JP4721342B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、特に、インターロック機構を有する画像形成装置に関するものである。
最近、画像形成装置として、複写機、プリンタおよびファクシミリの各機能を兼備した、いわゆるマルチファンクションプリンタ(MFP)と呼ばれるデジタル複合機が普及してきている。
このような画像形成装置において、例えば、ユーザがカートリッジ交換やジャム処理等のために装置の一部を開放して内部を露出する場合がある。このとき、露出した高圧接点やメインモータのギアにユーザが接触すると危険である。そのため、インターロック機構を設けて紙のジャム処理及びカートリッジ交換時に駆動系及び高圧回路の電源(24V)を遮断することにより安全性をもたせている。
上述した従来の構成では、次のような幾つかの問題点がある。
上記インターロック機構を持つ画像形成装置においては、本体の高機能化および小型化が進むにつれて、電源及び信号ラインの束線(ワイヤ)の引き回しが複雑になる。これに伴って、ワイヤの数も増えて線長も長くなり、コスト的に高価になり、組み立て性も良好でなくなる。
また、インターロック機構を持つ装置について、多層回路基板内にインターロック前のパターン(供給側の24V電源)とインターロック後のパターンを形成させた場合、負荷の駆動時或いは負荷変動で電流量が変化する。その影響により、基板内にある周辺のデジタル回路の誤動作を招いたり、放射ノイズ(ブロードバンド)が発生する。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、インターロック機構をもつ画像形成装置において電源ラインの引き回しをなくし、コストおよび組み立て性を改善することにある。
本発明による他の目的は、インターロック機構をもつ画像形成装置において電源ラインを多層回路基板内のパターンで中継する場合の電源ラインのインターロック前と後のパターン間の良好な絶縁を図るとともに電源電圧変動に伴うノイズを低減することにある。
本発明による画像形成装置は、低圧電源回路と、この低圧電源回路から所定の電源電圧が供給される負荷系と、前記負荷系に供給される電源電圧の電源ラインに介在するインターロックスイッチと、所定の回路が搭載された多層回路基板とを備え、前記低圧電源回路から負荷系への電源ラインは、前記インターロックスイッチの近傍位置から前記インターロックスイッチへ伸びこのインターロックスイッチからワイヤを経由して前記近傍位置に戻るワイヤと、前記インターロックスイッチの近傍位置から前記低圧電源回路までの第1の経路および前記インターロックスイッチの近傍位置から各負荷までの第2の経路とを有し、前記第1および第2の経路の少なくとも一方の経路については前記多層回路基板のいずれかの層内のパターンを利用することを特徴とする。
このようにインターロックスイッチに付随する配線のために多層回路基板の配線を利用することにより、長いワイヤの引き回しが必要なくなり、コストおよび組み立て性を改善することができる。
前記第1および第2の経路の両方が前記多層回路基板の層を利用する場合、その一方の経路は、前記多層回路基板の内層または表層を利用し、他方の経路は前記多層回路基板の他の層を利用することができる。これによって、インターロック前のパターンとインターロック後のパターンの絶縁は層間で確保することにより、基板サイズを必要以上に拡大する必要もなくなる。
前記低圧電源回路を搭載した電源回路基板は装置内の底部に配置されている場合、前記多層回路基板は装置内の背部において前記電源回路基板とほぼ垂直に配置されていれば、当該多層回路基板のパターンをワイヤの中継用に利用するのに好都合である。
前記第2の経路について前記多層回路基板の層内で引き回されるパターンは、前記インターロックスイッチに近い側が、比較的大電流を消費する負荷に接続され、前記多層回路基板のインターロック前のパターンおよびインターロック後のパターンの少なくとも当該負荷に接続される部分までのパターン太さを、インターロック後のパターンの残りの部分より太くするようにしてもよい。これにより、パターンの必要な部分のみ十分な電流容量を確保することができる。
前記多層回路基板の内層に配置される電源ラインのパターンは、その上下の他の層に設けたGNDパターンで挟み込むように形成することが好ましい。これにより、電源ラインから発生するノイズの影響を軽減することができる。
