JP4716759B2 - Icカード端末装置 - Google Patents

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本発明は、ICカードをかざすカードかざし部、ICカードとの間で決済制御を行うコントローラ部及びICカードとのデータの読み書き制御を行うカード通信制御ユニットを有するICカード端末装置に関し、特に、複数台設ける場合の導入コストの低減を図りつつ省スペース化を図ることができるICカード端末装置に関する。
最近、ICカードの安全性及び利便性に着目して、住民基本台帳カード、鉄道乗車券、プリペイド型電子マネー並びにクレジットカード等様々な分野でICカードが利用されつつある。このICカードとは、プラスチックカードの中にICチップを埋め込んだカードであり、特に利便性の高い非接触ICカードは、プラスチックカード内に設けられたアンテナコイルを用いてICカード端末(リーダ/ライタ)との間で非接触でデータ授受を行うものである。
具体的には、ICカード端末のカードかざし部と呼ばれる部分に非接触ICカードをかざすと、該非接触ICカードはこのカードかざし部からの電磁波を受けて電力を生成するとともに、ICカード端末から送信されたコマンドを受信、解析、処理し、結果の送信を行うことになる。例えば特許文献1には、このICカード端末のカードかざし部に関する発明が開示されている。
ここで、上記ICカード端末は、図11に示すように、顧客がICカードをかざすためのカードかざし部、ICカードとの間で決済制御等を行うコントローラ部及びICカードへのデータの読み書きを行うカード通信制御ユニットからなる。このため、百貨店、自動販売機、コインロッカー、ゲームセンター、パチンコ店等のように決済窓口が複数設けられる状況では、上記構成を有する複数のICカード端末を各決済窓口にそれぞれ配設する必要があった。
特開2004−355580号公報
しかしながら、複数の決済窓口にそれぞれ1セットのICカード端末を配設することとしたのでは、機器(ICカード端末)の導入コストが高くなってしまうという問題がある。
すなわち、上記ICカード端末を形成するカードかざし部については比較的安価であるものの、上記カード通信制御ユニットやコントローラ部についてはコストを低減するのに限界があるので、かかるカード通信制御ユニットやコントローラ部を決済窓口毎に個別に設けることとしたのでは、高価格化が避けられないのである。実際、かかるICカード端末の導入コストの高価格化がネックとなり、百貨店やスーパー等でICカードシステムの導入が見送られるケースが生じているのが実情である。
また、カードかざし部、カード通信制御ユニット及びコントローラ部を1セットとするICカード端末を各決済窓口に配設することとすると、ICカード端末が大きくなってしまい、設置スペース上の問題が生じる。
このことから、カードかざし部、カード通信制御ユニット及びコントローラ部からなるICカード端末を複数台設ける場合に、導入コストの低減を図りつつ省スペース化をいかに実現するかが極めて重要な課題となっている。
この発明は、上記課題(問題点)に鑑みてなされたものであり、複数台設ける場合の導入コストの低減を図りつつ省スペース化を図ることができるICカード端末装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、カードかざし部にかざされたICカードのデータ読み書き制御をカード通信制御ユニットで行うとともに、前記カードかざし部及び前記カード通信制御ユニットを介して前記ICカードと通信可能となった場合に、コントローラ部により該ICカードによる決済制御を行うICカード端末装置であって、前記ICカードとの間でデータ送受信を行うアンテナ部と、少なくとも状態表示及び取引確定指示の受け付けを行うユーザインターフェース部と、各カードかざし部にユニークな識別情報を設定記憶する設定記憶部と、複数のカード通信制御ユニットが存在する場合に該カード通信制御ユニットとの接続を切り換える切換部と、少なくとも前記切換部の切換制御並びに前記コントローラ部及び前記カード通信制御ユニットとの通信制御を行う制御部とを有する複数のカードかざし部を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数のカードかざし部は、前記コントローラ部と共通のバスを介してマルチドロップで接続され、前記コントローラ部からの状態確認一斉指令に応答して、カード検知の有無を前記コントローラ部に通知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数のカードかざし部は、前記コントローラ部からの状態確認一斉指令を基準とする割当タイムスロットでカード検知の有無を前記コントローラ部に通知することