JP3413855B2 - バックインボックスのバッグ自動収納方法 - Google Patents
バックインボックスのバッグ自動収納方法Info
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- JP3413855B2 JP3413855B2 JP29253292A JP29253292A JP3413855B2 JP 3413855 B2 JP3413855 B2 JP 3413855B2 JP 29253292 A JP29253292 A JP 29253292A JP 29253292 A JP29253292 A JP 29253292A JP 3413855 B2 JP3413855 B2 JP 3413855B2
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- Japan
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- bag
- shooter
- cardboard
- cardboard case
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、段ボールケース内に液
体内容物を充填した柔軟フィルム製のバッグを収納した
包装形式のバッグインボックスにおいて、段ボール内に
液体内容物を充填したバッグを収納するためのバッグイ
ンボックスのバッグ自動収納方法に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のバックインボックスのバック自動
収納方法は、例えば実公平４−１５６８９に開示されて
おり、図４に示すように、液体が充填されたフレキシブ
ルバッグａをコンベア手段ｂを用いて搬送しながら、そ
のコンベア手段の先端部に設置されたシューターｃ内に
前記バッグａを落とし込み、そのシューターｃ下部の先
細り先端部開口部よりバッグｄを段ボールケースｄ内に
収納するものである。なお、ｃ1 は、シューターｃの先
細り部であり、ｄ2 は、段ボールケースｄの蓋部であ
る。 【０００３】収納するフレキシブルバッグａは、図５
（ａ）〜（ｂ）の側面図に示すようなものであって、バ
ッグ本体は、柔軟なフラスチックフィルム製の包材を袋
状にしたものであり、シール部１ｂによって袋状にした
バッグ本体１の上部の一部開口部に、内容物注入出用の
スパウト２を接続し、キャップ２ａによって施封されて
いる。 【０００４】そしてバッグ本体１の形態は、図５（ａ）
のように立方体形状のもの、あるいは図５（ｂ）のよう
に偏平形状のもの等がある。 【０００５】一般的に、バッグインボックス型の液体包
装における段ボールケースｄ内に収納される上記バッグ
ａの姿勢については、前記キャップ２ａ部分が常に上側
を向き、シール部１ｂが水平になって段ボールケースｄ
内に収納されることが必要である。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のバックイン
ボックスのバック自動収納方法においては、コンベア手
段ｂの先端部からシューターｃを通って１個のバッグａ
を１個の段ボールケースｄ内に落下させて収納するもの
であるが、落下した後のバッグａの段ボールケースｄ内
での姿勢が不揃いになりやすい。 【０００７】特に、図６（ａ）に示すように偏平形状の
バッグａを段ボールケースｄ内に落とし込む際には、段
ボールケースｄは水平状態に設置されており、最初にコ
ンベア手段ｂの先端部を通過するバッグａの前端部が下
向きとなってシール部１ｂを垂直方向にして垂直落下す
るため、図６（ｂ）に示すように、段ボールケースｄ内
へバッグａのシール部１ｂが垂直状態になって収納され
たり、キャップ２ａの位置がずれたりして一定位置に収
納されないなどの不都合があった。 【０００８】本発明は、フレキシブルバッグａを所定の