前記多層回路基板の電源ライン上にVIAが形成される場合、前記インターロック前と後のパターン間の絶縁距離を確保するために、各層内でのそれぞれ絶縁距離を加味して当該絶縁距離を確保することが好ましい。これにより、多層構造においても良好な絶縁を得ることができる。
前記多層回路基板において、少なくとも、インターロック前のパターンとインターロック後のパターンが形成されている部分をグランドガードで囲み、さらに表層から基板裏面のハンダ面を複数のGNDVIAで接続するようにしてもよい。これにより、電源電圧変動に伴うノイズを低減することができる。
前記多層回路基板が前記電源ラインのパターンの近傍にデジタル回路領域を有する場合、当該パターンと前記デジタル回路と間にグランドガードを施し、複数のGNDVIAで分離するようにしてもよい。これによって、前記ノイズ等によるデジタル回路の誤動作を防ぐことができる。
本発明によれば、インターロック機構をもつ画像形成装置において負荷系への電源ラインのワイヤを低圧電源からインターロックスイッチまで引き回しさらに各負荷へワイヤで引き回すという必要がなくなるため、コストおよび組み立て性を改善することができる。また、インターロック前と後の電源ラインのパターンを多層回路基板の別の層に配置することにより、電源ラインを多層回路基板内のパターンで中継する場合の、インターロック前と後のパターン間の良好な絶縁を図ることができる。
また、少なくとも、インターロック前のパターンとインターロック後のパターンが形成されている部分をグランドガードで囲み、さらに表層から基板裏面のハンダ面を複数のGNDVIAで接続することにより、電源電圧変動に伴うノイズを低減することができる。例えば、周辺のデジタル回路の誤動作を防止したり、負荷の駆動時或いは負荷変動で生じる放射ノイズを低減することができる。
前記多層回路基板の電源ライン上にVIAが形成される場合、前記インターロック前と後のパターン間の絶縁距離を確保するために、各層内でのそれぞれ絶縁距離を加味して当該絶縁距離を確保することにより、基板外形を大きくする事なく、絶縁距離を確保できるため基板をコンパクトに設計できる。これは、基板外形に機械的制限がかかったときにも有効である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に、本発明が適用される画像形成装置の外観図を示す。この装置は、複写機、プリンタおよびファクシミリの機能も統合した、いわゆるマルチファンクションプリンタ(MFP)である。この図は、原稿台ガラス4のカバーを兼ねるADF(自動原稿送り装置)ユニット10と、この後辺を回動の支点としてADFユニット10を開放可能に支持する本体11とからなる。図ではADFユニット10を開放した状態を示している。ADFユニット10の底面には原稿台ガラス4上に載置される原稿を押圧するための圧板としての白色シート3が張着されている。
本体11の上部には、原稿台ガラス4を有するリーダユニット(読取装置)2が配置されている。このリーダユニット2は、カートリッジ交換時やジャム処理時に、ユーザによるリーダユニットスライドレバー1の操作により矢印の方向にスライドし、内部を開放してユーザが内部にアクセスできるようになっている。また、本体下部には用紙束を収納する用紙カセット6が配置され、本体の側部には記録済みの用紙を排出する排紙トレイ7がある。
この装置によるコピーには、次の2つの動作モードがある。一つは、原稿台ガラス4上に原稿を載置して読みとる圧板コピーであり、もう一つは、ADFユニットを用いて原稿を流し読みするADFコピーである。圧板コピーでは、リーダユニット2内にあるコンタクトセンサを、ステッピングモータで、原稿の端から原稿サイズに相当する位置まで移動させながら読み取る。ADFコピーの場合は、コンタクトセンサを決められた位置(図1では右側の端部)に移動、固定して、流し読みにより原稿を読み取ることになる。
図2に、画像データの概略の流れを表すブロック図を示す。この図中には、CPU54、コンタクトセンサ(CS)41、アナログプロセッサ基板23、画像処理部51、ROM55、および、画像メモリ用のDRAM53を示している。
