JP2003282902A - 薄膜太陽電池 - Google Patents
薄膜太陽電池Info
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Abstract
気特性が低下するという従来の問題を解消しつつ、高い
光利用効率を実現できる光閉じ込め構造を有した薄膜太
陽電池を提供する。 【解決手段】 透光性基板11、第1の透明導電膜1
2、少なくともひとつの半導体接合を有する半導体多層
膜13、第2の透明導電膜14、および金属膜15aが
順次積層された薄膜太陽電池であって、上記第1の透明
導電膜12と半導体多層膜13との界面の凹凸の最大高
さRmaxが上記第2の透明導電膜14と金属膜15a
との界面の凹凸の最大高さRmaxよりも小さいことを
特徴とする。
Description
導体を用いた薄膜太陽電池に関する。
薄膜太陽電池は、次世代太陽電池として注目されている
が、充分な光電流値を得るには光閉じ込め構造を導入し
て光利用効率の向上を図ることが重要である。特に結晶
質Si材料を光活性層に用いる薄膜結晶質Si太陽電池
においては、結晶Siの光吸収係数が長波長側で小さい
ため、数μm以下の膜厚で光吸収を充分に生ぜしめて光
電変換をより効率的に行わせるためには、入射光が結晶
質Si膜内を多数回反射往復するようにして光をより有
効に閉じ込めることが必要不可欠である。
電池の代表的従来例として、スーパーストレート・タン
デム型(a−Si:H/μc−Si:H)薄膜Si太陽
電池の構造を示す。図2中、21は透光性基板、22は
第1の透明導電膜、23は半導体多層膜、23aは第1
の半導体接合層、23bは第2の半導体接合層、24は
第2の透明導電膜、25aは第1の取り出し電極となる
金属膜、25bは第2の取り出し電極となる金属膜であ
る。
が用いられ、第1の透明導電膜22としてはSnO2、
ITO、ZnOなどの金属酸化物材料が用いられ、第1
の半導体接合層23aとしては水素化アモルファスシリ
コン(a−Si:H)が用いられ、第2の半導体接合層
23bとしては微結晶シリコン(μc−Si:H)が用
いられ、第2の透明導電膜24としては第1の透明導電
膜22と同様な材料のものが用いられ、金属膜25a、
25bとしてはAl、Agなどが用いられる。
ように、第1の透明導電膜22の製膜表面を凹凸形状に
することによって光閉じ込めを実現していた。通常、こ
の凹凸形状の最大高さRmaxは0.1μm以上に設定
され、この凹凸形状は透明導電膜22の製膜条件によっ
て自生的に形成することもできるが、必要であれば適当
なエッチング処理で所望の凹凸形状に追加工することも
できる。なお、第2の半導体接合層23bとして微結晶
シリコンを用いているので、例えば(110)配向とな
る製膜条件で膜形成を行なうと、その表面に自生的な凹
凸形状を形成することができ、これによって光閉じ込め
効果をより高めることができていた。
47号、特許第2771414号、特許第278484
1号、特許第3027669号、特許第3029169
号、特開平5−218469号、特開平6−19673
8号、特開平10−117006号、特開平11−23
3800号等に述べられており、いずれにおいても光電
流が増大して変換効率が向上する結果が得られている。
膜が製膜される第1の透明導電膜22の表面が凹凸形状
を有しているため、第1の半導体接合層23aのみなら
ず、第2の半導体接合層23bの形成にあたってもその
凹凸形状が影響し、特に第2の半導体接合層23bが結
晶質Siで構成されている構造では、その凹凸形状の最
大高さRmaxの程度によっては第2の半導体接合層2
3bの膜品質を大幅に低下させてしまうという問題があ
った。すなわち、実質的にフラットな面への結晶質薄膜
成長であれば、凹凸構造に起因した不要な核発生サイト
が少ないので結晶の大粒径化がはかりやすく、また、全
ての結晶がフラット面に対して垂直な方向に成長してい
くために成長した結晶粒どうしが衝突して不要な結晶粒
界を生じさせたりすることがなく、また結晶配向も一方
向にそろいやすく、製膜後表面を好ましい凹凸形状にす
るための結晶配向制御がしやすいという利点があるのに
