JP3228279B2 - 印刷機のインキ供給量制御システム - Google Patents

印刷機のインキ供給量制御システム

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JP3228279B2 JP26950599A JP26950599A JP3228279B2 JP 3228279 B2 JP3228279 B2 JP 3228279B2 JP 26950599 A JP26950599 A JP 26950599A JP 26950599 A JP26950599 A JP 26950599A JP 3228279 B2 JP3228279 B2 JP 3228279B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷工程のイン
ク量の調整に係り、刷版に焼き付ける絵柄の面積率を求
める印刷機のインキ供給量制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷の版は、その形状から凸版、凹版お
よび平版に大別される。ここでは、その中の平版を用い
た印刷について説明する。平版は、カラー印刷や大面積
の印刷に適しており、版材には、一般にアルミニウム板
が用いられている。このアルミニウム板の片面には、紫
外線(UV;ウルトラ・バイオレット)に感光する乳剤
が塗布されており、このような版材は、PS(プリ・セ
ンスタイズド)版と呼ばれる。
【0003】通常、カラー印刷の場合には、片面でY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびB
K(ブラック)の各色を印刷するために4版、両面を印
刷するには合計8版の刷版Pを用いる。また、1版の刷
版Pには、複数のページが面付けされる場合もある。さ
らに、印刷物のページ数に応じて、多くの刷版が用いら
れる。
【0004】この刷版には、通常、網ポジフィルムを用
いて絵柄が焼付けられる。この絵柄には、画像、罫線お
よび文字など、印刷する全ての情報が含まれる。その
後、絵柄以外の乳剤が除去される。次に、乳剤を硬化す
るためのバーニング(焼付け)や表面保護を目的とした
コーティングなどの処理が行われることもある。
【0005】ところで、上述した印刷版面への印刷機で
のインキの供給は、所定ピッチ毎に配列された複数のイ
ンキキーから版へ供給される。すなわち刷版を、印刷方
向に所定の幅(例えば、30mm幅)で区分して、各領域
が1つのインキキーに対応するようにしている。各イン
キキーから供給されるインキ量は、それぞれに対応した
領域の絵柄に応じて制御される。すなわち、各領域にお
ける絵柄の面積が占める割合は、印刷しようとする絵柄
に応じて様々な値となる。したがって、絵柄の占有面積
が大きいほど、印刷される面積は大となるわけであるか
ら、その面積に応じて多量のインキを供給する必要があ
る。一方、絵柄の占有面積が小さい場合には、印刷すべ
き面積は小であるため、その面積に応じてインキを少量
にする必要がある。
【0006】このように、上述した印刷では、各インキ
キーに対応する領域の絵柄の面積率に応じて、インキ量
を調整する必要がある。インキ量の調整に不具合が生じ
ると、インキが足りなかった領域では、かすれが生じ、
インキが多すぎた領域では、にじみが生じる。
【0007】このため、従来より、絵柄の焼付けが終了
した時点で、各インキキーに対応する領域毎に、絵柄の
面積率が測定されている。この面積率の測定は、乳剤が
残っている部分と乳剤が除去された部分との光の反射率
の違いに基づいて行われる。すなわち、測定技術では、
乳剤の部分は光を吸収し、乳剤が除去されたアルミの部
分は比較的よく光を反射するという特徴を利用してい
る。測定には、一般に、レーザー光等が用いられてお
り、このレーザー光で刷版P面上を走査し、刷版Pの表
面からの反射光を受光器によって受光する。そして、そ
の反射光の強度に基づいて絵柄部分か、あるいはそれ以
外の部分かを判別し、各インキキーに対応する領域毎の
面積率を求める。
【0008】ここで、図10に示す印刷機の概念図を参
照して、刷版の取り付けおよび印刷手順について説明す
る。この図において、面積率の測定が終了した刷版P
は、版胴と呼ばれるローラ2に巻き付け固定される。そ
して、印刷版面には、まず、図示しない水移しローラを
介して水が供給される。ところで、乳剤は親油性であ
り、これに対して乳剤が除去されたアルミ部分は親水性
である。このため、上記水は、絵柄以外の露出したアル
ミ部分に付着する。次に、印刷版面には、インキ着ロー
ラ3を介してインキINKが供給される。インキINK
は、親油性の乳剤上に付着し、それ以外の水が付着して
いる部分には付着しない。そして、この印刷版面に塗布
