JP4718933B2 - 並列信号のスキュー調整回路及びスキュー調整方法 - Google Patents

並列信号のスキュー調整回路及びスキュー調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、並列信号のスキュー調整回路及びスキュー調整方法に関し、例えば、40Gb/sといった高速信号を10Gb/s×4チャンネルのように並列化して伝送する際に、並列信号間の位相整合をとるのに用いて好適な技術に関する。
近年、光通信システムにおいて、高ビットレート化により伝送容量の増大が進められている。光通信システムの装置内で各モジュール間やIC(Integrated Circuit)間、LSI(Large Scale Integration)間等で信号伝送する際、信号を並列化して低速化することにより、低速なデバイスで信号処理を行なうことが多い。並列信号の伝送においては、並列数を増やすほど1チャンネル当たりの伝送速度が低下するため、デバイスに必要な高速特性を緩和でき、また並列信号間の位相整合がとりやすくなる。しかし、その一方で、ICやLSI回路、モジュールのピン数の増加、それに伴うパッケージ等のサイズ増大、伝送線路の実装面積増大、といった課題が発生する。
現在、40Gb/sの信号を並列伝送する方式として、2.5Gb/s×16チャンネルで伝送を行なうSFI(Serdes Framer Interface)-5という方式がOIF(Optical Internetworking Forum)により標準化されている。このSFI-5は、送受信インタフェースや伝送路で位相ずれが発生することを前提として、ずれた位相を元に戻すデスキュー回路を含んだ方式である。
図12にSFI-5に準拠した40Gb/sトランスポンダモジュールの構成を示し、図13にこのトランスポンダモジュールにおける送信側インタフェース(IF)及び受信側インタフェース(IF)に着目した構成を示す。
まず、図12に示すように、SFI-5に準拠した送信側IF101及び受信側IF102を有するフレーマ(又はFEC)100と、SFI-5に準拠した受信側IF201及び送信側IF206並びに16:1多重化(MUX)回路202及びクロックデータリカバリ(CDR)/1:16分離(DMUX)回路205から成るシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)部208、電気/光変換部203、光/電気変換部204、及び、CPU207を有するトランスポンダ部200とをそなえて構成されている。
かかる構成において、フレーマ100の送信側IF101とトランスポンダ部200(SERDES部208)の受信側IF201との間、および、トランスポンダ部200(SERDES部208)の送信側IF206とフレーマ100の受信側IF102との間で、40Gb/sのデータ信号(主信号)が2.5Gb/s×16チャンネルの並列信号として2.5Gb/s×1のデスキュー信号とともに送受される(つまり、2.5Gb/sのデスキューチャンネルを追加した2.5Gb/s×17チャンネルの並列信号が送受される)。
そして、受信側IF201で受信された2.5Gb/s×16チャンネルの並列データ信号は、送信側IF101からの上記デスキュー信号を用いて各チャンネルのデータ信号間の位相ずれ(スキュー)を検出、補償した上で、MUX回路202にて40Gb/sのシリアル信号に多重化された後、電気/光変換部203にて40Gb/sの光信号に変換されて、光伝送路(光ファイバ)300へ出力される。
一方、対向の光伝送路400から伝送されてきた40Gb/sの光信号は、光/電気変換部204にて40Gb/sの電気信号に変換された後、CDR/DMUX回路205にてクロックデータリカバリ処理が施された上で2.5Gb/s×16チャンネルの並列信号に変換され、送信側IF206にて2.5Gb/s×1チャンネルのデスキュー信号とともに17並列信号としてフレーマ100の受信側IF102へ出力される。受信側IF102では、前記受信側IF201と同様に、送信側IF206からのデスキュー信号を用いて16並列の各データ信号間のスキューを検出、補償する。なお、上記の電気/光変換部203,光/電気変換部204,MUX回路202及びCDR/DMUX回路205の動作の監視、制御はCPU207が統括的に行なう。
このように、上記トランスポンダモジュールでは、送信側IF101(206)と受信側IF201(102)との間で伝送される16チャンネルの並列データ信号間のスキューを、デスキュー信号を用いて検出、補償する。そのため、図13に示すように、送信側IF101(206)にはデスキュー信号生成回路500が設けられ、受信側IF201(102)にはデスキュー回路600が設けられる。
より詳細には、送信側IF101(206)は、デスキュー信号生成回路500として、フレーミングコントローラ501,16:1多重化(MUX)回路502及びセレクタ503をそなえるとともに、2.5Gb/s×16チャンネルの並列データ信号を出力するコアロジック回路510と、当該並列データ信号毎に設けられたバッファ511とをそなえて構成され、受信側IF201(102)は、デスキュー信号について設けられたデータリカバリ(DR)回路601及びバッファ602と、16チャンネルのデータ信号のそれぞれについて設けられたDR回路603,バッファ604及び可変遅延回路605と、16チャンネルの並列データ信号を多重化出力する多重化(MUX)回路606(図12におけるMUX回路202に相当する)と、各可変遅延回路605の遅延量を個々に制御することで並列データ信号間のスキューを補償するデスキューコントローラ607とをそなえて構成される。なお、可変遅延回路605及びデスキューコントローラ607から成るブロックが、前記デスキュー回路600として機能する。
上述のごとく構成された送信側IF101(206)では、コアロジック回路510から2.5Gb/s×16チャンネルの並列データ信号が出力され、それぞれバッファ511にて一時的に保持された後、受信側IF201(102)へ伝送される。なお、SFI-5では、送信側IF101(206)からのチャンネル間の出力スキューが3UI(Unit Interval)〔1UI=1ビット(400ピコ秒)〕以内に収まるように設計される。
またこのとき、各バッファ511の出力が、一部分岐されて1:16多重化部502へ入力され、フレーミングコントローラ501の制御によりセレクタ503へ選択的に出力され、さらに、セレクタ503にて、フレーミングコントローラ501からの信号と選択的に出力されることにより、所定フレームフォーマットを有するデスキュー信号が生成される。