段ボールケースｄ内へ収納するためのバックインボック
スのバック自動収納において、フレキシブルバッグａの
シール部１ｂが常に水平状態になって収納され、しかも
キャップ２ａの位置が常に一定位置になるように収納さ
れるようにすることにある。 【０００９】 【課題を解決するための手段】本発明は、内容物の充填
されたフレキシブルバッグａを水平乃至傾斜状態のコン
ベア手段１０にて搬送するバッグ搬送工程と、搬送され
る該バッグａを前記コンベア手段１０先端部より左右側
壁部と前壁部と底部からなるバッグシューター２０の底
部に沿って搬入するバッグシューター搬入工程と、底部
に沿って搬入される該バッグａをバッグシューター２０
前壁部側の底部が開口した開口部より下方にそのバッグ
前端ａ1 から落とし込むバッグ前端落とし込み工程と、
落とし込まれた該バッグ前端ａ1 を昇降動作可能なダン
ボール支持手段３０に前記搬送方向に向かって低く傾斜
する状態で載置した段ボールケースｄの底部ｄ1 にて受
け止め保持するバッグ前端保持工程と、支持手段３０の
下降動作により段ボールケースｄを下方に移動させてそ
のバッグ後端ａ2 を段ボールケースｄ内に落とし込み収
納するバッグ後端落とし込み工程とを経て、バッグａを
段ボールｄ内に収納することを特徴とするバッグインボ
ックスのバッグ自動収納方法である。 【００１０】 【００１１】 【実施例】本発明のバッグインボックスのバッグ自動収
納方法を、図１の実施例に従って詳細に説明する。 【００１２】まず、複数本のロール１１を水平方向若し
くは例えば５°〜１５°程度に傾斜する方向に平行に配
列して、各々ロール１１をモーターにて駆動回転させる
ようにしたコンベア手段１０に、液体など内容物を充填
したフレキシブルバッグａを載せて前方（矢印方向）に
搬送する。 【００１３】続いて、上記コンベア手段１０によって搬
送されるバッグａを、コンベア手段１０先端部より搬送
方向外側に配置したバッグシューター２０内に搬入す
る。 【００１４】一方、上記バッグシューター２０の下側に
設置され、下止点Ａと、上止点Ｂとの間を往復移動する
段ボールケース支持手段３０の下止点Ａにおける該支持
手段３０の支持部３１に、フレキシブルバッグａを収納
する段ボールケースｄを、搬送方向に向かって低く水平
状態に対して５°〜３５°程度傾斜させて載置し、続い
て、該段ボールケース支持手段３０を上止点Ｂまで上昇
させる。 【００１５】バッグシューター２０は、前記バッグａを
その左右側壁部２１，２１によって規制し、且つ、平坦
な上面を備える底部２３に沿ってバッグａをスライドさ
せながら、そのバッグシューター２０の前壁部２２方向
に向かって前進させる。 【００１６】バッグシューター２０の底部２３は、コン
ベア手段１０先端部側からバッグシューター２０前壁部
の方向に向かって所定の幅に設置されており、該底部２
３はその前壁部２２方向が開口しており、開口部２４を
備えている。また、底部２３の平坦な上面は、水平状
態、若しくは先端部に向かって低く傾斜するコンベア手
段１０のロール上面相当の搬送面に対して同一角度、若
しくはそれよりも搬送方向に低く傾斜する角度で設置さ
れている。 【００１７】続いて、底部２３に沿ってスライドしなが
ら前進するバッグａの前端ａ1 側を開口部２４より下方
に落とし込む。 【００１８】この時、バッグ前端ａ1 は、そのバッグａ
の自重によって開口部２４下側にある段ボールケースｄ
の傾斜する内側底部ｄ1 における低い位置の底部ｄ1 方
向に向かって落下し、やがてその低い位置の底部ｄ
1 は、バッグａの前端ａ1 を受け止め保持する。 【００１９】次に、直ちに段ボールケース支持手段３０
を上止点Ｂから下止点Ａに垂直方向に降下動作を開始す
ることにより段ボールケースｄを所定の速度で降下さ
せ、段ボールケースｄ内のバッグ前端ａ1 を下降させな
がら、該バッグａの中程を段ボールケースｄの平坦な底
部ｄ1 に沿うようにして落とし込む。 【００２０】続いて、段ボールケース支持手段３０を継
