JPH0121419Y2 - - Google Patents

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JPH0121419Y2
JPH0121419Y2 JP1982011513U JP1151382U JPH0121419Y2 JP H0121419 Y2 JPH0121419 Y2 JP H0121419Y2 JP 1982011513 U JP1982011513 U JP 1982011513U JP 1151382 U JP1151382 U JP 1151382U JP H0121419 Y2 JPH0121419 Y2 JP H0121419Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、コラムから押出され搬出される商品
の落下通路のスペースを小さくした自動販売機に
関する。
「従来の技術」 街頭あるいは歩道等に設置する自動販売機にお
いては、通行の障害にならないように奥行き寸法
を小さくして、いわゆる薄形に製作することが好
ましい。
しかして、ベース上のコラム内に商品を多数重
積収容しておき、これを最下部のものから順次前
方へ押出して搬出する自動販売機においては、一
般に搬出商品の落下通路には少なくとも商品の押
出し方向寸法と同程度以上のスペースを形成する
必要があり、この落下通路スペースの小形化を計
ることが自動販売機の薄形化に大きく貢献するこ
とになる。
しかしながら、コラム内の最下部の商品は、押
出し搬出時にそれまで上面に重積されていた多数
個の重積商品の重量から一度に解放されるために
コラムから飛び出すように搬出されて不規則な落
下姿勢になることが広く知られている。
このため、落下通路スペースは、商品の最大長
寸法を目安にして設計しなければ落下通路内に引
つ掛かり詰まるといつた恐れを生じた。
従つて、コラムから押出される商品の前端部上
面を強制的に商品落下通路へ押して下げることに
より落下姿勢を規制して商品落下通路のスペース
を小さくすることも行なわれているが、特に薄い
形状の商品やパツケージが弱い商品においては搬
出時に商品が変形して商品性を損う恐れがあつ
た。
この様な方法は、例えば、実開昭56−12276号
公報に記載される通り、商品の搬出口に搬出され
る商品を下方へ押し下げる回動体が備えられる方
法があつた。
しかし、この様な方法では、搬出される商品の
寸法が変化する場合、回動体の商品に作用する状
態が変化して不都合であり、また、この様な問題
を解消できるものとしては、実開昭55−57882号
公報に記載される通り、商品の搬出口でベースを
下方へ垂下することが試みられている。
しかし、この場合、ベースが十分商品を保持で
きないため、商品の一端を支持する閉鎖板を備え
なければならず、構成が複雑になるといつた欠点
を有していた。
さらに、実開昭51−52294号公報に記載される
ような「自動販売機などの商品投出装置」が試み
られている。
しかしながら、この場合でも、搬出される商品
を斜に懸架された姿勢修正板を備え、商品を強制
的に姿勢変更するものであり、姿勢修正板と商品
との間に摩擦を生じるもので、商品の品質を損な
う危険があつた。
すなわち、商品が完全に搬出されない搬出状態
では、商品の後端が在庫商品に挟持されている場
合、無理に姿勢が変更されると姿勢修正板との間
に大きな摩擦を生じることになる。
したがつて、商品が搬出されたとしても、商品
の品質を損なう場合、搬出商品に制限を受けるこ
とになるといつた欠点を有することになる。しか
も、このような構成では、搬出商品が在庫商品と
の関係で勢い良く飛び出すと姿勢修正板が所定の
作用を成さなくなるといつた欠点があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、この様な事情から簡単な構成で品質
を損なうことなく確実に商品が搬出できる自動販
売機を得ることを目的としており、コラムから押
出された商品を商品落下通路の上方へ回動させて
持上げた姿勢から落下を開始させることに着目し
て成されたものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、ベース上に重積された商品を収容す
るコラムと、このコラム内の商品を最下部のもの
から順次前方へ押出す搬出体と、前記コラムから
押出された商品の前端部を載置し、かつこの商品
の前進移動により前記商品の前端部に押されて商
品落下通路の上方へ回動するL字状に形成された
落下補助板とを備え、この落下姿勢板の回動を上
部で軸着して垂下させることによつて問題点を解
決している。
「作用」 コラムから押出される商品は、落下補助板によ
つて前端部が自然に上方へ押し上げられコラムか
ら押出しが完了した時点で商品の前端部とは反対
側が下方に向かつた姿勢となり落下することにな
る。
このため、商品は、落下通路が商品の押出し方
向に小さい寸法であつても、また押出し時に水平
の姿勢であつても落下補助板によつて垂直の姿勢
に変更されて落下することになる。
しかも、商品の上方への持ち上げは、L字状に
形成された落下補助板に保持されるため、搬出商
品に大きな摩擦を生じることもなく、自然に姿勢
を修正し、商品に損傷を与えることがない。
「実施例」 以下に本考案を図面に示された一実施例にもと
づいて説明する、図は、自動販売機の搬出機構部
分を示しており、1はベース、2はベース1上に
重積された商品、3は商品2を収容するコラム、
4はコラム3の下部前方に開口する搬出口であ
る。
5は軸6を中心にして前後に往復動作する搬出
体であり、搬出体5はベース1に形成されたスリ
ツト1aを介して軸6に取り付けられており、最
下部の商品2aの後端を押して搬出口4から商品
2aを前方へ押出すように構成されている。
7は図示されない減速機付きの電動機によつて
軸7aを中心にして回転駆動される回転板であ
り、回転板7および搬出体5に対して軸8a、8
bで軸着連結されたアーム8によつて、回転板7
の回転力を搬出体5の往復動作に変換して伝達す
るように構成されている。
また、9はコラム1の搬出口4の上方外側部分
に商品落下通路10の上方へ回動自在となるよう
