JP4721557B2 - 太陽電池用基板の粗面化法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は太陽電池用基板の粗面化法に関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池の高効率化には光閉じ込め構造の導入が不可欠であるが、その代表的なものが凹凸構造の導入である。
【0003】
Si基板を用いたバルク型太陽電池においては、従来から、ウェットエッチング法によるSiの結晶構造を反映したピラミッド状のテクスチャー構造が知られているが、この方法では結晶方位がそろっていない多結晶Si基板に対しては所望の凹凸構造を基板全面にわたって均一に形成することはできない。
【0004】
この問題を解決するには、ドライエッチング法が極めて有効であり、例えば特開平9−102625号や特開平11−312665号に述べられているように、多結晶Si基板に対しても均一な凹凸構造を形成することができる。なお、ドライエッチング法のシリコン基板への基本的な応用例は特公昭60−27195号に、ドライエッチング法を有機薄膜を形成した後に行うことは特開平5−75152号に述べられている。
【0005】
ところで、ドライエッチング法によって凹凸構造を形成する原理について、例えば特願2000−263023号には、凹凸構造を形成するには、その被エッチング面にエッチング残渣が付着することが不可欠である旨が述べられている。つまり、エッチング残渣がマイクロマスクとして働くことによって凹凸構造が形成されるのである。そしてこのエッチング残渣の主成分はSiであることが述べられている。
【0006】
また、特願2001−130429号では、図6に示すように、被エッチング基板1の周囲にSi材からなるダミー基板5を配置することで、図5に示すように、それまで課題となっていた基板1の周辺部1gの凹凸形成の不良が改善されることが述べられている。これはダミー基板5からエッチング脱離した揮発性Si化合物が被エッチング基板1の周辺部1gに付着し、被エッチング基板1の周辺部1gで不足していたマイクロマスクを補充するからであると考えられている。
【0007】
つまり、従来は被エッチング基板1自体からエッチングの際に放出される揮発性のSi化合物が再度エッチング基板1上に残渣として付着堆積することを利用して、これをマイクロマスクとして凹凸構造を形成していたが、この方法では、図5に示すように、被エッチング基板1のエッジ部1gは周囲にSi基板がない場合には、該エッジ部1gは充分なエッチング残渣の供給を受けることができず、その結果この部分での凹凸構造の形成が不充分となっていた。
【0008】
それに対して特願2001−130429号では、被エッチング基板1のエッジ部1gの外側にSi片もしくはSi基板をダミー基板5として設置することにより、そのダミー基板5のエッチングにより生成するSi化合物が被エッチング基板1のエッジ部1gに供給されてエッチング残渣が補充されることとなり、被エッチング基板1のエッジ部1gでも充分な凹凸構造が形成できるようになったのである。そして、このエッジ部1gの外側に設置するSi片もしくはSi基板5と目的の被エッチング基板1との間隔は5mm以内にすることが望ましく、これが5mm以上離れていると残渣の供給が不充分となって凹凸形成が不充分となり、逆に近づけることは全く問題がなく、全く間隔を開けないことが理想的であるとの知見も得ることができた。
【0009】
さらに、特願2001−130430号では、図7及び図8に示すように、エッチング装置のチャンバー7f内に所定の開口部7a’を有するプレート7aを被エッチング基板1と所定の間隔をもって平行に配置することによって、揮発性のSi化合物が排気されるのを抑えてSi化合物を被エッチング基板1の近傍に閉じ込め、Siを主成分とするエッチング残渣の生成と付着を促進することで、それまで課題であったマイクロマスクとなるエッチング残渣の生成速度を向上させることができる旨が述べられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらの解決手段をもってしても未だ残された課題があった。