具体的に、SFI-5のデスキュー信号のフレームフォーマットは、例えば図14に示すごとく、1フレームあたり1088ビットを有し、先頭から1〜32番目の32ビット(4バイト)を用いてフレーム同期パターンであるA1バイト(11110110)及びA2バイト(00101000)が伝送され、65〜128番目の64ビット(8バイト)を用いてチャンネル番号#0〜#15のうちのチャンネル番号#15のデータ信号が、これに続く129〜192番目の64ビット(8バイト)を用いてチャンネル番号#14のデータ信号がそれぞれ伝送され、以下、同様に、チャンネル番号#13〜#0のデータ信号が193〜1088番目のビットを用いてそれぞれ伝送されるようになっている。なお、33〜64番目のビット(4バイト)は、将来使用のための拡張ヘッダとして定義されている。
このようなフレームフォーマットを有するデスキュー信号を16チャンネルの並列データ信号とともに伝送することにより、受信側IF201(102)では、デスキュー信号の上記フレーム同期パターン(A1及びA2バイト)を検出することで各チャンネルのデータ信号の配置(つまり、受信タイミング)を一義に確定でき、そのタイミングで8バイト(64ビット)単位の連続パターンマッチングを行なうことにより、各チャンネル間のスキューを検出することが可能となる。
即ち、受信側IF201(102)では、送信側IF101(206)において上述のごとく生成されて送信されてくるデスキュー信号について、DR回路601にてデータリカバリ処理が施された上で一時的にバッファ602に保持された後、デスキューコントローラ607に入力される。
デスキューコントローラ607では、当該デスキュー信号の上記フレーム同期パターン(A1及びA2バイト)を検出することで各チャンネルのデータ信号の配置(受信タイミング)を確認し、そのタイミングで、上記デスキュー信号と同様にDR回路603にてデータリカバリ処理が施された上でバッファ604にて一時的に保持された後に出力されてくる16チャンネル分の並列データ信号について8バイト(64ビット)単位の連続パターンマッチングを行なってチャンネル間のスキューを検出する。
そして、デスキューコントローラ607は、検出したスキューがなくなるように、可変遅延回路605の遅延量を個々に制御することで、16チャンネルの並列データ信号間のスキューを補償する。なお、SFI-5では、受信側IF201(102)での入力許容スキューが6UI以内(つまり、6UI以内のスキューなら補償可能)となるように設計される。
そして、上述のごとく各チャンネル間のスキューを補償された並列データ信号は、MUX回路606(202)にてシリアル信号に多重化されて40Gb/sの信号として出力される。
なお、データビット間のスキューを調整する回路として、例えば下記特許文献1により提案されている技術(以下、公知技術1という)もある。この公知技術1は、送信側で作成する擬似ランダムパターン(PNパターン)を基に、受信側においてスキューを調整するものである。この技術は、前記デスキュー信号の代わりにPNパターンを用いた技術に相当すると考えることができる。
また、非同期データストリームの最適サンプリングを可能にする高速シグナリングのデータキャプチャ技法として、例えば下記特許文献2により提案されている技術(以下、公知技術2という)がある。この公知技術2は、原信号から遅延させた信号(遅延タップ出力)をヒストリレコードとし、これを検査することによって、最適なサンプリングを可能とするものである。
特開平10−164037号公報 特表2004−531117号公報
しかしながら、上述したSFI-5に準拠したトランスポンダモジュールでは、デスキュー信号生成回路500や、そのデスキュー信号に基づくデスキュー処理を行なうデスキュー回路600の回路規模が大きいため、全体としての消費電力や回路規模が増大してしまう。
特に、トランスポンダ部200においては、並列信号と光の伝送速度をもつシリアル信号との間の変換回路であるMUX回路202(606)及びDMUX回路205に対して高速特性が要求される上に、さらにデスキュー回路600も必要とされるため、その実現方法が課題となっている。即ち、従来、デスキューを行なうためには、数100〜数1000ゲート規模のロジック回路が必要であり、これを高速特性に優れた回路で実現することは、消費電力や回路規模の点から、非常に困難なのである。
また、SFI-5の次世代方式として、10Gb/s×4チャンネルの並列信号伝送が検討されており、MUX回路202(606)及びDMUX回路205に対する消費電力や回路規模増大がさらに大きな課題となっている。なお、上記の公知技術1及び2を単純に適用したとしても、以上のような高速特性の要求されるトランスポンダモジュールに特有の課題は解決されない。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、高速特性が要求される回路での並列信号の伝送に対して、スキュー調整(スキュー検出及びデスキュー)のために追加すべきロジック処理回路の増加を抑えながら、消費電力及び回路規模を削減可能とすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、下記の並列信号のスキュー調整回路及びスキュー調整方法を用いることを特徴としている。即ち、
(1)本発明の並列信号のスキュー調整回路は、送信回路から受信回路へデータ信号を並列化して伝送する際の並列信号間のスキューを調整する回路であって、上記並列信号のいずれかを巡回的に選択する選択回路と、該選択回路で選択されたデータ信号の連続する複数ビットから所定の論理演算によりスキュー調整用の信号であるデスキュー信号を生成して該受信回路へ伝送するデスキュー信号生成回路と、該受信回路において、該デスキュー信号と該選択回路によって選択されたデータ信号との相関をとり、その平均値を求めることにより前記スキューを検出するスキュー検出回路と、該受信回路において、該スキュー検出回路で得られた前記平均値に応じて前記データ信号の遅延量を制御することにより前記スキューを調整する遅延量調整回路とをそなえたことを特徴としている。
(2)ここで、該デスキュー信号生成回路は、前記スキューの量に応じて該スキュー検出回路で求められる前記平均値が特定の変化を示すように前記データ信号の連続する複数ビットを用いて前記論理演算を行なう論理回路をそなえて構成されるのが好ましい。
(3)また、該論理回路は、マーク率が1/2の前記データ信号である場合の前記スキューが0ビット,1ビット進み,1ビット遅れの場合のそれぞれに対して、該スキュー検出回路での前記平均値が、1/2,1/4,3/4となるように前記データ信号の連続する3ビットを用いて前記論理演算を行なうように構成されてもよい。
