JP2001297355A - 自動販売機システム - Google Patents

自動販売機システム

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JP2001297355A
JP2001297355A JP2000102783A JP2000102783A JP2001297355A JP 2001297355 A JP2001297355 A JP 2001297355A JP 2000102783 A JP2000102783 A JP 2000102783A JP 2000102783 A JP2000102783 A JP 2000102783A JP 2001297355 A JP2001297355 A JP 2001297355A
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JP
Japan
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vending machine
product
sales
identification code
signal
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Withdrawn
Application number
JP2000102783A
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English (en)
Inventor
Junichi Hiramatsu
純一 平松
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型端末を用いた商品の販売を、高い保安
性でかつ簡便な商品購入操作により実現する自動販売機
システムを提供すること。 【解決手段】 利用者の個人情報に含まれる携帯端末I
Dを、自動販売機30に送信することなく、一般に機密
性の高い場所または組織として稼動している自動販売機
管理装置40に直接送信し、携帯型端末50がこの自動
販売機管理装置40と通信を確立するために必要な情報
を、自動販売機30から赤外線通信等の無線通信20に
より取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機での商
品販売を、金銭の投入によることなく携帯電話等の携帯
型端末の使用によっておこなう自動販売機システムに関
し、特に、その商品販売に際して必要とされる利用者の
個人情報や電子マネー等の価値ある情報を自動販売機に
保持しないことで高い保安性を実現した自動販売機シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】金銭の投入により自動的に所望の商品、
たとえば飲料やたばこ等を販売する自動販売機は、多種
多様なものが開発されており、商品購入の手軽さや管理
の容易さ、わずかな設置面積、販売に要する人件費の削
減等の理由により、各地に数多く普及するに至ってい
る。このような自動販売機は、24時間の無人による商
品の販売を可能とする一方で、商品の販売状況をリアル
タイムに得ることができず、商品の補充や新規商品の投
入、賞味期限等の管理は、商品補充員や保守員が直接自
動販売機に出向くことでおこなっていた。
【0003】そこで、各自動販売機に通信機能を備え、
遠隔に位置する自動販売機管理装置が、各自動販売機に
よって販売される商品の管理や自動販売機自体の保守管
理を統合的におこなうとした自動販売機管理システムが
提案されている。この自動販売機管理システムでは、自
動販売機管理装置が、ネットワークを介して、各自動販
売機とのデータの送受信を可能としている。ここで、ネ
ットワークは、専用線や公衆通信回線等の有線回線のみ
ならず、PHS(Personal Handypho
ne System)や携帯電話の通信プロトコルに従
うことにより無線回線を用いることもできる。
【0004】また、各自動販売機において送受信される
データは、商品の残量、入金額、釣銭残高等の自動販売
機の販売情報のみならず、自動販売機の故障検知情報等
も含まれる。このようなネットワークを介した複数の自
動販売機の販売情報の収集や保守管理をおこなうものと
して、たとえば、特開平6−4745号公報や特開平1
0−124585号公報の技術が開示されている。
【0005】一方で、自動販売機は、無人であり屋外に
多く設置されることから、機内に蓄積された金銭の盗難
や偽造硬貨および偽札の使用といった問題を含んでお
り、この問題は、上記したネットワーク化においても解
決することは困難である。そこで、プリペイドカードや
クレジットカード等の使用により、金銭に代替される電
子的な価値、いわゆる電子マネーを用いた商品販売が提
案され、また実現されている。
【0006】しかしながら、自動販売機において電子マ
ネーの利用を可能とするカードは、種類が限定されてお
り、利用者側においても数あるカード類から、自動販売
機に利用可能なカードを別途携帯して管理することは煩
わしく、現状においては大きく普及するに至っていな
い。
【0007】そこで、上記したカードに代替して、現
在、急速に普及している携帯電話の使用を可能とした自
動販売機システムが提案されている。この自動販売機シ
ステムでは、例えば、自動販売機に商品毎に電話番号が
表示されており、自動販売機は、利用者の電話番号先へ
の呼び出しによって、公衆電話回線を介して商品購入の
意思を知得する。これにより、自動販売機は、上記商品
を排出して利用者への商品販売を達成することができ
る。この場合、上記商品の販売金額は、携帯電話サービ
スを提供している会社等を介して、通話料金等とともに
利用者に課金される。
【0008】このような携帯電話を使用して商品販売を
可能とした自動販売機システムとして、例えば、特開平
8−153248号公報や特開平9−212725号公
報に開示されているものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た携帯電話の利用により商品販売を可能とした従来の自
動販売機システムでは、一時的であれ、自動販売機上に
利用者の個人情報や課金情報が蓄積されるため、無人化
を利点とした自動販売機においてはこれら情報の盗用を
完全に不可能とすることはできず、保安性が万全とは言
えなかった。
【0010】また、従来、自動販売機上の商品選択ボタ
ンの押下のみで、簡便に商品の購入が実現されていたの
に対し、上記した携帯電話の利用による自動販売機シス
テムでは、利用者による電話番号等の煩雑な入力作業が
伴い、入力ミスが生じる蓋然性も高く、金銭を携帯する
必要がないこと以外は、必ずしも利用者にとって利便な
ものではなかった。
【0011】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、商品販売に際して必要とされる利用者の個人情報や
電子マネー等の価値ある情報を自動販売機に保持しない
ことで高い保安性を実現するとともに、利用者による商
品購入操作を簡便化した自動販売機システムを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
本発明の目的を達成するため、請求項1の発明にかかる
自動販売機システムは、携帯型端末と、少なくとも一つ
の自動販売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管
理装置と、が通信回線に接続されて構成された自動販売
機システムにおいて、前記携帯型端末が、利用者または
当該携帯型端末を識別可能な端末識別コードと自動販売
機を識別可能な自販機識別コードとを含んだ識別コード
信号を送信する識別コード送信手段を備え、前記自動販
売機管理装置が、前記識別コード信号を受信する識別コ
ード受信手段と、前記端末識別コードに基づいて商品販
売の可否を判断する判断手段と、前記判断手段により商
品販売が可能であると判断された際に販売許可を示した
販売許可信号を送信する許可信号送信手段と、商品の販
売が完了したことを示す販売通知信号を受信する販売通
知受信手段と、前記販売通知信号に基づいて定まる販売
金額を前記端末識別コードから定まる利用者に対して課
金する課金処理手段と、を備え、前記自動販売機が、前
記販売許可信号を受信する許可信号受信手段と、前記販
売許可信号の受信に応じて商品選択を可能な状態にする
とともに利用者による商品の選択に応じて当該選択され
た商品を排出する制御手段と、前記販売通知信号を送信
する販売通知送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置と通信するこ
とで、商品の販売に必要な端末識別コード、すなわち利
用者や携帯型端末に関する個人情報を、保安性の低い自
動販売機を介することなく用いることができる。
【0014】また、請求項2の発明にかかる自動販売機
システムは、請求項1の発明において、前記自動販売機
が、前記携帯型端末において前記識別コード信号の送信
先を特定するための送信先通信番号と自己の自販機識別
コードとを含んだ通信情報信号を送信する通信情報送信
手段を備え、前記携帯型端末が、前記通信情報信号を受
信して当該通信情報信号から前記送信先通信番号と前記
自販機識別コードとを取得する通信情報受信手段を備
え、前記自動販売機管理装置との通信の確立を前記送信
先通信番号によりおこなうことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置との通信を確
立するのに必要な情報(送信先通信番号)を自動販売機
との通信によって取得するので、携帯型端末上において
自動販売機管理装置との通信を開始するのに複雑な入力
作業を必要としない。
【0016】また、請求項3の発明にかかる自動販売機
システムは、携帯型端末と、少なくとも一つの自動販売
機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置と、
が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
において、前記携帯型端末が、利用者または当該携帯型
端末を識別可能な端末識別コードと自動販売機を識別可
能な自販機識別コードと前記自動販売機が販売可能な商
品のうちの所望の商品を示す商品コードとを含んだ識別
コード信号を送信する識別コード送信手段を備え、前記
自動販売機管理装置が、前記識別コード信号を受信する
識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づいて
商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手段に
より商品販売が可能であると判断された際に前記商品コ
ードが示す商品の販売を要求する販売要求信号を送信す
る販売要求送信手段と、商品の販売が完了したことを示
す販売通知信号を受信する販売通知受信手段と、前記販
売通知信号に基づいて定まる販売金額を前記端末識別コ
ードから定まる利用者に対して課金する課金処理手段
と、を備え、前記自動販売機が、前記販売要求信号を受
信する販売要求受信手段と、前記販売要求信号の受信に
応じて当該販売要求信号の示す商品を排出する制御手段