例えば上記特願2001−130428号においては、図6に示すように、ダミー基板5の設置面積がデッドスペースとなって装置の最大処理面積を有効に使うことができず、1バッチあたりの処理枚数に制限が生じてしまうという課題があった。すなわち、この方法によれば確かに被エッチング基板1の全面にわたってほぼ均一な凹凸構造を形成できるが、ダミー基板5を設置する必要があるためにその設置スペースだけ装置の有効処理面積が減少して1バッチあたりの処理枚数が減ってしまうことや、ダミー基板5の補充を定期的に行う必要があることなどの解決すべき課題がなお残っていた。
【0011】
また、上記特願2001−130430号においては、プレート7aの設置高さや加工形状を連続的に自由に変えることは実際には困難であるが、エッチング形状に対するプレート7aの影響は大きく、これがためにエッチング条件の自由度が自ずから制限されてしまい、結果的にプレート7aの設置高さや加工形状の条件出しに非常に手間がかかるなどコスト的に望ましいものとは言えなかった。
【0012】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、前記ドライエッチングによるガス条件において、従来から用いられてきたエッチング用反応性混合ガスに加えて、Si系ガスを混合することで、積極的にSiを主成分とするマイクロマスクの生成を促進することを基本原理として考案されたものである。
【0013】
太陽電池用基板の製造方法は、太陽電池用基板の表面をドライエッチング法で粗面化した太陽電池用基板の製造方法において、フッ素ガスと、塩素系ガスと、酸素系ガスと、を含む反応性混合ガスと、SiH4、Si2H6、SiF4、Si2F6、SiH2Cl2、SiHCl3、SiCl4のうちの少なくとも1種を含むSi系ガスとをそれぞれ別系統でチャンバー内に導入するとともに、前記Si系ガスをチャンバー内壁に沿って配置されたガス吹き出し孔から前記チャンバー内に導入してドライエッチングを行なうことを特徴とする。
【0016】
また、上記太陽電池用基板の粗面化法では、前記ドライエッチング法が反応性イオンエッチング法であることが望ましい。
【0017】
また、上記太陽電池用基板の粗面化法では、前記太陽電池用基板がシリコン、ガラス、金属、プラスチック、または樹脂のうちのいずれかからなることが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
<実施形態1> バルク型Si太陽電池の場合
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明に係る太陽電池用基板の粗面化法で形成されるバルク型Si太陽電池セルの構造を示す図である。図1中、1はSi基板、1aは表面凹凸構造、1bは受光面側不純物拡散層、1cは裏面側不純物拡散層(BSF)、1dは表面反射防止膜、1eは表面電極、1fは裏面電極を示している。
【0019】
前記Si基板1は単結晶もしくは多結晶のSi基板である。この基板1はp型、n型いずれでもよい。単結晶Siの場合は引き上げ法などによって形成され、多結晶Siの場合は鋳造法などによって形成される。多結晶Siは、大量生産が可能で製造コスト面で単結晶Siよりもきわめて有利である。引き上げ法や鋳造法によって形成されたインゴットを300μm程度の厚みにスライスして、10cm×10cmもしくは15cm×15cm程度の大きさに切断してSi基板とする。
【0020】
Si基板1の表面側には、入射した光を反射させずに基板1内に有効に取り込むために微細な凹凸1aをドライエッチング法を用いて形成する。本実施形態で述べる反応性イオンエッチング(RIE)法はドライエッチング法の一例であるが、このRIE法を実現するための装置の構成を図2及び図3に示す。ドライエッチング法は、真空引きされたチャンバー内に反応性ガスを導入し、一定圧力に保持して、チャンバー内に設けられた電極にRF電力を印加することでプラズマを発生させ、生じた活性種であるイオンやラジカルの作用によって基板1の表面をエッチングするものである。