(4)具体的に、該論理回路は、例えば、前記データ信号を2ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号との論理積をとる論理積回路と、前記データ信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されるのが好ましい。
(5)また、該論理回路は、前記データ信号を2ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、前記データ信号を1ビット遅延させた信号と遅延前の前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されてもよい。
(6)さらに、該論理回路は、前記データ信号を2ビット遅延させた信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、前記データ信号を1ビット遅延させた信号と遅延前の前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されてもよい。
(7)また、該論理回路は、前記データ信号を2ビット遅延させた信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号との論理積をとる論理積回路と、前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号と遅延前の前記データ信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されてもよい。
(8)さらに、該論理回路は、マーク率が1/2の前記データ信号である場合の前記スキューが0ビット,2ビット進み、1ビット進み,1ビット遅れ、2ビット遅れの場合のそれぞれに対して、該スキュー検出回路での前記平均値が、4/8,2/8,3/8,5/8,6/8となるように前記データ信号の連続する5ビットを用いて前記論理演算を行なうように構成されてもよい。
(9)また、該スキュー検出回路は、前記デスキュー信号と前記データ信号との排他的論理和をとることにより前記相関をとる排他的論理和回路と、該排他的論理和回路による排他的論理和結果を平均化する平均化回路とをそなえて構成されるのが好ましい。
(10)さらに、本発明の並列信号のスキュー調整方法は、送信回路から受信回路へデータ信号を並列化して伝送する際の並列信号間のスキューを調整する方法であって、上記並列信号のいずれかを巡回的に選択し、選択したデータ信号の連続する複数ビットから所定の論理演算によりスキュー調整用の信号であるデスキュー信号を生成して該受信回路へ伝送し、該受信回路において、該デスキュー信号と前記選択したデータ信号との相関をとり、その平均値を求めることにより前記スキューを検出し、該受信回路において、前記平均値に応じて前記データ信号の遅延量を制御することにより前記スキューを調整することを特徴としている。
上記本発明によれば、並列伝送するデータ信号のいずれかの連続する複数ビットからデスキュー信号を生成し、受信回路において、そのデータ信号とデスキュー信号との相関をとって平均化することにより、その平均値の変化に応じたスキューを検出し、そのスキューをデータ信号の遅延量を制御することにより、デスキューを行なうので、個々のビットを比較(ビットパターンマッチング)することなく、上記平均値のみでスキューの検出およびデスキューを行なうことができる。
したがって、例えば40Gb/sといった高速信号を10Gb/s×4チャンネルのように並列化して伝送する際においても、フレーム同期や各チャンネル内のデータ信号の個々のビットについてのパターンマッチング等の大規模なロジック処理を行なう必要が無く、大幅な回路規模及び消費電力の削減が可能となる。
〔A〕第1実施形態の説明
図1及び図2はそれぞれ本発明の第1実施形態に係る並列信号のスキュー調整回路が適用される送信側インタフェース(IF)及び受信側インタフェース(IF)の構成を示すブロック図で、これらの図1及び図2に示す送信側IF(送信回路)1は、例えば、図12により前述したトランスポンダモジュールにおける送信側IF101又は206として適用することができ、受信側IF(受信回路)2も、同モジュールにおける受信側IF201又は102として適用することができるものであるが、本実施形態では、それぞれ要部に着目すると、送信側IF1は、セレクタ11とデスキュー信号生成回路12とをそなえて構成され、受信側IF2は、複数チャンネル(例えば、10Gb/s×4チャンネル)の並列データ信号(主信号)のそれぞれについて設けられた、クロックデータリカバリ(CDR)回路21,バッファ22及び可変遅延回路25と、デスキュー信号生成回路12からのデスキュー信号について設けられた、CDR回路23及びバッファ24と、スキュー検出回路26と、チャンネル選択回路27と、セレクタ28及び29とをそなえて構成されている。
ここで、送信側IF1において、セレクタ11は、受信側IF2のチャンネル選択回路27からのチャンネル選択信号に従って上記チャンネルのいずれかのデータ信号(主信号)を巡回的に選択してデスキュー信号生成回路12へ出力するものであり、デスキュー信号生成回路12は、セレクタ11から選択出力されたチャンネルのデータ信号の連続する複数ビット(例えば、3ビット)からスキュー調整用の信号(デスキュー信号)を生成して受信側IF2へ出力するものである。
具体的に、このデスキュー信号生成回路12は、例えば図2に示すように、1ビット遅延回路121,122と、反転回路123,125,AND(論理積)回路124,126及びOR(論理和)回路127から成る論理回路fdとをそなえて構成され、1ビット遅延回路121及び122で2ビット遅延させたデータ信号a1を反転回路125で反転させた反転信号と、1ビット遅延回路121で遅延させたデータ信号a2とについてAND回路126で論理積をとり、また、1ビット遅延回路121で1ビット遅延させた前記データ信号a2を反転回路123で反転させた反転信号と、1ビット遅延回路121で遅延させる前のデータ信号a3とについてAND回路124で論理積をとり、これらのAND回路124,126の論理積結果についてOR回路127で論理和をとることでデスキュー信号を生成するようになっている。つまり、デスキュー信号生成回路12は、データ信号の連続する3ビット(a1,a2,a3)について下記式(1)で表される演算を行なう論理回路fd(a1,a2,a3)によってデスキュー信号を生成するのである。
Figure 0004718933
