JP2003281397A - キャッシュレス自動販売機システム - Google Patents
キャッシュレス自動販売機システムInfo
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- vending machine
- communication terminal
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- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
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- G—PHYSICS
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- G06Q20/08—Payment architectures
- G06Q20/18—Payment architectures involving self-service terminals [SST], vending machines, kiosks or multimedia terminals
-
- G—PHYSICS
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- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q20/00—Payment architectures, schemes or protocols
- G06Q20/38—Payment protocols; Details thereof
- G06Q20/40—Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
- G06Q20/407—Cancellation of a transaction
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F7/00—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F7/00—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
- G07F7/08—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
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- G—PHYSICS
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- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F9/00—Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
- G07F9/001—Interfacing with vending machines using mobile or wearable devices
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F9/00—Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
- G07F9/002—Vending machines being part of a centrally controlled network of vending machines
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者が煩雑な操作を必要とせず、既存の自
動販売機でも容易にキャッシュレス化を図ることができ
る携帯通信端末を用いたキャッシュレス自動販売機シス
テムを提供する。 【解決手段】 自動販売機１は、決済要求コードを発行
した後、利用者によって釣銭返却レバーが操作されたこ
とを検知すると、当該決済要求コードに基づいて決済の
取消を要求する決済取消要求コードを発行し、センタ装
置３は、携帯電話端末２を介して自動販売機１から受信
した決済取消要求コードに基づいて該当する決済のキャ
ンセル処理を行う。
動販売機でも容易にキャッシュレス化を図ることができ
る携帯通信端末を用いたキャッシュレス自動販売機シス
テムを提供する。 【解決手段】 自動販売機１は、決済要求コードを発行
した後、利用者によって釣銭返却レバーが操作されたこ
とを検知すると、当該決済要求コードに基づいて決済の
取消を要求する決済取消要求コードを発行し、センタ装
置３は、携帯電話端末２を介して自動販売機１から受信
した決済取消要求コードに基づいて該当する決済のキャ
ンセル処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャッシュレス
自動販売機システムに関し、特に、利用者の所持する携
帯通信端末を用いて販売する商品や提供するサービスの
決済を行うキャッシュレス自動販売機システムに関す
る。
自動販売機システムに関し、特に、利用者の所持する携
帯通信端末を用いて販売する商品や提供するサービスの
決済を行うキャッシュレス自動販売機システムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】現在利用されている多くの自動販売機に
おいて、利用者は、貨幣若しくはプリペイドカード等の
価値を投入して、所望の商品を購入したりサービスを受
けたりする。
おいて、利用者は、貨幣若しくはプリペイドカード等の
価値を投入して、所望の商品を購入したりサービスを受
けたりする。
【０００３】このような自動販売機では、利用者は、現
金若しくはカードを常に携行している必要があり、特
に、プリペイドカードは、各種のサービスを受けようと
するとそれぞれのシステムに応じた多数のカードを携行
しなければならない煩わしさがある。一方、販売者は、
釣銭不足等によって販売機会を逃したり、また、カード
を利用できる自動販売機では、自動販売機にカードリー
ダ／ライタを設置するとともに多数のカードを発行しな
ければならず、その手間と費用は膨大なものとなる。
金若しくはカードを常に携行している必要があり、特
に、プリペイドカードは、各種のサービスを受けようと