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記コントローラ部は、複数のカード通信制御ユニットと接続され、前記複数のカードかざし部のいずれかが前記ICカードと通信可能状態となった際に、当該カードかざし部に割り当てるカード通信制御ユニットを選択し、選択されたカード通信制御ユニット及び当該カードかざし部を介して前記ICカードとの間で決済制御を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複数のカードかざし部は、前記複数のカード通信制御ユニットとそれぞれスイッチ接続され、前記コントローラ部により選択されたカード通信制御ユニットの識別情報を受け付けた際に、該選択されたカード通信制御ユニットとの間のスイッチ接続を有効化することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記コントローラ部は、前記カード通信制御ユニット及び前記カードかざし部を介して前記ICカードとの通信により当該ICカードの残高照会を行ったならば、前記ICカードの残高表示指示並びに前記カード通信制御ユニットの解放指示を前記カードかざし部に対して行い、前記カードかざし部から取引確定指示を受け付けたならば前記複数のカード通信制御ユニットのいずれかを選択して接続指示を前記カードかざし部に対して行うことを特徴とする。
本発明によれば、ICカードとの間でデータ送受信を行うアンテナ部と、少なくとも状態表示及び取引確定指示の受け付けを行うユーザインターフェース部と、各カードかざし部にユニークな識別情報を設定記憶する設定記憶部と、複数のカード通信制御ユニットが存在する場合に該カード通信制御ユニットとの接続を切り換える切換部と、少なくとも切換部の切換制御並びにコントローラ部及びカード通信制御ユニットとの通信制御を行う制御部とを有する複数のカードかざし部を設けるよう構成したので、コントローラ部及びカード通信制御ユニットを共用化しつつカードかざし部を複数化することができるため、複数台設ける場合の導入コストの低減を図りつつ省スペース化を図ることが可能となる。
また、本発明によれば、複数のカードかざし部は、コントローラ部と共通のバスを介してマルチドロップで接続され、コントローラ部からの状態確認一斉指令に応答して、カード検知の有無をコントローラ部に通知するよう構成したので、必要に応じて簡易にカードかざし部を増設することができる。
また、本発明によれば、複数のカードかざし部は、コントローラ部からの状態確認一斉指令を基準とする割当タイムスロットでカード検知の有無をコントローラ部に通知するよう構成したので、各カードかざし部の識別情報をコントローラ部に送信しなくとも、コントローラ部が各カードかざし部でのカード検知の有無を効率的に把握することができる。
また、本発明によれば、コントローラ部は、複数のカード通信制御ユニットと接続され、複数のカードかざし部のいずれかがICカードと通信可能状態となった際に、当該カードかざし部に割り当てるカード通信制御ユニットを選択し、選択されたカード通信制御ユニット及び当該カードかざし部を介してICカードとの間で決済制御を行うよう構成したので、カードかざし部だけではなくカード通信制御ユニットについても複数化し、もって複数枚のICカードと同時に取引を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、複数のカードかざし部は、複数のカード通信制御ユニットとそれぞれスイッチ接続され、コントローラ部により選択されたカード通信制御ユニットの識別情報を受け付けた際に、該選択されたカード通信制御ユニットとの間のスイッチ接続を有効化するよう構成したので、カードかざし部側でのスイッチ接続により効率良くカード通信制御ユニットとの回線を確保することができる。
また、本発明によれば、コントローラ部は、カード通信制御ユニット及びカードかざし部を介してICカードとの通信により当該ICカードの残高照会を行ったならば、ICカードの残高表示指示並びにカード通信制御ユニットの解放指示をカードかざし部に対して行い、カードかざし部から取引確定指示を受け付けたならば複数のカード通信制御ユニットのいずれかを選択して接続指示をカードかざし部に対して行うよう構成したので、必要な時点でのみカード通信制御ユニットを拘束しそれ以外の場合にはカード通信制御ユニットを解放することで、数少ないカード通信制御ユニットで多くのカードかざし部に対応することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るICカード端末装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、複数のカードかざし部をマルチドロップでコントローラ部と接続するとともに、複数のカード通信ユニットとマルチプレクサ接続する場合を示すこととする。
