JP4731108B2 - 赤外線透過性に優れた表示を印刷してなる包装用アルミニウム箔 - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム箔本体表面に文字や図柄などの表示が印刷されてなる包装用アルミニウム箔製包装体に関し、特に、表示部が良好な赤外線透過性を持つ包装用アルミニウム箔に関するものである。また、この包装用アルミニウム箔を用いたアルミニウム箔製包装体に関するものである。
医薬品や食品の包装には、種々の形態のアルミニウム箔製包装体が用いられている。たとえば、医薬品の包装には、プレススルーパックなどのアルミニウム箔製包装体が常用されている。プレススルーパックは、錠剤を収納しうるポケット部を多数有する合成樹脂製の容器本体と、ポケット部の口を塞ぐアルミニウム箔製蓋材とよりなるものである。そして、蓋材を構成しているアルミニウム箔には、その本体表面に、医薬品の商標、品番、製造会社名又は図柄などの表示が印刷されている。
プレススルーパックなどのアルミニウム箔製包装体は、医薬品などを密封するために用いられるものであるから、包装体に傷、亀裂、孔又は異物などが存在することは商品欠陥となる。アルミニウム箔本体に傷などの欠陥が存在するか否かは、光学的な検査を行えば、直ちに判明する。すなわち、アルミニウム箔本体に赤外線を照射し、その反射光を受光して画像処理すれば、傷、亀裂、孔又は異物などの欠陥が存在するか否かは、直ちに判明する。したがって、傷などの欠陥が存在するアルミニウム箔本体は、不良品として排除すれば、欠陥の無いアルミニウム箔本体を安定して提供することができる。
しかしながら、アルミニウム箔本体に傷などの欠陥が存在しなくても、このアルミニウム箔本体表面に文字などの表示を印刷し、アルミニウム箔製包装体を得る段階において、傷、亀裂、孔又は異物などの欠陥が生じることがある。具体的には、アルミニウム箔本体に、文字や図柄などの表示を印刷する段階で、傷などの欠陥が生じることもある。また印刷後に、貼合や熱接着などの各種加工を行う段階で、傷などの欠陥が生じることもある。したがって、各段階はもとより、最終品である包装体を作成した後においても、印刷が施されたアルミニウム箔本体、つまりアルミニウム箔に傷などの欠陥が存在するか否かを検査する方法が切望されていた。
このため、アルミニウム箔製包装体を製造する際に適用される外観検査装置が開発された(特許文献1)。この外観検査装置は、(1)アルミニウム箔に対して赤外線を含む光を照射する照明手段と、(2)赤外線に感度を有し、前記照明手段により照射された面を撮像する撮像手段と、(3)撮像手段から出力される映像信号を処理する画像処理装置とを具備するものである。この外観検査装置を用いて、アルミニウム箔の欠陥の有無を検査する場合、アルミニウム箔の表面に施された表示は、赤外線を透過しやすいものが要求される。なぜなら、赤外線により、表示下のアルミニウム箔の部位が照射されないと、その部位が撮像できず、アルミニウム箔本体に傷などの欠陥が存在するか否か判定できないからである。
したがって、アルミニウム箔本体表面に表示を印刷する場合、印刷インキとして、赤外線を透過しやすいインキを使用することが提案されている(特許文献1)。印刷インキとして赤外線を透過しやすいインキとは、印刷インキに含有される顔料として、赤外線透過性に優れた顔料を用いたもののことである。赤外線透過性に優れた顔料としては、特定の化学構造を持つ暗色アゾ系顔料(特許文献2)や、特定の化学構造を持つ黒色アゾ系顔料(特許文献3及び4)が知られている。
特開2003−215047(第2頁の請求項1及び第3頁の請求項13) 特開平11−236514号公報(第2頁の請求項1) 特開2002−256165(第2頁の請求項1) 特開2002−348491(第2頁の請求項1)
本発明は、特許文献2乃至4に記載されている特定の顔料だけではなく、多くの顔料において、赤外線透過性を向上させることを課題とし、より赤外線透過性に優れた顔料を提供しようというものである。したがって、本発明は、赤外線透過性に優れた顔料を得て、これを用いてアルミニウム箔本体表面に表示を印刷することにより、特許文献1記載の外見検査装置で、表示下に存在するアルミニウム箔本体の傷などの欠陥を検査しやすくすることを課題するものである。
すなわち、本発明は、少なくとも、(1)アルミニウム箔に対して赤外線を含む光を照射する照明手段と、(2)赤外線に感度を有し、前記照明手段により照射された面を撮像する撮像手段と、(3)撮像手段から出力される映像信号を処理する画像処理装置を具えた外観検査装置を用いて、アルミニウム箔製包装体を製造する際に用いるアルミニウム箔であって、該アルミニウム箔は、その本体表面に、文字や図柄などの表示が印刷されてなり、該表示は、樹脂ワニスに顔料を添加してなる印刷インキを用いて印刷することによって形成されたものであり、該顔料は、顔料本体表面が合成樹脂膜(ただし、該合成樹脂膜中に近赤外線反射性及び/又は近赤外線透過性色素を含有しない。)によって被覆されていることを特徴とする赤外線透過性に優れた表示を印刷してなる包装用アルミニウム箔に関するものである。