対して、凹凸構造面上への結晶質薄膜成長ではこれらの
利点が失われてしまい、膜品質が低下してしまうという
問題があった。
いことによる結晶粒界の増加や、成長結晶粒どうしの衝
突による結晶粒界の生成は、結晶粒界部がリーク電流の
発生経路や光励起キャリアの再結合消滅領域となるた
め、開放電圧特性の低下や曲線因子特性の低下、さらに
は短絡電流密度の低下を招き、致命的なマイナス因子と
なっていた。
べたものであるが、この型に限らずシングル接合型であ
ってもトリプル接合型であっても、あるいはそれ以上の
多接合型であっても、結晶質シリコン膜が凹凸形状面上
に製膜される条件下では同様の問題が発生するという課
題があった。
る凹凸形状と開放電圧との関係については、第61回秋
期応用物理学会予稿集6a-C-6,p.829(2000)、同6a-C-7,
p.830(2000)、12th International PVSEC(June 11-15/20
01, KOREA)p791等で報告されており、凹凸形状の増大
(凹凸構造を形成する凹凸単位の平均サイズ(特性長)
の増大や、凹凸構造を形成する面の基板水平方向に対す
る傾斜角度の増大)とともに短絡電流密度は増大する
が、開放電圧は低下してしまうことが述べられている。
そしてさらに凹凸形状を激しくすれば、ついには短絡電
流密度の低下を招くことも容易に推察される。
−20623号、特願2001−100389号、およ
び特願2001−376305号で上記凹凸形状に起因
した膜品質の低下を抑制できる素子構造を既に開示して
いる。このうちスーパーストレート型についての代表的
構造を図3に示す。図3中、31は透光性基板、32は
第1の透明導電膜、33は半導体層、34は第2の透明
導電膜、35は金属膜である。この素子構造では、第1
の透明導電膜32と半導体層33との界面はほぼ平坦と
なっているので半導体層33の電気特性の低下を最小限
に抑えることができる。
においては、各層間の凹凸形状をより望ましい関係にし
て、さらに効果的な光閉じ込め構造とすることが望まれ
る。
みてなされたものであり、高い光利用効率を実現しつつ
高い半導体膜品質を確保できる光閉じ込め構造を有した
高効率な薄膜太陽電池を提供することを目的とする。
に、請求項1に係る発明では、透光性基板、第1の透明
導電膜、少なくともひとつの半導体接合を有する半導体
多層膜、第2の透明導電膜、および金属膜が順次積層さ
れた薄膜太陽電池において、前記第1の透明導電膜と半
導体多層膜との界面の凹凸の最大高さRmaxが、前記
第2の透明導電膜と金属膜との界面の凹凸の最大高さR
maxよりも小さいことを特徴とする。
電膜と半導体多層膜との界面の凹凸の最大高さRmax
が0.08μm以下であることが望ましい。
明導電膜と金属膜との界面の凹凸の最大高さRmaxが
0.05μm以上であることが望ましい。
層膜と第2の透明導電膜との界面の凹凸の最大高さRm
axが、前記第1の透明導電膜と半導体多層膜との界面
の凹凸の最大高さRmaxよりも大きく、かつ、前記第
2の透明導電膜と金属膜との界面の凹凸の最大高さRm
axよりも小さいことが望ましい。
板と第1の透明導電膜との界面が凹凸構造を有している
ことが望ましい。
明導電膜は非晶質相を主成分としていることが望まし
い。
明導電膜は、金属酸化物材料、シリコン酸化物材料、シ
リコン炭化物材料、ダイヤモンドライクカーボン等の炭
素材料のうちの少なくともいずれかを含むことが望まし
い。
明導電膜は少なくとも2層からなり、前記半導体多層膜
に接する側は金属酸化物材料からなり、前記金属膜に接
する側は金属酸化物材料、シリコン酸化物材料、または
シリコン炭化物材料やダイヤモンドライクカーボン等の
炭素材料のうちの少なくともいずれかを含むことが望ま
しい。
板、透明導電膜、少なくともひとつの半導体接合を有す
る半導体多層膜、および金属膜が順次積層された薄膜太
陽電池において、前記透明導電膜と半導体多層膜との界
面の凹凸の最大高さRmaxが、前記半導体多層膜と金
属膜との界面の凹凸の最大高さRmaxよりも小さいこ
とを特徴とする。
半導体多層膜との界面の凹凸の最大高さRmaxが0.
