JP4730073B2 - 永久磁石同期モータのベクトル制御装置,インバータモジュール、及び永久磁石同期電動機モータ定数表示システム - Google Patents

永久磁石同期モータのベクトル制御装置,インバータモジュール、及び永久磁石同期電動機モータ定数表示システム Download PDF

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Description

本発明は、永久磁石同期モータのベクトル制御方式に係わる。
永久磁石同期モータのベクトル制御方式におけるモータ定数の同定技術としては、特開2001−145399号公報記載のように、電力変換器に電圧検出器を取り付けて、d軸およびq軸の電圧検出値を演算し、下記3つの工程より、モータ定数を同定する技術が記載されている。
(1)ベクトル制御におけるq軸(トルク)成分の電圧指令値と電圧検出値の偏差から、モータの誘起電圧係数を同定する。
(2)d軸(磁束)成分の電圧指令値と電圧検出値の偏差から、モータ抵抗値を同定する。
(3)上記(2)で同定したモータの抵抗値が制限値を超えた場合は、d軸成分の電圧偏差から、q軸インダクタンスを同定する動作に切替える。
特開2001−145399号公報
特開2001−145399号公報記載の方法では、電力変換器に専用の電圧検出器が必要であり、また電圧オフセット等により、「モータ定数の同定精度」が劣化し、制御特性の劣化につながる課題が懸念される。
本発明の目的は、検出器などを新たに付加せず、「高精度,高応答なトルク制御」を実現できる「永久磁石動機モータのベクトル制御装置」を提供することにある。
上記の課題を解決する一つの手段として、本発明はd軸およびq軸の電流指令値および電流検出値,周波数演算値およびモータ定数の設定値とにより、電力変換器の出力電圧値を制御し、前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値とから求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値を用いて、前記モータ定数を同定する永久磁石同期モータのベクトル制御装置であって、低速域では、d軸電流指令値を「正」又は「負」と、「ゼロ」との少なくとも2段階に設定する区間を設け、d軸電流指令値が、「正」又は「負」の区間における有効電力の絶対値から、「ゼロ」の区間における有効電力の絶対値を減算し、該減算値を、「正」もしくは「負」のd軸電流検出値を2乗した値で、除算演算することにより、前記モータの抵抗値を同定することを特徴とする。
上記の課題を解決する他の一つの手段として、本発明はd軸およびq軸の電流指令値および電流検出値,周波数演算値およびモータ定数の設定値とにより、電力変換器の出力電圧値を制御し、前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値とから求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値を用いて、前記モータ定数を同定する永久磁石同期モータのベクトル制御装置であって、中高速域では、d軸電流指令値を「零」に設定し、無効電力の絶対値を、周波数演算値とq軸電流検出値を2乗した値との乗算値で、除算演算することにより、前記モータのq軸インダクタンス値を同定することを特徴とする。
本発明によれば、高精度,高応答なトルク制御を実現する永久磁石同期モータのベクトル制御装置を提供できる。
本発明は、永久磁石同期モータのベクトル制御方式に係わり、実運転の直前や実運転中において、モータ定数を同定し、かつ制御系に設定しているモータ定数を自動的に修正することより、高精度,高応答なトルク制御を実現する技術に関するものである。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の一実施例である永久磁石同期モータのベクトル制御装置の構成例を示す。1は永久磁石同期モータ、2は3相交流の電圧指令値Vu*,Vv*,Vw* に比例した電圧を出力する電力変換器、21は直流電源、3は3相交流電流Iu,Iv,Iwを検出できる電流検出器、4は電動機の位置θを検出できる位置検出器、5は位置検出値θcから周波数演算値ω1 *を演算する周波数演算部、6は3相交流の電流検出値Iuc,Ivc,Iwcと位置検出値θcからd軸およびq軸の電流検出値Idc,Iqcを出力する座標変換部、7は第1のd軸電流指令値Id* を設定するd軸電流指令設定部、8は第1のd軸電流指令値Id* とd軸電流検出値Idcの偏差に応じて、中間的な第2の電流指令値Id**を出力するd軸電流指令演算部、9は上位から与えられる第1のq軸電流指令値Iq* とq軸電流検出値Iqcの偏差に応じて、中間的な第2のq軸電流指令値Iq**を出力するq軸電流指令演算部、10は電圧指令値Vdc*,Vqc*と電流検出値Idc,