【0021】
図2および図3中、1はSi基板、2aはマスフローコントローラー、2bはRF電極、2cは圧力調整器、2dは真空ポンプ、2eはRF電源である。装置内にマスフローコントローラー2a部分からエッチングガスとエッチング残渣生成用ガスを導入するとともに、RF電極2bでプラズマを発生させてイオンやラジカルを励起活性化して、RF電極2bの上部に設置されたSi基板1の表面に作用させてエッチングする。図2に示す装置では、RF電極2bを装置内に設置して1枚のSi基板1の表面をエッチングするが、図3に示す装置では、RF電極2bを装置の外壁に設置して複数枚のSi基板1の表面を同時にエッチングするようにしている。
【0022】
なお、反応性ガスのプラズマ中には、既に述べたようにラジカルやイオンといった活性種が存在しているが、このうち、イオンによるエッチング作用を積極的に用いた方法を一般に反応性イオンエッチング法と呼んでいる。類似する方法にプラズマエッチング法などがあるが、プラズマ発生の原理は基本的に同じであり、基板1に作用する活性種の種類の分布をチャンバー構造や電極構造や発生周波数等によって変化させているだけである。そのため、本発明は特に反応性イオンエッチング法に限るものではなく、広くプラズマエッチング法全般に対して有効である。
【0023】
反応性ガスとしては、フッ素系ガス、塩素系ガス、酸素系ガスの少なくともいずれかを含む混合ガスを用いる。例えば、三フッ化メタン(CHF3)を20sccm、塩素(Cl2)を50sccm、酸素(O2)を10sccm、SF6を80sccm、さらに必要であればこれらに加えてH2Oを1sccm程度流しながら、反応圧力7Pa、プラズマを発生させるRFパワー500Wで3分間程度エッチングする。これによりSi基板1の表面には凹凸構造が形成される。このとき前記ガス流量やRFパワーの絶対値は装置の大きさや形状が変われば当然変化するものであるが、その場合は所定のディメンジョン効果を考慮して前記数値間の比が一定になるようにするなどして絶対値を決めればよい。エッチング処理中はSi基板1の表面のSiは基本的には気化して排気されるが、一部は気化しきれずに分子同士が吸着して基板1の表面に残渣として残ったり、一部は気化後に排気しきれずに基板1の表面に再付着して残渣となる。この残渣はSiを主成分とするものであって、これがマイクロマスクとして働いて凹凸構造1aが形成されるのである。
【0024】
このように、ガス条件、反応圧力、RFパワーなどのエッチング条件を、エッチング直後に残渣がSi基板1の表面に残るような条件に設定すると、凹凸1aを確実に形成することができ、逆にエッチング後に残渣が残らないような条件ではいかなる条件でも凹凸1aを形成することはできない。なお、凹凸1aのアスペクト比(凹凸の平均高さ/凹凸の平均幅)に関しては、上記条件よって所望の値に調整して最適化することができる。
【0025】
この微細な凹凸1aは凹部が曲面になり、この曲面が多数連なったような形状を呈し、RIE法によりガス濃度もしくはエッチング時間を制御することにより、その大きさを変化させることができる。この微細な凹凸1aの平均的高さと幅はそれぞれ2μm以下に形成される。この微細な凹凸1aをSi基板1の必要な部分の全面にわたって均一且つ正確に制御性を持たせて形成するためには、1μm以下が好適である。この微細な凹凸1aのアスペクト比(凹凸の平均高さ/凹凸の平均幅)は、2以下であることが望ましい。このアスペクト比が2以上の場合、製造過程で微細な凹凸1aが破損しやすくなり、太陽電池セルを形成した場合にリーク電流が大きくなって良好な出力特性が得られにくくなる。
【0026】
本発明では、前記した混合ガスに、SiH4、Si2H6、SiF4、Si2F6、SiH2Cl2、SiHCl3、SiCl4のSi系ガスのうち少なくとも1種を含むガスを混合する。
【0027】