するとそれぞれのシステムに応じた多数のカードを携行
しなければならない煩わしさがある。一方、販売者は、
釣銭不足等によって販売機会を逃したり、また、カード
を利用できる自動販売機では、自動販売機にカードリー
ダ／ライタを設置するとともに多数のカードを発行しな
ければならず、その手間と費用は膨大なものとなる。
【０００４】ところで、近年、携帯電話やＰＨＳ等、小
型で高機能な携帯通信端末が広く普及しており、これら
の通信端末を用いた自動販売機のキャッシュレスシステ
ムが考案されている。
型で高機能な携帯通信端末が広く普及しており、これら
の通信端末を用いた自動販売機のキャッシュレスシステ
ムが考案されている。
【０００５】しかしながら、上記従来の携帯通信端末を
用いたキャッシュレスシステムでは、利用者は個人認証
など煩雑な操作を要求され、容易に商品を購入すること
ができない。また、販売者側でも、自動販売機のオンラ
イン化の必要から多大な費用が発生する。さらには、既
存の自動販売機では上記のシステムを構築できない等の
問題があり、普及が困難である。
用いたキャッシュレスシステムでは、利用者は個人認証
など煩雑な操作を要求され、容易に商品を購入すること
ができない。また、販売者側でも、自動販売機のオンラ
イン化の必要から多大な費用が発生する。さらには、既
存の自動販売機では上記のシステムを構築できない等の
問題があり、普及が困難である。
【０００６】そこで、本発明者は、特願２００１−３６
２９７３において、自動販売機において選択された商品
に関する決済を要求する決済要求コードを発行し、セン
タ装置は、利用者の携帯電話端末を介して自動販売機か
ら受信した決済要求コードに基づいて決済処理を行うと
ともに該決済要求コードに所定の処理を施して販売許可
コードを生成して携帯電話端末に送信し、自動販売機
は、携帯電話端末の表示部に表示された販売許可コード
を読み取って該販売許可コードに基づいて商品の販売を
制御するキャッシュレス自動販売機システムを提供し
た。
２９７３において、自動販売機において選択された商品
に関する決済を要求する決済要求コードを発行し、セン
タ装置は、利用者の携帯電話端末を介して自動販売機か
ら受信した決済要求コードに基づいて決済処理を行うと
ともに該決済要求コードに所定の処理を施して販売許可
コードを生成して携帯電話端末に送信し、自動販売機
は、携帯電話端末の表示部に表示された販売許可コード
を読み取って該販売許可コードに基づいて商品の販売を
制御するキャッシュレス自動販売機システムを提供し
た。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特願平２００１−３６２９７３において提案したキャッ
シュレス自動販売機システムでは、決済要求コードをセ
ンタ装置で受け付けて決済処理を行った後、通信の不具
合等により正常に販売が行われなかった場合に、センタ
装置において一旦なされた決済処理を安全かつ確実にキ
ャンセルすることができなかった。
特願平２００１−３６２９７３において提案したキャッ
シュレス自動販売機システムでは、決済要求コードをセ
ンタ装置で受け付けて決済処理を行った後、通信の不具
合等により正常に販売が行われなかった場合に、センタ
装置において一旦なされた決済処理を安全かつ確実にキ
ャンセルすることができなかった。
【０００８】そこで、この発明は、利用者が煩雑な操作
を必要とせず、かつ安全に決済処理をキャンセルするこ
とのできるキャッシュレス自動販売機システムを提供す
ることを目的とする。
を必要とせず、かつ安全に決済処理をキャンセルするこ
とのできるキャッシュレス自動販売機システムを提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項１記載の発明は、利用者が所持する携帯通
信端末を介してセンタ装置と通信を行うことにより商品
の販売処理を行う自動販売機を含むキャッシュレス自動
販売機システムにおいて、前記自動販売機は、利用者の
要求に応じて商品の販売に関する第１のコードおよび該
販売のキャンセルに関する第３のコードを発行するコー
ド発行手段と、前記センタ装置で発行される商品の販売
の許可に関する第２のコードを前記携帯通信端末を介し
て取得するコード取得手段と、該コード取得手段により
取得された前記第２のコードに基づいて商品の販売を制
御する販売制御手段とを具備し、前記センタ装置は、前
記携帯通信端末を認証する認証手段と、前記携帯通信端
末から送信された前記第１のコードに基づいて決済処理
を行う決済処理手段と、該第１のコードに所定の処理を
施して前記第２のコードを生成して前記携帯通信端末に
送信する第２のコード発行手段と、前記携帯通信端末か
ら送信された前記第３のコードに基づいて前記決済処理
をキャンセルする決済処理キャンセル手段とを具備し、
前記利用者は、商品の購入に際して前記携帯通信端末を
利用して前記第１のコードを前記センタ装置に送信し、
該センタ装置から送信される前記第２のコードを該携帯
通信端末を利用して前記自動販売機に入力するととも
に、商品の購入のキャンセルに際して前記第３のコード
を前記携帯通信端末を利用して前記センタ装置に送信す
ることを特徴とする。
ため、請求項１記載の発明は、利用者が所持する携帯通
信端末を介してセンタ装置と通信を行うことにより商品
の販売処理を行う自動販売機を含むキャッシュレス自動
販売機システムにおいて、前記自動販売機は、利用者の
要求に応じて商品の販売に関する第１のコードおよび該
販売のキャンセルに関する第３のコードを発行するコー
ド発行手段と、前記センタ装置で発行される商品の販売
の許可に関する第２のコードを前記携帯通信端末を介し
て取得するコード取得手段と、該コード取得手段により
取得された前記第２のコードに基づいて商品の販売を制
御する販売制御手段とを具備し、前記センタ装置は、前
記携帯通信端末を認証する認証手段と、前記携帯通信端
末から送信された前記第１のコードに基づいて決済処理
を行う決済処理手段と、該第１のコードに所定の処理を
施して前記第２のコードを生成して前記携帯通信端末に
送信する第２のコード発行手段と、前記携帯通信端末か
ら送信された前記第３のコードに基づいて前記決済処理
をキャンセルする決済処理キャンセル手段とを具備し、
前記利用者は、商品の購入に際して前記携帯通信端末を
利用して前記第１のコードを前記センタ装置に送信し、
該センタ装置から送信される前記第２のコードを該携帯
