JP4721800B2 - 気化装置システム - Google Patents

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Description

本発明は、空気を利用して液化天然ガス(LNG)などの低温液化ガスを気化させるための気化装置システムに関する。
従来より、液化天然ガスなどの低温液化ガスを気化させるために気化装置システムが用いられている。この気化装置システムは、例えば、低温液化ガスを空気との熱交換により気化させて気化ガスを生成する蒸発部と、生成された気化ガスを空気との熱交換により加温する加温部とを具備する気化装置を備えている。気化装置の蒸発部及び加温部は、それぞれ気化用伝熱管及び加温用伝熱管を有し、蒸発部において気化用伝熱管に低温液化ガス(例えば、LNG)が供給されると、空気と低温液化ガスとの間で熱交換が行われ、この熱交換によって低温液化ガスが気化されて気化ガスが生成される。加温部においては、この生成された気化ガスが加温用伝熱管に供給されて空気と気化ガスとの間で熱交換が行われ、この熱交換によって気化ガスが所定温度に加温される。このような気化装置は、空気の自然の流れによって気化する自然対流方式と、送風ファンを用いて強制的に空気を流して気化する強制対流方式とがある。
これらの気化装置では、蒸発部において低温液化ガスを継続して気化させると、気化用伝熱管の温度が下がり、これにより蒸発部及び加温部、特に蒸発部の気化用伝熱管に氷が付着する。このように氷が付着すると、低温気化ガスと空気との熱交換の効率が低下し、低温液化ガスを所望の通りに気化させることができなくなる。
そこで、このような気化装置では、気化装置の気化用伝熱管に氷が付着すると、低温液化ガスの気化運転を一時的に停止して解氷運転を行っている。この解氷運転では、低温液化ガスの供給を停止して空気(大気)によって気化用伝熱管を温めて解氷を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−190496号公報
このような気化装置を例えば厳冬期に使用して解氷運転を行うと、気化用伝熱管に付着された氷が解氷されて気化装置の蒸発部の下方に落下し、かく落下した氷が再氷結して蒸発部の下方に堆積するようになる。このように氷が堆積すると、堆積した氷が気化装置、特に蒸発部の下方の空気通路を遮り、その堆積量が多くなるほど空気流路を流れる空気流量も少なくなり、これによって解氷運転時の解氷性能が低下する。また、このように氷が堆積すると、気化運転時にも空気流路を遮り、気化性能も低下するという問題がある。このようなことから、解氷された氷の堆積による空気流路の遮りをなくし、解氷運転時の解氷性能の低下、また気化運転時の気化性能の低下を抑えることが望まれている。
本発明の目的は、比較的簡単な構成でもって解氷運転時間を短くすることができる気化装置システムを提供することである。
本発明の請求項1に記載の気化装置システムは、低温液化ガスを気化させて気化ガスを生成する蒸発部及びこの蒸発部からの気化ガスを加温する加温部を備えた第1及び第2気化装置と、低温液化ガスを前記第1気化装置に送給するための第1送給流路と、前記第1気化装置からの気化ガスを下流側に排出するための第1排出流路と、前記低温液化ガスを前記第2気化装置に送給するための第2送給流路と、前記第2気化装置からの気化ガスを下流側に排出するための第2排出流路と、を備えており、
前記第1排出流路及び前記第2排出流路は、気化ガスを更に下流側に送給するための下流側送給流路に接続され、前記第1供給流路に第1開閉弁が配設され、前記第2供給流路に第2開閉弁が配設され、前記第1供給流路と前記下流側送給流路とを接続する第1戻し流路に第3開閉弁が配設され、前記第2供給流路と前記下流側送給流路を接続する第2戻し流路に第4開閉弁が配設されており、