08μm以下であることが望ましい。
層膜と金属膜との界面の凹凸の最大高さRmaxが0.
05μm以上であることが望ましい。
板と透明導電膜との界面が凹凸構造を有していることが
望ましい。
膜は非晶質相を主成分としていることが望ましい。
池では、前記半導体多層膜中の少なくともひとつの半導
体接合層の光活性層が、水素化アモルファスシリコン系
膜、結晶質シリコン系膜、カルコパイライト系膜、Cd
Te系膜のうちの少なくともいずれかを含むことが望ま
しい。
がシングル接合型で、光活性層が水素化アモルファスシ
リコン系膜、結晶質シリコン系膜、カルコパイライト系
膜、CdTe系膜のうちの少なくともいずれかを含むこ
とが望ましい。
電池がタンデム接合型で、第1の半導体接合層の光活性
層は水素化アモルファスシリコン系膜を含み、第2の半
導体接合層の光活性層は結晶質シリコン系膜を含むこと
が望ましい。
電池がトリプル接合型で、第1の半導体接合層の光活性
層は水素化アモルファスシリコン系膜を含み、第3の半
導体接合層の光活性層は結晶質シリコン系膜を含むこと
が望ましい。
リコン系膜の光入射側に位置する界面の凹凸の最大高さ
Rmaxが0.08μm以下であることが望ましい。
モルファスシリコン系膜中の水素含有量は5%以下であ
ることが望ましい。
リコン系膜中の水素含有量は5%以下であることが望ま
しい。
リコン系膜は基板に垂直な方向に(110)配向してい
ることが望ましい。
る発明の実施の形態を説明する。図1中、11は透光性
基板、12は第1の透明導電膜、13は半導体多層膜、
13aは第1の半導体接合層、13bは第2の半導体接
合層、14は第2の透明導電膜、15aは第1の取り出
し電極となる金属膜、15bは第2の取り出し電極とな
る金属膜である。
基板11としては、ガラス、プラスチック、樹脂などを
材料とした板材あるいはフィルム材などを用いることが
できる。
形成される側の面には、必要に応じて凹凸構造を形成す
ることができる(不図示)。この凹凸構造は後述する光
閉じ込め効果をより促進する働きをすることができる。
この凹凸構造を形成する方法としては、レプリカ法、エ
ッチング法、ブラスト法などがある。レプリカ法では、
予め目的とする凹凸構造のネガ構造を有する金型等のネ
ガレプリカを用意しておき、これによって透光性基板1
1の表面を適当な温度条件でプレス加工すれば比較的低
コストで容易に実現できる。ここで、ネガレプリカを作
製するためのオリジナル凹凸構造としては、例えば結晶
Si基板を所定のウェットエッチング条件やドライエッ
チング条件でエッチングすることによって形成されるS
i結晶の面方位を反映した凹凸構造を利用することがで
きるし、SnO2等の透明導電膜を所定の条件で製膜す
ることによって得られる自生的な表面凹凸構造などを利
用することもでき、得たい凹凸構造に応じて様々な材料
を利用することができる。
チング法でも、酸、アルカリなどの適当な薬液や反応性
ガスを用いることで比較的低コストで容易に凹凸構造を
実現できる。特にドライエッチング法の一種であるRI
E法を用いれば、ガス種、ガス圧、プラズマパワー等の
エッチング条件によって所望の凹凸形状が得られること
が、例えば特願2000−301419号に述べられて
いる。
透明導電膜12の材料としては、SnO2、ITO、Z
nOなど公知の材料を用いることができるが、この後の
Si膜を形成するときに、SiH4とH2を使用すること
に起因した水素ガス雰囲気に曝されることになるので、
耐還元性に優れるZnO膜を少なくとも最終表面として
形成するのが望ましい。製膜方法としては、CVD法、
蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法な
ど公知の技術を用いることができる。第1の透明導電膜
12の膜厚は、反射防止効果と低抵抗化を考慮して60
〜500nm程度の範囲で調節する。
大とともにその結晶構造に起因した凹凸形状が増大して
いく傾向があり、従来はこの凹凸を積極的に促進して光
閉じ込め効果を実現しようとしていたのであるが、従来
技術とその課題のところで述べたように、この凹凸形状
面への半導体膜の製膜は、電気的に高品質な半導体膜を
形成する観点からは決して望ましいものではない。
に、できるだけ表面の凹凸形状を強調しないように第1
の透明導電膜12を形成せしめることを特徴とする。こ