このとき混合するSi系ガスの流量は、エッチング用ガスである前記フッ素系ガスと塩素系ガスの合計流量を最大値とし、その1/1000を最小値とする範囲で、より好適にはその1/200を最小値とする範囲で、目標とする凹凸形状やエッチング装置の大きさ、形状等に応じて調節する。Si系ガス流量が前記最大値を超えるとSi膜の堆積が優先的となって望ましいマイクロマスクの形成ができなくなる。また、Si系ガス流量が前記最小値未満ではマイクロマスク形成の促進効果は著しく低下してしまう。例えば、前述のように反応性ガスとして、フッ素系ガスである三フッ化メタン(CHF3)及びSF6を、それぞれ20sccm、80sccm、合計100sccmとし、塩素系ガスである塩素(Cl2)を50sccm、酸素系ガスである酸素(O2)を10sccm、さらに必要であればこれらに加えてH2Oを1sccm程度流す条件では、Si系ガスとしてSiH4を用いる場合、その流量を0.75sccm〜150sccmの範囲としたときには、好適なマイクロマスクの形成促進効果を認めた。しかし流量を0.75sccmより下げていくとマイクロマスクの形成促進効果の低減が見られるようになり、0.15sccm以下では促進効果は全く認められなかった。一方、流量を150sccm以上とすると明らかにSi膜の堆積モードとなり好適なマイクロマスク形成はなされなかった。
【0028】
本発明によれば、前記Si系ガスを導入することでSiを主成分とするマイクロマスクの形成に必要なSiの供給を積極的に行うことにより、マイクロマスクの形成を促進するので、従来必要であったSi材からなるダミー基板5などが不要となり、装置の有効処理面積を最大限に活用できるようになり、1バッチあたりの処理枚数を最大にすることが可能となる。
【0029】
また、従来用いていたプレート7aによるエッチング条件の制限が緩くなり、場合によってはプレート7a自体も不要とすることができるので装置の低コスト化に非常に有効である。
【0030】
さらに、本発明によれば、フッ素系ガス、塩素系ガス、酸素系ガスのいずれかを含んだ反応性混合ガスと、SiH4、Si2H6、SiF4、Si2F6、SiH2Cl2、SiHCl3、SiCl4のSi系ガスのうち少なくとも1種を含むガスを、エッチング処理を行うチャンバー内まで別系統で導入し、少なくとも後者のガスをチャンバー内壁に沿って配置されたガス吹き出し孔からチャンバー内に導入することもできるので、チャンバー内の被エッチング領域1の凹凸構造1aの形成の均一分布をより容易に得ることができる。つまり、チャンバー内エッチング領域のうち中心に近い領域では周囲に被エッチング材料があるので、Siを主成分とするマイクロマスク形成に必要な揮発性のSi化合物の供給が自動的に行われるが、エッチング領域の外周部となるチャンバー内壁に近い領域では、その外周部に被エッチング材がなく被エッチング材からの揮発性Si化合物の供給が不足しがちとなるので、前段落までに述べた本発明においてもエッチング領域全域にわたっての均一な凹凸構造を形成するための条件出しは必ずしも容易とは言えないのであるが、この場合はSi系ガスの導入をチャンバー内壁に沿って配置されたガス吹き出し孔から行えば、その流量を調節することによってチャンバー内壁に近い領域でもチャンバー中心付近のエッチング領域と同等のマイクロマスクを形成することができるようになるので、エッチング領域の全域にわたって均一な凹凸構造をより容易に形成することができるのである。
【0031】
続いて、Si基板1の表面に残ったエッチング残渣を除去する。エッチング残渣を除去する方法としては、たとえば反応性イオンエッチング装置あるいは類似のプラズマエッチング装置によって凹凸構造1aを形成して基板1を取り出した後に水槽内で超音波をかける。この超音波を印加する装置の種類としては、通常市販されている主な洗浄用超音波装置の周波数は数十kHzから数百kHzで、印加する振動子も材質、形状、出力など様々なタイプがあるが、この装置のタイプは表面の残渣除去の容易さによって選択することができる。残渣除去の容易さは凹凸の形状や大きさや残渣の残量、あるいは基板の厚みなどによっても変化し、さらに超音波の周波数によっても変化するが、残渣の除去が比較的困難な条件であっても印加時間を長くすることで残渣を除去することが可能である。
【0032】