されたインキINKは、弾力性のあるゴムブランケット
4の上に転写される。さらに、ゴムブランケット4上の
インキINKは、被印刷物(用紙など)5に転写され、
絵柄が印刷される。以上の工程は、全ての刷版Pに対し
て同様に行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した面
積率算出装置は、刷版P1版を格納した状態で使用され
るため、かなり大型になる。この結果、大きな作業スペ
ースを必要とする。また、レーザーの走査駆動部など機
械的な可動部分が多く存在し、ハード面での故障その他
のトラブルが生じやすい。さらに、刷版Pは、前述した
ように乳剤への表面処理が行われるため、印刷版面の表
面状態が異なる場合が多い。従来の面積率算出装置で
は、刷版からの反射光を測定して面積率を求める。した
がって、印刷版面の表面状態(色彩、平滑度、表面処理
の違いなど)がワークやロットによって異なるため、測
定毎に測定条件の設定を変えなければならず、また、表
面処理のムラが生じると、反射光量が安定せず、正確な
面積率が求められないという問題を生じる。
【0010】また、相当に読取り精度を上げないと文字
や線等の細いものを測定できないことがある。また、前
述したように、印刷には、多数の刷版Pが用いられるた
め、面積率測定装置へのセット、測定および取り外しに
多大な時間を要するとともに、上記作業を人手によって
行っている場合には、刷版を破損するなど、作業効率が
低下するという問題を生じる。さらに、インキキーの幅
は印刷機の機種により異なるため、同じ刷版であっても
印刷機の機種が異なればその都度面積率を算出せねばな
らない。
【0011】この発明は、上述した問題に鑑みてなされ
たもので、大きな作業スペースを必要とせず、ハード面
での故障その他のトラブルが生ぜず、印刷版面の違いに
かかわらず正確なデータを得ることができ、しかも印刷
機の機種によらず汎用的な面積率を算出できて作業効率
のよい印刷機のインキ供給量制御システムを提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、刷版に焼き付ける
絵柄情報を、露光用2値化データとして持ち、該露光用
2値化データに従って刷版に直接絵柄を露光するダイレ
クト製版において、前記露光用2値化データを、予め定
められ、印刷機の機種に依存しない基準幅の区間毎にカ
ウントする計数手段と、該計数手段が出力する計数値に
基づいて前記区間毎に前記絵柄部分の基準幅面積率を算
出する面積率算出手段と、前記算出した基準幅面積率に
基づいて印刷機のインキ供給量を制御する制御手段とを
具備することを特徴とする。 請求項2記載の発明では、
請求項1記載の印刷機のインキ供給量制御システムにお
いて、前記絵柄情報が、刷版に対する位置情報を含むこ
とを特徴とする。 請求項3記載の発明では、請求項1又
は2に記載の印刷機のインキ供給量制御システムにおい
て、前記区間は、前記刷版を同一方向に区分してなるも
のであることを特徴とする。 請求項4記載の発明では、
請求項1から3のいずれかに記載の印刷機のインキ供給
量制御システムにおいて、更に基準幅面積率から使用す
る印刷機のインキキー幅単位の面積率を算出する面積率
変換手段を具備することを特徴とする。 請求項5に記載
の発明では、請求項1から4のいずれかに記載の印刷機
のインキ供給量制御システムにおいて、前記絵柄情報
は、少なくとも罫線データ、画像データ、文字データの
いずれか1つを含むことを特徴とする。 請求項6記載の
発明では、請求項1から5のいずれかに記載の印刷機の
インキ供給量制御システムにおいて、前記基準幅が、前
記2値データビットマップの最小単位であるドット間隔
の倍数であることを特徴とする。 請求項7記載の発明で
は、請求項1から6のいずれかに記載の印刷機のインキ
供給量制御システムにおいて、前記基準幅が各種印刷機
のインキキーピッチの公約数であることを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】請求項1記載の発明によれば、刷版へ焼き
付ける絵柄情報を、露光用2値化データとして持ち、該
露光用2値化データに従って刷版に直接絵柄を露光する
ダイレクト製版において、前記露光用2値化データを計
数手段によって、予め定められ、印刷機の機種に依存し
ない基準幅の区間毎にカウントし、該計数値に基づい
て、面積率算出手段により上記区間毎に絵柄部分の基準
幅面積率を算出する。そして、算出した基準幅面積率に
基づいて制御手段が印刷機のインキ供給量を制御する。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明にお
いて、絵柄情報には、刷版に対する位置情報が含まれ
る。 請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2に記
