JP4718961B2 - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、半導体集積回路装置及びその製造方法に係わり、特に、フォトリソグラフィ工程における位置合わせに関する。
半導体集積回路装置の製造には、フォトリソグラフィ技術が利用される。この技術は、フォトレジスト膜のうちの選択された部分を露光し、任意のパターンを形成する技術である。任意のパターンが形成されたフォトレジスト膜は、絶縁膜や導電膜のエッチングの障壁(マスク)として、あるいは不純物のインプランティングの障壁(マスク)として用いられる。フォトレジスト膜の露光にはフォトマスクが利用される。フォトマスクには任意のパターンが描かれており、この任意のパターンがフォトレジスト膜に転写されることとなる。転写の際には、フォトマスクを、所定の位置に正確に合わせることが重要である。このため、ウェーハ、あるいはチップ内には位置合わせマーク(以下位置合わせマークと記す)が形成される。例えば、露光装置は、位置合わせマークを読み取ることで、フォトマスクを所定の位置に合わせる。位置合わせマークについては、例えば、特許文献1に記載される。以下、本明細書では、適宜、フォトリソグラフィ技術を利用する製造工程を、PEP、又はPEP工程と略す。
具体的な半導体集積回路装置の製造例として、NAND型Flash EEPROMの製造例を示す。
NAND型Flash EEPROMのウェル形成工程、又はチャネルイオン注入工程(しきい値制御用不純物の導入工程)は、浮遊ゲート形成工程前に行われる。これは、例えば、特許文献2に記載される。ゆえに、ウェル工程は、必然的にアクティブエリア工程(素子分離領域形成工程、以下STI工程と記す)の前に行われることとなる。ウェル形成工程では、任意の領域に対して必要な種類の不純物を打ち分ける。このため、PEPが複数回行われる。複数回あるゆえに、各PEPレイヤーの間の合わせずれを少なくする必要が出てくる。この目的で、ウェル形成工程の前に、位置合わせマークのみを形成する工程を入れる。この位置合わせマークは、ZLマークと称されることがあり、位置合わせマークのみを形成する工程は、ZL工程と略されることがある。
位置合わせマーク(ZLマーク)を形成する理由は、ウェル形成工程は半導体基板に不純物を打ち込むだけであるため、基板の表面に明確な痕跡が残らないことにある。このため、最初のPEP工程としてZL工程を行い、基板表面、例えば、ウェーハ表面、又はチップ表面に位置合わせマークのみを形成する。ウェル形成工程における複数回のPEPにおいては、形成された位置合わせマークに、フォトマスクを合わせながら行う。STI工程におけるPEPについても、形成された位置合わせマークに、フォトマスクを合わせながら行う。
しかしながら、このような製造例であると、位置合わせマークを形成するためだけに、PEP工程を行うこととなる。位置合わせマークは、デバイス動作にまったく無関係である。PEP工程は、集積回路の製造工程の中でも相対的に高価である。PEP工程を、位置合わせマークを形成するためだけに行うことは、製造コストの上昇につながる。
さらに、ウェル工程のPEPにおいては、形成された位置合わせマークにフォトマスクを合わせつつ、行われる。つまり、ウェルどうしの間は間接合わせとなる。STI工程のPEPも同様であり、ウェルとSTIとの間は、間接合わせとなる。このため、チップのシュリンクが困難である。
特開平7−147221号公報 特開2002−9173
この発明は、製造コストの上昇を抑制することが可能な半導体集積回路装置及びその製造方法を提供する。
この発明の第1態様に係る半導体集積回路装置の製造方法は、半導体基板上に、第1開口と、第1のウェル形成領域に対応した第2開口とを含む第1の膜を形成する工程と、前記半導体基板内に、前記第1開口、及び前記第2開口を介して第1のウェル用の不純物を導入する工程と、前記第1開口を位置合わせマークに用いて、前記第1の膜に、第2のウェル形成領域に対応した第3開口を少なくとも形成する工程と、前記半導体基板内に、少なくとも前記第3開口を介して第2のウェル用の不純物を導入する工程とを具備し、前記第3開口を少なくとも形成する工程は、前記第1開口を位置合わせマークに用いて、前記第1開口を拡幅しつつ、前記半導体基板内に、前記拡幅された第1開口を介して溝を形成する工程を含み、前記少なくとも前記第3開口を介して第2のウェル用の不純物を導入する工程は、前記拡幅された前記第1開口を介して前記第2のウェル用の不純物を導入する工程を含み、該工程に続いて、前記第1の膜を除去した後、前記半導体基板上に、第2の膜を形成する工程と、前記溝を位置合わせマークに用いて、前記第2の膜に、第3のウェル形成領域に対応した第4開口を形成する工程と、前記半導体基板内に、前記第4開口を介して第3のウェル用の不純物を導入する工程と、前記溝を位置合わせマークに用いて、前記半導体基板に、素子分離領域を形成する工程とを具備する。
この発明の第2態様に係る半導体集積回路装置の製造方法は、半導体基板上に、第1開口、第2開口、及びしきい値制御用不純物導入領域に対応した第3開口を含む第1の膜を形成する工程と、前記半導体基板内に、前記第1開口、前記第2開口、及び前記第3開口を介してしきい値制御用の不純物を導入する工程と、前記第1の膜上、及び前記第1開口、前記第2開口、及び前記第3開口から露呈した前記半導体基板上に、第2の膜を形成する工程と、前記第1開口を位置合わせマークに用いて、前記第2の膜に、第1のウェル形成領域に対応した第4開口を少なくとも形成する工程と、前記半導体基板内に、少なくとも前記第4開口を介して第1のウェルを形成する不純物を導入する工程とを具備する。
この発明の第3態様に係る半導体集積回路装置は、半導体基板と、前記半導体基板内に形成された第1のウェルと、前記半導体基板内に形成された第2のウェルと、前記半導体基板、前記第1のウェル、及び前記第2のウェルの少なくともいずれか一つに形成された、しきい値制御用の不純物が導入された領域と、前記半導体基板内に形成された位置合わせマークとしての溝と、前記溝内に形成され、前記半導体基板表面より低い高さまで前記溝を埋め込む積層構造と、具備し、前記溝の周囲に、前記第1のウェルに含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層と、前記第2のウェルに含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層、もしくは前記しきい値制御用の不純物と同じ不純物を含む領域のいずれかが形成される。