通信端末を利用して前記自動販売機に入力するととも
に、商品の購入のキャンセルに際して前記第３のコード
を前記携帯通信端末を利用して前記センタ装置に送信す
ることを特徴とする。
【００１０】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の発明において、前記自動販売機の前記コード取得手
段は、前記携帯通信端末の表示部に表示された前記第２
のコードを読み取る画像読取手段を具備することを特徴
とする。
載の発明において、前記自動販売機の前記コード取得手
段は、前記携帯通信端末の表示部に表示された前記第２
のコードを読み取る画像読取手段を具備することを特徴
とする。
【００１１】また、請求項３記載の発明は、請求項１記
載の発明において、前記携帯通信端末は、内蔵、若しく
は外部接続される撮像手段を有し、前記自動販売機のコ
ード発行手段により発行された前記第１のコードまたは
前記第３のコードを該撮像手段により撮像して取得し、
前記センタ装置に送信することを特徴とする。
載の発明において、前記携帯通信端末は、内蔵、若しく
は外部接続される撮像手段を有し、前記自動販売機のコ
ード発行手段により発行された前記第１のコードまたは
前記第３のコードを該撮像手段により撮像して取得し、
前記センタ装置に送信することを特徴とする。
【００１２】また、請求項４記載の発明は、請求項１記
載の発明において、前記自動販売機は、釣銭返却レバー
を有し、前記第１のコードを発行した後に前記釣銭返却
レバーの操作を検知した場合に、該第１のコードに所定
の処理を施して前記第３のコードを生成することを特徴
とする。
載の発明において、前記自動販売機は、釣銭返却レバー
を有し、前記第１のコードを発行した後に前記釣銭返却
レバーの操作を検知した場合に、該第１のコードに所定
の処理を施して前記第３のコードを生成することを特徴
とする。
【００１３】また、請求項５記載の発明は、利用者が所
持する携帯通信端末を介してセンタ装置と通信を行うこ
とにより商品の販売処理を行う自動販売機であって、利
用者の要求に応じて商品の販売に関する第１のコード、
および該販売のキャンセルに関する第３のコードを発行
するコード発行手段と、前記センタ装置で発行される商
品の販売の許可に関する第２のコードを前記携帯通信端
末を介して取得するコード取得手段と、前記コード取得
手段により取得された前記第２のコードに基づいて商品
の販売を制御する販売制御手段とを具備することを特徴
とする。
持する携帯通信端末を介してセンタ装置と通信を行うこ
とにより商品の販売処理を行う自動販売機であって、利
用者の要求に応じて商品の販売に関する第１のコード、
および該販売のキャンセルに関する第３のコードを発行
するコード発行手段と、前記センタ装置で発行される商
品の販売の許可に関する第２のコードを前記携帯通信端
末を介して取得するコード取得手段と、前記コード取得
手段により取得された前記第２のコードに基づいて商品
の販売を制御する販売制御手段とを具備することを特徴
とする。
【００１４】また、請求項６記載の発明は、利用者が所
持する携帯通信端末を介して自動販売機における販売の
決済処理を行うセンタ装置であって、前記携帯通信端末
を認証する認証手段と、前記自動販売機で発行され前記
携帯通信端末により送信された商品の販売に関する第１
のコードに基づいて決済処理を行う決済処理手段と、前
記第１のコードに所定の処理を施して商品の販売の許可
に関する第２のコードを生成し、前記携帯通信端末に送
信する第２のコード発行手段と、前記自動販売機で発行
され前記携帯通信端末により送信された商品の販売のキ
ャンセルに関する第３のコードに基づいて前記決済処理
をキャンセルする決済処理キャンセル手段とを具備する
ことを特徴とする。
持する携帯通信端末を介して自動販売機における販売の
決済処理を行うセンタ装置であって、前記携帯通信端末
を認証する認証手段と、前記自動販売機で発行され前記
携帯通信端末により送信された商品の販売に関する第１
のコードに基づいて決済処理を行う決済処理手段と、前
記第１のコードに所定の処理を施して商品の販売の許可
に関する第２のコードを生成し、前記携帯通信端末に送
信する第２のコード発行手段と、前記自動販売機で発行
され前記携帯通信端末により送信された商品の販売のキ
ャンセルに関する第３のコードに基づいて前記決済処理
をキャンセルする決済処理キャンセル手段とを具備する
ことを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるキャッシ
ュレス自動販売機システムの実施の形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。
ュレス自動販売機システムの実施の形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。
【００１６】図１は、この発明に係わるキャッシュレス
自動販売機システムの概略構成を示すブロック図であ
る。
自動販売機システムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【００１７】図１において、キャッシュレス自動販売機
システムは、物品若しくはサービスの販売を行う自動販
売機１と、利用者の所持する携帯電話端末２、自動販売
機１を管理する会社や販売を代行する会社等に設置さ
れ、インターネット等の通信ネットワークに接続されて
携帯電話端末２からの情報の収集、記憶管理を行うセン
タ装置３とから構成される。
システムは、物品若しくはサービスの販売を行う自動販
売機１と、利用者の所持する携帯電話端末２、自動販売
機１を管理する会社や販売を代行する会社等に設置さ
れ、インターネット等の通信ネットワークに接続されて
携帯電話端末２からの情報の収集、記憶管理を行うセン
タ装置３とから構成される。
【００１８】自動販売機１は、商品の販売に際して決済
要求コードを発行する。そして、購入者は、この発行さ
れた決済要求コードを自身の所有する携帯電話端末２を
使用してセンタ装置３に送信する。
要求コードを発行する。そして、購入者は、この発行さ
れた決済要求コードを自身の所有する携帯電話端末２を
使用してセンタ装置３に送信する。
【００１９】センタ装置３は、携帯電話端末２から送信
された決済要求コードに基づいて所定の決済処理を行う
とともに販売許可コードを生成し、携帯電話端末２に送