載の発明において、上記区間は、刷版を同一方向に区分
したものとされる。 請求項4記載の発明によれば、請求
項1から3のいずれかに記載の発明において、面積率変
換手段によって、基準幅面積率から、使用する印刷機の
インキキー幅単位の面積率が算出される。 請求項5記載
の発明では、請求項1から4のいずれかに記載の発明に
おいて、絵柄情報には、少なくとも罫線データ、画像デ
ータ、文字データのいずれか1つを含まれる。 請求項6
記載の発明では、請求項1から5のいずれかに記載の発
明において、基準幅は、2値データビットマップの最小
単位であるドット間隔の倍数となるように定められる。
請求項7記載の発明では、請求項1から6のいずれかに
記載の発明において、基準幅は、各種印刷機のインキキ
ーピッチの公約数となるように定められる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。
【0025】[第1の実施形態]図1はこの発明の一実
施形態の構成を示すブロック図である。この図におい
て、10はCTS(コンピュータ・タイプ−セッティン
グシステム)であり、原稿に基づいて文字CIおよび線
画情報LIをキーボードから入力して組版作業を行う。
この組版作業では、組版データLDとして文字の書体、
大きさ、字間、行間などが設定される。この組版データ
LDは、RIP(ラスタ・イメージ・プロセッサ)11
へ供給される。
【0026】RIP11は、上記組版データLDを
「0」および「1」からなるビットマップ・文字データ
BDに変換してレイアウト・スキャナ12へ出力する。
レイアウト・スキャナ12は、原稿1ページ単位毎に、
写真または図形などのイメージIMをスキャナによって
8ビットの階調のデジタルデータ(以下、画像データと
いう)に変換して読み込むとともに、該画像データと上
記ビットマップ・文字データとをどのように配置するか
のレイアウトをする。
【0027】このレイアウトされたデータ、すなわち画
像データと文字データとが混在したデータは、各色毎
に、仕上がり製版データPDとしてドットジェネレータ
13へ供給される。ドットジェネレータ13は、仕上が
り製版データPDを所定の方向にスキャンしながら、
「0」と「1」からなるフィルム露光用データEDとし
て出力スキャナ14および記憶装置15へ出力する。出
力スキャナ14は、順次供給されるフィルム露光用デー
タEDに基づいて光学的に網ポジフィルムを作成する。
この網ポジフィルムは、前述した従来技術と同様に、刷
版作成に用いられる。
【0028】また、記憶装置15には、上記フィルム露
光用データEDが記憶される。該フィルム露光用データ
EDは、図示しない制御装置によって所定のタイミング
で読み出され、刷版面積率算出装置16へ供給される。
刷版面積率算出装置16は、外部から供給される刷版デ
ータFLDに従って、刷版P全体のフィルム面付けを考
慮して、予め定められた基準幅w(例えば0.05mm
毎)毎に、上記フィルム露光用データEDから印刷され
る領域の面積率を算出し、これを基準幅面積率データS
rsとして出力する。ここにいう基準幅とは、印刷機にお
けるインキキーのピッチより十分小さいことが望まし
く、好ましくは各種印刷機のインキキーのピッチの公約
数とされる。ただし、これに限らず、上述のフィルム露
光データEDのドット間隔の倍数であれば、任意の幅が
選択可能である。
【0029】ここで、上記刷版データFLDについて説
明する。刷版データFLDは、刷版Pの寸法および面付
け情報からなる。例えば、図2に示す全8ページからな
る印刷物18を作成する場合、実際には、各ページに対
応するフィルムは、図3(a)、(b)に示すように面
付けが行われる。すなわち、図3(a)は、被印刷物の
一方の面(表面とする)に印刷される刷版Pに対する面
付けであり、図3(b)は、他方の面(裏面)に印刷さ
れる刷版Pに対する面付けである。
【0030】前述した面付け情報とは、刷版Pに対する
フィルム焼き付け位置とその方向、刷版の寸法に関する
情報である。上述した刷版Pによって印刷された印刷物
は、まず、図4に示すA−A’が山に折られ、さらに、
B−B’が谷に折られることによって、上述した図2に
示す印刷物となる。言い換えれば、フィルムの面付け
は、印刷物の折り方、ページ数、絵柄および印刷機の特
性などを考慮して決定される。
【0031】次に、基準幅面積率Srsの求め方について
説明する。刷版面積率算出装置16では、刷版データF
LDとフィルム露光用データEDに従って、メモリ上に
刷版P全体のフィルムの面付けが図5に示すように展開
される。この図において、実線で示す矩形が刷版P全体
であり、符号L1,L2,……Lk (kは刷版P内の領域
の数であり、k=W(刷版Pの幅)/wで算出される)