続降下させることによって、未だ底部２３上にあるバッ
グａの後端ａ2 を、開口部２４より段ボールケースｄ内
の高い位置にある底部ｄ1 に落下させる。 【００２１】以上により、フレキシブルバッグａを傾斜
する段ボールケースｄ内にそのフレキシブルバッグａの
前端ａ1 を低位の底部ｄ1 に位置させ、その後端ａ2 を
高位の底部ｄ1 に位置させて収納するものである。 【００２２】次に本発明方法に使用するバックインボッ
クスのバック自動収納装置を、図２の一実施例に従って
詳細に説明する。 【００２３】内容物の充填されたフレキシブルバッグａ
を搬送する水平乃至傾斜状態のコンベア手段１０は、複
数本のロール１１を水平方向若しくは例えば５°〜１５
°程度に傾斜する方向に平行に配列して、各々ロール１
１をモーターにて駆動回転させるようにしたものであ
る。 【００２４】該コンベア手段１０先端部より搬送方向外
側には、該先端部より搬出される前記バッグａを受取る
左右側壁部と前壁部と底部からなるバッグシューター２
０を配置し、上記コンベア手段１０によって搬送される
バッグａは、コンベア手段１０先端部より前記バッグシ
ューター２０内に搬入される。 【００２５】前記バッグシューター２０の底部２３に
は、該底部２３に沿って搬入されるバッグａの前端ａ1
を下方に落とし込むための開口部２４を、前壁部２２側
に備える。 【００２６】前記バッグシューター２０下方には、昇降
動作可能な段ボールケース支持手段３０を設ける。 【００２７】上記段ボールケース支持手段３０は、図２
に示すように、下止点Ａと、上止点Ｂとの間を往復移動
させるためエアーシリンダーなどの昇降手段３４が基台
３６上側に設置されている。 【００２８】該昇降手段３４によって昇降動作する昇降
台３５上側にブラケット３２を備えており、該ブラケッ
ト３２に段ボールケース支持部３１が、支軸３１ｃを介
して回動自在に取付けられている。 【００２９】段ボールケース支持部３１は、支持板３１
ａと、該支持板３１ａに対して垂直に取付け固定された
前面板３１ｂとを備え、該支持板３１ａは、前記支軸３
１ｃを介して水平状態乃至適宜角度に傾斜させることが
可能である。 【００３０】該支持板３１ａの下側は、昇降台３５上側
に軸支されたエアーシリンダー３３の作動ロッド３３ａ
と軸支連結され、該エアーシリンダー３３により支持板
３１ａは、支軸３１ｃを介して、水平、乃至適宜の角度
（例えば５°〜３５°程度）に傾斜させることができ、
これによって姿勢変換手段３７を構成する。 【００３１】図３（ａ）〜（ｂ）は、本発明装置におけ
るバッグシューター２０の平面図であり、図３（ａ）
は、側壁部２１及び前壁部２２の内面側が、その上端部
から下端部まで垂直な状態になっているバッグシュータ
ー２０を示し、図３（ｂ）は、側壁部２１及び前壁部２
２の内面側が、上端部から、若しくは上端部の下方から
その下端部方向に向かって徐々に先細りの状態になって
いるバッグシューター２０を示すものであり、最下端部
の開口部２４は、バッグａが通過できる広さになってい
る。 【００３２】 【作用】本発明によれば、内容物充填後のフレキシブル
バッグａを、傾斜状態にした段ボールケースｄ内に収納
するようにしたので、特に偏平形状のフレキシブルバッ
グａは、その段ボールケースｄ内に、キャップ２ａを上
向きにして、シール部１ｂを水平な状態にして収納する
ことができる。 【００３３】 【発明の効果】本発明は、バックインボックスのバック
自動収納方法においては、コンベア手段ｂの先端部から
シューターｃを通って１個のバッグａを１個の段ボール
ケースｄ内に落下させて収納する場合、バッグａの段ボ
ールケースｄ内での姿勢が揃い易く、特に、偏平形状の
バッグａを段ボールケースｄ内に落とし込む際に、バッ
グａのシール部１ｂが垂直状態になって収納されたり、
キャップ２ａの位置がずれたりせずに一定位置に収納さ
れるもので、バックインボックスのバック自動収納にお
