JP4718108B2 - 空気式紡績機の紡糸部において紡糸開始又は糸継ぎを行なう方法 - Google Patents

空気式紡績機の紡糸部において紡糸開始又は糸継ぎを行なう方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紡績技術の分野に属し、請求項1の上位概念に記載した方法に関する。本発明による方法は紡績機械もしくは空気式紡績機の紡糸部においてステープルファイバ材料から形成される糸の糸継ぎを、例えばケンス交換、ボビン交換、糸切れ又は他の紡績障害の後で行なうために役立つ。さらに本発明の方法は紡糸過程の新たな開始のためにも役立つ。さらに本発明は相応する独立請求項の上位概念に記載した、本発明による方法を実施するために装備された紡糸部にも関する。
【0002】
【従来の技術】
空気紡績機とは繊維束から紡糸された糸を製造するための装置であって、糸案内通路の入口開口へ繊維束の繊維を案内する繊維案内面を備えた繊維案内通路を有し、さらに糸案内通路の入口開口を中心とした渦流を発生させるための流体装置と定置のスピンドルのスピンドル通路における流動状態に影響を及ぼす本発明による処置とを有する装置であると理解されるべきである。
【0003】
ステープルファイバ材料を紡糸するための空気式紡績機は通常の形式で、多数の紡糸部を有している。この場合、各紡糸部にて、供給された繊維長手方向構成物から一本の糸が紡糸される。この場合にはまず繊維長手方向構成物が精製される。つまり単位長さ当たりの繊維量はドラフトによって小さくされる。次いで精製された繊維束に撚りが付与されることで糸が紡糸される。次いで紡糸された糸は引出されかつ巻上げられる。精製のためには繊維長手方向構成物は例えばドラフト機構によってドラフトされるか又は解繊ローラで解繊される。撚り付与による糸形成のためには空気紡糸法が使用される。つまり糸の形成は空気式の撚り付与で行なわれる。
【0004】
紡糸された糸と紡糸される、精製された繊維束(繊維長手方向構成物)との間の結合が中断される空気紡績プロセスの中断後、前記結合は、形成された糸を中断なしに導くためだけではなく、紡糸プロセスを再開させるためにも再び形成されなければならない。糸と繊維長手方向構成物とのこのような再結合のためには、特に空気紡績方法においては、中断によって発生した自由な糸端は、通常の糸搬送方向に抗して上流側へ、撚り付与個所を通って引出されかつ位置決めされる。次いで糸引出し装置と撚り付与装置の運転が開始され、精製された繊維長手方向構成物の自由端が空気式撚り付与装置に供給され、短い移行時間の間に、糸の端部と繊維束の始端領域とが互いに結合されて撚り付与個所を通して移動させられる。その際、撚り付与によって繊維束の繊維が糸端部領域の繊維とからみ合わされ、繊維束の始端領域が糸の端部領域にスプライシングの形式で結合される。
次いで紡糸過程が再開される。
【0005】
紡糸開始、つまり紡糸プロセスの新たな開始は同じ形式で行なわれる。この場合には紡糸中断前に製造された糸の端部領域の代りに補助糸が使用される。
【0006】
糸継ぎ個所で紡糸プロセスの滞りのない継続が許されるように、糸継ぎ個所自体とその周辺とがこの目的にとって十分に大きな耐裂断性を有していなければならない。つまり通常はこの耐裂断性は少なくとも、先きの紡糸プロセスで製造された糸の耐裂断性と同じ大きさでなければならない。
【0007】
糸継ぎ個所において十分な耐裂断性を得るためには、種々の方法が公知である。これらの方法は自由な糸端、精製された繊維束の自由な始端及び/又は撚り付与によって糸端領域と繊維束始端領域との運動を時間的に調和させて糸端領域と繊維束始端領域とに施される。
【0008】
例えば文献、DE4240653A1号によれば、糸端領域を粗毛化するかもしくは糸の密な繊維束から繊維端を解しかつ糸から拡げ出し、これによって新たに供給された繊維との撚り合せを改善しかつ糸継ぎ個所の耐裂断性を高めることが公知である。
【0009】
さらに同文献によれば糸端領域をスプライシングのために準備して、繊維量が糸端に向かって次第に減少し、糸をその端部に向かって先細にすることも公知である。このように先細になった糸端部領域はスプライシングのために、相応に先細にされた繊維長手方向構成物(次第に増大する糸量)とオーバラップさせられて撚り付与個所を通して導かれる。
【0010】
