JP2005135297A - 電子マネー決済方法および電子マネー処理装置および電子マネー処理システム - Google Patents

電子マネー決済方法および電子マネー処理装置および電子マネー処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】
電子マネーカード等の電子マネー媒体の種類別に決済額が異なる場合における決済処理を高速かつ簡易に行うことができるようにした電子マネー決済方法および電子マネー処理装置および電子マネー処理システムを提供する。
【解決手段】
電子マネーカード20を用いる決済処理開始に際して、該決済処理が可能な電子マネーカードの種類を示す複数の識別情報および該電子マネーカードの種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドをPOS端末10から電子マネー処理装置40に送り、電子マネー処理装置40では、カードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20からカード情報を読み取り、該読み取ったカード情報に含まれる該電子マネーカードの種類を示す識別情報と決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の決済処理を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子マネーカード等の電子マネー媒体を用いて決済処理を行う電子マネー決済方法および電子マネー処理装置および電子マネー処理システムに関し、特に、電子マネー媒体の種類別に決済額が異なる場合の決済処理を高速かつ簡易に行うことができるようにした電子マネー決済方法および電子マネー処理装置および電子マネー処理システムに関する。
最近、販売促進等のために特定の商品の販売価格を顧客の利用形態等に対応して異ならせて販売する場合がある。
例えば、同一の商品に対しても通常価格と会員用の割引価格とを設定して、非会員に対しては通常価格で販売するが、会員に対しては会員用の割引価格で販売する。
また、会員に対してもその利用回数等に対応して決定された会員種別に対応して割引率を異ならせて、この割引率で算出された価格で商品を販売する。
このような、顧客の利用形態等に対応して販売価格を異ならせて販売する処理を可能にした装置としては、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されたものが知られている。
すなわち、特許文献1に記載された電子式キャッシュレジスタにおいては、会員別の割引情報を商品毎または商品群毎に予め記憶手段に記憶し、入力された購入商品データおよび会員種別に基づいて上記記憶手段から割引情報を読み出して販売価格を決定するように構成されている。
また、特許文献2に記載された販売データ登録装置においては、所定の商品に対して少なくとも通常単価と会員単価との2種類の単価を設定して、会員であるか否かにより単価を選択して買い上げ額を設定するように構成されている。
特開平1−211198号公報 特開平9−330479号公報
ところで、最近、電子マネーカードを用いてキャッシュレスで決済を行う電子マネー決済システムが種々提案されている。
そして、このような電子マネー決済システムにおいても、顧客の利用回数、利用形態等に対応してそれぞれ決済額を設定する必要がある場合がある。
このような決済に対応するために、顧客の種別に対応して異なる種類の電子マネーカードを発行して、該電子マネーカードの種類に対応して同一の商品の販売等においても決済額を異ならせることが考えられている。
しかし、電子マネーカードの種類に対応して決済額を異ならせる構成をとる場合で、例えば、POS(Point Of Sales)システムのPOS端末を用いて販売処理を行う場合には、まず、電子マネーカードをカードかざし部にかざしてこの電子マネーカードから当該電子マネーカードの種類情報を読み取り、この読み取った電子マネーカードの種類情報をPOS端末に送り、POS端末からこの電子マネーカードの種類情報に対応する決済額を受け取り、この受け取った電子マネーカードの種類情報に対応する決済額に基づき電子マネー処理装置が決済処理を行うことになる。
このような構成によると、電子マネーカードの種類情報を読み取るためと決済処理のためとで2回電子マネーカードをカードかざし部にかざすか、電子マネーカードの種類情報を読み取るためにカードかざし部にかざした電子マネーカードを電子マネー処理装置による決済処理が終了するまでこのかざした状態に保持するかのいずれかの操作が必要になり、このため、操作が複雑になるとともに、電子マネーカードの処理も複雑になり、また、処理に要する時間も長くなるという問題が生じた。
そこで、この発明は、電子マネーカード等の電子マネー媒体の種類別に決済額が異なる場合における決済処理を高速かつ簡易に行うことができるようにした電子マネー決済方法および電子マネー処理装置および電子マネー処理システムを提供することを目的とする。