この発明によれば、製造コストの上昇を抑制することが可能な半導体集積回路装置及びその製造方法を提供できる。
以下に説明する実施形態は、概略、最初に行っていた位置合わせマークのみを形成する工程(ZL工程)を廃する。その代わりに、位置合わせマークとして利用可能なパターンを、ウェル工程のPEPに使用されるフォトマスクや、チャネルイオン注入工程のPEPに使用されるフォトマスクに入れる。このようにして、位置合わせマークとして利用可能な痕跡を基板表面に作る。これにより、製造工程数の削減を図り、製造コストの上昇を抑える。
さらに、位置合わせマークとして利用可能な痕跡を、ウェル形成工程や、チャネルイオン注入工程において得る。これにより、ウェルどうしの間の合わせの関係、及びウェルとSTIとの間の合わせの関係が、間接合わせから直接合わせに変わる。また、しきい値制御用不純物導入領域とウェルとの間の合わせの関係も直接合わせに変わる。このように、PEPレイヤーどうしの間の合わせの関係が、間接合わせから直接合わせに変わる箇所もでき、チップのシュリンクの困難性が緩和される。
合わせの関係が、直接合わせに変わった箇所においては、各PEPレイヤーどうしの間の設計ルールを厳しくすることができ、チップのシュリンクに有利である。また、シュリンクを行わないならば、例えば、ウェルどうしの離隔距離が広がるようになるから、例えば、素子間耐圧が改善できる、という利点を得ることができる。
以下、この発明の実施形態のいくつかを、図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
(第1実施形態)
この発明の第1実施形態を、図1〜図8を参照して説明する。
図1は、第1実施形態に係る半導体集積回路装置、例えば、NAND型Flash EEPROMにおける、素子分離領域(以後STIと記す)形成直後の断面構造の一例を示す断面図である。
半導体基板、例えば、シリコン基板1内には、複数のウェル形成領域が設定される。異なる種類の回路を一つの基板1内に形成するためである。例えば、NAND型Flash EEPROMにおいては、メモリセルアレイ、周辺回路、周辺回路内にある昇圧回路、周辺回路内にある高耐圧系回路(例えば、アイソレーショントランジスタ)等が、基板1内に形成される。ここでは、一例として第1のウェル形成領域3、第2のウェル形成領域4、及び第3のウェル形成領域5を示す。これらウェル形成領域3、4、5の表面付近各々には、第1のウェル7、第2のウェル8、及び第3のウェル9がそれぞれ形成される。
基板1の表面付近には、ウェル形成領域3、4、5の他に、位置合わせマーク形成領域2が設定される。位置合わせマークを基板1上、あるいは基板1内に形成するためである。マーク形成領域2内には、第1の溝6が形成される。第1の溝6の底部には、第1のウェル7の形成時に同時に注入された不純物拡散層10が形成され、かつ、第1の溝6の底部とその周囲には、第2のウェル8の形成時に同時に注入された不純物拡散層11が形成される。
基板1の表面上には、例えば、7nm厚程度のゲート酸化膜12が形成される。ゲート酸化膜12上には、例えば、150nm厚程度の導電性シリコン膜13が形成される。導電性シリコン膜13は、例えば、メモリセルアレイにおいては、メモリセルのフローティングゲート電極(以後FGと記す)に使用され、周辺回路においては、トランジスタのゲート電極に使用される。導電性ポリシリコン膜13上にはシリコン窒化膜14が形成される。シリコン窒化膜14は、素子分離領域を形成する際のCMP時、シリコン酸化膜のストッパとなる。シリコン窒化膜14、導電性ポリシリコン膜13、及び基板1には、素子分離用の第2の溝15が形成される。第2の溝15内には、シリコン酸化膜16が充填されており、これによりSTIが構成される。
図2〜図8は、第1実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図である。
図2に示すように、シリコン基板1上に、例えば、熱酸化法を用いて基板1表面を酸化し、例えば、10nm程度の厚さのシリコン酸化膜17(以下パッド酸化膜(Pad oxide)と記す)を形成する。次いで、パッド酸化膜17上に、例えば、CVD法を用いてポリシリコンを堆積し、例えば、50nm程度の厚さのダミーポリシリコン膜18を形成する。次いで、基板1の上方にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜19を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、フォトレジスト膜19の第1のウェル形成領域3に対応した部分に開口部100を形成する。開口部100は、第1のウェルを形成するための不純物を導入するための窓である。この時、フォトレジスト膜19の位置合わせマーク形成領域2に対応した部分に開口部101を形成する。開口部101は、ダミーポリシリコン膜18に位置合わせマークとして利用可能な痕跡を形成するために利用される。フォトマスクに描かれたフォトレジスト膜19に転写するマスクパターンには、第1のウェルの形成パターンと、位置合わせマークの形成パターンとの両方を入れておく。このPEPは、最初のPEPである。このため、下地、例えば、基板1(ウェーハ)上には位置合わせマークは無いから、これを読み取る必要はない。基板(ウェーハ)上の各々のチップの露光は、例えば、露光装置による所定のステップピッチで行っていけば良い。例えば、ラフアライメントで良い。次いで、RIE法を用いて、ダミーポリシリコン膜18をエッチングし、このエッチングをパッド酸化膜17表面で止める。このエッチングの際、位置合わせマーク形成領域2の部分にあるダミーポリシリコン膜18には、段差、例えば、開口27が形成される。開口27は、位置合わせマークとして利用可能である。次いで、フォトレジスト膜19をマスクに用いて不純物20、例えば、ボロンをイオン注入する。これにより、基板1の第1のウェル形成領域3に対応した部分に第1のウェル7が形成される。さらに、位置合わせマーク形成領域2に対応した部分にも、拡散層10が形成される。