糸継ぎのために繊維束の尖らされた始端領域を使用することは例えばUS5802831(Murata)に記載されている。この文献によれば、繊維長手方向構成物が撚り付与前にドラフト機構にてドラフトされる。この場合、ドラフト機構は入口側のプレドラフトゾーンと出口側のメーンドラフトとを有している。紡糸プロセスの中断後にドラフト機構への繊維長手方向構成物の走入とプレドラフトはストップさせられる。メーンドラフトがストップされないことによって繊維長手方向構成物はプレドラフトゾーンとメーンドラフトゾーンとの間で裂断され、そこで自由な始端を形成する。中断の後で走入とプレドラフトは撚り付与と糸引出しとに適当に同期化され、再び適当な駆動装置に連結される。繊維長手方向構成物の始端領域は、該領域が裂断により先細の形を有しているものと仮定すると、まずメーンドラフトに晒され、前記先細が相応にドラフトされ、これにより糸継ぎ個所が改善されることになる。
【0011】
US5802831号に記載された方法は文献US5809764号とUS5934058号(いずれもMurata)によればさらに詳細に開示されている。この場合には繊維長手方向構成物の先細の始端領域はドラフト前に小さな長さ裂断することで短縮され、これによってドラフト機構と撚り付与個所との間で使用される空気通路においてこの始端領域の繊維量が付加的に意図して減じられる。
【0012】
前述の方法で、要求に十分に応える糸継ぎ個所を形成することは困難であることが証明された。前述の方法で糸継ぎされた糸は糸継ぎ個所のすぐ後ろに糸量の少なすぎる弱化個所を有する傾向がある。この理由から通常は糸継ぎ個所には残った糸に対し200%まで高められた糸量で、紡糸開始に十分である耐裂断性が与えられている。
【0013】
この問題には先願たる本願出願人のヨーロッパ特許出願(EP01129189.5号)も取り組んでいる。このヨーロッパ特許出願は本願の出願時点ではまだ未公開であり、その内容は統合された構成部分として本願に採用してある。本願の発明はこの先願の対象を補完したものである。
【0014】
糸継ぎ品質(糸継ぎ個所の強度)に加えて、公知技術の糸継ぎ方法又は紡糸開始方法には、別の欠点がある。この方法では糸継ぎプロセスは常には成功しないので、試みられた糸継ぎプロセスの総数に対する失敗した糸継ぎプロセスの割合は比較的に高くなることがあり得る。
【0015】
【特許文献1】
DE4240653A1号
【特許文献2】
US5802831号
【特許文献3】
US5809764号
【特許文献4】
US5934058号
【特許文献5】
EP01129189.5号
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、糸継ぎプロセスの成功率が高く、糸継ぎ個所の品質、特に耐裂断性が改善される糸継ぎ又は紡糸開始方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は、独立請求項に記載した方法によって解決された。
【0018】
本発明による方法は、糸端の端部領域と裂断した繊維長手方向構成物の端部領域とがオーバラップさせられた状態で押し合わされると、成功した糸継ぎプロセスが行なわれるチャンスが著しく高まるという認識から出発している。糸端と繊維長手方向構成物(つまり繊維束)との繊維を押し合わせることで、その間に作用する摩擦力(つまり付着摩擦)は高められる。端部領域の結合がこのようにたかめられることは糸継ぎプロセスの以後の経過にポジティブに働く。特にこのように溶着された端部領域が撚り付与手段の前で又は当該手段にて、例えば空気を用いた撚り付与の間に、再び分離し、これによって糸継ぎが不成功に終わる確立は低減させられる。これにより糸継ぎ又は紡糸開始プロセスの確実性、ひいては空気式紡績機のプロセス確実性は高められる。
【0019】
さらに驚くべきことに耐裂断性に関しても糸継ぎ品質が高められることが判明した。この結果、糸継ぎ部もしくは糸継ぎ個所が十分な耐裂断性のために、残った糸に対し200%まで高められた糸量を有する必要は最早なくなった。従って糸継ぎ部は著しくわずかな太り個所しか持たなくなる。耐裂断性に基づき糸継ぎ個所の長さも短く選ぶことができる。この結果、糸継ぎ部の糸量も長さもわずかになり、総じて糸継ぎ部に関連した欠点も減少する。
【0020】