Si基板1の表面側には、Si基板1とは逆導電型の不純物が拡散された層1bが形成されている。この逆導電型不純物が拡散された層1bは、Si基板1内に半導体接合部を形成するために設けるものであり、例えばn型の不純物を拡散させる場合、POCl3を用いた気相拡散法、P2O5を用いた塗布拡散法、及びP+イオンを直接拡散させるイオン打ち込み法などによって形成される。この逆導電型不純物を含有する層1は0.3〜0.5μm程度の深さに形成される。
【0033】
また、このSi基板1の表面側には、反射防止膜1dが形成されている。この反射防止膜1dは、太陽電池素子の表面で光が反射するのを防止して、Si基板1内に光を有効に取り込むために設ける。この反射防止膜1dは、Si基板1との屈折率差等を考慮して、屈折率が2程度の材料で構成され、厚み50〜200nm程度の窒化Si膜や酸化Si(SiO2)膜などで構成される。
【0034】
Si基板1の裏面側には、Si基板1と同一導電型の不純物が高濃度に拡散された層1cを形成することが望ましい。この同一導電型不純物が高濃度に拡散された層1cは、Si基板1の裏面でのキャリア再結合による効率低下を防ぐため形成される。すなわち、Si基板1の裏面側に形成された拡散層1cでは少数キャリア密度が低減されるので少数キャリアの再結合速度が減り、効率低下に比例する再結合割合が減るのである。この結果、特に長波長の光感度が増大すると共に、太陽電池の高温における特性の低下をも軽減できる。なお、拡散層1cが形成されたSi基板1の裏面側のシート抵抗は15Ω/□程度になる。
【0035】
Si基板1の表面側および裏面側には、表面電極1eおよび裏面電極1fが形成されている。この表面電極1e及び裏面電極1fは主にAg紛、バインダー、フリットなどからなるAgペーストをスクリーン印刷して焼成し、その上に半田層を形成する。表面電極1eは、例えば幅200μm程度に、またピッチ3mm程度に形成される多数のフィンガー電極(不図示)と、この多数のフィンガー電極を相互に接続する2本のバスバー電極(1e)で構成される。裏面電極1fは、例えば幅300μm程度に、またピッチ5mm程度に形成される多数のフィンガー電極(不図示)と、この多数のフィンガー電極を相互に接続する2本のバスバー電極(1f)とで構成される。
【0036】
以上によって光閉じ込め効率が高い凹凸構造を有した高効率かつ低コストなバルク型Si太陽電池を得ることができる。
【0037】
<実施形態2> 薄膜型結晶質Si太陽電池
次に、本発明の他の実施形態を図4に基づいて詳細に説明する。図4は薄膜型結晶質Si太陽電池セルの構造を示す図である。図4中、4aは基板、4bは裏電極層、4cは光活性層部を結晶質Siで形成した半導体接合を有する半導体層、4dは表透明導電層、4eは表集電極である。
【0038】
基板4aは、ガラス、金属、プラスチック、樹脂などを材料とした板材あるいはフィルム材などから成る。
【0039】
基板4aの表面には、入射した光が後述する裏面電極層4b表面で有効に散乱反射されるように微細な凹凸構造4fを形成する。これは実施形態1で述べた反応性イオンエッチング(RIE)法などを用いて形成されるが、本発明によれば、フッ素系ガス、塩素系ガス、酸素系ガスの少なくともいずれかを含む反応性混合ガスに、Siを主体とするマイクロマスクの形成を促進するSi系ガス(SiH4、Si2H6、SiF4、Si2F6、SiH2Cl2、SiHCl3、SiCl4のうち少なくとも1種を含むガス)を混合する。
【0040】
このときこれらのガスについては、例えば、フッ素系ガスとしてSF6を5〜80sccm程度、塩素系ガスとしてCl2を0〜50sccm程度、酸素系ガスとしてO2を1〜30sccm程度の範囲とし、Si系ガスについては、エッチング用ガスである前記フッ素系ガスと塩素系ガスの合計流量を最大値とし、その1/1000を最小値とする範囲で、より好適にはその1/200を最小値とする範囲で、目標とする凹凸形状やエッチング装置の大きさ、形状等に応じて調節する。Si系ガス流量が前記最大値を超えるとSi膜の堆積が優先的となって望ましいマイクロマスクの形成ができなくなる。また、Si系ガス流量が前記最小値未満ではマイクロマスク形成の促進効果は著しく低下してしまう。例えばフッ素ガス、塩素ガス、酸素ガスの流量が前記条件であり、Si系ガスとしてSiH4を用いる場合、SiH4流量を0.025sccm〜130sccmの範囲とすれば好適なマイクロマスクの形成促進効果が認められた。SiH4流量を0.025sccm以下としていくとマイクロマスクの形成促進効果の低減が見られるようになり、0.005sccm以下ではマイクロマスク形成促進効果は全く見られなかった。一方、SiH4流量を130sccm以上とすると明らかにSi膜の堆積モードとなり好適なマイクロマスク形成はなされなかった。