この発明の電子マネー決済方法は、電子マネー媒体を用いて決済処理を行う電子マネー決済方法において、決済処理開始に際して、該決済処理が可能な電子マネー媒体の種類を示す複数の識別情報および該電子マネー媒体の種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを電子マネー処理装置に送り、電子マネー処理装置は、所定のカードかざし装置にかざされた電子マネー媒体から該電子マネー媒体のカード情報を読み取り、該読み取った媒体情報に含まれる該電子マネー媒体の種類を示す識別情報と前記決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の前記電子マネー媒体を用いた決済処理を行うことを特徴とする。
また、前記決済要求コマンドは、POS端末等の取引端末における取引に際して発生されて、前記電子マネー処理装置における決済処理は、前記電子マネー媒体を用いた前記取引端末における取引の決済を行うように構成することができる。
また、前記決済要求コマンドは、自動販売機による商品販売に際して発生され、前記決済処理は、前記電子マネー媒体を用いた前記自動販売機による商品販売の決済を行うように構成することができる。
なお、ここで、「電子マネー媒体」とは、電子マネーカードあるいは携帯電話機等の携帯端末に搭載されたメモリに電子マネー情報を記憶保持し、POS端末や自動販売機等と接触または非接触(無線通信、赤外線通信を含む)で電子マネー情報を送受信するものを含む。
また、「電子マネー媒体の種類」とは、その電子マネー媒体を用いた支払いを行う際の優遇度の区分を表す情報のことである。複数ある優遇度の区分のうち、いずれの区分の情報が電子マネー媒体に記憶されているかは、この電子マネー媒体の利用者が特定の資格(会員、社員)を有していいるか否かや、この電子マネー媒体による決済額の累計額の多寡や、電子マネー媒体による決済回数等によることが多い。そして、支払いの優遇度の区分に応じて異なる決済額のうち、いずれの決済額で決済されるかは、この電子マネー媒体の種類、すなわち、電子マネー媒体を用いた支払いを行う際の区分を表す情報に基づいて決定される。
また、「媒体情報」とは、電子マネー媒体に記憶されている情報で、媒体の種別を示す識別情報、媒体残高情報等を含む。
また、「電子マネー媒体を媒体かざし装置にかざす」とは、電子マネー媒体の情報を媒体かざし装置で読み書きできる状態をいい、例えば、電子マネー媒体を媒体かざし装置の媒体かざし面に対して所定の距離の範囲内に近づけた状態、電子マネー媒体を媒体かざし装置の媒体かざし面にタッチさせた状態等を含む。
また、「電子マネー媒体を用いた決済処理」とは、電子マネー媒体の取引前媒体残額からこの決済額を減算して、その減算結果を取引後媒体残額として電子マネー媒体に書き込む処理を含む。
また、「取引端末における取引」とは、その対象が、商品購入だけでなくサービスの供与等も含む。
また、この発明の電子マネー決済装置は、電子マネー媒体を用いた決済処理を行う電子マネー決済装置において、前記決済処理が可能な電子マネー媒体の種類を示す複数の識別情報および該電子マネー媒体の種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを受信する受信手段と、電子マネー媒体をかざすことにより該かざされた電子マネー媒体に対する情報の読み書きを行う媒体かざし装置と、前記媒体かざし装置により電子マネー媒体から読み取った情報に含まれる当該電子マネー媒体の種類を示す識別情報と前記受信手段で受信した決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の前記電子マネー媒体を用いた決済処理を行う決済手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明の電子マネー決済システムは、電子マネー媒体を用いた決済処理を行う電子マネー決済システムにおいて、前記決済処理が可能な電子マネー媒体の種類を示す複数の識別情報および該電子マネー媒体の種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを発生する決済要求コマンド発生手段と、前記決済要求コマンド発生手段から発生された決済要求コマンドを受信する決済要求コマンド受信手段と、電子マネー媒体をかざすことにより該かざされた電子マネー媒体に対する情報の読み書きを行う媒体かざし装置と、前記媒体かざし装置により電子マネー媒体から読み取った情報に含まれる当該電子マネー媒体の種類を示す識別情報と前記決済要求コマンド受信手段で受信した決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の前記電子マネー媒体を用いた決済処理を行う決済手段とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、電子マネー媒体を用いる決済処理開始に際して、該決済処理が可能な電子マネー媒体の種類を示す複数の識別情報および該電子マネー媒体の種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを電子マネー処理装置に送り、電子マネー処理装置では、所定の媒体かざし装置にかざされた電子マネー媒体から媒体情報を読み取り、該読み取った媒体情報に含まれる該電子マネー媒体の種類を示す識別情報と決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の決済処理を行うように構成したので、電子マネー媒体を媒体かざし装置に1回かざすだけの簡単な操作で、電子マネー媒体の種類別に決済額が異なる場合の決済処理を高速かつ簡易に行うことができる。