Iqcより、永久磁石同期モータ1の無効電力と有効電力を演算し、無効電力演算値Pcと有効電力演算値Qcを出力する電力演算部、11は無効電力Pc,有効電力Qcと電流検出値Idc,Iqcより、永久磁石同期モータ1の、抵抗の同定値R^、d軸およびq軸インダクタンスの同定値Ld^,Lq^、誘起電圧係数の同定値Ke^を演算するモータ定数同定演算部、12は中間的な第2のd軸およびq軸の電流指令値Id**,Iq**と周波数演算値ω1 *およびモータ定数の設定値(R*,Ld*,Lq*,Ke*)、あるいはモータ定数同定演算部11の出力値である(R^,Ld^,Lq^,Ke^)を用いて、電圧指令値Vdc*,Vqc*を出力するベクトル制御演算部、13は電圧指令値Vdc*,Vqc*と位置検出値θcから3相交流の電圧指令値Vu*,Vv*,Vw* を出力する座標変換部である。
最初に、永久磁石同期モータのベクトル制御装置における、電圧と位相の基本的な制御方法について述べる。
電圧制御の基本動作は、d軸およびq軸の電流指令演算部8および9において、上位から与えられる第1の電流指令値Id*,Iq*と電流検出値Idc,Iqcを用いて、ベクトル制御演算に用いる中間的な第2の電流指令値Id**,Iq**を演算する。
ベクトル制御演算部12では、第2の電流指令値Id**,Iq**と周波数指令値ω1 *およびモータ定数の設定値を用いて、数(1)に示す電圧指令値Vd**,Vq**を演算し、電力変換器の電圧指令値Vu*,Vv*,Vv*を制御する。
Figure 0004730073
ここに、R:抵抗値,Ld:d軸インダクタンス値,Lq:q軸インダクタンス値,
Ke:誘起電圧係数、*:設定値である。
一方、位相制御の基本動作については、位置検出器4において、永久磁石同期モータ1の位置検出値θcを得る。周波数演算部5では、この位置検出値θcから、数(2)に示す周波数演算値ω1 *を演算する。
Figure 0004730073
また、座標変換部6と13の基準位相を位置検出値θcとすることにより、永久磁石同期モータ1の位相を制御する。
以上が、永久磁石同期モータのベクトル制御装置における電圧制御と位相制御の基本動作である。
次に、本発明の特徴であるモータ定数同定演算部11を設けない場合(モータ定数の設定値はR*,Ld*,Lq*,Ke*)における制御特性について述べる。
図1の制御装置において、モータ定数の設定誤差が存在する場合の電流ステップ応答特性を、図2,図3に示す。
図2は、永久磁石同期モータ1のd軸およびq軸のインダクタンス値Ld,Lqと、ベクトル制御演算部12に設定する設定値Ld*,Lq*が一致している場合(Ld* =Ld,Lq*=Lq)の特性である。
モータが一定速度で運転されているとき、時間0.1[s] のA点において、q軸電流指令値Iq* を破線で示すようにステップ変化させると、q軸の電流検出値Iqcは応答時間1.6[ms] で、オーバーシュートなしに速やかに追従している様子がわかる。
一方、モータのインダクタンス値Ld,Lqと設定値Ld*,Lq*が一致していない場合(Ld*=0.5×Ld,Lq*=0.5×Lq)の特性である図3では、指令値Iq* に対して、q軸電流検出値Iqcの追従は遅くなっており、オーバーシュートも発生している様子がわかる。
つまり、モータ定数の設定誤差が存在すると、電流指令値への追従特性が劣化し、最終的にトルク応答,トルク精度の劣化につながる問題となる。
以下、永久磁石同期モータ1の有効電力と無効電力を利用した「モータ定数の同定原理」について説明を行う。
永久磁石同期モータ1のd軸およびq軸上での印加電圧Vd,Vqは、モータ電流Id,Iqとモータ定数を用いて表すと、
Figure 0004730073
最初に、有効電力Pに着目した「抵抗Rの同定原理」について説明する。
永久磁石同期モータ1の有効電力Pは、数(4)で示すことができる。
Figure 0004730073
ここで、数(3),(4)より、
Figure 0004730073
また、制御側で演算した有効電力をPcとすると、
Figure 0004730073
モータ軸と制御軸が一致しているとし(有効電力Pと有効電力演算値Pcは一致し)、数(5)において、モータ電流Id,Iqを電流検出値Idc,Iqc、モータ周波数ω1を周波数演算値ω1 *と置くと、
Figure 0004730073
数(7)において、周波数演算値ω1 *が「ゼロ」付近であれば、