信する。センタ装置３から送信された販売許可コード
は、携帯電話端末２の図示しない表示部に表示され、購
入者は、携帯電話端末２の図示しない表示部に表示され
た販売許可コードを自動販売機１に提示する。自動販売
機１は、提示された販売許可コードを読み取って、読み
取った販売許可コードに基づいて商品の販売処理を行
う。
された決済要求コードに基づいて所定の決済処理を行う
とともに販売許可コードを生成し、携帯電話端末２に送
信する。センタ装置３から送信された販売許可コード
は、携帯電話端末２の図示しない表示部に表示され、購
入者は、携帯電話端末２の図示しない表示部に表示され
た販売許可コードを自動販売機１に提示する。自動販売
機１は、提示された販売許可コードを読み取って、読み
取った販売許可コードに基づいて商品の販売処理を行
う。
【００２０】また、センタ装置３は、決済要求コードを
発行した後、販売許可コードが入力されずに釣銭返却レ
バー（図示せず）の操作が検出された場合、決済取消要
求コードを発行し、購入者は、この発行された決済取消
要求コードを携帯電話端末２を使用してセンタ装置３に
送信する。センタ装置３は、携帯電話端末２から送信さ
れた決済取消要求コードに基づいて、対応する決済要求
コードに基づいて為された決済処理を取り消す決済取消
処理を行う。
発行した後、販売許可コードが入力されずに釣銭返却レ
バー（図示せず）の操作が検出された場合、決済取消要
求コードを発行し、購入者は、この発行された決済取消
要求コードを携帯電話端末２を使用してセンタ装置３に
送信する。センタ装置３は、携帯電話端末２から送信さ
れた決済取消要求コードに基づいて、対応する決済要求
コードに基づいて為された決済処理を取り消す決済取消
処理を行う。
【００２１】ここで、まず、自動販売機１の構成につい
て説明する。
て説明する。
【００２２】図２は、自動販売機１の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【００２３】図２に示すように、自動販売機１は、主制
御部１１、コード生成部１２、コード表示部１３、画像
読取部１４、キーボード端末部１５、硬貨処理部１６、
紙幣処理部１７、商品搬送部１８、コラム１９（１９−
１乃至１９−ｎ）を具備して構成される。
御部１１、コード生成部１２、コード表示部１３、画像
読取部１４、キーボード端末部１５、硬貨処理部１６、
紙幣処理部１７、商品搬送部１８、コラム１９（１９−
１乃至１９−ｎ）を具備して構成される。
【００２４】主制御部１１は、自動販売機１の各部を制
御して商品の販売や決済要求コードおよび決済取消要求
コードの発行を制御する。コード生成部１２は、主制御
部１１からの制御信号に基づいて、決済要求コードや決
済取消要求コードを生成し、このコード生成部１２で生
成された決済要求コードや決済取消要求コードは、コー
ド表示部１３で可視情報（文字列、画像等）として表示
される。
御して商品の販売や決済要求コードおよび決済取消要求
コードの発行を制御する。コード生成部１２は、主制御
部１１からの制御信号に基づいて、決済要求コードや決
済取消要求コードを生成し、このコード生成部１２で生
成された決済要求コードや決済取消要求コードは、コー
ド表示部１３で可視情報（文字列、画像等）として表示
される。
【００２５】画像読取部１４は、携帯電話端末２の画面
を読み込む。キーボード端末部１５は、販売する商品の
価格等の各種設定を行うものである。硬貨処理部１６
は、商品の対価となる硬貨の受入や釣り銭の返却を行
い、紙幣処理部１７は、紙幣の受入等の処理を行う。商
品搬送部１８は、主制御部１１の制御信号に基づいて商
品の排出処理を行い、コラム１９に格納されている商品
の排出を制御する。コラム１９は、各々商品を格納して
いる。
を読み込む。キーボード端末部１５は、販売する商品の
価格等の各種設定を行うものである。硬貨処理部１６
は、商品の対価となる硬貨の受入や釣り銭の返却を行
い、紙幣処理部１７は、紙幣の受入等の処理を行う。商
品搬送部１８は、主制御部１１の制御信号に基づいて商
品の排出処理を行い、コラム１９に格納されている商品
の排出を制御する。コラム１９は、各々商品を格納して
いる。
【００２６】さて、この自動販売機１は、現金決済と、
携帯電話端末２を用いたキャッシュレス決済の２種類の
決済処理を可能としており、自動販売機１の図示しない
硬貨投入口若しくは紙幣投入口から硬貨若しくは紙幣が
投入されると、自動的に現金決済モードへと移行する。
また、利用者がキャッシュレス決済を要求する操作を行
った場合、自動販売機１は、キャッシュレス決済モード
へと移行する。
携帯電話端末２を用いたキャッシュレス決済の２種類の
決済処理を可能としており、自動販売機１の図示しない
硬貨投入口若しくは紙幣投入口から硬貨若しくは紙幣が
投入されると、自動的に現金決済モードへと移行する。
また、利用者がキャッシュレス決済を要求する操作を行
った場合、自動販売機１は、キャッシュレス決済モード
へと移行する。
【００２７】ここで、キャッシュレス決済を要求する操
作とは、例えば自動販売機１に設けられたキャッシュレ
ス販売ボタンを押下する等の操作である。
作とは、例えば自動販売機１に設けられたキャッシュレ
ス販売ボタンを押下する等の操作である。
【００２８】なお、携帯電話端末２を用いたキャッシュ
レス決済のみを可能とする場合は、硬貨処理部１６、お
よび紙幣処理部１７は不要となる。
レス決済のみを可能とする場合は、硬貨処理部１６、お
よび紙幣処理部１７は不要となる。
【００２９】図３は、センタ装置３の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【００３０】図３に示すように、センタ装置３は、主制
御部３１、通信制御部３２、データ記憶部３３を具備し
て構成される。
御部３１、通信制御部３２、データ記憶部３３を具備し
て構成される。
【００３１】主制御部３１は、センタ装置３の各部を制
御して決済処理等を実施する。通信制御部３２は、イン
ターネット等のネットワークに接続され、携帯電話端末
２とのデータのやり取りを制御する。データ記憶部３３
は、決済処理に必要な各種データを記憶する。
御して決済処理等を実施する。通信制御部３２は、イン
ターネット等のネットワークに接続され、携帯電話端末
２とのデータのやり取りを制御する。データ記憶部３３
は、決済処理に必要な各種データを記憶する。
【００３２】図４は、キャッシュレス決済モードによる