いて顕著な効果を有するものである。
体内容物を充填した柔軟フィルム製のバッグを収納した
包装形式のバッグインボックスにおいて、段ボール内に
液体内容物を充填したバッグを収納するためのバッグイ
ンボックスのバッグ自動収納方法に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のバックインボックスのバック自動
収納方法は、例えば実公平４−１５６８９に開示されて
おり、図４に示すように、液体が充填されたフレキシブ
ルバッグａをコンベア手段ｂを用いて搬送しながら、そ
のコンベア手段の先端部に設置されたシューターｃ内に
前記バッグａを落とし込み、そのシューターｃ下部の先
細り先端部開口部よりバッグｄを段ボールケースｄ内に
収納するものである。なお、ｃ1 は、シューターｃの先
細り部であり、ｄ2 は、段ボールケースｄの蓋部であ
る。 【０００３】収納するフレキシブルバッグａは、図５
（ａ）〜（ｂ）の側面図に示すようなものであって、バ
ッグ本体は、柔軟なフラスチックフィルム製の包材を袋
状にしたものであり、シール部１ｂによって袋状にした
バッグ本体１の上部の一部開口部に、内容物注入出用の
スパウト２を接続し、キャップ２ａによって施封されて
いる。 【０００４】そしてバッグ本体１の形態は、図５（ａ）
のように立方体形状のもの、あるいは図５（ｂ）のよう
に偏平形状のもの等がある。 【０００５】一般的に、バッグインボックス型の液体包
装における段ボールケースｄ内に収納される上記バッグ
ａの姿勢については、前記キャップ２ａ部分が常に上側
を向き、シール部１ｂが水平になって段ボールケースｄ
内に収納されることが必要である。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のバックイン
ボックスのバック自動収納方法においては、コンベア手
段ｂの先端部からシューターｃを通って１個のバッグａ
を１個の段ボールケースｄ内に落下させて収納するもの
であるが、落下した後のバッグａの段ボールケースｄ内
での姿勢が不揃いになりやすい。 【０００７】特に、図６（ａ）に示すように偏平形状の
バッグａを段ボールケースｄ内に落とし込む際には、段
ボールケースｄは水平状態に設置されており、最初にコ
ンベア手段ｂの先端部を通過するバッグａの前端部が下
向きとなってシール部１ｂを垂直方向にして垂直落下す
るため、図６（ｂ）に示すように、段ボールケースｄ内
へバッグａのシール部１ｂが垂直状態になって収納され
たり、キャップ２ａの位置がずれたりして一定位置に収
納されないなどの不都合があった。 【０００８】本発明は、フレキシブルバッグａを所定の
段ボールケースｄ内へ収納するためのバックインボック
スのバック自動収納において、フレキシブルバッグａの
シール部１ｂが常に水平状態になって収納され、しかも
キャップ２ａの位置が常に一定位置になるように収納さ
れるようにすることにある。 【０００９】 【課題を解決するための手段】本発明は、内容物の充填
されたフレキシブルバッグａを水平乃至傾斜状態のコン
ベア手段１０にて搬送するバッグ搬送工程と、搬送され
る該バッグａを前記コンベア手段１０先端部より左右側
壁部と前壁部と底部からなるバッグシューター２０の底
部に沿って搬入するバッグシューター搬入工程と、底部
に沿って搬入される該バッグａをバッグシューター２０
前壁部側の底部が開口した開口部より下方にそのバッグ
前端ａ1 から落とし込むバッグ前端落とし込み工程と、
落とし込まれた該バッグ前端ａ1 を昇降動作可能なダン
ボール支持手段３０に前記搬送方向に向かって低く傾斜
する状態で載置した段ボールケースｄの底部ｄ1 にて受
け止め保持するバッグ前端保持工程と、支持手段３０の
下降動作により段ボールケースｄを下方に移動させてそ
のバッグ後端ａ2 を段ボールケースｄ内に落とし込み収
納するバッグ後端落とし込み工程とを経て、バッグａを