CPU54は、ROM55内に予め設定された値を取り出し、画像コントローラ50を介して、アナログプロセッサのレジスタ設定や、アナログプロセッサへのクロック信号の供給、及び、画像処理部51の設定を行う。画像処理部51には、アナログプロセッサ基板23およびCS41内の駆動部42へ供給するクロック信号を発生するクロック発生部52を含んでいる。コンタクトセンサ41の内部はA領域とB領域に2分割されている。A領域からは、アナログ信号vbとして読みとられた画素単位の信号a1,a2,a3,・・・が順にシリアルで出力される。同様に、B領域からもアナログ信号vbとして、画素単位の信号b1,b2,b3,・・・の順にシリアルで出力される。信号a1とb1の出力されるタイミングは同時である。
コンタクトセンサ(CS)41の読取りにより得られたアナログ信号は、アナログプロセッサ基板23でデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、画像コントローラ50により画像処理され、エンジンコントローラ60のレーザユニット(レーザスキャナドライバ29)ヘビデオ信号として送り出される。エンジンコントローラ60は、レーザユニットの制御、ヒータ制御、高圧回路及び負荷系(給紙機構、排紙ローラ等の制御のためのメインモータ、ソレノイドおよびファン等)の制御を行っている。図1では、レーザスキャナドライバ29は、エンジンコントローラ60に属するものとして図示してある。画像処理部51からのビデオ信号に基づいて、エンジンコントローラ60は、感光ドラムにレーザを照射して潜像を形成し、これをトナーで現像する。さらにこのトナー像を用紙に転写し、定着させる。なお、低圧電源は定着器のヒータドライブ回路を含んだユニットになっている。
図3、図4および図5に、図1に示した画像形成装置の本体内部の各種基板ユニットの配置図を示す。図3は図1とは異なり、装置の背面側から見た斜視図である。図4は装置の右斜め前方から見た斜視図である。図5は装置の左側面(図3の矢印39の方向)から見た図である。これらの各図では便宜上一部の基板を図示省略してある。
各種基板ユニットの配置は、用紙の搬送経路を考慮すると必然的に、エンジンコントローラ60の一部を構成するDCコントローラ回路基板22、および、低圧電源関連の基板(電源回路基板26)を本体底部に配置するのが妥当である。また、画像コントローラ50関連の基板はリーダユニット2に近い方が有利なため、背面に取り付ける。用紙搬送部に負荷系が存在しているため、通常、負荷を制御しているDCコントローラ回路基板22および電源回路基板26から信号および電源ラインをワイヤで負荷と接続し駆動を行う。
プリンタコントローラ回路基板32は、プリンタ機能を付加するための回路部分であり、外部装置からのプリント対象の画像信号の供給を受けるインタフェースを提供する。
ネットワークコントロールユニット(NCU)回路基板27およびモジュラージャック回路基板28は、FAX機能を付加するための回路部分であり、電話回線との接続および通信制御を行う。
操作部回路基板24は、装置の前方上部にある操作部(操作パネル)の近傍に配置される。センサ回路基板25は、圧板開閉検知、コンタクトセンサホームポジション検知、等のためのセンサ回路である。
本実施の形態の画像形成装置のトナー補給はカートリッジ交換により行われる。そのため、図1に示したリーダユニットスライドレバー1を解除し、矢印の方向へリーダユニット2をスライドして、装置本体内部を開放し、カートリッジを交換する。
カートリッジは感光ドラムを内蔵し、高圧接点(一次帯電用および現像用等)を有しており、カートリッジの高圧接点と接続できるように本体側に板バネを設けている。カートリッジの出し入れを行う目的としては、前述したカートリッジ交換と用紙のジャム処理である。その際に高圧接点が露出してしかもユーザが触れることができ、またメインモータのギアにも触れる恐れがある。そのため、前述したように、インターロック機構を設けて用紙のジャム処理及びカートリッジ交換時に駆動系及び高圧回路の電源(24V)を遮断することで安全性をもたせている。
この実施の形態では、リーダユニット2のスライドを行うと、インターロックが働き、24Vが切れる構成になっている。そのために、図4に示すように、メインモータ(ドライバ)31の近傍(上部)にインターロックスイッチ32を設けている。このインターロックスイッチ32を24Vの電源ラインに介在させることでインターロックを実現している。すなわち、24V電源ラインは、通常低圧電源(電源回路基板26)からインターロックスイッチ32を介して、それぞれの負荷系(高圧回路及び駆動系)に24V電源を供給する。そのため、ワイヤの引き回しが複雑になり、また絶縁距離(この場合基礎絶縁)を考慮しなければならないため、場所によってはマイラー部材でケアする必要がある箇所も出てくる。
