JP4729968B2 - 容器反転コンベア装置 - Google Patents

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Description

本発明は容器、特に缶容器をコンベアで搬送する途中において、容器を倒立から正立に180°回転させる容器反転コンベア装置に関するものである。
缶詰等容器入り製品は出荷前に容器底部に製造年月日や賞味期限を印字する場合があり、又容器を段ボール箱などに梱包するために商品名やブランド名などの印刷表示を決められた方向に揃える必要が生じた場合などにおいて、正立又は倒立に反転する必要がある。
従来は、特許文献1に記載のとおり、シュートの途中を180°螺旋条に捻り、高低差、例えば工場の天井から床程度までの高低差を利用して、容器を落下搬送する途中において反転させていた。このような反転手段ではシュート内で容器を反転させるため長いシュートが必要であった。そのため容器がシュート内に詰まり易く、且つ容器外面がガイドに接触することにより擦り傷や打痕などの傷が付き、製品の品質低下の招く傾向があった。更に、このような設備はシュートの入口、出口の高低差が十分に必要なため上記特許文献にも示すとおり上下に対し広いスペースが必要であった。
特開2000−84513号公報
本発明はこのような実情に鑑みなされたものであって、狭いスペースで容器に傷を付けることなく、又、搬送不良などのトラブルを生じることもなく、簡単且つ確実に容器を反転し搬送するコンベアを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は容器を供給するコンベアと容器を排出するコンベアとを高低差を設けて配置し、この供給及び排出コンベアをシュートをもって連結したコンベア装置において、シュート入口を供給コンベア上に、出口を排出コンベア上に配置し、シュートは天部ガイドと底部ガイドと左右一対の側部ガイドから構成されており、シュート出口であって底部ガイド近傍にシュート内方に突出するストッパーを設け、容器の下方部分が該ストッパーに衝突したとき、容器の慣性力により該容器が180°回転し排出コンベアに供給され搬送されることを特徴とする容器反転コンベア装置を提供するものである。
又、本発明のストッパーは円柱形状の外周表面部を軸方向に削り取り段差を設けた形状であることを特徴とし、且つ合成樹脂からなることを特徴とする容器反転コンベア装置である。
更に、容器は供給コンベア上を一定の間隔をおいて搬送されることが必要であり、容器の断面形状は円形、楕円形又は矩形の缶であることを特徴とする容器反転コンベア装置である。
本反転コンベア装置は上記のとおり構成されるので、容器を簡便に反転させることが可能である。又容器を反転させるときに発生し易いガイドによる擦り傷や打痕傷を防止できる。更に本装置はシュートの途中に捻りを加える構造を用いてないため、本装置を設置するにあたり広いスペースを必要としないため安価なコストで製作できる。
以下、図面に基づいて本発明の容器反転コンベア装置の一実施形態を説明する。
図1、図2は本発明の容器反転コンベア装置の概要を示す正面図と平面図である。図示のとおり本容器反転コンベア装置はシュート2、容器供給コンベア6及び容器排出コンベア7で構成され、この容器供給コンベア6と排出コンベア7を一定間隔を置いて一直線上に配置し、且つ供給コンベアは排出コンベアより上方の位置に設置する。次にシュート3の入口を供給コンベア出口部に、出口を排出コンベア入口部に取り付け、供給コンベア6及び排出コンベア7と連結する。1は容器である。
シュート2は天部ガイド3a、左右の側部ガイド3b、底部ガイド3c及びガイド枠から構成される。これらのガイドは一定の長さを有する丸棒を用い、適当な間隔をおいて配置された複数の矩形のガイド枠4の内側に溶接手段などにより取り付けられ、シュートの内部形状は断面矩形のトンネル状に構成されている。シュート内への容器の挿入、排出をスムーズにするため、シュート2の入口及び出口付近の天部ガイド及び側部ガイドは水平部3e、3fを設ける構造とする。入口及び出口以外の中間部分はほぼストレートな傾斜構造である。天部ガイドの出口側端部3a’は容器反転部の手前までとし、シュート出口付近は天部ガイドは設けない構造とする。この理由は容器が反転するときに天部ガイドに接触することを防止するためである。しかしシュート出口には左右一対の側部補助ガイド3dを追加し、容器の反転姿勢を安定にする必要がある。ガイド棒は衛生面より一般にステンレスを使用することが望ましい。更にシュート出口の底部にはストッパー5を任意の手段でガイド枠下端部に取り付ける。