段ボールｄ内に収納することを特徴とするバッグインボ
ックスのバッグ自動収納方法である。 【００１０】 【００１１】 【実施例】本発明のバッグインボックスのバッグ自動収
納方法を、図１の実施例に従って詳細に説明する。 【００１２】まず、複数本のロール１１を水平方向若し
くは例えば５°〜１５°程度に傾斜する方向に平行に配
列して、各々ロール１１をモーターにて駆動回転させる
ようにしたコンベア手段１０に、液体など内容物を充填
したフレキシブルバッグａを載せて前方（矢印方向）に
搬送する。 【００１３】続いて、上記コンベア手段１０によって搬
送されるバッグａを、コンベア手段１０先端部より搬送
方向外側に配置したバッグシューター２０内に搬入す
る。 【００１４】一方、上記バッグシューター２０の下側に
設置され、下止点Ａと、上止点Ｂとの間を往復移動する
段ボールケース支持手段３０の下止点Ａにおける該支持
手段３０の支持部３１に、フレキシブルバッグａを収納
する段ボールケースｄを、搬送方向に向かって低く水平
状態に対して５°〜３５°程度傾斜させて載置し、続い
て、該段ボールケース支持手段３０を上止点Ｂまで上昇
させる。 【００１５】バッグシューター２０は、前記バッグａを
その左右側壁部２１，２１によって規制し、且つ、平坦
な上面を備える底部２３に沿ってバッグａをスライドさ
せながら、そのバッグシューター２０の前壁部２２方向
に向かって前進させる。 【００１６】バッグシューター２０の底部２３は、コン
ベア手段１０先端部側からバッグシューター２０前壁部
の方向に向かって所定の幅に設置されており、該底部２
３はその前壁部２２方向が開口しており、開口部２４を
備えている。また、底部２３の平坦な上面は、水平状
態、若しくは先端部に向かって低く傾斜するコンベア手
段１０のロール上面相当の搬送面に対して同一角度、若
しくはそれよりも搬送方向に低く傾斜する角度で設置さ
れている。 【００１７】続いて、底部２３に沿ってスライドしなが
ら前進するバッグａの前端ａ1 側を開口部２４より下方
に落とし込む。 【００１８】この時、バッグ前端ａ1 は、そのバッグａ
の自重によって開口部２４下側にある段ボールケースｄ
の傾斜する内側底部ｄ1 における低い位置の底部ｄ1 方
向に向かって落下し、やがてその低い位置の底部ｄ
1 は、バッグａの前端ａ1 を受け止め保持する。 【００１９】次に、直ちに段ボールケース支持手段３０
を上止点Ｂから下止点Ａに垂直方向に降下動作を開始す
ることにより段ボールケースｄを所定の速度で降下さ
せ、段ボールケースｄ内のバッグ前端ａ1 を下降させな
がら、該バッグａの中程を段ボールケースｄの平坦な底
部ｄ1 に沿うようにして落とし込む。 【００２０】続いて、段ボールケース支持手段３０を継
続降下させることによって、未だ底部２３上にあるバッ
グａの後端ａ2 を、開口部２４より段ボールケースｄ内
の高い位置にある底部ｄ1 に落下させる。 【００２１】以上により、フレキシブルバッグａを傾斜
する段ボールケースｄ内にそのフレキシブルバッグａの
前端ａ1 を低位の底部ｄ1 に位置させ、その後端ａ2 を
高位の底部ｄ1 に位置させて収納するものである。 【００２２】次に本発明方法に使用するバックインボッ
クスのバック自動収納装置を、図２の一実施例に従って
詳細に説明する。 【００２３】内容物の充填されたフレキシブルバッグａ
を搬送する水平乃至傾斜状態のコンベア手段１０は、複
数本のロール１１を水平方向若しくは例えば５°〜１５
°程度に傾斜する方向に平行に配列して、各々ロール１
１をモーターにて駆動回転させるようにしたものであ
る。 【００２４】該コンベア手段１０先端部より搬送方向外
側には、該先端部より搬出される前記バッグａを受取る
左右側壁部と前壁部と底部からなるバッグシューター２
０を配置し、上記コンベア手段１０によって搬送される
バッグａは、コンベア手段１０先端部より前記バッグシ
ューター２０内に搬入される。 【００２５】前記バッグシューター２０の底部２３に