Figure 0004730073
ここで、第1のd軸電流指令値Id* を「ゼロ」と「正」あるいは「負」の2段間に設定する区間を設けた場合、各々に発生した有効電力をPc[Idc=0],Pc[Idc≠0]として、数(9)の演算を行うと、
Figure 0004730073
数(10)より、抵抗Rの同定値をR^を演算することができる。
Figure 0004730073
次に、無効電力Qに着目した「d軸およびq軸のインダクタンスLd,Lqと誘起電圧係数Keの同定原理」について説明する。
永久磁石同期モータ1の無効電力Qは、数(11)で示すことができる。
Figure 0004730073
ここで、数(3),(11)より、
Figure 0004730073
また、制御側で演算する無効電力をQcとすると、
Figure 0004730073
ここで、モータ軸と制御軸が一致しているものとし、数(12)において、モータ電流
Id,Iqを電流検出値Idc,Iqc,モータ周波数ω1 を周波数演算値ω1 *とすると、
Figure 0004730073
数(14)において、無効電力演算値Qcには、モータ定数のd軸およびq軸のインダクタンスLd,Lqと誘起電圧係数Keが含まれていることがわかる。
一番目に、「q軸インダクタンスLqの同定原理」について説明する。
図1におけるd軸電流指令設定部7において、d軸電流指令値Id* を「ゼロ」に設定し、この時、電力演算部10で演算される無効電力演算値QcをQc[Idc=0]とすると、
Figure 0004730073
q軸インダクタンスLqの同定値Lq^は、数(16)より演算することができる。
Figure 0004730073
二番目には、「誘起電圧係数Keの同定原理」について説明する。
第1のd軸電流指令値Id*を、「正」と「負」の2段間に設定する区間を設けて設定した場合、各々の区間において演算した無効電力演算値Qc[Idc>0],Qc[Idc<0]を用いて、数(17)の演算を行うと、
Figure 0004730073
誘起電圧係数Keの同定値Ke^は、数(18)より演算することができる。
Figure 0004730073
三番目には、「d軸インダクタンスLdの同定原理」について説明する。今度は、無効電力演算値Qc[Idc>0],Qc[Idc<0]を用いて、数(19)の演算を行うと、
Figure 0004730073
ここで、数(15)と数(19)より、
Figure 0004730073
d軸インダクタンスLdの同定値Ld^は、数(21)より演算することができる。
Figure 0004730073
以上が、「モータ定数の同定原理」についての説明である。
ここで、本発明の特徴的である「モータ定数同定演算部11の構成」を、図1,図4,図5を用いて説明する。
最初に、本発明の特徴である「低速域」の区間で実行する「抵抗Rの同定演算」について説明する。
図4において、周波数演算値ω1 *は、「低速域」区間を判断する信号発生部111に入力される。信号発生部111では、ω1 * と低速域検出レベル(low_mod_lvl)とを比較して、数(22)の関係で、判定フラグ(low_mod_flg)を作成する。
Figure 0004730073
判定フラグが「1」の時に、低速域と判断し、抵抗Rの同定演算を行う。
ここで、低速域検出レベルは、モータ定格回転数の数%以下の値である。
また、図1のd軸電流指令設定部7では、d軸電流指令値Id*を「ゼロ」と「正」
(あるいは「負」)の少なくとも2段階に設定する。
次に、「抵抗Rの同定演算」の具体的内容について、図5を用いて説明する。
減算部112には、d軸電流指令値Id* を「正」に設定した時の電力演算部10の出力信号である有効電力演算値Pc[Idc≠0]と、d軸電流指令値Id*を「ゼロ」に設定した時の電力演算部10の出力信号である演算したPc[Idc=0] が入力され、その出力信号は、乗算部113の出力信号であるd軸電流検出値Idcを2乗した値と共に、除算部114に入力される。除算部114の出力信号が抵抗Rの同定値R^となる。
二番目に、「中高速域」の区間で実行する「d軸およびq軸インダクタンスLd,Lqと誘起電圧係数Keとの同定演算」について、図6から図10を用いて説明する。
周波数演算値ω1 *は、「中高速域」区間を判断する信号発生部115に入力される。信号発生部115では、ω1 *と中高速域検出レベル(high_mod_lvl)とを比較して、数(23)の関係で、判定フラグ(high_mod_flg)を作成する。
Figure 0004730073