と、前記販売通知信号を送信する販売通知送信手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0017】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置と通信するこ
とで、商品の販売に必要な端末識別コード、すなわち利
用者や携帯型端末に関する個人情報を、保安性の低い自
動販売機を介することなく用いることができるととも
に、携帯型端末上で所望の商品の指定をもおこなうの
で、自動販売機に対して必要とされる操作が低減され
る。
【0018】また、請求項4の発明にかかる自動販売機
システムは、請求項3の発明において、前記自動販売機
が、前記携帯型端末において前記識別コード信号の送信
先を特定するための送信先通信番号と自己の自販機識別
コードと当該自動販売機が販売可能な商品の情報を示す
商品情報とを含んだ通信情報信号を送信する通信情報送
信手段を備え、前記携帯型端末が、前記通信情報信号を
受信して当該通信情報信号から前記送信先通信番号と前
記自販機識別コードと前記商品情報とを取得する通信情
報受信手段と、前記商品情報を表示する商品情報表示手
段と、前記商品情報のうち前記所望の商品を選択して前
記商品コードを特定する商品選択手段と、を備え、前記
自動販売機管理装置との通信の確立を前記送信先通信番
号によりおこなうことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって、自動販売機管理装置との通信を
確立するのに必要な情報(送信先通信番号)に加え、自
動販売機が提供している商品情報をも自動販売機との通
信によって取得するので、携帯型端末上において自動販
売機管理装置との通信を開始するのに複雑な入力作業を
必要としないとともに、商品の選択をも携帯型端末上で
おこなうことができる。
【0020】また、請求項5の発明にかかる自動販売機
システムは、請求項3の発明において、前記自動販売機
が、利用者が当該自動販売機上の商品選択手段を介して
所望の商品を選択することにより、前記携帯型端末にお
いて前記識別コード信号の送信先を特定するための送信
先通信番号と自己の自販機識別コードと前記所望の商品
を示す前記商品コードとを含んだ通信情報信号を送信す
る通信情報送信手段を備え、前記携帯型端末が、前記通
信情報信号を受信して当該通信情報信号から前記送信先
通信番号と前記自販機識別コードと前記商品コードとを
取得する通信情報受信手段を備え、前記自動販売機管理
装置との通信の確立を前記送信先通信番号によりおこな
うことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、利用者が自動販売機上
で商品の選択をおこなった後、携帯型端末が、識別コー
ド送信手段によって、自動販売機管理装置との通信を確
立するのに必要な情報(送信先通信番号)に加え、上記
した選択商品の情報(商品コード)を自動販売機との通
信によって取得するので、携帯型端末上において自動販
売機管理装置との通信を開始するのに複雑な入力作業を
必要としない。
【0022】また、請求項6の発明にかかる自動販売機
システムは、携帯型端末と、少なくとも一つの自動販売
機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置と、
が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
において、前記携帯型端末が、利用者または当該携帯型
端末を識別可能な端末識別コードと自動販売機を識別可
能な自販機識別コードとを含んだ識別コード信号を送信
する識別コード送信手段と、前記自動販売機が販売可能
な商品の情報を示す商品情報を受信する商品情報受信手
段と、前記商品情報を表示する商品情報表示手段と、前
記商品情報のうち所望の商品を選択して当該商品を示す
商品コードを特定する商品選択手段と、前記商品コード
を送信する商品コード送信手段と、を備え、前記自動販
売機管理装置が、前記識別コード信号を受信する識別コ
ード受信手段と、前記端末識別コードに基づいて商品販
売の可否を判断する判断手段と、前記判断手段により商
品販売が可能であると判断された際に前記自販機識別コ
ードに基づいて定まる商品情報を送信する商品情報送信
手段と、前記商品コードを受信する商品コード受信手段
と、前記商品コードが示す商品の販売を要求する販売要
求信号を送信する販売要求送信手段と、前記自動販売機
から商品の販売が完了したことを示す販売通知信号を受
信する販売通知受信手段と、前記販売通知信号に基づい
て定まる販売金額を前記端末識別コードから定まる利用
者に対して課金する課金処理手段と、を備え、前記自動
販売機が、前記販売要求信号を受信する販売要求受信手
段と、前記販売要求信号の受信に応じて当該販売要求信
号の示す商品を排出する制御手段と、前記販売通知信号
を送信する販売通知送信手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0023】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置と通信するこ
とで、商品の販売に必要な端末識別コード、すなわち利
用者や携帯型端末に関する個人情報を、保安性の低い自
動販売機を介することなく用いることができるととも
に、携帯型端末上で所望の商品の指定をもおこなうの
で、自動販売機に対して必要とされる操作が低減され
る。
【0024】また、請求項7の発明にかかる自動販売機
システムは、請求項6の発明において、前記自動販売機
が、前記携帯型端末において前記識別コード信号の送信
先を特定するための送信先通信番号と自己の自販機識別
コードとを含んだ通信情報信号を送信する通信情報送信
手段を備え、前記携帯型端末が、前記通信情報信号を受
信して当該通信情報信号から前記送信先通信番号と前記
自販機識別コードとを取得する通信情報受信手段と、を
備え、前記自動販売機管理装置との通信の確立を前記送
信先通信番号によりおこなうことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置との通信を確
立するのに必要な情報(送信先通信番号)を自動販売機
との通信によって取得するので、携帯型端末上において
自動販売機管理装置との通信を開始するのに複雑な入力
作業を必要としない。
【0026】また、請求項8の発明にかかる自動販売機
システムは、携帯型端末と、少なくとも一つの自動販売
機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置と、
が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
において、前記携帯型端末が、利用者または当該携帯型
端末を識別可能な端末識別コードをインターネットを介
して送信する端末識別コード送信手段と、前記自動販売
機が販売可能な商品の情報をWEBページで表わしたW
EB商品情報をインターネットを介して受信するWEB
商品情報受信手段と、前記WEB商品情報を表示するW
EB商品情報表示手段と、前記WEB商品情報のうち所
望の商品を選択して当該商品を示す商品コードを特定す
る商品選択手段と、前記商品コードをインターネットを
介して送信する商品コード送信手段と、を備え、前記自
動販売機が、前記端末識別コードを受信する端末識別コ
ード受信手段と、自己の自販機識別コードと前記端末識
別コードとを含んだ識別コード信号を送信する識別コー
ド送信手段と、販売許可を示した販売許可信号を受信す
る許可信号受信手段と、前記WEB商品情報をインター
ネットを介して送信するWEB商品情報送信手段と、前
記商品コードをインターネットを介して受信する商品コ
ード受信手段と、前記商品コードの受信に応じて当該商
品コードの示す商品を排出する制御手段と、商品の販売
が完了したことを示す販売通知信号を送信する販売通知
送信手段と、を備え、前記自動販売機管理装置が、前記
識別コード信号を受信する識別コード受信手段と、前記
端末識別コードに基づいて商品販売の可否を判断する判
断手段と、前記判断手段により商品販売が可能であると
判断された際に前記販売許可信号を送信する許可信号送
信手段と、前記販売通知信号を受信する販売通知受信手
段と、前記販売通知信号に基づいて定まる販売金額を前
記端末識別コードから定まる利用者に対して課金する課
金処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0027】この発明によれば、自動販売機がURLの
指定により格納したWEBページ情報を提供する、いわ
ゆるWEBサーバ機能を有しており、携帯型端末が、イ
ンターネットを介してこの自動販売機と通信することに
より商品情報を取得することができるので、十分な情報
量を含ませることが可能なWEBページの特質を利用す
ることができる。
【0028】また、請求項9の発明にかかる自動販売機
システムは、請求項8の発明において、前記自動販売機
が、前記携帯型端末において前記端末識別コードの送信
先を特定するための送信先通信番号と当該自動販売機に
格納されたWEBページ情報にアクセスするURL(U
niform Resource Location)
とを含んだアクセス情報信号を送信するアクセス情報送
信手段を備え、前記携帯型端末が、前記アクセス情報信
号を受信して当該アクセス情報信号から前記送信先通信
番号と前記URLとを取得するアクセス情報受信手段、
を備えて、前記自動販売機とのインターネットを介した
通信の確立を前記送信先通信番号および前記URLによ
りおこなうことを特徴とする。
【0029】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機とのインターネットを
介した通信を確立するのに必要な情報(送信先通信番
号、URL)を、アクセス情報受信手段によって、イン
ターネットとは異なる通信によって取得するので、携帯
型端末上において自動販売機とのインターネットを介し
た通信を開始するのに複雑な入力作業を必要としない。
【0030】また、請求項10の発明にかかる自動販売
機システムは、携帯型端末と、少なくとも一つの自動販
売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
と、を具備し、前記携帯型端末と前記自動販売機との間
および前記携帯型端末と前記自動販売機管理装置との間
が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
において、前記携帯型端末が、利用者または当該携帯型
端末を識別可能な端末識別コードと自動販売機を識別可
能な自販機識別コードとを含んだ識別コード信号を送信
する識別コード送信手段と、商品の販売許可を示した販
売許可信号を受信して転送する許可信号転送手段と、商
品の販売が完了したことを示す販売通知信号を受信して
転送する販売通知転送手段と、を備え、前記自動販売機
管理装置が、前記識別コード信号を受信する識別コード
受信手段と、前記端末識別コードに基づいて商品販売の
可否を判断する判断手段と、前記判断手段により商品販
売が可能であると判断された際に前記販売許可信号を送
信する許可信号送信手段と、前記携帯型端末から前記販
売通知信号を受信する販売通知受信手段と、前記販売通
知信号に基づいて定まる販売金額を前記端末識別コード
から定まる利用者に対して課金する課金処理手段と、を
