JP4727308B2 - シートシャッターの非常脱出構造および非常脱出方法 - Google Patents

シートシャッターの非常脱出構造および非常脱出方法 Download PDF

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Description

この発明は、建物等の構築・構造物の開口部の開閉や間仕切り等に適用されるシートシャッターの非常脱出構造およびその非常脱出方法に関するものである。
従来のシートシャッターは、カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するチャック状をなしたカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備えた構成となっている。このような従来のシートシャッターでは、前記サイドレール間を閉鎖した状態のカーテンが強力な外力(例えば、作業車の衝突や強力な風圧および障害物等による一次元方向、二次元方向、三次元方向の少なくとも1つの方向からの所定以上の外力)を受けて撓むと、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールのカーテンガイド溝を押し広げて当該カーテンガイド溝から外れ、その外れたカーテンを巻き上げると、前記係合子が前記サイドレール内に自動的に復帰するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−86788号公報(第2頁、第4図及び第8図)
従来のシートシャッターは以上のように構成されているので、カーテン全閉状態で停電等の非常事態が発生した際の脱出に苦慮しているのが実状である。すなわち、カーテン全閉状態では、カーテン両側の一連の係合子がサイドレールの内壁面に一様に係合しているので、停電等の非常時に全閉状態のカーテンを人為的に押しても前記係合子がサイドレールから簡単には外すことができなかった。そこで、非常時の脱出方法としては、カーテン昇降駆動装置(開閉機)を手動ハンドルで回してカーテンを上昇させれば脱出可能となるが、前記開閉機は高所に配置されているので、三脚等の足場がないと前記開閉機を手動で回すことができず、また、その手動操作に時間がかかり短時間では脱出が困難であった。なお、全閉状態のカーテンをカッター等で切断すれば短時間で脱出することも可能であるが、この場合、カッター等の切断具が必要であるばかりか、切断したカーテンを再使用できないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、カーテン全閉状態での停電等による非常時に、三脚等の足場や切断具を必要とせずにカーテンをサイドレールから簡単に外すことが可能であり、短時間で脱出することができるシートシャッターの非常脱出構造および非常脱出方法を提供することを目的とする。
この発明に係るシートシャッターの非常脱出構造は、カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備え、前記カーテンに所定以上の撓みが生じたとき、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールを弾性変形させて前記カーテンガイド溝から外れ、そのカーテンガイド溝から外れたカーテンを巻き上げることで前記係合子を前記サイドレール内に戻す構成としたシートシャッターにおいて、前記カーテンの下端部付近に、前記一連の係合子の最下位もしくはその付近の前記係合子を前記カーテンガイド溝から引っ張り出し、係合を解除するための係合解除操作部を設けたものである。
この発明に係るシートシャッターの非常脱出方法は、カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備え、前記サイドレール間のカーテンに所定以上の撓みが生じたとき、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールを弾性変形させて前記カーテンガイド溝から外れ、そのカーテンガイド溝から外れたカーテンを巻き上げることで前記係合子を前記サイドレール内に戻す構成としたシートシャッターにおいて、カーテンの下端部付近に設けられて当該カーテンの面上に納められた係合解除操作部を引っ張ることにより、その引張力を一連の係合子における最下位もしくはその近傍の係合子に作用させて当該係合子でカーテンガイド溝の溝形成壁部を順次弾性変形させて当該カーテンガイド溝から前記係合子を引き出し、係合を解除するようにしたものである。
この発明のシートシャッターの非常脱出構造によれば、カーテン全閉状態の非常時において、カーテンの下端部付近に設けられた係合解除操作部を引っ張ると、その引張力が最下位もしくはその近傍の係合子に局所的に作用することにより、その係合子をサイドレールのカーテンガイド溝から引き出し、係合を解除することができる。このようにして、カーテン側縁部の一連の係合子を、最下位の係合子から順次上位の係合子に向かって連続的に前記カーテンガイド溝から引き出し、係合を解除することが可能となり、全閉状態のカーテンを人間が脱出可能なスペースに簡単に開放させることができ、短時間で脱出可能になるという効果がある。