以下、この発明に係わる電子マネー決済方法および電子マネー処理装置および電子マネー処理システムの実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明を適用して構成した電子マネー処理システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示す電子マネー処理システムにおいては、POS端末10で行われる取引決済を電子マネー媒体である電子マネーカード20を用いて行うことができるようにしたもので、店舗等に配設され各種取引の買い上げ額を算出するPOS端末10、電子マネーカード20がかざされるカードかざし装置30、カードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20を用いた決済処理を実行する電子マネー処理装置40、電子マネー処理装置40での決済処理を管理する電子マネーセンタ装置50を具備して構成される。
また、POS端末10と電子マネー処理装置40およびカードかざし装置30との間はRS232Cケーブル等の通信線70および通信線60でそれぞれ接続され、電子マネー処理装置40と電子マネーセンタ装置50との間は、電話線、LAN(Local Area Network)、無線回線等の通信線80で接続される。
ここで、POS端末10は、POSシステムの端末として構成されるもので、各店舗等における商品、サービス等の取引の買い上げ額等の算出およびその決済処理を受け付ける等の処理を行うものである。
電子マネーカード20は、IC(Integrated Circuit)およびアンテナが埋め込まれたもので、アンテナを介して外部から供給された電力によりこのアンテナを介して無接触で情報の読み出しおよび書き込みが可能なものである。
この電子マネーカード20は、例えば、16桁の固有のカード番号を有しており、その上位の8桁でカードの種別を識別し、下位の8桁でこのカードの所有者等を識別するように構成されている。
カードかざし装置30は、このカードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20から各種情報の読み取りおよび該電子マネーカード20に対して各種情報の書き込みを行うもので、電子マネーカード20に対して電力を供給するとともに、電子マネーカード20に対する各種情報の読み取りおよび書き込みに用いられるアンテナ、無線処理部、顧客に対して操作案内等を行うためのLED(Light Emitting Diode)、スピーカ等を具備して構成される。
電子マネー処理装置40は、この発明の要部を構成するもので、POS端末10との通信によりカードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20を用いた決済処理を実行する。
また、この電子マネー処理装置40は、電子マネーセンタ装置50との通信により電子マネー処理装置40での決済処理結果を電子マネーセンタ装置50に通知する。
電子マネーセンタ装置50は、各店舗等に配設された複数の電子マネー処理装置40から通知された決済処理結果を集計管理し、この管理情報に基づき電子マネーカード20を用いた決済にかかわる利用額を各店舗の口座に振り込む等の処理を行うものである。
この電子マネー処理システムにおいては、電子マネー処理装置40においてPOS端末10との通信によりカードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20を用いた決済処理を実行するが、この電子マネー処理システムで使用可能な電子マネーカード20としては複数種類の電子マネーカード20、この実施例においては5種類の電子マネーカード20が設定されている。
ここで、複数種類の電子マネーカード20を使用可能にする理由は、カードの種類毎に異なる決済額での決済処理を可能にするためで、例えば、この電子マネーカード20の利用回数、利用形態等に対応してそれぞれ異なる種類の電子マネーカード20を発行して、電子マネーカード20を用いた決済処理に使用される電子マネーカード20の種類に対応して異なる決済額での決済処理を実行することで、販売促進等を図るものである。
例えば、電子マネーカード20を発行する顧客を会員と非会員とで区別し、会員に対して発行された電子マネーカード20を用いた決済処理においては、非会員に対して発行された電子マネーカード20を用いた決済処理の決済額よりも割り引く。また、電子マネーカード20を発行する顧客を社員と非社員とで区別し、社員に対して発行された電子マネーカード20を用いた決済処理においては、非社員に対して発行された電子マネーカード20を用いた決済処理の決済額よりも割り引く。更に、会員、社員等に対してもその利用回数等により割引率を異ならせる等である。