判定フラグが「1」の時、「高速域」区間と判断し、「インダクタンス値と誘起電圧係数」の同定演算を行う。ここで、高速域検出レベルは、モータ定格回転数の10%程度以上の値である。
図7に、第1のd軸電流指令値Id* の設定パ ターンと3つ(Ld,Lq,Ke)の同定区間の関係を示す。
Idcが「零」の区間(A区間)では、q軸インダクタンスLqを同定し、次に、Idcを「正」と「負」の区間(B区間)では、d軸のインダクタンス値Ldと誘起電圧係数
Keを同定する。
図8〜図10を用いて、この説明を行う。
最初に、「q軸インダクタンスLqの同定演算」について、図8を用い説明する。
乗算部116では、d軸電流検出値Idcが入力され、Idcを2乗した値が出力される。乗算部117には、周波数演算値ω1 *と乗算部116の出力信号が入力される。
除算部118には、d軸電流指令値Id* を「ゼロ」に設定した時の電力演算部10の出力信号であるQc[Idc=0]と乗算部117の出力信号が入力される。
除算部118の出力信号が、q軸インダクタンスLqの同定値Lq^となる。
二番目に、「誘起電圧係数Keの同定演算」について、図9を用い説明する。
減算部119には、d軸電流指令値Id* を「正」に設定した時の電力演算部10の出力である無効電力Qc[Idc>0]と、d軸電流指令値Id*を「負」に設定した時の電力演算部10の出力であるQc[Idc<0] が入力され、その出力信号は、絶対値演算部1110に入力される。
また、乗算部1111にはd軸電流検出値Idcと周波数演算値ω1 *が入力され、その出力信号は定数値1112である「2」を乗じて、先程の絶対値演算部1110の出力信号と共に、除算部1113に入力される。
除算部1113の出力信号が、誘起電圧係数Keの同定値Ke^となる。
三番目に、「d軸インダクタンスLdの同定演算」について、図10を用い説明する。減算部1114には、d軸電流指令値Id* を「正」に設定した時の電力演算部10の出力である無効電力Pc[Idc>0]と、d軸電流指令値Id*を「負」に設定した時の電力演算部10の出力であるPc[Idc<0]および、d軸電流指令値Id*を「ゼロ」に設定した時の電力演算部10の出力であるPc[Idc=0] に定数値1115である「2」を乗じた値とが入力される。その出力信号は、絶対値演算部1116に入力される。
また、乗算部1117では、d軸電流検出値Idcが入力され、Idcを2乗した値が出力される。乗算部1118には、周波数演算値ω1 *と乗算部1117の出力信号が入力される。その出力信号は定数値1119である「2」を乗じて、先程の絶対値演算部1116の出力信号と共に、除算部1120に入力される。
除算部1120の出力信号が、d軸インダクタンスLdの同定値Ld^となる。
ここで、ベクトル制御演算部12では、演算により求めた永久磁石同期モータ1の同定値を使って、数(24)に示す電圧指令値Vdc*,Vqc*を演算し、電力変換器の電圧指令値Vu*,Vv*,Vv* を制御することにより、実運転の直前や実運転中において、高精度,高応答なトルク制御を実現する永久磁石同期モータのベクトル制御装置を提供できる。
Figure 0004730073
[第2の実施例]
第1の実施例では、モータ定数同定演算部11の出力値 (R^,Ld^,Lq^,Ke^)を用いて、ベクトル制御演算部12のモータ定数を設定する方式であったが、11の出力値を用いて第2のd軸およびq軸の電流指令演算部8a,9aの制御ゲインの修正にも適用することができる。
図11に、この実施例を示す。図において、1〜7,10〜13,21は図1のものと同一物である。
数(25)に示すように、同定したモータ定数(R^,Ld^,Lq^)を用いて、電流指令演算部8a,9aの制御ゲイン(Kp_d,Ki_d,Kp_q,Ki_q)を修正すれば、高精度,高応答なトルク制御系を実現することができる。
Figure 0004730073
ここで、Kp_d:第2のd軸電流指令演算用の比例ゲイン、Ki_d:積分ゲイン、Kp_q:第2のq軸電流指令演算用の比例ゲイン、Ki_q:積分ゲイン、ωc_acr :電流制御応答角周波数[rad/s]である。
[第3の実施例]
図12は、本発明の他の実施例を示す。本実施例は、上位から与えられる電流指令値と電流検出値の偏差で、ベクトル制御演算の出力値Vdc*,Vqc*を補正する永久磁石同機モータのベクトル制御装置である。
図において、1〜7,10,11,13,21は図1のものと同一物である。8bはd軸電流指令値Id *とd軸電流検出値Idcが一致するようにd軸の補正電圧ΔVdを演算するd軸電流制御演算部、9bはq軸電流指令値Iq *とq軸電流検出値Iqcが一致するようにq軸の補正電圧ΔVqを演算するq軸電流制御演算部、12′はd軸およびq軸の電流指令値Id*,Iq*と周波数演算値ω1 *およびモータ定数同定演算部11の出力値である(R^,Ld^,Lq^,Ke^)を用いて、電圧指令値Vdc*,Vqc*を出力するベクトル制御演算部である。