この発明のシートシャッターの非常脱出方法によれば、カーテンの下端部付近に設けられて当該カーテンの面上に納められた係合解除操作部を引っ張るだけで、カーテン側縁部の一連の係合子における最下位もしくはその近傍の係合子から順次簡単にサイドレールのカーテンガイド溝より引き出し、係合を解除することができ、これにより、全閉状態のカーテンを人間が脱出可能なスペースに簡単に開放させることができ、短時間で脱出可能になるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるシートシャッターを示す一部切欠斜視図、図2は図1中のサイドレール取付部の概略的な拡大断面図、図3は図2中のサイドレールの斜視図、図4(A)は図3のサイドレールをカーテン側縁部の係合子との関連で示してサイドレールをカーテンガイド溝側から見た側面図、図4(B)は(A)の断面図である。
図1において、1はシャッター開閉用の開口部両側に立設された左右一対のレールユニットである。このレールユニット1は、図2に示すように、断面コ字形状をなすレール本体2と、このレール本体2に水平方向へ首振り可能に取り付けられたサイドレール3と、このサイドレール3をカーテン緊張方向に付勢する緩衝用のスプリング4と、前記レール本体2を覆うレールカバー5(図1参照)とからなっている。
前記左右のサイドレール3は、図3および図4に示すように、両者の対向面部に縦長のカーテンガイド溝6を有する中空部材からなっている。また、前記両サイドレール3には、この上端側に配置されるカーテン収納用ボックス(図示せず)の入口付近に位置するアクセス通路7がそれぞれ切欠形成されている。そのアクセス通路7によって前記サイドレール3は上側レール部3Aと下側レール部3Bとに分断されている。そして、前記上側レール部3Aは剛性部材などで弾性変形不能に構成され、前記下側レール部3Bは半弾性部材で弾性変形可能に構成されている。
8は前記両サイドレール3間を昇降開閉するシート状のカーテンであり、このカーテン8の両側縁部には、前記両サイドレール3の内側面に摺動可能に係合して当該サイドレール3からカーテン8が外れるのを防止するカーテン抜け止め用の複数の係合子9(図2および図4参照)が設けられている。これらの係合子9は一連に間接接続された屈曲自在なジッパー状をなしたカーテン抜け止め用の係合条材(ジッパー)10を構成している。ここで、前記両サイドレール3間のカーテン8が、例えば工場等で作業車の衝突や強力な風圧および障害物等による三次元方向のあらゆる方向からの過度外力を受けて大きく撓んだとき、そのカーテン8に追従する係合条材10が半弾性部材の下側レール部3Bを内側から弾性変形させてカーテンガイド溝2から抜け出すようになっている。
前記レールユニット1の上端側には、前記カーテン8を昇降駆動する駆動装置11が配置されている。この駆動装置11は、前記カーテン8の巻取ドラム12と、この巻取ドラム12を減速ギア機構13を介して正逆回転駆動するモータ(開閉機)14とを備えた構成となっている。なお、図1において、15は前記カーテン8の下端部に設けられたバラスト(重錘)である。
以上のように構成されたシートシャッターにおいて、前記カーテン8の下端部には、その側縁部近傍に係合解除操作部16が設けられている。この実施の形態1において、前記係合解除操作部16は、図5に示すように、カーテン8の下端部付近の片面(表面)に基端側を固着して当該カーテン8の下端から当該カーテン8の反対面(裏面)に引き回した取り付け構造のベルト部材からなっている。このような係合解除操作部(以下、非常用ベルトという)16の引き回しは、前記カーテン8の側縁部に装着された係合条材10の下端部近傍(最下位係合子9の近傍)で行っている。
前述のようにカーテン8の下端から当該カーテン8の裏面側に引き回した非常用ベルト16は、前記カーテン8の裏面側において、前記係合条材10の下端部近傍から遠ざかる方向の斜め上方に向かって引き出され、この状態で前記カーテン8の裏面上に剥離可能に保持されている。また、前記カーテン8の下部には、当該カーテン8の下端を迂回して前記非常用ベルト16を覆うカバーシート17が剥離可能に装着されている。なお、前記カーテン8の表面側から下端を介して裏面側に引き回した非常用ベルト16は、これを覆うカバーシート17で直接的に保持することも可能である。
次に動作について説明する。
左右のサイドレール3間のカーテン8が昇降動作中や全閉位置および半開き位置などで所定以上の過大な外力を受け、これにより、前記カーテン8側縁の一連の係合子9(係合条材10)に、その一部の係合子9を前記サイドレール3のカーテンガイド溝6から引き抜く方向の所定以上の牽引力が局所集中的に作用すると、その牽引力によって、前記係合条材10がサイドレール3から外れる。