備え、前記自動販売機が、前記携帯型端末から前記販売
許可信号を受信する許可信号受信手段と、前記販売許可
信号の受信に応じて商品選択を可能な状態にするととも
に利用者による商品の選択に応じて当該選択された商品
を排出する制御手段と、前記販売通知信号を送信する販
売通知送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0031】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置と通信するこ
とで、商品の販売に必要な端末識別コード、すなわち利
用者や携帯型端末に関する個人情報を、保安性の低い自
動販売機を介することなく用いることができるととも
に、自動販売機と自動販売機管理装置との間における販
売通知信号および販売許可信号の送受信を、携帯型端末
を介しておこなうので、自動販売機と自動販売機管理装
置とが直接に通信をおこなう必要がなくなる。
【0032】また、請求項11の発明にかかる自動販売
機システムは、携帯型端末と、少なくとも一つの自動販
売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
と、を具備し、前記携帯型端末と前記自動販売機との間
および前記携帯型端末と前記自動販売機管理装置との間
が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
において、前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型
端末を識別可能な端末識別コードと自動販売機を識別可
能な自販機識別コードと前記自動販売機が販売可能な商
品のうちの所望の商品を示す商品コードとを含んだ識別
コード信号を送信する識別コード送信手段と、商品の販
売要求を示した販売要求信号を受信して転送する販売要
求転送手段と、商品の販売が完了したことを示す販売通
知信号を受信して転送する販売通知転送手段と、を備
え、前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を
受信する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに
基づいて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判
断手段により商品販売が可能であると判断された際に前
記商品コードに対する前記販売要求信号を送信する販売
要求送信手段と、前記携帯型端末から前記販売通知信号
を受信する販売通知受信手段と、前記販売通知信号に基
づいて定まる販売金額を前記端末識別コードから定まる
利用者に対して課金する課金処理手段と、を備え、前記
自動販売機は、前記携帯型端末から前記販売要求信号を
受信する販売要求受信手段と、前記販売要求信号の受信
に応じて当該販売要求信号の示す商品を排出する制御手
段と、前記販売通知信号を送信する販売通知送信手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0033】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置と通信するこ
とで、商品の販売に必要な端末識別コード、すなわち利
用者や携帯型端末に関する個人情報を、保安性の低い自
動販売機を介することなく用いることができるととも
に、携帯型端末上で所望の商品の指定をもおこなうの
で、自動販売機に対して必要とされる操作が低減され、
さらに、自動販売機と自動販売機管理装置との間におけ
る販売通知信号および販売要求信号の送受信を、携帯型
端末を介しておこなうので、自動販売機と自動販売機管
理装置とが直接に通信をおこなう必要がなくなる。
【0034】また、請求項12の発明にかかる自動販売
機システムは、携帯型端末と、少なくとも一つの自動販
売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
と、を具備し、前記携帯型端末と前記自動販売機との間
および前記携帯型端末と前記自動販売機管理装置との間
が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
において、前記携帯型端末が、利用者または当該携帯型
端末を識別可能な端末識別コードと自動販売機を識別可
能な自販機識別コードとを含んだ識別コード信号を送信
する識別コード送信手段と、前記自動販売機が販売可能
な商品の情報を示す商品情報を受信する商品情報受信手
段と、前記商品情報を表示する商品情報表示手段と、前
記商品情報のうち所望の商品を選択して当該商品を示す
商品コードを特定する商品選択手段と、前記商品コード
を送信する商品コード送信手段と、商品の販売要求を示
した販売要求信号を受信して転送する販売要求転送手段
と、商品の販売が完了したことを示す販売通知信号を受
信して転送する販売通知転送手段と、を備え、前記自動
販売機管理装置が、前記識別コード信号を受信する識別
コード受信手段と、前記端末識別コードに基づいて商品
販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手段により
商品販売が可能であると判断された際に前記自販機識別
コードに基づいて定まる商品情報を送信する商品情報送
信手段と、前記商品コードを受信する商品コード受信手
段と、前記商品コードに対する前記販売要求信号を送信
する販売要求送信手段と、前記携帯型端末から前記販売
通知信号を受信する販売通知受信手段と、前記販売通知
信号に基づいて定まる販売金額を前記端末識別コードか
ら定まる利用者に対して課金する課金処理手段と、を備
え、前記自動販売機が、前記携帯型端末から前記販売要
求信号を受信する販売要求受信手段と、前記販売要求信
号の受信に応じて当該販売要求信号の示す商品を排出す
る制御手段と、前記販売通知信号を送信する販売通知送
信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0035】この発明によれば、携帯型端末が、識別コ
ード送信手段によって自動販売機管理装置と通信するこ
とで、商品の販売に必要な端末識別コード、すなわち利
用者や携帯型端末に関する個人情報を、保安性の低い自
動販売機を介することなく用いることができるととも
に、携帯型端末上で所望の商品の指定をもおこなうの
で、自動販売機に対して必要とされる操作が低減され、
さらに、自動販売機と自動販売機管理装置との間におけ
る販売通知信号および販売要求信号の送受信を、携帯型
端末を介しておこなうので、自動販売機と自動販売機管
理装置とが直接に通信をおこなう必要がなくなる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる自動販売
機システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。
【0037】(実施の形態1)まず、実施の形態1にか
かる自動販売機システムについて説明する。この実施の
形態1にかかる自動販売機システムは、利用者が携帯型
端末50を利用して自動販売機30から商品を購入する
際に、携帯型端末50側で煩雑な入力作業を必要とせ
ず、かつ自動販売機30に利用者の個人情報が蓄積され
ないことを特徴としている。
【0038】図1は、実施の形態1にかかる自動販売機
システムの概略構成を示したブロック図である。図1に
おいて、実施の形態1にかかる自動販売機システムは、
自動販売機ネットワーク10に接続された複数の自動販
売機30と、その自動販売機ネットワーク10を介して
各自動販売機30を統括的に管理する自動販売機管理装
置40と、いわゆる携帯電話やPHS(Persona
l Handyphon System)等の携帯電話
網11を介して自動販売機管理装置40と通信可能とす
る携帯型端末50と、を備えて構成される。
【0039】また、携帯型端末50は、ラジオ電波通信
や赤外線通信によって自動販売機30とデータ送受信を
することができる通信インターフェースを備えている。
よって、携帯型端末50は、図1に示すように、携帯電
話網11との無線通信21と、自動販売機30との無線
通信20とを可能にする機能をそれぞれ有している。な
お、ここでは、携帯型端末50の無線通信20として、
赤外線通信を採用しているものとする。
【0040】図2は、実施の形態1にかかる自動販売機
30の概略構成を示す図である。図2において、自動販
売機30は、販売対象となる商品がその種類ごとに分別
されて収納される複数のコラムCM1〜CMnと、各コ
ラムCM1〜CMnにおける商品搬送機構を制御する搬
送制御部34と、各コラムCM1〜CMnにそれぞれ対
応し、購入商品をおこなう際に利用者により押し下げら
れる選択ボタンSB1〜SBnと、選択ボタンSB1〜
SBnの制御をおこなう選択ボタン処理部35と、図示
しない硬貨処理装置や紙幣処理装置を制御する金銭制御
部32と、携帯型端末50とのデータ送受信をおこなう
ための携帯型端末インターフェース38と、自動販売機
ネットワーク10を介したデータの送受信を制御するネ
ットワーク接続部37と、上記した各構成部を統括的に
制御する自動販売機制御部31と、自動販売機制御部3
1における処理の対象となる各種データや販売情報の保
持を可能とする記憶部36と、を備えて構成される。
【0041】特に、実施の形態1にかかる自動販売機で
は、図示しないが、携帯型端末50との通信を開始する
ための特別なボタンが備えられている。以下、このボタ
ンを通信購入ボタンと称する。なお、図2においては、
一般の自動販売機に搭載される他の構成要素を省略して
いる。
【0042】図3は、実施の形態1にかかる自動販売機
管理装置40の概略構成を示す図である。図3におい
て、自動販売機管理装置40は、自動販売機ネットワー
ク10を介したデータの送受信を制御するネットワーク
接続部44と、上記した携帯電話網11を介して携帯型
端末50との通信を確立する携帯電話網接続部45と、
ネットワーク接続部44により送信するデータの作成や
受信したデータの解析や後述する各種処理をおこなうC
PU41と、CPU41において処理の対象となる各種
データの保持を可能とする主記憶部42と、オペレータ
により操作される入力部46と、データの解析結果や販
売情報等を適宜表示する表示部47と、後述する課金処
理等を実行させるプログラムを記録した記録媒体(CD
−ROMやFD等)の読み込みを可能とする外部記憶装
置43(また、HDDもこれに含まれる)と、を備えて
構成される。
【0043】なお、自動販売機ネットワーク10は、専
用線や公衆通信回線等の有線回線のみならず、無線回線
であってもよく、通信を可能とする媒体であれば特に限
定しない。
【0044】つぎに、上述したような構成からなる実施
の形態1にかかる自動販売機システムの動作について説
明する。図4は、実施の形態1にかかる自動販売機シス
テムの動作において、商品販売が達成されるまでの処理
を示すフローチャートであり、特に、携帯型端末50、
自動販売機30および自動販売機管理装置40の3装置
間における信号の送受について示したものである。な
お、図4において、点線の矢印は、携帯型端末50と自
動販売機30との間の赤外線通信を示し、一点鎖線の矢
印は、携帯型端末50と自動販売機管理装置40との携
帯電話網11を介した無線通信を示し、実線の矢印は、
