JP6333113B2 - 画像形成装置および電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置(例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ(FAX))などの電気機器に関する。
電子写真方式の画像形成装置の内部では商用電源の交流電圧よりも高い電圧が使用されている。その一方で、オペレータがカートリッジを交換したりジャムとなったシートを取り除いたりするために、画像形成装置に設けられたドアを開放することがある。また、画像形成装置の内部にはモータによって回転するギアなども存在する。そこで、ドアが開放されると、電源回路から供給される電流を遮断するインターロック機構が採用されている。これにより、ドアが開放されると電源回路から供給される電流が遮断される。インターロック機構としてインターロックスイッチに加え、リレーが設けられることがある。ドアが開放されるとインターロックスイッチがオフとなり、それに連動してリレーの接点もオープンとなり、電流の供給が停止される。
ところで、インターロックスイッチとリレーの駆動端子までのラインに近接して、電源ラインやCPUなどの信号ラインが配置されることがある。これらのラインがショートすると、ドアが開放されているにもかかわらず、リレーの接点が閉じたままとなってしまうことがある。特許文献1では、これらのライン間の距離を一般的な絶縁距離よりも長くすることで、ライン間のショートを発生しにくくしている。
特開2007−152646号公報
しかし、ライン間の距離を長くすると、それだけ回路基板のサイズが大きくなってしまう。そこで、本発明は、ライン間のショートが発生しても電源から負荷へ供給される電流を遮断可能でかつ回路基板サイズの縮小化についても有利な電気機器や画像形成装置を提供する。
本発明は、
放および閉鎖することが可能な開閉部と、
駆動端子に印加される電圧が第1電圧未満になるとオフなり、前記駆動端子に印加される電圧が前記第1電圧を超える第2電圧以上になるとオンとなるスイッチと、
駆動電圧を生成する電源部と、
前記スイッチの駆動端子に前記駆動電圧を印加する第1ラインと、
前記第1ラインに対して少なくとも一部が近接して配置された第2ラインと、
前記第1ラインに設けられ、前記駆動端子に印加される電圧を降下させる電圧降下素子と
を有し、
前記電圧降下素子は、前記開閉部が開放されている状態で前記第1ラインと前記第2ラインとがショートしているときに、前記第2ラインから前記第1ラインを通じて前記駆動端子に印加される電圧を所定電圧降下させることで、前記駆動端子に印加される電圧を前記第1電圧未満に低下させて前記スイッチをオフにすることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、ライン間のショートが発生しても電源から負荷へ供給される電流を遮断可能でかつ回路スペースについても有利な電気機器や画像形成装置が提供される。
画像形成装置の全体構成を示す図 画像形成装置の回路構成ブロック図 定着制御部の回路図 一般的なリレーの内部構造を示す図 リレーON電圧とリレーOFF電圧を説明するための図とパターン間距離を説明するための図 エラーモードを説明する図 駆動回路やインターロック回路の回路図 各素子に印加される電圧 エラーモードを説明する図 各素子に印加される電圧を説明する図 各素子に印加される電圧を説明する図
<実施例1>
図1は画像形成装置の概略断面図である。画像形成装置100は、たとえば、電子写真方式のプリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機などの電気機器である。トナーカートリッジ101は、画像形成装置100に着脱可能であり、トナーなどを収容するカートリッジである。感光体102は静電潜像およびトナー画像を担持する像担持体である。半導体レーザ103は入力画像に応じた光を出力する光源である。回転多面鏡105はスキャナモータ104にて回転し、レーザ光106を偏向して感光体102上を走査する露光装置または光走査装置である。レーザ光106は半導体レーザ103から出射し、回転多面鏡105によって偏向され、感光体102上を走査する光線である。帯電ローラ108は感光体102上を一様に帯電させる帯電器である。現像ローラ109は感光体102上に形成された静電潜像をトナーにて現像してトナー画像を形成する現像器である。転写ローラ110は現像ローラ109にて現像されたトナー像を所定のシートに転写する転写器である。定着器111はシートに転写されたトナーを熱にて融着して定着させるユニットである。給紙カセット113はシートを収容する収容器である。給紙ローラ114は1回転することによって給紙カセット113からシートを搬送路に給紙する。フィードローラ115とリタードローラ116は、給紙ローラ114にてピックアップされた複数枚のシートを1枚に分離するローラ対である。搬送路ローラ117、118、121、122はシートを搬送するローラである。
画像形成装置100は、ユーザが開閉可能なドア120を有し、このドア120を開放することによって、定着器111やトナーカートリッジ101を着脱することができる。インターロック回路130はこのドア120が開放されると電源から各ユニットへ供給される電流を遮断する回路である。なお、インターロック回路130はドア120が閉じられると電源から各ユニットへ電流の供給を再開させる。
