JP4729788B2 - インキ量調整データ演算装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷機におけるインキキーの開度をプリセットする技術分野に属する。特に、刷版データから印刷機における各インキキーのインキ必要量に相当する調整データを得るための装置に関する。
【0002】
【従来技術】
オフセット印刷機等の印刷機は、印刷方向(ウェブの移送方向;天地方向)に対して直角方向(幅方向;左右方向)におけるインキ供給量の分布を調節するためのインキキーを有する。インキ供給量の分布を調節することにより、印刷における絵柄面積の大きい部分にはインキ供給量を多く、小さい部分には少なくすることができ、適正な印刷を行なうことができる。
【0003】
従来は、印刷版を光学的に走査してその反射率から絵柄面積率の分布、すなわち各インキキーに対応する絵柄面積率が計測される。また、近年は、印刷版の絵柄に対応する刷版データ、たとえばダイレクト刷版における刷版データから各インキキーに対応する絵柄面積率が導出される。そして、その絵柄面積率に基づいて印刷機におけるインキキーの開度がプリセットされる。印刷開始後には、オペレータが印刷品質を確認しながら、プリセットされたインキキーの追い込み調整をする。これにより適正な印刷物を短時間に得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
絵柄面積の大きい部分はインキ必要量が多く、小さい部分はインキ必要量が少ないのであるが、絵柄面積率とインキ必要量との関係は単純な比例関数とはならず、厳密には非線型関数となっている。たとえば、50%の平網部分(非ベタ部分)に対するベタ部分(100%の網点)のインキ必要量は、単純な比例関数を適用すれば2倍である。しかし、実際のインキ必要量は2倍よりも多くなる。また、印刷用紙の種類によってもインキ必要量は相違する。たとえば、マット紙における50%の平網部分のインキ必要量は、グロス紙における50%の平網部分のインキ必要量よりも多くなる。
【0005】
ところが従来のシステムにおいては、インキ必要量が絵柄面積率に比例することと、インキ必要量が印刷用紙の種類に係わらないものと見なした近似値によりプリセットが行なわれている。そのため、プリセットだけでは十分な精度でインキキーの開度を確定することができず、オペレータによる追い込み調整が不可欠であった。
【0006】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものである。その目的は、インキキーの開度のプリセットにおける精度を高め、プリセット後の追い込み調整を無くすか調整時間を減縮し、適正な印刷物をより短時間に得られようにすることにある。そして、その目的を達成するためのインキ量調整データ演算装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は下記の本発明によって解決される。すなわち、本発明の請求項1に係るインキ量調整データ演算装置は、印刷版の画像データである刷版データに対して、ベタ部分の画素についてはベタのインキ必要量を補正する係数K1を乗算した値に置き換えることにより、ベタ部分と非ベタ部分との印刷時におけるインキ必要量の差異に応じた補正を行ない、ベタ補正済刷版データを得るベタ補正手段と、前記ベタ補正済刷版データから、印刷機におけるインキキーの各々に対応する帯状領域mkに属する画素の総和を(最大画素値×画素数)で除算することにより、前記帯状領域mkにおける調整データを演算する調整データ演算手段と、前記帯状領域mkにおける調整データに対して、用紙の種類によるインキ必要量を補正する係数SAを乗算し、帯状領域mkにおける用紙の種類を考慮した調整データを得る用紙補正手段と、を有するようにしたものである。
【0008】
本発明よれば、ベタ補正手段により、印刷版の画像データである刷版データに対して、ベタ部分の画素についてはベタのインキ必要量を補正する係数K1を乗算した値に置き換えられ、ベタ部分と非ベタ部分との印刷時におけるインキ必要量の差異に応じた補正が行なわれ、ベタ補正済刷版データが得られ、調整データ演算手段により、前記ベタ補正済刷版データから、印刷機におけるインキキーの各々に対応する帯状領域mkに属する画素の総和を(最大画素値×画素数)で除算することにより、前記帯状領域mkにおける調整データが演算され、用紙補正手段により、前記帯状領域mkにおける調整データに対して、用紙の種類によるインキ必要量を補正する係数SAを乗算し、帯状領域mkにおける用紙の種類を慮した調整データが得られる。したがって、ベタ部分と非ベタ部分との印刷時におけるインキ必要量の差異に応じた補正と、印刷用紙による印刷時におけるインキ必要量の差異に応じた補正とが行なわれることによってインキキーの開度のプリセットにおける精度が高められ、プリセット後の追い込み調整を無くすか調整時間を減縮し、適正な印刷物をより短時間に得られようにすることができるインキ量調整データ演算装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について実施の形態を説明する。本発明のインキ量調整データ演算装置と、それに直接係わりのある装置等について構成の一例を図1に示す。図1において、1は製版データ、2は面付けシステム、3,11は記憶装置(ハードディスク)、4,10は入力装置、5はRIP(raster image processor)、6はダイレクト刷版機、7はフィルム出力機、8は殖版機、9は演算部、12はメディア書込装置、13は印刷機である。