次に、図3に示すように、フォトレジスト膜19をアッシングし、例えば、硫酸と過酸化水素水との混合液を用いて剥離する。なお、必要に応じてHF系の薬剤を用いても良い。これは後のフォトレジスト膜の剥離工程においても同様である。次いで、基板1の上方にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜21を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、フォトレジスト膜21の第2のウェル形成領域4に対応した部分に、開口部102を形成する。開口部102は、第2のウェルを形成するための不純物を導入する窓である。このとき、ダミーポリシリコン膜18には開口27がある。開口27を位置合わせマークとして利用する。例えば、露光装置は、開口27を読み取ることで、開口部102を形成するためのフォトマスクを所定の位置に合わせる。これは、例えば、ラフアライメントの後に実行されるファインアライメントである。開口27のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーそのものである。従って、第2のウェル8のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーに対して直接合わせとなる。
なお、本例では、第2のウェル形成工程におけるPEPにおいて、フォトレジスト膜21に、開口部102を形成するほか、位置合わせマーク形成領域2に対応した部分に開口部103を形成する。なお、第1のウェル形成領域3の全て、及び第3のウェル形成領域5の全ては、フォトレジスト膜21で覆う。
次に、図4に示すように、シリコン酸化膜のエッチングレートが速く、ポリシリコンのエッチングレートが遅い条件としたRIE法を用いて、基板1をエッチングする。このとき、シリコン酸化膜、即ち、パッド酸化膜17が露呈しているところは、ダミーポリシリコン膜19に形成された開口27しかない。従って、この箇所に露出したパッド酸化膜17がエッチングされる。引き続き、ポリシリコンのエッチングレートが速く、シリコン酸化膜のエッチングレートが遅い条件としたRIE法を用いて、基板1をエッチングする。すると、開口部102、103内に露呈したダミーポリシリコン膜18がエッチングされる。さらに、開口27から露呈したシリコン基板1もエッチングされ、位置合わせマーク形成領域2の部分に第1の溝6が形成される。第1の溝6の深さは、後に行われるPEPの際に、露光装置が読み取り可能なようにするために、一定以上の深さが必要である。しかし、深すぎると、フォトレジストが埋め込めなくなる事情が生ずる。このため、本例では、第1の溝6の深さの一例として、0.02μm以上0.15μm以下が採用される。次いで、フォトレジスト膜21をマスクに用いて不純物22、例えば、ボロン、又はリン、あるいは砒素をイオン注入する。これにより、基板1の第2のウェル形成領域4に対応した部分に第2のウェル8が形成される。さらに、位置合わせマーク形成領域2に対応した部分にも、拡散層11が形成される。ここでイオン注入においては、不純物ピークを基板1内に有するようにして、イオン注入のドーズばらつきを減らすことを行う。よって、位置合わせマーク形成領域2に対応した基板1にも、拡散層11の不純物ピークが形成されることとなる。なお、第2のウェル8は、シリコン基板1の濃度のままで良い場合には深く形成せずに、ボロン、又は燐、あるいは砒素を、しきい値制御用(チャネルイオン注入)として浅く形成してもよい。
次に、図5に示すように、フォトレジスト膜21をアッシングし、例えば、硫酸と過酸化水素水との混合液を用いて剥離する。次いで、ダミーポリシリコン膜18を除去する。除去する方法は、シリコン酸化膜との選択比がとれる条件としたブランケットRIE法、もしくはCDE法がある。このとき、マーク形成領域2の中の第1の溝6だけは、シリコンが露出しているためにエッチングが進む。ブランケットRIE法を用いれば、異方性のエッチングであるから、第1の溝6の深さが深くなる。また、CDE法を用いれば、等方性のエッチングであるから、第1の溝6は横方向にも広がる。しかし、等方的にエッチングされるから溝6の形状は歪まない。どちらの方法にしても、位置合わせマーク(ZLマーク)としては問題なく、後のプロセスにも影響はない。
次に、図6に示すように、基板1の上方にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜23を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、フォトレジスト膜23の第3のウェル形成領域5に対応した部分に開口部104を形成する。開口部104は、第3ウェルを形成するための不純物を導入するための窓である。このとき、第1の溝6を位置合わせマークとして利用する。例えば、露光装置は、第1の溝6を読み取ることで、開口部103を形成するためのフォトマスクを所定の位置に合わせる。第1の溝6は、開口27に対して自己整合的に形成されたものである。つまり、第1の溝6のPEPレイヤーもまた、第1のウェル7のPEPレイヤーそのもの、といえる。従って、第3のウェル9のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーに対して直接合わせとなる。次いで、フォトレジスト膜23をマスクに用いて不純物24、例えば、リンをイオン注入する。これにより、基板1の第3のウェル形成領域5に対応した部分に第3ウェル9が形成される。
次に、図7に示すように、フォトレジスト膜23をアッシングし、例えば、硫酸と過酸化水素水との混合液を用いて剥離する。この時点で、例えば、1050℃程度の温度でアニールを行い、これまで注入した不純物を活性化させる。このアニール工程をもって、ウェル工程が終了する。
次に、STI工程へと進む。図7の断面図を参照して説明する。