【0041】
また、RFパワーについては100〜500W程度とする。このとき前記ガス流量やRFパワーの絶対値は装置の大きさや形状が変われば当然変化するものであるが、その場合は所定のディメンジョン効果を考慮して前記数値間の比が一定になるようにするなどして絶対値を決めればよい。
【0042】
このように設定することにより、微細な凹凸構造4fを基板全面にわたって均一かつ効率的に形成することができる。
【0043】
また、本発明によれば、従来必要であったSi材からなるダミー基板5が不要となり、装置の有効処理面積を最大限に活用できるようになり、1バッチあたりの処理枚数を最大にすることができる。
【0044】
また、本発明によれば、Si系ガスを反応性ガスに混合しているため、Siを主成分とするマイクロマスクの生成が非常に促進され、実施例1でも述べたようにチャンバー内に設置するプレート7aによるエッチング条件の制限が緩くなり、場合によってはプレート7a自体も不要とすることができるので装置の低コスト化がはかれる。
【0045】
さらに本発明によれば、エッチング領域全域にわたっての均一な凹凸構造を形成するための条件出しが必ずしも容易でない場合は、Si系ガスの導入をチャンバー内壁に沿って配置されたガス吹き出し孔から行えば、その流量を調節することによってチャンバー内壁に近い領域でもチャンバー中心付近のエッチング領域と同等のマイクロマスクを形成することができるようになるので、領域の全域にわたって凹凸構造を均一に形成できるようになる。
【0046】
なお、本発明のドライエッチング法による微細な凹凸構造4fは、多数の凹部が曲面から成るが、凸部頂点と凹部最下点間の高低差は0.01〜1μmとするとよいことが特願2000−301419号に述べられている。また、この凹部の曲面の接線が基板に水平な方向に対してなす角度の最大値を8°以上40°以下とし、また隣接する凹部の最下点間の距離を5μm以下とすることが望ましいことが特願2001−100388号に述べられている。以上によって充分な光閉じ込め効果が得られるとともに、リーク電流発生による特性低下を防ぐことができる。また、隣接する凹部の最下点間の距離を5μm以下とするのは、半導体層の膜厚を0.5〜数μm程度とした場合に、この半導体層の膜厚に対して平坦とはみなせない程度の有意な凹凸構造を得るためである。
【0047】
次に、裏電極層4bとなる金属膜を形成する。金属膜材料としては、光反射特性に優れるAl、Agなどを用いるのが望ましい。製膜方法としては、蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの公知の技術を使用できる。膜厚は、0.05〜2μmとし、この裏電極層4bの表面が基板4aの表面の微細な凹凸構造4fを反映した微細な凹凸構造を有したものにする。裏電極層4bの膜厚を0.05〜2μmとすれば、裏電極層4b表面の凹凸形状は基板4aの表面の凹凸構造4fをほぼ反映したものとなるので、例えば基板4a表面の凹凸構造4fを形成する面の傾斜角度を8°以上とすれば裏電極層4b表面の傾斜角度もほぼ8°以上とすることができる。このとき裏電極層4b面に垂直入射して反射した光は、半導体層4c上に形成された透明導電膜4dと空気層との界面で全反射条件を得られるようになり、非常に効率的な光閉じ込めを行うことができる。
【0048】
なお、実際の商品化にあたってはこの太陽電池素子はモジュール化されるので上記透明導電膜4dの表面と接する媒体は空気ではなくモジュール構成材料たる封止樹脂やガラスとなるが、この場合は上記凹凸面の傾斜角度を15°以上とすればSi半導体層4cと透明導電層4dの界面で全反射条件が得られるようになるので、やはり非常に効率的な光閉じ込めを行うことができる。