まず、本実施例に係るICカード端末装置の概念について説明する。図1は、本実施例に係るICカード端末装置の概念を説明するための説明図である。同図に示すように、このICカード端末装置は、1台のコントローラ部10と、2台のカード通信制御ユニット11〜12と、3台のカードかざし部13〜15とを接続したシステムである。
すなわち、従来は、各1台のコントローラ部、カード通信制御ユニット及びカードかざし部を1セットとしてICカード端末装置を形成していたわけであるが、これでは複数のICカード端末装置を配設する必要がある場合に、コストがかかるコントローラ部やカード通信制御ユニットを別個に設けなければならず、コスト面や設置場所の関係で問題がある。そこで、本実施例では、利用者が直接ICカードのかざし操作を行うカードかざし部を複数台設けて1台のICカード端末装置で複数の利用者に対応できるようにしている。また、複数台のカード通信制御ユニットを設けることにより、異なる利用者による同時取引を可能ならしめている。
コントローラ部10は、ICカード端末装置の全体制御を行うとともに、カード通信制御ユニット11〜12及びかざし部13〜15を介して利用者のICカードとの間で決済制御を行う処理部である。すなわち、このコントローラ部10は、カードかざし部13〜15のいずれかがICカードと通信可能状態となった際に、カード通信制御ユニット11〜12及び当該カードかざし部13〜15を介してICカードとの間で決済制御を行うことになる。
具体的には、このコントローラ部10は、各カードかざし部13〜15にチェックコマンドを送信して接続状態を確認する処理、各カードかざし部13〜15に状態要求を一斉に送信してICカードがかざされたか否かをそのレスポンスとして受信する処理、ICカードがかざされたカードかざし部13〜15に対応すべきカード通信制御ユニット11〜12を選択する処理、選択したカード通信制御ユニット11〜12をカードかざし部13〜15に送信して接続要求を行う処理、カードかざし部13〜15にカード通信制御ユニット11〜12の解放指示を行う処理、かざし部13〜15によりICカードが検知されている状況下で取引確定ボタンが押下されたか否かを確認する処理、ICカードとの間の取引を行うためのカードかざし部13〜15とカード通信制御ユニット11〜12の接続指示並びにその解放指示等を行う。
カード通信制御ユニット11〜12は、カードかざし部13〜15にかざされたICカードとの間でデータの読み書き制御を行うユニットである。かかるカード通信制御ユニット11〜12を複数台設けた理由は、業務特性上複数決済処理を高速化する必要があるため、複数のカードかざし部での同時取引を可能にするためである。なお、このカード通信制御ユニット11〜12は、カードかざし部13〜15よりも高価であり、かつ、同時取引の頻度が低いことを考慮すると、カードかざし部13〜15の台数よりも少ない台数とすることが効率的である。
カードかざし部13〜15は、利用者が非接触型のICカードをかざすためのかざし部である。その詳細な説明は後述することとする。なお、ここでは非接触型のICカードに本発明を適用した場合を説明するが、接触型のICカードであっても同様に構成できる。
ここで、本実施例に係るICカード端末装置は、上記コントローラ部10に3台のカードかざし部13〜15がマルチドロップで接続されている。すなわち、コントローラ部10から伸びる共通バス上に各カードかざし部13〜15を接続し、コントローラ部10から各カードかざし部13〜15に対して一斉指令及び個別指令を行えるようにしている。かかる個別指令を行えるようにするため、各カードかざし部13〜15には、後述するようにユニークな識別情報を保持している。
また、コントローラ部10には2台のカード通信制御ユニット11〜12がそれぞれシリアル通信ができるように接続されており、各カード通信制御ユニット11〜12と各カードかざし部13〜15とがマルチプレクサ接続されている。具体的には、カードかざし部13〜15は、各カード通信制御ユニット11〜12とそれぞれスイッチ接続され、コントローラ部10により選択されたカード通信制御ユニットのチャネル番号を受け付けた際に、該チャネル番号のカード通信制御ユニット11又はカード通信制御ユニット12との間をスイッチ接続することになる。
次に、図1に示したカードかざし部13の構成について説明する。図2は、図1に示したカードかざし部13の構成を示すブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上カードかざし部13の構成について説明することとしたが、他のカードかざし部14及び15も同様の構成となる。
