JP4736587B2 (ja) 複合体製造用熱可塑性エラストマー組成物及び複合体
JP2000038485A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
EP2094782B1 (en) Method for producing olefinic thermoplastic elastomer
JP5071184B2 (ja) 複合成形体および複合成形体の製造方法
JP5114941B2 (ja) オレフィン系熱可塑性エラストマーの製造方法
KR100843610B1 (ko) 캘린더 가공성이 우수한 올레핀계 열가소성 수지 조성물
JP2003012878A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物及び成形体
JP4720204B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法
JPH05222214A (ja) 防水シート
DE602004009315T2 (de) Thermoplastische elastomere mit verbesserten verarbeitungseigenschaften und mechanischen eigenschaften
JP3413974B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法
JP5082817B2 (ja) オレフィン系熱可塑性エラストマーの製造方法
JP2006298997A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物およびその成形体
JPS60231748A (ja) 防水シ−ト
JP3254799B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
WO2020256000A1 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物および熱可塑性エラストマー成形体
JP2001335641A (ja) カレンダー成形用熱可塑性エラストマー組成物及びシート

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080131

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080514

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4736587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350