れは、後に述べるように光閉じ込めを行うべき光は素子
裏面電極にまで到達する長波長の光であって、長波長光
の光閉じ込めには光入射側とは反対側の、つまりここで
は裏電極となる金属膜15aと第2の透明導電膜14の
界面に必要な凹凸構造があれば充分効果的たりうるから
である。
体多層膜13の界面の凹凸の最大高さRmaxが0.0
8μm以下、より好ましく0.05μm以下となるよう
に、第1の透明導電膜12の成膜後の表面の凹凸形状を
制御することが望ましい。
形状の最大高さRmaxが不必要に大きい場合は、ドラ
イエッチング法、ウェットエッチング法、機械的研磨
法、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法など
を用いることで、表面の凹凸形状の最大高さRmaxを
自由に緩和調節することができる。また、第1の透明導
電膜12の結晶構造に起因した不必要な凹凸形状の強調
(最大高さRmaxの増大)を防ぐためには、第1の透
明導電膜12を非晶質状態で成膜することも有効であ
る。必要であれば、その後、熱アニール処理などによっ
て結晶化させてもよい。
など液状材料から形成する方法で成膜すれば、その成膜
後の表面形状は自ずからほぼフラットにすることができ
る。
では図にならってタンデム型を例にとって説明するが、
タンデム型に限らずシングル接合型、トリプル接合型、
あるいはそれ以上の多接合型素子構造についても本実施
例で述べる内容はもちろん適用可能である。また、半導
体材料としては水素化アモルファスシリコンと結晶質シ
リコン膜を例にとって説明するが、水素化アモルファス
シリコンの代わりに水素化アモルファスシリコンゲルマ
ニウム膜や水素化アモルファスシリコンカーバイド膜等
の水素化アモルファスシリコン系膜を、結晶質シリコン
膜の代わりに結晶質シリコンゲルマニウム膜等の結晶質
シリコン系膜を用いることもできる。さらにはシリコン
系材料に限定することなく、例えばCuInSe2、C
uInxGa1-xSe2等のカルコパイライト系材料やC
dTe系材料等の化合物半導体材料を用いることもでき
る。
活性層に含む第1の半導体接合層13aを形成する。具
体的には、p型層(n型層)/光活性層/n型層(p型
層)構造とし(不図示)、光活性層はi型とするのが望
ましい。
CVD)法や触媒CVD(Cat−CVD)法の他に、
本発明者らが先に特願2000−130858、特願2
001−293031、および特願2002−3868
6で提案しているCat−PECVD法を用いることが
できる。特にCat−PECVD法を用いれば高速かつ
高品質の膜形成が可能である。
ルファスシリコン膜や微結晶シリコン膜を含む結晶質シ
リコン膜を用いることができる。膜厚は前記材料に応じ
て2〜100nm程度の範囲で調節する。ドーピング元
素濃度については1×1E18〜1E21/cm3程度
として、実質的にはp+型(n+型)とする。なお製膜時
に用いるSiH4、H2、およびドーピング用ガスである
B2H6(PH3)などのガスに加えてCH4などのC(炭
素)を含むガスを適量混合すればSixC1-x膜が得ら
れ、光吸収ロスの少ない窓層形成に非常に有効であると
ともに、開放電圧向上のための暗電流成分の低減にも有
効である。また、C以外にもO(酸素)を含むガスやN
(窒素)を含むガスを適量混合させることでも同様な効
果を得ることができる。
リコン膜を用い、膜厚は0.1〜0.5μm程度の範囲
で調節する。導電型は基本的にはi型とするが、内部電
界強度分布の微調整を目的に、n-型(p-型)とする場
合もある(実際にはノンドープ膜であってもわずかにn
型特性を示すのが通例である)。なお、水素化アモルフ
ァスシリコン膜の製膜方法としてCat−CVD法ある
いはCat−PECVD法を用いれば、従来のPECV
D法では実現困難な膜中水素濃度が5%以下、より好ま
しくは3.5%以下の低水素濃度の膜が得られ、水素化
アモルファスシリコン膜が抱える長年の課題である光劣
化の程度を低減することができる。
ルファスシリコン膜や微結晶シリコン膜を含む結晶質シ
リコン膜を用いることができる。膜厚は材料に応じて2
〜100nm程度の範囲で調節する。ドーピング元素濃
度については1×1E18〜1E21/cm3程度とし
て、実質的にはn+型(p+型)とする。なお製膜時に用