図2は、画像形成装置100における制御系のブロック図である。プリンタコントローラ201はホストコンピュータ等の外部機器から送られる画像データをビットマップデータに展開するコントローラである。エンジンコントローラ202はプリンタコントローラ201の指示にしたがって画像形成装置100の各部を制御するコントローラである。高圧制御部203はエンジンコントローラ202の指示にしたがって帯電電圧や現像電圧、転写電圧を制御する。露光制御部204はスキャナモータ104の駆動/停止や半導体レーザ103の点灯/消灯をエンジンコントローラ202の指示にしたがって制御する。定着制御部205は定着器111への交流電圧の供給/遮断をエンジンコントローラ202の指示にしたがって制御する。搬送制御部207はエンジンコントローラ202の指示にしたがい、搬送ローラや感光体102、定着器111の加圧ローラなどを駆動するモータの駆動/停止を制御する。電源部208はエンジンコントローラ202やプリンタコントローラ201などに電力を生成して供給する。電源部208は、たとえば、24V、12V、5V、3.3Vなどの直流電圧を生成する。これらの直流電圧のうち24Vに関してはインターロック回路130を介して、高圧制御部203や露光制御部204、定着制御部205、搬送制御部207へ供給される。ユーザがドア120を開放すると、インターロック回路130が24Vの供給を遮断する。定着制御部205は24Vの電圧が遮断されると定着器111への交流を遮断する。別のインターロック回路130が交流を定着器111に供給する電源ライン(回路基板上の電源パターン)に挿入されていてもよい。
図3は定着制御部205の駆動回路の一例を示す回路図である。交流電源401は商用電源などの外部電源である。交流電源401から供給された交流はACフィルタ402でノイズをカットされ、定着器111の定着ヒータ112に設けられた発熱体301、302に供給される。ゲート制御式半導体スイッチ403は発熱体301への電力を供給したり、遮断したりする。ゲート制御式半導体スイッチ404は発熱体302への電力を供給したり、遮断したりする。バイアス抵抗405、406はゲート制御式半導体スイッチ403を駆動するための抵抗素子である。バイアス抵抗407、408はゲート制御式半導体スイッチ404を駆動するための抵抗素子である。フォトゲート制御式半導体スイッチカプラ409、410は一次側と二次側を絶縁するための素子である。フォトゲート制御式半導体スイッチカプラ409、410に設けられた発光ダイオードにそれぞれ通電することによりゲート制御式半導体スイッチ403、404がそれぞれONに切り替わる。制限抵抗411、412はフォトゲート制御式半導体スイッチカプラ409、410に流れる電流を制限する抵抗素子である。トランジスタ413、414はそれぞれフォトゲート制御式半導体スイッチカプラ409、410をON/OFF制御する制御素子である。トランジスタ413は抵抗415を介してエンジンコントローラ202から供給されるヒータ駆動信号FSRD1にしたがって動作する。トランジスタ414は抵抗416を介してエンジンコントローラ202から供給されるヒータ駆動信号FSRD2にしたがって動作する。エンジンコントローラ202はヒータ駆動信号FSRD1の信号レベルをHighにすることでゲート制御式半導体スイッチ403をオンに切り替え、Lowにすることでゲート制御式半導体スイッチ403をオフに切り替える。エンジンコントローラ202はヒータ駆動信号FSRD2の信号レベルをHighにすることでゲート制御式半導体スイッチ404をオンに切り替え、Lowにすることでゲート制御式半導体スイッチ404をオフに切り替える。Highレベルに相当する電圧は、エンジンコントローラ202のポートから出力される電圧であり、エンジンコントローラ202に供給される動作電圧と同等の電圧である。Lowレベルに相当する電圧は、エンジンコントローラ202の接地点の電位(グランド電位)と同等の電圧である。ゼロクロス検知回路418は交流電源401から供給された交流のゼロクロスを検知する。たとえば、ゼロクロス検知回路418は交流電圧が閾値以下の電圧になっていることをパルス信号(以下「ゼロクロス信号」と呼ぶ。)としてエンジンコントローラ202へ通知する。エンジンコントローラ202はゼロクロス信号のパルスのエッジを基準にゲート制御式半導体スイッチ403、404の通電タイミングを決定して、ゲート制御式半導体スイッチ403、404をON/OFF制御する。
サーミスタ419は定着ヒータ112の中央部の温度を検知するセンサである。サーミスタ420、421は定着ヒータ112の端部の温度を検知するためのセンサである。サーミスタ419、420、421の出力はそれぞれ対応する抵抗423、424、425で分圧され、TH1、TH2、TH3の各信号としてエンジンコントローラ202および安全回路427に入力される。サーミスタ419、420、421はそれぞれNTCサーミスタであってもよい。NTCはnegative temperature coefficientの略称である。NTCサーミスタは、温度上昇に伴い抵抗値が小さくなる。つまり、TH1、TH2、TH3信号の電圧も小さくなる。エンジンコントローラ202は定着ヒータ112の温度を監視し、目標温度となるように発熱体301、302に供給する電力を調整する。