一方、受信側IF2において、CDR回路21は、それぞれ、送信側IF1からのデータ信号(主信号)を受けてクロック及びデータの再生処理を行なうものであり、バッファ22は、それぞれ、CDR回路21によるクロック及びデータ再生処理後のデータ信号を一時的に保持するものであり、可変遅延回路(遅延量調整回路)25は、スキュー検出回路26でのスキュー検出結果(上記チャンネル選択信号に従ってセレクタ28でチャンネル別に選択される)に応じてバッファ22からのデータ信号の遅延量を制御してチャンネル間スキューを補償(調整)する(デスキューを行なう)ものである。
CDR回路23は、送信側IF1のデスキュー信号生成回路12からのデスキュー信号を受けてクロック及びデータ再生処理を行なうものであり、バッファ24は、このCDR回路23によるクロック及びデータ再生処理後のデータ信号を一時的に保持するものであり、スキュー検出回路26は、上記チャンネル選択信号に従ってセレクタ29でチャンネル別に選択される、可変遅延回路25の出力(データ信号)とバッファ24からのデスキュー信号とに基づいてデータ信号のスキューを検出するもので、ここでは、可変遅延回路25の出力(データ信号)とバッファ24からのデスキュー信号とについてEXOR(排他的論理和)回路261で排他的論理和演算(ビットパターンの相関演算)を行ない、その結果を平均化回路としてのローパスフィルタ(LPF)262で平均化することにより、±1ビットのスキューを検出するようになっている。
なお、1チャンネルあたりのデータ信号が10Gb/sの場合、上記EXOR回路261も10Gb/sで動作し、LPF262は、カットオフ周波数fcが1MHz以下であるのが好ましい。また、データ信号にビットパターンに偏りのあるヘッダ信号等が含まれる場合には、LPF262の時定数をそのヘッダ長よりも十分に長い時定数に設定するのが好ましい。例えば、SDHでのSTM−256(SONETでのOC−768)信号を扱う場合には、フレーム同期パターン等の一定ビットパターンの繰り返しがヘッダに含まれるので、そのヘッダ長よりも十分に長い時定数に設定するのが好ましい。
チャンネル選択回路27は、セレクタ28,29,送信側IF1のセレクタ11でそれぞれ選択すべきチャンネルを指定するチャンネル選択信号を生成するもので、例えば、1チャンネルあたり10μs程度で、順次、選択チャンネルを巡回的に切り替えることで、SFI-5と同程度のデスキュー時間を実現できる。
セレクタ28は、上記チャンネル選択回路27からのチャンネル選択信号に従って、スキュー検出回路26でのスキュー検出結果(LPF262の出力)をデスキュー信号として供給すべきチャンネルの可変遅延回路25を選択するものであり、セレクタ29は、上記チャンネル選択回路27からのチャンネル選択信号に従って、スキュー検出回路26へ出力すべきスキュー検出対象チャンネルのデータ信号を選択するものである。
つまり、上記のセレクタ11,デスキュー信号生成回路12,スキュー検出回路26,チャンネル選択回路27,可変遅延回路25,セレクタ28,29から成るブロックが、本発明の並列信号のスキュー調整回路として機能する。
以下、上述のごとく構成された本実施形態の送信側IF1と受信側IF2との間の並列信号伝送時のデスキュー動作について、図2〜図5を参照しながら詳述する。なお、各チャンネルの動作はそれぞれ同じであるので、図2では1チャンネル分のみの構成を抜粋して示している。また、図3はスキュー検出回路26で検出されたスキューが0の場合、図4は同じくスキューが−1の場合、図5は同じくスキューが+1の場合のタイミングチャートを示しており、図2中に(1)〜(8)で示す箇所の信号がそれぞれ図3〜図5中に(1)〜(8)で示す信号に対応している。ただし、図3〜図5では、紙面の都合上、(1)〜(4)で表される信号波形と(5)〜(8)で表される信号波形とを同一時間軸上に表示しているが、実際は、送信側IF1と受信側IF2との間の伝送距離に応じた遅延時間が前者の(1)〜(4)で表される信号波形に対して後者の(5)〜(8)で表される信号波形に生じている。図3〜図5中の一点鎖線10はこのことを意味している。
まず、送信側IF1では、セレクタ11で選択されたチャンネルのデータ信号からデスキュー信号生成回路12によってデスキュー信号を生成する。例えば図3〜図5中にそれぞれ(1)で示すような波形のデータ信号(a1)がデスキュー信号生成回路12に入力されたとすると、1ビット遅延回路121の出力(a2)は図3〜図5中にそれぞれ(2)で示す信号波形となり、1ビット遅延回路122の出力(a1)は図3〜図5中にそれぞれ(3)で示す信号波形となるので、論理回路fdの出力(つまり、デスキュー信号)は、前記の式(1)で表される論理演算によって、図3〜図5中にそれぞれ(4)で示す信号となる。
上記データ信号及びデスキュー信号は、それぞれ、受信IF2へ伝送され、受信IF2では、データ信号及びデスキュー信号のそれぞれについて対応するCDR回路21及び23にてクロック及びデータ再生処理が施された後、バッファ22及び24に一時的に保持される。したがって、バッファ22の出力(可変遅延回路25の入力)は、図3〜図5中にそれぞれ(5)で示す信号波形となり、バッファ24の出力は、図3〜図5中にそれぞれ(7)で示す信号波形となる。
ここで、可変遅延回路25の可変遅延量を0ビット,1ビット,2ビットとし、受信したデータ信号とデスキュー信号の位相が一致している状態での可変遅延回路25での基準遅延量を1ビットとすると、このときの可変遅延回路25の出力は、図3中(6)で示す信号波形となり、したがって、スキュー検出回路26のEXOR回路261の出力は、図3中(8)で示す信号波形となり、LPF262で平均化すると平均値(マーク率)≒1/2が得られる。
これに対し、データ信号がデスキュー信号に対して1ビット進んでいる状態(これは可変遅延回路25での遅延量が0ビットの場合に相当する)では、可変遅延回路25の出力は、図4中(6)で示す信号波形となり、したがって、スキュー検出回路26のEXOR回路261の出力は、図4中(8)で示す信号波形となり、LPF262で平均化するとマーク率≒1/4が得られる。
また、データ信号がデスキュー信号に対して1ビット遅れている状態(これは可変遅延回路25での遅延量が2ビットの場合に相当する)では、可変遅延回路25の出力は、図5中(6)で示す信号波形となり、したがって、スキュー検出回路26のEXOR回路261の出力は、図5中(8)で示す信号波形となり、LPF262で平均化するとマーク率≒3/4が得られる。
つまり、スキューが0,−1(1ビット進み),+1ビット(1ビット遅れ)の場合のそれぞれに対して、EXOR回路261の出力信号の平均値が、1/2,1/4,3/4となるようにデスキュー信号生成回路12(論理回路fd)を構成している。換言すれば、デスキュー信号生成回路12は、前記スキューの量に応じてスキュー検出回路26で求められる前記平均値が特定の変化を示すようにデータ信号(主信号)の連続する複数ビットを用いて論理演算を行なう論理回路fdをそなえているのである。