本発明に係る包装用アルミニウム箔には、文字や図柄などの表示が施されている。すなわち、アルミニウム箔本体表面に、印刷インキを用いて、文字や図柄などの表示を印刷してなるアルミニウム箔が用いられる。アルミニウム箔本体表面とは、アルミニウム箔の表裏面の表面を意味しており、裏表のいずれに表示が印刷されていてもよい。
印刷インキには、顔料及び樹脂ワニスなどが含有されている。顔料の平均粒径は任意であるが、一般的に、0.2〜0.5μm程度である。顔料は、顔料本体と、この本体表面に被覆された合成樹脂膜とよりなる。顔料本体としては、従来公知の任意の顔料が用いられ、具体的にはフタロシアニングリーンやジスアゾエローなどが用いられる。
顔料本体表面には合成樹脂膜が被覆されている。合成樹脂膜で被覆することにより、顔料が凝集しにくくなり、分散性が良好となるので、赤外線も透過しやすくなると考えられる。また、合成樹脂膜で被覆することにより、顔料は赤外線を透過しやすくなる。この作用については定かではないが、合成樹脂膜が赤外線を透過しやすいからであると考えられる。すなわち、空気中から直接顔料本体に赤外線が照射される場合に比べて、合成樹脂膜を介して赤外線が照射される方が、赤外線の照射角度が合成樹脂膜で屈折し、顔料本体を透過しやすくなるのではないかと考えられるのである。合成樹脂膜を形成している合成樹脂としては、任意の合成樹脂を用いることができるが、具体的には、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体樹脂などを使用するのが好ましい。
顔料本体表面を合成樹脂膜で被覆するには、加熱溶融させた酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体などの合成樹脂に、顔料本体を分散させ、その後、合成樹脂を冷却固化すればよい。また、グリコールなどの溶剤に合成樹脂を溶解させ、ここに顔料本体を分散させ、その後、溶剤を乾燥除去すればよい。顔料本体と合成樹脂膜との重量比は任意ではあるが、概ね、顔料本体:合成樹脂膜=40〜60:60〜40であるのが好ましい。
印刷インキに含有されている樹脂ワニスは、樹脂を溶剤に溶解させたものである。樹脂ワニスに用いられる樹脂としては、従来公知の任意の樹脂を用いうるが、特に酢酸ビニル、塩化ビニル又は酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体などを用いるのが好ましい。また、溶剤としても、従来公知の各種有機溶剤を用いうるが、特にケトン類などを用いるのが好ましい。印刷インキを構成している顔料と樹脂ワニス中の樹脂との重量比は、任意ではあるが、概ね等量であるのが好ましい。また、樹脂ワニス中の溶剤は、所望の粘度となるよう適宜配合される。
本発明に係る包装用アルミニウム箔は、上記した印刷インキによって、アルミニウム箔本体に文字や図柄などの表示が印刷されてなるものである。したがって、このような包装用アルミニウム箔において、アルミニウム箔本体に施された表示は、赤外線透過性に優れた顔料と樹脂とで形成されていることになる。よって、本発明に係る包装用アルミニウム箔は、表示が施された状態でも、赤外線の照射によって、表示下のアルミニウム箔本体に傷などの欠陥が有るか否かを検査することができる。
また、本発明に係るアルミニウム箔製包装体は、少なくともその一部に、前記した包装用アルミニウム箔が用いられてなるものである。たとえば、アルミニウム箔製包装体がプレススルーパックである場合には、合成樹脂製の容器本体の蓋材として、前記したアルミニウム箔が用いられる。したがって、プレススルーパックなどのアルミニウム箔製包装体の製造段階で、特許文献1に記載された外観検査装置を用いてアルミニウム箔に赤外線を照射すれば、表示下のアルミニウム箔本体に傷などの欠陥が有るか否かを検査することができる。
本発明に係る包装用アルミニウム箔において、アルミニウム箔本体表面に施された表示は、赤外線透過性に優れた顔料によって着色されているため、ここに赤外線を照射した場合、赤外線をよく透過し、表示下のアルミニウム箔本体を撮像することができる。すなわち、撮像して画像処理する際、表示は無視された状態となる。したがって、表示下のアルミニウム箔本体に傷、亀裂、孔又は異物が存在するか否かを検査することが可能となる。