【0049】
また、素子表面が平坦と見なせる場合は上述のような凹凸構造4fに形成するが、仮に素子表面に半導体層の結晶構造に起因した自成的凹凸構造を反映した凹凸構造が存在していても上記角度数値とすれば充分条件を満たすことには変わりがない。
【0050】
なお、裏電極層4bの膜厚を0.05μm以下とすると素子の直列抵抗成分の増加による特性低下を無視できなくなり、また2μm以上にすると基板4aの表面上の凹凸構造4fが裏電極層4bの表面に有効に反映されにくくなると同時にコスト的にも現実的ではなくなる。
【0051】
また、基板4aと裏電極層4bの接着強度を高めるためには、例えばTiなどの金属層を基板4aと裏電極層4bの間に厚さ0.5〜200nmで挿入すればよいことが特願2001−53290号に述べられている。
【0052】
さらに、裏電極層4bから後述する半導体層4cへの金属成分の拡散が問題になる場合は、裏電極層4bと半導体層4cの間に拡散バリア層(不図示)を挿入すればよい。拡散バリア層としてTiなどの金属膜を用いる場合は厚さ10nm以下、ZnO、SnO2、ITO等の透明導電膜を拡散バリア層に用いる場合は厚さ100nm以下にすればよい。透明導電膜を用いる場合は、拡散バリア層としての機能の他に裏電極層4bの実効的反射率を向上させる機能も持たせることができる。さらにまた、後者の透明導電膜を用いる場合、その成膜後に、表面の凹凸形状の平均高低差が透明導電膜と裏電極層4bとの界面の凹凸形状の平均高低差よりも小さくなるようにすることで、後述する半導体層4cの形成においてリーク電流の発生が抑えられた高品質な膜の形成が可能となる(例えば特願2001−20623号参照)。
【0053】
次に、光活性層部を結晶質Siで形成した半導体接合を有する半導体層4cを形成する。半導体層4cは大別して下地層、光活性層、接合層で構成される。
【0054】
まず、下地層(不図示)として、非単結晶Si膜を触媒CVD法やプラズマCVD法などの方法で形成する。膜厚は10〜500nm程度とする。ドーピング元素濃度については1E18〜1E21/cm3程度とし、p+型(またはn+型)とする。
【0055】
次に、光活性層(不図示)として結晶質Si膜を触媒CVD法やプラズマCVD法などの方法で形成する。膜厚は0.5〜10μm程度とする。なお、導電型は上記下地層よりドーピング濃度が低い同導電型とするか、あるいは実質的なi型とする。
【0056】
次に、半導体接合(不図示)を形成するべく、非単結晶Si膜(接合層)を触媒CVD法やプラズマCVD法などの方法で形成する。膜厚は5〜500nm程度とする。ドーピング元素濃度は1E18〜1E21/cm3程度とし、上述した下地層とは反対導電型(n+型またはp+型)とする。なお、接合特性をより改善するために光活性層と接合層との間に実質的にi型の非単結晶Si層を挿入してもよい。このとき挿入層の厚さは、結晶質Si層の場合は10〜500nm程度、非晶質Siの場合は1〜20nm程度とする。
【0057】
次に、透明導電層4dを形成する。透明導電層4dの材料としては、SnO2、ITO、ZnOなど公知の材料を用いることができる。製膜方法としては、蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法など公知の技術を用いることができる。この膜厚は光学的干渉効果を考慮して60〜300nm程度にするのがよい。
【0058】
最後に、表集電極4eとなる金属膜を形成する。金属膜材料としては導電性に優れるAl、Agなどを用いるのが望ましい。製膜方法としては、蒸着法、スパッタリング法、スクリーン印刷法などの公知の技術を使用できる。このとき蒸着法、スパッタ法においては、マスキング法、リフトオフ法などを用いて所望のパターンに金属膜を形成することができる。なお、透明導電層4dとの接着強度を強化するためには、透明導電層4dと表集電極4eとの間に、Ti等の酸化物材料との接着強度に優れる金属材料を挿入すると効果的である。