そこで、本実施の形態では、24V電源ラインを低圧電源からインターロックスイッチ32ヘワイヤでダイレクトにつなげるのではなく、基板を利用して途中のワイヤを排除する。
電源回路基板26上の低圧電源からの駆動電源(24V)や、エンジンコントローラ50からのレーザ制御信号、負荷系(メインモータ,ファン,ソレノイド等)のドライブ信号を一旦イメージプロセッサ回路基板(画像コントローラ基板)21へ送る。イメージプロセッサ回路基板21は装置の背面に取付いているため、用紙搬送経路の負荷系に一番近い基板となるからである。そのためイメージプロセッサ回路基板21を経由して負荷に接続する方が有利である。イメージプロセッサ回路基板21上でなるべく負荷に近い位置にコネクタを配置すれば、そこから負荷までのワイヤを短くすることができる。また、24Vの電源ラインも低圧電源からイメージプロセッサ回路基板21を経由してインターロックスイッチ32へ接続し、さらにここからイメージプロセッサ回路基板21に再び戻してから、各負荷系に送る構成にする。
ここで注意が必要になるのが24Vの電源ラインをイメージプロセッサ回路基板に通すため、基板内で電源ラインの周囲との間の絶縁距離を確保することである。
図6および図7に、イメージプロセッサ回路基板21の内部層を示す。この例では4層の場合を示す。図6(a)(b)がそれぞれ第1層および第2層、図7(a)(b)がそれぞれ第3層および第4層を示している。この例では第1層は部品面、第2層は内層接地(GND)面、第3層は内層Vcc面、基板裏面の第4層はハンダ面である。なお、必ずしも4層である必要はないが、複数層であることが望ましい。
DCコントローラ回路基板22から出力される負荷系(レーザ,メインモータ,ファン,ソレノイド等)のドライブ信号は、FFCコネクタJ7を介して、それぞれの負荷に供給される。電源回路基板26の低圧電源から送られてくる24Vのワイヤは、第1層(部品面〉のコネクタJ1に入る。この電源ラインは、第1の経路として、第1層(部品面)のカセットソレノイドのコネクタ付近に幅広い配線パターン(単にパターンともいう)として伸び、これと平行に第3層面に図7(a)のように幅広いパターンで基板の周縁を走り、コネクタJ2の1番ピンにつながる。この1番ピンは、ワイヤによってインターロックスイッチ32の一端に接続される。インターロックスイッチ32を介したもう一端つまり戻りの24Vの電源ラインは、コネクタJ2の3番ピンにつながる。コネクタJ2の3番ピンからの24V電源ラインは、第2の経路として、図7(a)に示した第3層の電源ラインに並行して、第1層(部品面)に幅広いパターンとして走り、その中途の各部において、コネクタJ3〜J5の各負荷の電源を供給する。コネクタJ1からJ5までのパターン幅は太くする必要がある。なぜなら、これらの負荷はいずれも比較的大電流を消費する負荷であるモータを含み、それぞれをドライブする時、大きな電流(例えば最大で2A弱)の電流が流れるため、それに耐えられるパターン幅が必要になるからである。なお、コネクタJ2の2番ピンは、不使用である。これにより、コネクタJ2の1番ピンと3番ピンの絶縁距離を確保している。
その後の24V電源の供給は、マルチソレノイドとカセットソレノイド、そしてエンジンコントローラの高圧回路のみになる。マルチソレノイドとカセットソレノイドの24V電源供給及びエンジンコントローラの高圧回路へ送り出す24Vパターンは、細いパターンで第1層面(部品面)を走らせてつなげる。この場合、マルチソレノイドとカセットソレノイド、そしてエンジンンコントローラの高圧回路へ送り出す電流は微弱のため幅広いパターンにする必要はない。第1層面(部品面)の24V電源ライン以外のスペースは、デジタル回路で使用する。第2層目は通常GNDになる。この場合、GNDは、パワーGND61とデジタルGND62の2つを用意する。パワーGND61は、第1層と第3層に24Vの電源パターンがあるため、そのパターンと重なるように作る。それ以外の部分が、デジタルGND62になる。両者間は絶縁されている。