商品販売処理の流れを示した図である。
商品販売処理の流れを示した図である。
【００３３】まず、利用者が自動販売機１に対してキャ
ッシュレス決済を要求する操作を行うと（ステップ１０
１）、自動販売機１は、利用者からの商品選択を受け付
け可能な状態となり（ステップ１０２）、利用者が商品
の選択を行うと（ステップ１０３）、決済要求コード生
成処理を行う（ステップ１０４）。
ッシュレス決済を要求する操作を行うと（ステップ１０
１）、自動販売機１は、利用者からの商品選択を受け付
け可能な状態となり（ステップ１０２）、利用者が商品
の選択を行うと（ステップ１０３）、決済要求コード生
成処理を行う（ステップ１０４）。
【００３４】ここで、決済要求コードには、選択された
商品の種別や代金等の商品情報、当該決済要求コードに
固有の情報、センタ装置３のアドレス情報等が含まれ
る。このうち、決済要求コードに固有の情報は、当該決
済要求コードを特定できるものであればよく、例えば、
商品が選択される毎に発行される連続番号、若しくは乱
数と、自動販売機１の識別コードとの組み合わせなどに
より構成される。
商品の種別や代金等の商品情報、当該決済要求コードに
固有の情報、センタ装置３のアドレス情報等が含まれ
る。このうち、決済要求コードに固有の情報は、当該決
済要求コードを特定できるものであればよく、例えば、
商品が選択される毎に発行される連続番号、若しくは乱
数と、自動販売機１の識別コードとの組み合わせなどに
より構成される。
【００３５】決済要求コードを生成した自動販売機１
は、この決済要求コードを表示部１３に可視化して表示
する（ステップ１０５）。ここで、決済要求コードは、
数字、文字、記号等から構成される文字列、若しくは１
次元バーコードや２次元バーコードといった画像データ
等として表示される。そして、利用者は、コード表示部
１３に表示された決済要求コードを携帯電話端末２に入
力する（ステップ１０６）。
は、この決済要求コードを表示部１３に可視化して表示
する（ステップ１０５）。ここで、決済要求コードは、
数字、文字、記号等から構成される文字列、若しくは１
次元バーコードや２次元バーコードといった画像データ
等として表示される。そして、利用者は、コード表示部
１３に表示された決済要求コードを携帯電話端末２に入
力する（ステップ１０６）。
【００３６】ここで、決済要求コードの携帯電話端末２
への入力は、携帯電話端末２のキー入力部から入力す
る、若しくは、携帯電話端末２が撮影機能を内蔵してい
るか撮影用アタッチメントの使用が可能なものであれ
ば、この撮影機能を用いてコード表示部１３に表示され
た決済要求コードを撮影する等により行うことができ
る。
への入力は、携帯電話端末２のキー入力部から入力す
る、若しくは、携帯電話端末２が撮影機能を内蔵してい
るか撮影用アタッチメントの使用が可能なものであれ
ば、この撮影機能を用いてコード表示部１３に表示され
た決済要求コードを撮影する等により行うことができ
る。
【００３７】携帯電話端末２は、決済要求コードが入力
されると、この決済要求コードに含まれるセンタ装置３
のアドレス情報に基づいてセンタ装置３にアクセスし、
決済要求コードを送信する（ステップ１０７）。
されると、この決済要求コードに含まれるセンタ装置３
のアドレス情報に基づいてセンタ装置３にアクセスし、
決済要求コードを送信する（ステップ１０７）。
【００３８】センタ装置３は、決済要求コードを受け付
けると、まず、携帯電話端末２の認証処理を行う（ステ
ップ１０８）。この認証処理は、データ記憶部３３に予
め登録されている情報に基づいて行われる。センタ装置
３は、携帯電話端末２の認証を行うと、次に、受信した
決済要求コードに基づいて決済処理を行う（ステップ１
０９）。
けると、まず、携帯電話端末２の認証処理を行う（ステ
ップ１０８）。この認証処理は、データ記憶部３３に予
め登録されている情報に基づいて行われる。センタ装置
３は、携帯電話端末２の認証を行うと、次に、受信した
決済要求コードに基づいて決済処理を行う（ステップ１
０９）。
【００３９】決済処理の方法としては、例えば、決済処
理の度にデータ記憶部３３において利用者毎の利用額を
記憶しておき、実際の決済は所定の期日にまとめて行う
等の方法が適用できる。また、別の方法として、利用者
が自動販売機１の管理会社等に予め入金した金額を、デ
ータ記憶部３３において利用者毎に記憶しておき、決済
処理の度に利用額を引き落していくプリペイド方式など
も適用できる。
理の度にデータ記憶部３３において利用者毎の利用額を
記憶しておき、実際の決済は所定の期日にまとめて行う
等の方法が適用できる。また、別の方法として、利用者
が自動販売機１の管理会社等に予め入金した金額を、デ
ータ記憶部３３において利用者毎に記憶しておき、決済
処理の度に利用額を引き落していくプリペイド方式など
も適用できる。
【００４０】さて、センタ装置３は、上記の決済処理に
おいて、携帯電話端末２から送信された決済要求コード
に所定の処理を施して販売許可コードを生成し、携帯電
話端末２に送信する（ステップ１１０）。携帯電話端末
２は、受信した販売許可コードを可視情報として図示し
ない表示部に表示する。
おいて、携帯電話端末２から送信された決済要求コード
に所定の処理を施して販売許可コードを生成し、携帯電
話端末２に送信する（ステップ１１０）。携帯電話端末
２は、受信した販売許可コードを可視情報として図示し
ない表示部に表示する。
【００４１】ここで、販売許可コードは、例えば、数
字、文字、記号等から構成される文字列や、１次元バー
コードや２次元バーコードといった画像データとして携
帯電話端末２に表示される。
字、文字、記号等から構成される文字列や、１次元バー
コードや２次元バーコードといった画像データとして携
帯電話端末２に表示される。
【００４２】利用者は、携帯電話端末２の表示部に表示
された販売許可コードを自動販売機１の画像読取部１４
に提示し（ステップ１１１）、販売許可コードの読み取
りを要求する操作を行う（ステップ１１２）。
された販売許可コードを自動販売機１の画像読取部１４
に提示し（ステップ１１１）、販売許可コードの読み取
りを要求する操作を行う（ステップ１１２）。
【００４３】ここで、販売許可コードの読み取りを要求
する操作は、例えば自動販売機１に設けられた画像読取
ボタンを押下するなどによって行う。
する操作は、例えば自動販売機１に設けられた画像読取