の領域に区分されている。各領域は、図6に示すよう
に、さらに複数のドットによって形成されており、オン
しているドットによって画線部を、オフしているドット
によって非画線部を表すようになっている。刷版P上に
は、上述したフィルム露光用データEDをもとに網点が
構成されることになる。また、この例の場合、y軸方向
が印刷方向である。
【0032】刷版面積率算出装置16は、領域L1〜Lk
毎に、露光しない「0」のドットと露光する「1」のド
ットとをそれぞれカウントする。ここで、例えば、符号
L1の領域における「0」のカウント数をNa1、「1」
のカウント数をNb1とすると、該領域L1の基準幅面積
率Srs1は、Nb1/(Na1+Nb1)×100という演算
によって求められる。
【0033】以下、各領域L2,L3,……Lk に対して
上記同様の演算を行うことによって、上記領域L2,L
3,……Lkの基準幅面積率Srs2,Srs3,……Srskが
求められる。次に、上述した演算の一般式を示す。
【数1】
【0034】次に、上述した基準幅面積率Srsi は、所
定ビット数の基準幅面積率データSSとして、フロッピ
ーディスクや磁気カードなどの記録媒体17に記録され
る。記録媒体17は、印刷機に設けられた図示しないデ
ータ読み取り手段に装着される。データ読み取り手段
は、記録媒体17に記録された基準幅面積率データSS
を読み込み、同印刷機固有のインキキーのピッチ幅wi
に基づき、このインキキーのピッチ幅毎の面積率Sr を
算出する。
【0035】例えば、上述した刷版面積率算出装置16
での基準幅面積率Srsを求めた領域L1〜Lkの幅をwと
すれば、最初のインキキーに対応する面積率Sr1は、
(Srs1+Srs2+…Srsd)/d(但しd=wi/w)と
いう演算によって求められる。以下、各インキキーに対
応する面積率Sr2,Sr3,…を上記と同様の演算を行う
ことによって求める。次に、上述した演算の一般式を示
す。
【数2】
【0036】このようにして求められた面積率Sriに基
づき、データ読み取り手段は印刷機に設けられたインキ
キーの開度をコントロールすることでインキ供給量を調
整する。なお、刷版面積率算出装置16が出力する基準
幅面積率データSSは、オンラインで直接印刷機へ供給
して、インキキーピッチ幅の面積率Sriへ変換するよう
にしてもよい。また、刷版面積率算出装置16からの基
準幅面積率データSSを直ちにインキキーピッチ幅の面
積率へ変換し、オンライン又はオフラインで印刷機へ送
ってもよい。
【0037】次に、上述した刷版面積率算出装置16の
動作について説明する。まず、CTS10に、原稿に基
づいて文字CIおよび線画情報LIを入力し、組版作業
を行う。CTS10は、組版データLDをRIP11へ
出力し、RIP11は、組版データLDをビットマップ
・文字データBDに変換する。一方、レイアウト・スキ
ャナ12では、原稿1ページ単位毎に、写真または図形
のイメージIMをスキャナによって8階調のデジタルデ
ータ(以下、画像データという)に変換して読み込ま
せ、該画像データと上記ビットマップ・文字データBD
とをレイアウトする。
【0038】レイアウトが終了したデータは、ドットジ
ェネレータ13を介して、「0」と「1」からなるフィ
ルム露光用データEDとして出力スキャナ14および記
憶装置15へ供給される。出力スキャナ14は、順次供
給されるフィルム露光用データEDに従ってフィルムを
露光して網ポジフィルムを作成する。この網ポジフィル
ムは、刷版Pに対して、人手によって例えば図3
(a)、(b)に示すように面付けされる。この時の面
付けの情報、すなわち網ポジフィルムの刷版Pに対する
位置とその方向、刷版Pの寸法(刷版データFLD)を
キーボード等の入力手段を用いて刷版面積率算出装置1
6へ入力する。刷版面積率算出装置16では、メモリ上
に刷版P全体のフィルムの面付けが図5に示すように展
開される。
【0039】次に、予め定められた基準幅w毎に、
「0」のドットと「1」のドットとを各々カウントし、
領域L1〜Lkの基準幅面積率を上述した(1)式に従っ
て求める。上記基準幅面積率データSrsi は、記録媒体
17に記録される。印刷機は、記録媒体17に記録され
た基準幅面積率データSrsi を読み込み、印刷機固有の
インキキーに対応する面積率Sriを上述した(2)式に
従って求め、この面積率Sriにより印刷機に設けられた
インキキーのインキ供給量を調整する。この結果、印刷
する絵柄の面積に応じたインキ量が刷版に供給される。
以下、必要とされる全ての刷版Pの面積率SDが同様に
求められる。
【0040】なお、上述した実施形態においてはビット
マップ・文字データBDは、頁単位に組版されたものを
直接記憶装置15へ入力するようにしてもよい。また、
面積率Sriはオンラインで直接印刷機へ供給するように
してもよい。