に取り付けられた落下補助板である。
落下補助板9には、L字状に形成されることに
より、コラム3から押出された最下部の商品2a
の前端部を載置する載置部9aと、商品2aの前
端部の先端を当接支持する曲り部9bとが形成さ
れており、商品2aが載置部9aと曲り部9bと
に係合した後は、落下補助板9は、商品2aの前
進移動により前端部に押されてコラム3に回動自
在に取り付けられた上方の軸9cを中心にして商
品落下通路10の上方へ回動するように構成され
ている。
次に以上の構成における搬出動作を説明する。
搬出動作開始により、搬出体5が往動すると、
商品2aは搬出体5に押されて前方へ移動し、ま
ず落下補助板9の載置部9aに載置され、さらに
前方へ移動して曲り部9bに当接する。
そして、この状態でさらに商品2aが搬出体5
に押されて前方へ移動すると、落下補助板9は、
商品2aの先端で押されて上方へ回動する。
従つて、商品2aの前端部は、落下補助板9に
よつて前上方へ持上げられて図中の商品2bのよ
うに前上方へ傾斜した姿勢になり、商品2bの後
端部がベース1から外れると商品2bは、その自
重による下方への回動力によつて載置部9aの端
部を支点にして下方へ回転するように姿勢変更さ
れ、図中2cで示されるようにほぼ垂直の落下姿
勢となつて商品落下通路10内を落下する。
そして、落下補助板9は、その自重により、ま
た搬出体5は、復動により待機位置へ復帰して一
回の搬出動作が終了する。
以上の構成によれば、商品落下通路10の搬出
方向寸法を商品の長さ以下に形成しても商品が詰
まることなく安全確実に落下搬出が行える。
さらに、落下補助板9は、軸9cを中心にして
振り子状に回動する構造であつて、搬出商品に作
用する押出し力に対向する作用力は、落下補助板
9の自重分だけであるため、搬出商品に大きな変
形の作用が局部的に生じることなく商品変形の恐
れはない。
一方、落下補助板9は、本実施例に示されるよ
うに載置部9aをベース1よりも少し低位置に配
置することが好ましく、かつ待機状態において図
示されるように載置部9aとベース1上面とがほ
ぼ平行な状態となるように曲り部9bおよび軸9
cをバランス配置することが好ましい。
「考案の効果」 本考案によれば、商品落下のスペースを小さく
して内部の実装密度を向上させることができ、し
かも商品を損傷させないで確実に搬出することが
でき、自動販売機の小形化が実現でき、街頭にお
ける設置等に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の自動販売機の搬出機構部分を示
したものである。 1……ベース、2,2a,2b,2c……商
品、3……コラム、5……搬出体、9……落下補
助板、9a……載置部、9b……曲り部、10…
…商品落下通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上に重積された商品を収容するコラム
    と、このコラム内の商品を最下部のものから順次
    前方へ押出す搬出体と、前記コラムから押出され
    た商品の前端部を載置し、かつこの商品の前進移
    動により前記商品の前端部に押されて商品落下通
    路の上方へ回動するL字状に形成された落下補助
    板とを備え、この落下姿勢板の回動を上部で軸着
    して垂下させることを特徴とする自動販売機。
JP1151382U 1982-02-01 1982-02-01 自動販売機 Granted JPS58117575U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1151382U JPS58117575U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1151382U JPS58117575U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58117575U JPS58117575U (ja) 1983-08-11
JPH0121419Y2 true JPH0121419Y2 (ja) 1989-06-26

Family

ID=30024119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1151382U Granted JPS58117575U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 自動販売機

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JP (1) JPS58117575U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710448Y2 (ja) * 1986-12-30 1995-03-08 グローリー工業株式会社 商品収納投出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612276B2 (ja) * 1973-09-12 1981-03-19

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152294U (ja) * 1974-10-18 1976-04-21
JPS5918533Y2 (ja) * 1978-10-16 1984-05-29 芝浦メカトロニクス株式会社 自動販売機
JPS594374Y2 (ja) * 1979-07-10 1984-02-08 芝浦メカトロニクス株式会社 自動販売機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612276B2 (ja) * 1973-09-12 1981-03-19

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Publication number Publication date
JPS58117575U (ja) 1983-08-11

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