JP3470076B2 - 充填包装装置 - Google Patents

充填包装装置

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JP3470076B2
JP3470076B2 JP2000029577A JP2000029577A JP3470076B2 JP 3470076 B2 JP3470076 B2 JP 3470076B2 JP 2000029577 A JP2000029577 A JP 2000029577A JP 2000029577 A JP2000029577 A JP 2000029577A JP 3470076 B2 JP3470076 B2 JP 3470076B2
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典弘 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性の容器にそ
の上面に設けた口部より被充填物を充填し、その容器を
包装する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用洗剤、液肥、薬液等の各種液体を
運搬するのに使用される例えば18リットル容器として
は、旧来のブリキ缶や樹脂製の厚肉容器に代わって、折
り畳み可能な薄肉樹脂製の可撓性容器が近年使用される
ようになっている。この可撓性容器は、折り畳み可能で
あるから、液体充填前の空の状態での運搬や保管に便利
であると共に、容器に充填した液体の使用後にも折り畳
むことによって嵩張らず、また回収や再利用が容易であ
ることから、きわめて有用である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な可撓性容器は、容器自体に十分な保形性がないため、
液体を充填する際に容器の口部を充填手段直下の充填位
置に正確に位置決めすることが難しく、したがって充填
作業が非常に困難となる。そこで本発明は、可撓性容器
の口部を充填位置に正確に位置決めできるボックストレ
ーを使用し、このボックストレーに可撓性容器を保持し
て、その容器に被充填物を充填し、口部にキャップを装
着し、更にその容器を包装箱に投入するようにした充填
包装装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
可撓性の容器1にその上面の一端側寄りに設けた口部3
より被充填物を充填し、その容器1を包装する装置であ
って、容器1をボックストレー2内に挿入して容器1の
口部3をトレー上部の定位置に保持した状態でこのボッ
クストレー2を充填位置Pへ搬送するトレー搬送手段4
と、充填位置Pでボックストレー2内の容器1にその口
部3より被充填物を充填する充填手段5と、被充填物が
充填された容器1を挿入したボックストレー2を箱投入
部6へ搬送するトレー搬送手段7と、箱投入部6へ搬送
途上のキャップ装着位置Qで容器1の口部3にキャップ
8を装着するキャッパー9と、箱投入部6においてボッ
クストレー2から容器1を分離してその容器1を包装箱
10に投入する分離投入手段11と、包装箱10の一端
側を持ち上げて包装箱10を所定角度傾斜させる傾斜手
段34とを備え、前記分離投入手段11は、ボックスト
レー2に保持された容器1の口部3をキャッチャー27
により掴んで容器1を吊持しつつ容器投入位置Tまで移
動することによってボックストレー2から分離すると共
に、この吊持した傾斜姿勢にある容器1を下降させて下
方の包装箱10に投入するにあたり、容器10の底部が
包装箱10内に嵌まり込んだ直後に、傾斜手段34によ
り包装箱10の一端側を持ち上げて包装箱10を容器1
と平行な姿勢に傾斜させるようになっていることを特徴
とする。
【0005】請求項2は、請求項1に記載のボックスト
レーにおいて、容器1と分離したボックストレー2を容
器挿入位置Rまで搬送して回収するようにしたトレー回
収手段12を備えてなることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、可撓性容器1に所要の液
体(被充填物)を自動的に充填し、包装するための一連
の充填包装装置を示す概略平面図である。この充填包装
装置は、可撓性容器1をボックストレー2に挿入して容
器1の口部3をトレー2上部の定位置に保持した状態で
このボックストレー2を充填位置Pへ搬送するトレー搬
送手段4と、充填位置Pでボックストレー2内の可撓性
容器1にその口部3より液体を充填する充填ノズル5
(充填手段)と、液体が充填された可撓性容器1を挿入
したボックストレー2を箱投入部6へ搬送するトレー搬