【0041】[第2の実施形態]次に、本発明をダイレ
クト製版に用いた第2の実施形態について説明する。ダ
イレクト製版は、前述した第1の実施形態が、一旦、網
ポジフィルムを作成する方法であるのに対して、レーザ
ー光により刷版Pに直接、文字や絵柄を焼き付ける方法
である。
【0042】図7は本実施形態の構成を示すブロック図
である。この図において、20はレイアウトスキャナで
あり、第1の実施形態と異なることは、少なくとも1枚
の刷版Pで扱う全ての画像と罫線等とのレイアウトを行
うことにある。このレイアウトスキャナ20は、8ビッ
トの階調データCD(画像データ)、罫線データRLお
よび刷版PのサイズSZをそれぞれドットジェネレータ
13、出力制御装置24、面積率算出手段28へ出力す
る。ドットジェネレータ13は、階調データCDを所定
の方向にスキャンしながら、「0」と「1」からなる画
像データGDとして出力制御装置24へ出力する。
【0043】また、21は、文字組版装置であり、第1
の実施形態の「CTS1」に相当する。すなわち、キ
ーボードなどを介して入力された文字情報の組版作業が
行われる。この文字組版装置21は、組版された文字の
コードCCをRIP11へ出力する。RIP11は、フ
ォント22に従って上記文字コードCCを「0」および
「1」からなるビットマップ・文字データBDに変換し
て出力制御装置24へ出力する。また、23は、基準パ
ルス発生装置であり、所定の間隔の基準パルスCLを出
力制御装置24およびパルスカウンタ25へ出力する。
【0044】次に、出力制御装置24は、上記基準パル
スCLに同期させて、文字データBD、罫線データRL
および画像データGDのいずれかがオン状態を示すデー
タの場合には、ハイレベル(またはオン状態)のレーザ
制御信号LCSをパルスカウンタ25およびレーザ発光
制御部26へ出力する。レーザ発光制御部26は、図示
のy方向にレーザ光を走査し、1ラインが終了すると、
x方向に1ピクセル分ずらし、再びy方向に走査するこ
とを繰り返しながら、ピクセル単位で順次刷版Pに所定
の絵柄を焼き付けていく。なお、印刷方向は、図示のx
方向、y方向のいずれもとりうる。
【0045】また、パルスカウンタ25は、各ライン毎
に、基準パルスCLおよびレーザ制御信号のパルス(ハ
イレレベル)を計数してパルスカウント集計部27へ出
力する。すなわち、各ライン毎の刷版Pに焼き付けるピ
クセルの数をカウントし、オン状態のピクセル数および
基準パルスのパルス数を出力する。パルスカウント集計
部27は、上記オン状態のピクセル数を積算して基準幅
面積率算出手段28へ出力する。パルスカウント集計部
27には、刷版情報として刷版PのサイズSZ、印刷方
向などの刷版情報PIが供給されている。なお、この刷
版情報PIは、所定の記憶手段に予め記憶しておき、必
要なときに読みだしてきてもよい。
【0046】次に、基準幅面積率算出手段28は、予め
定められた一定幅毎に、上記刷版情報PIを用いて後述
するフローチャートに従って基準幅面積率Srsを求め、
これを基準幅面積率データSSとして面積率算出手段2
9へ出力する。なお、この基準幅面積率データSSも、
所定の記憶手段に予め記憶しておき、必要なときに読み
だしてきてもよい。
【0047】面積率算出手段29には、印刷機のインキ
キーピッチの幅wi や印刷機の種類などの印刷機情報P
Sが供給されている。面積率算出手段29は、この印刷
機情報PSを用いて後述するフローチャートに従って各
インキキー毎の面積率Sr を求め、これを面積率データ
SDとして出力する。この各インキキーの面積率データ
SDは、フロッピーディスクや磁気カードなどの記録媒
体17に記録される。
【0048】なお、第1の実施形態と同様に、基準幅面
積率データSSをオンライン又はオフラインで印刷機側
へ設けられた面積率算出手段29へ供給し、各印刷機で
インキキーピッチ毎の面積率を求めるようにしてもよ
い。又、面積率算出手段29を印刷機側に設けない場合
は、面積率算出手段29が出力する面積率データSD
を、第1の実施形態と同様にオンラインで直接印刷機へ
供給してもよい。
【0049】上述した構成によれば、まず、レイアウト
スキャナ20に画像と罫線の情報を読み込み、刷版Pに
対するレイアウトを行う。レイアウト終了後、罫線デー
タRLは、出力制御装置24へ供給される。また、階調
データCDは、ドットジェネレータ13によって、オン
しているドット数の数によって濃淡を表す画像データG
Dに変換され、出力制御装置24へ供給される。
【0050】一方、文字は、文字組版装置21へ入力
し、該装置において、レイアウトする。レイアウトされ
た文字は、フォント22のフォントデータを用いて、R
IP11によってオン・オフデータに変換される。この
変換された文字データBDは、出力制御装置24に供給
される。
