JP4730517B2 - セキュリティシステム、セキュリティシステムに用いる無線センサ、同無線センサとセキュリティコントローラとの縁組方法 - Google Patents
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Description
(1)セキュリティコントローラをスイッチ等により登録モードにして、無線センサを起動して縁組を実施する。
(2)セキュリティコントローラと無線センサの両方をスイッチ等により登録モードにして、無線センサを起動し縁組を実施する。
(3)無線センサ毎にユニークな識別可能なラベル(例えば、MAC(Media Access Control)アドレス)を貼り付け、パソコン等の登録機にそのラベル値を入力後セキュリティコントローラにRC232C(Recommended Standard232C)等による通信手段により登録を行い、縁組を実施する。
また、(2)のセキュリティコントローラと無線センサの両方をスイッチ等により登録モードにして、無線センサを起動し縁組を実施する場合は、無線センサ側にも登録モードにするスイッチ等の手段が必要となり、またスイッチ等を戻し忘れる可能性があり、とくにセンサは通常電池を電源とするため、スイッチの消し忘れは電池寿命を短縮するため、問題である。
更に、(3)のパソコン等の登録機にMACアドレス等のラベル値を入力後セキュリティコントローラに登録して縁組を実施する場合は、登録機を持ち歩かなければならず、また、操作が煩雑になる等の問題がある。
請求項2の発明は、無線センサと、該無線センサと無線接続され、前記無線センサの検知信号を受信して報知又は通報処理するセキュリティコントローラとからなるセキュリティシステムであって、センサ部と、電池セットによる電源投入に基づき前記電池の電池蓋の開閉を検出して起動または復旧するタンパスイッチ手段と、該タンパスイッチ手段の起動信号に基づき登録モードに設定する処理及び登録モード設定通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する処理を行う制御部と、該制御部からの前記通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する送信手段と、を有し、前記制御部は、前記タンパスイッチ手段の復帰後、所定時間前記タンパスイッチ手段が復帰した状態を継続したとき、前記登録モードを解除する処理を行う前記無線センサと、前記セキュリティコントローラを登録モードに設定する手段と、前記登録モード設定通知信号の受信に基づき、前記セキュリティコントローラで前記無線センサと前記セキュリティコントローラとの縁組処理を行う手段と、を有する前記セキュリティコントローラと、からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、無線センサと、該無線センサと無線接続され、前記無線センサの検知信号を受信して報知又は通報処理するセキュリティコントローラとからなるセキュリティシステムにおける無線センサとセキュリティコントローラとの縁組方法であって、前記無線センサにおける、電池セットによる電源投入に基づき前記電池の電池蓋の開閉を検出してタンパスイッチ手段が起動または復旧する工程と、前記タンパスイッチ手段の起動信号の検知に基づき当該無線センサを登録モードに設定すると共に、登録モード設定通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する工程と、前記タンパスイッチ手段の復帰の検知後所定時間後に前記無線センサの登録モードを解除する工程と、前記セキュリティコントローラにおける、前記セキュリティコントローラを登録モードに設定する工程、前記登録モード設定通知信号の受信に基づき、前記セキュリティコントローラで前記無線センサと前記セキュリティコントローラとの縁組処理を行う工程と、を有することを特徴とする。
無線センサは、タンパスイッチの起動に基づき登録モードの設定を自動的に行い、その情報を無線センサーの識別情報に付加してセキュリティコントローラに通知する。また、無線センサは、タンパスイッチが復帰した後引き続いて所定時間復帰状態を維持したとき、自動的に登録モードを終了するようにする。
また、従来は、無線センサを登録モードに設定するための登録ボタンが必要であったが、本発明では、従来から備えるタンパスイッチを用いて登録モードに切り替えることを可能にしたため、無線センサに登録ボタンを設ける必要がなくコストを削減することができる。
更に、無線センサ側の操作は、タンパスイッチの起動、復帰つまり、特定の開閉手段の開閉を行うのみで特別な作業を要することがないから、セキュリティシステムの設置工事を簡素化し、コストを低減することができる。
図1は、本発明のセキュリティシステムのブロック図である。
図示のように、本セキュリティシステムは、例えば集合住宅の各戸毎に、入口、窓などからの不法侵入、或いは漏水、漏電、火災等を監視する複数の無線センサ100と、これらの無線センサ100を複数個まとめて管理するセキュリティコントローラ200とからなっている。
セキュリティコントローラ200で収集した各戸毎のセンサ情報は警告表示するか或いは図示しないセンタ装置等に通報され、センタ装置等に設置された監視サーバ等に入力され等して監視される。
無線センサは、異常を検知するセンサ部101と、無線センサの開閉部、ここでは電池蓋が開けられたときに起動するタンパスイッチ102と、動作用の電池103と、電池103の電池の安定化を図るための安定化電源回路等からなる電源回路104と、センサ部101、タンパスイッチ102等からの入力に基づき縁組み処理つまり登録状態判別処理、登録処理、運用処理等を実施するための主制御部105と,主制御部105からの情報を変調してセキュリティコントローラへ伝達する無線部106と、主制御部105の登録処理から通常の運用処理へ移行するための監視手段として機能するタイマ107と、各種情報を蓄積するメモリ108と、無線部106からの無線情報を空中へ伝播するためのアンテナ109と、から成っている。