このために、この実施例の電子マネー処理システムにおいては、カードの種類毎に異なる決済額での決済処理を可能にするために複数種類の電子マネーカード20が発行され、POS端末10から電子マネー処理装置40へに決済処理が可能な電子マネーカードの種類を示す複数の識別情報および該電子マネーカードの種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを送信し、電子マネー処理装置40においては、この決済要求コマンドに基づきこの複数の電子マネーカード20の内の使用された電子マネーカード20の種類に対応したそれぞれ異なる決済額での決済処理を実行する。
なお、この電子マネーカード20の種別は、上述したように、この電子マネーカード20のカード番号の上位の8桁を用いて識別する。
図2は、上記電子マネー処理装置40の概略構成を示すブロック図である。
図2に示す電子マネー処理装置40においては、この電子マネー処理装置40の全体動作を統括制御する制御部401、この制御部401にバスライン406を介して相互に接続され、カードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20から情報を読み取る処理を実行するカード情報読取処理部402、カードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20に対して情報を書き込む処理を実行するカード情報書込処理部403、POS端末10との間の通信を制御する通信制御部404、カードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20を用いた決済処理を行うとともにその決済結果を通信線80を経由して電子マネーセンタ装置50に通知するカード決済処理部405を具備して構成される。
さて、この電子マネー処理システムにおいては、決済処理に使用される電子マネーカード20の種類毎に異なる決済額での決済処理を効率よく行うために、決済処理開始に際してPOS端末10から電子マネー処理装置40に通信線70経由で送られる決済要求コマンドに、この電子マネー処理システムで決済処理が可能な電子マネーカードの種類を示す複数の識別情報(カード番号の上位8桁)および該電子マネーカードの種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含ませている。
そして、電子マネー処理装置40では、POS端末10からの決済要求コマンドを通信処理部404で受信した後に、カードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20からこの電子マネーカード20のカード情報をカード情報読取処理部402で読み取り、この読み取ったカード情報に含まれるこの電子マネーカードの種類を示す識別情報(カード番号の上位8桁)と上記決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、この比較により一致した識別情報に対応する金額情報を決済額として、電子マネーカード20の取引前カード残額からこの決済額を減算して、その減算結果を取引後カード残額としてカード情報書込処理部403により電子マネーカード20に書き込む処理を行う。
これにより、カードかざし装置30に電子マネーカード20を1回かざすだけで、所望の決済処理を行うことができる。
図3は、電子マネーカード20を用いた決済処理におけるPOS端末10と電子マネー処理装置40との間の通信手順を示すシーケンスチャートである。
アイドル状態にあるPOS端末10において、決済処理が開始されると、POS端末10から通信線70を経由して電子マネー処理装置40へ決済要求コマンドが送信される。この決済要求コマンドは、図4(a)に示すフォーマットのように、ヘッダに決済要求コマンドであることを示すコマンド番号を含むとともに、5個の金額情報「1」乃至「5」とこの金額情報「1」乃至「5」に対応する5個の識別情報「1」乃至「5」を含んでいる。
ここで、5個の識別情報「1」乃至「5」は、この電子マネー処理システムで決済処理が可能な電子マネーカードの種類を示す識別情報(カード番号の上位8桁)であり、5個の金額情報「1」乃至「5」は、この5個の識別情報「1」乃至「5」で種類が特定される電子マネーカード20を用いた場合の決済処理における決済額を示す。
この金額情報「1」乃至「5」は、POS端末10で決済される商品またはサービス等に対応して予め設定されていてもよいし、POS端末10でその決済が発生する都度算出したものでもよい。
マネー処理装置40は、上記決済要求コマンドを受信し、この決済要求コマンドが正当なものであると、POS端末10に対して 図4(b)に示すフォーマットのような決済要求レスポンス(正常)を返す。ここで、この決済要求レスポンス(正常)は、ヘッダに決済要求レスポンスであることを示すコマンド番号を含むとともに、受信した決済要求コマンドが正当なものであることを示す結果情報を含んでいる。
なお、マネー処理装置40は、POS端末10からの決済要求コマンドが正当なものでない場合は、決済要求レスポンス(その他)を返し、この場合、POS端末10は、この決済要求レスポンス(その他)に基づき所定の他の処理を行うことになる。
POS端末10は、決済要求コマンド(正常)を受信すると、所定の時間間隔で、マネー処理装置40に対して決済確認コマンドを送信する。この決済確認コマンドは、ヘッダに決済確認コマンドであることを示すコマンド番号を含んでいる。