いるSiH4、H2、およびドーピング用ガスであるPH
3(B2H6)などのガスに加えてCH4などのC(炭素)
を含むガスを適量混合すればSixC1-x膜が得られ、光
吸収ロスの少ない膜形成ができるとともに、開放電圧向
上のための暗電流成分の低減にも有効である。また、C
以外にもO(酸素)を含むガスやN(窒素)を含むガス
を適量混合させることでも同様な効果を得ることができ
る。
型層(n型層)と光活性層との間や光活性層とn型層
(p型層)との間に実質的にi型の非単結晶Si層や非
単結晶SixC1-x層を挿入してもよい。このときの挿入
層の厚さは0.5〜50nm程度とする。
第2の半導体接合層13bを形成する。具体的にはp型
層(n型層)/光活性層/n型層(p型層)とし(不図
示)、光活性層はi型とするのが望ましい。製膜方法と
しては、上記したPECVD法、Cat−CVD法、お
よびCat−PECVD法を用いることができる。特に
Cat−PECVD法では高速かつ高品質の膜形成が可
能である。
ルファスシリコン膜や微結晶シリコン膜を含む結晶質シ
リコン膜を用いることができる。膜厚は材料に応じて2
〜100nm程度の範囲で調節する。ドーピング元素濃
度については1×1E18〜1E21/cm3程度とし
て、実質的にはp+型(n+型)とする。なお、製膜時に
用いるSiH4、H2、およびドーピング用ガスであるB
2H6(PH3)などのガスに加えてCH4などのC(炭
素)を含むガスを適量混合すればSixC1-x膜が得ら
れ、光吸収ロスの少ない窓層形成に非常に有効であると
ともに、開放電圧向上のための暗電流成分の低減にも有
効である。また、C以外にもO(酸素)を含むガスやN
(窒素)を含むガスを適量混合させることでも同様な効
果を得ることができる。
表される結晶質シリコン膜を用い、膜厚は1〜3μm程
度の範囲で調節する。導電型は基本的にはi型とする
が、内部電界強度分布の微調整を目的に、n-型(p
-型)とする場合もある。このとき膜中水素濃度につい
ては、5%以下、より好ましくは3.5%以下とする。
また膜構造としては、(110)配向の柱状結晶粒の集
合体として製膜後の表面形状が光閉じ込めに適した自生
的な凹凸構造となるようにするのが望ましい。なお、結
晶質シリコン膜の製膜方法として特にCat−PECV
D法を用いれば比較的低い水素希釈率であっても容易に
結晶化を促進できるので高速製膜には特に好適である。
ルファスシリコン膜や微結晶シリコン膜を含む結晶質シ
リコン膜を用いることができる。膜厚は材料に応じて2
〜100nm程度の範囲で調節する。ドーピング元素濃
度については1×1E18〜1E21/cm3程度とし
て、実質的にはn+型(p+型)とする。なお製膜時に用
いるSiH4、H2、およびドーピング用ガスであるPH
3(B2H6)などのガスに加えてCH4などのC(炭素)
を含むガスを適量混合すればSixC1-x膜が得られ、光
吸収ロスの少ない膜形成ができるとともに、開放電圧向
上のための暗電流成分の低減にも有効である。また、C
以外にもO(酸素)を含むガスやN(窒素)を含むガス
を適量混合させることでも同様な効果を得ることができ
る。
層(n型層)と光活性層の間や光活性層とn型層(p型
層)の間に実質的にi型の非単結晶Si層を挿入しても
よい。このときの挿入層の厚さは0.5〜50nm程度
とする。
透明導電膜材料としては、金属酸化物材料としてのSn
O2、ITO、ZnOなどの他に、シリコン酸化物材
料、シリコン炭化物材料、シリコン窒化物材料、ダイヤ
モンドライクカーボン等の炭素材料などを用いることが
できる。製膜方法としては、CVD法、蒸着法、イオン
プレーティング法、スパッタリング法、およびゾルゲル
法など公知の技術を用いることができる。必要であれば
適当なドープ元素を含んだ材料を製膜時に製膜原料に混
ぜることよって導電性を付与して制御することができ
る。
凸形状ができるだけ強調されるような製膜条件を選び、
第2の透明導電膜14と後述する金属膜15aとの界面
の凹凸形状の最大高さRmaxが、上記第1の透明導電
膜12と半導体多層膜13との界面の凹凸形状の最大高
さRmaxよりも大きくなるようにする。こうすること
で、金属膜15aに達した長波長光は有効に散乱反射さ
れて半導体多層膜13内部を多数回反射往復できるよう