前記第2気化装置の解氷開始時、前記第1及び第4開閉弁が開状態に、前記第2及び第3開閉弁が閉状態に保持され、前記第1気化装置にて気化された気化ガスの一部又は全部が前記第1排出流路及び前記第2排出流路を通して前記第2気化装置に送給されてこの第2気化装置に残留する低温液化ガスがパージされ、パージされた気化ガスが前記第2送給流路及び前記第2戻し流路を通して前記下流側送給流路に戻され、また前記第1気化装置の解氷開始時、前記第2及び第3開閉弁が開状態に、前記第1及び第4開閉弁が閉状態に保持され、前記第2気化装置にて気化された気化ガスの一部又は全部が前記第2排出流路及び前記第1排出流路を通して前記第1気化装置に送給されてこの第1気化装置に残留する低温液化ガスがパージされ、パージされた気化ガスが前記第1送給流路及び前記第1戻し流路を通して前記下流側送給流路に戻されることを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載の気化装置システムでは、低温液化ガスは液化ガス貯槽に貯蔵され、前記液化ガス貯槽からの低温液化ガスが前記第1送給流路を通して前記第1気化装置に送給されるとともに、前記第2送給流路を通して前記第2気化装置に送給され、更に、前記液化ガス貯槽には、蒸発ガスを前記下流側送給流路に送出するためのBOG送出流路が設けられ、前記第1及び第2戻し流路が前記BOG送出流路を介して前記下流側送給流路に接続されていることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の気化装置システムによれば、低温液化ガスを気化させて加温する第1及び第2気化装置の供給側に第1及び第2送給流路が設けられ、それらの排出側に第1及び第2排出流路が設けられている。そして、第1気化装置(又は第2気化装置)の解氷開始時、第2気化装置(又は第1気化装置)から第2排出流路(又は第1排出流路)に流れる気化ガスの一部又は全部が第1気化装置(又は第2気化装置)に流れるので、第1気化装置(又は第2気化装置)に残留する低温液化ガスがこの気化ガスの流れによってパージされ、第1気化装置に残留する低温液化ガスを解氷運転開始時に取り除くことができる。その結果、第1気化装置(又は第2気化装置)に付着した氷の解氷が効率的良く行われ、比較的短時間で氷を解氷することができる。このような気化ガスによる残留低温液化ガスのパージは、解氷運転開始時の10〜20分程度行われる。
また、第1及び第2排出流路は気化ガスを更に下流側に送給するための下流側送給流路に接続され、第1供給流路に第1開閉弁が配設され、第2供給流路に第2開閉弁が配設されている。また、第1供給流路と下流側送給流路とを接続する第1戻し流路に第3開閉弁が配設され、第2供給流路と下流側送給流路を接続する第2戻し流路に第4開閉弁が配設されている。このように構成されているので、比較的簡単な構成で、且つ少ない個数の開閉弁でもって、第1気化装置(又は第2気化装置)で気化して加温された気化ガスを第2気化装置(又は第1気化装置)に送給して第2気化装置(又は第1気化装置)に残留する低温液化ガスをパージさせて下流側に送給することができる。
また、本発明の請求項に記載の気化装置システムによれば、液化ガス貯槽内で発生した蒸発ガスを下流側送給流路に送出するためのBOG送出流路が設けられ、第1及び第2戻し流路がこのBOG送出流路を介して下流側送給流路に接続されているので、解氷運転開始時に第2気化装置(又は第1気化装置)から第1気化装置(又は第2気化装置)に送給された気化ガスは残留低温液化ガスをパージさせた後にBOG送出流路を通して下流側送給流路に流れ、BOG送給流路を利用して気化ガスとともに残留低温液化ガスを下流側送給流路に流すことができ、このように流すことによって、構成を簡単にすることができるとともに、残留低温液化ガスを取り除くための流路長さを短くすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う気化装置システムの実施形態について説明する。図1は、本発明に従う気化装置システムの第1の実施形態を簡略的に示す簡略図であり、図2は、図1の気化装置システムの気化装置の要部を一部断面で示す断面図である。