糸端と裂断された繊維長手方向構成物との互いにオーバラップする端部領域の押し合わせは、付加的な装置なしで、既存の可能性により実現されると有利である。このためには特に精製ユニットの出口側の駆動された部分(例えばドラフト機構のメーンドラフト部における出口ローラ対)のクランプ個所が適している。しかし原則的には本発明の思想にしたがって糸継ぎプロセスのために糸端と裂断した繊維長手方向構成物とを押し合わせる特殊なクランプ装置又はプレス装置を設けることも考えられる。
【0021】
必ずしも必要ではないが有利であることは、糸端もしくはそのオーバラップする端部領域を粗毛化するか又は例えばDE4240653A1号に記載された装置を用いて先細にすることである。さらに例えばUS5802831号に記載されているように使用する繊維長手方向構成物の端部領域を尖らすこともできる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による方法と装置を1実施例に基づき説明する。この実施例は図1に示されているが、本願発明が図示の実施例に限定されるものではないことを付け加えておく。
【0023】
図1には本発明の方法を実施する空気力式の紡績機の紡糸部の1実施例が示されている。この紡糸部はドラフトによる精製を伴ういわゆる空気式紡績法のために装備されている。紡糸部は、内部に設けられたノズル22を有するノズルブロック21を備えた空気式撚り付与手段3と糸通路24を有するスピンドル23と、繊維供給通路26と糸通路24の入口に向けられた針27とを備えた供給ブロック25とを有している。精製するためには紡糸部は精製ユニットとして、例えば3つのシリンダ対(入口シリンダ、ベルト31を有する中間シリンダ、クランプ個所11を有する出口シリンダ32)を備えたドラフト機構28を有している。
【0024】
ドラフト機構28の入口、例えば入口シリンダ29とベルト31を備えた中間シリンダ30はモータ33によって駆動される。モータ33は制御ユニット34により制御可能である。制御ユニット34はモータ33を制御するために準備信号35と、糸端センサ37の糸端1の端部位置2の正確な位置を検出するための糸端信号36と、紡糸部の固有パラメータとを評価する。図1に示された紡糸部における公知の紡糸プロセスの間、供給方向Zで供給された繊維長手方向構成物10′は入口シリンダ29の間で精製装置へ走入し、入口シリンダ29と中間シリンダ30との間では通常一定であるドラフト比でプレドラフトされ、中間シリンダ30と出口シリンダ32との間では場合によっては変化するドラフト比でメーンドラフトされる。精製された繊維長手方向構成物10は出口シリンダ32から、繊維供給通路26を通って糸通路34の入口へ向かって吸引される。ノズル22によって供給された圧縮空気は前記吸込み作用に加えて糸通路入口の領域にて、撚りを付与するために用いられる渦流を生ぜしめる。この撚り付与によって形成された糸11は糸通路24を通って引出し方向Zで引出される(糸引出し装置は図示せず)。
【0025】
例えば糸切れ又はボビン交換に際し、紡糸プロセスが中断した場合には、まずモータ33が停止させられるのに対し、出口シリンダ32は限られた時間帯に亘って継続回転させられる。これにより供給された繊維長手方向構成物10′はベルト31と出口シリンダ32との間で裂断され、下流側にある糸部分は出口シリンダ32によりドラフト機構から搬出させられる。次いで下流側にある糸部分は完全に除去され、その際、撚りを付与する手段3も完全に浄化される。
【0026】
紡糸プロセスが中断された後で糸端を位置決めするためには供給ブロック25の上方部分又は下方部分が作業位置から持上げられ、繊維供給通路26と出口シリンダの間の通過部とが糸端1の戻し案内と位置決めとのために接近可能にされる。糸ボビンから巻解かれた糸端1又は補助糸(ボビン交換の場合)である糸端1は、このように装備された紡糸部においては紡糸プロセスを再開させるために中間シリンダ30もしくはベルト31と出口シリンダ32との間のメーンドラフト領域まで引き戻されるか又は戻し案内され、出口シリンダ32の下側のシリンダにて自由に垂れ下がる。ここで糸端1は糸端センサ37で、特に端部位置2に関し、監視される。ノズルブロック21もしくは糸通路を通して戻し案内するためには補助手段、例えば吸込み装置を使用することができる。次いで出口シリンダ32の上に糸端1を位置決めする場合には糸端1が、特にクランプ個所11にて、繊維長手方向構成物10と整合配置されるように注意する必要がある(図1では図示できない)。