になる。すなわち、光閉じ込めが有効に行われるように
なる。
属膜15aとの界面の凹凸形状の最大高さRmaxが、
半導体多層膜13と第2の透明導電膜14との界面の凹
凸形状の最大高さRmax以上となるようにすれば、光
散乱がより促進されるので、より効果的な光閉じ込めを
実現できる。このとき、第2の透明導電膜14と後記す
る金属膜15aの界面の凹凸の最大高さRmaxが0.
05μm以上、より好ましくは0.08μmとなるよう
に、第2の透明導電膜14の成膜後の表面の凹凸形状を
制御することが望ましい。
成するだけでは上記凹凸形状の形成が困難である場合
は、第2の透明導電膜14を半導体多層膜13に接する
第1の透光性導電膜14aおよび金属膜15aに接する
第2の透光性導電膜14bを少なくとも含む多層膜構造
とすることで上記凹凸形状をより容易に実現することが
できる(不図示)。
ると、まず第1の透光性導電膜14aとしては、SnO
2、ITO、ZnOなどの金属酸化物材料を前記手法で
形成する。続いて第2の透光性導電膜14bとして、金
属酸化物材料、シリコン酸化物材料、シリコン炭化物材
料、シリコン窒化物材料、ダイヤモンドライクカーボン
等の炭素材料、高分子材料のうちのいずれか一種以上を
含む材料からなり、その表面の凹凸形状の最大高さRm
axが第1の透光性導電膜14aの成膜後の表面の凹凸
形状の最大高さRmaxよりも大きくなるように前記手
法で形成する。第2の透光性導電膜14bを高分子材料
で形成する場合は、スクリーン印刷法、スピンコート
法、スプレーコート法などの公知の塗布技術を用いるこ
とができる。このとき高分子材料としては導電性高分子
材料を用いるのが望ましいが、導電性の粉末などを必要
量含有させれば、仮に高分子材料が絶縁物であったとし
ても導電性膜としての機能を実現できる。
形状は、前記成膜方法の成膜条件によっても制御可能で
あるが、必要であれば後処理として、ドライエッチング
法、ウエットエッチング法、サンドブラスト法、などを
用いた凹凸化促進処理を施すことができる。
極2となる金属膜15aおよび金属膜15bを形成す
る。金属材料としては、導電特性および光反射特性に優
れるAl、Agなどを用いるのが望ましい。製膜方法と
しては、蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法、スクリーン印刷法などの公知の技術を使用でき
る。電極パターンについては、マスキング法、リフトオ
フ法などを用いて所望のパターンに形成することができ
る。このとき膜厚は、0.1μm程度以上とする。な
お、金属膜15aと第2の透明導電膜14、あるいは金
属膜15bと第1の透明導電膜12との間の接着強度が
弱い場合は、Tiなどの酸化しやすい金属薄膜を厚さ1
〜10nm程度で上記2つの膜の間に介在させるように
するとよい。
明導電膜12と半導体多層膜13の界面の凹凸の最大高
さRmaxが、第2の透明導電膜14と金属膜たる取り
出し電極15aの界面の凹凸の最大高さRmaxよりも
小さい素子構造を実現できる。つまり、半導体膜形成に
あたっては、第1の透明導電膜12の被製膜面の凹凸の
最大高さRmaxが小さいので、膜品質を低下させるこ
となく製膜することが可能となり、一方、光閉じ込めに
ついては、第2の透明導電膜14と金属膜たる取り出し
電極15aの界面の凹凸の最大高さRmaxが大きいの
で、取り出し電極15aまで到達した長波長光を有効に
散乱反射することができ、効果的な光閉じ込め構造を実
現することができる。つまり、半導体多層膜13の電気
特性の低下を最小限に抑えつつ、高効率な光閉じ込めが
可能となるので、高効率な薄膜太陽電池を製造すること
ができる。
するが、これは請求項1に係る発明の実施例における第
2の透明導電膜14を省いたタイプである。すなわち、
透光性基板、透明導電膜、少なくともひとつの半導体接
合を有する半導体多層膜、金属膜が順次積層され、透明
導電膜と半導体多層膜との界面の凹凸の最大高さRma
xが、半導体多層膜と金属膜との界面の凹凸の最大高さ
Rmaxよりも小さくなるように構成した薄膜太陽電池
である。ここで、透明導電膜12と半導体多層膜13の
界面の凹凸の最大高さRmaxは0.08μm以下、よ
り好ましくは0.05μm以下であることが望ましく、
また、前記半導体多層膜13と金属膜15aの界面の凹
