JP2008165591A - 車両監視装置 - Google Patents

車両監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008165591A
JP2008165591A JP2006355775A JP2006355775A JP2008165591A JP 2008165591 A JP2008165591 A JP 2008165591A JP 2006355775 A JP2006355775 A JP 2006355775A JP 2006355775 A JP2006355775 A JP 2006355775A JP 2008165591 A JP2008165591 A JP 2008165591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
registrant
identification information
abnormality
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006355775A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Hirai
敬秀 平井
Tetsuji Hashimo
哲司 羽下
Koichi Takeuchi
浩一 竹内
Koichi Sasagawa
耕一 笹川
Takeshi Mio
武史 三尾
Masayoshi Fujiwara
将芳 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006355775A priority Critical patent/JP2008165591A/ja
Publication of JP2008165591A publication Critical patent/JP2008165591A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】簡便な構成で設置時の調整を不要とし、かつ、車両の監視を確実に行うことのできる車両監視装置を得る。
【解決手段】車両100に車両IDを送信する車両ID送信装置1を設ける。登録者200は、登録者IDを送信する登録者ID送信装置2を所持する。ID受信装置3は、所定範囲内の車両IDや登録者IDを受信する。異常判定手段4は、ID受信装置3において、車両IDを受信している状態から受信しない状態に変化し、その時点で登録者IDを受信していない状態であった場合は、異常と判定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、主として駐車場内の車両を監視する車両監視装置に関するものである。
従来の車両監視装置では、車両の振動または人物の接近などの異常状態を検知するセンサを車両内に設置し、そのセンサにより検知した異常を車外の受信機などに送信することで車両の監視を行っていた。また、例えば、特許文献1に示すように、駐車場内にカメラを設置し異常を検知した場合の映像を記録するようにしたものもあった。
特開2004−171403号公報
従来の通信システムでは、車の異常を検知するために、振動センサ、音センサ、人感センサといった多くのセンサと、これらのセンサの測定値から異常を判定するための異常判定手段が必要であった。また、振動、音、人の存在は異常でない場合にもある程度発生しその際のセンサの出力値は駐車場や車の種類によって異なることから、異常とする閾値を車毎に設定する必要もあった。更に、車両の所有者が車に接近および車内に入る際にこれらのセンサが異常と検知することを避けるために、所有者が送信機を持ち車両側に受信機を設置するなどして、異常を検知する状態を解除する手段を設ける必要があった。しかしながら、このような構成では、車両内の装置に送信機能と受信機能が必要になり装置のコスト高とバッテリ消費の増大を招いていた。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、簡便な構成で設置時の調整を不要とし、かつ、車両の監視を確実に行うことのできる車両監視装置を得ることを目的とする。
この発明に係る車両監視装置は、車両に搭載し、車両の識別情報を送信する車両ID送信装置と、登録者の識別情報を送信する登録者ID送信装置と、車両外に設置され、車両の識別情報および登録者の識別情報を受信するID受信装置と、車両の識別情報を受信している状態から受信しない状態に変化し、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定する異常判定手段とを備えたものである。
この発明の車両監視装置は、車両の識別情報を受信している状態から受信しない状態に変化し、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定するようにしたので、簡便な構成で設置時の調整を不要とし、かつ、車両の監視を確実に行うことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の車両監視装置を示す構成図である。
図において、車両監視装置は、車両ID送信装置1、登録者ID送信装置2、ID受信装置3、異常判定手段4、映像記録手段5、映像取得装置6、異常通報手段7を備えている。車両ID送信装置1は、監視対象となる車両100の所定の位置に搭載された装置であり、搭載されている車両100に固有の識別情報(車両ID)を送信する機能を有している。登録者ID送信装置は、登録者200が所持し、その登録者200の識別情報(登録者ID)を送信する装置である。尚、登録者200とは、車両100の所有者等、その車両100の操作が許可されている人物である。