【0059】
以上によって、光閉じ込め効率が高くかつリーク電流発生を充分抑制できる凹凸構造を有した高効率かつ低コストな薄膜型結晶質Si太陽電池を得ることができる。
【0060】
なお、この実施形態2では、半導体層4cが光活性層部を結晶質Siで形成した薄膜型結晶質Si太陽電池について述べたが、半導体層4cが主に非晶質Siで形成されている薄膜型非晶質Si太陽電池においてもこの実施形態で述べた基板の粗面化法はもちろん応用可能である。
【0061】
本発明によれば、太陽電池用基板の製造方法によれば、太陽電池用基板の表面をドライエッチング法で粗面化した太陽電池用基板の製造方法において、フッ素ガスと、塩素系ガスと、酸素系ガスと、を含む反応性混合ガスと、SiH4、Si2H6、SiF4、Si2F6、SiH2Cl2、SiHCl3、SiCl4のうちの少なくとも1種を含むSi系ガスとをそれぞれ別系統でチャンバー内に導入するとともに、前記Si系ガスをチャンバー内壁に沿って配置されたガス吹き出し孔から前記チャンバー内に導入してドライエッチングを行なうことから、ダミー基板を設置しなくてもSiを主成分とするマイクロマスクの均一生成が装置全体にわたって可能となり、装置有効面積を最大限利用できるようになる。
【0062】
また、同じ理由でマイクロマスクの生成が積極的になされるので、マイクロマスクの生成効率が高まり、またプレートによる揮発性Si化合物の閉じ込めの必要性も低減するので、プレートの設計自由度が広がり、場合によってはプレート無しでも凹凸構造を形成することも可能となるので装置コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池用基板の粗面化法によって形成される太陽電池の構造を示す図である。
【図2】本発明に係る太陽電池用基板の粗面化法に用いられる装置を示す図である。
【図3】本発明に係る太陽電池用基板の粗面化法に用いられる他の装置を示す図である。
【図4】本発明に係る太陽電池用基板の粗面化法によって形成される他の太陽電池の構造を示す図である。
【図5】従来の方法で粗面化された太陽電池用基板を示す図である。
【図6】従来の方法で用いられる太陽電池用基板とダミー基板の配置例を示す図である。
【図7】従来の方法で用いられるエッチング装置、太陽電池基板、及びプレートの位置関係を示す断面構造図である。
【図8】従来の方法で用いられるプレートの代表的形状を示す図である。
【符号の説明】
1:Si基板、1a:表面凹凸構造、1b:不純物拡散層、1c:裏面不純物拡散層、1d:反射防止膜、1e:表面電極、1f:裏面電極、2a:マスフローコントローラー、2c:RF電極、2d:圧力調整器、2e:真空ポンプ、2f:RF電源、4a:エッチング不十分な部分、4b:エッチングが均一形成されている部分、5a:凹凸形成の目的の被エッチング基板、5b:凹凸形成目的の被エッチング基板を均一に凹凸形成するためのSi片
Claims (3)
- 太陽電池用基板の表面をドライエッチング法で粗面化した太陽電池用基板の製造方法において、フッ素ガスと、塩素系ガスと、酸素系ガスと、を含む反応性混合ガスと、SiH4、Si2H6、SiF4、Si2F6、SiH2Cl2、SiHCl3、SiCl4のうちの少なくとも1種を含むSi系ガスとをそれぞれ別系統でチャンバー内に導入するとともに、前記Si系ガスをチャンバー内壁に沿って配置されたガス吹き出し孔から前記チャンバー内に導入してドライエッチングを行なうことを特徴とする太陽電池用基板の製造方法。
- 前記ドライエッチング法が反応性イオンエッチング法であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の太陽電池用基板の製造方法。 - 前記太陽電池用基板がシリコン、ガラス、金属、プラスチック、または樹脂のうちのいずれかからなることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池用基板の製造方法。
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