凸の最大高さRmaxは0.05μm以上、より好まし
くは0.08μm以上であることが望ましい。
の実施例のところでも述べたような、半導体膜の品質を
低下させることなく、同時に効果的な光閉じ込めが行え
るようになるので、やはり高効率な薄膜太陽電池の製造
が可能となる。詳細な実施の形態とその効果について
は、第2の透明導電膜14を省いた点以外は請求項1に
係る発明の実施例のところで述べたものとほぼ同じであ
るので省略する。
れば、第1の透明導電膜と半導体多層膜の界面の凹凸の
最大高さRmaxが、第2の透明導電膜と金属膜たる取
り出し電極の界面の凹凸の最大高さRmaxよりも小さ
い素子構造を実現できるので、半導体膜形成にあたって
は、その膜品質を低下させることなく製膜することが可
能となり、一方、光閉じ込めについては、取り出し電極
まで到達した長波長光を効果的に散乱反射することがで
きるので、効果的な光閉じ込め構造を実現することがで
きる。つまり、半導体多層膜の電気特性の低下を最小限
に抑えつつ、高効率な光閉じ込めが可能となるので、高
効率な薄膜太陽電池を製造することができる。
性基板、透明導電膜、少なくともひとつの半導体接合を
有する半導体多層膜、および金属膜が順次積層された薄
膜太陽電池において、上記透明導電膜と半導体多層膜と
の界面の凹凸の最大高さRmaxが上記半導体多層膜と
金属膜との界面の凹凸の最大高さRmaxよりも小さい
ことから、半導体膜の品質を低下させることなく製膜す
ることが可能となり、一方、光閉じ込めについては、取
り出し電極まで到達した長波長光を効果的に散乱反射す
ることができるので、効果的な光閉じ込め構造を実現す
ることができる。つまり、半導体多層膜の電気特性の低
下を最小限に抑えつつ、高効率な光閉じ込めが可能とな
るので、高効率な薄膜太陽電池を製造することができ
る。
図である。
体多層膜、14:第2の透明導電膜、15a:金属膜
Claims (21)
- 【請求項1】 透光性基板、第1の透明導電膜、少なく
ともひとつの半導体接合を有する半導体多層膜、第2の
透明導電膜、および金属膜が順次積層された薄膜太陽電
池において、前記第1の透明導電膜と半導体多層膜との
界面の凹凸の最大高さRmaxが、前記第2の透明導電
膜と金属膜との界面の凹凸の最大高さRmaxよりも小
さいことを特徴とする薄膜太陽電池。 - 【請求項2】 前記第1の透明導電膜と半導体多層膜と
の界面の凹凸の最大高さRmaxが0.08μm以下で
あることを特徴とする請求項1に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項3】 前記第2の透明導電膜と金属膜との界面
の凹凸の最大高さRmaxが0.05μm以上であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項4】 前記半導体多層膜と第2の透明導電膜と
の界面の凹凸の最大高さRmaxが、前記第1の透明導
電膜と半導体多層膜との界面の凹凸の最大高さRmax
よりも大きく、かつ、前記第2の透明導電膜と金属膜と
の界面の凹凸の最大高さRmaxよりも小さいことを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の薄膜太陽
電池。 - 【請求項5】 前記透光性基板と第1の透明導電膜との
界面が凹凸構造を有していることを特徴とする請求項1
ないし4のいずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項6】 前記第1の透明導電膜は非晶質相を主成
分としていることを特徴とする請求項1ないし5のいず
れかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項7】 前記第2の透明導電膜は、金属酸化物材
料、シリコン酸化物材料、シリコン炭化物材料、ダイヤ
モンドライクカーボン等の炭素材料のうちの少なくとも
いずれかを含むことを特徴とする請求項1ないし6のず
れかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項8】前記第2の透明導電膜は少なくとも2層か
らなり、前記半導体多層膜に接する側は金属酸化物材料
からなり、前記金属膜に接する側は金属酸化物材料、シ