ID受信装置3は、車両外、例えば、車両100の駐車場内に設置され、駐車している車両100からの車両ID送信装置1が送信する車両IDを所定範囲内で受信可能な位置に設置されている。また、車両ID送信装置1は監視する車両の数に応じて単数であっても複数であってもよい。車両ID送信装置1が複数あり、駐車場が広く車両ID送信装置1の電波が届く範囲が限られる場合は、ID受信装置3を複数配置する。これらの車両ID送信装置1、登録者ID送信装置2およびID受信装置3はRFID(Radio Frequency Identification)の一種であるアクティブタグおよびタグ受信機を利用して構成されている。
異常判定手段4は、ID受信装置3における車両ID送信装置1からの車両IDと登録者ID送信装置2から登録者IDの受信状態に基づいて異常判定を行う装置であり、車両IDと登録者IDとの関係を示すID管理テーブル4aを備えている。このID管理テーブル4aは、車両100と、その車両100の操作を許可されている登録者200との対応関係を示すもので、車両100に対して複数の登録者200が許可されている場合は、一つの車両IDに対して複数の登録者IDが登録されている。異常判定手段4は、車両IDを受信している状態から受信しない状態に変化し、かつ、この時点でID管理テーブル4aで管理されている車両IDに対応した登録者IDが受信されていない状態を異常と判定するよう構成されている。
映像記録手段5は、異常判定手段4において異常判定がなされた場合に、映像取得装置6で撮影される車両100の映像を記録する手段である。映像取得装置6は、例えば駐車場内の出入口等に設置され、監視対象の車両100やその周辺の映像を撮影するためのカメラである。異常通報手段7は、異常判定手段4で異常判定がなされた場合に音声やメッセージ表示等で異常通報を行う手段である。ここで、ID受信装置3および映像取得装置6は駐車場内に設置されるが、異常判定手段4、映像記録手段5および異常通報手段7は、どこに設置されてもよく、例えば、これらID受信装置3や映像取得装置6とネットワーク接続されていてもよい。
次に、実施の形態1の車両監視装置の動作について説明する。
車両ID送信装置1は、一定間隔毎に車両IDを送信し、ID受信装置3は車両ID送信装置1から送信された車両IDを受信する。また、登録者200が携帯する登録者ID送信装置2も一定時間毎に登録者IDを送信し、登録者200がID受信装置3の受信範囲内に入る(例えば、車両100に接近する)と、登録者ID送信装置2からの登録者IDがID受信装置3で受信される。
ここで、車両ID送信装置1を搭載した車両100が移動し、ID受信装置3の受信範囲外に出た場合は通常一定間隔で受信していた車両IDが受信不可能になり、車両100の移動を異常として検知することが可能である。但し、車両100の所有者といった予め決められた登録者200が車両100の移動を行う場合は異常でないために、その場合は異常としない仕組みが必要である。そこで、実施の形態1では、異常判定手段4において次のような異常判定を行う。
図2は、異常判定手段4における異常判定処理を示すフローチャートである。
車両ID送信装置1は、一定時間毎に車両IDを送信し、ID受信装置3がこの車両IDを受信している場合(ステップST101)、異常判定手段4は特に何もしない。ID受信装置3が車両IDを受信している状態から受信しない状態に変化した場合、異常判定手段4は、ID受信装置3において登録者IDを受信しているかを判定する(ステップST102)。ここで、登録者IDが受信され、かつ、その登録者IDがID管理テーブル4aで、車両IDと対応した登録者IDであった場合は、予め許可されている人物による車両100の移動であると判断し、異常判定は行わず、異常判定処理を終了する。一方、車両IDの受信状態から非受信状態に変化した時点で、その車両IDに対応した登録者IDを受信していなかった場合は、許可者以外の人物による車両100の移動であるため、異常と判定する(ステップST103)。
ステップST103において異常と判定した場合は異常判定手段4から映像記録手段5に対して映像を記録するための指令を送出する。これにより映像記録手段5は、映像取得装置6によって取得された車両100を含む映像を記録する(ステップST104)。また、異常判定手段4は異常通報手段7に対して異常通報を行うよう指令を送出する。これにより、異常通報手段7は、車両100の所有者や集合住宅であればその管理者、あるいは警備会社等に通報を行う(ステップST105)。
ここで映像記録手段5は、車両IDが受信から受信しない状態に変わった場合のみ記録してもよいが、車両IDを受信している、つまり車両100が存在している場合のみ記録してもよい。また車両IDの受信に関わらず常に記録してもよい。常に記録する場合には異常判定手段4で異常と判定した時刻を映像記録手段5で記録することが望ましい。
このように、本実施の形態では、車両ID送信装置1や登録者ID送信装置2といったIDの送信機能を持つ装置のみで車両100の監視が行えるため、車両100側で受信機能を持つ必要がなく、低コスト化が図れると共に、車両100のバッテリ消費も抑えることができる。