まず、パッド酸化膜17を、例えば、フッ化アンモニウム水溶液等を用いて剥離する。次いで、シリコン基板1上に、例えば、熱酸化法を用いて基板1の表面を酸化し、例えば、10nm程度の厚さのシリコン酸化膜12(以下ゲート酸化膜(Gate oxide)と記す)を形成する。次いで、ゲート酸化膜12上に、例えば、CVD法を用いてポリシリコンを堆積し、ポリシリコン膜13を形成する。次いで、ポリシリコン膜13上に窒化シリコンを堆積し、シリコン窒化膜14を形成する。次いで、シリコン窒化膜13上に酸化シリコンを堆積し、シリコン酸化膜25を形成する。シリコン酸化膜25は、基板1をエッチングするときのマスクとなる。次いで、シリコン酸化膜25上にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜26を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、STI形成領域に対応した部分に、開口部105を形成する。このとき、第1の溝6を位置合わせマークとして利用する。第1の溝6のPEPレイヤーは、上述した通り、第1のウェル7のPEPレイヤーそのもの、といえるから、STIのPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーに対して直接合わせとなる。
次に、図1に示すように、フォトレジスト膜26をマスクに用いて、シリコン酸化膜25を異方性エッチング(RIE)する。次いで、エッチングされたシリコン酸化膜25をマスクに用いて、シリコン窒化膜14、ポリシリコン膜13、ゲート酸化膜12、及びシリコン基板1を順に異方性エッチング(RIE)し、第2の溝15を形成する。第2の溝15によって基板1がエッチングされる深さの一例は、0.15μm以上である。この深さは、例えば、FNトンネル電流を用いたEEPROMではデータ書き込み、及びデータ消去に10V以上の電圧が必要であり、この電圧を有する2つの素子領域(アクティブエリア)を2μm以下の分離幅で分離するために必要な深さから選ばれている。
また、第2のウェル8の不純物の拡散深さは、第2の溝15、即ち、シャロートレンチによって分離されない深さとする。これにより、第2のウェル8のウェルコンタクトは、複数の素子領域で共有化でき、回路面積を縮小することができる。
また、第1のウェル7の不純物の拡散深さも、同様に、シャロートレンチによって分離されない深さとし、複数の素子領域で第1のウェル7のウェルコンタクトを共有化する。これにより、第1のウェル7も、第2のウェル8と同様に回路面積を縮小することができる。
さらに、第3ウェル5の不純物の拡散深さも、同様に、シャロートレンチによって分離されない深さとする。第3ウェル5も、複数の素子領域でウェルコンタクトを共有化することで、第1のウェル7、及び第2のウェル8と同様に回路面積を縮小することができる。次いで、残ったシリコン酸化膜25を、HF等を用いて除去し、その後、新たに酸化シリコンを堆積し、シリコン酸化膜16を形成する。次いで、シリコン酸化膜16の表面を、CMP法を用いて平坦化し、素子領域にシリコン窒化膜14を露出させる。ここで、STI工程は終了となる。
第1実施形態に係る製造方法のアライメントツリーを図8に示す。アライメントツリーとは、各PEPレイヤーどうしの合わせの関係を示すものである。
また、第1実施形態のアライメントツリーとともに、参考例に係る製造方法のアライメントツリーを図9に示す。
まず、参考例を説明する。
図9に示すように、参考例では、STI工程までの全てのPEPレイヤーは、ウェル形成工程の前に形成する位置合わせマーク(ZLマーク)に合わせられる。参考として、ZLマーク106の一例を図10に示す。同図に示すように、ZLマーク106は、第1のウェル〜第3ウェルを形成する前に、基板1の位置合わせマーク形成領域2に形成される。
図9に示すように、第1のウェルを規定するレイヤー(以下第1のウェルPEPレイヤー)212〜第3ウェルを規定するレイヤー(以下第3ウェルPEPレイヤー)214は、第1の溝106を規定するレイヤー(以下ZLマークPEPレイヤー)211に対して合わせられる。つまり、第1のウェルPEPレイヤー212〜第3のウェルPEPレイヤー214は、ZLPEPレイヤー211に対して直接合わせである。その合わせ精度を“a”とする。なお、チャネルイオン注入(Channel I/I)を行うレイヤー215があれば、これもまた、ZLマークPEPレイヤー211に対して直接合わせである。この合わせ精度も“a”である。
しかしながら、第1のウェルPEPレイヤー212と第2のウェルPEPレイヤー213との間は、間接合わせである。同様に、第1のウェルPEPレイヤー212と第3ウェルPEPレイヤー214との間も同様である。間接あわせにおける合わせ精度は、例えば、“a”の自乗和の平方根(√a+a)である。即ち、“a×√2”である。
対して、第1実施形態によれば、第1のウェルPEPレイヤー111´はZLマーク込みであり、ZLマークPEPレイヤーは第1のウェルPEPレイヤーそのものとなる。このため、図8に示すように、第1のウェルPEPレイヤー111´と第2のウェルPEPレイヤー113との間は、参考例と異なり、直接合わせとなる。同様に、第1のウェルPEPレイヤー111´と第3ウェルPEPレイヤー114との間も直接合わせとなる。
従って、合わせ精度は“a”となり、参考例の“a×√2”に比較して改善される。
以下、合わせ精度と、その改善効果とについて、具体的な一例をあげて説明する。
ウェル形成工程におけるPEPは、他のPEP、例えば、STI工程におけるPEPに比較して、精細なパターンを必要としない。このため、例えば、旧型の露光装置を使用することが可能である。旧型の露光装置を使用した場合の合わせ精度の値は、例えば、100nmから200nmの間である(直接合わせの場合)。
対して、STI工程におけるPEPは、例えば、メモリセルを最小ピッチで分離したい要求があり、ウェル形成工程におけるPEPに比較してパターンが精細である。かつ、メモリセルを最小ピッチで分離することを、例えば、露光面の全面で保証したい。このために、例えば、最先端の露光装置が使用される。最先端の露光装置の合わせ精度の値は、例えば、20nmから50nmの間である(直接合わせの場合)。ここでは、前者の合わせ精度をa[nm]、後者の合わせ精度をb[nm]とする。前者と後者との関係の一例は、おおよそa≧2bである。