送手段7と、箱投入部6へ搬送する途上のキャップ装着
位置Qでボックストレー2内の可撓性容器1の口部3に
キャップ8を装着するキャッパー9と、箱投入部6にお
いてボックストレー2から可撓性容器1を分離してその
容器1を包装箱10に投入する分離投入手段11と、前
記可撓性容器1と分離したボックストレー2を容器挿入
位置Rまで搬送して回収するようにしたトレー回収手段
12とからなる。
【0009】可撓性容器1は、図2及び図3から分かる
ように、軟質合成樹脂によって薄肉の略角形に形成され
たもので、上面1aの一端部側に硬質合成樹脂製の口部
3が設けられ、常時は図示のように側面視略三角形状に
折り畳まれており、口部3には液体充填後にキャップ8
が装着されるようになっている。図3に示すように、口
部3は容器1の上面1aから膨出した膨出部13の頂部
に固着されたもので、この口部3の基部にはフランジ1
4が突設されて、このフランジ14と膨出部13の頂部
との間に環状凹段部15が形成され、また口部3の上部
側外周面には前記キャップ8が螺嵌する雄ねじ部16が
螺設されている。
【0010】ボックストレー2は、図3に示すように可
撓性容器1の口部3が充填ノズル5(充填手段)に対向
してその充填位置Pに正確に位置するよう可撓性容器1
を保持するトレー本体2oを有し、トレー本体2oは、
図2の(A)に示すように、搬送方向前後両面部が開口
するように底板2bと左右側板2c,2cと天板2aと
からなる箱状に形成されたもので、このトレー本体2o
には天板2aの前端部に、容器口部3の環状凹段部15
が係嵌する平面視略U字状の切欠開口部17が設けられ
ている。また、トレー本体2oの底板2b下面には厚板
状の台板18が装着されている。トレー本体2oの底板
2b上には、上面が後端側から前端側へ上り傾斜状とな
った傾斜支持板19が配設され、また左右各側板2cの
内側面後端部にはストッパー片20が取り付けてある。
【0011】トレー本体2oの天板2aには、切欠開口
部17に臨む天板2aの所要部分が他の部分と切り離さ
れてロック部片21とされ、しかしてこのロック部片2
1の内方端部が天板2aに枢着されると共に、その外方
端部は、ばね22によって可撓性容器1の口部3が切欠
開口部17から抜け出るのを阻止する方向に付勢されて
いる。ロック部片21の内方端部は、天板2aに固着さ
れた取付板片Jに枢軸Sで枢着され、ばね22の一端部
は天板2aに止着され、他端部はロック部片21の内方
端部に止着されている。尚、図中のKは、ロック部片2
1の他端部側を支持する支持板片である。
【0012】上記のような構成を有するボックストレー
2は、図1に示す充填包装装置の容器挿入位置Rに待機
させておいて、このボックストレー2内に空の可撓性容
器1を図2及び図3に示すような状態に挿入セットす
る。即ち、図2の(B)に示すように折り畳んだ可撓性
容器1をトレー本体2o内に挿入すると共に、口部3の
環状凹段部15を天板2aの切欠開口部17に係嵌させ
る。尚、可撓性容器1は、図2に示すように折り畳ま
ず、全面的に膨らませた状態でトレー本体2o内に挿入
セットしてもよい。
【0013】容器挿入位置Rで可撓性容器1を挿入セッ
トした各ボックストレー2は、トレー搬送手段4によっ
て充填位置Pまで搬送され、トレー本体2oに保持され
た可撓性容器1の口部3が図3に示すような充填ノズル
5直下の充填位置Pに対向するように正確に位置決めさ
れる。こうしてボックストレー2により充填位置Pに位
置決めされた可撓性容器1の口部3に充填ノズル5が図
3の仮想線図示のように下降して突入し、液体が所定量
充填される。
【0014】上記トレー搬送手段4は、図1を参照する
と、可撓性容器1を挿入セットした各ボックストレー2
を容器挿入位置Rから同図左方の仮想線図示位置まで搬
送するローラコンベヤ4aと、その仮想線図示位置にあ
る各ボックストレー2を充填位置Pまで押動するプッシ
ャー(図示せず)とからなる。各充填位置Pにおいてト
レー本体2oは下面部の台板18を介して位置規制さ
れ、各ボックストレー2が充填位置Pに正確に位置決め
されるようになっている。
【0015】また、各充填位置Pには、充填ノズル5に
より可撓性容器1に充填される液体の充填量を検出する
ロードセル(図示せず)が設けられていて、このロード
セルからの検出信号が充填装置に送られ、充填ノズル5
による各可撓性容器1に対する液体の充填量が所定量に
制御される。尚、各可撓性容器1は、液体が充填される
までは図2に示すように折り畳まれていることから、ロ
ーラコンベヤ4aにより仮想線図示位置まで搬送された
位置でエア供給ノズル(図示せず)によって、各可撓性