図7(b)に示した第4層目(ハンダ面)については、第1層および第3層にある24Vの電源パターンと重なり合う部分をべたGNDにする。これにより、24V電源ラインに対して第4層側のシールドを図っている。
また、インターロック前つまりJ1からJ2(1番ピン)までの第3層のパターンと、インターロック後つまりJ2(3番ピン)からJ6までの第1層のパターンは、層間で絶縁されている。インターロックの前と後のパターンで絶縁破壊を起こすとインターロックスイッチ32が切れた時に24Vの電源は絶縁破壊した場所で導通することになり、インターロックの意味をなさない。本実施の形態では、絶縁破壊を起こさないように絶縁距離を確保している。
図8に、イメージプロセッサ回路基板21の層間の断面図を示す。本実施の形態でのイメージプロセッサ回路基板21は4層基板厚約1.6mmであり、参考のために基板材質を示している。インターロック前のパターンはL3層(上記第3層)であり、インターロック後のパターンはL1層である。その間にGND層であるL2層(上記第2層)がある。参考のために各層の厚さおよび層間の距離を例示する。L1層(上記第1層)は、0.018mm厚の銅箔に0.02mm厚のメッキ層が施されたものである。L1層とL2層の間には0.3mm厚のプリプレグ層が設けられている。L2層とL3層はそれぞれ、0.035mm厚の銅箔であり、両層を含むコア材の厚さは0.9mmである。L4層(上記第4層)は、L1層と同じく、0.018mm厚の銅箔に0.02mm厚のメッキ層が施されたものである。L3層とL4層の間には0.3mm厚のプリプレグ層が設けられている。
L3層とL1層の層間距離は、1.165mmである。L1層とL3層の間の耐圧試験を行った結果、3kVの電圧印加でも絶縁破壊は生じなかった。また、L1−L2層間及びL2−L3層間について同様の試験を行った結果も同様であった。実際には、低圧電源側で過電圧検知を行っているため、3kVまでの電圧を出力することもあり得ないし、また3kVを出力できないので、この試験結果で十分であるといえる。
以上のように、本実施の形態によれば、イメージプロセッサ回路基板21を、24V電源ラインを供給する中継基板として使用することができた。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。この実施の形態の基本構成は、上記の実施の形態と同様である。
図9に、イメージプロセッサ回路基板21の第1層における、24V電源インターロック後のパターンをコネクタピンに接続する必要がある箇所を示す。図の例では主に4箇所(1)(2)(3)(4)が該当する。この図および他の図における寸法線に付した数値の単位はmmである。メインモータ及びレーザユニットヘつながるコネクタJ3付近(箇所(1))で24Vのインターロック後のパターンと抵抗のランドとがつながる。そのVIA(ビア)構成の断面図を図10に示す。抵抗の一端はインターロック後の24V電源と接続し、抵抗の他端は更に他の抵抗につながる。表層のランドとインターロック後のパターンとがつながる。抵抗はリード品のため、リードがL4層のハンダ面まで貫通することになる。L3層にインターロック前のパターンが走っているので、抵抗の穴とL3との絶縁を基礎絶縁(1.2mm)で確保しなければならない。従って、抵抗の穴に対して、1.2mmの距離をとる。結局、インターロック前と後のパターンの距離は1.2mmとなる。基板を上部からみると、L3層において抵抗の穴を中心に1.2mmの円状空間が形成され、基礎絶縁がなされた事になる。
次に、マルチソレノイドコネクタ部分の箇所(2)のVIAについて説明する。マルチソレノイドコネクタは2ピン構成である。1番ピンは、インターロック後の24V電源と接続され、そのランド構成は前述した抵抗のランド構成と同様である。2番ピンはマルチルソレノイドのドライブ信号と接続される。そのランド構成の断面図を図11に示す。この2番ピン自体は信号ラインであるが、インターロック前のパターンとインターロック後のパターン層を通すため、基礎絶縁を確保する必要があり、インターロック前と後のパターン間の絶縁距離を0.5+1.165+1.2=2.865mmとして基礎絶縁を確保した。