【0051】そして、上述した画像データGD、罫線デ
ータRLおよび文字データBDに基づいて生成されたレ
ーザ制御信号LCSは、出力制御装置24によって基準
パルス発生装置23が出力する基準パルスに同期してレ
ーザ発光制御部26へ供給される。レーザ発光制御部2
6は、上記レーザ制御信号LCSが「1」の場合には、
レーザ光を発光させて、レーザ制御信号LCSが「0」
の場合には、レーザ光を発光させないようにして刷版上
を走査する。この結果、刷版Pには、画像、罫線および
文字が所定の位置に焼付けられる。
【0052】また、出力制御装置24は、上述した刷版
Pへの焼付け作業に並行して、上記レーザ制御信号LC
Sをパルスカウンタ25へ出力する。パルスカウンタ2
5は、レーザ制御信号LCSのパルスをカウントすると
ともに、パルスカウント集計装置27へ出力する。そし
て、パルスカウント集計装置27は、予め定められた基
準幅w(例えば0.05mm毎)毎に、上記オン状態のピ
クセル数を積算して基準幅面積率算出手段28へ出力す
る。
【0053】基準幅面積率算出手段28は、図8に示す
フローチャートに従って、上記領域毎の絵柄(文字を含
む)の基準幅面積率を求める。ここにいう基準幅wと
は、上述した第1の実施形態と同様に、印刷機における
インキキーのピッチより十分小さいことが望ましく、好
ましくは各種印刷機のインキキーのピッチの公約数とさ
れる。ただし、これに限らず、ピクセル間隔の倍数であ
れば、任意の幅が選択可能である。
【0054】まず、ステップSA1において、露光方向
と印刷方向とが一致するかを判断する。そして、このス
テップSA1における判断結果が「YES」の場合、す
なわち印刷方向がy方向の場合には、ステップSA2へ
進む。ステップSA2では、変数11に予め定められた
基準幅wを代入する。次に、ステップSA3へ進み、変
数xにx方向の寸法を代入し、変数yにy方向の寸法を
代入する。
【0055】そして、ステップSA4において、変数X
r にx方向の分解能、すなわち単位長さ当りのピクセル
の数を代入し、変数Yr にy方向の分解能(上記x方向
と同じく単位長さ当りのピクセル数)を代入する。次
に、ステップSA5へ進み、変数iを「1」に初期化す
る。ステップSA6では、変数iによって示される領域
の幅w内(この場合、L1 )における露光オン回数(オ
ン状態のピクセル数)を変数non-1 に代入する。そし
て、ステップSA7へ進み、次式に従って領域L1にお
ける基準幅面積率を求める。
【0056】
【数3】 ここで、(2)式の分母は、幅L1の全ピクセル数であ
る。この結果、変数Slsi(i=1)には、領域L1 の
面積率が得られる。
【0057】次に、ステップSA8へ進み、変数iをイ
ンクリメントする。したがって、この場合、変数iは
「2」となる。次に、ステップSA9に進み、変数iが
領域の全数kに達したか否かを判断する。そして、この
ステップSA9における判断結果が「NO」の場合に
は、ステップSA5へ戻る。そして、変数iを「2」と
して、ステップSA6,SA7,SA8およびSA9が
繰り返し実行される。したがって、この場合には、変数
Slsi(i=2)に領域L2の面積率が得られる。
【0058】以下、ステップSA9における判断結果が
「YES」になるまで、ステップSA6〜SA8が繰り
返し実行される。この結果、基準幅面積率Sls1,Sls
2,……Slsk が得られる。そして、ステップSA9に
おける判断結果が「YES」になると、すなわち、全て
の基準幅面積率Slsi が得られると、該ルーチンを終了
する。
【0059】一方、ステップSA1における判断結果が
「NO」の場合、すなわち印刷方向が露光方向と直交す
る場合には、ステップSA10へ進む。ステップSA1
0では、変数l2 に基準幅wを代入する。次に、ステッ
プSA11へ進み、変数xに刷版Pのx方向の寸法を代
入し、変数yにy方向の寸法を代入する。そして、ステ
ップSA12において、変数Xr にx方向の分解能、す
なわち単位長さ当りのピクセルの数を代入し、変数Yr
にy方向の分解能(上記x方向と同じく単位長さ当りの
ピクセル数)を代入する。
【0060】次に、ステップSA13へ進み、変数iを
「1」に初期化する。ステップSA14では、変数mを
「1」に初期化する。そして、ステップSA15へ進
み、露光ラインのm番目のM1 領域における露光オン回
数を変数non-1に代入する。次に、ステップSA16へ
進み、変数nall(1)に上記変数non-1 を加算して同
変数nall(1) に格納する。そして、ステップSA1
7において、変数mをインクリメントして「2」とし、
ステップSA18へ進む。ステップSA18では、変数
mが「x×Xr」を越えたか否かを判断する。ここで、
上記「x×Xr」は、刷版Pのx方向における全露光ラ