図1及び図2において、図示の気化装置システムは、低温液化ガス(例えば、LNG)を気化させて気化ガスを生成する気化装置2を具備し、この気化装置2は、空気との熱交換により気化させて気化ガスを生成する蒸発部4と、生成された気化ガスを空気との熱交換により加温する加温部6と、を備えている。蒸発部4は、図2において左右方向に延びる上部ヘッダ8と、上部ヘッダ8の下方にこれと実質上平行に延びる下部ヘッダ10と、上部ヘッダ8と下部ヘッダ10との間に所定の間隔を置いて設けられた複数(図2において6つ示す)の気化用伝熱管12と、から構成されている。複数の気化用伝熱管12の各々は、上下方向に延びて上部ヘッダ8及び下部ヘッダ10に並列的に接続され、下部ヘッダ10が送給管14を介してLNGタンクの如き液化ガス貯槽(図示せず)に接続され、液化ガス貯槽からの低温液化ガスが送給管14を通して下部ヘッダ10に送給される。尚、この送給管14には、低温液化ガスの供給、供給停止を行うための開閉弁15が設けられている。
上部ヘッダ8、下部ヘッダ10及び複数の気化用伝熱管12は気化ユニット16を構成し、この気化ユニット16は、図2において紙面に垂直な方向に所定の間隔を置いて複数配設されている。複数の気化用伝熱管12の上端部及び下端部にはそれぞれ連結部材18,20が設けられ、気化用伝熱管12の上端部は連結部材18を介して上部ヘッダ8に接続され、その下端部は連結部材20を介して下部ヘッダ10に接続されている。これら気化用伝熱管12の各々は、その周囲に熱交換用フィン(図示せず)が設けられたエアフィン型伝熱管から構成されている。
また、加温部6は、複数(図2において5つ示す)の加温用伝熱管22から構成されており、これら加温用伝熱管22は、各気化ユニット16にそれぞれ対応して設けられている。複数の加温用伝熱管22の各々は、所定の間隔を置いて上下方向に延びており、隣接する一対の加温用伝熱管22の下端部がU字型の下接続管24を介して相互に接続され、またそれらの上端部が逆U字型の上接続管26を介して接続されている。これにより複数の加温用伝熱管22は直列的に接続され、後述するように蒸発部4にて生成された気化ガスがこれら加温用伝熱管22内を直列的に流れるように構成されている。複数の加温用伝熱管22の各々も、その周囲に熱交換用フィン(図示せず)が設けられたエアフィン型伝熱管から構成されている。
蒸発部4の上部ヘッダ8は、加温部6の上流側(即ち、蒸発部4と隣接している側)の加温用伝熱管22の上端部に接続管28を介して接続され、蒸発部4からの気化ガスがこの接続管28を通して加温部6に流れる。また、加温部6の下流側の加温用伝熱管22の下端部より気化ガス排出管30が延びており、後述するように加温部6にて加温された気化ガスがこの気化ガス排出管30より下流側に排出される。
気化装置2は、本体支持構造32を更に備え、蒸発部4及び加温部6はこの本体支持構造32により支持されている。蒸発部4の周囲には蒸発ハウジング34が設けられ、この蒸発ハウジング34は下部ヘッダ10、気化用伝熱管12及び上部ヘッダ8の周囲を被い、上部ヘッダ8を越えて更に上方に延び、この蒸発ハウジング34内の上部(即ち、上部ヘッダ8の上方)に蒸発用ファン36が配設されている。また、加温部6の周囲には加温ハウジング38が設けられ、この加温ハウジング38は、下接続管24、加温用伝熱管22及び上接続管26の周囲を被い、上接続管26を越えて更に上方に延び、この加温ハウジング38内の上部(即ち、上接続管26の上方)に加温用ファン40が配設されている。蒸発ハウジング34及び加温ハウジング38は本体支持構造32に取り付けられ、この本体支持構造32は、支柱42を介して支持台44により支持されている。
尚、蒸発部4における気化用伝熱管12の接続方法については、低温液化ガスを所要の通りに気化することができる適宜の接続方法でよく、例えば加温部6のように、低温液化ガスが直列的に流れるように接続してもよい。また、加温部6における加温用伝熱管22の接続方法についても、気化ガスを所望の温度に加温することができる適宜の接続方法でよく、例えば蒸発部4のように、気化ガスが並列的に流れるように接続してもよい。
この気化装置2の設置箇所を囲むように集水ピット46が設けられている。集水ピット46はコンクリートなどから形成され、その本体部48の大きさは、縦:3〜5m程度、横:3〜5m程度に形成され、この本体部48の外周部には突出部50が設けられ、この突出部50の高さは、例えば10〜20cm程度に形成される。気化装置2の支持台44はこの集水ピット46の本体部48に設置される。