この決済確認コマンドを受信したマネー処理装置40は、カードかざし装置30を制御して、電子マネーカード20をかざすことを促すためのカードかざし面に設けられたLEDの点滅制御若しくはスピーカによる音声ガイダンスを行うが、ここで、電子マネーカード20がカードかざし装置30に対してかざされていないと、POS端末10に対して決済確認レスポンス(かざし待ち)を返す。なお、この決済確認レスポンス(かざし待ち)は、ヘッダに決済確認レスポンスであることを示すコマンド番号を含むとともに、結果情報にPOS端末10が電子マネーカード20のかかざし待ちであることを示す情報を含んでいる。
また、ここで、電子マネーカード20がカードかざし装置30に対して既にかざされていると、マネー処理装置40は、POS端末10に対して決済確認レスポンス(処理中)を返す。なお、この決済確認レスポンス(処理中)は、ヘッダに決済確認レスポンスであることを示すコマンド番号を含むとともに、結果情報にPOS端末10が電子マネーカード20の処理中であることを示す情報を含んでいる。
また、ここで、カードかざし装置30にかざされた電子マネーカード20を用いた決済処理が終了していると、マネー処理装置40は、POS端末10に対して決済確認レスポンス(決済OK)を返す。なお、この決済確認レスポンス(決済OK)は、ヘッダに決済確認レスポンスであることを示すコマンド番号を含むとともに、結果情報に決済内容を示す情報、すなわち、取引時刻、カード番号、決済金額、取引前カード残額、取引後カード残額等の情報を含んでいる。
POS端末10は、この決済確認レスポンス(決済OK)を受信すると、この決済確認レスポンス(決済OK)に含まれる決済内容を示す情報に基づき電子マネーカード20を用いた決済を集計して管理することになる。
なお、マネー処理装置40は、POS端末10から正当な決済要求コマンドを受信した後、予め設定された時間以内に電子マネーカード20がカードかざし装置30に対してかざされたことが検出されないとタイムアウトとなり所定のエラー処理を行う。
また、POS端末10から決済要求コマンドをマネー処理装置40に送信し、POS端末10で電子マネーカード20がカードかざし装置30に対してかざされたことを検知する前にPOS端末10で所定の決済中止操作を行うと、POS端末10からマネー処理装置40へ決済中止コマンドが送信され、POS端末10は、この決済中止コマンドに応答して決済中止レスポンスを返すことでこの電子マネーカード20を用いた決済処理は中止される。
図5は、図3に示した決済処理における電子マネー処理装置40の動作を説明するフローチャートである。
この処理が開始されると、電子マネー処理装置40は、まず、POS端末10からの決済要求コマンドを受信したかを調べる(ステップ501)。ここで、決済要求コマンドを受信していない場合は(ステップ501でNO)、ステップ501へ戻り、POS端末10からの決済要求コマンドを待つが、決済要求コマンドを受信したと判断されると(ステップ501でYES)、受信した決済要求コマンドに含まれる複数の金額情報および複数の識別情報、すなわち、5個の金額情報(決済額)「1」乃至「5」および5個の識別情報(カード番号の上位8桁)「1」乃至「5」を抽出する(ステップ502)。
そして、カードかざし装置30を制御して、電子マネーカード20をかざすことを促すための報知、例えば、カードかざし面に設けられたLEDの点滅制御若しくはスピーカによる音声ガイダンスを行う(ステップ503)
次に、電子マネーカード20がカードかざし装置30にかざされたかを調べ(ステップ504)、電子マネーカード20がかざされたと判断されると(ステップ504でYES)、かざされた電子マネーカード20から読み取ったカード情報から識別情報(カード番号の上位8桁)を抽出する(ステップ505)。
そして、識別情報が一致するか、すなわち、この電子マネーカード20から読み取ったカード情報から抽出した識別情報(カード番号の上位8桁)と一致する識別情報がステップ502で抽出した5個の識別情報(カード番号の上位8桁)の中に含まれているかを調べる(ステップ506)。
ここで、一致すると判断されると(ステップ506でYES)、次に、この一致した識別情報に対応する金額情報(決済額)が電子マネーカード20から読み取ったカード情報に含まれるカード残高未満かを調べる(ステップ507)。
そして、この決済額がカード残高未満であると(ステップ507でYES)、カード残高から決済額を減算する処理を行い(ステップ508)、この処理結果をPOS端末10に通知して(ステップ509)この処理を終了する。
なお、上記処理結果のPOS端末10への報告処理は、図3に示した決済確認レスポンス(決済OK)により行われる。
また、ステップ504で、電子マネーカード20がかざされていないと判断された場合は(ステップ504でNO)、タイムアウト、すなわち一定時間経過したかが調べられ(ステップ510)、タイムアウトでないと(ステップ510でNO)、ステップ504に戻り、電子マネーカード20がかざされるのを待つが、タイムアウトになると(ステップ510でYES)、この処理を終了する。
また、ステップ506で識別情報が一致しないと判断された場合(ステップ506でNO)、または、ステップ507で、決済額がカード残高未満でないと判断された場合(ステップ507でNO)は、所定のエラー処理(ステップ511)を行ってこの処理を終了する。