以上のように、実施の形態1の車両監視装置によれば、車両に搭載し、車両の識別情報を送信する車両ID送信装置と、登録者の識別情報を送信する登録者ID送信装置と、車両外に設置され、車両の識別情報および登録者の識別情報を受信するID受信装置と、車両の識別情報を受信している状態から受信しない状態に変化し、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定する異常判定手段とを備えたので、簡便な構成で設置時の調整等も不要であり、かつ、登録者による車両の移動と登録者以外による車両の移動を容易かつ確実に識別することができる。
また、実施の形態1の車両監視装置によれば、異常判定手段が異常と判定した場合に、車両を含む映像を撮影する映像撮影手段を備えたので、異常発生時の状況を確実に記録することができる。
また、実施の形態1の車両監視装置によれば、異常判定手段が異常と判定した場合に、異常通報を行う異常通報手段を備えたので、車両の所有者や駐車場の管理者といった関係者に対して確実に異常を通知することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では車両IDの受信の有無で異常を判定したが、ID受信装置3で車両IDを受信した際の電波の受信強度を利用することも可能であり、実施の形態2では、電波の受信強度に基づいて異常判定を行うようにしている。即ち、電波は車両のボディやドアなどの金属、ガラス、人体等の影響を受けるために、ID受信装置3における車両IDの電波の受信強度は、車両ID送信装置1の位置、車両ID送信装置1の近傍に人体が接近したか否か、車両100のドア、ガラスが開いているか否かで変動する。このため、異常判定手段4において、平常状態の車両IDの電波受信強度を記録しておき、この値から大きく離れた場合に異常と判定する。
実施の形態2の異常判定手段4は、車両IDの受信電波強度の変動が所定範囲を超え、かつ、この時点でその車両IDに対応付けられている登録者IDを受信していない状態を異常と判定するよう構成されている。これ以外の各構成は実施の形態1と同様であるため、図1を援用して説明する。また、実施の形態2以降の実施の形態についても図面上の基本的な構成は同様であるため、図1を援用して説明する。
図3は、実施の形態2の異常判定処理を示すフローチャートである。
先ず、異常判定手段4は、車両100が所定の位置に駐車された平常状態のID受信装置3による車両IDの電波受信強度の値を、その車両ID送信装置1の平常値として記録しているものとする。このような状態で、ID受信装置3が車両ID送信装置1から送信される車両IDを受信し、かつ、その電波受信強度の値が所定範囲内である場合(ステップST201)、異常判定手段4は車両100の周辺に何も変化が起きていない、即ち、異常は発生していないと判断する。
一方、ステップST201において、車両IDの電波受信強度の変動が所定範囲から外れた場合、その時点で登録者IDが受信されているかを判定する(ステップST202)。ここで、登録者IDが受信されており、かつ、その登録者IDがID管理テーブル4aで、車両IDと対応した登録者IDであった場合は、予め許可されている人物による車両100への接近や車両100への何らかの操作が行われた結果であると判断し、異常判定は行わず、電波受信強度に基づく異常判定処理は終了する。一方、車両IDの電波受信強度の変動が所定範囲から外れた時点でID管理テーブル4aで車両ID送信装置1と対応付けられている登録者IDが受信されなかった場合、異常判定手段4は異常が発生していると判定する(ステップST203)。即ち、このような場合は、その車両100の操作を許可されている登録者以外の人物の接近や、登録者以外により車両100あるいは車両ID送信装置1への何らかの操作が行われたことを意味しており、異常が発生していると判定する。
その後のステップST204およびステップST205の動作は、実施の形態1におけるステップST104およびステップST105の動作と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、実施の形態2の車両監視装置によれば、異常判定手段は、車両の識別情報の受信電波強度の変動が所定範囲を超え、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定するようにしたので、車両ID送信装置の移動や登録者以外の人物の接近など、車両の移動以外の異常も検知することが可能であり、更に確実な監視を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、登録者ID送信装置2に登録者IDを送信するか否かを選択するための選択手段を設けたものである。ここで、登録者ID送信装置2以外の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
実施の形態3の登録者ID送信装置2は、選択手段として、登録者ID送信装置2の操作者によって登録者IDの送信のオン/オフを行うための図示しないボタンを有し、このボタンが押下された場合にのみ登録者IDを送信するよう構成されている。このように構成された登録者ID送信装置2では、例えば登録者200が車両100から離れており、かつ、車両100を移動させるといった操作を行わない場合、登録者IDの送信機能をオフにしておく。そして、車両100を操作することが必要となった場合は、ボタンを押下し、登録者IDの送信状態とする。その後の異常判定動作は実施の形態1または実施の形態2と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように実施の形態3の車両監視装置によれば、登録者ID送信装置は、登録者の識別情報の送信の有無を選択する選択手段を備えたので、登録者ID送信装置のバッテリの消費を低減することができる。
実施の形態4.