この実施形態では、集水ピット46には貯水槽52からの水が供給されるように構成されている。貯水槽52には水が蓄えられているとともに、水供給手段を構成する水供給ポンプ54が設けられ、この水供給ポンプ54から集水ピット46に給水ライン56が延びており、水供給ポンプ54の作用によって、貯水槽52の水が給水ライン56を通して集水ピット46に供給される。また、集水ピット46の本体部48の底部には戻しライン58が接続され、この戻しライン58が貯水槽52に延びている。従って、集水ピット46に貯まった水は戻しライン58を通して貯水槽52に戻される。
この実施形態では、給水ライン56に加温手段60が設けられ、この加温手段60は熱交換器62から構成されている。この熱交換器62に関連して、ボイラーなどの温水生成手段64が設けられ、温水生成手段64からの温水循環ライン66が熱交換器62を通して設けられている。このように構成されているので、温水生成手段64にて生成された温水は温水循環ライン66及び熱交換器62を通して循環され、この熱交換器62において、給水ライン56を通して送給される水が、温水循環ライン66を通して循環される温水との間で熱交換されて加温され、加温された温水が集水ピット46に送給される。この加温手段60及びこれに関連する構成は省略することもでき、この場合、貯水槽52からの水が集水ピット46に送給される。
次に、この気化装置システムを用いた気化運転(低温液化ガスを気化するための運転)及び解氷運転(蒸発部4の気化用伝熱管12に付着した氷を解氷するための運転)について説明する。気化運転時においては、気化用ファン36及び加温用ファン40が作動され、周囲の空気が図2に矢印で示すように蒸発ハウジング34及び加温ハウジング38の下開口から吸入され、これら蒸発ハウジング34及び加温ハウジング38内を上方に流れ、それらの上開口からが外部に排出される。また、液化ガス貯槽(図示せず)からの低温液化ガスが矢印で示すように送給管14を通して蒸発部4の各気化ユニット14の下部ヘッダ10に送給され、この下部ヘッダ10から複数の気化用伝熱管12の各々を通して上部ヘッダ8へ向けて上方向に流れる。このように低温液化ガスが気化用伝熱管12内を流れると、気化用伝熱管12内の低温液化ガスと蒸発ハウジング34内を上方に流れる空気との間で熱交換が行われ、この熱交換によって低温液化ガスが気化されて気化ガスが生成される。
蒸発部4の各気化ユニット14で気化された気化ガスは、各気化ユニット14の上部ヘッダ8に流れ、上部ヘッダ8から対応する加温部6の加温用伝熱管22に送給される。加温部6に送給された気化ガスは、複数の加温用伝熱管22内を上昇及び下降を繰り返しながら下流側へと流れる。気化ガスが加温用伝熱管22内を流れるときには、加温用伝熱管22内の気化ガスと加温ハウジング38内を上方に流れる空気との間で熱交換が行われ、この熱交換によって気化ガスが所定温度(例えば、約−30℃)まで加温される。このように加温された気化ガスは、気化ガス排出管30を通して下流側に流れ、配管(図示せず)などを介して工場や一般家庭などに供給される。尚、この気化運転時においては、水供給ポンプ54は作動されず、従って、集水ピット46に水が供給されることはない。
上述のように蒸発部4にて低温液化ガスが気化されると、空気との熱交換によって蒸発ハウジング34内を流れる空気はその熱が奪われて温度が急激に低下し、これにより空気中に含まれた水分が凍結して気化用伝熱管12の周囲に付着するようになる。気化用伝熱管12に氷が付着すると、低温液化ガスの気化効率が低下するために、付着した氷を解氷するための解氷運転が行われる。