セキュリティコントローラ200は、無線センサ100から到来する無線を受信するアンテナ201と、アンテナ201で受信した信号を復調するための無線部202と、例えば、縁組設定モード切換スイッチや登録スイッチ203等の各種スイッチランプ等で構成される操作部204と、例えば家庭用AC電源に接続される電源部205と、無線部202,登録スイッチ203を含む操作部204からの入力に基づき、当該無線センサ100が登録済みか否かを判別する登録状態判別処理、縁組処理により当該無線センサ100をセキュリティコントローラ200に登録する登録処理、登録後に当該無線センサ100からの情報を収集するなどの運用を行うための運用処理等を実行する主制御部206から成っている。
先ず、セキュリティコントローラ200の電源部205の電源を投入する、つまり図示しない電源スイッチをOFFからONに切り換え(S101)、登録用のスイッチ203を操作して登録モードにする(なお、登録モードは、登録用スイッチ203に依らず、到来する登録設定通知信号により登録モードにするようにしてもよい)(S102)。続いて無線センサ100に電池103を入れるために、電池蓋(図示せず)を開け(S103)、電池103をセットして(S104)無線センサ100の電源を投入する。
この状態では、電池蓋の開放によりタンパスイッチ102は起動状態にあるので、主制御部105はこのタンパスイッチ102の起動を検出すると(S105、YES)、無線センサ100を登録モードに設定して、その旨の情報(登録モード設定情報)をメモリ108に記録する(S106)。
主制御部105は、前記タンパスイッチ102の復旧(S113、YES)の状態が前記タイマ107で設定した所定時間継続したとき(S114、YES)、無線センサ100のメモリ108に書き込まれた登録モードをクリアにする。即ち登録モードをOFFにして(S115)、無線センサ100を通常運用モード(監視モード)に移行させ(S116)て、縁組処理を終了する。
即ち、例えば、センサ部101が接点入力によるものである場合、メーク状態にしておくと起動接点入力、ブレーク状態にしておくとブレーク接点入力であると主制御部に認識させ、そのことも含めてセキュリティコントローラ200に伝送することができる。
Claims (3)
- 無線センサと、該無線センサと無線接続され、前記無線センサの検知信号を受信して報知又は通報処理するセキュリティコントローラとからなるセキュリティシステムで用いる無線センサであって、
センサ部と、電池セットによる電源投入に基づき前記電池の電池蓋の開閉を検出して起動または復旧するタンパスイッチ手段と、該タンパスイッチ手段の起動信号に基づき縁組処理を行うための登録モードに設定する処理及び登録モード設定通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する処理を行う制御部と、該制御部からの前記通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する送信手段と、を有し、
前記制御部は、前記タンパスイッチ手段の復帰後、所定時間前記タンパスイッチ手段が復帰した状態を継続したとき、前記登録モードを解除する処理を行うことを特徴とする無線センサ。 - 無線センサと、該無線センサと無線接続され、前記無線センサの検知信号を受信して報知又は通報処理するセキュリティコントローラとからなるセキュリティシステムであって、
センサ部と、電池セットによる電源投入に基づき前記電池の電池蓋の開閉を検出して起動または復旧するタンパスイッチ手段と、該タンパスイッチ手段の起動信号に基づき登録モードに設定する処理及び登録モード設定通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する処理を行う制御部と、該制御部からの前記通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する送信手段と、を有し、
前記制御部は、前記タンパスイッチ手段の復帰後、所定時間前記タンパスイッチ手段が復帰した状態を継続したとき、前記登録モードを解除する処理を行う前記無線センサと、
前記セキュリティコントローラを登録モードに設定する手段と、前記登録モード設定通知信号の受信に基づき、前記セキュリティコントローラで前記無線センサと前記セキュリティコントローラとの縁組処理を行う手段と、を有する前記セキュリティコントローラと、
からなることを特徴とするセキュリティシステム。 - 無線センサと、該無線センサと無線接続され、前記無線センサの検知信号を受信して報知又は通報処理するセキュリティコントローラとからなるセキュリティシステムにおける無線センサとセキュリティコントローラとの縁組方法であって、
前記無線センサにおける、
電池セットによる電源投入に基づき前記電池の電池蓋の開閉を検出してタンパスイッチ手段が起動または復旧する工程と、
前記タンパスイッチ手段の起動信号の検知に基づき当該無線センサを登録モードに設定すると共に、登録モード設定通知信号を前記セキュリティコントローラに送信する工程と、
前記タンパスイッチ手段の復帰の検知後所定時間後に前記無線センサの登録モードを解除する工程と、
前記セキュリティコントローラにおける、
前記セキュリティコントローラを登録モードに設定する工程、前記登録モード設定通知信号の受信に基づき、前記セキュリティコントローラで前記無線センサと前記セキュリティコントローラとの縁組処理を行う工程と、
を有することを特徴とする無線センサとセキュリティコントローラとの縁組方法。
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JP2005050116A JP4730517B2 (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | セキュリティシステム、セキュリティシステムに用いる無線センサ、同無線センサとセキュリティコントローラとの縁組方法 |
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