携帯型端末50と自動販売機管理装置40との自動販売
機ネットワーク10を介した通信を表わしている。
【0045】図4において、まず、利用者により、自動
販売機30上の上記した通信購入ボタンが押し下げられ
ることにより(ステップS101)、自動販売機30
は、利用者が、通常の硬貨による商品購入ではなく、携
帯型端末50を用いた商品購入を希望している旨を知得
する。これにより、自動販売機30は、携帯型端末イン
ターフェース38から、通信による購入の許可を示す赤
外線信号(通信購入許可信号)を発信する(ステップS
102)。
【0046】携帯型端末50は、自動販売機30から通
信購入許可信号を受信すると、その表示部にその旨、例
えば「通信購入処理を実行してよろしいですか(Yes
→[0]/No→[1])」等の確認メッセージを表示
する(ステップS103)。ここで、利用者が通信購入
を承諾する旨のボタン(上記したメッセージでは[0]
のボタン)を押し下げることで(ステップS104)、
携帯型端末50からその承諾を示す赤外線信号(承諾信
号)を発信する(ステップS105)。
【0047】自動販売機30は、この承諾信号を受信す
ることで、携帯型端末50が自動販売機管理装置40と
の通信を確立するために必要な通信電話番号と自己の自
動販売機であることを識別する自動販売機ID(以下、
自販機IDと略す)を示した赤外線信号(電話番号/自
販機ID信号)を発信する(ステップS106)。携帯
型端末50は、この電話番号/自販機ID信号を受信す
ると、受信した電話番号先、すなわち自動販売機管理装
置40を自動的に呼び出して接続を確立し(ステップS
107)、つづけて、上記した自販機IDと自己の携帯
型端末であることを識別する携帯端末IDを示した信号
(自販機ID/携帯端末ID信号)を送信する(ステッ
プS108)。
【0048】自動販売機管理装置40は、携帯型端末5
0から自販機ID/携帯端末ID信号を受信すると、受
信した携帯端末IDが示す携帯端末の利用者情報を特定
し、携帯電話契約先(携帯電話接続サービス会社)にお
いて公開されている個人情報データベース等にアクセス
する。このアクセスにより、自動販売機管理装置40
は、上記した利用者に対して課金処理を実行することが
可能か否か、すなわち商品の販売が可能か否かを確認す
る(ステップS109)。課金処理の実行が可能な利用
者であれば、自動販売機30に対し、自動販売機ネット
ワーク10を介して販売許可を示す信号(販売許可信
号)を送信する(ステップS110)。
【0049】自動販売機30は、販売許可信号を受信す
ると、上記した選択ボタンSB1〜SBnのそれぞれに
対応して設けられた商品選択表示(販売可能ランプ)を
点灯させる(ステップS111)。そして、利用者が、
これら販売可能を示す選択ボタンSB1〜SBnのう
ち、希望の商品に対応するものを選択して押し下げるこ
とで(ステップS112)、自動販売機30は、選択さ
れた商品を搬送制御部34により排出する(ステップS
113)。
【0050】自動販売機30は、商品の排出をおこなっ
た後、すなわち商品の販売を完了すると、その旨を示す
信号(販売通知信号)を、自動販売機管理装置40に対
し、自動販売機ネットワーク10を介して送信する(ス
テップS114)。自動販売機管理装置40は、この販
売通知信号を受信すると、上記した利用者に対する課金
処理を実行する(ステップS115)。この課金処理と
は、利用者の携帯電話契約先または利用決済機関との連
携によって達成されるものであり、例えば、利用者に販
売した商品の金額(必要であればその他の手数料の追
加)を、上記した契約先や機関等を通じて利用者に請求
する処理を示すものである。
【0051】以上に説明したように、実施の形態1にか
かる自動販売機システムによれば、利用者の個人情報に
含まれる携帯端末IDを、自動販売機30に送信するこ
となく、一般に機密性の高い場所または組織として稼動
している自動販売機管理装置40に直接送信することで
(上記したステップS108に相当)、高い保安性を実
現しているとともに、携帯型端末50がこの自動販売機
管理装置40と通信を確立するために必要な情報を、自
動販売機30から無線(上記した例では赤外線)により
取得しているので(上記したステップS106に相
当)、携帯型端末50の操作ミスを低減させることがで
き、簡便な手順で電子マネーを使用した商品の販売を実
現することができる。
【0052】なお、利用者が、例えば自動販売機30に
掲示された場合のように、あらかじめ自動販売機管理装
置40への通信電話番号および自販機ID(通信電話番
号自体に自販機IDに相当する識別性を持たせている場
合は特に必要ない)を知得できる場合は、上述したステ
ップS101〜S106の処理を排除して、携帯型端末
50上でこれら番号の手動入力による呼び出しも可能で
ある。
【0053】(実施の形態2)つぎに、実施の形態2に
かかる自動販売機システムについて説明する。実施の形
態2にかかる自動販売機システムの構成は、実施の形態
1において示した図1〜3と同様であるため、ここでは
それらの説明を省略する。この実施の形態2にかかる自
動販売機システムは、実施の形態1にかかる自動販売機
システムが商品の選択を自動販売機30上でおこなうの
に対して、その選択を携帯型端末50上でおこなうこと
を特徴としている。
【0054】以下に、実施の形態2にかかる自動販売機
システムの動作について説明する。図5は、実施の形態
2にかかる自動販売機システムの動作において、商品販
売が達成されるまでの処理を示すフローチャートであ
る。なお、図5において、点線の矢印、一点鎖線の矢印
および実線の矢印は、それぞれ図4に示した矢印と同様
の意味を表わしている。また、図中、ステップS201
〜ステップ205の処理は、順に図4に示したステップ
S101〜ステップ105の処理に相当するため、ここ
ではそれらの処理の説明を省略する。
【0055】よって、図5において、自動販売機30
は、携帯型端末50から承諾信号を受信することで、携
帯型端末50が自動販売機管理装置40との通信を確立
するために必要な通信電話番号と、自己の自動販売機で
あることを識別する自動販売機ID(以下、自販機ID
と略す)と、自動販売機30において販売可能な商品の
情報(種類、価格、商品コード等)を示した赤外線信号
(電話番号/自販機ID/販売商品情報信号)を発信す
る(ステップS206)。携帯型端末50は、この電話
番号/自販機ID/販売商品情報信号を受信すると、受
信した販売商品情報に基づいて、その表示部上に価格を
含めた販売商品のリストを表示する(ステップS20
7)。
【0056】つづいて、利用者は、携帯型端末50上の
ボタン(例えば、汎用的に使用される選択ボタン等)を
操作することで、表示されたリストから希望する商品を
選択する(ステップS208)。そして、携帯型端末5
0は、この商品選択操作が完了すると、ステップS20
6において受信した電話番号先、すなわち自動販売機管
理装置40を自動的に呼び出して接続を確立し(ステッ
プS209)、つづけて、上記した自販機IDと、自己
の携帯型端末であることを識別する携帯端末IDと、ス
テップS208において選択された商品の情報を示す選
択商品情報と、を示した信号(自販機ID/携帯端末I
D/選択商品情報信号)を送信する(ステップS21
0)。
【0057】自動販売機管理装置40は、携帯型端末5
0から自販機ID/携帯端末ID/選択商品情報信号を
受信すると、受信した携帯端末IDから携帯端末の利用
者情報を特定し、携帯電話契約先(携帯電話接続サービ
ス会社)において公開されている個人情報データベース
等にアクセスする。このアクセスにより、自動販売機管
理装置40は、上記した利用者に対して課金処理を実行
することが可能か否か、すなわち商品の販売が可能か否
かを確認する(ステップS211)。課金処理の実行が
可能な利用者であれば、自動販売機30に対し、自動販
売機ネットワーク10を介して、ステップS210にお
いて受信した選択商品情報が示す商品の販売を要求する
信号(選択商品販売要求信号)を送信する(ステップS
212)。
【0058】自動販売機30は、選択商品販売要求信号
を受信すると、その情報が示す商品を搬送制御部34に
より排出し(ステップS213)、商品の販売を完了し
た旨を示す信号(販売通知信号)を、自動販売機管理装
置40に対し、自動販売機ネットワーク10を介して送
信する(ステップS214)。自動販売機管理装置40
は、この販売通知信号を受信すると、上記した利用者に
対する課金処理を実行する(ステップS215)。この
課金処理とは、実施の形態1において説明した通りのも
のである。
【0059】以上に説明したように、実施の形態2にか
かる自動販売機システムにおいても、実施の形態1と同
様に、利用者の個人情報に含まれる携帯端末IDを、自
動販売機30に送信することなく、一般に機密性の高い
場所または組織として稼動している自動販売機管理装置
40に直接送信することで(上記したステップS210
に相当)、高い保安性を実現しているとともに、携帯型
端末50がこの自動販売機管理装置40と通信を確立す
るために必要な情報を、自動販売機30から無線(上記
した例では赤外線)により取得しているので(上記した
ステップS206に相当)、携帯型端末50の操作ミス
を低減させることができ、簡便な手順で電子マネーを使
用した商品の販売を実現することができる。
【0060】なお、利用者が、例えば自動販売機30に
掲示された場合のように、あらかじめ自動販売機管理装
置40への通信電話番号と、自販機ID(通信電話番号
自体に自販機IDに相当する識別性を持たせている場合
は特に必要ない)と、商品に個別に番号(通信電話番号
を商品ごと与えている場合には特に必要ない)を知得で
きる場合は、上述したステップS201〜S206の処
理を排除して、携帯型端末50上でこれら番号の手動入
力による呼び出しも可能である。
【0061】(実施の形態3)つぎに、実施の形態3に
かかる自動販売機システムについて説明する。実施の形
態3にかかる自動販売機システムの構成は、実施の形態
1において示した図1〜3と同様であるため、ここでは
それらの説明を省略する。この実施の形態3にかかる自
動販売機システムは、実施の形態1にかかる自動販売機
システムが自動販売機30上の商品の選択を自動販売機
管理装置40からの販売許可信号の受信後におこなうの
に対して、その選択を携帯型端末50からの承諾信号の
受信後におこなうことを特徴としている。
【0062】特に、以下の説明では、実施の形態3に示
した自動販売機システムのように、商品の選択を携帯型
端末50からの承諾信号の受信後に自動販売機側でおこ
なう場合での自動販売機と自動販売機管理装置との間の
信号の送受信に対して適用させた例を説明する。
【0063】以下に、実施の形態3にかかる自動販売機
システムの動作について説明する。図6は、実施の形態
3にかかる自動販売機システムの動作において、商品販
売が達成されるまでの処理を示すフローチャートであ
る。なお、図6において、点線の矢印、一点鎖線の矢印
および実線の矢印は、それぞれ図4に示した矢印と同様
の意味を表わしている。また、図中、ステップS301
〜ステップ305の処理は、順に図4に示したステップ
S101〜ステップ105の処理に相当するため、ここ
ではそれらの処理の説明を省略する。
【0064】よって、図6において、自動販売機30