車両ID送信装置1は電波の送信のために電源が必要となる。そこで、実施の形態4では、この電源として、充電式のバッテリを用いる。また、車両100には図示省略した大容量のバッテリが搭載されているため、このバッテリを電源として利用することもできる。具体的には、車両100の車内には電源供給端子として一般にシガーライターソケットが設けられており、通常、シガーライターソケットには車両100のキーがオンになっている場合に通電されるようになっている。そして、このシガーライターソケットに、車両ID送信装置1を常時差し込んでおくことで、車両100のキーがオン時に充電式のバッテリの充電を行う。尚、ここでは、電源供給端子としてシガーライターソケットとしたが、これ以外の電源供給端子が設けられている場合は、その電源供給端子を用いるよう構成してもよい。
以上のように、実施の形態4の車両監視装置によれば、車両ID送信装置への電源供給を充電池とし、かつ、充電池の充電を車両の電源供給端子より行うようにしたので、車両ID送信装置のバッテリ交換が不要となる。
実施の形態5.
車両ID送信装置1は電波の送信のために電源が必要となる。そこで、実施の形態5では、車両ID送信装置1に充電式のバッテリと太陽電池を備え、太陽電池の出力によってバッテリの充電を行うようにしたものである。ここで、太陽電池はダッシュボード等、車内の太陽光が十分に届く位置に設置することが望ましい。太陽電池で発電された電力は車両ID送信装置1の充電式バッテリの充電を行う。これ以外の構成および動作については、上記いずれかの実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、実施の形態5の車両監視装置によれば、車両ID送信装置への電源供給を太陽電池とし、太陽電池の出力で充電池の充電を行うようにしたので、車両ID送信装置のバッテリ交換が不要になると共に、車両が長期間にわたって使用されない場合でも、車両ID送信装置の動作を行うことができる。
実施の形態6.
実施の形態6は、車両ID送信装置1とID受信装置3との通信および登録者ID送信装置2とID受信装置3との通信を暗号化したものである。ここで、アクティブ型のRFIDにおける暗号化の方法としては、公知であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、実施の形態6の車両監視装置によれば、車両ID送信装置とID受信装置、および登録者ID送信装置とID受信装置の間の通信を暗号通信とするようにしたので、車両IDや登録者IDの通信内容を解読することが困難であるため、車両ID送信装置や登録者ID送信装置の偽造を防止することができ、車両監視装置としての信頼性を向上させることができる。
実施の形態7.
実施の形態7は、車両ID送信装置1が振動センサを備え、この振動センサからの信号に基づいて異常判定手段4が異常判定を行うようにしたものである。即ち、異常判定手段4は、予め、平常時の車両ID送信装置1における振動の大きさを記録しておき、振動レベルが所定の範囲を超え、かつ、この時点で、ID管理テーブル4aで管理されている車両IDに対応した登録者IDが受信されていない状態を異常と判定する。これ以外の構成および動作については、上記いずれかの実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
例えば、駐車中の車両、即ち平常時では、車両ID送信装置1の振動はほとんど無いため、送信される振動レベルの値は小さい。一方、車両100に人物が侵入し、車両ID送信装置1を取り外した場合や駐車中に車両100に対して平常とは異なる信号が与えられた場合等、平常時とは異なる振動レベルの信号が送信される。異常判定手段4は、この振動レベルの値が所定の値を超えた場合、登録者IDを受信しているかを判定し、その時点で登録者IDが受信されていた場合は、異常判定は出力しない。即ち、登録者200が車両100を走行させて振動が発生する場合や、登録者200が車両ID送信装置1を取り外すといった場合等、登録者200による操作は異常な操作ではないため異常判定は行わない。
一方、振動レベルの値が所定の範囲内を超えた時点で登録者IDが受信されていない場合、異常判定手段4は、車両ID送信装置1あるいは車両100自体に対して登録者200以外により、何らかの異常な操作が行われたとして異常と判定する。異常と判定した以降の動作は、実施の形態1におけるステップST104およびステップST105の動作と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、実施の形態7の車両監視装置によれば、車両ID送信装置は振動の大きさを測定する振動センサを有し、異常判定手段は、振動センサで測定した振動レベルが所定の値を超え、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定するようにしたので、登録者以外による車両ID送信装置の移動や、車両本体の振動など車両の移動以外の異常も検知することが可能であり、より監視の信頼性を向上させることができる。
実施の形態8.
