JPH0648552A - 被搬送物品の反転移載装置 - Google Patents

被搬送物品の反転移載装置

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JPH0648552A
JPH0648552A JP20115392A JP20115392A JPH0648552A JP H0648552 A JPH0648552 A JP H0648552A JP 20115392 A JP20115392 A JP 20115392A JP 20115392 A JP20115392 A JP 20115392A JP H0648552 A JPH0648552 A JP H0648552A
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JP
Japan
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Application number
JP20115392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Suzumoto
哲也 鈴本
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Publication of JPH0648552A publication Critical patent/JPH0648552A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部搬送装置から搬出される被搬送物を、下
方の下部搬送装置へ反転して移載する無動力型式の従来
の反転移載装置は、被搬送物をいためる欠点があった。
本発明はかかる課題を解決することを目的とする。 【構成】 上端部から下端部に向けてU字形状に屈曲す
る内側及び外側案内ガイド6,7により反転案内部Aを
構成し、中間部を枢着された天秤梁15の一側に物品収
容部18を設け、他側にバランスウエイト19を設け、
上部搬送装置2から反転案内部Aに挿入された被搬送物
Wが反転して物品収容部18に入り、天秤梁15が傾い
て物品収容部18内の被搬送物Wが下部搬送装置3に滑
り落ちるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部搬送装置から搬出
される被搬送物を、下方の下部搬送装置へ反転して移載
する無動力型式の反転移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定本数のシガレットの包装品を複数個
(一般には10個)詰め込んだカートンは、シガレット
の包装品を詰め込む工程で天地が逆向きになり、逆向き
のまま上部搬送装置の上に配列され搬送されてくるが、
次のカートンのセロハン包装工程ではカートンの天地を
正規に戻す必要があるので、180度転倒して下部搬送
装置に移載しなければならない。
【0003】図5は、カートンWを反転移載する従来の
反転移載装置を示す斜視図であり、床面に設置された門
型の架台1の上に上部搬送装置2が取り付けられ、上部
搬送装置2の搬出端の下方には、下部搬送装置3が床面
に設置されている。反転移載装置は、上部搬送装置2の
搬出端の先に取り付けられ、先端が下方に向けて傾斜す
る傾斜板4と、傾斜板4の先端より上方に突出する反転
用突起5とにより構成される。
【0004】そして、天地を逆に向けたカートンWが上
部搬送装置2の搬出端から傾斜板4に乗り移り、傾斜板
4を落下滑走してカートンWの前面の下端部が反転用突
起5に衝突し、カートンWの慣性力によりカートンWが
反転しながらベルトコンベア型式の下部搬送装置3に落
下する。180度反転して下部搬送装置3に載置された
カートンWは、次工程の包装機に向けて送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような反転移載装
置は構造が簡単であり、且つ、無動力である利点がある
反面、落下走行するカートンWの下端部が反転用突起5
に衝突するため、カートンWがつぶれる欠点があった。
また、落下反転時にカートンWの蓋が開き、次工程での
詰まりがあった。本発明はかかる課題を解決することを
目的としており、カートンWに打ち傷や変形を生じるこ
とのない無動力型式の反転移載装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の被搬送物品の反転移載装置は、上端部から
下端部に向けて屈曲する内側案内ガイドと、該内側案内
ガイドに平行な外側案内ガイドとにより上端部に受入
口、下端部に搬出口が形成される反転案内部を構成し、
中間部を軸受に支承される天秤梁の一側に、端部に開口
を有する物品収容部を設け、上記天秤梁の他側に、上記
物品収容部に被搬送物品が収容されたときに上記天秤梁
の一側が下方に回動する重さのバランスウエイトを設け
て移載部を構成し、被搬送物を搬送する上部搬送装置の
搬出端に上記受入口が近接するように上記反転案内部を
配置し、上記上部搬送装置の下方に配設された下部搬送
装置上方に上記移載部を配置すると共に、上記移載部の
物品収容部の開口を上記反転案内部の搬出口に近接し
た。
【0007】
【作用】上記のように構成された被搬送物品の反転移載
装置は、被搬送物が上部搬送装置の搬出端から反転案内
部の受入口に入り、内側案内ガイド及び外側案内ガイド
により180度向きを変えて搬出口に至り、移載部の物
品収容部に収容される。被搬送物品が物品収容部に収容
されると、天秤梁が回動して物品収容部が傾くので、物
品収容部内の被搬送物品が下部搬送装置の搬送面に滑り
落ちる。天秤梁が回動したときに物物品収容部が下部搬
送装置の搬送面に接近するので、被搬送物品には移載時
に衝撃を受けないと共に、蓋の開きが発生しない。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は被搬送物品の反転移載装置の斜視図、図
2は被搬送物品の反転移載装置の正面図を示し、図3は
反転移載装置の反転案内部の斜視図を示す。図1におい
て、床面に設置された門型の架台1の上に上部搬送装置
2が取り付けられ、上部搬送装置2の搬出端の下方に
は、下部搬送装置3が床面に設置されることは従来例と
同様である。
【0009】被搬送物の反転装置は反転案内部Aと移載
部Bとにより構成され、反転案内部Aは、上部搬送装置
2と下部搬送装置3が平行である場合、図3に示すよう