容器1内にエアが吹き込まれて図3の仮想線で示す膨出
状態とされ、この膨出状態で前記プッシャーにより充填
位置Pに送られるようになっている。
【0016】充填位置Pで可撓性容器1に所定量の液体
を充填した各ボックストレー2は、前記トレー搬送手段
4のプッシャーによって図1に示すようにトレー搬送手
段7の搬入端部へ移送される。このトレー搬送手段7
は、可撓性容器1に所定量の液体を充填した各ボックス
トレー2を箱投入部6へ一定ピッチずつ間欠的に搬送す
るもので、スラットチェーンコンベヤからなる(図8参
照)。
【0017】各ボックストレー2が上記トレー搬送手段
7によって箱投入部6へ搬送される途上のキャップ装着
位置Qにおいて、トレー本体2oに保持された可撓性容
器1の口部3にキャッパー9によってキャップ8が装着
される。即ち、キャップ装着位置Qに設けてあるキャッ
パー9は、図4に示すようなドライバー9aを有し、こ
のドライバー9aは、所定位置でキャップ8を受け取っ
て保持した後、下降して、トレー本体2oの天板2aか
ら突出した容器1の口部3にキャップ8を螺合して締め
付け方向に回転し、キャップ8の装着を行うようになっ
ている。
【0018】可撓性容器1の口部3にキャップ8を装着
し終えたボックストレー2は、分離投入手段11によ
り、箱投入部6において可撓性容器1を分離され、ボッ
クストレー2から分離した可撓性容器1を段ボール製の
包装箱10に投入する。箱投入部6には、空の包装箱1
0が供給コンベヤ24によって供給され、また可撓性容
器1が投入された包装箱10は、閉蓋された後、包装箱
排出コンベヤ25によって排出される。また、可撓性容
器1と分離したボックストレー2は、トレー回収手段1
2によって容器挿入位置Rまで移送されて回収される。
【0019】上記トレー回収手段12は、夫々ローラコ
ンベヤからなる第1コンベヤ12aと第2コンベヤ12
bとで構成されるもので、図1に概略示すように、可撓
性容器1を分離したボックストレー2は、箱投入部6か
ら第1コンベヤ12aによって搬送された後、第2コン
ベヤ12bに移載されて容器挿入位置Rの近傍まで搬送
され、そこからプッシャー26によって容器挿入位置R
へ押動される。
【0020】図5の及び〜図7の及びは、箱投
入部6において分離投入手段11により容器1がボック
ストレー2から分離され、この容器1が包装箱10に投
入される工程を示したもので、この工程について以下に
詳述する。
【0021】分離投入手段11は、ボックストレー2の
トレー本体2oに保持されている容器1の口部3を開閉
駆動されるキャッチャー27により掴み、この容器1を
吊持しつつ容器投入位置Tまで移動して容器1をボック
ストレーから分離させ、その容器投入位置Tで容器を下
降しつつ下方の包装箱に投入するようにしたもので、図
5のに示すように、箱投入部6において容器1の口部
3を掴持する開閉自在のキャッチャー27と、このキャ
ッチャー27を保持したスライダー28をガイド29に
沿ってトレー搬送手段7の搬送方向と直交する方向に移
動させるプッシャー30と、スライダー28上でキャッ
チャー27を昇降駆動する昇降手段31とを備え、プッ
シャー30及び昇降手段31は夫々エアシリンダからな
る。
【0022】ボックストレー2から容器1を分離するに
は、容器1を保持したボックストレー2がトレー搬送手
段7により間欠搬送されて箱投入部6内に入ったとき、
図5の及びに示すように、キャッチャー27が容器
1の口部3を掴んで容器1を吊持した状態でトレー搬送
手段7の搬送方向と直交方向に容器投入位置Tまで移動
することにより、容器1をボックストレー2から抜き取
って分離する。この容器1は、キャッチャー27で掴ま
れて容器投入位置Tへ移動する際に、水平姿勢にある可
動フラップ32上にて支持される。
【0023】上記のように容器1が容器投入位置Tに来
たとき、その真下には包装箱供給コンベヤ24によって
搬送された段ボール製の包装箱10が、図8から分かる
ようにラップピースa,a及びサイドピースb,bを立
ち上げた開放状態で待機している。尚、包装箱供給コン
ベヤ24の搬出端には包装箱10を停止させるストッパ
ー33が突出している。
【0024】包装箱10への容器1の投入に際しては、
図6の及び更には図8のに示すように、可動フラ
ップ32が下向きに傾転して包装箱10のラップピース
aの内側に入り込んだ状態となり、この状態で昇降手段
31の作動によるキャッチャー27が下降によって容器
1が図6のに示すように包装箱10内への投入を開始
する。このとき、容器1は、口部3が容器上面の一端側
に偏って設けてあってこの口部3がキャッチャー27に
よって掴まれているため、同図から分かるように垂直姿