リコン酸化物材料、またはシリコン炭化物材料やダイヤ
モンドライクカーボン等の炭素材料のうちの少なくとも
いずれかを含むことを特徴とする請求項1ないし7のい
ずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項9】 透光性基板、透明導電膜、少なくともひ
とつの半導体接合を有する半導体多層膜、および金属膜
が順次積層された薄膜太陽電池において、前記透明導電
膜と半導体多層膜との界面の凹凸の最大高さRmax
が、前記半導体多層膜と金属膜との界面の凹凸の最大高
さRmaxよりも小さいことを特徴とする薄膜太陽電
池。 - 【請求項10】 前記透明導電膜と半導体多層膜との界
面の凹凸の最大高さRmaxが0.08μm以下である
ことを特徴とする請求項9に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項11】 前記半導体多層膜と金属膜との界面の
凹凸の最大高さRmaxが0.05μm以上であること
を特徴とする請求項9に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項12】 前記透光性基板と透明導電膜との界面
が凹凸構造を有していることを特徴とする請求項9ない
し11のいずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項13】 前記透明導電膜は非晶質相を主成分と
していることを特徴とする請求項9ないし12のいずれ
かに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項14】 前記半導体多層膜中の少なくともひと
つの半導体接合層の光活性層が、水素化アモルファスシ
リコン系膜、結晶質シリコン系膜、カルコパイライト系
膜、CdTe系膜のうちの少なくともいずれかを含むこ
とを特徴とする請求項1または請求項9に記載の薄膜太
陽電池。 - 【請求項15】 前記薄膜太陽電池がシングル接合型
で、光活性層が水素化アモルファスシリコン系膜、結晶
質シリコン系膜、カルコパイライト系膜、CdTe系膜
のうちの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請
求項1または請求項9に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項16】 前記薄膜太陽電池がタンデム接合型
で、第1の半導体接合層の光活性層は水素化アモルファ
スシリコン系膜を含み、第2の半導体接合層の光活性層
は結晶質シリコン系膜を含むことを特徴とする請求項1
または請求項9に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項17】 前記薄膜太陽電池がトリプル接合型
で、第1の半導体接合層の光活性層は水素化アモルファ
スシリコン系膜を含み、第3の半導体接合層の光活性層
は結晶質シリコン系膜を含むことを特徴とする請求項1
または請求項9の薄膜太陽電池。 - 【請求項18】 前記結晶質シリコン系膜の光入射側に
位置する界面の凹凸の最大高さRmaxが0.08μm
以下であることを特徴とする請求項15または16に記
載の薄膜太陽電池。 - 【請求項19】 前記水素化アモルファスシリコン系膜
中の水素含有量は5%以下であることを特徴とする請求
項14ないし17のいずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項20】 前記結晶質シリコン系膜中の水素含有
量は5%以下であることを特徴とする請求項14ないし
17のいずれかに記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項21】 前記結晶質シリコン系膜は基板に垂直
な方向に(110)配向していることを特徴とする請求
項14ないし17のいずれかに記載の薄膜太陽電池。
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- 2002-03-20 JP JP2002078196A patent/JP2003282902A/ja active Pending
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