【0014】
製版データ1は、1ページ単位、または見開きページ単位のデータである。製版工程においては、文字、図柄、写真、等のデータを編集し、たとえば、1ページ単位、または見開きページ単位のデータを得る処理が行なわれる。印刷工程においては、16ページ、32ページ単位で印刷が行なわれ、折りユニットにより折丁が得られる。この折丁は連続ページとなる。
【0015】
面付けシステム2は、製版データ1を入力して、ページの面付け(レイアウト)を行い、複数ページ(4〜32ページ)のデータであるレイアウトデータを生成する処理を行なう。このときの面付け仕様は、品目の設計時に入力したデータを記憶装置3に格納しておき、そのデータを読み込むようにする。または、面付けシステム2の入力装置4から、その都度、入力するようにしてもよい。このレイアウトデータは、印刷色数だけ存在する印刷版の各々の画像と対応関係のあるデータである。レイアウトデータは、たとえば、ポストスクリプト(Post Script)等の中間ファイルフォーマットのデータである。レイアウトデータは、RIP5に出力される。
【0016】
RIP5は、そのレイアウトデータを入力しラスターイメージデータに変換する装置である。ラスターイメージデータは、多階調(たとえば、画素値が8ビット)の印刷色別の画像データである。ここでは、このラスターイメージデータのことを刷版データとも呼ぶ。
【0017】
ダイレクト刷版機6は、ドットジェネレータ、版材露光部、現像部、等から成る。ドットジェネレータはラスターイメージデータ(刷版データ)を入力し網点を構成するドットデータを生成する。版材露光部はドットデータを入力し感光性の版材にレーザー光線を用いてドットを露光する。現像部はその露光済みの版材を現像する。こうして得られる印刷版には網点による画像が形成されている。
【0018】
フィルム出力機7は、ドットジェネレータ、フィルム露光部、現像部、等から成る。ドットジェネレータはラスターイメージデータを入力し網点を構成するドットデータを生成する。フィルム露光部はドットデータを入力し感光性のフィルムにレーザー光線を用いてドットを露光する。現像部はその露光済みのフィルムを現像する。このときのラスターイメージデータは、通常は、印刷版の画像の一部(1ページ分、全ページ数の半分、等)を構成する画像データであり、フィルムにもそれに相当する画像が形成されている。
【0019】
殖版機8は、そのフィルムを感光性の版材にレイアウトして密着露光する。印刷版の画像における全ページ数分の密着露光を済ませると、その露光済みの版材を現像する。こうして得られる印刷版には網点による画像が形成されている。
【0020】
印刷機13は、その印刷版を用いて印刷用紙に印刷を行ない印刷物を生産する。そのとき、印刷機13のインキ装置におけるインキキーの開度の調整が行なわれる。インキキーは、インキ壷においてインキを出す間隙、すなわちインキ出しローラとインキブレードとの間隙を調整するための調整手段である。この間隙の調整によりインキ出しローラの表面におけるインキ被膜厚が調整される。その結果、インキ呼出しローラによってインキ出しローラからインキ練りローラへと転移するインキの量を調節することができる。
【0021】
このインキキーの開度は、開度データに基づいて自動調整することができる。また、印刷機のオペレータによってマニュアル調整することもできる。通常、自動調整は印刷開始前のインキプリセットとして行なわれ、マニュアル調整は、印刷中における追い込み調整として行なわれる。
【0022】
演算部9は、本発明のインキ量調整データ演算装置においてデータ演算を行なう主要な部分である。図1に示す一例において、インキ量調整データ演算装置は、演算部9、入力装置10、記憶装置11、メディア書込装置12、等により構成される。すなわち、本発明のインキ量調整データ演算装置は、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置のハードウェアとソフトウェアによって構成することができる。
【0023】
演算部9は、RIP5が出力するラスターイメージデータ(刷版データ)を入力する。そして、印刷予定の印刷機における各インキキーに対応する分布データとしての調整データを算出する。この調整データは、たとえば従来のインキプリセットシステムや刷版絵柄面積率計における絵柄面積率である。ここでは、「絵柄面積率」とともに、より広い内容を含む「調整データ」を用いる。
【0024】
また、演算部9は、調整データからインキキーの開度データを演算する。この開度データは、印刷機におけるインキキーの開度を自動調整する手段に、そのまま入力して自動調整を行なうためのデータである。たとえば、開度データは、インキキーの回転角度、開度の目盛りに対応する数値、開度%等のデータ、またはそれらへの変換機能を有する自動調整手段であれば絵柄面積率そのものである。
【0025】
この演算部9が調整データを算出するとき、実際に印刷が行なわれる印刷機の版サイズや、印刷方向およびインキキーサイズ、等の情報を必要とする。また、インキキー開度を算出するときには、さらに、実際に印刷が行なわれる印刷用紙の種類、調整データと開度データの関数または調整データと開度データを対応させた変換データ、等の情報を必要とする。