【0027】
紡糸開始は図1に示された紡糸部においては以下の如く制御される。糸端が位置決めされ、紡糸部のすべての関連部分が作業位置を回復すると、制御ユニット34には例えば人又は紡糸開始ロボットによって準備信号35が伝送される。これを受けて制御装置は紡糸開始、つまり空気式撚り付与手段3の撚り付与と糸引出し(場合によっては所定の張りを伴う)とがスタートされ、糸端1は撚り付与個所へ動かされ始める。糸端センサ37が効果的な糸端位置2を検出すると、制御ユニットは糸端信号36を受取り、この糸端信号36によって本来の紡糸開始ルーチンがスタートさせられる。第1には相対的な糸端位置2(糸端センサ37により検出)によって、第2には繊維長手方向構成物10の端部領域の始端によってかつ第3にはオーバラップする端部領域の所望された長さによってモータ33がスタートさせられる。モータ33はローラ対30と29とを最短時間(100分の数秒)の内に、出口シリンダ32と同期された回転数にもたらし、糸端1と繊維長手方向構成物10′との端部領域の第1の繊維がオーバラップする時点でローラが既に互いに正しい回転比で回転させられるようになる。ローラは先きに記述した紡糸開始又は糸継ぎ方法の開始にあたってすでに、相応の公称又は運転回転数(すなわち、平常な定常な紡糸プロセスの回転数)を有することができる。しかしながら、紡糸開始もしくは糸継ぎをより低い回転数レベルで実施することもできる。この場合には紡糸開始後、精製装置のすべての回転するローラを同期的にそれらの公称又は運転回転数に(例えば伝動装置を用いてランプ上を)上昇させる。
【0028】
このような紡糸開始ルーチンのためには、出口ローラ32、中間シリンダ30及び入口シリンダ29のスターティングプロフィール並びに糸引出し(図示せず)に関するデータ及び適当に配置された回転数センサの測定データを制御装置34に与えることが必要である。
【0029】
場合によっては手段3の撚り付与、つまりこの場合には糸継ぎ個所を製作するためにノズル22から供給された速度が通常の紡糸プロセスに対し変化させられること、例えば繊維の撚りを強めるために上昇させられることができる。
【0030】
紡糸部にて空気式撚り付与装置に前置されたドラフト機構28は2つのシリンダ対だけしか有していないか又は4つ以上のシリンダ対を有していることができる。この場合には紡糸中断に際しては、シリンダ対の入口側の部分がシリンダ対の出口側の部分の前に停止させられる。この場合には紡糸中断後に少なくともシリンダ対の入口側の部分が所定の又はセンサ信号に基づき求められたランプにしたがって遅延させられて上昇回転させられる。図1においては中間シリンダ30と入口シリンダ29は精製ユニット(ドラフト機構28)の入口側で(モータ33によって)駆動可能な部分を成すのに対し、出口シリンダ32は出口側の駆動可能な部分を成している。
【0031】
紡糸プロセスにて繊維長手方向構成物から糸を製造する空気力式の紡績機の紡糸部のための本発明による紡糸開始方法又は糸継ぎ方法のためには入口側(プレドラフト)と出口側(メーンドラフト)とにある駆動可能な部分を有する精製ユニット(例えばドラフト機構)が必要である。この場合、少なくとも出口側の駆動可能な部分はクランプ個所を有している。さらに空気式撚り付与(Vortex)手段と糸引出し手段とが必要である。
【0032】
本発明による方法は紡糸プロセスの中断後、糸の製造の再開のために以下の順序で実施される以下のステップを有している(この場合にはすべての構成部分が停止した状態から出発する)。
【0033】
(イ)入口側(例えば入口シリンダとベルトを有する中間シリンダ)と出口側(例えば出口シリンダ)に駆動可能な部分を有する精製ユニット(例えばドラフト機構)の運転を開始する。
【0034】
(ロ)入口側の駆動された部分(入口及び中間シリンダ)の駆動を停止し、そのあとではじめて、出口側の駆動された部分(出口シリンダ)を停止させることで繊維長手方向構成物を裂断する。この場合、繊維長手方向構成物は両方の部分の間で比較的に正確に実験によって決定し得る個所にて裂断させられる。
【0035】
(ハ)紡糸を開始するか又は糸継ぎを行なう糸端は、まず糸引出し手段を通し、次いで撚り付与手段(例えば手段3)を通し、最後に出口側の駆動された部分(ドラフト機構の出口シリンダ)を通して戻し案内する。