は、携帯型端末50から承諾信号を受信すると、上記し
た選択ボタンSB1〜SBnのそれぞれに対応して設け
られた商品選択表示(販売可能ランプ)を点灯させる
(ステップS306)。そして、利用者が、これら販売
可能を示す選択ボタンSB1〜SBnのうち、希望の商
品に対応するものを選択して押し下げた後(ステップS
307)、携帯型端末50が自動販売機管理装置40と
の通信を確立するために必要な通信電話番号と、自己の
自動販売機であることを識別する自動販売機ID(以
下、自販機IDと略す)と、ステップS307において
選択された商品の情報(種類、価格、商品コード等)を
示した赤外線信号(電話番号/自販機ID/選択商品情
報信号)を発信する(ステップS308)。
【0065】携帯型端末50は、この電話番号/自販機
ID/選択商品情報信号を受信すると、受信した電話番
号先、すなわち自動販売機管理装置40を自動的に呼び
出して接続を確立し(ステップS309)、つづけて、
上記した自販機IDと、自己の携帯型端末であることを
識別する携帯端末IDと、ステップS308において受
信した選択商品情報と、を示した信号(自販機ID/携
帯端末ID/選択商品情報信号)を送信する(ステップ
S310)。
【0066】自動販売機管理装置40は、携帯型端末5
0から自販機ID/携帯端末ID/選択商品情報信号を
受信すると、受信した携帯端末IDから携帯端末の利用
者情報を特定し、携帯電話契約先(携帯電話接続サービ
ス会社)において公開されている個人情報データベース
等にアクセスする。このアクセスにより、自動販売機管
理装置40は、上記した利用者に対して課金処理を実行
することが可能か否か、すなわち商品の販売が可能か否
かを確認する(ステップS311)。課金処理の実行が
可能な利用者であれば、自動販売機30に対し、自動販
売機ネットワーク10を介して、ステップS210にお
いて受信した選択商品情報が示す商品の販売を要求する
信号(選択商品販売要求信号)を送信する(ステップS
312)。
【0067】自動販売機30は、選択商品販売要求信号
を受信すると、その情報が示す商品を搬送制御部34に
より排出し(ステップS313)、商品の販売を完了し
た旨を示す信号(販売通知信号)を、自動販売機管理装
置40に対し、自動販売機ネットワーク10を介して送
信する(ステップS314)。自動販売機管理装置40
は、この販売通知信号を受信すると、上記した利用者に
対する課金処理を実行する(ステップS315)。この
課金処理とは、実施の形態1において説明した通りのも
のである。
【0068】以上に説明したように、実施の形態3にか
かる自動販売機システムにおいても、実施の形態1と同
様に、利用者の個人情報に含まれる携帯端末IDを、自
動販売機30に送信することなく、一般に機密性の高い
場所または組織として稼動している自動販売機管理装置
40に直接送信することで(上記したステップS310
に相当)、高い保安性を実現しているとともに、携帯型
端末50がこの自動販売機管理装置40と通信を確立す
るために必要な情報を、自動販売機30から無線(上記
した例では赤外線)により取得しているので(上記した
ステップS308に相当)、携帯型端末50の操作ミス
を低減させることができ、簡便な手順で電子マネーを使
用した商品の販売を実現することができる。
【0069】(実施の形態4)つぎに、実施の形態4に
かかる自動販売機システムについて説明する。実施の形
態4にかかる自動販売機システムの構成は、実施の形態
1において示した図1〜3と同様であるため、ここでは
それらの説明を省略する。この実施の形態4にかかる自
動販売機システムは、実施の形態2にかかる自動販売機
システムが携帯型端末50上でおこなう商品選択のため
の販売商品情報を自動販売機30から受信するのに対し
て、その販売商品情報を自動販売機管理装置40から受
信することを特徴としている。
【0070】以下に、実施の形態4にかかる自動販売機
システムの動作について説明する。図7は、実施の形態
4にかかる自動販売機システムの動作において、商品販
売が達成されるまでの処理を示すフローチャートであ
る。なお、図7において、点線の矢印、一点鎖線の矢印
および実線の矢印は、それぞれ図4に示した矢印と同様
の意味を表わしている。また、図中、ステップS401
〜ステップ405の処理は、順に図4に示したステップ
S101〜ステップ105の処理に相当するため、ここ
ではそれらの処理の説明を省略する。
【0071】よって、図7において、自動販売機30
は、携帯型端末50から承諾信号を受信することで、携
帯型端末50が自動販売機管理装置40との通信を確立
するために必要な通信電話番号と自己の自動販売機であ
ることを識別する自動販売機ID(以下、自販機IDと
略す)を示した赤外線信号(電話番号/自販機ID信
号)を発信する(ステップS406)。携帯型端末50
は、この電話番号/自販機ID信号を受信すると、受信
した電話番号先、すなわち自動販売機管理装置40を自
動的に呼び出して接続を確立し(ステップS407)、
つづけて、上記した自販機IDと自己の携帯型端末であ
ることを識別する携帯端末IDを示した信号(自販機I
D/携帯端末ID信号)を送信する(ステップS40
8)。
【0072】自動販売機管理装置40は、携帯型端末5
0から自販機ID/携帯端末ID信号を受信すると、受
信した携帯端末IDが示す携帯端末の利用者情報を特定
し、携帯電話契約先(携帯電話接続サービス会社)にお
いて公開されている個人情報データベース等にアクセス
する。このアクセスにより、自動販売機管理装置40
は、上記した利用者に対して課金処理を実行することが
可能か否か、すなわち商品の販売が可能か否かを確認す
る(ステップS409)。課金処理の実行が可能な利用
者であれば、自動販売機管理装置40は、受信した自販
機IDから自動販売機を特定し、あらかじめ登録してい
る自動販売機情報から、特定した自動販売機において販
売可能な商品の情報(種類、価格、商品コード等)を示
した信号(販売商品情報信号)を携帯型端末50に対し
て送信する(ステップS410)。
【0073】携帯型端末50は、この販売商品情報信号
を受信すると、受信した販売商品情報に基づいて、その
表示部上に価格を含めた販売商品のリストを表示する
(ステップS411)。つづいて、利用者は、携帯型端
末50上のボタン(例えば、汎用的に使用される選択ボ
タン等)を操作することで、表示されたリストから希望
する商品を選択する(ステップS412)。
【0074】そして、携帯型端末50は、この商品選択
操作が完了すると、ステップS406において受信した
電話番号先、すなわち自動販売機管理装置40へと、ス
テップS412において選択された商品の情報を示す選
択商品情報を示した信号(選択商品情報信号)を送信す
る(ステップS413)。
【0075】自動販売機管理装置40は、携帯型端末5
0から選択商品情報信号を受信すると、その選択商品情
報が示す商品の販売を要求する信号(選択商品販売要求
信号)を、自動販売機ネットワーク10を介して自動販
売機30へと送信する(ステップS414)。
【0076】自動販売機30は、選択商品販売要求信号
を受信すると、その情報が示す商品を搬送制御部34に
より排出し(ステップS415)、商品の販売を完了し
た旨を示す信号(販売通知信号)を、自動販売機管理装
置40に対し、自動販売機ネットワーク10を介して送
信する(ステップS416)。自動販売機管理装置40
は、この販売通知信号を受信すると、上記した利用者に
対する課金処理を実行する(ステップS417)。この
課金処理とは、実施の形態1において説明した通りのも
のである。
【0077】以上に説明したように、実施の形態4にか
かる自動販売機システムにおいても、実施の形態1と同
様に、利用者の個人情報に含まれる携帯端末IDを、自
動販売機30に送信することなく、一般に機密性の高い
場所または組織として稼動している自動販売機管理装置
40に直接送信することで(上記したステップS310
に相当)、高い保安性を実現しているとともに、携帯型
端末50がこの自動販売機管理装置40と通信を確立す
るために必要な情報を、自動販売機30から無線(上記
した例では赤外線)により取得しているので(上記した
ステップS308に相当)、携帯型端末50の操作ミス
を低減させることができ、簡便な手順で電子マネーを使
用した商品の販売を実現することができる。
【0078】なお、利用者が、例えば自動販売機30に
掲示された場合のように、あらかじめ自動販売機管理装
置40への通信電話番号および自販機ID(通信電話番
号自体に自販機IDに相当する識別性を持たせている場
合は特に必要ない)を知得できる場合は、上述したステ
ップS401〜S406の処理を排除して、携帯型端末
50上でこれら番号の手動入力による呼び出しも可能で
ある。
【0079】また、実施の形態4において、携帯型端末
50と自動販売機管理装置40との通信は、インターネ
ットによっておこなうようにしてもよい。この場合、自
動販売機管理装置40にWEBサーバ機能を持たせ、上
記したステップS406において、携帯型端末50が自
動販売機30から通信電話番号および自販機IDととも
に、自動販売機管理装置40のURL(Uniform
ResourceLocation)を取得し、取得
した通信電話番号とURLにより自動販売機管理装置4
0から供給されるWEBページ情報を受信することがで
きる。よって、上記したステップS411における商品
情報は、WEBページとして表示されることになる。
【0080】さらに、この場合、後述する実施の形態5
のように自動販売機30に商品情報を提供するWEBサ
ーバ機能を持たせて、自動販売機30と自動販売機管理
装置40とがインターネットを介して通信できるように
し、携帯型端末50がインターネットを介して自動販売
機30から商品情報を取得する処理を、自動販売機管理
装置40が代理しておこなうこともできる。
【0081】(実施の形態5)つぎに、実施の形態5に
かかる自動販売機システムについて説明する。この実施
の形態5にかかる自動販売機システムは、自動販売機3
0にインターネット経由で直接アクセス可能なWEBサ
ーバ機能を搭載し、携帯型端末50がこの自動販売機3
0のWEBサーバから提供される商品情報等を受信する
ことを特徴としている。
【0082】図8は、実施の形態5にかかる自動販売機
システムの概略構成を示したブロック図である。なお、
図8において、図1と共通する部分については、同一の
符号を付してその説明を省略する。図8において、図1
と異なる点は、自動販売機30がインターネット12を
介して携帯型端末50との無線通信22を実現したこと
である。
【0083】よって、自動販売機30の内部構成は、図
2に示したものと一部異なる。図9は、実施の形態5に
かかる自動販売機30の概略構成を示す図である。な
お、図9において、図2と共通する部分については、同
一の符号を付してその説明を省略する。図9において、
図2と異なる点は、自動販売機30において販売可能な
商品の情報等を記述したHTML(Hyper Tex
t Markup Language)データが格納さ
れたWEB処理部33が備わっていることである。な
お、ここでは、インターネット12経由のアクセスは、
ネットワーク接続部37を共有して実現できるものとす
る。
【0084】よって、携帯型端末50は、WEB処理部
33が有するURL(Uniform Resourc