電磁継電器であるリレー431は、一次側と二次側が絶縁された一種のスイッチである。リレー431の接点は交流電源401から発熱体301、302への電流を供給する電源ラインに配置されている。駆動回路460はエンジンコントローラ202のCPU209が出力するRLD信号にしたがってリレーを駆動する回路である。安全回路427は定着器111の温度エラー(例:過昇温)を検知して定着ヒータ112への通電を強制的に停止させる回路である。安全回路427は、たとえば、サーミスタ419、420、421によって得られたTH1、TH2、TH3信号と定着器111の異常を判断する基準温度を比較する。安全回路427は比較結果に基づき定着ヒータ112が正常であると判定すると、SAFE信号をLowレベルに維持する。SAFE信号がLowレベルの場合、エンジンコントローラ202が出力するRLD信号が有効となり、エンジンコントローラ202がリレーを制御可能となる。安全回路427は定着ヒータ112が正常でないと判断した場合、SAFE信号をHighレベルにする。SAFE信号がHighレベルの場合、安全回路427は、エンジンコントローラ202の制御信号とは無関係に、強制的にリレー431をOFFに切り替え、定着ヒータ112への通電を遮断する。これにより定着ヒータ112は過昇温から保護されている。
サーモスイッチ430は、定着ヒータ112に接触して設けられており、所定の温度を超えると接点が離れて電力を遮断する回路部品である。サーモスイッチ430も、定着器111の温度が高くなりすぎたときに通電を遮断する保護機構として機能する。サーモスイッチ430とリレー431はそれぞれ独立に動作して、定着器111の信頼性を高めている。
図4を用いてリレーON電圧とリレーOFF電圧について説明する。電磁石450はコイル461と鉄心462を有している。電磁石450の鉄心462の軸方向には可動板452が設けられている。可動板452は一種のシーソーである。ばね451は電磁石450と可動板452が離れるように可動板452の一端に力を作用させている。接点端子453は可動板452に接続されており、可動板452とともに移動する。端子a、bは一次側端子であり、端子c、dは二次側端子である。接点端子453の一端は端子aに接続されており、他端463は端子bに対向して配置されている。端子cはコイル461の一端に接続されており、端子dはコイル461の他端に接続されている。端子c、dに通電すると、可動板452の接点が電磁石450に引かれる。可動板452の移動に伴い接点端子453が端子bと接触して、端子aと端子bが導通する。端子c、dへの通電が遮断されると、電磁石450の磁力が弱まり、ばね451の作用によって可動板452と電磁石450が離れる。可動板452に連動して接点端子453の他端463が端子bから離れ、端子aと端子bの状態は絶縁状態となる。
図5(A)は一般的なリレーのリレーON電圧とリレーOFF電圧を定格電圧に対するコイル印加電圧で示した図である。リレーON電圧はリレーをONするために必要な電圧である。リレーOFF電圧はリレーをOFFするために必要な電圧である。図5(A)に示すとおり、リレーは磁気ヒステリシスを持つため、リレーON電圧とリレーOFF電圧が異なる。たとえば、24V定格のリレーは、コイルに印加される電圧が16.8V以上になるとONし、2.4V未満になるとOFFとなる。ONしたリレーをOFFしようとした場合、リレーのコイルに印加される電圧が2.4VまではON状態が保持されてしまう。
図5(B)および図5(C)は一般的なパターン間距離(ライン間距離)d1と拡大されたパターン間距離d2を示している。回路基板には様々な信号ラインや電源ラインなどの配線パターンが配置される。各ラインの干渉を防ぐために隣接したライン間にはある程度の距離が必要となる。一般的なパターン間距離d1とは、たとえば、CPU209の信号ラインと隣り合う別の信号ラインとの距離である。このため、一般的なパターン間距離d1は信号ライン間距離と呼ばれてもよい。一方、拡大されたパターン間距離d2とは、たとえば、インターロック回路130を経由した後の電源ラインとその他の電源ラインとの距離である。このため、拡大されたパターン間距離d2は電源ライン間距離と呼ばれてもよい。従来、インターロック回路130を経由した後の電源ラインと信号ラインとのパターン間距離についても、この拡大されたパターン間距離d2が採用されていた。このように隣り合ったラインが信号ラインであるのか、それとも電源ラインであるのかに応じて2種類のパターン間距離のうちの一方が採用されていた。電源ラインと信号ラインとの間の距離としても一般的なパターン間距離d1を採用できれば、回路基板をさらに小型化できるであろう。