ボタンを押下するなどによって行う。
【００４４】自動販売機１は、利用者からの読み取り要
求操作に応じて、携帯電話端末２の表示部に表示された
販売許可コードを画像読取部１４にて読み取り（ステッ
プ１１３）、読み取った販売許可コードを解析してセン
タ装置３の認証を行う（ステップ１１４）。
求操作に応じて、携帯電話端末２の表示部に表示された
販売許可コードを画像読取部１４にて読み取り（ステッ
プ１１３）、読み取った販売許可コードを解析してセン
タ装置３の認証を行う（ステップ１１４）。
【００４５】この自動販売機１によるセンタ装置３の認
証処理は、受信した販売許可コードに所定の処理を施し
て決済要求コードを再生し、再生した決済要求コードと
先に生成した決済要求コードとを比較することにより行
う。この両者が一致した場合には、自動販売機１は、自
らが発生した決済要求コードを正当な処理によって販売
許可コードとしたセンタ装置３が正当なものであると認
証する。
証処理は、受信した販売許可コードに所定の処理を施し
て決済要求コードを再生し、再生した決済要求コードと
先に生成した決済要求コードとを比較することにより行
う。この両者が一致した場合には、自動販売機１は、自
らが発生した決済要求コードを正当な処理によって販売
許可コードとしたセンタ装置３が正当なものであると認
証する。
【００４６】この認証処理が終了すると、自動販売機１
は、商品搬送部１８を動作させて利用者に商品を提供す
る（ステップ１１５）。
は、商品搬送部１８を動作させて利用者に商品を提供す
る（ステップ１１５）。
【００４７】なお、ステップ１０８の携帯電話端末２の
認証の際に、センタ装置３が携帯電話端末２を介して利
用者に暗証番号の入力を要求し、これにより利用者の認
証を行うようにしても良い。
認証の際に、センタ装置３が携帯電話端末２を介して利
用者に暗証番号の入力を要求し、これにより利用者の認
証を行うようにしても良い。
【００４８】図５は、キャッシュレス決済モードにおい
て、自動販売機１が決済要求コードを発行した後、販売
許可コードが入力されずに釣銭返却レバーが操作された
場合の処理の流れを示す図である。
て、自動販売機１が決済要求コードを発行した後、販売
許可コードが入力されずに釣銭返却レバーが操作された
場合の処理の流れを示す図である。
【００４９】自動販売機１は、決済要求コードを発行し
た（ステップ２０１）後、釣銭返却レバーの操作を検知
すると（ステップ２０２）、発行した決済要求コードに
基づいて決済取消要求コードを生成する（ステップ２０
３）。
た（ステップ２０１）後、釣銭返却レバーの操作を検知
すると（ステップ２０２）、発行した決済要求コードに
基づいて決済取消要求コードを生成する（ステップ２０
３）。
【００５０】ここで、決済取消要求コードには、基とな
った決済要求コードを特定するための特定情報、日付情
報、およびセンタ装置３のアドレス情報等が含まれる。
った決済要求コードを特定するための特定情報、日付情
報、およびセンタ装置３のアドレス情報等が含まれる。
【００５１】決済取消要求コードを生成した自動販売機
１は、この決済要求コードを表示部１３に可視化して表
示する（ステップ２０４）。なお、決済取消要求コード
は、数字、文字、記号等から構成される文字列、若しく
は１次元バーコードや２次元バーコードといった画像デ
ータ等として表示される。そして、利用者は、コード表
示部１３に表示された決済取消要求コードを携帯電話端
末２に入力する（ステップ２０５）。
１は、この決済要求コードを表示部１３に可視化して表
示する（ステップ２０４）。なお、決済取消要求コード
は、数字、文字、記号等から構成される文字列、若しく
は１次元バーコードや２次元バーコードといった画像デ
ータ等として表示される。そして、利用者は、コード表
示部１３に表示された決済取消要求コードを携帯電話端
末２に入力する（ステップ２０５）。
【００５２】ここで、決済取消要求コードの携帯電話端
末２への入力は、決済要求コードの入力と同様に行うこ
とができる。
末２への入力は、決済要求コードの入力と同様に行うこ
とができる。
【００５３】携帯電話端末２は、決済取消要求コードが
入力されると、この決済取消要求コードに含まれるセン
タ装置３のアドレス情報に基づいてセンタ装置３にアク
セスし、決済取消要求コードを送信する（ステップ２０
６）。
入力されると、この決済取消要求コードに含まれるセン
タ装置３のアドレス情報に基づいてセンタ装置３にアク
セスし、決済取消要求コードを送信する（ステップ２０
６）。
【００５４】ところで、自動販売機１において決済要求
コードを発行した後に購入者が釣銭返却レバーを操作す
る可能性としては、（１）決済要求コードをセンタ装置
３に送信する前に購入者の意志が変わって購入をキャン
セルする場合（この場合、センタ装置３において決済処
理は行われていない）、（２）決済要求コードをセンタ
装置３に送信したが、通信の不具合等の何らかの理由に
より販売許可コードを携帯電話端末２で受信できなかっ
た場合（この場合、センタ装置３において決済処理が行
われたか否かはわからない）、（３）センタ装置３から
販売許可コードを受信した後に購入者の意志が変わって
購入をキャンセルする場合（この場合、センタ装置３に
おいて決済処理は行われた）が考えられる。
コードを発行した後に購入者が釣銭返却レバーを操作す
る可能性としては、（１）決済要求コードをセンタ装置
３に送信する前に購入者の意志が変わって購入をキャン
セルする場合（この場合、センタ装置３において決済処
理は行われていない）、（２）決済要求コードをセンタ
装置３に送信したが、通信の不具合等の何らかの理由に
より販売許可コードを携帯電話端末２で受信できなかっ
た場合（この場合、センタ装置３において決済処理が行
われたか否かはわからない）、（３）センタ装置３から
販売許可コードを受信した後に購入者の意志が変わって
購入をキャンセルする場合（この場合、センタ装置３に
おいて決済処理は行われた）が考えられる。
【００５５】そこで、センタ装置３では、決済処理の履
歴を決済要求コードと対応付けて利用者毎に記憶してお
く。
歴を決済要求コードと対応付けて利用者毎に記憶してお
く。
【００５６】センタ装置３は、決済取消要求コードを受
け付けると、まず、所定の方法により受け付けた決済取
消要求コードの正当性を評価し（ステップ２０７）、正
当であれば、この決済取消要求コードに含まれる特定情
報に基づき、当該決済取消要求コードの基となった決済