第1実施形態によれば、第2のウェルPEPレイヤー213と第3ウェルPEPレイヤー214との間は、間接合わせとなる。その合わせ精度は、“a×√2”である。しかし、第2のウェルPEPレイヤー213と第1のウェルPEPレイヤー211´との間、及び第3ウェルPEPレイヤー214と第1のウェルPEPレイヤー211´との間は、それぞれ直接合わせである。その合わせ精度は、“a”である。ここで、a=150nmと仮定すると、第1実施形態の合わせ精度は150nmである。対して、参考例の合わせ精度は150nm×√2≒212nmである。
このように、第1実施形態によれば、参考例に比較して、第1のウェルと、その他のウェルとの合わせ精度が約71%(=150nm/212nm)以下に改善できる効果が得られる。
また、参考例においては、STIを規定するレイヤー(以下STIPEPレイヤー)216と第1のウェルPEPレイヤー213〜第3のウェルPEPレイヤー215との間は全て、間接合わせである。その合わせ精度は、a[nm]とb[nm]との自乗和の平方根(√a+b)である。合わせ精度aとbとの間には、上述の通り“a≧2b”なる関係があるから、例えば、√a+b≧b×√5[nm]となる。
対して、本例においては、STIPEPレイヤー216は、第1のウェルPEPレイヤーに対して直接合わせになるために、合わせ精度はb[nm]と考えることができる。このように、本例によれば、参考例に比較して、STIと第1のウェルとの合わせ精度を、約45%(=1/√5)以下に改善できる。
より具体的には、b=30nm、a=150と仮定すると、本例の合わせ精度は30nmである。対して、参考例の合わせ精度は、√150+30≒153nmである。このように、本例によれば、具体的には、参考例に比較して、STIと第1のウェルとの合わせ精度を、約20%(=30nm/153nm)に改善できる。
合わせ精度が向上すると、関係するレイヤー間の設計ルールを厳しくすることができ、チップをシュリンクしやすい、という利点が得られる。また、シュリンクを行わないならば、例えば、メモリセル間の距離や、トランジスタ間の距離等を相対的に大きくとることが可能となり、素子間耐圧の改善も期待できる。
さらに、本例では、位置合わせマークのみを形成する工程を別途行う必要がないため、その分のPEPを削減することもできる。よって、製造コストの面においても有利である。
(第2実施形態)
この発明の第2実施形態を、図11〜図16を参照して説明する。
図11は、第2実施形態に係る半導体集積回路装置、例えば、NAND型Flash EEPROMにおける、STI形成直後の断面構造の一例を示す断面図である。
図11に示すように、第2実施形態が第1実施形態と異なるところは、
(1) 第1の位置合わせマーク形成領域2-1、及び第2の位置合わせマーク形成領域2-2が設定されること
(2) 第1の溝6の周囲に、第1のウェル7に含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層10と、トランジスタのしきい値を制御するための不純物と同じ不純物を含む領域40とが形成されること
にある。他は、第1実施形態と同じである。
図12〜図16は、第2実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図である。
第2実施形態に係る装置の製造方法が、第1実施形態に係る装置の製造方法と異なるところは、位置合わせマークを形成するために堆積したダミーポリシリコン膜18を、使用しないことにある。その代わり、基板1内に、位置合わせマークとして利用する第1の溝6を掘る前段階として、第1のウェル7を形成する前に、あるチャネルインプラ工程におけるPEPを行い、そのフォトマスク中に、第1の溝6とは異なる位置合わせマークを入れる。以下詳細に説明する。
図12に示すように、まず、第1実施形態と同様にして、基板1に、パッド酸化膜17を形成する。本例では、パッド酸化膜17に位置合わせマークに利用可能な痕跡を作る。この関係上、パッド酸化膜17は、第1実施形態のパッド酸化膜17よりも厚めに形成する。その一例は、第1実施形態では10nm程度の厚さであったパッド酸化膜17を、厚さ20nm〜30nm程度とする。次いで、パッド酸化膜17上に、フォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜37を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、フォトレジスト膜37の第1の位置合わせマーク形成領域2-1に対応した部分に開口部108を形成する。本例では、これと同時に、フォトレジスト膜37の第2の位置合わせマーク形成領域2-2に対応した部分に開口部107を形成する。このとき、マーク形成領域2-1の開口部108は、所望の位置合わせマークの形状、例えば、マーク形成領域2-1内に部分的に形成されるような形状とし、マーク形成領域2-2の開口部107は、例えば、マーク形成領域2-2の領域全体に形成されるような形状とする。また、それと同時に、フォトレジスト膜37の第2のウェル形成領域4に対応した部分に開口部106を形成する。開口部106は、トランジスタのしきい値を制御するための不純物を導入するための窓である。所謂、チャネルイオン注入用の窓である。チャネルイオン注入は、必ずしも形成領域8全体に注入するものではなく、所望の必要な領域のみに注入されても良い。次いで、開口部106、107、及び108から露呈したパッド酸化膜17を、例えば、フッ化アンモニウム水溶液を用いてエッチングする。この時、第1の位置合わせマーク形成領域2-1の部分にあるパッド酸化膜17には、段差、例えば、開口62が形成される。開口62は、位置合わせマークとして利用可能である。次いで、フォトレジスト膜37をマスクに用いて不純物39をイオン注入する。不純物39は、トランジスタのしきい値を制御するために利用されるものであり、ボロン、又は燐、砒素が利用される。これにより、マーク形成領域2-1、及び2-2、第2のウェル形成領域4には、それぞれチャネルイオン注入領域40が形成される。