この解氷運転においては、水供給ポンプ54及び温水生成手段64が作動され、水供給ポンプ54の作用によって、貯水槽52内の水が給水ライン56を通して送給され、熱交換器62を通して流れる際に、温水循環ライン66を流れる温水との間で熱交換されて加温され、加温された温水が集水ピット46に送給され、図2に示すように集水ピット46に貯まるようになる。また、気化用ファン36及び加温用ファン40が作動され、周囲の空気は、気化運転と同様に、蒸発ハウジング34及び加温ハウジング38の下開口から吸入され、これら蒸発ハウジング34及び加温ハウジング38内を上方に流れ、それらの上開口から外部に排出される。蒸発ハウジング34内を流れる空気は、蒸発部4の気化用伝熱管12に付着した氷を解氷し、解けた氷が気化用伝熱管12から集水ピット46内に落下する。落下した氷は集水ピット46内の水によって解け、このように氷が解けることによって、落下した氷の再氷結が防止され、蒸発ハウジング34の下開口が落下した氷によって遮られるのが防止される。その結果、蒸発ハウジング34内を通して空気が所要の通りに流れ、解氷運転時における気化用伝熱管12に付着した氷の解氷、また気化運転時における低温液化ガスの気化を効率的良く行うことができる。また、この実施形態では、集水ピット46に温水を送給するので、落下した氷を短時間で溶かすことができるとともに、蒸発ハウジング34を通して上方に流れる空気が集水ピット46内の温水によって温められ、この温められた空気が蒸発ハウジング34内を通して上方に流れるようになり、これによって、気化用伝熱管12に付着した氷を効率良く解氷することができる。
上述した実施形態では、気化用ファン36及び加温用ファン40によって空気を強制循環させる形態のものに適用しているが、気化用ファン36及び加温用ファン40を省略し、空気を自然循環させる形態のものにも同様に適用することができる。
また、上述した実施形態では、集水ピット46に送給した水(温水)を貯水槽52戻して水を循環させているが、必ずしも循環させる必要はなく、川、井戸などからの水を汲み上げて集水ピット46に供給し、供給した水が集水ピット46から溢れ出る、又は排水流路を通して排水されるように構成することもできる。
次に、図3及び図4を参照して、気化装置システムの第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態の気化装置システムを、第2気化装置を解氷運転する状態で示すシステム図であり、図4は、第1の気化装置を解氷運転する状態で示す、図3に対応するシステム図である。
図3において、この気化装置システムは、第1及び第2気化装置102,104を備え、第1気化装置102が気化運転される間は第2気化装置104が解氷運転され、第1気化装置102が解氷運転される間は第2気化装置104が気化運転されるように構成されている。第1及び第2気化装置102,104は、実質上同一の構成であり、例えば図1及び図2に示す気化装置と同様の構成でよい。
低温液化ガスは液化ガス貯槽106に貯蔵され、この液化ガス貯槽106から供給流路108が延び、この供給流路108から分岐して第1及び第2送給流路110,112が延び、第1送給流路110が第1気化装置102(具体的には、その蒸発部の下部ヘッダ)に接続され、第2送給流路112が第2気化装置104(具体的には、その蒸発部の下部ヘッダ)に接続されている。第1送給流路110には第1開閉弁114が配設され、第2送給流路112には第2開閉弁116が配設されている。
第1気化装置102(具体的には、その加温部の下流側加温用伝熱管)からは第1排出流路118が延び、また第2気化装置104(具体的には、その加温部の下流側加温用伝熱管)からは第2排出流路120が延び、これら第1及び第2排出流路118,120は合流して下流側送給流路122に接続されている。下流側送給流路122には第1流量調整弁124が配設され、この第1流量調整弁124の下流側に第1加温器126が配設され、第1加温器126は下流側送給流路122を流れる気化ガスを加温する。
この気化装置システムでは、第1気化装置102にて気化された気化ガスの一部が第2気化装置104を通して下流側送給流路122に流れ、また第2気化装置104にて気化された気化ガスの一部が第1気化装置102を通して下流側送給流路122に流れるように構成されている。更に説明すると、液化ガス貯槽106からは、内部に発生した蒸気ガス(所謂、ボイルオフガスであって、「BOG」と略称する)を送出するためのBOG送出流路128が設けられ、このBOG送出流路128の一端部が液化ガス貯槽106の上部に連通され、その他端部が下流側送給流路122(具体的には、第1加温器126の配設部位より下流側部位)に接続されている。このBOG送出流路128には第2加温器130が配設され、第2加温器130はBOG送出流路128を流れるBOGを加温する。