なお、図3〜図5においては、15ビット繰り返しパターンでの平均値を示しているため、理論値とずれがある(9/15,5/15,11/15となっている)が、マーク率1/2の信号に対しては、平均値はそれぞれ1/2,1/4,3/4となる。
したがって、LPF262の出力(データ信号とデスキュー信号との排他的論理和の平均値)によって0ビット,±1ビットのスキューを検出することができ、その平均値によって可変遅延回路25の遅延量を制御することで、デスキューを行なうことができる。
このように、本実施形態によれば、並列伝送する信号のいずれか(チャンネル)の連続する3ビットからデスキュー信号を生成し、受信側IF2において、そのチャンネルの信号とデスキュー信号との排他的論理和をとって平均化することにより、0ビット,±1ビットのスキューを検出し、そのスキューを可変遅延回路25で制御することにより、デスキューを行なうので、個々のビットを比較(ビットパターンマッチング)することなく、上記平均値のみでスキューの検出およびデスキューを行なうことができる。
したがって、例えば40Gb/sといった高速信号を10Gb/s×4チャンネルのように並列化して伝送する際においても、フレーム同期や各チャンネル内のデータ信号の個々のビットについてのパターンマッチング等の大規模なロジック処理を行なう必要が無く、大幅な回路規模及び消費電力の削減が可能となる。特に、本実施形態では、デスキュー範囲を±1UIに限定するとともに、DC信号(平均値)によるスキュー検出を行なうので、デスキュー信号生成回路12およびスキュー検出回路26を単純かつ簡易なロジック回路(高速デバイス)で実現することができ、その効果は非常に大きい。
(A1)デスキュー信号生成回路12(論理回路fd)の変形例
なお、デスキュー信号生成回路12(論理回路fd)は、図2により上述した構成に限定されず、他にも上記実施形態と同様の作用効果を発揮する構成が存在する。例えば図6,図7又は図8に示す構成を論理回路fdの構成として採用しても、受信側IF2において、データ信号とデスキュー信号とのビットパターン相関(排他的論理和)の平均値をEXOR回路261及びLPF262を用いて求めることによって、0ビット,±1ビットのスキューを検出することができ、その平均値によって可変遅延回路25の遅延量を制御することで、デスキューを行なうことができる。
具体的に、図6は下記の式(2)で表される論理演算によってデスキュー信号を生成する構成を示し、図7は下記の式(3)で表される論理演算によってデスキュー信号を生成する構成を示し、図8は下記の式(4)で表される論理演算によってデスキュー信号を生成する構成を示しており、いずれの場合も、反転回路123,125,AND回路124,126及びOR回路127とう単純なロジック回路を用いて簡易に構成でき、受信側IF2において、当該デスキュー信号とデータ信号との排他的論理和の平均値を求めることによって、0ビット,±1ビットのスキューを検出することが可能である。
Figure 0004718933
より詳細には、図6に示す論理回路fdは、データ信号を1ビット遅延回路121及び122で2ビット遅延させた信号a1を反転回路125で反転させた信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号a2を反転回路123で反転させた信号との論理積をとるAND回路126と、データ信号を1ビット遅延回路121で1ビット遅延させた信号a2と遅延前のデータ信号a3との論理積をとるAND回路124と、これらのAND回路124,126の出力の論理和をとることによりデスキュー信号を生成するOR回路127とをそなえて構成される。
また、図7に示す論理回路fdは、データ信号を1ビット遅延回路121及び122で2ビット遅延させた信号a1と前記データ信号を1ビット遅延回路121で1ビット遅延させた信号a2を反転回路125で反転させた信号との論理積をとるAND回路126と、前記データ信号を1ビット遅延回路121で1ビット遅延させた信号a2と遅延前の前記データ信号a3との論理積をとるAND回路124と、これらのAND回路124,126の出力の論理和をとることによりデスキュー信号を生成するOR回路127とをそなえて構成される。
さらに、図8に示す論理回路fdは、データ信号を1ビット遅延回路121及び122で2ビット遅延させた信号a1と前記データ信号を1ビット遅延回路121で1ビット遅延させた信号a2との論理積をとるAND回路126と、前記データ信号を1ビット遅延回路121で1ビット遅延させた信号を反転回路125で反転させた信号と遅延前の前記データ信号a3を反転回路123で反転させた信号との論理積をとるAND回路124と、これらのAND回路124,126の出力の論理和をとることによりデスキュー信号を生成するOR回路127とをそなえて構成される。
ただし、図7及び図8に示す構成の場合は、スキュー検出回路26の出力の平均値変化とスキュー方向(進み、遅れ)との関係が図1及び図2により上述した実施形態の場合と逆になるため、スキュー検出回路26の出力に反転回路を設ける必要がある。
なお、図1に示したチャンネル選択回路27は、例えば図9に示すごとく、送信側IF1内に設けても、上述した例と同様の作用効果を得ることができ、この点は、以降の実施形態においても同様である。
〔B〕第2実施形態の説明
また、上述した第1実施形態では、データ信号(主信号)の連続する3ビットからデスキュー信号を生成することにより、±1ビット(1UI)の範囲でのデスキューを実現したが、例えば、連続する5ビットからデスキュー信号を生成することにより、±2ビット(2UI)の範囲のデスキューを実現することもできる。この場合の構成を図10に示す。この図10に示す構成も図2の構成と同様に1チャンネル分のみを抜粋して示しているが、図1及び図2に示す構成に比して、送信側IF1に、前記デスキュー信号生成回路12として、1ビット遅延回路12−1〜12−4と、反転回路12−5,12−6,AND回路12−7,12−8,12−9及びOR回路12−10を有して成る論理回路fdとがそなえられている点が異なる。受信側IF2の構成は、可変遅延回路25の可変ビット幅として5ビット分が必要になることを除いて、特に断らない限り、図1及び図2により上述した構成と同一若しくは同様である。
ここで、上記の1ビット遅延回路12−1〜12−4は、それぞれ、受信側IF2へ伝送される、あるチャンネル(チャンネル選択回路27により選択される)についてのデータ信号(主信号)をそれぞれ1ビット遅延するものであり、これらの1ビット遅延回路12−1〜12−4により、連続する5ビットの信号a1,a2,a3,a4,a5が得られるようになっている。