すなわち、本発明に係る包装用アルミニウム箔を用いれば、これはアルミニウム箔本体表面に赤外線透過性のよい表示が施されているので、アルミニウム箔製包装体を製造する段階で、表示下のアルミニウム箔本体を含め、アルミニウム箔本体に傷などの欠陥が有るか否かを、検査することができる。よって、アルミニウム箔製包装体の製造段階で、傷などの欠陥の有る不良品は排除することができ、アルミニウム箔製包装体の製造を合理化することができるという効果を奏する。
以下、実施例に基づいて本発明を説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。本発明は、特定の顔料を含む印刷インキで印刷した表示は、赤外線を透過しやすくなるとの知見に基づくものとして解釈されるべきである。
[緑色顔料の準備]
実施例1
酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体55重量部をロール分散機上で加熱溶融させ、そこにフタロシアニングリーン45重量部を添加して分散させて、緑色顔料を得た。
比較例1
フタロシアニングリーンを、そのまま緑色顔料とした。すなわち、緑色顔料本体(フタロシアニングリーン)を緑色顔料として使用するということであり、その表面が合成樹脂膜で被覆されていないものである。
[印刷インキの準備]
実施例1に係る緑色顔料15gを、塩化ビニル系樹脂16gをシクロヘキサノン69gに溶解させた塩化ビニル系樹脂ワニスに添加して、1時間、塗料分散機で混合分散させて、印刷インキを得た。また、比較例1に係る緑色顔料14gを、塩化ビニル系樹脂15gをシクロヘキサノン71gに溶解させた塩化ビニル系樹脂ワニスに添加して、1時間、塗料分散機で混合分散させて、印刷インキを得た。以上のようにして、二種類の印刷インキを得た。
[赤外線透過性試験]
厚さ12μmの透明ポリエステルフィルムの表面に、上記した各印刷インキをバーコーター♯6で塗布して、表面が緑色に着色されたポリエステルフィルムを得た。実施例1の緑色顔料で着色されたポリエステルフィルムをG−1とし、比較例1の緑色顔料で着色されたポリエステルフィルムをG−0とした。この着色ポリエステルフィルムの赤外線透過率を、株式会社島津製作所製「UV−3100PC」を用いて測定した。そして、この結果を表1に示した。なお、赤外線透過率の試験は、光の波長範囲850〜2500nmで行った。





























[表1]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
波長(nm) 透 過 率 (%)
━━━━━━━━━━━━━━━━
G−0 G−1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
850 43.51 73.15
900 50.69 75.24
950 51.24 73.98
1000 53.68 77.76
1050 63.76 88.68
1100 63.68 88.79
1150 64.12 84.65
1200 65.46 84.00
1250 65.33 85.20
1300 69.17 89.78
1350 66.72 85.27
1400 68.02 81.74
1450 66.18 83.36
1500 65.18 81.90
1550 65.75 81.45
1600 64.98 82.26
1650 64.29 79.67
1700 64.36 79.55
1750 66.75 81.89
1800 73.77 88.08
1850 71.41 85.44
1900 70.27 85.51
1950 69.48 88.93
2000 70.11 89.76
2050 69.99 89.60
2100 69.20 89.54
2150 67.85 88.21
2200 70.32 88.01
2250 68.50 77.17
2300 70.21 73.14
2350 68.12 78.02
2400 63.76 83.29
2450 64.91 72.19
2500 70.59 73.45
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
表1の結果から明らかなように、赤外線領域、特に近赤外線領域では、実施例1に係る緑色顔料が塗布された着色ポリエステルフィルムが、比較例1に係る緑色顔料が塗布された着色ポリエステルフィルムに比べて、その透過率が高くなっていることが分かる。
[黄色顔料の準備]
実施例2
酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体55重量部をロール分散機上で加熱溶融させ、そこにジスアゾエロー45重量部を添加して分散させて、黄色顔料を得た。