更に、第1気化装置102に関連して、第1戻し流路132が設けられ、第1戻し流路132の一端側は第1送給流路110(第1開閉弁114と第1気化装置102との間の部位)に接続され、その他端側はBOG送出流路128(液化ガス貯槽106と第2加温器130との間の部位)に接続され、この第1戻し流路132に第3開閉弁134が配設されている。また、第2気化装置104に関連して、第2戻し流路136が配設され、第2戻し流路136の一端側は第2送給流路112(第2開閉弁116と第2気化装置104との間の部位)に接続され、その他端側がBOG送給流路128(液化ガス貯槽106と第2加温器130との間の部位)に接続され、この第2戻し流路136に第4開閉弁138が配設されている。この実施形態では、第1及び第2戻し流路132,136は合流戻し流路140に合流した後にBOG送出流路128に接続されている。尚、第1及び第2戻り流路132,136が上述したようにBOG送出流路128に接続されていることに関連して、第1及び第2戻し流路132,136(合流戻し流路140)との接続部位の上流側(液化ガス貯槽106とこの接続部位との間の部位)に第2流量制御弁142が配設され、かかる接続部位の下流側(第2加温器130とこの接続部位との間の部位)に第3流量制御弁144が配設されている。
次に、この気化装置システムの運転について説明する。尚、図3及び図4において、第1〜第4開閉弁114,116,134,138のうち黒色のものは閉状態に保持され、白色のものは開状態に保持されている。
この気化システムにおいては、第1気化装置102を気化運転し、第2気化装置104を解氷運転するときには、図3に示す状態に保持され、かかる状態において運転が開始される。この運転開始時においては、第1及び第4開閉弁114,138が開状態に保持され、第2及び第3開閉弁116,134が閉状態に保持される。この状態においては、液化ガス貯槽106からの低温液化ガスが供給流路108及び第1送給流路110を通して第1気化装置102に送給され、第1気化装置102にて気化して加温され、加温された気化ガスが第1排出流路118に流れる。
そして、第1排出流路118に流れた気化ガスの一部は下流側送給流路122を通して下流側に流れ、第1加温器126にて所定の温度に加温された後に下流側に例えばガス配管(図示せず)に向けて流れ、第1流量制御弁124は下流側送給流路122を通して第1加温器126に流れる気化ガスの流量を制御する。また、第1排出流路118に流れた気化ガスの残部は、第2排出流路120を通して第2気化装置104の加温部及び蒸発部を逆方向に流れ、この気化ガスの流れによって、第2気化装置104の蒸発部に残留する低温液化ガスがパージされ、パージされた気化ガスとともに第2送給流路112、第2戻し流路136及び合流戻し流路140を通してBOG送出流路128に流れる。
液化ガス貯槽106から送出されてBOG送出流路128を流れるBOG及び合流戻し流路140からBOG送出流路128に流れた気化ガスは、第2加温器130にて所定温度に加温された後に下流側送給流路122に流れ、第1気化装置102からの気化ガスとともに更に下流側に送給される。このとき、第2流量制御弁142は液化ガス貯槽106からBOG送出流路128に流れるBOGの流量を制御し、第3流量制御弁144はBOG送出流路128を通して第2加温器130に流れる気化ガス(BOGを含む)の流量を制御する。
このように第2気化装置104の解氷運転の開始時に、第1気化装置102からの気化ガスが第2気化装置104に送給されるので、この気化ガスによって残留低温液化ガスがパージされて取り除かれ、これによって、第2気化装置104の蒸発部の解氷効率が高められ、この蒸発部に付着した氷の解氷を短時間で行うことができる。また、第1気化装置102からの気化ガスを第2気化装置104の加温部から蒸発部に逆方向に流すので、気化ガスの流れ方向を制御する開閉弁の個数を少なくすることができ、気化装置システムの構成を簡単にすることができる。