次に図3に基づいてストッパー5の構造を説明する。ストッパー5は円柱形状の部材で構成されており、図示するように外面の一部を軸方向にL字状に切削し突起5aを設け、部材の中央部であって突起5aより反時計回り約90°の処に窪み部5bを設ける構造とする。突起5aは容器底部が掛かるだけの高さがあれば十分である。ストッパー5はこの突起5aが底部ガイドよりシュート内方に突出するように、シュート出口付近のガイド枠下端に取り付ける。又ストッパー5を円柱形状とした理由は容器が回転するとき容器の胴部がストッパーに接触し、容器を支えてスムーズに回転することを助長するためである。このような構造とすることで、容器が排出コンベアに乗るときの衝撃が緩和され、倒れることなくコンベアに載置される。そのためストッパーの直径は100mm程度が好ましく、又弾力性のある合成樹脂製であることが望ましい。
容器供給コンベア6及び排出コンベア7は平プリー8と平ベルト9とで構成される搬送コンベアで図示しない駆動手段でベルトは回転される。
次に容器反転コンベア装置のシュートとコンベアの配置関係について説明する。一定間隔を置いて一直線上に配置された容器供給コンベア6と排出コンベア7は、供給コンベアを排出コンベアより高い位置に設置する。供給コンベア6と排出コンベア7の高低差は容器が支障なくシュート内を落下する落差があれば問題なく、本実施例では約300mm程度で十分である。次に供給コンベア6出口部と排出コンベア7入口部に取り付けられるシュート3の傾斜角度は、図1に示すように、シュート入口付近では大きく水平に対し約30°の傾斜を有し、他の部分は約15°程度の傾斜に取り付けられることが好ましい。このような構造とすることで容器がシュート内をスムーズに落下することが可能となる。
次に容器が反転する原理について説明する。供給コンベア6上を倒立状態で一定の間隔を保って搬送されてきた容器1(本実施例の場合は楕円形状の缶を示す)はシュート2入口よりシュート内に挿入され、シュート内を滑り落ちシュート出口に到達する。出口に至った容器1は、容器の進行方向側の底部がストッパー5の突起5aに衝突し、突起5aを支点として容器の慣性力により前方に回転する。このとき容器の胴部がストッパーの側面窪み部5bと接触を保ちながら回転するため図示するような動きをし、排出コンベア上に180°回転し正立状態で載置され反転作業は終了し、次工程に搬送されることになる。
なお、このストッパーの側面窪み部5bは図2、3で示すように、容器の断面形状と同形状、例えば容器断面が円形の場合はR形状にすることが望ましい。このような構造とすることで、容器の回転中及び排出コンベア乗り移り時の左右の振れを緩和する効果がある。更に供給コンベア上を搬送されてくる容器の間隔は、回転するとき前後の容器同士が互いに接触しない一定間隔を保つ必要がある。
本実施例で用いられる容器は缶が最適であるが、断面形状が円形、楕円形又は矩形で柱状又は筒形の物品ならば容器に限らず適用可能である。
以上説明したように、本発明は容器等の物品の搬送分野において反転装置として利用可能である。
反転コンベア装置の正面図を示す。 反転コンベア装置の平面図を示す。 ストッパーの正面図と平面図を示す。
符号の説明
1 容器(缶)
2 シュート
3 ガイド
4 ガイド枠
5 ストッパー
6 供給コンベア
7 排出コンベア































Claims (1)

  1. 容器を供給するコンベアと容器を排出するコンベアを高低差を設けて配置し、供給及び排出コンベアをシュートをもって連結した容器反転コンベア装置において、シュート入口を供給コンベア上に、シュート出口を排出コンベア上に配置し、シュートは天部ガイドと底部ガイドと左右一対の側部ガイドから構成されており、シュート出口であって底部ガイド近傍にシュート内方に突出し、円柱形状の外周表面部を軸方向に削り取り段差を設けた形状のストッパーを設け、容器の下方部分が該ストッパーに衝突したとき容器が180°回転し排出コンベア上に供給され搬送されることを特徴とする容器反転コンベア装置。
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