比較例2
ジスアゾエローを、そのまま黄色顔料とした。すなわち、黄色顔料本体(ジスアゾエロー)を黄色顔料として使用するということであり、その表面が合成樹脂膜で被覆されていないものである。
[印刷インキの準備]
実施例2に係る黄色顔料10gを、塩化ビニル系樹脂14gをシクロヘキサノン76gに溶解させた塩化ビニル系樹脂ワニスに添加して、1時間、塗料分散機で混合分散させて、印刷インキを得た。また、比較例2に係る黄色顔料10gを、塩化ビニル系樹脂14.5gをシクロヘキサノン75.5gに溶解させた塩化ビニル系樹脂ワニスに添加して、1時間、塗料分散機で混合分散させて、印刷インキを得た。以上のようにして、二種類の印刷インキを得た。
そして、実施例1及び比較例1の場合と同様の方法で、表面が黄色に着色されたポリエステルフィルムを得た。実施例2の黄色顔料で着色されたポリエステルフィルムをY−1とし、比較例2の黄色顔料で着色されたポリエステルフィルムをY−0とした。この着色ポリエステルフィルムの赤外線透過率を、実施例1及び比較例1の場合と同様の方法で測定した。そして、この結果を表2に示した。





























[表2]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
波長(nm) 透 過 率 (%)
━━━━━━━━━━━━━━━━
Y−0 Y−1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
850 52.56 79.93
900 55.20 78.54
950 55.86 75.95
1000 58.86 78.72
1050 69.87 89.09
1100 71.00 89.52
1150 71.54 84.88
1200 72.98 84.27
1250 74.55 88.89
1300 75.18 87.08
1350 77.07 90.76
1400 75.23 84.97
1450 75.94 85.10
1500 75.41 85.06
1550 75.08 84.75
1600 74.21 82.86
1650 72.55 80.15
1700 73.62 81.18
1750 74.49 80.20
1800 83.43 92.06
1850 82.03 89.61
1900 80.63 85.93
1950 80.64 82.39
2000 81.45 81.76
2050 81.58 80.81
2100 81.36 80.23
2150 79.86 79.55
2200 80.58 84.75
2250 74.38 84.74
2300 74.40 83.85
2350 77.18 75.96
2400 76.41 73.38
2450 69.30 78.73
2500 75.51 79.97
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
表2の結果から明らかなように、赤外線領域、特に近赤外線領域では、実施例2に係る黄色顔料が塗布された着色ポリエステルフィルムが、比較例2に係る黄色顔料が塗布された着色ポリエステルフィルムに比べて、その透過率が高くなっていることが分かる。

Claims (4)

  1. 少なくとも下記手段及び装置を具えた外観検査装置を用いて、アルミニウム箔製包装体を製造する際に用いるアルミニウム箔であって、該アルミニウム箔は、その本体表面に、文字や図柄などの表示が印刷されてなり、該表示は、樹脂ワニスに顔料を添加してなる印刷インキを用いて印刷することによって形成されたものであり、該顔料は、顔料本体表面が合成樹脂膜(ただし、該合成樹脂膜中に近赤外線反射性及び/又は近赤外線透過性色素を含有しない。)によって被覆されていることを特徴とする赤外線透過性に優れた表示を印刷してなる包装用アルミニウム箔。

    (1)アルミニウム箔に対して赤外線を含む光を照射する照明手段
    (2)赤外線に感度を有し、前記照明手段により照射された面を撮像する撮像手段
    (3)撮像手段から出力される映像信号を処理する画像処理装置
  2. 顔料本体がフタロシアニングリーン又はジスアゾエローである請求項1記載の赤外線透過性に優れた表示を印刷してなる包装用アルミニウム箔。
  3. 請求項1又は2記載の包装用アルミニウム箔を用いて得られたアルミニウム箔製包装体。
  4. アルミニウム箔製包装体が、プレススルーパックである請求項3記載のアルミニウム箔製包装体。
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