JP4734291B2 - トナー搬送ローラ及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、電子写真方式による画像形成装置の一例を示す概要図であって、トナー供給ローラ3と静電潜像を保持した画像形成体(静電潜像担持体)1との間に現像ローラ2がその外周面を画像形成体1の表面に近接させた状態で配設され、かつ画像形成体1に紙などの記録媒体8を介して、転写ローラ5を当接させた構造を示している。トナー供給ローラ3、現像ローラ2及び画像形成体1を矢印方向に回転させることにより、トナーがトナー供給ローラ3により、現像ローラ2の表面に供給され、層規制ブレード4によって均一な薄層に整えられたのち、画像形成体1上の潜像に付着し、該潜像が可視化される、そして画像形成体1と転写ローラ5との間に電界を発生させることにより、画像形成体1上のトナー画像を記録媒体8に転写させる。また、6はクリーニングローラであり、このクリーニングローラ6により、転写後に画像形成体1表面に残留するトナーが除去される。なお、7は帯電ローラである。
例えば、トナー搬送ローラを構成するポリウレタン発泡体に導電性カーボンなどの導電性処理液を含浸させる方法又は導電性カーボンを混練する方法によって、電気抵抗を下げ、トナー帯電量(Q/M)を落として、トナー搬送量(M/A)を上げ、画像のかすれなどの不具合を抑える方法がある。
しかしながら、ポリウレタン発泡体に導電性カーボンの処理液を含浸させる方法は、カーボンがポリウレタン発泡体の気泡を構成する樹脂骨格に付着しているだけであるため、繰り返しの圧縮や摩耗等で脱落し、導電性が低下するという問題がある。またポリウレタン発泡体に求められるフォームが緻密な気泡である場合、フォームの中まで導電性処理液を含浸させることが難しく、緻密な気泡の、安定した導電性ポリウレタン発泡体を得るのは困難である。また、この方法では、ポリウレタン発泡体を製造した後に導電性カーボンなどの導電性処理液の含浸工程を必要とし、大幅な生産コストの増加を余儀なくされる。
しかしながら、トナー搬送ローラの表面に凹凸形状を付すためには、金型のキャビティーの内面に凹凸をつけたもので成形する必要があり、金型の作製費用、金型のメンテナンスの必要性、金型からの離型性を確保するための離型処理、すなわち、離型剤の塗布やフッ素コーティングなどを施す必要性など、トナー搬送ローラの作製費用が大幅に増大するという問題点があった。
(1)回転軸と、その周囲に設けられたポリウレタン発泡体層を有するローラであって、ポリウレタン発泡体層中に、該ポリウレタンよりも帯電列において負側にある荷電制御剤を含有することを特徴とする負帯電性トナー用トナー搬送ローラ、
(2)回転軸と、その周囲に設けられたポリウレタン発泡体層を有するローラであって、ポリウレタン発泡体層中に、該ポリウレタンよりも帯電列において正側にある荷電制御剤を含有することを特徴とする正帯電性トナー用トナー搬送ローラ、及び
(3)上記(1)又は(2)に記載のトナー搬送ローラを装着したことを特徴とする画像形成装置、
を提供するものである。
このような構成とすることで、ポリウレタン発泡体層に負帯電性を付与することができ、トナー搬送ローラを現像ローラと擦り合わせることによる物理的なトナーの供給に加えて、負帯電性を示すトナーとトナー搬送ローラが電気的に反発することにより現像ローラに効率的にトナーを供給することができる。
このような構成とすることで、ポリウレタン発泡体層に正帯電性を付与することができ、トナー搬送ローラを現像ローラと擦り合わせることによる物理的なトナーの供給に加えて、正帯電性を示すトナーとトナー搬送ローラが電気的に反発することにより現像ローラにトナーを効率的に供給することができる。
(帯電列の位置の判別方法)
測定する材料を23℃、相対湿度55%の雰囲気下に4時間放置する。測定材料を除電ブロアSJ−F300(キーエンス社製)にて静電気を除去する。ポリウレタン発泡体と測定対象材料を擦り、高精度静電気センサー(キーエンス社製「SK」)で測定する。ポリウレタン発泡体及び測定対象材料がプラス(正)、マイナス(負)のいずれに帯電するかで判別する。
これらの負帯電荷電制御剤は、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
上記一般式(I)において、R1及びR2で表されるアルキル基としては、特に制限はないが、炭素数1〜18のアルキル基が好ましく、より好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基であり、特に好ましくはブチル基、ペンチル基である。
また、アリール基としては、フェニル基、トリル基、キシリル基、ビフェニリル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル基などが挙げられ、これらのうちフェニル基が好ましい。
また、Mで表されるアルカリ金属またはアルカリ土類金属としては、リチウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム等が挙げられ、リチウム及びカリウムが好ましい。
(D)オキシナフトエ酸誘導体の金属化合物としては、下記一般式(III)で表されるオキシナフトエ酸誘導体と、アルミニウム、クロム、コバルト、鉄、チタン、亜鉛などの金属からなる有機金属化合物が挙げられる。
共重合成分としては、スチレン系モノマー、オレフィン系モノマー、ジエン系モノマー、ハロゲン化ビニル類、ビニルエステル類、(メタ)アクリル酸などのビニル系モノマーなどが挙げられる。