このような第2気化装置104の残留低温液化ガスのパージは、例えば解氷運転の開始から10〜20分程度行えばよく、この程度の時間にわたって第1気化装置102からの気化ガスを第2気化装置104に流すことによって残留する低温液化ガスをパージさせることができる。このようなパージが終了した後は、第4開閉弁138が閉状態に保たれ、第1気化装置102にて気化された気化ガスは、下流側送給流路122を通して第1加温器126に送給され、この第1加温器126にて加温された後に更に下流側に送給され、第2気化装置104に流れることはない。
また、第2気化装置104を気化運転し、第1気化装置102を解氷運転するときには、図4に示す状態に保持され、かかる状態において運転が開始される。この運転開始時においては、第1及び第4開閉弁114,138が閉状態に保持され、第2及び第3開閉弁116,134が開状態に保持される。この状態においては、液化ガス貯槽106からの低温液化ガスが供給流路108及び第2送給流路112を通して第2気化装置104に送給され、第2気化装置104にて気化して加温され、加温された気化ガスが第2排出流路120に流れる。
そして、第2排出流路120に流れた気化ガスの一部は下流側送給流路122を通り、第1加温器126にて所定の温度に加温された後に下流側に流れる。また、第2排出流路120に流れた気化ガスの残部は、第1排出流路118を通して第1気化装置102の加温部及び蒸発部を逆方向に流れ、この気化ガスの流れによって、第1気化装置102の蒸発部に残留する低温液化ガスがパージされ、パージされた気化ガスとともに第1送給流路110、第1戻し流路132及び合流戻し流路140を通してBOG送出流路128に流れる。
このBOG送出流路128に流れた気化ガスは、液化ガス貯槽106からBOG送出流路128を流れるBOGとともに第2加温器130に流れ、この第2加温器130において加温された後に下流側送給流路122に流れ、第2気化装置104からの気化ガスとともに更に下流側に送給される。
このように第1気化装置102の解氷運転の開始時においても、第2気化装置104からの気化ガスが第1気化装置102に送給されるので、この気化ガスによって残留低温液化ガスがパージされて取り除かれ、これによって、第1気化装置102の蒸発部の解氷効率が高められ、この蒸発部に付着した氷の解氷を短時間で行うことができる。また、第2気化装置104からの気化ガスを第1気化装置102の加温部から蒸発部に逆方向に流すので、気化ガスの流れ方向を制御する開閉弁の個数を少なくすることができ、気化装置システムの構成を簡単にすることができる。
このような第1気化装置102の残留低温液化ガスのパージも、例えば解氷運転の開始から10〜20分程度行えばよく、この程度の時間にわたって気化ガスを流すことによって、第1気化装置102に残留する低温液化ガスをパージさせることができる。このようなパージが終了した後は、第3開閉弁134が閉状態に保たれ、第2気化装置104にて気化された気化ガスは、下流側送給流路122を通して第1加温器126に送給され、この第1加温器126にて加温された後に更に下流側に送給され、第1気化装置102に流れることはない。
上述した実施形態では、第1及び第2戻し流路132,136をBOG送出流路128を介して下流側送給流路122に接続しているが、このような構成に代えて、第1及び第2戻し流路132,136を下流側送給流路122に直接的に接続するように構成することもできる。
また、上述した実施形態では、第1気化装置102からの気化ガスの一部を第2気化装置104に送給しているが、この気化ガスの全部を第2気化装置104に送給するようにしてもよく、また第2気化装置104からの気化ガスの一部を第1気化装置102に送給しているが、かかる気化ガスの全部を第1気化装置102に送給するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1気化装置102からの気化ガスを第2気化装置104の加温部から蒸発部を通して第2戻し流路136に逆方向に流すとともに、第2気化装置104からの気化ガスを第1気化装置102の加温部から蒸発部を通して第1戻し流路132に逆方向に流しているが、このような構成に代えて、第1気化装置102からの気化ガスを第2送給流路112に送給し、この第2送給流路112から第2気化装置104の蒸発部及び加温部を通して順方向に送給するとともに、第2気化装置104からの気化ガスを第1送給流路110に送給し、この第1送給流路110から第1気化装置102の蒸発部及び加温部を通して順方向に送給するようにしてもよい。