図6は、この発明を適用して構成した自動販売機の全体構成を示す外観図である。
この図6に示す自動販売機600は、電子マネーカード20を専用に用いて販売可能に構成した自動販売機を示す。
この自動販売機600は、複数の商品601を選択するための複数の選択ボタン602、電子マネーカード20をかざすためのカードかざし部603、商品を排出する商品排出口604を具備して構成される。
図7は、図6に示した自動販売機600に設けられる処理装置の概略構成を示すブロック図である。
この自動販売機600の全体動作は、メインコントローラ610により統括制御されるもので、このメインコントローラ610にバスライン617を経由して相互に接続された商品選択処理部614、商品排出制御部615、電子マネー処理部616を具備して構成される。
ここで、送品選択処理部614は、図6に示した選択ボタン602による商品選択処理を行うものであり、商品排出制御部615は、この自動販売機600で購入された商品の商品排出口604への排出処理を行うものである。
電子マネー処理部616は、この自動販売機600における電子マネーカード20を用いた商品販売の決済処理を行うもので、図2に示した電子マネー処理40と同様に構成される。
すなわち、電子マネー処理部616は、この電子マネー処理部616の全体動作を統括制御する制御部401、この制御部401にバスライン406を介して相互に接続され、図6に示したカードかざし部603にかざされた電子マネーカード20から情報を読み取る処理を実行するカード情報読取処理部402、カードかざし部603にかざされた電子マネーカード20に対して情報を書き込む処理を実行するカード情報書込処理部403、メインコントローラ610との間の通信を制御する通信制御部404、カードかざし部603にかざされた電子マネーカード20を用いた決済処理を行うカード決済処理部405を具備して構成される。
この自動販売機600における電子マネーカード20を用いた商品販売動作を示すと以下のようになる。
1)自動販売機600の選択ボタン602を用いて選択された商品を商品選択処理部614で判別する。
2)商品選択処理部614で判別された商品の電子マネーカード20を用いた決済のために、メインコントローラ610から電子マネー処理部616へ決済要求コマンドを送信する。
3)音声ガイダンス等にしたがってカードかざし部603にかざされた電子マネーカード20からカード情報読取処理部612によりカード情報を読み取る。
4)カード情報読取処理部612により読み取ったカード情報に含まれるカード残高が購入商品の販売価格が電子マネーカード20の残高未満の場合は、販売可として決済処理後、選択ボタン602で選択した商品601を商品販売口604へ排出する。
5)残高が購入商品の販売価格が電子マネーカード20の残高を越えている場合は所定のエラー処理を行う。
ここで、この自動販売機600には、電子マネーカード20の種類に対応して各商品の販売価格が異なるように設定されている。
そして、この自動販売機600により購入する商品の決済のためにカードかざし部603にかざされた電子マネーカード20の種類に応じて、同一の商品でもその決済額が異なる。
そこで、この実施例の自動販売機600においては、メインコントローラ610から電子マネー処理部616へ送信される決済要求コマンドに、図4(a)に示したように、複数の金額情報および複数の識別情報が含まれている。
ここで、複数の識別情報は、例えば、電子マネーカード20のカード番号の上位8桁の情報で、この複数の識別情報は、この自動販売機600で決済処理が可能な電子マネーカードの種類を示す。また、複数の金額情報は、上記この自動販売機600で決済処理が可能な電子マネーカードの種類に対応して設定された決済額を示す。
このような構成によると、電子マネー処理部616は、メインコントローラ610からの決済要求コマンドを受信した後に、カードかざし部603にかざされた電子マネーカード20から読み取ったカード情報に含まれるこの電子マネーカードの種類を示す識別情報(カード番号の上位8桁)と上記決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、この比較により一致した識別情報に対応する金額情報を決済額として、電子マネーカード20の取引前カード残額からこの決済額を減算することで、カードかざし部603に電子マネーカード20を1回かざすだけで、複数の決済額に対応した所望の決済処理を行うことができる。
図8は、図7に示した電子マネー処理部616の動作を説明するフローチャートである。
自動販売機600の選択ボタン602を用いて所望の商品が選択されると、メインコントローラ610から電子マネー処理部616へ決済要求コマンドが送信される。
この決済コマンドには、複数の金額情報および複数の識別情報、例えば、5個の金額情報(決済額)「1」乃至「5」および5個の識別情報(カード番号の上位8桁)「1」乃至「5」が含まれている。