イン数である。
【0061】したがって、上記ステップSA18では、
領域M1における露光オン回数の累算が終了したか否か
を判断している。そして、このステップSA18におけ
る判断結果が「NO」の場合には、まだ累算が終了して
いないため、ステップSA15へ戻る。そして、変数m
を「2」として、ステップSA15,SA16およびS
A17が繰り返し実行される。この場合には、前述した
ように、変数non-1の値を格納した変数nall(1)に
変数non-2 を加算する。
【0062】以下、ステップSA18における判断結果
が「YES」になるまで、ステップSA15〜SA18
が繰り返し実行される。この結果、変数nall(1) に
は、領域M1 における露光オン回数が得られる。そし
て、ステップSA18における判断結果が「YES」に
なると、すなわち領域M1 の露光オン回数が得られる
と、ステップSA19へ進む。ステップSA19では、
次式に従って領域M1 における基準幅面積率を求める。
【0063】
【数4】 ここで、(3)式の分母は、領域M1 の全ピクセル数で
ある。この結果、変数Smsi(i=1)には、領域M1の
面積率が得られる。
【0064】次に、ステップSA19に進み、変数iを
インクリメントし、「2」とする。次に、ステップSA
21において、変数iが変数k(領域の総数)を越えた
か否かを判断する。そして、ステップSA21における
判断結果が「NO」の場合には、ステップSA14へ戻
る。そして、ステップSA14〜SA20が繰り返し実
行される。すなわち、この場合には、変数iが「2」で
あるので、ステップSA15〜SA18のループにおい
て、変数nall(2)には、領域M2における露光オン回
数が得られる。
【0065】以下、ステップSA20における判断結果
が「YES」になるまで、順次変数iをインクリメント
して、ステップSA14〜SA20を繰り返し実行す
る。この結果、変数nall(1),nall(2),……n
all(k)に領域 M1,M2,……Mk の露光オン回数が
得られる。そして、ステップSA20における判断結果
が「YES」になると、すなわち、全ての基準幅面積率
Smsi が得られると、該ルーチンを終了する。
【0066】次いで、面積率算出手段29は、基準幅面
積率算出手段28から出力される基準幅面積率データS
Sに基づき、図9に示すようなフローチャートに従っ
て、印刷が行われる印刷機用の面積率データSDを算出
する。
【0067】まず、ステップSB1において、印刷機の
インキキーのピッチ幅wi 及び印刷機の種類が入力さ
れ、それぞれ変数l3及びl4に代入される。ステップS
B2では、インキキーのピッチ幅と領域の幅の比、すな
わち l3/l1(又はl2)が算出され、変数l5に代入
される。ステップSB3では、変数l5個分の領域にお
ける基準幅面積率の平均が計算され、これが各インキキ
ーの面積率Si とされる。ステップSB4では、変数l
4、 すなわち印刷機の種類情報に基づいて、各種印刷機
のフォーマットに合致した面積率データSDが生成され
る。
【0068】上記各領域の面積率データSDは、フロッ
ピーディスクや磁気カードなどの記録媒体に記録され
る。そして、印刷機では、記録媒体に記録された面積率
データが読み込まれ、同印刷機に設けられたインキキー
の開度をコントロールすることによりインキキーのイン
キ供給量が調整される。この結果、印刷する絵柄の面積
に応じたインキ量が刷版に供給される。
【0069】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明では、
絵柄情報をページ単位のレイアウト処理を行ってレイア
ウトされたデータを作成し、該レイアウトされたデータ
少なくとも刷版に対する該レイアウトされたデータの
位置情報を含む面付情報に基づいて面付け処理を行な
い、さらに、該面付け処理されたデータをビットマップ
展開して2値データとし、該2値データを、予め定めら
れ、印刷機の機種に依存しない基準幅の区間毎にカウン
トして絵柄部分の基準幅面積率を算出し、該算出された
基準幅面積率に基づいて印刷機のインキ供給量を制御
るようにしたため、大きな作業スペースを必要せず、ハ
ード面での故障その他のトラブルが生ぜず、印刷版面の
違いにかかわらず正確な算出ができ、作業効率を向上さ
せることができるという利点が得られる。また、刷版に
対するレイアウトされたデータの位置情報を含んだ刷版
情報に基づいて面付け処理が行なわれ、当該面付け処理
後のデータがビットマップ展開されるので、実際の印刷
に使用される刷版に対応した基準幅面積率が計算でき、
このデータに基づいてインキ供給量の制御をきわめて精
度良く行うことができる。また、特にカラー印刷のよう
に1枚の用紙に印刷するために各原色に対応した複数の
刷版を要する場合において、各刷版のビットマップが展