実施の形態8は、車両ID送信装置1が人体検知センサを備え、この人体検知センサからの信号に基づいて異常判定手段4が異常判定を行うようにしたものである。即ち、異常判定手段4は、予め、平常時の車両ID送信装置1における人体検知センサの出力レベルを記録しておき、出力レベルが所定の範囲を超え、かつ、この時点で、ID管理テーブル4aで管理されている車両IDに対応した登録者IDが受信されていない状態を異常と判定する。これ以外の構成および動作については、上記いずれかの実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
人体検知センサの出力レベルは人体検知センサと人体との距離に依存する。従って、車両ID送信装置1に対して平常時とは異なるような人体の接近があった場合、人体検知センサからの出力レベルは大きくなる。異常判定手段4はID受信装置3で受信した人体検知センサからの出力レベルが所定の範囲を超えた場合、登録者IDを受信しているかを判定し、その時点で登録者IDが受信されていた場合は、異常判定は出力しない。即ち、登録者200が車両100を走行させる場合等、人体検知センサに接近することは特に異常な操作ではないため異常判定は行わない。
一方、人体検知センサの出力レベルの値が所定の値を超えた時点で登録者IDが受信されていない場合、異常判定手段4は、車両ID送信装置1あるいは車両100自体に対して登録者200以外により、何らかの異常な操作が行われたとして異常と判定する。異常と判定した以降の動作は、実施の形態1におけるステップST104およびステップST105の動作と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、実施の形態8の車両監視装置によれば、車両ID送信装置は人体の接近を検知し、かつ人体との距離が小さいほど大きいレベルの信号を出力する人体検知センサを有し、異常判定手段は、人体検知センサの信号レベルが所定のレベルを超え、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定するようにしたので、登録者以外の人物が車両内に侵入した場合等でもこれを直ちに検知することができる。従って、例えば、車両への侵入者が車両ID送信装置を移動させようとした場合等も検知することができるため、車両ID送信装置の不正な取り外し等を未然に防止することができ、より監視の信頼性を向上させることができる。
また、上記各実施の形態は、それぞれ独立した実施の形態としたが、これら実施の形態1〜8を任意に組み合わせた構成としてもよい。
この発明の実施の形態1による車両監視装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による車両監視装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による車両監視装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両ID送信装置、2 登録者ID送信装置、3 ID受信装置、4 異常判定手段、4a ID管理テーブル、5 映像記録手段、6 映像取得装置、7 異常通報手段、100 車両、200 登録者。

Claims (10)

  1. 車両に搭載し、当該車両の識別情報を送信する車両ID送信装置と、
    登録者の識別情報を送信する登録者ID送信装置と、
    前記車両外に設置され、前記車両の識別情報および前記登録者の識別情報を受信するID受信装置と、
    前記車両の識別情報を受信している状態から受信しない状態に変化し、かつ、前記登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定する異常判定手段とを備えた車両監視装置。
  2. 異常判定手段は、車両の識別情報の受信電波強度の変動が所定範囲を超え、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定することを特徴とする請求項1記載の車両監視装置。
  3. 登録者ID送信装置は、登録者の識別情報の送信の有無を選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両監視装置。
  4. 車両ID送信装置への電源供給を充電池とし、当該充電池の充電を車両の電源供給端子より行うことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の車両監視装置。
  5. 車両ID送信装置への電源供給を太陽電池とし、当該太陽電池の出力で充電池の充電を行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の車両監視装置。
  6. 車両ID送信装置とID受信装置、および登録者ID送信装置とID受信装置の間の通信を暗号通信とすることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の車両監視装置。
  7. 車両ID送信装置は振動の大きさを測定する振動センサを有し、
    異常判定手段は、前記振動センサで測定した振動レベルが所定の値を超え、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の車両監視装置。
  8. 車両ID送信装置は人体の接近を検知し、かつ当該人体との距離が小さいほど大きいレベルの信号を出力する人体検知センサを有し、
    異常判定手段は、前記人体検知センサの信号レベルが所定のレベルを超え、かつ、登録者の識別情報を受信していない状態を異常と判定することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の車両監視装置。
  9. 異常判定手段が異常と判定した場合に、車両を含む映像を撮影する映像撮影手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の車両監視装置。
  10. 異常判定手段が異常と判定した場合に、異常通報を行う異常通報手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載の車両監視装置。
JP2006355775A 2006-12-28 2006-12-28 車両監視装置 Pending JP2008165591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006355775A JP2008165591A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 車両監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006355775A JP2008165591A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 車両監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008165591A true JP2008165591A (ja) 2008-07-17

Family

ID=39694973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006355775A Pending JP2008165591A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 車両監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008165591A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009023899A1 (de) 2008-06-25 2010-07-29 Panasonic Electric Works Co., Ltd., Kadoma-shi Halbleiterbauelement, welches eine Ausgangskapazität aufgrund von parasitärer Kapazität reduziert