次に、図13に示すように、フォトレジスト膜37をアッシングし、例えば、硫酸と過酸化水素水との混合液を用いて剥離する。次いで、基板1の上方に、フォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜41を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、フォトレジスト膜41の、第1のウェル形成領域3に対応した部分に開口部109を形成する。このとき、フォトレジスト膜41の、マーク形成領域2-2上方の部分にも開口部110を形成する。つまり、フォトマスクに描かれたフォトレジスト膜41に転写するマスクパターンには、第1のウェルの形成パターンと、位置合わせマークの形成パターンとの両方を入れておく。なお、本例では、第1の位置合わせマーク形成領域2-1、第2のウェル形成領域4、及び第3のウェル形成領域の部分は全てフォトレジスト膜41で覆う。このリソグラフィは、開口62を位置合わせマークとして利用する。例えば、露光装置は、開口62を読み取ることで、開口部109、110を形成するためのフォトマスクを所定の位置に合わせる。開口62のPEPレイヤーは、チャネルイオン注入のPEPレイヤーそのものである。従って、第1のウェル7のPEPレイヤーは、チャネルイオン注入のPEPレイヤーに対して直接合わせとなる。次いで、開口部110から露呈した基板1を、例えば、RIE法を用いてエッチングする。このエッチングには、シリコンのエッチングレートが速く、シリコン酸化膜のエッチングレートが遅い条件を選択する。このため、第2の位置合わせマーク形成領域2-2においては、基板1がエッチングされて第1の溝6が形成される。第1のウェル形成領域3においては、パッド酸化膜17がエッチングのストッパとなるので溝は形成されない。第1の溝6は、この工程以降、STI工程におけるPEPまで、位置合わせマークとして利用される。第1の溝6の深さは、第1実施形態で説明したような観点から、一例として0.02μm以上0.15μm以下とする。次いで、フォトレジスト膜41をマスクに用いて不純物20、例えば、ボロンをイオン注入する。これにより、基板1の第1のウェル形成領域3に対応した部分に第1のウェル7が形成される。さらに、第1の溝6の底に露呈した基板1にもイオンが注入されるため、拡散層10が形成される。ここで、イオン注入は、不純物ピークを半導体内に有するようにして、イオン注入のドーズばらつきを減らす。よって、第1の溝6の底に露呈した基板1の部分にも、拡散層10の不純物ピークが形成されることとなる。
次に、図14に示すように、フォトレジスト膜41をアッシングし、及び硫酸と過酸化水素水との混合液を用いて剥離する。次いで、基板1の上方に、フォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜46を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、フォトレジスト膜46の第2のウェル形成領域4に対応した部分に、開口部111を形成する。開口部111は、第2のウェルを形成するための不純物を導入する窓である。このとき、基板1には第1の溝6がある。第1の溝6を位置合わせマークとして利用する。例えば、露光装置は、第1の溝6を読み取ることで、開口部111を形成するためのフォトマスクを所定の位置に合わせる。第1の溝6のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーそのものである。従って、第2のウェル8のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーに対して直接合わせとなる。次いで、フォトレジスト膜46をマスクに用いて不純物22、例えば、ボロン、又はリン、あるいは砒素をイオン注入する。これにより、基板1の第2のウェル形成領域4に対応した部分に第2のウェル8が形成される。
なお、第2のウェル8は、予め形成された半導体基板1の濃度で良く、形成する必要がない場合は形成しなくてもよい。
次に、図15に示すように、フォトレジスト膜46をアッシングし、例えば、硫酸と過酸化水素水との混合液を用いて剥離する。次いで、基板1の上方にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜50を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、フォトレジスト膜50の第3のウェル形成領域5に対応した部分に開口部112を形成する。開口部112は、第3のウェルを形成するための不純物を導入するための窓である。このとき、第1の溝6を位置合わせマークとして利用する。例えば、露光装置は、第1の溝6を読み取ることで、開口部112を形成するためのフォトマスクを所定の位置に合わせる。第1の溝6のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーそのものである。従って、第3のウェル9のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーに対して直接合わせとなる。次いで、フォトレジスト膜50をマスクに用いて不純物24、例えば、リンをイオン注入する。これにより、基板1の第3のウェル形成領域5に対応した部分に第3ウェル9が形成される。
次に、図16に示すように、フォトレジスト膜50をアッシングし、例えば、硫酸と過酸化水素水との混合液を用いて剥離する。この時点で、例えば、1050℃程度の温度でアニールを行い、これまで注入した不純物を活性化させる。第2実施形態においても、このアニール工程をもって、ウェル工程が終了する。
次に、STI工程へと進む。図16の断面図を参照して説明する。