先の実施例で示した図1との相違点は、d軸およびq軸の電流制御演算部8b,9bでは、上位から与えられる電流指令値Id*,Iq*に電流検出値Idc,Iqcが一致するように、電圧補正値ΔVd,ΔVqを演算していることにある。
またベクトル制御演算部12′では、電流指令値Id*,Iq*と周波数指令値ω1 *およびモータ定数の同定値を用いて、数(26)に示す電圧指令の基準値Vdc*,Vqc*を演算し、
Figure 0004730073
数(27)で示すように、電力変換器の電圧指令値Vdc*′,Vqc*′を演算している点にある。
Figure 0004730073
このようなベクトル制御演算においても、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。
[第4の実施例]
第3の実施例では、モータ定数同定演算部11の出力値(R^,Ld^,Lq^,Ke^)を用いて、ベクトル制御演算部12′のモータ定数を設定する方式であったが、11の出力値を用いて、d軸およびq軸の電流指令演算部8c,9cの制御ゲインの修正にも適用することができる。
図13に、この実施例を示す。図において、1〜7,10,11,12′,13,21は図12のものと同一物である。
数(28)に示すように、同定したモータ定数(R^,Ld^,Lq^)を用いて、電流指令演算部8c,9cの制御ゲイン(Kp_d1,Ki_d1,Kp_q1,Ki_
q1)を修正すれば、高精度,高応答なトルク制御系を実現することができる。
Figure 0004730073
ここで、Kp_d1:d軸電流制御演算用の比例ゲイン、Ki_d1:積分ゲイン、
Kp_q1:q軸電流制御演算用の比例ゲイン、Ki_q1:積分ゲイン、ωc_acr :電流制御応答角周波数[rad/s]である。
[第5の実施例]
第1の実施例では、高価な電流検出器3で3相の交流電流Iu〜Iwを検出する方式であったが、安価な電流検出を行う制御装置においても適用することができる。
図14に、この実施例を示す。図において、1,2,4〜13,21は図1のものと同一物である。14は電力変換器の入力母線に流れる直流電流IDCから、永久磁石同期モータ1に流れる3相の交流電流Iu,Iv,Iwを推定する電流再現部である。
この推定電流値Iu^,Iv^,Iw^を用いて、座標変換部6において、d軸及びq軸の電流検出値Idc,Iqcを演算する。このような電流センサレス・システムにおいても安価でありながら、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。
また、第2,第3,第4の実施例に適用しても、安価でありながら、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。
[第6の実施例]
図15を用いて本発明をモジュールに適用した例について説明する。本実施例は、第6実施例の実施形態を示すものである。
ここで、周波数演算部5,座標変換部6,d軸電流指令設定部7,d軸電流指令演算部8,q軸電流指令演算部9,電力演算部10,モータ定数同定演算部11,ベクトル制御演算部12,座標変換部13は1チップマイコンを用いて構成している。
また、前記1チップマイコンと電力変換器は、同一基板上で構成される1モジュール内に納められている形態となっている。ここでいうモジュールとは「規格化された構成単位」という意味であり、分離可能なハードウェア/ソフトウェアの部品から構成されているものである。尚、製造上、同一基板上で構成されていることが好ましいが、同一基板に限定はされない。これより、同一筐体に内蔵された複数の回路基板上に構成されても良い。他の実施例においても同様の形態構成をとることができる。
[第7の実施例]
これまでの実施例では、モータ定数をモータ定数同定演算部11を演算し、ベクトル制御演算部のモータ定数を同定していたが、モータ定数をモータ定数同定演算部11で演算し、それを表示することも考えられる。
これにより、永久磁石モータの特性の変化を可視化することができる。また、可視化することのより永久磁石モータの劣化度を認識することもができる。そして、ある程度劣化するとモータを交換する時期がわかるという効果も奏します。