同図に示すように、このカードかざし部13は、アンテナ部13a、ユーザインターフェース部13b及びアンテナ基板13cからなる。アンテナ部13aは、ICカードとデータ送受信するためのアンテナであり、ユーザインターフェース部13bは、取引確定キーを含むテンキーとカード残高等を表示する表示部を有する入出力部である。
アンテナ基板13cは、ICカードとのカード通信や、コントローラ部10及びカード通信制御ユニット11〜12との通信等を行うために設けられたCPUを搭載した基板であり、PLD13d、ロータリースイッチ13e、接続スイッチ13f及びCPU13gが設けられている。このように、カードかざし部13に対してICカード近接時のカード自動検知が行える程度のカード通信機能を搭載することにより、コントローラ部10が状態取得時にカード検出処理を行う際のオーバーヘッドを低減することができる。また、カードかざし部13自体がカード通信機能を持っているので、外部端末から直接カードコマンドの送信指示を行うことができ、POSレジ等をアンテナ基板13cに接続すればICカードを使用したサービスを行うことが可能となる。
PLD13dは、アンテナ部13aとCPU13gの間に介在する論理回路であり、マンチェスタ符号化等の符号化方式を用いてデータの符号化処理等を行う。ロータリースイッチ13eは、ユニークな識別情報を設定するためのスイッチであり、かかるロータリースイッチ13eで設定記憶された番号が自装置の装置番号となる。このロータリースイッチ13eでユニークな識別情報を設定することにより、コントローラ部10がカードかざし部13〜15を個別に認識できるため、優先順位、商品名、価格等の管理を行うことが可能となる。
接続スイッチ13fは、カード通信制御ユニット11〜12と自装置との間を接続するスイッチであり、コントローラ部10から指示されたチャンネル情報に基づいてCPU13gが切換制御する。CPU13gは、図示しないROM及びRAM等のメモリを内在する中央処理装置であり、アンテナ部13aを介したICカード検知処理、ユーザインターフェース部13bによるキー入力及び表示制御、接続スイッチ13fの切換制御、コントローラ部10との間の通信処理等を行う。
次に、図1に示したコントローラ部10とカードかざし部13〜15の処理手順について説明する。図3−1及び図3−2は、図1に示したコントローラ部10とカードかざし部13〜15の処理手順を示すシーケンス図である。なお、ここではコントローラ部10及びカードかざし部13〜15が起動状態にあるものとする。
同図に示すように、コントローラ部10上で表示内容の係員設定を入力すると(ステップS101)、コントローラ部10が各カードかざし部13〜15にチェックコマンドを送信して接続状態の確認を行う(ステップS102)。その後、コントローラ部10は、各カードかざし部13〜15にカード検知処理開始指示を行い(ステップS103)、コントローラ部10はICカードの検知若しくはユーザインターフェース部13b上のスイッチ押下を検知するカード・スイッチ検知待ち状態となる(ステップS104)。一方、各カードかざし部13〜15は、カード検知処理開始指示を受け取ったならば、カード・スイッチ監視状態となる(ステップS105)。なお、かかるカード・スイッチ監視状態では、カード通信制御ユニット11〜12は接続されていない状態である。
具体的には、コントローラ10は、このカード・スイッチ検知待ち状態においては、各カードかざし部13〜15に対してそれぞれ状態要求を一斉指令で定期的に行い(ステップS106及びS108)、この状態要求を受けた各カードかざし部13〜15がそれぞれレスポンスを返すことになる(ステップS107及びS109)。
このレスポンスには、ロータリースイッチの番号と装置状態を示すコードが含まれ、ICカードがかざされていない場合には、未検知を示すコードを含むレスポンスを返信し(ステップS107)、ICカードがかざされている場合には、検知を示すコードを含むレスポンスを返信する(ステップS107)。
コントローラ部10は、各カードかざし部13〜15からのレスポンスに含まれるコードを基にしてカードかざし部13〜15上にICカードが存在するか否かを判定し(ステップS110)、ICカードを検知するまで上記カード・スイッチ検知待ち状態を維持する(ステップS110否定)。
一方、コントローラ部10によりいずれかのカードかざし部上でICカードが検知されたと判定した場合には(ステップS110肯定)、当該カードかざし部に接続すべきカード通信制御ユニットを選択し、選択したカード通信制御ユニットの接続チャンネルを当該カードかざし部に対して指示する(ステップS111)。
この指示を受け付けたカードかざし部は、指示されたカード通信制御ユニットと接続できるよう接続スイッチ13fを切り換え(ステップS112)、スイッチ監視状態に移行するとともに(ステップS113)、切換完了を示すレスポンスをコントローラ部10に返信する(ステップS114)。なお、このスイッチ監視状態とは、取引確定スイッチ等が押下されたか否かを監視している状態であり、かかる状態中はカード通信制御ユニットが接続されている。