要求コードを特定し、この決済要求コードに対応する決
済履歴があるか否かを検索する（ステップ２０８）。対
応する決済履歴が検索されなかった場合は（ステップ２
０９でＮＯ）、そのまま処理を終了する。一方、対応す
る決済履歴が検索された場合は（ステップ２０９でＹＥ
Ｓ）、この決済履歴をキャンセルする（ステップ２１
０）。なお、決済履歴のキャンセル方法は、例えば、自
動販売機１の管理会社等に予め入金した金額から決済処
理の度に利用額を引き落していくプリペイド方式の決済
方式の場合、該当する決済で引き落とされた金額を残高
に加算する等により行う。
け付けると、まず、所定の方法により受け付けた決済取
消要求コードの正当性を評価し（ステップ２０７）、正
当であれば、この決済取消要求コードに含まれる特定情
報に基づき、当該決済取消要求コードの基となった決済
要求コードを特定し、この決済要求コードに対応する決
済履歴があるか否かを検索する（ステップ２０８）。対
応する決済履歴が検索されなかった場合は（ステップ２
０９でＮＯ）、そのまま処理を終了する。一方、対応す
る決済履歴が検索された場合は（ステップ２０９でＹＥ
Ｓ）、この決済履歴をキャンセルする（ステップ２１
０）。なお、決済履歴のキャンセル方法は、例えば、自
動販売機１の管理会社等に予め入金した金額から決済処
理の度に利用額を引き落していくプリペイド方式の決済
方式の場合、該当する決済で引き落とされた金額を残高
に加算する等により行う。
【００５７】なお、上記の実施例では、自動販売機１に
よる決済要求コードおよび決済取消要求コードの発行
は、コード表示部１３に表示することにより行うものと
したが、他の方法として、所定の用紙に印刷出力するこ
とによって行ってもよいし、携帯通信端末２との間で無
線通信、赤外線通信、音声通信のいずれかを用いた通信
を行うことにより発行してもよい。
よる決済要求コードおよび決済取消要求コードの発行
は、コード表示部１３に表示することにより行うものと
したが、他の方法として、所定の用紙に印刷出力するこ
とによって行ってもよいし、携帯通信端末２との間で無
線通信、赤外線通信、音声通信のいずれかを用いた通信
を行うことにより発行してもよい。
【００５８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、自動販売機が販売許可コードを発行した後に利用者
が商品購入をキャンセルした場合に、自動販売機におい
て決済取消要求コードを発行し、この決済取消要求コー
ドを携帯通信端末を用いてセンタ装置に送信すること
で、センタ装置においてこの決済取消要求コードに基づ
いて該当する決済のキャンセル処理を行うので、利用者
は、携帯通信端末を用いたキャッシュレス自動販売機に
おいて所望の物品を購入したりサービスを受けたりする
際に、煩雑な操作をすることなく容易かつ安心してキャ
ンセルを行うことができる。
ば、自動販売機が販売許可コードを発行した後に利用者
が商品購入をキャンセルした場合に、自動販売機におい
て決済取消要求コードを発行し、この決済取消要求コー
ドを携帯通信端末を用いてセンタ装置に送信すること
で、センタ装置においてこの決済取消要求コードに基づ
いて該当する決済のキャンセル処理を行うので、利用者
は、携帯通信端末を用いたキャッシュレス自動販売機に
おいて所望の物品を購入したりサービスを受けたりする
際に、煩雑な操作をすることなく容易かつ安心してキャ
ンセルを行うことができる。
【図１】この発明に係わるキャッシュレス自動販売機シ
ステムの概略構成の一例を示すブロック図である。
ステムの概略構成の一例を示すブロック図である。
【図２】図１の自動販売機の構成の一例を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】図１のセンタ装置の構成の一例を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図４】商品販売処理の流れを示した図である。
【図５】販売のキャンセル処理の流れを示した図であ
る。
る。
１ 自動販売機
２ 携帯電話端末
３ センタ装置
１１ 主制御部
１２ コード生成部
１３ コード表示部
１４ 画像読取部
１５ キーボード端末部
１６ 硬貨処理部
１７ 紙幣処理部
１８ 商品搬送部
１９ コラム
３１ 主制御部
３２ 通信制御部
３３ データ記憶部
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｈ０４Ｍ 15/00 Ｈ０４Ｍ 15/00 Ｇ
(72)発明者 品田 裕昭
東京都千代田区内幸町２丁目２番２号 株
式会社日本コンラックス内
(72)発明者 久井 久美子
東京都千代田区内幸町２丁目２番２号 株
式会社日本コンラックス内
(72)発明者 星野 裕樹
東京都千代田区内幸町２丁目２番２号 株
式会社日本コンラックス内
Ｆターム(参考） 3E044 AA01 BA10 DE01 FB20
5K025 BB10 DD06
Claims (6)
- 【請求項１】 利用者が所持する携帯通信端末を介して
センタ装置と通信を行うことにより商品の販売処理を行
う自動販売機を含むキャッシュレス自動販売機システム
において、 前記自動販売機は、 利用者の要求に応じて商品の販売に関する第１のコード
および該販売のキャンセルに関する第３のコードを発行
するコード発行手段と、前記センタ装置で発行される商
品の販売の許可に関する第２のコードを前記携帯通信端
末を介して取得するコード取得手段と、該コード取得手
段により取得された前記第２のコードに基づいて商品の
販売を制御する販売制御手段とを具備し、 前記センタ装置は、 前記携帯通信端末を認証する認証手段と、前記携帯通信
端末から送信された前記第１のコードに基づいて決済処
理を行う決済処理手段と、該第１のコードに所定の処理
を施して前記第２のコードを生成して前記携帯通信端末
に送信する第２のコード発行手段と、前記携帯通信端末
から送信された前記第３のコードに基づいて前記決済処
理をキャンセルする決済処理キャンセル手段とを具備
し、 前記利用者は、 商品の購入に際して前記携帯通信端末を利用して前記第
１のコードを前記センタ装置に送信し、該センタ装置か
ら送信される前記第２のコードを該携帯通信端末を利用
して前記自動販売機に入力するとともに、商品の購入の
キャンセルに際して前記第３のコードを前記携帯通信端
末を利用して前記センタ装置に送信することを特徴とす