電子マネー処理部616は、まず、この決済要求コマンドを受信したかを調べ(ステップ801)、ここで、決済要求コマンドを受信していない場合は(ステップ801でNO)、ステップ801へ戻り、決済要求コマンドを待つが、決済要求コマンドを受信したと判断されると(ステップ801でYES)、受信した決済要求コマンドに含まれる複数の金額情報および複数の識別情報、すなわち、5個の金額情報(決済額)「1」乃至「5」および5個の識別情報(カード番号の上位8桁)「1」乃至「5」を抽出する(ステップ802)。
そして、カードかざし報知、すなわち、カードかざし部603に電子マネーカード20をかざすことを促すための報知を行う(ステップ803)
このカードかざし報知により、電子マネーカード20がカードかざし部603にかざされると(ステップ804でYES)、このかざされた電子マネーカード20から読み取ったカード情報から識別情報(カード番号の上位8桁)を抽出し(ステップ805)、この識別情報が決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報のいずれかと一致するかを調べる(ステップ806)。
ここで、一致すると判断されると(ステップ806でYES)、この一致した識別情報に対応する金額情報(決済額)が電子マネーカード20から読み取ったカード情報に含まれるカード残高未満かを調べ(ステップ807)、カード残高未満であると(ステップ807でYES)、カード残高から決済額を減算する処理を行い(ステップ808)、この処理結果をメインコントローラ610に通知して(ステップ809)この処理を終了する。
このメインコントローラ610への処理結果の通知により、メインコントローラ610は、商品排出制御部615を制御して選択された商品の商品排出口604への排出処理を行う。
また、電子マネー処理部616で処理された決済データは、オンラインまたはオフラインで図示しない電子マネーセンタ装置に通知され、電子マネーセンタ装置では、この通知された決済データを集計処理して、この自動販売機600管理者の口座に振り込む等の処理を行う。
なお、ステップ804で、所定時間以内に電子マネーカード20がカードかざし部603にかざされない場合は(ステップ810でYES)、タイムアップとしてこの処理を終了する。
また、ステップ806で識別情報が一致しない場合(ステップ806でNO)、または、ステップ807で、決済額がカード残高未満でないと判断された場合(ステップ807でNO)は、所定のエラー処理(ステップ811)を行ってこの処理を終了する。
なお、上記実施例では、この発明を電子マネーカード20専用の自動販売機に適用した場合を示したが、例えば、図7に示した構成に、硬貨を処理するコインメック、紙幣を処理するビルバリデータ等を追加して、電子マネーカード20を用いた決済だけでなく硬貨、紙幣等の投入によっても商品を販売できるように構成してもよい。
この発明は、電子マネーカードの種類別に決済額が異なる場合の決済処理を行う電子マネー処理装置および電子マネー処理システムに適用可能である。
この発明によれば、電子マネーカードを用いる決済処理開始に際して、該決済処理が可能な電子マネーカードの種類を示す複数の識別情報および該電子マネーカードの種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを電子マネー処理装置に送り、電子マネー処理装置では、カードかざし装置にかざされた電子マネーカードからカード情報を読み取り、該読み取ったカード情報に含まれる該電子マネーカードの種類を示す識別情報と決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の決済処理を行うように構成したので、電子マネーカードをカードかざし装置に1回かざすだけの簡単な操作で、電子マネーカードの種類別に決済額が異なる場合の決済処理を高速かつ簡易に行うことができる。
この発明を適用して構成した電子マネー処理システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示した電子マネー処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した電子マネー処理システムの決済処理におけるPOS端末と電子マネー処理装置との間の通信手順を示すシーケンスチャートである。 図3に示した通信手順で用いる決済要求コマンドおよび決済要求レスポンスのフォーマットの一例を示す図である。 図3に示した決済処理における電子マネー処理装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明を適用して構成した自動販売機の全体構成を示す外観図である。 図6に示した自動販売機に設けられる処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図7に示した電子マネー処理部の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 POS端末
20 電子マネーカード
30 カードかざし装置
40 電子マネー処理装置
50 電子マネーセンタ装置
60、70、80 通信線
401 制御部
402 カード情報読取処理部
403 カード情報書込処理部
404 通信制御部
405 カード決済処理部
406 バスライン
600 自動販売機
601 商品
602 選択ボタン
603 カードかざし部
604 商品排出口
610 メインコントローラ
614 商品選択処理部