e Location)を指定することによって、上記
したHTMLデータ、すなわちWEBページを閲覧でき
るとともに、同ページ上に配置された商品選択ボタンや
その他のコントロール(ラジオボタン、チェックボック
ス、スピンボタン等)を操作することで、選択情報を自
動販売機30へと通達することができる。
【0085】以下に、実施の形態5にかかる自動販売機
システムの動作について説明する。図10は、実施の形
態5にかかる自動販売機システムの動作において、商品
販売が達成されるまでの処理を示すフローチャートであ
る。なお、図10において、点線の矢印、一点鎖線の矢
印および実線の矢印は、それぞれ図4に示した矢印と同
様の意味を表わしており、白抜き矢印は、携帯型端末5
0と自動販売機30とのインターネット経由のアクセス
を表わしている。また、図中、ステップS501〜ステ
ップ505の処理は、順に図4に示したステップS10
1〜ステップ105の処理に相当するため、ここではそ
れらの処理の説明を省略する。
【0086】よって、図10において、自動販売機30
は、携帯型端末50から承諾信号を受信すると、携帯型
端末50が自動販売機30とのインターネット通信を確
立するために必要な通信電話番号と、自己の自動販売機
であることを識別する自動販売機ID(以下、自販機I
Dと略す)と、自動販売機30上のWEBページを指定
するURLと、を示した赤外線信号(電話番号/自販機
ID/指定URL信号)を発信する(ステップS50
6)。携帯型端末50は、この電話番号/自販機ID/
指定URL信号を受信すると、受信した電話番号先、す
なわち自動販売機30を自動的に呼び出して接続を確立
し、WEBページのダウンロードをおこなう(ステップ
S507)。なお、電話番号先を、自動販売機管理装置
40とし、この自動販売機管理装置40が、指定URL
に該当する自動販売機30へのアクセスを代理するよう
にしてもよい。
【0087】つづけて、携帯型端末50は、自己の携帯
型端末であることを識別する携帯端末IDを示したデー
タ(携帯端末IDデータ)を、インターネット12経由
で自動販売機30に向けて送信する(ステップS50
8)。自動販売機30は、この携帯端末IDデータを受
信することにより、自動販売機管理装置40に対し、自
動販売機ネットワーク10を介して、上記した自販機I
Dと携帯端末IDを示す信号(自販機ID/携帯端末I
D信号)を送信する(ステップS509)。
【0088】自動販売機管理装置40は、自動販売機3
0から自販機ID/携帯端末ID信号を受信すると、受
信した携帯端末IDが示す携帯端末の利用者情報を特定
し、携帯電話契約先(携帯電話接続サービス会社)にお
いて公開されている個人情報データベース等にアクセス
する。このアクセスにより、自動販売機管理装置40
は、上記した利用者に対して課金処理を実行することが
可能か否か、すなわち商品の販売が可能か否かを確認す
る(ステップS510)。課金処理の実行が可能な利用
者であれば、自動販売機管理装置40は、受信した自販
機IDが示す自動販売機30に対し、自動販売機ネット
ワーク10を介して販売許可を示す信号(販売許可信
号)を送信する(ステップS511)。
【0089】自動販売機30は、この販売許可信号を受
信することで、その自動販売機30において販売可能な
商品の情報(種類、価格、商品コード等)を示したHT
MLデータ(WEB商品情報データ)を、携帯型端末5
0に対し、インターネット12経由で送信する(ステッ
プS512)。
【0090】携帯型端末50は、このWEB商品情報デ
ータを受信すると、受信したWEB商品情報に基づい
て、その表示部上にそのWEBページ価格を表示する
(ステップS513)。つづいて、利用者は、携帯型端
末50上のボタン(例えば、汎用的に使用される選択ボ
タン等)を操作することで、表示されたWEBページ上
のコントロールを選択して、希望する商品を選択する
(ステップS514)。
【0091】そして、携帯型端末50は、この商品選択
操作が完了すると、自動販売機30へと、ステップS5
14において選択された商品の情報を示す選択商品情報
を示したデータ(選択商品情報データ)を送信する(ス
テップS515)。
【0092】自動販売機30は、携帯型端末50から選
択商品情報データを受信すると、その選択商品情報が示
す商品を搬送制御部34により排出し(ステップS51
6)、商品の販売を完了した旨を示す信号(販売通知信
号)を、自動販売機管理装置40に対し、自動販売機ネ
ットワーク10を介して送信する(ステップS51
7)。自動販売機管理装置40は、この販売通知信号を
受信すると、上記した利用者に対する課金処理を実行す
る(ステップS518)。この課金処理とは、実施の形
態1において説明した通りのものである。
【0093】以上に説明したように、実施の形態5にか
かる自動販売機システムにおいては、自動販売機30に
WEBサーバ機能を備え、携帯型端末50がインターネ
ットを介してこの自動販売機30にアクセスすること
で、商品情報等を取得し、利用者の個人情報や携帯型端
末に関する情報等もWEBページを通じて自動販売機管
理装置40へと送信することができるので、利用者によ
る携帯型端末50上の操作をより一層簡便にすることが
できるとともに、自動販売機30とのインターネットを
介した通信を確立するために必要な情報を、自動販売機
30から無線(上記した例では赤外線)により取得して
いるので、携帯型端末50上の操作ミスを低減させるこ
とができ、簡便な手順で電子マネーを使用した商品の販
売を実現することができる。
【0094】なお、実施の形態5において、利用者が、
例えば自動販売機30に掲示された場合のように、あら
かじめ自動販売機管理装置40への通信電話番号と、自
販機ID(通信電話番号自体に自販機IDに相当する識
別性を持たせている場合は特に必要ない)と、指定UR
Lと、を知得できる場合は、上述したステップS501
〜S506の処理を排除して、携帯型端末50上でこれ
ら番号の手動入力による呼び出しも可能である。
【0095】(実施の形態6)つぎに、実施の形態6に
かかる自動販売機システムについて説明する。この実施
の形態6にかかる自動販売機システムは、自動販売機と
自動販売機管理装置との間において、実施の形態1〜5
に示したような各種信号の送受信が、自動販売機ネット
ワークを介することなく実現できることを特徴としてい
る。すなわち、携帯端末の使用による商品販売を実現す
るのに、自動販売機ネットワークを不要としている。
【0096】図11は、実施の形態6にかかる自動販売
機システムの概略構成を示したブロック図である。な
お、図11において、図1および図2と共通する部分に
ついては、同一の符号を付してその説明を省略する。図
11において、まず、図1と異なる点は、自動販売機ネ
ットワーク10を排除し、自動販売機60と自動販売機
管理装置40との信号の送受信が、携帯型端末50を介
しておこなうことである。また、図11に示す自動販売
機60において、図2に示した自動販売機30と異なる
点は、自動機販売機ネットワーク10との接続を不要と
したことから、その接続のためのネットワーク接続部3
7を排除したことである。
【0097】つぎに、実施の形態6にかかる自動販売機
システムの動作について説明する。図12は、実施の形
態6にかかる自動販売機システムの動作において、商品
販売が達成されるまでの処理を示すフローチャートであ
る。なお、図12において、点線の矢印および一点鎖線
の矢印は、それぞれ図4に示した矢印と同様の意味を表
わしている。また、図中、ステップS601〜ステップ
605の処理は、順に図4に示したステップS101〜
ステップ105の処理に相当するため、ここではそれら
の処理の説明を省略する。
【0098】よって、図12において、自動販売機60
は、携帯型端末50から承諾信号を受信すると、上記し
た選択ボタンSB1〜SBnのそれぞれに対応して設け
られた商品選択表示(販売可能ランプ)を点灯させる
(ステップS606)。そして、利用者が、これら販売
可能を示す選択ボタンSB1〜SBnのうち、希望の商
品に対応するものを選択して押し下げた後(ステップS
607)、携帯型端末50が自動販売機管理装置40と
の通信を確立するために必要な通信電話番号と、自己の
自動販売機であることを識別する自動販売機ID(以
下、自販機IDと略す)と、ステップS607において
選択された商品の情報(種類、価格、商品コード等)を
示した赤外線信号(電話番号/自販機ID/選択商品情
報信号)を発信する(ステップS608)。
【0099】携帯型端末50は、この電話番号/自販機
ID/選択商品情報信号を受信すると、受信した電話番
号先、すなわち自動販売機管理装置40を自動的に呼び
出して接続を確立し(ステップS609)、つづけて、
上記した自販機IDと、自己の携帯型端末であることを
識別する携帯端末IDと、ステップS608において受
信した選択商品情報と、を示した信号(自販機ID/携
帯端末ID/選択商品情報信号)を送信する(ステップ
S610)。
【0100】自動販売機管理装置40は、携帯型端末5
0から自販機ID/携帯端末ID/選択商品情報信号を
受信すると、受信した携帯端末IDから携帯端末の利用
者情報を特定し、携帯電話契約先(携帯電話接続サービ
ス会社)において公開されている個人情報データベース
等にアクセスする。このアクセスにより、自動販売機管
理装置40は、上記した利用者に対して課金処理を実行
することが可能か否か、すなわち商品の販売が可能か否
かを確認する(ステップS611)。課金処理の実行が
可能な利用者であれば、携帯型端末50に対し、携帯電
話網11を介して、ステップS610において受信した
選択商品情報が示す商品の販売を許可する信号(選択商
品販売許可信号)を送信する(ステップS612)。
【0101】携帯型端末50は、選択商品販売許可信号
を受信すると、受信した選択商品販売許可信号が示す情
報と、その選択商品販売許可信号によって販売が許可さ
れた自動販売機の自販機IDと、を示した赤外線信号
(自販機ID/選択商品販売許可信号)を発信する(ス
テップS613)。なお、この携帯型端末50において
自動販売機管理装置40から選択商品販売許可信号を受
信した際、携帯型端末50上に、自動販売機60への信
号送信を利用者に促すような表示をおこなってもよい。
【0102】自動販売機60は、上記した自販機IDお
よび選択商品販売要求信号を受信すると、受信した自販
機IDが自己の自販機IDを示すものであることを確認
した後、選択商品販売要求信号が示す商品を搬送制御部
34により排出する(ステップS613)。つづいて、
自動販売機60は、携帯型端末50に対し、商品の販売
を完了した旨を示す情報(販売通知)と自己の自販機I
Dと、を示した赤外線信号(自販機ID/販売通知信
号)を発信する(ステップS615)。
【0103】携帯型端末50は、自販機ID/販売通知
信号を受信すると、ステップS609において確立され
た通信先、すなわち自動販売機管理装置40に対し、携
帯電話網11を介して、自販機ID/販売通知信号によ
ってそれぞれ示される自販機ID信号と販売通知信号と
を送信する(ステップS616)。
【0104】自動販売機管理装置40は、これら自販機
ID信号および販売通知信号を受信すると、上記した利
用者に対する課金処理を実行する(ステップS61
7)。この課金処理とは、実施の形態1において説明し