るキャッシュレス自動販売機システム。 - 【請求項２】 前記自動販売機の前記コード取得手段
は、 前記携帯通信端末の表示部に表示された前記第２のコー
ドを読み取る画像読取手段を具備することを特徴とする
請求項１記載のキャッシュレス自動販売機システム。 - 【請求項３】 前記携帯通信端末は、 内蔵、若しくは外部接続される撮像手段を有し、 前記自動販売機のコード発行手段により発行された前記
第１のコードまたは前記第３のコードを該撮像手段によ
り撮像して取得し、前記センタ装置に送信することを特
徴とする請求項１記載のキャッシュレス自動販売機シス
テム。 - 【請求項４】 前記自動販売機は、 釣銭返却レバーを有し、 前記第１のコードを発行した後に前記釣銭返却レバーの
操作を検知した場合に、該第１のコードに所定の処理を
施して前記第３のコードを生成することを特徴とする請
求項１記載のキャッシュレス自動販売機システム。 - 【請求項５】 利用者が所持する携帯通信端末を介して
センタ装置と通信を行うことにより商品の販売処理を行
う自動販売機であって、 利用者の要求に応じて商品の販売に関する第１のコー
ド、および該販売のキャンセルに関する第３のコードを
発行するコード発行手段と、 前記センタ装置で発行される商品の販売の許可に関する
第２のコードを前記携帯通信端末を介して取得するコー
ド取得手段と、 前記コード取得手段により取得された前記第２のコード
に基づいて商品の販売を制御する販売制御手段とを具備
することを特徴とする自動販売機。 - 【請求項６】 利用者が所持する携帯通信端末を介して
自動販売機における販売の決済処理を行うセンタ装置で
あって、 前記携帯通信端末を認証する認証手段と、 前記自動販売機で発行され前記携帯通信端末により送信
された商品の販売に関する第１のコードに基づいて決済
処理を行う決済処理手段と、 前記第１のコードに所定の処理を施して商品の販売の許
可に関する第２のコードを生成し、前記携帯通信端末に
送信する第２のコード発行手段と、 前記自動販売機で発行され前記携帯通信端末により送信
された商品の販売のキャンセルに関する第３のコードに
基づいて前記決済処理をキャンセルする決済処理キャン
セル手段とを具備することを特徴とするセンタ装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002079017A JP2003281397A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | キャッシュレス自動販売機システム |
| US10/507,219 US20050131577A1 (en) | 2002-03-20 | 2002-11-14 | Cashless vending system, method, vending machine, and center apparatus |
| PCT/JP2002/011867 WO2003079302A1 (fr) | 2002-03-20 | 2002-11-14 | Systeme distributeur sans monnaie, procede, distributeur et appareil central |
| CNA028286049A CN1623172A (zh) | 2002-03-20 | 2002-11-14 | 非现金式自动售货系统和方法及自动售货机和中心装置 |
| KR10-2004-7014482A KR20040088587A (ko) | 2002-03-20 | 2002-11-14 | 캐시리스 자동판매시스템, 방법, 자동판매기 및 센터장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002079017A JP2003281397A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | キャッシュレス自動販売機システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003281397A true JP2003281397A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=28035622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002079017A Pending JP2003281397A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | キャッシュレス自動販売機システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20050131577A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003281397A (ja) |
| KR (1) | KR20040088587A (ja) |
| CN (1) | CN1623172A (ja) |
| WO (1) | WO2003079302A1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101544132B1 (ko) | 2014-11-21 | 2015-08-13 | (주) 세컨드북스 | 현장 거래용 스마트 중고물품 거래자판기를 통한 중고물품거래장치 및 방법 |
| CN110689665A (zh) * | 2018-09-21 | 2020-01-14 | 株式会社万代 | 物品提供装置 |
| JP2020053012A (ja) * | 2019-06-28 | 2020-04-02 | 株式会社バンダイ | 物品提供装置 |
| WO2022030129A1 (ja) * | 2020-08-03 | 2022-02-10 | 富士電機株式会社 | 自動販売機システム |
| US11501350B2 (en) | 2017-12-27 | 2022-11-15 | Seok-Ho BAE | Device and method for mediating heavy equipment and system using the same |
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