開される際、各刷版における“レイアウトされたデー
タ”の位置が相互に正確に一致する。このため、基準幅
の区間毎の面積率を正確に算出することができると共
に、各刷版間において、基準幅区間毎における面積率の
対応が正確となり、結果として高品位のカラー印刷が可
能となるという効果を奏する。
【0070】しかも、基準幅面積率は印刷機の種類等に
依存しない量であり、この基準幅面積率から各種印刷機
のインキキーの幅等に合致した面積率を算出することが
できるので、汎用性の高い面積率算出方法及び装置を実
現することができる、という優れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 印刷における製本を説明するための概念図で
ある。
【図3】 刷版へのフィルム面付けの一例を示す概念図
である。
【図4】 印刷物の折り方の一例を示す模式図である。
【図5】 刷版へのフィルム面付けおよびインキキーの
対応を説明するための説明図である。
【図6】 刷版へ焼き付けるフォントデータを説明する
ための概念図である。
【図7】 この発明の第2の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】 第2の実施形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】 第2の実施形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図10】 印刷機の一部概略図である。
【符号の説明】
16 基準幅面積率算出手段 17 面積率算出手段 25 パルスカウンタ 28 基準幅面積率算出手段 29 面積率算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−201260(JP,A) 特開 昭61−166837(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 31/02 B41C 1/00 G03F 5/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刷版に焼き付ける絵柄情報を、露光用2
    値化データとして持ち、該露光用2値化データに従って
    刷版に直接絵柄を露光するダイレクト製版において、 前記露光用2値化データを、予め定められ、印刷機の機
    種に依存しない基準幅の区間毎にカウントする計数手段
    と、 該計数手段が出力する計数値に基づいて前記区間毎に前
    記絵柄部分の基準幅面積率を算出する面積率算出手段
    と、 前記算出した基準幅面積率に基づいて印刷機のインキ供
    給量を制御する制御手段とを具備することを特徴とする
    印刷機のインキ供給量制御システム。
  2. 【請求項2】 前記絵柄情報が、刷版に対する位置情報
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷機のイン
    キ供給量制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の印刷機のインキ
    供給量制御システムにおいて、 前記区間は、前記刷版を同一方向に区分してなるもので
    あることを特徴とする印刷機のインキ供給量制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の印刷
    機のインキ供給量制御システムにおいて、 更に基準幅面積率から使用する印刷機のインキキー幅単
    位の面積率を算出する面積率変換手段を具備することを
    特徴とする印刷機のインキ供給量制御システム。
  5. 【請求項5】 前記絵柄情報は、少なくとも罫線デー
    タ、画像データ、文字データのいずれか1つを含むこと
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の印刷機
    のインキ供給量制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の印刷
    機のインキ供給量制御システムにおいて、 前記基準幅が、前記2値データビットマップの最小単位
    であるドット間隔の倍数であることを特徴とする印刷機
    のインキ供給量制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の印刷
    機のインキ供給量制御システムにおいて、 前記基準幅が各種印刷機のインキキーピッチの公約数で
    あることを特徴とする印刷機のインキ供給量制御システ
    ム。
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