た通りのものである。
【0105】以上に説明したように、実施の形態6にか
かる自動販売機システムにおいても、実施の形態1と同
様に、利用者の個人情報に含まれる携帯端末IDを、自
動販売機60に送信することなく、一般に機密性の高い
場所または組織として稼動している自動販売機管理装置
40に直接送信することで(上記したステップS610
に相当)、高い保安性を実現しているとともに、携帯型
端末50がこの自動販売機管理装置40と通信を確立す
るために必要な情報を、自動販売機60から無線(上記
した例では赤外線)により取得しているので(上記した
ステップS608に相当)、携帯型端末50の操作ミス
を低減させることができ、簡便な手順で電子マネーを使
用した商品の販売を実現することができる。
【0106】また、自動販売機管理装置40から自動販
売機60への選択商品販売許可信号への送信と、自動販
売機60から自動販売機管理装置40への販売通知信号
の送信と、携帯型端末50を経由することで実現してい
るので、自動販売機管理装置40と自動販売機とを接続
する自動販売機ネットワーク等の特別な通信インフラを
必要としない。これにより、実施の形態1〜5において
説明したような自動販売機ネットワーク10を有してい
ない多くの自動販売機システムにおいても、容易に携帯
型端末50を使用した商品販売を実現することができ
る。
【0107】さらに、この実施の形態6における自動販
売機と自動販売機管理装置との間の信号の送受信手順部
分は、実施の形態1、2および4における該当部分と置
換可能であるため、それら実施の形態に適用させた場合
にも同様の効果を享受することができることは言うまで
もない。
【0108】なお、実施の形態1〜5において、自動販
売機ネットワーク10は、インターネットに代替するこ
ともできる。例えば、インターネットを利用したVPN
(Virtual Private Network)
に代替することができる。
【0109】また、実施の形態1〜6の商品販売が達成
されるまでの処理(通信販売処理)においては、自動販
売機30または60上の通信購入ボタンの押下によって
通信販売を開始しているが、例えば、自動販売機30ま
たは60に人体検出センサを設けて、自動販売機30ま
たは60前の利用者の存在を検出するとともに携帯型端
末50からの信号待ち受け状態に移行し、携帯型端末5
0から通信購入の意思を伝える信号が発信されること
で、上記した処理を開始するようにしてもよい。
【0110】また、上述した通信販売処理中において、
利用者が自動販売機30または60上の返却レバーの操
作や携帯型端末50上において自動販売機30または6
0または自動販売機管理装置40が指定する「キャンセ
ル」操作をおこなうことで、商品の購入を取りやめるこ
ともできる。
【0111】さらに、上述した通信販売処理中におい
て、携帯型端末50が、自動販売機30または60や自
動販売機管理装置40を呼び出す際に、利用者を識別す
るパスワードの入力を求めるようにして、より一層の保
安性を高めることもできる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、3およ
び6にかかる発明によれば、利用者の個人情報や携帯型
端末に関する情報を、自動販売機に送信することなく、
一般に機密性の高い場所または組織として稼動している
自動販売機管理装置に直接送信するので、携帯型端末を
用いた商品の販売に際しても、高い保安性を実現するこ
とができるという効果を奏する。
【0113】また、請求項2、4、5、7にかかる発明
によれば、携帯型端末が自動販売機管理装置との通信を
確立するために必要な情報を、自動販売機から無線(上
記した例では赤外線)により取得しているので、携帯型
端末上の複雑な入力による操作ミスを低減させることが
でき、簡便な手順で電子マネーを使用した商品の販売を
実現することができるという効果を奏する。
【0114】また、請求項8にかかる発明によれば、自
動販売機にいわゆるWEBサーバ機能を備え、携帯型端
末がインターネットを介してこの自動販売機にアクセス
することで、商品情報等を取得し、利用者の個人情報や
携帯型端末に関する情報等もWEBページを通じて自動
販売機管理装置へと送信することができるので、利用者
による携帯型端末上の操作をより一層簡便にすることが
できるという効果を奏する。
【0115】また、請求項9にかかる発明によれば、自
動販売機とのインターネットを介した通信を確立するた
めに必要な情報を、自動販売機から無線(上記した例で
は赤外線)により取得しているので、携帯型端末上の操
作ミスを低減させることができるという効果を奏する。
【0116】また、請求項10にかかる発明によれば、
自動販売機と自動販売機管理装置との間における販売通
知信号および販売許可信号の送受信を、携帯型端末を介
しておこなうので、自動販売機と自動販売機管理装置と
が直接に通信をおこなう必要がなくなり、自動販売機管
理装置と自動販売機とを接続する自動販売機ネットワー
ク等の特別な通信インフラを排除することができ、この
ような特別な通信インフラを有していない多くの自動販
売機システムにおいても、容易に携帯型端末を使用した
商品販売を実現することができるという効果を奏する。
【0117】また、請求項11にかかる発明によれば、
自動販売機と自動販売機管理装置との間における販売通
知信号および販売要求信号の送受信を、携帯型端末を介
しておこなうので、自動販売機と自動販売機管理装置と
が直接に通信をおこなう必要がなくなり、自動販売機管
理装置と自動販売機とを接続する自動販売機ネットワー
ク等の特別な通信インフラを排除することができ、この
ような特別な通信インフラを有していない多くの自動販
売機システムにおいても、容易に携帯型端末を使用した
商品販売を実現することができるという効果を奏する。
【0118】また、請求項12にかかる発明によれば、
自動販売機と自動販売機管理装置との間における販売通
知信号および販売要求信号の送受信を、携帯型端末を介
しておこなうので、自動販売機と自動販売機管理装置と
が直接に通信をおこなう必要がなくなり、自動販売機管
理装置と自動販売機とを接続する自動販売機ネットワー
ク等の特別な通信インフラを排除することができ、この
ような特別な通信インフラを有していない多くの自動販
売機システムにおいても、容易に携帯型端末を使用した
商品販売を実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる自動販売機システムの概
略構成を示したブロック図である。
【図2】実施の形態1にかかる自動販売機の概略構成を
示す図である。
【図3】実施の形態1にかかる自動販売機管理装置の概
略構成を示す図である。
【図4】実施の形態1にかかる自動販売機システムの動
作において、商品販売が達成されるまでの処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】実施の形態2にかかる自動販売機システムの動
作において、商品販売が達成されるまでの処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】実施の形態3にかかる自動販売機システムの動
作において、商品販売が達成されるまでの処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】実施の形態4にかかる自動販売機システムの動
作において、商品販売が達成されるまでの処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】実施の形態5にかかる自動販売機システムの概
略構成を示したブロック図である。
【図9】実施の形態5にかかる自動販売機の概略構成を
示す図である。
【図10】実施の形態5にかかる自動販売機システムの
動作において、商品販売が達成されるまでの処理を示す
フローチャートである。
【図11】実施の形態6にかかる自動販売機システムの
概略構成を示したブロック図である。
【図12】実施の形態6にかかる自動販売機システムの
動作において、商品販売が達成されるまでの処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 自動販売機ネットワーク 11 携帯電話網 23 外部記憶装置 30,60 自動販売機 31 自動販売機制御部 32 金銭制御部 33 WEB処理部 34 搬送制御部 35 選択ボタン処理部 36 記憶部 37 ネットワーク接続部 38 携帯型端末インターフェース 40 自動販売機管理装置 42 主記憶部 44 ネットワーク接続部 46 入力部 47 表示部 50 携帯型端末 CM1〜CMn コラム SB1〜SBn 選択ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 5/18 G07F 5/18 9/00 9/00 L H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 15/00 15/00 Z Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA01 CA02 CA10 DA05 DB02 DB05 DC01 DC06 DE01 DE02 5B049 AA01 AA05 BB11 BB13 CC05 CC09 CC36 DD01 EE05 FF04 GG02 GG03 GG06 GG08 5B055 BB10 BB12 BB19 CB09 EE02 EE03 5K025 AA01 BB10 DD06 5K101 KK11 KK12 LL12 NN03 NN18 NN21 NN48 PP03 UU16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型端末と、少なくとも一つの自動販
    売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
    と、が通信回線に接続されて構成された自動販売機シス
    テムにおいて、 前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型端末を識別
    可能な端末識別コードと自動販売機を識別可能な自販機
    識別コードとを含んだ識別コード信号を送信する識別コ
    ード送信手段を備え、 前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を受信
    する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づ
    いて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手
    段により商品販売が可能であると判断された際に販売許
    可を示した販売許可信号を送信する許可信号送信手段
    と、商品の販売が完了したことを示す販売通知信号を受
    信する販売通知受信手段と、前記販売通知信号に基づい
    て定まる販売金額を前記端末識別コードから定まる利用
    者に対して課金する課金処理手段と、を備え、 前記自動販売機は、前記販売許可信号を受信する許可信
    号受信手段と、前記販売許可信号の受信に応じて商品選
    択を可能な状態にするとともに利用者による商品の選択