このレスポンスを受信したコントローラ部10は、選択されたカード通信制御ユニットを使用して残高照会を行い(ステップS115)、当該カードかざし部に対して残高表示指示を行う(ステップS116)。なお、かかる残高表示指示を受け付けたカードかざし部は、残高表示を行うとともに(ステップS117)、残高表示完了を意味するコードを内在するレスポンスを返信する(ステップS118)。このレスポンスを受信したコントローラ部10は、当該カードかざし部に対してカード通信制御ユニットの解放指示を行い(ステップS119)、この解放指示を受信したカードかざし部は、カード通信制御ユニットを解放した後に(ステップS120)、解放完了を意味するコードを内在したレスポンスをコントローラ部10に返信する(ステップS121)。
この段階でカード通信制御ユニットを解放することとした理由は、共用するカード通信制御ユニットの解放期間を長くし、カード通信制御ユニットの利用効率を高めるためである。
その後、コントローラ部10は、再び各カードかざし部13〜15に対して一斉指令でカード検知処理開始指示を行い(ステップS122)、ICカードを検知したカードかざし部13〜15は、上記ステップS109と同様にレスポンスを行い(ステップS123)、カード通信制御ユニット11〜12が未接続のカード・スイッチ監視状態に移行し(ステップS124)、コントローラ部10はスイッチ検知待ち状態となる。
そして、かかるカード・スイッチ監視状態にあるカードかざし部が取引確定スイッチの押下を検知しない場合には、コントローラ部10からの状態要求に対して未検知のコードを含むレスポンスを返送し(ステップS125〜S126)、当該カードかざし部が取引確定スイッチの押下を検知した場合には、コントローラ部10からの状態要求に対して取引確定スイッチの押下を検知したことを示すコードを含むレスポンスを返送する(ステップS127〜S128)。
コントローラ部10は、かかるレスポンスによりスイッチ押下判定を行い(ステップS129)、スイッチの押下を検知したならば(ステップS129肯定)、当該カードかざし部に接続すべきカード通信制御ユニットを選択し、選択したカード通信制御ユニットの接続チャンネルを当該カードかざし部に対して指示する(ステップS130)。
この指示を受け付けたカードかざし部は、指示されたカード通信制御ユニットと接続できるよう接続スイッチ13fを切り換えてカード通信制御ユニットに接続するとともに(ステップS131)、切換完了を示すレスポンスをコントローラ部10に返信する(ステップS132)。
かかるレスポンスを受信したコントローラ部10は、カード通信制御ユニット及びカードかざし部を介してICカードとの間で取引処理を行い(ステップS133)、取引処理の終了後にカード通信制御ユニットを解放するようカードかざし部に指示する(ステップS134)。この指示を受けたカードかざし部は、接続スイッチ13fを切り換えてカード通信制御ユニットを解放した後(ステップS135)、解放した旨のコードを含むレスポンスをコントローラ部10に返信する(ステップS136)。
上記一連の処理を行うことにより、各カードかざし部13〜15のいずれかにICカードがかざされたならば、当該カードかざし部とカード通信制御ユニット11又は12を介してICカードと取引処理を行うことができる。なお、ここでは取引確定スイッチ等が押される前に一旦カード通信制御ユニットを解放することとしたが、取引処理が終わるまでカード通信制御ユニットを解放しないよう処理することもできる。また、ここではカードかざし部13〜15からのレスポンスにロータリースイッチ13eの番号(ユニークな番号)を含めることとしたが、状態要求を基準時刻とするタイムスロットを各カードかざし部13〜15に割り当て、割り当てたタイムスロットで各カードかざし部13〜15から返信するよう処理することにより、レスポンスにロータリースイッチ13eの番号を入れないようにすることもできる。
ところで、上記図1〜図3では、2つのカード通信制御ユニット11〜12を設けた場合を示したが、本発明はこれに限定されることはなく、図4に示すように単一のカード通信制御ユニット11のみを設けた場合に適用することができる。かかる場合には、3つのカードかざし部13〜15を利用したカード取引が可能となるが、カード通信制御ユニット11が一つしかないため同時に複数のICカードと取引処理を行うことができない。したがって、かかる装置構成は、同時取引処理が少ない場合に適合することとなる。
また、図5に示すように3つのカード通信制御ユニット11、12、20を設けた場合に本発明を適用することもできる。このように、新たなカード通信制御ユニット20を増設すれば、さらに柔軟に同時取引処理に対応することができることになる。かかるカード通信制御ユニットはさらに増設することが可能であり、カード通信制御ユニットの台数を増やせば増やすほど、より多くのICカードと同時取引処理することが可能となるが、その反面でコストが上昇する。