勢に対し傾斜した状態で吊持されている。
【0025】しかして、図6ののように容器1の底部
が包装箱10内に嵌まり込んだ状態となった直後に、図
7の及び図8のに示すように、傾斜手段34により
包装箱10の一端側を持ち上げて当該包装箱10を吊持
された容器1の傾斜姿勢まで傾斜させ、この状態でキャ
ッチャー27を更に下降させて容器1を傾斜した包装箱
10内に完全に投入する。その後、傾斜手段34による
包装箱10の持ち上げを解除して、図7のに示すよう
に容器1の投入された包装箱10を垂直姿勢に戻す。
【0026】傾斜手段34は、図8に示すように、ロー
ラコンベヤからなる包装箱供給コンベヤ24のローラ2
4a,24a間から出没可能に配設したリフター34a
と、これを駆動するエアシリンダ(図示せず)からなる
もので、このシリンダの伸張作動によりリフター34a
を図8のに示すようにローラ24a,24a間から突
出させて包装箱10下面の一端側を持ち上げ、シリンダ
の収縮作動にてリフター34aを図8ののように下方
へ没入させるようになっている。このように、傾斜手段
34によって包装箱10を持ち上げて傾斜させることに
より、傾斜姿勢に吊持された容器1を、垂直姿勢で待機
している包装箱10内に的確に投入することができる。
【0027】上記のように分離投入手段11によって容
器1を投入された包装箱10は、図8に概略示すよう
に、プッシャー35によって包装箱排出コンベヤ25上
に押し出され、そして図示は省略するが、この排出コン
ベヤ25上による排出中に、自動製函手段(折り畳み手
段)により包装箱10のラップピースa,a及びサイド
ピースb,bを折り畳まれ、更に封緘され、印字される
ようになっている。
【0028】以上説明したように、可撓性容器1にその
上面に設けた口部より液体等の被充填物を充填し且つそ
の容器1を包装するにあたって、ボックストレー2を使
用することによって、可撓性容器1の口部3を充填位置
P及びキャップ装着位置Qに対して夫々正確に位置決め
することができるから、液体等被充填物の充填作業及び
キャップ8の装着作業を的確且つスムーズに行うことが
できて、作業能率の向上を図ることができる。
【0029】また、可撓性容器1に液体等の被充填物を
充填してからこの容器1を包装箱10に投入する直前ま
で、この容器1をボックストレー2に保持させることが
できるから、被充填物を充填して重くなった可撓性容器
1が搬送中に破損するようなおそれがなく、可撓性容器
1を最終的に安全に箱詰めすることができる。尚、この
実施形態では、可撓性容器1への被充填物として液体を
例示したが、この被充填物としては、液体より粘性の高
い糊やクリーム状の物の他、粒状物等でもよい。
【0030】また、この充填包装装置では、容器1と分
離したボックストレー2を容器挿入位置Rまで搬送して
回収するようにしたトレー回収手段12が設けてあるか
ら、ボックストレー2をいちいち手作業で容器挿入位置
Rまで運ぶ必要がなくなり、作業能率を大きく向上させ
ることができる。また、分離投入手段11は、ボックス
トレー2のトレー本体2oに保持されている容器1の口
部3をキャッチャー27によって掴み、この容器1を吊
持しつつ容器投入位置Tまで移動して容器1をボックス
トレーから分離させ、その容器投入位置Tで容器を下降
しつつ下方の包装箱に投入するように構成されているか
ら、容器1をボックストレー2から迅速に分離して包装
箱10へ直ちに投入することができ、それによって容器
1を吊持する距離を極力短くできて、可撓性容器1の破
損を防止できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る発明の充填包装装置によ
れば、ボックストレーを使用することによって、可撓性
容器の口部を充填位置及びキャップ装着位置に対して夫
々正確に位置決めすることができる、それにより液体等
被充填物の充填作業及びキャップ8の装着作業を的確且
つスムーズに行うことができて、作業能率の向上を図る
ことができる。また、可撓性容器に被充填物を充填して
から容器を包装箱に投入する直前まで、容器をボックス
トレーに保持させることができるから、被充填物を充填
して重くなった可撓性容器が搬送中に破損するようなお
それがなく、充填された可撓性容器を最終的に安全に箱
詰めすることができる。
【0032】分離投入手段は、ボックストレーに保持さ
れている容器の口部をキャッチャーにより掴んで容器を
吊持しつつ容器投入位置まで移動して容器をボックスト
レーから分離し、容器投入位置で容器を下方の包装箱に
投入するようになっているから、容器をボックストレー
から迅速に分離して包装箱へ直ちに投入することがで