次に、コネクタJ6の高圧回路へつながるコネクタランド部分の箇所(3)の断面図を図12に示す。コネクタJ6は2ピン構成のものを使用し、1番ピンと2番ピンは同じ電源24Vである。この場合、表層にインターロック前の24Vパターンとインターロック後のパターンが存在しているため注意する必要がある。なぜなら、表層でインターロック前の24Vパターンとインターロック後のパターン間で絶縁破壊が生じた場合、インターロックが切れたとしても、絶縁破壊が生じた場所で導通することになるからである。着目する層が表層のL1層ということもあり、ランドとインターロック前のパターンとの絶縁距離として4.3547mmの絶縁距離にした。また、インターロック前のL3層パターンと穴の中心との距離は1.2mmの基礎絶縁にした。
次に、カセットソレノイドのコネクタの箇所(4)のランド構成を説明する。カセットソレノイドのコネクタは2ピン構成であり、1番ピンがインターロック後の24V電源につながり、2番ピンがカセットソレノイドのドライブ信号に接続される。まず、1番ピンのランド断面図を図13に示す。これも、コネクタJ6と同様に、ランドとインターロック前のパターンとの絶縁距離として4.385mmを確保した。また、1番ピンのランド穴とインターロック前のパターン(L3)の絶縁距離を2.8929mm確保した。2番ピンのランドについては、図14に示す。これも、コネクタJ6と同様、カセットソレノイドコネクタの2番ピンのランドとインターロック前のパターンの絶縁距離を4.385mm確保した。また、L3層とL1層との絶縁距離は3.12429mm確保した。
インターロック前のパターンとインターロック後のパターンで貫通破壊を起こさないのが前提であり、上記のように24V電源パターン付近にあるコネクタランドの構成で耐圧試験を行った。電圧印加を行ったのはL1−L3層間で、3kVまでは絶縁破壊が生じなかった。実際には、低圧電源側で過電圧検知を行っているため、3kVまでの電圧を出力することもあり得ないし、また3kVを出力できないので、この試験結果で十分であるといえる。
以上のように、所定のパターン間において良好な絶縁状態でイメージプロセッサ回路基板21の24V電源パターンとコネクタピンを接続する事ができた。
次に他の実施の形態について説明する。
図15および図16に、この実施の形態におけるイメージプロセッサ回路基板21の24V電源パターン周りのGNDガード(GNDVIA)構成図を示す。基本構成は第1の実施の形態と同様である。図15(a)(b)はそれぞれ第1層および第2層、図16(a)(b)がそれぞれ第3層および第4層を示している。図15、図16に示すように、イメージプロセッサ回路基板21の各層の外周にグランドガードパターン65を走らせる。第1層から第4層のグランドガードパターンは互いに重なり合うような位置に形成する。図15,図16では明確に現れていないが、このグランドガードに沿って、GNDVIAを等間隔(例えば数mmから10mm程度)に作る。そのGNDVIAの断面図を図17に示す。VIAの穴径は0.4mmで、ランド径は0.8mmにする。L3層のインターロック前のパターンとVIA穴の距離を0.5mmにする。また、L1層のインターロック後のパターンとVIAとの距離を0.6025〜5.5994mmにする。インターロック前と後のパターンの距離は、0.6025〜5.5994+1.165+0.5=2.2675〜7.2644mmとなる。ランドおよび穴はハンダで埋められ、各層のグランドガード層は互いに導通する。
上記構成で絶縁耐圧試験を行った。絶縁耐圧では、L1−L2層に電圧印加をした。その結果、2.5kVで絶縁破壊が生じた。絶縁破壊が生じたところは、インターロック前のパターンとGNDVIAの表層で生じた。なお、低圧電源の仕様で過電圧検知及び過電流検知の手段を設けているため、仮に、インターロック前のパターンとGNDVIA間でショートした場合、低圧電源の過電流検知が働き、電源が遮断されることになる。
また、図示しないが、駆動系の電源がデジタル回路に近い場合は、駆動系電源とデジタル回路の間に同様のグランドガードを作り、GNDVIAで分離するとより効果的である。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲の中で種々な変形、変更を行うことが可能である。例えば、複合機を示したが、必ずしも複合機である必要はない。図示した数値はあくまで説明のための例示であり、本発明はそれらの具体的な数値に限定されるものではない。インターロック前のパターンとインターロック後のパターンは多層回路基板の別の層で絶縁する例のみを示したが、グランドガードを施す実施の形態では、両パターンの絶縁距離が確保されれば同層に配置されてもよい。多層回路基板の層内のパターンを上記第1および第2の経路の両方に採用したが、本発明は一方の経路についてのみ採用する場合を排除するものではない。