【0026】
それらの情報は、記憶装置11に格納しておく。たとえば、前述のレイアウトデータを生成する処理を行なうときの面付け仕様、品目の設計時に入力したデータが格納されている記憶装置3からデータ転送する等により記憶装置11に格納しておく。インキキー開度を算出するとき、演算部9がその情報を読み込むようにする。または、演算部9の入力装置10から、その都度、入力するようにしてもよい。
【0027】
メディア書込装置12は、たとえば、フロッピーディスク装置、光磁気ディスク(MO)装置、等の装置である。メディア書込装置12は、演算部9によって算出された開度データ、等を印刷機13へ渡すための装置である。図1に示す一例においては、携帯可能な媒体(メディア)によりデータを渡す構成が示してあるが、LAN(local area network)等の通信回線を使用してデータ転送を行ってもよい。
【0028】
次に、本発明のインキ量調整データ演算装置(の演算部9)における、刷版データからインキ量調整データ(単に「調整データ」と呼ぶ)を演算する処理について説明する。刷版データは印刷版に対応する画像データである。その画像を絵図として図2に示す。図2に示すように、Y方向を印刷方向とすると、図2におけるm1,m2,m3,・・・,mnのY方向に伸びる帯状領域の各々が、1番目〜n番目のインキキーの各々に対応する(nはインキキーの総数)。帯状領域の幅とインキキーが調節する幅とは一致している。したがって、任意の帯状領域mk(1≦k≦n)の刷版データによってmk番目のインキキーの調整データを演算する。
【0029】
刷版データは画像データであり画像は画素の集合であるから、この帯状領域は画素の集合である。帯状領域が画素で構成されていることを絵図として図3に示す。たとえば、刷版データが8ビットの階調を有する画像データであれば、各々の画素は0〜255のいずれかの値を有する。ある画素の画素値が255であれば、網点に変換したときには、その画素の部分の網点%は100%となり、他のある画素の画素値が0であれば、その画素の部分の網点%は0%となる。
【0030】
ここで、同一絵柄面積率におけるベタ部分(網点100%)と平網部分におけるインキ必要量の相違について説明しておく。印刷版と帯状領域の一例を図4に示す。図4において▲1▼〜▲9▼はインキキーに対応する帯状領域である。そして、帯状領域▲1▼は領域面積の20%がベタ、領域面積の80%は白(網点%が0%)である。また、帯状領域▲2▼は領域面積の10%がベタ、領域面積の90%は11.1%の平網である。また、帯状領域▲3▼は領域面積の100%が20%の平網である。また、帯状領域▲4▼は領域面積の40%がベタ、領域面積の60%が白である。また、帯状領域▲5▼は領域面積の20%がベタ、領域面積の80%が25%の平網である。また、帯状領域▲6▼は領域面積の100%がが40%の平網である。また、帯状領域▲7▼は領域面積の60%がベタ、領域面積の40%が白である。また、帯状領域▲8▼は領域面積の30%がベタ、領域面積の70%が42.9%の平網である。また、帯状領域▲9▼は領域面積の100%が60%の平網である。
【0031】
図4に一例を示す印刷版においては、帯状領域▲1▼,▲2▼,▲3▼の各々は絵柄面積率が同一の20%である。また、帯状領域▲4▼,▲5▼,▲6▼の各々は絵柄面積率が同一の40%である。また、帯状領域▲7▼,▲8▼,▲9▼は絵柄面積率が同一の60%である。しかし、このように絵柄面積率が同一であっても、厳密にはインキ必要量が相違している。絵柄面積率とキー開度%(インキ必要量)との関係について、▲1▼絵柄がベタ、▲2▼絵柄が平網、▲3▼絵柄がベタと平網を含む、の3つに分けてグラフとして図5に示す。図5は実測データである。図5に示すように、絵柄面積率が同一であっても、▲1▼絵柄がベタ、▲2▼絵柄が平網、▲3▼絵柄がベタと平網を含む、の3つによってキー開度%(インキ必要量)が相違していることが判る。
【0032】
このような実測データに基づいて、同一絵柄面積率であるベタと平網のインキ必要量の係数を導出し、その係数をK1とする。これにより、(ベタのインキ必要量)×K1=(平網のインキ必要量)、という式を記述することができる。この係数K1を用いることにより、図2に示すk番目の帯状領域mkにおけるインキ必要量、すなわち帯状領域mkにおける(ベタと平網の相違を考慮した本発明の)調整データを演算する。
【0033】
次に、その演算方法について説明する。刷版サイズ、画線部サイズ、等の情報から刷版データにおける帯状領域mkに属する画素をG1,G2,G3,・・・,Gmとする(図3参照)。帯状領域mkにおける調整データは、(調整データ)=(IF(G1=255,”G1×K1”,”G1”)+IF(G2=255,”G2×K1”,”G2”)+IF(G3=255,”G3×K1”,”G3”)+・・・+IF(Gm=255,”Gm×K1”,”Gm”))/(255×m)、によって演算される。すなわち、ベタの画素については係数K1を乗算した値に置き換えてすべての画素値の総和を演算し、その総和を(255×m)で除算した値を、帯状領域mkにおける調整データとする。
【0034】
ここで、用紙の種類によるインキ必要量の相違について説明しておく。絵柄面積率とキー開度%(インキ必要量)との関係について、▲1▼マット紙、▲2▼グロス紙、の2つについてグラフとして図6に示す。図6は実測データである。図6に示すように、絵柄面積率が同一であっても、▲1▼マット紙、▲2▼グロス紙、の違いによってキー開度%(インキ必要量)が相違していることが判る。