次に、本実施例に係るICカード端末装置の実際の適用例について説明する。図6は、本発明に係るICカード端末装置を百貨店のレジに適用した場合の概要を示す図であり、図7は、図6に示した百貨店のレジに適用した場合のICカード端末装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、この適用例では、百貨店のレジにPOS端末31〜32とともにカードかざし部13〜14を設けるとともに、店舗内の管理場所にカード通信制御ユニット11〜12及びコントローラ部10を内在する制御部を設けている。
このように各部を配置すれば、レジにかざし部13〜14のみを設ければ良く、通信制御ユニット11〜12及びコントローラ部10をレジに設ける必要がなくなるので、レジ自体の小型化を図ることができる。加えて、システム障害等が通信制御ユニット11〜12やコントローラ部10に発生した場合であっても、顧客のいない店舗内の管理場所で効率良く障害対処することができる。
ここで、図7に示すように、POSレジ31及び32は、それぞれカードかざし部13及び14に接続されることになる。具体的には、すでに説明したようにカードかざし部13及び14にはアンテナ基板13cが設けられているので、このアンテナ基板13cにPOSレジ31又は32を接続し、CPU13gとPOSレジ31又は32がデータ通信できるようにすれば良い。
図8は、本発明に係るICカード端末装置をコインロッカーに適用した場合の概要を示す図であり、図9は、本発明に係るICカード端末装置をパチンコ店内の遊技媒体貸出システムに適用した場合の概要を示す図である。
図8に示すように、コインロッカーの周囲にはスペースがあまりないので、ICカードかざし部、カード通信制御ユニット及びコントローラ部が一体化された従来のICカード端末装置を設けるのは難しい。これに対して、本実施例に係るICカード端末装置では、各コインロッカーにカードかざし部のみを設ければ良いため、かかるコインロッカーに適合するものである。
図9に示すように、パチンコ店内には、パチンコ台40とパチンコ台40に挟まれる形態で台間処理機41と呼ばれる遊技媒体貸出装置が配設されるのが通常であるので、上記コインロッカーの場合と同様にICカードかざし部、カード通信制御ユニット及びコントローラ部が一体化された従来のICカード端末装置を設けるのは効率的ではない。これに対して、本実施例に係るICカード端末装置では、各台間処理機41にカードかざし部のみを設ければ良いため、かかる遊技媒体貸出システムに適合するものである。なお、ここでは、レジ、コインロッカー、パチンコ店の台間機に本発明を適用した場合を示したが、ICカードのカードかざし部を複数設ける場合に同様に適用することができる。
上述してきたように、本実施例では、コントローラ部10が、複数のカード通信制御ユニット11〜12及び複数のカードかざし部13〜15と接続され、各カードかざし部13〜15のいずれかがICカードと通信可能状態となった際に、このカードかざし部と接続するカード通信制御ユニットを選択し、選択したカード通信制御ユニット及び当該カードかざし部を介してICカードとの間で決済制御を行うよう構成したので、コントローラ部10及びカード通信制御ユニットを共用化しつつカードかざし部を複数化することができるため、複数台設ける場合の導入コストの低減を図りつつ省スペース化を図ることが可能となる。
なお、本実施例では、複数のカードかざし部13〜15をマルチドロップでコントローラ部10と接続するとともに、複数のカード通信ユニット11〜12とマルチプレクサ接続する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、マルチドロップ又はマルチプレクサ以外の接続形態を採用した場合にも適用することができる。接続形態の適用例としてはLAN接続などがある。
また、本実施例では、各カードかざし部13〜15に接続スイッチ13fを設けた場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかるスイッチ接続機構については、複数あるうちの任意のかざし部と任意のカード通信制御ユニットをコントローラ10が指定して接続できるものであれば、スイッチ接続する機構を搭載する場所及び接続指定方式はいかなるものであっても良い。例えば、図10に示すように、カードかざし部13〜15とカード通信制御ユニット11〜12の間に接続スイッチ機構を有する配線基板を設け、コントローラ部10からの接続指定信号により上記接続スイッチ機構を制御するよう構成することもできる。