また、論理回路fdにおいて、反転回路12−5は、1ビット遅延回路12−3の出力(a2)を反転するものであり、反転回路12−6は、1ビット遅延回路12−4の出力(a1)を反転するものである。
AND回路12−7は、1ビット遅延回路12−1による1ビット遅延前のデータ信号(a5)と上記反転回路12−5の出力(つまり、a2の反転信号)との論理積をとるものであり、AND回路12−8は、1ビット遅延回路12−1による1ビット遅延前のデータ信号(a5)と反転回路12−6の出力(つまり、a1の反転信号)との論理積をとるものであり、AND回路12−9は、1ビット遅延回路12−1の出力(a4)と反転回路12−6の出力(つまり、a1の反転信号)との論理積をとるものであり、OR回路12−10は、これらのAND回路12−7,12−8,12−9の各出力の論理和をとることによりデスキュー信号を生成するものである。
つまり、本例の論理回路fdは、データ信号の連続する5ビット(a1,a2,a3,a4,a5)について下記式(5)で表される演算を行なうことでデスキュー信号を生成するのである。
Figure 0004718933
そして、かかるデスキュー信号を用いることによって、受信側IF2では、スキュー検出回路26において、上記デスキュー信号とデータ信号との排他的論理和の平均値(マーク率)によって±2ビットのスキューを検出することが可能となる。即ち、図10中に示すごとく、LPF262の出力(平均値)=6/8ならデータ信号がデスキュー信号に対して2ビット遅れ、平均値=5/8なら同じく1ビット遅れ、平均値=4/8ならデータ信号とデスキュー信号とが同位相、平均値=3/8ならデータ信号がデスキュー信号に対して1ビット進み、平均値=2/8なら同じく2ビット進みであることを検出することができる。
つまり、スキューが0,−2(2ビット進み),−1(1ビット進み),+1ビット(1ビット遅れ),+2(2ビット遅れ)の場合のそれぞれに対して、EXOR回路261の出力信号の平均値が、4/8,2/8,3/8,5/8,6/8となるようにデスキュー信号生成回路12を構成しているのである。
したがって、LPF262の出力(データ信号とデスキュー信号との排他的論理和の平均値)によって0ビット,±2ビットのスキューを検出することができ、その平均値によって可変遅延回路25の遅延量を制御することで、デスキューを行なうことができる。
なお、本例における上記論理回路fdについても、図10中に示す構成に限定されず、他にも上記と同様の作用効果を発揮する構成が存在する。その一例として、例えば図11に示す構成を論理回路fdの構成として採用しても、受信側IF2において、データ信号とデスキュー信号との排他的論理和の平均値をEXOR回路261及びLPF262を用いて求めることによって、0ビット,±2ビットのスキューを検出することができ、その平均値によって可変遅延回路25の遅延量を制御することで、±2ビットの範囲のデスキューを行なうことができる。
具体的に、図11は下記の式(6)で表される論理演算によってデスキュー信号を生成する構成を示しており、この場合も、反転回路12−5,12−6,AND回路12−7,12−8,12−9及びOR回路12−10という単純なロジック回路を用いて簡易に構成でき、受信側IF2(スキュー検出回路26)において、当該デスキュー信号とデータ信号との排他的論理和の平均値を求めることによって、0ビット,±2ビットのスキュー検出(±2ビットの範囲のデスキュー)が可能である。
Figure 0004718933
つまり、本例の論理回路fdは、データ信号を1ビット遅延回路12−1〜12−4で4ビット遅延させた信号a1を反転回路12−6で反転させた信号と前記データ信号を1ビット遅延回路12−1〜12−3で3ビット遅延させた信号a2を反転回路12−5で反転させた信号との論理積をとるAND回路12−9と、前記データ信号を1ビット遅延回路12−1〜12−4で4ビット遅延させた信号a1を反転回路12−6で反転させた信号と前記データ信号a5との論理積をとるAND回路12−8と、前記データ信号を1ビット遅延回路12−1で1ビット遅延させた信号a4と遅延前の前記データ信号a5との論理積をとるAND回路12−7と、これらのAND回路12−7,12−8,12−9の出力の論理和をとることによりデスキュー信号を生成するOR回路12−10とをそなえて構成されるのである。
以上のように、本実施形態によれば、並列伝送する信号のいずれか(チャンネル)の連続する5ビットからデスキュー信号を生成し、受信側IF2において、そのチャンネルの信号とデスキュー信号との排他的論理和をとって平均化することにより、0ビット,±2ビットのスキューを検出し、そのスキューを可変遅延回路25で制御することにより、±2ビットの範囲のデスキューを行なうので、前記第1実施形態と同様の作用効果が得られるほか、デスキュー信号生成回路12(論理回路fd)の構成を変更するだけでよい(スキュー検出回路26に変更は不要)ため、柔軟性(拡張性)にも富んでいる。
なお、上記と同様にして、デスキュー信号生成回路12(論理回路fd)でのデスキュー信号の生成に用いるデータ信号のビット数を変更(増加)すれば、さらに広範囲のスキュー検出及びデスキューを実現することが可能である。
そして、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることはいうまでもない。
〔C〕付記
(付記1)
送信回路から受信回路へデータ信号を並列化して伝送する際の並列信号間のスキューを調整するスキュー調整回路であって、
上記並列信号のいずれかを巡回的に選択する選択回路と、
該選択回路で選択されたデータ信号の連続する複数ビットから所定の論理演算によりスキュー調整用の信号であるデスキュー信号を生成して該受信回路へ伝送するデスキュー信号生成回路と、
該受信回路において、該デスキュー信号と該選択回路によって選択されたデータ信号との相関をとり、その平均値を求めることにより前記スキューを検出するスキュー検出回路と、
該受信回路において、該スキュー検出回路で得られた前記平均値に応じて前記データ信号の遅延量を制御することにより前記スキューを調整する遅延量調整回路とをそなえたことを特徴とする、並列信号のスキュー調整回路。
(付記2)
該デスキュー信号生成回路が、
前記スキューの量に応じて該スキュー検出回路で求められる前記平均値が特定の変化を示すように前記データ信号の連続する複数ビットを用いて前記論理演算を行なう論理回路をそなえて構成されたことを特徴とする、付記1記載の並列信号のスキュー調整回路。