【0036】
(ニ)糸端が何時所定の位置に達したかを確認するために糸端又は手段の位置を確認する。
【0037】
(ホ)空気式撚り付与手段(手段3)、糸引出し手段及び精製ユニットの出口側の駆動された部分の運転を開始する。
【0038】
この場合特に、
(イ)糸端は精製ユニットの出口側の駆動された部分を開放することによって、出口側の駆動された精製ユニットの部分を通して戻し案内される。
【0039】
(ロ)次いで精製ユニットの出口側の駆動された部分において糸端は入口側の駆動された部分における繊維長手方向構成物と整合させられるように位置決めされる。
【0040】
(ハ)精製ユニットの出口側の駆動された部分(出口シリンダ)を閉じる。
【0041】
(ニ)精製ユニットの出口側の駆動された部分の運転を開始し、出口側の駆動された部分(出口シリンダ)を通して糸を引出す。
【0042】
(ホ)次いで入口側の駆動された部分の運転を時間的に調和させかつ遅時させて開始させ、裂断した繊維長手方向構成物と糸端との端部領域をオーバラップさせ、オーバラップさせた状態で出口側の駆動された部分のクランプ個所を通過させる。
【0043】
前記ステップが上記順序で行われることは明らかである。しかし、本発明は前述の順序に限定されない。例えば「糸端の端部位置の確認」は種々の時点にて行なうことができる。又、はじめの2つのステップ、つまり、
(イ)入口側(例えば入口シリンダ)とベルトを備えた中間シリンダとを有する部分と出口側の駆動可能な部分(例えば出口シリンダ)とを有する精製ユニット(例えばドラフト機構)の運転を開始すること、
(ロ)入口側の駆動された部分(入口及び中間シリンダ)の駆動装置を停止させ、次いでそのあとで始めて出口側の駆動された部分(出口シリンダ)を停止させることで繊維長手方向構成物を裂断し、これによって繊維長手方向構成物を比較的に正確に、実験によって決定可能な個所である両方の部分の間で裂断すること、
は、本来の糸継ぎプロセスにとって自由に選択することができる。何故ならば生産停止時には紡糸部はまず入口側の駆動された部分(入口及び中間シリンダ)の駆動装置を停止させ、次いで出口側の駆動された部分(出口シリンダ)を停止させる(通常プロセス)ことを受入れる必要があるからである。したがって前記両ステップは糸継ぎプロセスに先行して行われなければならない。
【0044】
本発明の方法の別の変化実施例においては糸端の位置は検出手段によって検出されかつ制御装置に伝送され、この制御装置が糸の製造再開に際し、精製ユニットの入口側の駆動された部分の運転の開始を時間的に遅延させ、裂断された繊維長手方向構成物と糸端との端部領域が所定の長さ互いにオーバラップさせられる。
【0045】
本発明の有利な実施例では端部領域のオーバラップする長さはほぼ紡糸部の紡糸距離d(図1)に相当する。この場合紡糸距離dはスピンドル23の開口と出口シリンダ32におけるクランプラインもしくはクランプ点11との間隔により規定される。
【0046】
さらにオーバラップする端部領域の前記長さを、紡糸部の前記紡糸間隔dよりも長く選択することも可能である。
【0047】
本発明の別の変化実施例においては糸端1のオーバラップする端部領域は粗毛化されるか又は先細にされていることができる。
【0048】
本発明の方法を実施するために装備された紡糸部は紡糸部内部に、精製手段の入口側の部分のための固有の制御可能な駆動装置又は精製手段の入口側の部分と中央の駆動装置との間の適当に制御可能な伝動装置を有している。紡糸部の別の駆動しようとする部分は中央の駆動装置への簡単な連結によって又は同様に紡糸部内にある、場合によっては制御可能な駆動装置によって駆動されることもできる。
【0049】
この発明は空気式紡績機の本発明による紡糸部をも対象としている。この紡糸部は構成的に図1の実施例に相当するので、これについては図1の説明を援用する。本発明による紡糸部は入口側と出口側との駆動可能な精製ユニット(ドラフト機構)を有している。この場合、少なくとも出口側の駆動可能な部分は少なくとも1つのクランプ個所を備えている。さらに該装置は空気撚り付与手段、糸引出し手段、糸端の端部位置を確認する手段を有している。本発明によれば精製ユニットの出口側の駆動された部分は、該部分の単数又は複数のクランプ個所が糸端の戻し案内と位置決めとに開放されるように開かれることができる。