また、上記式(VI)で表されるカルボキシル基を有するモノマーとしては、例えば、コハク酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、マレイン酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、フマル酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、フタル酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、1,2−ジカルボキシシクロヘキサンモノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等が例示される。
スルホン酸基含有アクリルアミドモノマーとしては、2−アクリルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−ブタンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−ヘキサンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−オクタンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−ドデカンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−テトラデカンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−フェニルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2,2,4−トリメチルペンタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルフェニルエタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−(4−クロロフェニル)プロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−カルボキシメチルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−(2−ピリジル)プロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−1−メチルプロパンスルホン酸、3−アクリルアミド−3−メチルブタンスルホン酸、2−メタクリルアミド−n−デカンスルホン酸、2−メタクリルアミド−n−テトラデカンスルホン酸等が挙げられ、これらのうち、特に2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸が好ましい。
上記スルホン酸基含有アクリルアミドモノマーとの共重合成分としては、スチレン系モノマー及びアクリル系モノマーが好ましく、スチレンとアクリル酸エステル又はメタアクリル酸エステルとの組み合わせが好適に挙げられる。
これらの正帯電荷電制御剤は、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
具体的には、n−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、n−アミル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、iso−オクチル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、n−ラウリル(メタ)アクリレート、n−トリデシル(メタ)アクリレート、n−ステアリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。なお、「(メタ)アクリレート」はメタクリレートあるいはアクリレートを意味する。
具体的には、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジメチルアミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジエチルアミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジプロピルアミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジブチルアミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−N−ラウリルアミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−N−ステアリルアミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジメチルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジエチルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジプロピルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジブチルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N−ラウリルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N−ステアリルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド等が例示される。式(2)で示されるアミノ基を有するモノマーは、単独で、または2種以上のモノマーを組み合わせて用いることができる。なお、「(メタ)アクリルアミド」はメタクリルアミドあるいはアクリルアミドを意味する。