615 商品排出制御部
616 電子マネー処理部
617 バスライン

Claims (9)

  1. 電子マネー媒体を用いて決済処理を行う電子マネー決済方法において、
    決済処理開始に際して、該決済処理が可能な電子マネー媒体の種類を示す複数の識別情報および該電子マネー媒体の種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを電子マネー処理装置に送り、
    電子マネー処理装置は、所定の媒体かざし装置にかざされた電子マネー媒体から該電子マネー媒体の媒体情報を読み取り、
    該読み取った媒体情報に含まれる該電子マネー媒体の種類を示す識別情報と前記決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、
    該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の前記電子マネー媒体を用いた決済処理を行う
    ことを特徴とする電子マネー決済方法。
  2. 前記決済要求コマンドは、
    取引端末における取引に際して発生されて、
    前記電子マネー処理装置における決済処理は、
    前記電子マネー媒体を用いた前記取引端末における取引の決済を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の電子マネー決済方法。
  3. 前記決済要求コマンドは、
    自動販売機による商品販売に際して発生され、
    前記決済処理は、
    前記電子マネー媒体を用いた前記自動販売機による商品販売の決済を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の電子マネー決済方法。
  4. 電子マネー媒体を用いた決済処理を行う電子マネー決済装置において、
    前記決済処理が可能な電子マネー媒体の種類を示す複数の識別情報および該電子マネー媒体の種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを受信する受信手段と、
    電子マネー媒体をかざすことにより該かざされた電子マネー媒体に対する情報の読み書きを行う媒体かざし装置と、
    前記媒体かざし装置により電子マネー媒体から読み取った情報に含まれる当該電子マネー媒体の種類を示す識別情報と前記受信手段で受信した決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の前記電子マネー媒体を用いた決済処理を行う決済手段と
    を具備することを特徴とする電子マネー決済装置。
  5. 前記決済要求コマンドは、
    取引端末における取引に際して発生され、
    前記決済手段は、
    前記電子マネー媒体を用いた前記取引端末における取引の決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項4記載の電子マネー決済装置。
  6. 前記決済要求コマンドは、
    自動販売機による商品販売に際して発生され、
    前記決済手段は、
    前記電子マネー媒体を用いた前記自動販売機による商品販売の決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項4記載の電子マネー決済装置。
  7. 電子マネー媒体を用いた決済処理を行う電子マネー決済システムにおいて、
    前記決済処理が可能な電子マネー媒体の種類を示す複数の識別情報および該電子マネー媒体の種類に対応して決定された決済額を示す複数の金額情報を含む決済要求コマンドを発生する決済要求コマンド発生手段と、
    前記決済要求コマンド発生手段から発生された決済要求コマンドを受信する決済要求コマンド受信手段と、
    電子マネー媒体をかざすことにより該かざされた電子マネー媒体に対する情報の読み書きを行う媒体かざし装置と、
    前記媒体かざし装置により電子マネー媒体から読み取った情報に含まれる当該電子マネー媒体の種類を示す識別情報と前記決済要求コマンド受信手段で受信した決済要求コマンドに含まれる複数の識別情報とを比較し、該比較により一致した識別情報に対応する金額情報の前記電子マネー媒体を用いた決済処理を行う決済手段と
    を具備することを特徴とする電子マネー決済システム。
  8. 前記決済要求コマンド発生手段は、
    決済対象取引を受け付ける取引端末に設けられ、
    前記決済手段は、
    前記電子マネー媒体を用いた前記取引端末における取引の決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項7記載の電子マネー決済システム。
  9. 前記決済要求コマンド発生手段は、
    決済対象である商品を販売する自動販売機内に設けられ、
    前記決済手段は、
    前記電子マネー媒体を用いた前記自動販売機による商品販売の決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項7記載の電子マネー決済システム。
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