【0035】
このような実測データに基づいて、たとえば、グロス紙のインキ必要量を基準としたときの、マット紙のインキ必要量の係数を導出し、その係数をS1とする。これにより、(マット紙のインキ必要量)×S1=(グロス紙のインキ必要量)、という式を記述することができる。印刷用紙の種類に応じて、この係数S1,S2,S3、・・・を用いることにより、図2に示すk番目の帯状領域mkにおけるインキ必要量、すなわち帯状領域mkにおける(印刷用紙の種類を考慮した本発明の)調整データを演算する。
【0036】
その演算式は、実際の印刷で用いる印刷用紙の係数をSAとして、(帯状領域mkにおける印刷用紙の種類を考慮した調整データ)=SA×(帯状領域mkにおける調整データ)、と表される。この係数SAを得るための用紙の種類に関する情報は、図1に示す記憶装置11に格納しておき、演算部9が上記の演算を行なうときにその情報を読み込むようにする。または、演算部9の入力装置10から、その都度、入力するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上のとおりであるから、本発明の請求項1に係るインキ量調整データ演算装置によれば、ベタ部分と非ベタ部分との印刷時におけるインキ必要量の差異に応じた補正と、印刷用紙による印刷時におけるインキ必要量の差異に応じた補正とが行なわれることによってインキキーの開度のプリセットにおける精度が高められ、プリセット後の追い込み調整を無くすか調整時間を減縮し、適正な印刷物をより短時間に得られようにすることができるインキ量調整データ演算装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインキ量調整データ演算装置と、それに直接係わりのある装置等について構成の一例を示す図である。
【図2】刷版データを絵図として示す図である。
【図3】帯状領域が画素で構成されていることを示す絵図である。
【図4】印刷版における帯状領域を説明する図である。
【図5】絵柄面積率とキー開度%(インキ必要量)との関係を示すグラフである。
【図6】絵柄面積率とキー開度%(インキ必要量)との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 製版データ
2 面付けシステム
3,11 記憶装置(ハードディスク)
4,10 入力装置
5 RIP
6 ダイレクト刷版機
7 フィルム出力機
8 殖版機
9 演算部
12 メディア書込装置
13 印刷機
Claims (1)
- 印刷版の画像データである刷版データに対して、ベタ部分の画素についてはベタのインキ必要量を補正する係数K1を乗算した値に置き換えることにより、ベタ部分と非ベタ部分との印刷時におけるインキ必要量の差異に応じた補正を行ない、ベタ補正済刷版データを得るベタ補正手段と、
前記ベタ補正済刷版データから、印刷機におけるインキキーの各々に対応する帯状領域mkに属する画素の総和を(最大画素値×画素数)で除算することにより、前記帯状領域mkにおける調整データを演算する調整データ演算手段と、
前記帯状領域mkにおける調整データに対して、用紙の種類によるインキ必要量を補正する係数SAを乗算し、帯状領域mkにおける用紙の種類を考慮した調整データを得る用紙補正手段と、
を有することを特徴とするインキ量調整データ演算装置。
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JP2000358640A JP4729788B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | インキ量調整データ演算装置 |
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---|---|---|---|
JP2000358640A JP4729788B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | インキ量調整データ演算装置 |
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JP4729788B2 true JP4729788B2 (ja) | 2011-07-20 |
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Family Applications (1)
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JP2000358640A Expired - Fee Related JP4729788B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | インキ量調整データ演算装置 |
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- 2000-11-27 JP JP2000358640A patent/JP4729788B2/ja not_active Expired - Fee Related
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