上記一般式(X)又は(XI)で表わされる水酸基含有アミノ化合物の具体例としては、ジメチルエタノールアミン、市販品として、花王(株)製「カオーライザーNo.25(商品名)」、三共エアプロダクツ社製「POLYCAT 17(商品名)」等が挙げられる。
R29における炭素数1〜17の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、ウンデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基等のアルキル基;ウンデセニル基、トリデセニル基、ヘプタデセニル基などのアルケニル基;ペンチルフェニル基、ヘキシルフェニル基などのアルキルフェニル基;フェニル基などのアリール基;ベンジル基などのアラルキル基などが挙げられる。これらのうち、水素及び炭素数11〜17のアルキル基が好ましく、特にウンデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基である。
アルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基などの炭素数1〜8の直鎖又は分岐を有するアルキル基が挙げられ、置換基としては、メトキシ基、エトキシ基などの炭素数1〜3のアルコキシ基、ハロゲン、ニトロ基、フェニル基等を挙げることができる。
環状アルキル基の具体例としては、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の炭素数3〜8のシクロアルキル基を挙げることができ、また置換基としては上述のアルキル基で示すものと同様のものを挙げることができる。
アラルキル基の具体例としては、ベンジル基、α,α−ジメチルベンジル基、トルイル基、フェネチル基等を挙げることができ、また置換基としては上述のアルキル基で示すものと同様のものを挙げることができる。
アリール基の具体例としては、フェニル基、ナフチル基等を挙げることができ、また、置換基としては上述のアルキル基で示すものと同様のものを挙げることができる。
また、X-示されるアニオンとしては、有機又は無機のアニオンがあり、具体例としては、ナフトールスルホン酸アニオン、トルエンスルホン酸のアニオン、ハロゲンイオン等を挙げることができる。
これらのうち、特にR37及びR39がフェニルアミノ基であり、R38がm−メチルフェニルアミノ基であり、R40〜R46が水素である化合物が好ましい。
さらには、先にポリウレタン発泡体ローラを形成しておき、これを負帯電荷電制御剤又は正帯電荷電制御剤の溶液又は分散液中に浸漬等させることで、負帯電荷電制御剤又は正帯電荷電制御剤をポリウレタン発泡体ローラに付着させることもできる。
具体的には、ポリオール成分、ポリイソシアネート成分、不活性ガス、水、低沸点有機化合物などの物理発泡剤及び場合によりウレタン反応触媒などを含む発泡体形成材料を、回転軸がセットされた所定の形状の金型に注型して発泡硬化させるか、又はブロック状に自由に発泡させたのち、加熱硬化させ、ブロックから切削加工により、所定寸法に切り出し、回転軸を取り付ける方法などが知られている。なお、発泡にあたっては、上述のような発泡剤を使用せずに、機械的攪拌による発泡を行ってもよい。
なお、本発明のトナー搬送ローラにおいては、通常用いられるカーボンブラックなどの導電性付与剤は配合されない。
これらのポリウレタン発泡体ローラに用いられる回転軸としては、例えばABS、POM、ポリカーボネート、ナイロンなどのプラスチックや、硫黄快削鋼などの鋼材に亜鉛などのメッキを施した金属部材、アルミニウム、ステンレス鋼、マグネシウム合金などの金属部材が挙げられる。
(評価方法)
(1)トナー搬送量(M/A)による評価
各実施例及び比較例で製造されたトナー搬送ローラのトナー搬送量(M/A)で評価した。トナー搬送量(M/A)は以下の方法で測定した(図1参照)。
ADVANTEC 86Rの円筒ろ紙を装着した吸引ポンプを用いて、現像ローラ2上にあって、トナー搬送ローラ3とブレード4の間に存在するトナーを約14.4cm2分吸引し、ろ紙上に溜まったトナーを秤量して、単位面積あたりのトナー量(mg/cm2)を測定した。
(2)画像の質及び持続性の評価
各実施例及び比較例で得られたトナー搬送ローラを画像形成装置に組み込み、通常の印刷を1000枚した。その後、該画像装置内に含まれるトナー色を全面に配する画像を3枚印刷し、その2枚目の印刷物について画像のかすれの有無を目視にて判断し、画像の質を評価した。
また、実施例1と比較例2については、印刷枚数1枚(表中では0Kと表現)から10000枚(表中では10Kと表現)まで通常の印刷を行い、1000枚印刷するごとに、該画像装置内に含まれるトナー色を全面に配する画像を3枚印刷した。3枚の印刷物のうち、2枚目の印刷物について画像のかすれの有無を目視にて判断し、画像の質の持続性を評価した。評価基準は以下のとおりである。
5点;かすれなし
4点;かすれわずかにあり