図6はインターロック回路130を経由した後の電源ラインと信号ラインとのパターン間距離が一般的なパターン間距離d1だった場合に想定される画像形成装置100の動作の一例を示す。S601でエンジンコントローラ202のCPU209はRLD信号のレベルをHighレベルに制御し、画像形成装置100をスタンバイモードに遷移させる。S602でRLD信号がHighレベルになると、リレー431のコイル461に駆動電圧が印加されて一次側の接点が導通し、リレー431がON状態となる。S603でインターロック回路130を経由した後の24V電源ラインとそれに隣り合うCPU209からの信号ラインとが異物などによって突発的にショートする。S604でCPU209のプログラム暴走が突発的に発生し、CPU209がRLD信号をHighレベルに維持している。S605でユーザがドア120を開放する。S606でインターロック回路130はドア120の開放を検知して24V電源ラインを遮断する。しかし、S603にてショートが発生している。そのため、607ではCPU209の出力電圧である3.3Vの電圧がショート箇所を通じて24V電源ラインに供給される。リレー431の駆動端子である端子c、dに印加される3.3Vの電圧は、リレーOFF電圧である2.4Vよりも高い。よって、S608ではリレー431がON状態を維持する。
このように電源ラインと信号ラインとのパターン間距離が一般的なパターン間距離d1だった場合、電源ラインと信号ラインとがショートすることにより、リレー431がON状態を維持してしまう。つまり、定着器111には依然として交流電圧が印加されてしまう。したがって、電源ラインと信号ラインとのパターン間距離を一般的なパターン間距離d1とするためには、ショートが発生しても確実にリレー431をOFFにする安全機構が必要である。
図7(A)は本発明の特徴部分である駆動回路460の回路図である。トランジスタ433はリレー431を駆動するスイッチ素子である。制限抵抗432はトランジスタ433のベース端子に印加される電流を制限する抵抗である。制限抵抗429はトランジスタ428のベース端子に印加される電流を制限する抵抗である。なお、トランジスタ428はトランジスタ433のベース端子の電位を強制的にLowにするためのトランジスタである。ダイオード435はリレー431のコイルで発生する逆起電力による電流を還流させる回生ダイオードである。インターロック回路130はドア120の閉鎖動作でONし、ドア120の開放動作でOFFするスイッチである。整流ダイオード481、482は電圧降下素子として機能するダイオードである。
整流ダイオード481と整流ダイオード482とを接続するパターン127の長さは短く、パターン127と隣り合う信号ラインはないものとする。また、整流ダイオード482とリレー431とを接続するパターン128の長さも短く、パターン128と隣り合う信号ラインはないものとする。インターロック回路130と整流ダイオード481とを接続する電源ライン125とCPU209からの信号ライン126とのパターン間距離は一般的なパターン間距離d1とする。
整流ダイオード481、482は、一般的なダイオードであり、いずれも順方向電圧が0.7Vである。リレー431は24V定格品であるため、リレーON電圧が16.8Vであり、リレーOFF電圧が2.4Vであり、コイル461への最大印加定格電圧が31.2Vである。トランジスタ433のコレクタ−エミッタ間電圧Vceは0.3Vである。これらの数値は一例に過ぎない。
エンジンコントローラ202のCPU209から出力されるRLD信号は、制限抵抗432を介して、トランジスタ433のベース端子に印加される。RLD信号がHighレベルになると、トランジスタ433がリレー431のコイル461に電流を流す。これによりコイル461が励磁し、一次側の接点を導通させる。安全回路427から出力されるSAFE信号はトランジスタ428のベース端子に印加される。SAFE信号がHighレベルになると、トランジスタ428は強制的にトランジスタ433のベース端子の電位をLowに制御する。
図8(A)はリレー431がONになるための各素子の印加電圧を示す。ドア120が閉鎖されるとインターロック回路130が24Vの電圧を駆動回路460に供給する。CPU209が出力するRLD信号によってトランジスタ433がONすると、トランジスタ433のコレクタ−エミッタ間電圧Vceに0.3Vの電圧が印加される。整流ダイオード481には0.7Vの順方向電圧Vfが印加される。整流ダイオード482にも0.7Vの順方向電圧Vfが印加される。つまり、トランジスタ433、整流ダイオード481および整流ダイオード482による電圧降下の合計は1.7Vになる。したがって、リレー431に印加される電圧は22.3Vとなり、これはリレーON電圧16.8Vよりも高い。よって、リレー431がONになる。
図8(B)はリレー431をOFFする際の各素子の印加電圧と、図6で示したショートが発生したときの各素子の印加電圧を示す。リレー431をOFFするためには、CPU209がRLD信号をLowレベルに切り替える。その結果、トランジスタ433がOFFし、リレー431に印加される電圧は0Vになる。一方、図6に示したショートが発生したときには、24Vの電源ライン125に3.3Vの電圧が信号ライン126から印加されてしまう。一方で、トランジスタ433のコレクタ−エミッタ間には電圧Vceとして0.3Vが印加され、整流ダイオード481、482にはそれぞれ順方向電圧Vfである0.7Vが印加される。したがって、リレー431に印加される電圧は1.6V(=3.3V−1.7V)となる。この電圧はリレー431のリレーOFF電圧である2.4Vよりも低いため、リレー431をOFFにすることができる。