に、棒材より屈曲加工され、上端部6aから下端部6b
に向けてU字形状に屈曲する2個の内側案内ガイド6
と、棒材より屈曲加工され、上端部7aから下端部7b
に向けてU字形状に屈曲し、内側案内部6に対して平行
な2個の外側案内ガイド7とを有する。また、上部搬送
装置2と下部搬送装置3が平行でない場合には、反転案
内部Aの各案内ガイド6,7はU字形状に捩じれを伴っ
た屈曲形状にすることができる。
【0010】架台1の側面に四角形の支持枠8が取り付
けられ、支持枠8の上壁8aの下面に、外側案内ガイド
7の上端部7aが固着され、支持枠8の下壁8bの下面
に、内側案内ガイド6の下端部6bが固着される。架台
1の上部中央には、架台1の側面より突出する突起部9
が延設され、突起部9に内側案内ガイド6の上端部6a
が固着される。床面に、下部搬送装置3を跨ぐ門型の下
部架台10が設置され、下部架台10の上面に外側案内
ガイド7の下端部7bが固着される。
【0011】内側案内ガイド6と外側案内ガイド7との
間隔は、被搬送物であるカートンWが自重により挿通可
能な間隔であり、内側案内ガイド6の上端部6aと外側
案内ガイド7の上端部7aとにより受入口11が形成さ
れ、内側案内ガイド6の下端部6bと外側案内ガイド7
の下端部7bとにより、搬出口12が形成される(図2
参照)。以上のように構成された反転案内部Aは、受入
口11が上部搬送装置2の搬出端に近接するように配設
される。
【0012】移載部Bは、図1及び図2に示すように、
床面に、下部搬送装置3を跨ぐ門型架台13が設置さ
れ、門型架台13の上部に2個の軸受14が立設され
る。天秤梁15の中間部に四角形状のボス部16が設け
られ、ボス部16の両側面に設けられた軸部17が軸受
14に回動可能に支承される。天秤梁15に一側(図1
において左側)には、端部に開口18aを有し内部にカ
ートンWを収容可能な物品収容部18が設けられ、天秤
梁15の他側には、バランスウエイト19が設けられ
る。
【0013】バランスウエイト19が設けられた天秤梁
15の他側は、物品収容部18が設けられた天秤梁15
の一側よりも重く、物品収容部18にカートンWが収容
されていないときには天秤梁15は時計方向に回動し、
ボス部16の下端面のうちバランスウエイト19に近い
方のの端部が門型架台13に当接した傾斜角度に保持さ
れ、物品収容部18にカートンWが収容されているとき
には天秤梁15が反時計方向に回動し、ボス部16の下
端面のうち物品収容部側18に近い方の端部が門型架台
13に当接した傾斜角度に保持される。
【0014】以上のように構成された移載部Bは、物品
収容部18にカートンWが収容されていないときの傾斜
角度の物品収容部18が搬出口12に近接し、物品収容
部18にカートンWが収容されたときの傾斜角度の物品
収容部18が下部搬送装置の搬送面に近接するように配
設される。
【0015】次に、被搬送物品の反転移載装置の作用を
説明すると、図1及び図2に示すように、被搬送物品で
あるカートンWが、天地を逆にした状態で上部搬送装置
2の上に1列に配列され、左端に向けて搬送される。上
部搬送装置2の搬出端から押し出されたカートンWは、
反転案内部Aの受入口11に挿入され、内側案内ガイド
6,外側案内ガイド7に案内されながら自重落下する間
にカートンWが180度反転し、搬出口12に近接する
移載部Bの物品収容部18に入る。
【0016】カートンWが物品収容部18に入ったた
め、天秤梁15が軸部17を支点として反時計方向に回
動し、下部搬送装置3の方向に傾斜するので、カートン
Wが物品収容部18の底壁面を滑走して下部搬送装置3
の搬送面上に落下移載される。天秤梁15が反時計方向
に傾斜したことには、物品収容部18の底壁面の位置が
下部搬送装置3の搬送面より僅かに高い位置にあるの
で、カートンWは衝撃を受けることなく移載される。下
部搬送装置3に移載されたカートンWは、次工程の包装
機に向けて送られる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明の被搬送物品の移載装置は、構造が簡単であ
るので製作費が安価であり、故障が生じ難く、無動力に
より動作するので運転費用やメインテナンス費用も安価
になる利点がある。 (2) 被搬送物品を移載する際の衝撃が少ないので、被搬
送物品がつぶれる問題が解消した。
【図面の簡単な説明】
【図1】被搬送物品の反転移載装置の斜視図である。
【図2】被搬送物品の反転移載装置の正面図である。
【図3】反転移載装置の反転案内部の斜視図である。
【図4】移載部の斜視図である。
【図5】被搬送物の反転移載装置の従来例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
A 反転案内部 B 移載部 W カートン 1 架台 2 上部搬送装置 3 下部搬送装置 6 内側案内ガイド 6a 上端部 6b 下端部 7 外側案内ガイド 7a 上端部 7b 下端部 8 支持梁 10 下部架台 11 受入口 12 搬出口 13 門型架台 15 天秤梁 16 ボス部 17 軸部 18 物品収容部 18a 開口 19 バランスウエイト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部から下端部に向けて屈曲する内側
    案内ガイドと、該内側案内ガイドに平行な外側案内ガイ
    ドとにより上端部に受入口、下端部に搬出口が形成され
    る反転案内部を構成し、 中間部を軸受に支承される天秤梁の一側に、端部に開口
    を有する物品収容部を設け、上記天秤梁の他側に、上記
    物品収容部に被搬送物品が収容されたときに上記天秤梁
    の一側が下方に回動する重さのバランスウエイトを設け
    て移載部を構成し、 被搬送物を搬送する上部搬送装置の搬出端に上記受入口
    が近接するように上記反転案内部を配置し、上記上部搬
    送装置の下方に配設された下部搬送装置上方に上記移載
    部を配置すると共に、上記移載部の物品収容部の開口を
    上記反転案内部の搬出口に近接したことを特徴とする被
    搬送物品の反転移載装置。
JP20115392A 1992-07-28 1992-07-28 被搬送物品の反転移載装置 Pending JPH0648552A (ja)

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Effective date: 20020305