まず、第1実施形態と同様に、パッド酸化膜17を、例えば、フッ化アンモニウム水溶液等を用いて剥離する。以下、第1実施形態と同様に、ゲート酸化膜12、ポリシリコン膜13、シリコン窒化膜14、シリコン酸化膜25を順次形成する。次いで、シリコン酸化膜25上にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜26を形成する。次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、STI形成領域に対応した部分に、開口部105を形成する。このとき、第1の溝6を位置合わせマークとして利用する。第1の溝6のPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーそのものであるから、STIのPEPレイヤーは、第1のウェル7のPEPレイヤーに対して直接合わせとなる。
後は、第1実施形態と同様に工程を進めることで、図11に示す構造を得れば良い。
第2実施形態に係る製造方法のアライメントツリーを図17に示す。
図9に示した参考例では、最初に形成する第1の溝のPEPレイヤー、つまりZLPEPレイヤーに対して、STI工程におけるPEPまでの全てのPEPレイヤーを合わせる。
対して、第2実施形態では、図17中の参照符号110に示すように、チャネルイオン注入を規定するPEPレイヤーと位置合わせマーク(ZLマーク)のPEPレイヤーを同じとする。さらに、参照符号111´に示すように、第1のウェルを規定するPEPレイヤーと位置合わせマーク(ZLマーク)のPEPレイヤーを同じとする。
図17に示すアライメントツリーは、“第1のチャネルイオン注入”という工程が新たに加わり、製造工程が増えたように見える。しかし、実際はそうではない。第1実施形態では省略したが、実際の製造方法では、各ウェルの形成工程の後、複数回のチャネルイオン注入工程が行われる。第2実施形態では、これら複数回のチャネルイオン注入のうちの1つを、“第1のチャネルイオン注入”として、最初に行うだけに過ぎない。製造工程は増えてはいない。そして、第2実施形態は、第1のチャネルイオン注入を規定するPEPレイヤー110に、位置合わせマーク(ZLマーク)を入れる。つまり、第2実施形態は、位置合わせマーク(ZLマーク)だけを形成する、という工程が、第1実施形態と同様に無い。従って、位置合わせマークだけを形成する、という工程が有る参考例(図9、図10参照)に比較して、製造工程、例えば、フォトリソグラフィ工程、及びエッチング工程等を削減することができる。
そして、第2実施形態においても、第1のウェルPEPレイヤー211´と第2のウェルPEPレイヤー213との間、第1のウェルPEPレイヤー211´と第3のウェルPEPレイヤー214との間は、それぞれ直接合わせとなる。
同様に、第1のウェルPEPレイヤー211´とSTIPEPレイヤー216との間も直接合わせとなる。
同様に、第1のウェルPEPレイヤー211´と第1のチャネルイオン注入PEPレイヤーを除いたチャネルイオン注入PEPレイヤー215との間も、直接合わせとなる。
よって、第2実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第1実施形態に係る装置では、第1の溝6の周囲に、第1のウェル7に含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層10と、第2のウェル8に含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層11とが形成される。これは、第1実施形態に係る製造方法を用いて形成したことの痕跡である。
また、第2実施形態に係る装置では、第1の溝6の周囲に、第1のウェル7に含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層10と、しきい値制御用の不純物と同じ不純物を含む領域40とが形成される。これは、第2実施形態に係る製造方法を用いて形成したことの痕跡である。
これらの痕跡を有した半導体集積回路装置によれば、第1実施形態に係る製造方法、もしくは第2実施形態に係る製造方法を用いて形成した、と推測できるから、第1、第2実施形態によって説明した効果を得ることができる。
以上、この発明をいくつかの実施形態により説明したが、この発明は各実施形態に限定されるものではなく、その実施にあたっては発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
また、各実施形態は単独で実施することが可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。
また、各実施形態は種々の段階の発明を含んでおり、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することが可能である。
また、実施形態は、この発明をNAND型フラッシュメモリに適用した例に基づき説明したが、この発明はNAND型フラッシュメモリに限られるものではなく、AND型、NOR型等、NAND型以外のフラッシュメモリにも適用することができる。もちろん、この発明は、フラッシュメモリに限られるものではなく、全ての半導体集積回路装置に適用することができる。
図1はこの発明の第1実施形態に係る半導体集積回路装置のSTI形成直後の断面構造の一例を示す断面図 図2はこの発明の第1実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図3はこの発明の第1実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図4はこの発明の第1実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図5はこの発明の第1実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図6はこの発明の第1実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図7はこの発明の第1実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図8はこの発明の第1実施形態に係る装置の製造方法のアライメントツリーを示す図 図9はこの発明の参考例に係る装置の製造方法のアライメントツリーを示す図 図10はこの発明の参考例に係る装置の位置合わせマークを示す断面図 図11はこの発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置のSTI形成直後の断面構造の一例を示す断面図 図12はこの発明の第2実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図13はこの発明の第2実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図14はこの発明の第2実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図15はこの発明の第2実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図16はこの発明の第2実施形態に係る装置の製造方法の一例を示す断面図 図17はこの発明の第2実施形態に係る装置の製造方法のアライメントツリーを示す図