3点;かすれが1/4の面積部分で発生
2点;かすれが1/3の面積部分で発生
1点;かすれが1/2の面積部分で発生
(3)製造コスト
各実施例及び比較例で得られたトナー搬送ローラに対して、製造コストを相対的に評価した。
平均分子量5000、官能基数3のポリエーテルポリオール70質量部、スチレングラフトタイプのポリマーポリオール30質量部、トリエチレンジアミン0.3質量部、N−メチルモルフォリン0.2質量部、水1.5質量部、シリコーン整泡剤1.5質量部、及びTDI/MDI混合タイプのイソシアネートをインデックス105となる量、さらに負帯電荷電制御剤として、前記一般式(I)で表されるホウ酸エステル化合物(R1及びR2はフェニル基、Mはカリウム)を1質量部配合してポリウレタン発泡体形成材料を調製した。
このポリウレタン発泡体形成材料を用い、自由発泡させた。該発泡体を16×16×230mmにカットし、軸挿入のための穴を開けた後、接着剤を塗布した軸を発泡体へ挿入した。その後、90℃で120分間加熱し、軸と発泡体を接着させた。その後、研磨機により研磨し、外径14mm、長さ220mmのトナー搬送ローラを得た。
このトナー搬送ローラを上記方法にて評価した結果を第1表、第2表及び図2に示す。
グリセリンにプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付加して最終的にポリオキシエチレン連鎖の含有量を20質量%とした分子量5000のポリエーテル系ポリオール100gと、トリレンジイソシアネート(2,6異性体量20%:日本ポリウタン(株)製:TD180)25gを反応させてNCO含有量7.5質量%のウレタンプレポリマーを得た。このウレタンプレポリマー100gに、導電性カーボンブラック8質量%を含む導電性カーボン水分散液(ライオン(株)製:W−311N)25gと、反応活性化触媒としてN−メチルモルフォリン1g及びトリエチルアミン0.3g、それにシリコン系界面活性剤(日本ユニカー(株)製:L−520)1.5gを秤量添加し、8秒間撹拌混合した後直ちに内容積900cm3のモールド内に注入した。この場合、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対して添加された水量は化学当量で12倍であった。 なお同一配合、同一量の原料を大気圧下で自由発泡した場合の体積は1125cm3であった。その後発泡液が硬化するに要する時間(約10分)後に圧力を抜き発泡体を取り出した。該発泡体を用い、実施例1で記載したのと同様の方法で回転軸を装着し、研磨して、実施例1同じ大きさのトナー搬送ローラを得た。このトナー搬送ローラを上記方法にて評価した結果を第1表に示す。
比較例1において、導電性カーボンブラック8質量%を含む導電性カーボン水分散液(ライオン(株)製:W−311N)に代えて、水25gを配合したこと以外は比較例1と同様にしてトナー搬送ローラを得た。このトナー搬送ローラを上記方法にて評価した。結果を第1表、第2表及び図2に示す。
軟質スラブフォームから、縦300〜400mm、横350〜500mm、高さ25mmの直方体を切り出した。このフォームを、カーボンブラックが36重量%分散、含有された水分散体と、アクリル系エマルジョン(日本ゼオン(株)製、商品名「Nipol LX852」)とを1:1に混合した導電処理液に20℃で5分間浸漬した。その後、水、カーボンブラック及びアクリル樹脂が、その気泡内に含浸された上記フォームを、間隔0.2mmに設定された一対のロール間を通過させて水分等を除去した。次いで、このフォームを100℃に設定された加熱炉中で60分間加熱・乾燥し、水分をほぼ完全に除くとともにアクリル樹脂を架橋させ、この架橋、硬化したアクリル樹脂によってフォームの気泡壁及び骨格にカーボンブラックを固着させた。その後、アクリル樹脂の架橋が進み、カーボンブラックは気泡壁等により強固に固着された。
このようにして得た発泡体を、実施例1で記載したのと同様の方法で回転軸を装着し、研磨して、実施例1と同じ大きさのトナー搬送ローラを得た。このトナー搬送ローラを上記方法にて評価した結果を第1表に示す。
なお、実施例ではトナー供給ローラを用いて説明したが、他の搬送ローラに上記のような、荷電制御剤を用いることもできる。
2.現像ローラ
3.トナー供給ローラ
4.ブレード
5.転写ローラ
6.クリーニングローラ
7.帯電ローラ
8.記録媒体
Claims (3)
- 回転軸と、その周囲に設けられたポリウレタン発泡体層を有するトナー搬送ローラと負帯電性トナーを用いた画像形成装置であって、前記トナー搬送ローラが、ポリウレタン発泡体層中に、該ポリウレタンよりも帯電列において負側にある荷電制御剤を含有する負帯電性トナー搬送ローラであることを特徴とする、画像形成装置。
- 回転軸と、その周囲に設けられたポリウレタン発泡体層を有するトナー搬送ローラと正帯電性トナーを用いた画像形成装置であって、前記トナー搬送ローラが、ポリウレタン発泡体層中に、該ポリウレタンよりも帯電列において正側にある荷電制御剤を含有する正帯電性トナー搬送ローラであることを特徴とする、画像形成装置。
- トナー搬送ローラにおける荷電制御剤の含有量が、前記ポリウレタン発泡体層を構成するポリウレタン発泡体100質量部に対して0.1〜10質量部である、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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