【0050】
本発明の有利な実施例においては出口側の駆動された部分は少なくとも1つの出口シリンダ対32から成っている。この場合、出口シリンダ対の上方又は下方のシリンダは持上げ可能である(図1の矢印及び破線で示されたローラを参照)。
【0051】
さらに本発明の別の実施例においては空気式撚り付与手段3は糸端のために有効な撚り止め27を有している。例としてはここではマンドレル27が示されている。この場合には撚り止め27が繊維長手方向構成物だけに対し有効ではなく、糸端に対し有効であるという特徴がある。これにより特に良好な糸継ぎが得られる。請求項には本発明の別の実施例が示されている。
【0052】
出口シリンダ32のクランプ個所11の代りに付加的な装置がクランプ個所の作用、つまり糸継ぎプロセスのために糸端1と繊維長手方向構成物10′とのオーバラップする端部領域を押し合わせる作用を引受けることも考えられる。このような装置は離反旋回可能であることができる。
【0053】
本発明は記述した可能性と実施形態とに限定されるものではない。むしろ前述の変化実施例は、当業者が本発明の思想をできるだけ効果的に実現するために考えられたものである。したがって記載した実施形態からは、同様に本発明の思想を再現しかつ本願によって保護されるべき別の有利な応用と組合せを容易に導き出すことができる。開示されている若干の特徴は明細書では組み合わされて記述されかつ請求項に組合わされて記載されている。しかしながら、明細書の個々の特徴を単独で又は他の組合せで本発明の思想の実現に用いることも考えられる。
したがって出願人は本発明の思想の実現にあらゆる他の組合せに対し特許の保護を請求する権利を保留する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための空気式紡績機の紡糸部の1実施例を示した図。
【符号の説明】
1 糸端、 3 空気撚り付与手段、 27 撚り止め、 28 精製ユニット、 29 入口シリンダ、 30 中間シリンダ、 31 ベルト、 32 出口シリンダ、 33 モータ、 34 制御ユニット、 35 準備信号、 36 糸端信号、 37 糸端センサ

Claims (10)

  1. 紡糸プロセスにて繊維長手方向構成物(10′)から糸を製造し、そのために入口側と出口側とにクランプ個所(11)を有する入口側の駆動可能な部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)と出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)を備えた精製ユニット(28)と、空気式の撚り付与手段と、糸引出し手段とを有する空気式紡績機の紡糸部において、糸継ぎする方法であって、紡糸プロセスの中断後、糸の製造を再開するために以下のステップ、すなわち
    )入口側の駆動可能な部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)と出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)とを有するドラフトユニット(28)の運転を開始させること、
    )繊維長手方向構成物(10′)を入口側の駆動可能な部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)の駆動装置(33)をまず停止させ、次いで出口側の駆動された部分である出口シリンダ(32)を停止させることで繊維長手方向構成物(10′)を裂断すること、
    継ぎしようとする糸端をまず糸引出し手段に通し、次いで撚り付与手段に通し、最後に精製ユニット(28)の出口側の駆動された部分である出口シリンダ(32)に通して戻し案内し、精製ユニット(28)の出口側にある駆動された部分である出口シリンダ(32)を通った糸端の戻し案内を精製ユニット(28)の出口側にある駆動された部分である出口シリンダ(32)の開放によって行ない、次いで糸端(1)を、精製ユニット(28)の出口側の駆動された部分である出口シリンダ(32)において、入口側の駆動された部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)における繊維長手方向構成物(10′)と整合配置せしめること、次いで、精製ユニット(28)の出口側における駆動された部分である出口シリンダ(32)を再び閉じること、