さらに詳しく説明すると、例えば、下降動作中のカーテン8の下端が障害物に突き当たると、その障害物によって、前記カーテン8には一次元方向、二次元方向、三次元方向の少なくとも1つの方向からの突き上げ力が作用する。その突き上げ力は、前記係合条材10の下端部付近の係合子9を、前記カーテン8側の斜め上方に向かって前記カーテンガイド溝6から引き抜く方向の過大な牽引力となり、その牽引力で前記係合子9がカーテンガイド溝6(弾性変形可能な下側レール部3B)を内側から押し広げて抜け出し、前記係合条材10がサイドレール3から外れる。また、前記下降動作中のカーテン8に作業車等が衝突した場合でも、その衝撃力で前記係合条材10に作用する局所的な過大牽引力によって当該係合条材10がサイドレール3から外れる。
さらには、左右のサイドレール3間を全閉状態のカーテン8に強力な風圧や作業車の衝突等による一次元方向、二次元方向、三次元方向の少なくとも1つの方向から過大な外力が作用した場合であっても、前述のようにカーテン8両側の係合条材10に局所集中的な過大牽引力が作用することによって、当該係合条材10がサイドレール3から外れる。
このようにして、前記サイドレール3からカーテン8が外れるため、それらのサイドレール3やカーテン8および作業車等の損傷が防止される。そして、前記サイドレール3から外れたカーテン8は、開閉機14を起動させることにより巻取ドラム12で巻き上げられ、その巻き上げ過程で前記サイドレール3から外れた係合条材10がアクセス通路7から上側レール部3A内に引き込まれる。これにより、サイドレール3から外れたカーテン8はサイドレール3に自動的に復帰する。
次に、前記カーテン8の全閉状態で停電等の非常事態が発生した際の脱出方法について説明する。
まず、全閉状態のカーテン8が風圧等による一次元方向、二次元方向、三次元方向の少なくとも1つの方向からの外力を受けて図6(B)に示すように撓むと、その撓み方向にサイドレール3がスプリング4を圧縮しながらカーテン8の撓みに追従するように水平方向に首振り動作する。このとき、サイドレール3内の係合条材10に作用する牽引力が、図6(A)に矢印で示すように、前記係合条材10の長手方向に分布した牽引力の場合、当該係合条材10の長手方向がサイドレール3の内壁部に一様に係合した状態となるため、前記係合条材10はサイドレール3から簡単には外れない。したがって、全閉状態のカーテン8を人力で強く押圧してサイドレール3から外すことは困難である。
このようなカーテン8の全閉状態で停電等の非常事態が発生した際には、まず、非常用ベルト16を覆っているカバーシート17をカーテン8から剥離する。これにより、図7に示すように露出した非常用ベルト16を故意に人力で過度外力を与えるべく斜め上方に引っ張ると、サイドレール3内の係合条材10における最下位およびその付近の係合子9に局所的な力が作用することで、前記係合条材10の下端側の係合子9が順次屈曲しながらサイドレール3(図3の下側レール3B)のカーテンガイド溝6を内側から押し広げて当該カーテンガイド溝6から引っ張り出され、前記係合子9の係合が解除される。
すなわち、前記非常用ベルト16の引っ張り力は係合条材10の下端部付近の係合子9相互の屈曲点(関節部)に作用するので、前記係合条材10は下端側の係合子9から順次屈曲し、その係合子9が前記カーテンガイド溝6両側の弾性変形可能な溝形成壁部を内側から弾性変形させる。これにより、前記カーテンガイド溝6が押し広げられて当該カーテンガイド溝6から前記係合子9が引っ張り出される。このようにして係合条材10の下端側の係合子9がサイドレール3内から引っ張り出され、当該サイドレール3からカーテン8の側縁部が外れることにより、当該カーテン8を脱出可能なスペースに開放させることができる。
以上説明した実施の形態1によれば、一連の複数の係合子9からなる係合条材10を両側縁部に有し、その係合条材10をサイドレール3内に摺動自在に係合させたシート状のカーテン8の下端部における前記係合条材10の近傍に非常用ベルト16の基端側を固着して当該非常用ベルト16を前記カーテン8の面上に保持させるように構成したので、前記カーテン8の全閉状態で停電等の非常事態が発生した際に、前記非常用ベルト16を引っ張るだけの簡単な操作で前記サイドレール3内の係合条材10の下端側をサイドレール3のカーテンガイド溝6から容易に引っ張り出し、前記サイドレール3に対する係合条材10の係合を解除することができる。これによって、前記カーテン8の側縁下部がサイドレール3から外れるので、前記カーテン8を短時間に手際よく開放させることができて脱出スペースを得ることができるという効果がある。
また、前記実施の形態1では、カーテン8の表面側に基端部を結合した非常用ベルト16を前記カーテン8の下端に迂回させて当該カーテン8の裏面側に引き回して斜め上方に延ばすように構成したので、停電等の非常時における前記非常用ベルト16の引っ張り力で前記カーテン8の下端部を係合条材10の近傍で容易に捲り上げることができ、これによってサイドレール3内の係合条材10を下端側の係合子9から簡単に引っ張り出すことができるという効果がある。さらに、通常時の非常用ベルト16はカバーシート17で覆われているので、シートシャッターの外観が損なわれるようなこともないという効果がある。
実施の形態2.