図9はショート発生時の駆動回路の動作を説明する図である。S601からS607は、図6と同じであるため、同一の参照符号を付与することで説明を省略する。ショートによって、インターロック回路130よりも後段側にある24Vの電源ライン125には信号ライン126から3.3Vの電圧が出力される。S628で3.3Vの電圧は整流ダイオード481、482およびトランジスタ433によって電圧降下して1.6Vとなり、リレー431がOFFになる。
このように電圧降下素子として整流ダイオード481、482を追加することによって、24Vの電源ライン125とCPU209などの論理回路からの信号ライン126とのパターン間距離を一般的なパターン間距離d1にすることが可能となる。ただし、整流ダイオード481からトランジスタ433までの電源ラインは、その他の電源ラインや信号ラインから十分に離されているものとする。つまり、この区間では拡大されたパターン間距離d2が採用される。インターロック回路130を経由した後の電源ライン125は定着制御部205に加え高圧制御部203や露光制御部204、搬送制御部207にも接続されている。このような電源ライン125と信号ライン126とのパターン間距離として一般的なパターン間距離d1を採用することで、基板サイズを縮小することが可能となる。
リレー431やリレー431を駆動するトランジスタ433と同一基板内に電圧降下素子を配置することで、距離d2を確保しなければならない配線パターンの部分を短くすることが可能となる。また、電圧降下素子からリレー431やリレー431を駆動するトランジスタ433までの配線パターンの長さを短くすることで、距離d2を確保しなければならない配線パターンの部分を短くすることが可能となる。
本実施例では、電圧降下素子をリレー431の前段に配置しているが、リレー431の後段やトランジスタ433の後段に配置してもよい。
以上説明したように整流ダイオード481、482をリレー431と直列に配置することで、電源ライン125と信号ライン126との間でショートが発生したとしても、インターロックを機能させることが可能となる。また、電源ライン125と信号ライン126との間の距離を一般的なパターン間距離d1にできるため、回路および基板外形を縮小化することが可能となる。
<実施例2>
実施例1では定着器111へ電力を供給するためのリレー431を中心に説明した。実施例2ではインターロック回路130で使用されるリレーについて説明する。図1、図2、図4、図5(A)および図5(B)に関しては実施例1と共通であるため、説明を省略する。
図7(B)は実施例2におけるインターロック回路130の回路図である。リレー471は、図4に示したリレー431と同様の構造を有している。回生ダイオード472は端子cと端子dに接続している。端子dは接地されている。スイッチ483はドア120の開放/閉鎖に連動してオフ/オンし、リレー471への電力を通電したり遮断したりする。ツェナーダイオード434は電圧降下素子である。スイッチ483は画像形成装置100の本体に設けられ、ドア120の開閉を検知する。リレー471は、たとえば、電源部208の基板内に配置される。また、スイッチ483からツェナーダイオード434までの電源ライン441と信号ライン442とのパターン間距離は一般的なパターン間距離d1とする。ツェナーダイオード434からリレー471まで電源ライン443の距離は短く、隣り合う信号ラインはない。ツェナーダイオード434のツェナー電圧は12Vである。リレー471は12V定格品であり、リレーON電圧が8.4Vであり、リレーOFF電圧が1.2Vであり、コイルへの最大印加定格電圧が15.6Vである。インターロック回路130経由後の電源ライン444には+24Vの電圧が供給され、電源+24Uとして利用される。
ドア120が閉鎖されるとスイッチ483がONし、リレー471に電力が供給され、リレー471のコイル461が励磁する。これにより、リレー471内のスイッチがONして電源+24Uとして+24Vの電圧が出力される。一方、ドア120が開放されるとスイッチ483がOFFし、リレー471への電力供給が遮断され、リレー471内のスイッチがOFFする。これにより電源ライン444への+24Vの電圧の供給が遮断される。
電圧降下素子としてツェナーダイオード434を採用する利点を説明するために、まず、ツェナーダイオード434が無い場合の動作について説明する。スイッチ483からリレー471までの配線パターンである電源ライン441、443と信号ライン442との間が異物などでショートすることがある。ショートが発生すると、ドア120が開放されてスイッチ483がOFFしても、電源ライン441、443には、CPU209が生成した3.3Vの電圧が信号ライン442を通じて供給される。3.3Vの電圧はリレー471のリレーOFF電圧である1.2Vよりも高い。そのため、リレー471がONした状態でドア120を開放しても、リレー471はON状態を継続してしまう。このようなショートが発生した際にもドア120の開放動作でリレー471をOFFにするために、ツェナーダイオード434がリレー471の近傍に配置されている。
図10(A)はリレー471をONする際の各素子の印加電圧を示す。ドア120が閉鎖されるとスイッチ483がONする。スイッチ483の抵抗成分によって発生する電圧降下を0.1Vとする。ツェナーダイオード434のツェナー電圧Vzは12Vであるため、12Vの電圧降下が発生する。したがって、リレー471に印加される電圧は11.9V(=24V−(0.1V+12V))となるため、これはリレーON電圧8.4Vよりも高い。よって、リレー471をONすることができる。このようにツェナーダイオード434を追加しても、ドア120を閉じることでリレー471をオンにすることができる。