以上、本発明に従う気化装置システムの実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、専用の集水ピット46を設けているが、従来からの防液堤(漏れた液の流出を防ぐ堤)を集水ピットとして機能させるようにしてもよい。
本発明に従う気化装置システムの第1の実施形態を簡略的に示す簡略図。 図1の気化装置システムの気化装置の要部を一部断面で示す断面図。 第2の実施形態の気化装置システムを、第2気化装置を解氷運転する状態で示すシステム図。 第1の気化装置を解氷運転する状態で示す、図3に対応するシステム図。
符号の説明
2,102,104 気化装置
4 蒸発部
6 加温部
12 気化用伝熱管
22 加温用伝熱管
32 本体支持構造
46 集水ピット
52 貯水槽
54 水供給ポンプ
60 加温手段
106 液化ガス貯槽
110,112 送給流路
114,116,134,138 開閉弁
118,120 排出流路
122 下流側送給流路
124,142,144 流量制御弁
126,130 加温器
128 BOG送出流路
132,136 戻り流路

Claims (2)

  1. 低温液化ガスを気化させて気化ガスを生成する蒸発部及びこの蒸発部からの気化ガスを加温する加温部を備えた第1及び第2気化装置と、低温液化ガスを前記第1気化装置に送給するための第1送給流路と、前記第1気化装置からの気化ガスを下流側に排出するための第1排出流路と、前記低温液化ガスを前記第2気化装置に送給するための第2送給流路と、前記第2気化装置からの気化ガスを下流側に排出するための第2排出流路と、を備えており、
    前記第1排出流路及び前記第2排出流路は、気化ガスを更に下流側に送給するための下流側送給流路に接続され、前記第1供給流路に第1開閉弁が配設され、前記第2供給流路に第2開閉弁が配設され、前記第1供給流路と前記下流側送給流路とを接続する第1戻し流路に第3開閉弁が配設され、前記第2供給流路と前記下流側送給流路を接続する第2戻し流路に第4開閉弁が配設されており、
    前記第2気化装置の解氷開始時、前記第1及び第4開閉弁が開状態に、前記第2及び第3開閉弁が閉状態に保持され、前記第1気化装置にて気化された気化ガスの一部又は全部が前記第1排出流路及び前記第2排出流路を通して前記第2気化装置に送給されてこの第2気化装置に残留する低温液化ガスがパージされ、パージされた気化ガスが前記第2送給流路及び前記第2戻し流路を通して前記下流側送給流路に戻され、また前記第1気化装置の解氷開始時、前記第2及び第3開閉弁が開状態に、前記第1及び第4開閉弁が閉状態に保持され、前記第2気化装置にて気化された気化ガスの一部又は全部が前記第2排出流路及び前記第1排出流路を通して前記第1気化装置に送給されてこの第1気化装置に残留する低温液化ガスがパージされ、パージされた気化ガスが前記第1送給流路及び前記第1戻し流路を通して前記下流側送給流路に戻されることを特徴とする気化装置システム。
  2. 低温液化ガスは液化ガス貯槽に貯蔵され、前記液化ガス貯槽からの低温液化ガスが前記第1送給流路を通して前記第1気化装置に送給されるとともに、前記第2送給流路を通して前記第2気化装置に送給され、更に、前記液化ガス貯槽には、蒸発ガスを前記下流側送給流路に送出するためのBOG送出流路が設けられ、前記第1及び第2戻し流路が前記BOG送出流路を介して前記下流側送給流路に接続されていることを特徴とする請求項に記載の気化装置システム。
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