    )糸端(1)の端部位置(2)を確認すること、糸端(1)の端部位置(2)を適宜の手段(37)で検出し、制御装置(34)に伝達すること、
    )空気式の撚り付与装置(3)、糸引出し手段及び精製ユニット(28)の部分の運転を開始させ、精製ユニット(28)の出口側の駆動された部分である出口シリンダ(32)の運転を開始させたあとで、時間的に調和させられかつ遅時させられて、入口側の駆動された部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)の運転を開始して、裂断された繊維長手方向構成物(10′)と糸端部(1)との端部領域をオーバラップさせ、オーバラップさせられた状態で、出口側の駆動された部分である出口シリンダ(32)のクランプ個所(11)を通過させること、
    の各ステップを有することを特徴とする、空気式紡績機の紡糸部において糸継ぎを行なう方法。
  2. オーバラップする前記端部領域の長さが、前記紡糸部が有するスピンドル(23)の開口と、出口シリンダ(32)における前記クランプ箇所(11)との間の間隔である、紡糸部の紡糸間隔(d)に相当している、請求項1記載の方法。
  3. 継ぎを、各公称回転数又は運転回転数よりも低い回転数で行ない、その後に精製ユニットのすべてのローラを同期的に前記各公称回転数又は運転回転数に上昇させる、請求項1又は2記載の方法。
  4. 空気式紡績機の紡糸部であって、入口側の駆動可能な部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)と出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)を有し、少なくとも出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)が少なくとも1つのクランプ個所(11)を備えている精製ユニット(28)と、空気式の撚り付与手段(3)と、糸引出し手段と、糸端(1)の端部位置(2)を検出する手段(37)とを有している形式のものにおいて、精製ユニット(28)のクランプ個所(11)を糸端(1)の戻し案内と位置決めとのために開放できるように、精製ユニット(28)の出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)が構成され、紡糸部が、精製ユニット(28)の入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)を駆動するモータ(33)を制御可能な制御装置(34)を有していることを特徴とする、請求項1記載の糸継ぎ方法を実施するための、空気式紡績機の紡糸部において糸継ぎする装置。
  5. 精製ユニット(28)の入口側の駆動可能な部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)と出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)とが互いに無関係に駆動可能である、請求項4記載の装置。
  6. 精製ユニット(28)がドラフト機構であって入口側の駆動可能な部分である入口シリンダ(29)及び中間シリンダ(30)がプレドラフトを実施しかつ出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)がドラフト機構の前記クランプ個所(11)を成す、請求項4記載の装置。
  7. 糸端(1)の端部位置(2)を確認する手段(37)がセンサである、請求項4記載の装置。
  8. 出口側の駆動可能な部分である出口シリンダ(32)が少なくとも1つのアウトレットシリンダ対から成り、該アウトレットシリンダ対の上方又は下方のシリンダを他方のシリンダから離すことができる、請求項4記載の装置。
  9. 空気式の撚り付与手段(3)が糸端(1)に対し有効な撚り止め(27)を有している、請求項4記載の装置。
  10. 撚り止め(27)がマンドレルである、請求項9記載の装置。
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