本発明にかかるICカード端末装置は、ICカードをかざすカードかざし部、ICカードとの間で決済制御を行うコントローラ部及びICカードへのデータの読み書き制御を行うカード通信制御ユニットを有するICカード端末装置に有用であり、特に、複数台設ける場合の導入コストの低減を図りつつ省スペース化を図る際に有用である。
本実施例に係るICカード端末装置の概念を説明するための説明図である。 図1に示したカードかざし部の構成を示すブロック図である。 図1に示したコントローラ部とカードかざし部の処理手順を示すシーケンス図(その1)である。 図1に示したコントローラ部とカードかざし部の処理手順を示すシーケンス図(その2)である。 カード通信制御ユニットを1台とした場合のICカード端末装置の説明図である。 カード通信制御ユニットを3台とした場合のICカード端末装置の説明図である。 本発明に係るICカード端末装置を百貨店のレジに適用した場合の概要を示す図である。 図6に示した百貨店のレジに適用した場合のICカード端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係るICカード端末装置をコインロッカーに適用した場合の概要を示す図である。 本発明に係るICカード端末装置をパチンコ店内の遊技媒体貸出システムに適用した場合の概要を示す図である。 配線基板上に接続スイッチ機構を設けたICカード端末装置の一例を示す図である。 従来のICカード端末装置の概念を説明するための説明図である。
符号の説明
10 コントローラ部
11,12 カード通信制御ユニット
13〜15 カードかざし部
13a アンテナ部
13b ユーザインターフェース部
13c アンテナ基板
13d PLD
13e ロータリースイッチ
13f 接続スイッチ
13g CPU
20 カード通信制御ユニット
31,32 POSレジ
40 パチンコ台
41 台間処理機

Claims (6)

  1. カードかざし部にかざされたICカードのデータ読み書き制御をカード通信制御ユニットで行うとともに、前記カードかざし部及び前記カード通信制御ユニットを介して前記ICカードと通信可能となった場合に、コントローラ部により該ICカードによる決済制御を行うICカード端末装置であって、
    前記ICカードとの間でデータ送受信を行うアンテナ部と、
    少なくとも状態表示及び取引確定指示の受け付けを行うユーザインターフェース部と、
    各カードかざし部にユニークな識別情報を設定記憶する設定記憶部と、
    複数のカード通信制御ユニットが存在する場合に該カード通信制御ユニットとの接続を切り換える切換部と、
    少なくとも前記切換部の切換制御並びに前記コントローラ部及び前記カード通信制御ユニットとの通信制御を行う制御部と
    を有する複数のカードかざし部を備えたことを特徴とするICカード端末装置。
  2. 前記複数のカードかざし部は、前記コントローラ部と共通のバスを介してマルチドロップで接続され、前記コントローラ部からの状態確認一斉指令に応答して、カード検知の有無を前記コントローラ部に通知することを特徴とする請求項1に記載のICカード端末装置。
  3. 前記複数のカードかざし部は、前記コントローラ部からの状態確認一斉指令を基準とする割当タイムスロットでカード検知の有無を前記コントローラ部に通知することを特徴とする請求項2に記載のICカード端末装置。
  4. 前記コントローラ部は、複数のカード通信制御ユニットと接続され、前記複数のカードかざし部のいずれかが前記ICカードと通信可能状態となった際に、当該カードかざし部に割り当てるカード通信制御ユニットを選択し、選択されたカード通信制御ユニット及び当該カードかざし部を介して前記ICカードとの間で決済制御を行うことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のICカード端末装置。
  5. 前記複数のカードかざし部は、前記複数のカード通信制御ユニットとそれぞれスイッチ接続され、前記コントローラ部により選択されたカード通信制御ユニットの識別情報を受け付けた際に、該選択されたカード通信制御ユニットとの間のスイッチ接続を有効化することを特徴とする請求項4に記載のICカード端末装置。
  6. 前記コントローラ部は、前記カード通信制御ユニット及び前記カードかざし部を介して前記ICカードとの通信により当該ICカードの残高照会を行ったならば、前記ICカードの残高表示指示並びに前記カード通信制御ユニットの解放指示を前記カードかざし部に対して行い、前記カードかざし部から取引確定指示を受け付けたならば前記複数のカード通信制御ユニットのいずれかを選択して接続指示を前記カードかざし部に対して行うことを特徴とする請求項5に記載のICカード端末装置。
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