符号の説明
1…半導体基板、2、2-1、2-2…位置合わせマーク形成領域、3…第1のウェル形成領域、4…第2のウェル形成領域、5…第3のウェル形成領域、6…溝、18…ダミーポリシリコン膜、27、62、100〜112…開口部。

Claims (4)

  1. 半導体基板上に、第1開口と、第1のウェル形成領域に対応した第2開口とを含む第1の膜を形成する工程と、
    前記半導体基板内に、前記第1開口、及び前記第2開口を介して第1のウェル用の不純物を導入する工程と、
    前記第1開口を位置合わせマークに用いて、前記第1の膜に、第2のウェル形成領域に対応した第3開口を少なくとも形成する工程と、
    前記半導体基板内に、少なくとも前記第3開口を介して第2のウェル用の不純物を導入する工程とを具備し、
    前記第3開口を少なくとも形成する工程は、
    前記第1開口を位置合わせマークに用いて、前記第1開口を拡幅しつつ、前記半導体基板内に、前記拡幅された第1開口を介して溝を形成する工程を含み、
    前記少なくとも前記第3開口を介して第2のウェル用の不純物を導入する工程は、
    前記拡幅された前記第1開口を介して前記第2のウェル用の不純物を導入する工程を含み、
    該工程に続いて、
    前記第1の膜を除去した後、前記半導体基板上に、第2の膜を形成する工程と、
    前記溝を位置合わせマークに用いて、前記第2の膜に、第3のウェル形成領域に対応した第4開口を形成する工程と、
    前記半導体基板内に、前記第4開口を介して第3のウェル用の不純物を導入する工程と、
    前記溝を位置合わせマークに用いて、前記半導体基板に、素子分離領域を形成する工程とを具備することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 半導体基板上に、第1開口、第2開口、及びしきい値制御用不純物導入領域に対応した第3開口を含む第1の膜を形成する工程と、
    前記半導体基板内に、前記第1開口、前記第2開口、及び前記第3開口を介してしきい値制御用の不純物を導入する工程と、
    前記第1の膜上、及び前記第1開口、前記第2開口、及び前記第3開口から露呈した前記半導体基板上に、第2の膜を形成する工程と、
    前記第1開口を位置合わせマークに用いて、前記第2の膜に、第1のウェル形成領域に対応した第4開口を少なくとも形成する工程と、
    前記半導体基板内に、少なくとも前記第4開口を介して第1のウェルを形成する不純物を導入する工程とを具備することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 前記第4開口を少なくとも形成する工程は、
    前記第1開口を位置合わせマークに用いて、前記第2開口内の領域に対応した第5開口を形成し、前記半導体基板内に、前記第5開口を介して溝を形成する工程を含み、
    前記少なくとも前記第4開口を介して第1のウェル用の不純物を導入する工程は、
    前記第5開口を介して前記第1のウェル用の不純物を導入する工程を含み、
    該工程に続いて、
    前記第2の膜を除去した後、前記第1の膜上、及び前記第1開口、前記第2開口、前記第3開口、及び第5開口から露呈した前記半導体基板上に、第3の膜を形成する工程と、
    前記第1開口、又は前記溝のいずれかを位置合わせマークに用いて、前記第3の膜に、第2のウェル形成領域に対応した第6開口を形成する工程と、
    前記半導体基板内に、前記第6開口を介して第2のウェル用の不純物を導入する工程と、
    前記第3の膜を除去した後、前記第1の膜上、及び前記第1開口、前記第2開口、前記第3開口、及び第5開口から露呈した前記半導体基板上に、第4の膜を形成する工程と、
    前記第1開口、又は前記溝のいずれかを位置合わせマークに用いて、前記第4の膜に、第3のウェル形成領域に対応した第7開口を形成する工程と、
    前記第1の膜を除去した後、前記溝を位置合わせマークに用いて、前記半導体基板に、素子分離領域を形成する工程とを具備することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 半導体基板と、
    前記半導体基板内に形成された第1のウェルと、
    前記半導体基板内に形成された第2のウェルと、
    前記半導体基板、前記第1のウェル、及び前記第2のウェルの少なくともいずれか一つに形成された、しきい値制御用の不純物が導入された領域と、
    前記半導体基板内に形成された位置合わせマークとしての溝と、
    前記溝内に形成され、前記半導体基板表面より低い高さまで前記溝を埋め込む積層構造と、を具備し、
    前記溝の周囲に、前記第1のウェルに含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層と、
    前記第2のウェルに含まれる不純物と同じ不純物を含む拡散層、もしくは前記しきい値制御用の不純物と同じ不純物を含む領域のいずれかが形成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
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