図10(B)はドア120を開放してリレー471をOFFする際の各素子の印加電圧と、ショートが発生したときの各素子の印加電圧を示す。ドア120が開放されるとスイッチ483がOFFし、リレー471に印加される電圧は0Vになる。一方、ショートが発生すると、電源ライン441の電位が3.3Vになる。ショートに起因した3.3Vの電圧はツェナーダイオード434のツェナー電圧Vzよりも低い。よって、ツェナーダイオード434にはツェナー電流が流れない。したがって、リレー471に印加される電圧は0Vであり、リレー471をOFFすることができる。
以上、説明したようにリレー471と直列にツェナーダイオード434を配置することで、ドア120が開放したときには確実に+24Vの電圧の供給を遮断できるようになる。これは、ドア120の開放を検知するスイッチ483からツェナーダイオード434までの電源ライン441とCPU209やASICなどの論理回路からの信号ライン442とがショートしても達成できる。よって、電源ライン441と信号ライン442とのパターン間距離を一般的なパターン間距離d1で構成できるようになり、回路および基板外形の縮小化も達成できるようになる。
<実施例3>
実施例2では電圧降下素子としてツェナーダイオード434を使用した。実施例3では電圧降下素子として抵抗素子を使用する。図1、図2、図4、図5(B)は実施例1および実施例2と同じであるため、説明を省略する。
図7(C)は実施例3のインターロック回路130の回路図である。図7(C)を図7(B)と比較すると、ツェナーダイオード434が抵抗485に置換されている。抵抗485の抵抗値R1は360Ωである。リレー471のコイル461の抵抗値R2は360Ωであるとする。その他の構成は実施例2と同じであるため、説明を省略する。ただし、リレー471のリレーOFF電圧V1は2.4Vとして説明する。
図11(A)はリレー471をONする際の各素子の印加電圧を示す。ドア120が閉鎖されるとスイッチ483がONする。スイッチ483の抵抗成分によって発生する電圧降下は0.1Vである。抵抗485には、抵抗485とコイル461の抵抗で分圧されて得られた11.95Vの電圧が印加される。したがって、リレー471に印加される電圧は11.95Vとなり、リレーON電圧V2(8.4V)よりも高いため、リレー471をONすることができる。
図11(B)はドア120を開放してリレー471をOFFする際の各素子の印加電圧と、ショートが発生したときの各素子の印加電圧を示す。ドア120が開放されるとスイッチ483がOFFし、リレー471に印加される電圧が0Vになる。一方、ショート発生時には、信号ライン442から電源ライン441に3.3Vの電圧が出力される。抵抗485には3.3Vの電圧を抵抗485とリレー471で分圧して得られた1.65Vの電圧が印加される。つまりリレー471には1.65V(=3.3V−1.65V)が印加される。リレー471に印加された1.65Vは、リレー471のリレーOFF電圧V1(2.4V)よりも低い。よって、リレー471をOFFすることができる。
以上、説明したように電圧降下素子である抵抗485をリレー471と直列に配置することで、ドア120が開放したときには確実に+24Vの電圧の供給を遮断できるようになる。これは電源ライン441とCPU209やASICなどの信号ライン442との間でショートが発生しても実現可能である。電源ライン441と信号ライン442とのパターン間距離を一般的なパターン間距離d1で構成でき、回路および基板外形の縮小化も可能となる。
<まとめ>
ユーザによって開放および閉鎖することが可能な開閉部の一例としてドア120について説明した。なお、開閉部は給紙カセット113など、他の開閉可能な構造部品であってもよい。図7(A)では、駆動端子に印加される電圧が第1電圧未満になるとオフなり、駆動端子に印加される電圧が第1電圧を超える第2電圧以上になるとオンとなるスイッチとしてリレー431について説明した。駆動端子は、たとえば、端子c、dである。また、図7(B)や図7(C)ではリレー471について説明した。なお、リレーに代えて半導体スイッチが採用されてもよい。半導体スイッチも駆動端子に印加される電圧が閾値電圧以上になるとオンとなり、閾値電圧未満になるとオフとなるからである。図2で説明したように、駆動電圧を生成する駆動部として電源部208を一例として説明した。スイッチの駆動端子に駆動電圧を印加する第1ラインの一例として、図7(A)では電源ライン125について説明した。また、図7(B)や図7(C)では第1ラインの一例として電源ライン441について説明した。また、第1ラインに対して少なくとも一部が近接して配置された第2ラインとして信号ライン126、442について説明した。第1ライン上に設けられ、駆動端子に印加される電圧を降下させる電圧降下素子の一例として、整流ダイオード481、482、トランジスタ433、ツェナーダイオード434、抵抗485などを説明した。なお、これらは適宜組み合わされて使用されてもよい。