図8(A)はこの発明の実施の形態2によるシートシャッターの要部を示す正面図、図8(B)は図8(A)の概略的な断面図であり、図1から図7と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
この実施の形態2では、カーテン8の下端側における係合条材10の近傍において、そのカーテン8の片面(裏面)に非常用ベルト16の基端部に逢着または溶着等で結合させると共に、前記カーテン8の下部を前記非常用ベルト16ともども覆うカバーシート17に切れ目17aを設け、この切れ目17aから前記非常用ベルト16を反対面(表面)に引き出しておくように構成したものである。
このように構成した実施の形態2によれば、カーテン8の全閉状態での停電等の非常時に、カバーシート17を外すことなく非常用ベルト16を即座に引っ張り、係合条材10を係合解除操作することができると共に、前記実施の形態1と同様に効果が得られる。
実施の形態3.
図9(A)はこの発明の実施の形態3によるシートシャッターの要部を示す正面図、図9(B)は図9(A)の概略的な断面図、図10は図9(B)のA−A線断面図であり、図1から図8と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
この実施の形態3では、前記実施の形態1,2におけるサイドレール3の下端部にカーテンガイド溝6の溝幅を他の部分よりも広くした幅広部として、溝幅を拡げる方向の切欠部6aを形成したものである。このように、前記カーテンガイド溝6と連続して当該カーテンガイド溝6の溝幅を拡げる切欠部6aを設けることにより、非常用ベルト16の引っ張り操作時にサイドレール3内の係合条材10の係合子9が抜けやすくなるという効果がある。
上記カーテンガイド溝6の溝幅を拡げる方向の切欠部6aと同様な効果を得るための構成として、たとえば、上記切欠部6aと同様なサイドレール3の高さ位置に、カーテンガイド溝6と直交する方向に、カーテンガイド溝6に連続した切欠部(図示せず)をサイドレール3に形成してもよい。このような切欠部によって、非常用ベルト16の引っ張り操作時にカーテンガイド溝6の溝幅が拡げられることとなり、サイドレール3内の係合条材10の係合子9が抜けやすくなるという効果が得られる。
また、この切欠部の形成方向は、カーテンガイド溝6と直交する方向には限定されず、非常用ベルト16の引っ張り操作時にカーテンガイド溝6の溝幅が拡げられる効果が生じる方向であれば、たとえば、45度の角度等如何なる方向であってもよい。
さらに、この切欠部は、カーテンガイド溝6が形成されたサイドレール3の両面に形成しても、片面だけに形成してもよい。ここで、両面に形成する場合、この切欠部は、同一高さ位置に形成してもよく、互い違いに高さ位置を変化させて形成してもよく、要は、非常用ベルト16の引っ張り操作時にカーテンガイド溝6の溝幅が拡げられる効果が生じる方向であれば、その個数や位置等は如何なるものであってもよい。
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4によるシートシャッターの要部を示す正面図である。
この実施の形態4では、カーテン8の側縁下部に係合子9がない切欠部8aを設けたものであり、その切欠部8aによって、非常用ベルト16の引っ張り操作力を係合条材10の最下位の係合子9に集中させることができ、このため、前記係合条材10の係合子9がサイドレール3内から抜け易くなるという効果がある。
実施の形態5.
図12はこの発明の実施の形態5によるシートシャッターの要部を示す正面図である。この実施の形態5では、カーテン8の下端隅角部に金属板等の補強部材18を設け、この補強部材18に非常用ベルト16の基端部を固着したものである。この実施の形態5の場合も、非常用ベルト16の引っ張り力を前記補強部材18によって係合条材10の最下位の係合子9に集中させることができ、前記係合条材10の係合子9が抜け易くなるという効果がある。
実施の形態6.