本発明が適用される画像形成装置の外観図である。 図1の画像形成装置における画像データの概略の流れを表すブロック図である。 図1に示した画像形成装置の本体内部の各種基板ユニットの配置図を示す図である。 図1に示した画像形成装置の本体内部の各種基板ユニットの配置図を示す図である。 図1に示した画像形成装置の本体内部の各種基板ユニットの配置図を示す図である。 図1の画像形成装置におけるイメージプロセッサ回路基板21の内部層を示す図である。 図1の画像形成装置におけるイメージプロセッサ回路基板21の内部層を示す図である。 図1の画像形成装置におけるイメージプロセッサ回路基板21の層間の断面図である。 イメージプロセッサ回路基板21の24V電源インターロック後のパターンをコネクタピンに接続する必要がある箇所を示す図である。 図9に示した箇所(1)のVIA構成の断面図である。 図9に示した箇所(2)のVIA構成の断面図である。 図9に示した箇所(3)のVIA構成の断面図である。 図9に示した箇所(4)の1番ピンのVIA構成の断面図である。 図9に示した箇所(4)の2番ピンのVIA構成の断面図である。 本発明の他の実施の形態におけるイメージプロセッサ回路基板21の内部層を示す図である。 本発明の他の実施の形態におけるイメージプロセッサ回路基板21の内部層を示す図である。 本発明の他の実施の形態におけるGNDVIAの断面図である。
符号の説明
1…リーダユニットスライドレバー、2…リーダユニット、3…白色シート、4…原稿台ガラス、5…操作パネル、6…用紙カセット、7…排紙トレイ、10…ADFユニット、11…本体

Claims (4)

  1. 低圧電源回路と、
    この低圧電源回路から所定の電源電圧が供給される、モータを含む複数の負荷系と、
    前記複数の負荷系に供給される電源電圧の電源ラインに介在するインターロックスイッチと、
    所定の回路が搭載された多層回路基板とを備え、
    前記低圧電源回路から前記複数の負荷系への電源ラインは、前記インターロックスイッチから前記低圧電源回路までの第1の経路および前記インターロックスイッチから前記複数の負荷系までの第2の経路とを有し、
    前記第2の経路は、前記多層回路基板上に前記インターロックスイッチの接続部から前記複数の負荷系の接続部までの配線パターンを備え、
    前記配線パターンは前記多層回路基板の周縁部に配置されており、前記複数の負荷系の前記接続部は、前記配線パターンが配置された前記多層回路基板の前記周縁部よりも内側に配置され
    更に、前記配線パターンは前記多層回路基板の層内で引き回されるパターンであって、前記インターロックスイッチに近い側が、前記複数の負荷系のうちの前記モータに接続され、前記多層回路基板のインターロック後のパターンの少なくとも前記モータに接続される部分までのパターン太さが、インターロック後のパターンの残りの部分より太くされている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1および第2の経路の両方が前記多層回路基板の層を利用する場合、その一方の経路は、前記多層回路基板の内層または表層を利用し、他方の経路は前記多層回路基板の他の層を利用し、前記第1および第2の経路の間の層にGNDパターンが形成されたグランド層を形成し、前記GNDパターンは前記第1および第2の経路の配線パターンと重なるように配置することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記低圧電源回路を搭載した電源回路基板は装置内の底部に配置され、前記多層回路基板は装置内の背部において前記電源回路基板とほぼ垂直に配置されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記多層回路基板の内層に配置される電源ラインのパターンは、その上下の他の層に設けたGNDパターンで挟み込むように形成したことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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