電圧降下素子は、ドア120が開放されている状態で第1ラインと第2ラインとがショートしているときに、第2ラインから第1ラインを通じて駆動端子に供給される電圧を所定電圧降下させることで、駆動端子に印加される電圧を第1電圧未満に低下させてスイッチをオフにする。図8(B)を用いて説明したように、信号ライン126から電源ライン125を通じて供給される3.3Vの電圧は、整流ダイオード481、482やトランジスタ433によって1.6Vまで降下する。これは、リレー431の第1電圧である2.4Vを下回っているため、ショートが発生していてもドア120が開放されば、負荷である定着器111への交流を遮断できる。図10(B)を用いて説明したように、信号ライン442から電源ライン441を通じて印加される3.3Vの電圧は、ツェナーダイオード434によって0Vまで降下する。これは、リレー431の第1電圧である1.2Vを下回っているため、ショートが発生していてもドア120が開放されば、負荷である搬送制御部207のモータへの直流を遮断できる。図11(B)を用いて説明したように、信号ライン442から電源ライン441を通じて印加される3.3Vの電圧は、抵抗485とコイル461の抵抗によって分圧され、1.65Vまで降下する。これは、リレー431の第1電圧である2.4Vを下回っているため、ショートが発生していてもドア120が開放されば、負荷である搬送制御部207のモータへの直流を遮断できる。
なお、ドア120が閉鎖されているときに電源部208が生成する駆動電圧V0と所定電圧Vdとの差ΔVは第2電圧V2以上である。図8(A)ではV0は24Vであり、所定電圧Vdは1.7であり、差ΔVは22.3Vであり、V2は16.8Vである。よって、電圧降下素子として整流ダイオード481、482を採用しても、リレー431はドア120の閉鎖に連動して付加への電力の供給を開始できる。
図7(A)を用いて説明したように、第1ラインには複数のダイオードとして整流ダイオード481、482が挿入されている。この場合、所定電圧は、複数のダイオードの順方向電圧の合計値となる。なお、複数のダイオードの降伏電圧の合計値を採用してもよい。
電圧降下素子は、電源部208またはインターロック回路130から接地点までを結ぶ第1ライン上のいずれかの位置に配置されればよい。図7(A)ではインターロック回路130リレー431との間に整流ダイオード481、482を配置し、リレー431から接地点までの電源ラインにトランジスタ433を配置している。なお、リレー431と接地点との間に設けられた素子としては、トランジスタ、ダイオードまたは抵抗素子のいずれであってもよい。このようにリレー431の前段または後段に分散して電圧降下素子が配置されてもよい。図7(B)ではリレー471の前段にツェナーダイオード434を配置している。また、図7(C)ではリレー471の前段に抵抗485を配置している。
図7(A)ないし図7(C)を用いて説明したように、信号ライン126、442は論理回路または集積回路から出力されるハイレベルの信号とローレベルの信号を搬送する配線パターンであってもよい。ドア120が開放されている状態で第1ラインと第2ラインとがショートしているときに、第2ラインから第1ラインを通じて駆動端子に印加される電圧は、論理回路または集積回路から出力される信号の電圧のうちハイレベルの電圧である。ここでは、ハイレベルの電圧の一例として3.3Vを用いたが、これとは異なる電圧が採用されてもよい。
上述の例では、第2ラインとして信号ラインを説明したが、第2ラインは論理回路または集積回路に動作電圧を供給する電源ラインであってもよい。通常、論理回路から出力されるハイレベルの電圧は、論理回路の動作電圧に等しい。また、論理回路への電源ラインがリレーへの電源ラインと隣り合って配置されることもある。よって、このような場合にも本発明は有効であろう。
本実施例では電気機器の一例として画像形成装置100を用いたが、本発明は安全回路としてインターロック回路を備える電気機器であれば同様に適用可能である。
なお、電圧降下の合計値をVdとし、電源部208から供給される駆動電圧をV0とし、ハイレベルの電圧をVhとする。この場合、V0−Vd>=V2が成り立ち、かつ、Vh−Vd<V1が成り立つようにVdが設計されればよい。つまり、このようなVdが得られるように電圧降下素子の数と種類が選択されればよい。
100‥‥画像形成装置、130‥‥インターロック回路、431、471‥‥リレー、434‥‥ツェナーダイオード、460‥‥駆動回路、481、482‥‥整流ダイオード、483‥‥スイッチ、120‥‥ドア、485‥‥抵抗

Claims (20)

  1. 放および閉鎖することが可能な開閉部と、
    駆動端子に印加される電圧が第1電圧未満になるとオフなり、前記駆動端子に印加される電圧が前記第1電圧を超える第2電圧以上になるとオンとなるスイッチと、
    駆動電圧を生成する電源部と、
    前記スイッチの駆動端子に前記駆動電圧を印加する第1ラインと、
    前記第1ラインに対して少なくとも一部が近接して配置された第2ラインと、
    前記第1ラインに設けられ、前記駆動端子に印加される電圧を降下させる電圧降下素子と
    を有し、