図13はこの発明の実施の形態6によるシートシャッターの要部を示す概略的な横断平面図である。
この実施の形態6では、カーテン8に表面側の非常用ベルト16Aと裏面側の非常用ベルト16とを逆方向に互い違いに設けたものである。この実施の形態6によれば、カーテン8の表面側および裏面側のいずれからも非常用ベルト16,16Aによる引っ張り操作(サイドレール3内の係合子9の係合解除操作)を行うことができるという効果がある。
実施の形態7.
図14(A)はこの発明の実施の形態7によるシートシャッターの要部を示す正面図、図14(B)は図14(A)の概略的な断面図である。
この実施の形態7では、1つの非常用ベルト16をカーテン8の下端部で折り返し、その折り返し部分を前記カーテン8の表裏両面に逢着または溶着等で一体的に結合させて前記非常用ベルト16の両端側を前記カーテン8の表裏両面のそれぞれに沿わせたものであり、その他の構成は前記実施の形態1と同一であるので、その同一部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
この実施の形態7によれば、カーテン8の下端部一側において、そのカーテン8の表面側および裏面側のいずれからも、非常用ベルト16,16Aによる引っ張り操作(サイドレール3内の係合子9の係合解除操作)を行うことができるという効果がある。
なお、前記各実施の形態では、カーテン8もしくはジッパー構成の係合条材10とは別体の非常用ベルト16,16Aを係合解除操作部として適用したが、前記カーテン8もしくは係合条材10と一体の非常用ベルト16,16Aを係合解除操作部としてもよく、また、前記係合解除操作部はベルト以外の部材であってもよく、いずれの場合も同様の効果が得られる。
この発明の実施の形態1によるシートシャッターを示す一部切欠斜視図である。 図1中のサイドレール取付部を示す概略的な拡大断面図である。 図2中のサイドレールの概略的な斜視図である。 図4(A)は図3のサイドレールをカーテン側縁部の係合子との関連で示してサイドレールをカーテンガイド溝側から見た側面図、図4(B)は図4(A)の断面図である。 図5(A)はこの発明の実施の形態1によるシートシャッターの非常脱出構造を示す部分的な正面図、図5(B)は図5(A)の概略的な断面図である。 図6(A)および図6(B)はカーテンへの外力作用時の動作説明図である。 非常脱出時の動作説明図である。 図8(A)はこの発明の実施の形態2によるシートシャッターの要部を示す正面図、図8(B)は図8(A)の概略的な断面図である。 図9(A)はこの発明の実施の形態3によるシートシャッターの要部を示す正面図、図9(B)は図9(A)の概略的な断面図である。 図9(B)のA−A線断面図である。 この発明の実施の形態4によるシートシャッターの要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態5によるシートシャッターの要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態6によるシートシャッターの要部を示す概略的な横断平面図である。 図14(A)はこの発明の実施の形態7によるシートシャッターの要部を示す正面図、図14(B)は図14(A)の概略的な断面図である。
符号の説明
1 レールユニット
2 レール本体
3 サイドレール
3A 上側レール
3B 下側レール
4 スプリング
5 レールカバー
6 カーテンガイド溝
6a 切欠部
7 アクセス通路
8 カーテン
8a 切欠部
9 係合子
10 係合条材
11 駆動装置
12 巻取ドラム
13 減速ギア機構
14 開閉機
15 重錘
16 係合解除操作部(非常用ベルト)
17 カバーシート
17a 切れ目
18 補強部材

Claims (11)

  1. カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備え、前記カーテンに所定以上の撓みが生じたとき、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールを弾性変形させて前記カーテンガイド溝から外れ、そのカーテンガイド溝から外れたカーテンを巻き上げることで前記係合子を前記サイドレール内に戻す構成としたシートシャッターにおいて、
    前記カーテンの下端部付近に、前記一連の係合子の最下位もしくはその付近の前記係合子を前記カーテンガイド溝から引っ張り出し、係合を解除するための係合解除操作部を設け、この係合解除操作部は、カーテンの側縁部の最下位およびその付近の係合子を追従させて、サイドレールのカーテンガイド溝から引っ張り出す方向の力を付加するように前記カーテンに設けられ、カーテンの下端部付近の片面に基端側を固着して、前記係合子の下端部近傍から遠ざかる方向に向って引き出されることを特徴とするシートシャッターの非常脱出構造。
  2. 前記係合解除操作部は、カーテンの下端からカーテンの反対面に引き回されていることを特徴とする請求項1に記載のシートシャッターの非常脱出構造。