は、該底部２３に沿って搬入されるバッグａの前端ａ1
を下方に落とし込むための開口部２４を、前壁部２２側
に備える。 【００２６】前記バッグシューター２０下方には、昇降
動作可能な段ボールケース支持手段３０を設ける。 【００２７】上記段ボールケース支持手段３０は、図２
に示すように、下止点Ａと、上止点Ｂとの間を往復移動
させるためエアーシリンダーなどの昇降手段３４が基台
３６上側に設置されている。 【００２８】該昇降手段３４によって昇降動作する昇降
台３５上側にブラケット３２を備えており、該ブラケッ
ト３２に段ボールケース支持部３１が、支軸３１ｃを介
して回動自在に取付けられている。 【００２９】段ボールケース支持部３１は、支持板３１
ａと、該支持板３１ａに対して垂直に取付け固定された
前面板３１ｂとを備え、該支持板３１ａは、前記支軸３
１ｃを介して水平状態乃至適宜角度に傾斜させることが
可能である。 【００３０】該支持板３１ａの下側は、昇降台３５上側
に軸支されたエアーシリンダー３３の作動ロッド３３ａ
と軸支連結され、該エアーシリンダー３３により支持板
３１ａは、支軸３１ｃを介して、水平、乃至適宜の角度
（例えば５°〜３５°程度）に傾斜させることができ、
これによって姿勢変換手段３７を構成する。 【００３１】図３（ａ）〜（ｂ）は、本発明装置におけ
るバッグシューター２０の平面図であり、図３（ａ）
は、側壁部２１及び前壁部２２の内面側が、その上端部
から下端部まで垂直な状態になっているバッグシュータ
ー２０を示し、図３（ｂ）は、側壁部２１及び前壁部２
２の内面側が、上端部から、若しくは上端部の下方から
その下端部方向に向かって徐々に先細りの状態になって
いるバッグシューター２０を示すものであり、最下端部
の開口部２４は、バッグａが通過できる広さになってい
る。 【００３２】 【作用】本発明によれば、内容物充填後のフレキシブル
バッグａを、傾斜状態にした段ボールケースｄ内に収納
するようにしたので、特に偏平形状のフレキシブルバッ
グａは、その段ボールケースｄ内に、キャップ２ａを上
向きにして、シール部１ｂを水平な状態にして収納する
ことができる。 【００３３】 【発明の効果】本発明は、バックインボックスのバック
自動収納方法においては、コンベア手段ｂの先端部から
シューターｃを通って１個のバッグａを１個の段ボール
ケースｄ内に落下させて収納する場合、バッグａの段ボ
ールケースｄ内での姿勢が揃い易く、特に、偏平形状の
バッグａを段ボールケースｄ内に落とし込む際に、バッ
グａのシール部１ｂが垂直状態になって収納されたり、
キャップ２ａの位置がずれたりせずに一定位置に収納さ
れるもので、バックインボックスのバック自動収納にお
いて顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明方法を説明する側面図である。
【図２】本発明方法に使用する装置を説明する側面図で
ある。 【図３】（ａ）は本発明方法に使用する装置のバックシ
ューター部分の一例を説明する平面図、（ｂ）はそのバ
ックシューター部分の他の例を説明する平面図である。 【図４】従来のバッグインボックスのバッグ収納方法、
及び装置を説明する側面図である。 【図５】（ａ）は一般的なバッグインボックスのバッグ
の形態と段ボールケースへのバッグ収納姿勢を説明する
側断面図、（ｂ）は一般的なバッグインボックスのバッ
グの形態と段ボールケースへのバッグ収納姿勢を説明す
る側断面図である。 【図６】（ａ）は従来の収納方法及び装置によりバッグ
を段ボールケースに収納した場合のバッグ収納姿勢を説
明する側断面図、（ｂ）は従来の収納方法及び装置によ
りバッグを段ボールケースに収納した場合のバッグ収納
姿勢を説明する側断面図である。 【符号の説明】 １…バッグ本体 １ａ…注入出開口部 １ｂ…シール部
２…スパウト ２ａ…キャップ ａ…バッグ ａ1 …前端 ａ2 …後端