    前記電圧降下素子は、前記開閉部が開放されている状態で前記第1ラインと前記第2ラインとがショートしているときに、前記第2ラインから前記第1ラインを通じて前記駆動端子に印加される電圧を所定電圧降下させることで、前記駆動端子に印加される電圧を前記第1電圧未満に低下させて前記スイッチをオフにすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記開閉部が閉鎖されているときに前記電源部が生成する駆動電圧と前記所定電圧との差は前記第2電圧以上であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開閉部は、閉可能なドアであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記スイッチは、電磁継電器であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記スイッチは、半導体スイッチであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記電圧降下素子は、ダイオードを含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ダイオードは、ツェナーダイオードであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1ラインには複数のダイオードが挿入されており、
    前記所定電圧は、前記複数のダイオードの順方向電圧または降伏電圧の合計値を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記電圧降下素子は、抵抗素子を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記電圧降下素子は、前記第1ライン上であって、かつ、前記開閉部の開閉に応じて動作するインターロック回路と前記スイッチとの間に設けられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記電圧降下素子は、前記第1ライン上であって、かつ、前記スイッチと接地点との間に設けられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記電圧降下素子は、
    前記第1ライン上であって、かつ、前記開閉部の開閉に応じて動作するインターロック回路と前記スイッチとの間に設けられた素子と、
    前記第1ライン上であって、かつ、前記スイッチと接地点との間に設けられた素子と
    を有していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記スイッチと接地点との間に設けられた素子は、トランジスタ、ダイオードまたは抵抗素子であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記第2ラインは論理回路または集積回路から出力されるハイレベルの信号とローレベルの信号を搬送する配線パターンであり、
    前記開閉部が開放されている状態で前記第1ラインと前記第2ラインとがショートしているときに、前記第2ラインから前記第1ラインを通じて前記駆動端子に印加される電圧は、前記論理回路または前記集積回路から出力される信号の電圧のうちハイレベルの電圧であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記第2ラインは論理回路または集積回路に動作電圧を供給する電源ラインであることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記スイッチは、負荷に対して交流を供給する電源ラインに設けられ、当該交流の通電と遮断とを切り替えるスイッチであることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記負荷はシートに転写されたトナー像を該シートに定着するための定着器であることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記スイッチは、負荷に対して直流を供給する電源ラインに設けられ、当該直流の通電と遮断とを切り替えるスイッチであることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記負荷はモータであることを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 放および閉鎖することが可能な開閉部と、
    駆動端子に印加される電圧が第1電圧未満になるとオフなり、前記駆動端子に印加される電圧が前記第1電圧を超える第2電圧以上になるとオンとなるスイッチ手段と、
    駆動電圧を生成する電源部と、
    前記スイッチ手段の駆動端子に前記駆動電圧を印加する第1ラインと、
    前記第1ラインから絶縁された第2ラインと、
    前記第1ラインに設けられ、前記駆動端子に印加される電圧を降下させる電圧降下
    を有し、
    前記電圧降下は、前記開閉部が開放されている状態で前記第1ラインと前記第2ラインとがショートしているときに、前記第2ラインから前記第1ラインを通じて前記駆動端子に印加される電圧を所定電圧降下させることで、前記駆動端子に印加される電圧を前記第1電圧未満に低下させて前記スイッチ手段をオフに維持することを特徴とする電気機器。
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