本発明の一実施例を示す永久磁石モータのベクトル制御装置の構成図。 モータのインダクタンス値とベクトル演算に設定するインダクタンス設定値が一致している場合の電流制御特性(Ld*=Ld,Lq*=Lq)。 モータのインダクタンス値とベクトル演算に設定するインダクタンス設定値が一致していない場合の電流制御特性(Ld*=0.5×Ld,Lq*=0.5×Lq)。 図1の制御装置におけるモータ定数同定演算部11の説明図。 図1の制御装置におけるモータ定数同定演算部11の説明図 図1の制御装置におけるモータ定数同定演算部11の説明図。 図1の制御装置におけるモータ定数同定演算部11の説明図。 図1の制御装置におけるモータ定数同定演算部11の説明図。 図1の制御装置におけるモータ定数同定演算部11の説明図。 図1の制御装置におけるモータ定数同定演算部11の説明図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期モータのベクトル制御装置の構成図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期モータのベクトル制御装置の構成図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期モータのベクトル制御装置の構成図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期モータのベクトル制御装置の構成図。 本発明の実施形態を示す構成図の一例。
符号の説明
1…永久磁石同期モータ、2…インバータ、3…電流検出器、4…位置検出器、5…周波数演算部、6,13…座標変換部、7…d軸電流指令設定部、8,8a…d軸電流指令演算部、8b,8c…d軸電流制御演算部、9,9a…q軸電流指令演算部、9b,9c…q軸電流制御演算部、10…電力演算部、11…モータ定数同定演算部、12,12′…ベクトル制御演算部、14…電流再現部、R^…抵抗Rの同定値、Ke^…誘起電圧係数Keの同定値、Ld^…d軸インダクタンスLdの同定値、Lq^…q軸インダクタンスLqの同定値、Id*…第1のd軸電流指令値、Id**…第2のd軸電流指令値、Iq*…第1のq軸電流指令値、Iq**…第2のq軸電流指令値、Vd**…d軸の電圧指令値、Vq**…q軸の電圧指令値、ω1 *…周波数演算値、IDC…入力直流母線電流検出値。

Claims (12)

  1. d軸およびq軸の電流指令値および電流検出値,周波数演算値およびモータ定数の設定値とにより、電力変換器の出力電圧値を制御し、前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値とから求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値を用いて、前記モータ定数を同定する永久磁石同期モータのベクトル制御装置であって、
    低速域では、d軸電流指令値を「正」又は「負」と、「ゼロ」との少なくとも2段階に設定する区間を設け、d軸電流指令値が、「正」又は「負」の区間における有効電力の絶対値から、「ゼロ」の区間における有効電力の絶対値を減算し、該減算値を、「正」もしくは「負」のd軸電流検出値を2乗した値で、除算演算することにより、前記モータの抵抗値を同定することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  2. d軸およびq軸の電流指令値および電流検出値,周波数演算値およびモータ定数の設定値とにより、電力変換器の出力電圧値を制御し、前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値とから求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値を用いて、前記モータ定数を同定する永久磁石同期モータのベクトル制御装置であって、
    中高速域では、d軸電流指令値を「零」に設定し、無効電力の絶対値を、周波数演算値とq軸電流検出値を2乗した値との乗算値で、除算演算することにより、前記モータのq軸インダクタンス値を同定することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  3. d軸およびq軸の電流指令値および電流検出値,周波数演算値およびモータ定数の設定値とにより、電力変換器の出力電圧値を制御し、前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値とから求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値を用いて、前記モータ定数を同定する永久磁石同期モータのベクトル制御装置であって、