ｂ…コンベア手段 ｃ…シューター ｃ1 …先細り部 ｄ…段ボールケース
ｄ1 …底部 ｄ2 …蓋部 １０…コンベア手段 １１…ロール ２０…バッグシュ
ーター ２１…側壁部 ２２…前壁部 ２３…底部 ２４…開口部 ３０…段ボ
ールケース支持手段 ３１…段ボールケース支持部 ３１ａ…支持板 ３１ｂ
…前面板 ３１ｃ…支軸 ３２…ブラケット ３３…エアーシリンダー ３３ａ…
ロッド ３４…昇降手段 ３５…昇降台 ３６…基台 ３７…姿勢変換手段 Ａ…下止点 Ｂ…上止点
ある。 【図３】（ａ）は本発明方法に使用する装置のバックシ
ューター部分の一例を説明する平面図、（ｂ）はそのバ
ックシューター部分の他の例を説明する平面図である。 【図４】従来のバッグインボックスのバッグ収納方法、
及び装置を説明する側面図である。 【図５】（ａ）は一般的なバッグインボックスのバッグ
の形態と段ボールケースへのバッグ収納姿勢を説明する
側断面図、（ｂ）は一般的なバッグインボックスのバッ
グの形態と段ボールケースへのバッグ収納姿勢を説明す
る側断面図である。 【図６】（ａ）は従来の収納方法及び装置によりバッグ
を段ボールケースに収納した場合のバッグ収納姿勢を説
明する側断面図、（ｂ）は従来の収納方法及び装置によ
りバッグを段ボールケースに収納した場合のバッグ収納
姿勢を説明する側断面図である。 【符号の説明】 １…バッグ本体 １ａ…注入出開口部 １ｂ…シール部
２…スパウト ２ａ…キャップ ａ…バッグ ａ1 …前端 ａ2 …後端
ｂ…コンベア手段 ｃ…シューター ｃ1 …先細り部 ｄ…段ボールケース
ｄ1 …底部 ｄ2 …蓋部 １０…コンベア手段 １１…ロール ２０…バッグシュ
ーター ２１…側壁部 ２２…前壁部 ２３…底部 ２４…開口部 ３０…段ボ
ールケース支持手段 ３１…段ボールケース支持部 ３１ａ…支持板 ３１ｂ
…前面板 ３１ｃ…支軸 ３２…ブラケット ３３…エアーシリンダー ３３ａ…
ロッド ３４…昇降手段 ３５…昇降台 ３６…基台 ３７…姿勢変換手段 Ａ…下止点 Ｂ…上止点
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65B 5/00 - 5/12
B65G 11/20
B65G 47/44
B65G 47/96
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】内容物の充填されたフレキシブルバッグａ
を水平乃至傾斜状態のコンベア手段１０にて搬送するバ
ッグ搬送工程と、搬送される該バッグａを前記コンベア
手段１０先端部より左右側壁部と前壁部と底部からなる
バッグシューター２０の底部に沿って搬入するバッグシ
ューター搬入工程と、底部に沿って搬入される該バッグ
ａをバッグシューター２０前壁部側の底部が開口した開
口部より下方にそのバッグ前端ａ1 から落とし込むバッ
グ前端落とし込み工程と、落とし込まれた該バッグ前端
ａ1 を昇降動作可能なダンボール支持手段３０に前記搬
送方向に向かって低く傾斜する状態で載置した段ボール
ケースｄの底部ｄ1 にて受け止め保持するバッグ前端保
持工程と、支持手段３０の下降動作により段ボールケー
スｄを下方に移動させてそのバッグ後端ａ2 を段ボール
ケースｄ内に落とし込み収納するバッグ後端落とし込み
工程とを経て、バッグａを段ボールｄ内に収納すること
を特徴とするバッグインボックスのバッグ自動収納方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29253292A JP3413855B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | バックインボックスのバッグ自動収納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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