JP2010191678A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nec System Technologies Ltd 機器の盗難防止システムおよび盗難防止方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002269663A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Denso Corp 車両用セキュリティシステム
JP2002342897A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 駐車場管理システム及び駐車場管理システム用車両端末装置
JP2003099863A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Matsushita Electric Works Ltd 予備威嚇器及びこの予備威嚇器を備えた車上盗難警報装置
JP2004122990A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Tokai Rika Co Ltd 通信システム
JP2004328263A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Mitsubishi Electric Corp Dsrc車載器
JP2005145351A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Tokai Rika Co Ltd 車両盗難防止装置
JP2005338377A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、認証課金方法
JP2006065590A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の監視システム
JP2006298324A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Tokai Rika Co Ltd 車両セキュリティ装置、及び車両セキュリティシステム
JP2006330915A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Ai Denki Tsushin Kk 駐車場監視システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002269663A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Denso Corp 車両用セキュリティシステム
JP2002342897A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 駐車場管理システム及び駐車場管理システム用車両端末装置
JP2003099863A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Matsushita Electric Works Ltd 予備威嚇器及びこの予備威嚇器を備えた車上盗難警報装置
JP2004122990A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Tokai Rika Co Ltd 通信システム
JP2004328263A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Mitsubishi Electric Corp Dsrc車載器
JP2005145351A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Tokai Rika Co Ltd 車両盗難防止装置
JP2005338377A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、認証課金方法
JP2006065590A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の監視システム
JP2006298324A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Tokai Rika Co Ltd 車両セキュリティ装置、及び車両セキュリティシステム
JP2006330915A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Ai Denki Tsushin Kk 駐車場監視システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009023899A1 (de) 2008-06-25 2010-07-29 Panasonic Electric Works Co., Ltd., Kadoma-shi Halbleiterbauelement, welches eine Ausgangskapazität aufgrund von parasitärer Kapazität reduziert
JP2010191678A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nec System Technologies Ltd 機器の盗難防止システムおよび盗難防止方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9542821B2 (en) Home security system and vehicle-mounted system used by same
JP3972891B2 (ja) 車両監視システム
US20070135978A1 (en) Vehicle status monitoring apparatus and method
US20070008126A1 (en) Integrated security system and method
JP2004362252A (ja) 機械警備システム、制御装置、リモート報知器、制御方法、ならびに制御プログラム、制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5010423B2 (ja) 警備システムおよび警備方法
US11423765B2 (en) Portable alarm system
US20120144885A1 (en) Fiber Optic Cable Lock System
KR101211661B1 (ko) 디지털 도어락 시스템의 사용자 입출입 감시장치 및 그 방법
JP2011162052A (ja) 車載警報装置及び警報システム
JP2010277420A (ja) 駐車場監視システム、監視装置、及び車載用装置
JP3876900B2 (ja) 遠隔監視システム及びその方法
JP2009161093A (ja) 車両セキュリティ遠隔監視システム
JP4893161B2 (ja) 警報システム
JP2008165591A (ja) 車両監視装置
JP4024653B2 (ja) 盗難通報装置及び緊急通報システム
JP2003234848A (ja) 携帯電話機、及び携帯電話機を利用した遠隔監視システム、及び遠隔監視方法
JP2006330915A (ja) 駐車場監視システム
JPH10134282A (ja) 防犯システム
KR20070061324A (ko) 차량 상태 검출 장치 및 방법
JP3829932B2 (ja) 車両用盗難通報装置
KR100820112B1 (ko) 차량용 단말기가 구비된 차량간 데이터 전송장치 및 그방법
JP2004062611A (ja) 車両盗難防止センタ、および車両盗難防止装置
MX2007014459A (es) Subsistema y metodo de prueba de vida de unidad de localizacion de vehiculo.
US20230053570A1 (en) Portable alarm system

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080821

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120821