    中高速域では、d軸電流指令値を「正」と「負」の少なくても2段階に設定する区間を設け、d軸電流指令値が、「正」の区間における無効電力の絶対値から、「負」の区間における無効電力の絶対値を減算し、該減算値を、周波数演算値とd軸電流検出値との乗算値で、除算演算することにより、モータの誘起電圧係数値を同定することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  4. d軸およびq軸の電流指令値および電流検出値,周波数演算値およびモータ定数の設定値とにより、電力変換器の出力電圧値を制御し、前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値とから求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値を用いて、前記モータ定数を同定する永久磁石同期モータのベクトル制御装置であって、
    中高速域では、d軸電流指令値を「正」と「負」および「ゼロ」の少なくても3段階に設定する区間を設け、
    d軸電流指令値が、「正」の区間における無効電力の絶対値と「負」の区間における無効電力の絶対値および「ゼロ」の区間における無効電力の絶対値の2倍相当とを加算し、該加算値を、周波数演算値とd軸電流検出値を2乗した値との乗算値の2倍相当で、除算演算することにより、モータのd軸インダクタンス値を同定することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    電力変換器の出力電圧値は、d軸およびq軸の電流指令値と電流検出値から演算した第2の電流指令値,電動機定数および周波数演算値とから、演算することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    電力変換器の出力電圧値は、第1のd軸およびq軸の電流指令値,周波数演算値およびモータ定数とを用いて演算されたベクトル制御演算部の出力値と、モータの電流検出値が前記第1の電流指令値に追従するように制御された電流制御演算部の出力値との加算値であることを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  7. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    同定演算により得られたモータ定数を用いて、電力変換器の出力電圧値の演算に用いるモータ定数の設定値を修正することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置
  8. 請求項において、
    同定演算により得られたモータ定数を用いて、第2の電流指令値を演算する制御ゲインを修正することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  9. 請求項において、
    同定演算により得られたモータ定数を用いて、電流制御演算部の出力値を演算する制御ゲインを修正することを特徴とする永久磁石同期モータのベクトル制御装置。
  10. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記電流検出値は、電力変換器の入力母線直流電流検出値からモータ電流を再現した電流であることを特徴とする永久磁石同期電動機のベクトル制御装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一つに記載の永久磁石同期モータのベクトル制御装置と前記電力変換器を有するインバータモジュールにおいて、
    前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値から求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値とを用いて、
    前記モータ定数を同定することを特徴とするインバータモジュール。
  12. 請求項1ないし10のいずれか一つに記載の永久磁石同期モータのベクトル制御装置と表示装置とを有する永久磁石同期電動機モータ定数表示システムにおいて、
    前記電力変換器の出力電圧値と電流検出値とから求めた有効電力あるいは無効電力と、周波数演算値および電流検出値を用いて、モータ定数を求めるモータ定数演算部を有し、前記モータ定数を表示装置で表示することを特徴とする永久磁石同期電動機モータ定数表示システム。
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