(付記3)
該論理回路が、
マーク率が1/2の前記データ信号である場合の前記スキューが0ビット,1ビット進み,1ビット遅れの場合のそれぞれに対して、該スキュー検出回路での前記平均値が、1/2,1/4,3/4となるように前記データ信号の連続する3ビットを用いて前記論理演算を行なうように構成されたことを特徴とする、付記2記載の並列信号のスキュー検出回路。
(付記4)
該論理回路が、
前記データ信号を2ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記3記載の並列信号のスキュー調整回路。
(付記5)
該論理回路が、
前記データ信号を2ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号を1ビット遅延させた信号と遅延前の前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記3記載の並列信号のスキュー調整回路。
(付記6)
該論理回路が、
前記データ信号を2ビット遅延させた信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号を1ビット遅延させた信号と遅延前の前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記3記載の並列信号のスキュー調整回路。
(付記7)
該論理回路が、
前記データ信号を2ビット遅延させた信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号と遅延前の前記データ信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記3記載の並列信号のスキュー検出回路。
(付記8)
該論理回路が、
マーク率が1/2の前記データ信号である場合の前記スキューが0ビット,2ビット進み、1ビット進み,1ビット遅れ、2ビット遅れの場合のそれぞれに対して、該スキュー検出回路での前記平均値が、4/8,2/8,3/8,5/8,6/8となるように前記データ信号の連続する5ビットを用いて前記論理演算を行なうように構成されたことを特徴とする、付記2記載の並列信号のスキュー検出回路。
(付記9)
該論理回路が、
前記データ信号を4ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号を4ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号を3ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記8記載の並列信号のスキュー検出回路。
(付記10)
該論理回路が、
前記データ信号を4ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を3ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号を4ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
前記データ信号を1ビット遅延させた信号と遅延前の前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記8記載の並列信号のスキュー検出回路。
(付記11)
該スキュー検出回路が、
前記デスキュー信号と前記データ信号との排他的論理和をとることにより前記相関をとる排他的論理和回路と、
該排他的論理和回路による排他的論理和結果を平均化する平均化回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載の並列信号のスキュー調整回路。
(付記12)
該平均化回路が、ローパスフィルタにより構成されたことを特徴とする、付記11記載の並列信号のスキュー検出回路。
(付記13)
該選択回路が、該受信回路内に設けられたことを特徴とする、付記1〜12のいずれか1項に記載の並列信号のスキュー調整回路。
(付記14)
該選択回路が、該送信回路内に設けられたことを特徴とする、付記1〜12のいずれか1項に記載の並列信号のスキュー調整回路。
(付記15)
送信回路から受信回路へデータ信号を並列化して伝送する際の並列信号間のスキューを調整するスキュー調整方法であって、
上記並列信号のいずれかを巡回的に選択し、
選択したデータ信号の連続する複数ビットから所定の論理演算によりスキュー調整用の信号であるデスキュー信号を生成して該受信回路へ伝送し、
該受信回路において、該デスキュー信号と前記選択したデータ信号との相関をとり、その平均値を求めることにより前記スキューを検出し、
該受信回路において、前記平均値に応じて前記データ信号の遅延量を制御することにより前記スキューを調整することを特徴とする、並列信号のスキュー調整方法。
以上詳述したように、本発明によれば、データ信号のビットパターンマッチングといった大規模なロジック処理を必要とせずに、データ信号とデスキュー信号との相関の平均値を用いてスキュー検出及びデスキューを行なうので、大幅に回路規模及び消費電力を削減でき、送受信回路間で信号の並列伝送を行なう通信装置に極めて有用と考えられる。
本発明の第1実施形態に係る並列信号のスキュー調整回路が適用される送信側インタフェース(IF)及び受信側インタフェース(IF)の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る並列信号のスキュー調整回路が適用される送信側インタフェース(IF)及び受信側インタフェース(IF)の構成を示すブロック図である。 図1及び図2に示す構成でのスキュー検出及びデスキュー動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1及び図2に示す構成でのスキュー検出及びデスキュー動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1及び図2に示す構成でのスキュー検出及びデスキュー動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1及び図2に示すデスキュー信号生成回路の第1変形例を示すブロック図である。 図1及び図2に示すデスキュー信号生成回路の第2変形例を示すブロック図である。 図1及び図2に示すデスキュー信号生成回路の第3変形例を示すブロック図である。 図1及び図2に示す構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る並列信号のスキュー調整回路が適用される送信側インタフェース(IF)及び受信側インタフェース(IF)の構成を示すブロック図である。 図10に示す構成(デスキュー信号生成回路)の変形例を示すブロック図である。 SFI-5に準拠した40Gb/sトランスポンダモジュールの構成を示すブロック図である。 図12に示す送信側インタフェース及び受信側インタフェースに着目した構成を示すブロック図である。 SFI-5に準拠したデスキュー信号のフォーマットを示す図である。