き、それによって容器を吊持する距離を極力短くでき
て、可撓性容器の破損を防止できる。この場合、キャッ
チャーにより吊持した傾斜姿勢にある容器を下降させて
下方の包装箱に投入するにあたり、容器の底部が包装箱
内に嵌まり込んだ直後に、傾斜手段により包装箱の一端
側を持ち上げて包装箱を傾斜姿勢に吊持された容器の傾
斜姿勢まで傾斜させるようになっているから、傾斜姿勢
に吊持された容器を、垂直姿勢で待機している包装箱内
に的確に投入することができる。
【0033】請求項2に記載のように、容器と分離した
ボックストレーを容器挿入位置まで搬送して回収するよ
うにしたトレー回収手段を備えることによって、ボック
ストレーをいちいち手作業で容器挿入位置まで運ぶ必要
がなくなり、作業能率を大きく向上させることができ
る。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る充填包装装置を示す概略平面図
である。
【図2】 (A)はトレー本体内に折り畳んだ可撓性容
器を挿入セットした状態を示すボックストレーの外観斜
視図、(B)はその可撓性容器を示す斜視図である。
【図3】 充填位置にあるボックストレー及びこれに保
持された可撓性容器を示す縦断面図である。
【図4】 キャップ装着位置においてボックストレーに
保持された可撓性容器の口部にキャップが装着される状
態を示す一部縦断側面図である。
【図5】 及びは夫々図1のX−X線拡大断面図
で、分離投入手段によって容器をボックストレーから分
離している状態を示す。
【図6】 及びは夫々図1のX−X線拡大断面図
で、分離投入手段によって容器を包装箱に投入し始めて
いる状態を示す。
【図7】 及びは夫々図1のX−X線拡大断面図
で、分離投入手段によって容器を包装箱に投入し終えた
状態を示す。
【図8】 は分離投入手段によって容器を包装箱に投
入する直前の状態を示す斜視図、は傾斜手段により傾
斜させた包装箱に容器を投入した直後の状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 可撓性の容器 2 ボックストレー 3 可撓性容器の口部 4,7 トレー搬送手段 5 充填手段(充填ノズル) P 充填位置 Q キャップ装着位置 6 箱投入部 8 キャップ 10 包装箱 11 分離投入手段 12 トレー回収手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−76418(JP,A) 特開 平11−11589(JP,A) 特開 平5−170229(JP,A) 特開 平7−76303(JP,A) 特開 平6−135406(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 3/04 B65B 7/28 B65B 17/00 B65B 43/00 - 43/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の容器にその上面の一端側寄り
    設けた口部より被充填物を充填し、その容器を包装する
    装置であって、容器をボックストレー内に挿入して容器
    の口部をトレー上部の定位置に保持した状態でこのボッ
    クストレーを充填位置へ搬送するトレー搬送手段と、充
    填位置でボックストレー内の容器にその口部より被充填
    物を充填する充填手段と、被充填物が充填された容器を
    挿入したボックストレーを箱投入部へ搬送するトレー搬
    送手段と、箱投入部へ搬送途上のキャップ装着位置で容
    器の口部にキャップを装着するキャッパーと、箱投入部
    においてボックストレーから容器を分離してその容器を
    包装箱に投入する分離投入手段と、包装箱の一端側を持
    ち上げて包装箱を所定角度傾斜させる傾斜手段とを備
    、前記分離投入手段は、ボックストレーに保持された
    容器の口部をキャッチャーにより掴んで容器を吊持しつ
    つ容器投入位置まで移動することによってボックストレ
    ーから分離すると共に、この吊持した傾斜姿勢にある容
    器を下降させて下方の包装箱に投入するにあたり、容器
    の底部が包装箱内に嵌まり込んだ直後に、傾斜手段によ
    り包装箱の一端側を持ち上げて包装箱を容器と平行な姿
    勢に傾斜させるようになっている充填包装装置。
  2. 【請求項2】 容器と分離したボックストレーを容器挿
    入位置まで搬送して回収するようにしたトレー回収手段
    を備えてなる請求項1に記載の充填包装装置。
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