  3. 前記係合解除操作部は、カーテン上に剥離可能に保持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートシャッターの非常脱出構造。
  4. 前記カバーシートに切れ目を設け、この切れ目から係合解除操作部を反対面に引き出しておくことを特徴とする請求項1に記載のシートシャッターの非常脱出構造。
  5. 一の前記係合解除操作部をカーテンの下端部で折り返し、その折り返し部分をカーテンの表裏面に結合させて係合解除操作部の両端側をカーテンの表裏面のそれぞれに沿わせたことを特徴とする請求項1に記載のシートシャッターの非常脱出構造。
  6. 前記係合解除操作部は、ベルト部材からなっていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシートシャッターの非常脱出構造。
  7. 一連に設けられた複数の前記係合子は、屈曲自在なジッパー状をなしたカーテン抜け止め用の係合条材を構成していることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のシートシャッターの非常脱出構造。
  8. カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備え、前記カーテンに所定以上の撓みが生じたとき、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールを弾性変形させて前記カーテンガイド溝から外れ、そのカーテンガイド溝から外れたカーテンを巻き上げることで前記係合子を前記サイドレール内に戻す構成としたシートシャッターにおいて、
    前記カーテンの下端部付近に、前記一連の係合子の最下位もしくはその付近の前記係合子を前記カーテンガイド溝から引っ張り出し、係合を解除するための係合解除操作部を設け、この係合解除操作部は、カーテン側縁部の下端側に設けられた補強部材に連結して設けられていることを特徴とするシートシャッターの非常脱出構造。
  9. カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備え、前記カーテンに所定以上の撓みが生じたとき、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールを弾性変形させて前記カーテンガイド溝から外れ、そのカーテンガイド溝から外れたカーテンを巻き上げることで前記係合子を前記サイドレール内に戻す構成としたシートシャッターにおいて、
    前記カーテンの下端部付近に、前記一連の係合子の最下位もしくはその付近の前記係合子を前記カーテンガイド溝から引っ張り出し、係合を解除するための係合解除操作部を設け、この係合解除操作部は、カーテンの下部面上に剥離自在に装着されたカバーシートで覆われていることを特徴とするシートシャッターの非常脱出構造。
  10. カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備え、前記カーテンに所定以上の撓みが生じたとき、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールを弾性変形させて前記カーテンガイド溝から外れ、そのカーテンガイド溝から外れたカーテンを巻き上げることで前記係合子を前記サイドレール内に戻す構成としたシートシャッターにおいて、
    前記カーテンの下端部付近に、前記一連の係合子の最下位もしくはその付近の前記係合子を前記カーテンガイド溝から引っ張り出し、係合を解除するための係合解除操作部を設け、前記サイドレールの下端部は、カーテンガイド溝の溝幅が他の部分よりも広い幅広部となっていることを特徴とするシートシャッターの非常脱出構造。
  11. カーテンガイド溝を有し、該カーテンガイド溝の溝幅を拡げる方向に弾性変形可能な左右一対のサイドレールと、これらのサイドレール間をそれぞれのカーテンガイド溝に沿って昇降開閉するシート状のカーテンと、このカーテンの両側縁部にそれぞれ一連に設けられて前記サイドレールの内側面に摺動自在に係合するカーテン抜け止め用の複数の係合子と、前記カーテンを昇降駆動する駆動装置とを備え、前記サイドレール間のカーテンに所定以上の撓みが生じたとき、そのカーテンに追従する前記係合子が前記サイドレールを弾性変形させて前記カーテンガイド溝から外れ、そのカーテンガイド溝から外れたカーテンを巻き上げることで前記係合子を前記サイドレール内に戻す構成としたシートシャッターにおいて、
    カーテンの下端部付近に設けられ、カーテンの下端部付近の片面に基端側を固着して、係合子の下端部近傍から遠ざかる方向に向って引き出されるように、当該カーテンの面上に納められた係合解除操作部を引っ張ることにより、その引張力を一連の係合子における最下位もしくはその近傍の係合子に作用させて当該係合子でカーテンガイド溝の溝形成壁部を順次弾性変形させて当該カーテンガイド溝から前記係合子を引き出し、係合を解除することを特徴とするシートシャッターの非常脱出方法。
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