符号の説明
1 送信側インタフェース(IF)(送信回路)
11 セレクタ
12 デスキュー信号生成回路
12−1,12−2,12−3,12−4,121,122 1ビット遅延回路
12−5,12−6,123,125 反転回路
12−7,12−8,12−9,124,126 AND(論理積)回路
12−10,127 OR(論理和)回路
2 受信側インタフェース(IF)(受信回路)
21,23 クロックデータリカバリ(CDR)回路
22,24 バッファ
25 可変遅延回路(遅延量調整回路)
26 スキュー検出回路
261 排他的論理和(EXOR)回路
262 ローパスフィルタ(LPF)(平均化回路)
27 チャンネル選択回路
28,29 セレクタ

Claims (10)

  1. 送信回路から受信回路へデータ信号を並列化して伝送する際の並列信号間のスキューを調整するスキュー調整回路であって、
    上記並列信号のいずれかを巡回的に選択する選択回路と、
    該選択回路で選択されたデータ信号の連続する複数ビットから所定の論理演算によりスキュー調整用の信号であるデスキュー信号を生成して該受信回路へ伝送するデスキュー信号生成回路と、
    該受信回路において、該デスキュー信号と該選択回路によって選択されたデータ信号との相関をとり、その平均値を求めることにより前記スキューを検出するスキュー検出回路と、
    該受信回路において、該スキュー検出回路で得られた前記平均値に応じて前記データ信号の遅延量を制御することにより前記スキューを調整する遅延量調整回路とをそなえたことを特徴とする、並列信号のスキュー調整回路。
  2. 該デスキュー信号生成回路が、
    前記スキューの量に応じて該スキュー検出回路で求められる前記平均値が特定の変化を示すように前記データ信号の連続する複数ビットを用いて前記論理演算を行なう論理回路をそなえて構成されたことを特徴とする、請求項1記載の並列信号のスキュー調整回路。
  3. 該論理回路が、
    マーク率が1/2の前記データ信号である場合の前記スキューが0ビット,1ビット進み,1ビット遅れの場合のそれぞれに対して、該スキュー検出回路での前記平均値が、1/2,1/4,3/4となるように前記データ信号の連続する3ビットを用いて前記論理演算を行なうように構成されたことを特徴とする、請求項2記載の並列信号のスキュー検出回路。
  4. 該論理回路が、
    前記データ信号を2ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号との論理積をとる論理積回路と、
    前記データ信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
    上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、請求項3記載の並列信号のスキュー調整回路。
  5. 該論理回路が、
    前記データ信号を2ビット遅延させた信号の反転信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
    前記データ信号を1ビット遅延させた信号と遅延前の前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
    上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、請求項3記載の並列信号のスキュー調整回路。
  6. 該論理回路が、
    前記データ信号を2ビット遅延させた信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
    前記データ信号を1ビット遅延させた信号と遅延前の前記データ信号との論理積をとる論理積回路と、
    上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、請求項3記載の並列信号のスキュー調整回路。
  7. 該論理回路が、
    前記データ信号を2ビット遅延させた信号と前記データ信号を1ビット遅延させた信号との論理積をとる論理積回路と、
    前記データ信号を1ビット遅延させた信号の反転信号と遅延前の前記データ信号の反転信号との論理積をとる論理積回路と、
    上記の各論理積回路の出力の論理和をとることにより前記デスキュー信号を生成する論理和回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、請求項3記載の並列信号のスキュー検出回路。
  8. 該論理回路が、
    マーク率が1/2の前記データ信号である場合の前記スキューが0ビット,2ビット進み、1ビット進み,1ビット遅れ、2ビット遅れの場合のそれぞれに対して、該スキュー検出回路での前記平均値が、4/8,2/8,3/8,5/8,6/8となるように前記データ信号の連続する5ビットを用いて前記論理演算を行なうように構成されたことを特徴とする、請求項2記載の並列信号のスキュー検出回路。
  9. 該スキュー検出回路が、
    前記デスキュー信号と前記データ信号との排他的論理和をとることにより前記相関をとる排他的論理和回路と、
    該排他的論理和回路による排他的論理和結果を平均化する平均化回路とをそなえて構成されたことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の並列信号のスキュー調整回路。
  10. 送信回路から受信回路へデータ信号を並列化して伝送する際の並列信号間のスキューを調整するスキュー調整方法であって、
    上記並列信号のいずれかを巡回的に選択し、
    選択したデータ信号の連続する複数ビットから所定の論理演算によりスキュー調整用の信号であるデスキュー信号を生成して該受信回路へ伝送し、
    該受信回路において、該デスキュー信号と前記選択したデータ信号との相関をとり、その平均値を求めることにより前記スキューを検出し、
    該受信回路において、前記平均値に応じて前記データ信号の遅延量を制御することにより前記スキューを調整することを特徴とする、並列信号のスキュー調整方法。
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