    に応じて当該選択された商品を排出する制御手段と、前
    記販売通知信号を送信する販売通知送信手段と、を備え
    たことを特徴とする自動販売機システム。
  2. 【請求項2】 前記自動販売機は、前記携帯型端末にお
    いて前記識別コード信号の送信先を特定するための送信
    先通信番号と自己の自販機識別コードとを含んだ通信情
    報信号を送信する通信情報送信手段を備え、 前記携帯型端末は、前記通信情報信号を受信して当該通
    信情報信号から前記送信先通信番号と前記自販機識別コ
    ードとを取得する通信情報受信手段を備え、前記自動販
    売機管理装置との通信の確立を前記送信先通信番号によ
    りおこなうことを特徴とする請求項1に記載の自動販売
    機システム。
  3. 【請求項3】 携帯型端末と、少なくとも一つの自動販
    売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
    と、が通信回線に接続されて構成された自動販売機シス
    テムにおいて、 前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型端末を識別
    可能な端末識別コードと自動販売機を識別可能な自販機
    識別コードと前記自動販売機が販売可能な商品のうちの
    所望の商品を示す商品コードとを含んだ識別コード信号
    を送信する識別コード送信手段を備え、 前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を受信
    する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づ
    いて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手
    段により商品販売が可能であると判断された際に前記商
    品コードが示す商品の販売を要求する販売要求信号を送
    信する販売要求送信手段と、商品の販売が完了したこと
    を示す販売通知信号を受信する販売通知受信手段と、前
    記販売通知信号に基づいて定まる販売金額を前記端末識
    別コードから定まる利用者に対して課金する課金処理手
    段と、を備え、 前記自動販売機は、前記販売要求信号を受信する販売要
    求受信手段と、前記販売要求信号の受信に応じて当該販
    売要求信号の示す商品を排出する制御手段と、前記販売
    通知信号を送信する販売通知送信手段と、を備えたこと
    を特徴とする自動販売機システム。
  4. 【請求項4】 前記自動販売機は、前記携帯型端末にお
    いて前記識別コード信号の送信先を特定するための送信
    先通信番号と自己の自販機識別コードと当該自動販売機
    が販売可能な商品の情報を示す商品情報とを含んだ通信
    情報信号を送信する通信情報送信手段を備え、 前記携帯型端末は、前記通信情報信号を受信して当該通
    信情報信号から前記送信先通信番号と前記自販機識別コ
    ードと前記商品情報とを取得する通信情報受信手段と、
    前記商品情報を表示する商品情報表示手段と、前記商品
    情報のうち前記所望の商品を選択して前記商品コードを
    特定する商品選択手段と、を備え、前記自動販売機管理
    装置との通信の確立を前記送信先通信番号によりおこな
    うことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記自動販売機は、利用者が当該自動販
    売機上の商品選択手段を介して所望の商品を選択するこ
    とにより、前記携帯型端末において前記識別コード信号
    の送信先を特定するための送信先通信番号と自己の自販
    機識別コードと前記所望の商品を示す前記商品コードと
    を含んだ通信情報信号を送信する通信情報送信手段を備
    え、 前記携帯型端末は、前記通信情報信号を受信して当該通
    信情報信号から前記送信先通信番号と前記自販機識別コ
    ードと前記商品コードとを取得する通信情報受信手段を
    備え、前記自動販売機管理装置との通信の確立を前記送
    信先通信番号によりおこなうことを特徴とする請求項3
    に記載の自動販売機システム。
  6. 【請求項6】 携帯型端末と、少なくとも一つの自動販
    売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
    と、が通信回線に接続されて構成された自動販売機シス
    テムにおいて、 前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型端末を識別
    可能な端末識別コードと自動販売機を識別可能な自販機
    識別コードとを含んだ識別コード信号を送信する識別コ
    ード送信手段と、前記自動販売機が販売可能な商品の情
    報を示す商品情報を受信する商品情報受信手段と、前記
    商品情報を表示する商品情報表示手段と、前記商品情報
    のうち所望の商品を選択して当該商品を示す商品コード
    を特定する商品選択手段と、前記商品コードを送信する
    商品コード送信手段と、を備え、 前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を受信
    する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づ
    いて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手
    段により商品販売が可能であると判断された際に前記自
    販機識別コードに基づいて定まる商品情報を送信する商
    品情報送信手段と、前記商品コードを受信する商品コー
    ド受信手段と、前記商品コードが示す商品の販売を要求
    する販売要求信号を送信する販売要求送信手段と、商品
    の販売が完了したことを示す販売通知信号を受信する販
    売通知受信手段と、前記販売通知信号に基づいて定まる
    販売金額を前記端末識別コードから定まる利用者に対し
    て課金する課金処理手段と、を備え、 前記自動販売機は、前記販売要求信号を受信する販売要
    求受信手段と、前記販売要求信号の受信に応じて当該販
    売要求信号の示す商品を排出する制御手段と、前記販売
    通知信号を送信する販売通知送信手段と、を備えたこと
    を特徴とする自動販売機システム。
  7. 【請求項7】 前記自動販売機は、前記携帯型端末にお
    いて前記識別コード信号の送信先を特定するための送信
    先通信番号と自己の自販機識別コードとを含んだ通信情
    報信号を送信する通信情報送信手段を備え、 前記携帯型端末は、前記通信情報信号を受信して当該通
    信情報信号から前記送信先通信番号と前記自販機識別コ
    ードとを取得する通信情報受信手段と、を備え、前記自
    動販売機管理装置との通信の確立を前記送信先通信番号
    によりおこなうことを特徴とする請求項6に記載の自動
    販売機システム。
  8. 【請求項8】 携帯型端末と、少なくとも一つの自動販
    売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
    と、が通信回線に接続されて構成された自動販売機シス
    テムにおいて、 前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型端末を識別
    可能な端末識別コードをインターネットを介して送信す
    る端末識別コード送信手段と、前記自動販売機が販売可
    能な商品の情報をWEBページで表わしたWEB商品情
    報をインターネットを介して受信するWEB商品情報受
    信手段と、前記WEB商品情報を表示するWEB商品情
    報表示手段と、前記WEB商品情報のうち所望の商品を
    選択して当該商品を示す商品コードを特定する商品選択
    手段と、前記商品コードをインターネットを介して送信
    する商品コード送信手段と、を備え、 前記自動販売機は、前記端末識別コードを受信する端末
    識別コード受信手段と、自己の自販機識別コードと前記
    端末識別コードとを含んだ識別コード信号を送信する識
    別コード送信手段と、販売許可を示した販売許可信号を
    受信する許可信号受信手段と、前記WEB商品情報をイ
    ンターネットを介して送信するWEB商品情報送信手段
    と、前記商品コードをインターネットを介して受信する
    商品コード受信手段と、前記商品コードの受信に応じて
    当該商品コードの示す商品を排出する制御手段と、商品
    の販売が完了したことを示す販売通知信号を送信する販
    売通知送信手段と、を備え、 前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を受信
    する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づ
    いて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手
    段により商品販売が可能であると判断された際に前記販
    売許可信号を送信する許可信号送信手段と、前記販売通
    知信号を受信する販売通知受信手段と、前記販売通知信
    号に基づいて定まる販売金額を前記端末識別コードから
    定まる利用者に対して課金する課金処理手段と、を備え
    たことを特徴とする自動販売機システム。
  9. 【請求項9】 前記自動販売機は、前記携帯型端末にお
    いて前記端末識別コードの送信先を特定するための送信
    先通信番号と当該自動販売機に格納されたWEBページ
    情報にアクセスするURL(Uniform Reso
    urce Location)とを含んだアクセス情報
    信号を送信するアクセス情報送信手段を備え、 前記携帯型端末は、前記アクセス情報信号を受信して当
    該アクセス情報信号から前記送信先通信番号と前記UR
    Lとを取得するアクセス情報受信手段、を備え、前記自
    動販売機とのインターネットを介した通信の確立を前記
    送信先通信番号および前記URLによりおこなうことを
    特徴とする請求項8に記載の自動販売機システム。
  10. 【請求項10】 携帯型端末と、少なくとも一つの自動
    販売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
    と、を具備し、前記携帯型端末と前記自動販売機との間
    および前記携帯型端末と前記自動販売機管理装置との間
    が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
    において、 前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型端末を識別
    可能な端末識別コードと自動販売機を識別可能な自販機
    識別コードとを含んだ識別コード信号を送信する識別コ
    ード送信手段と、商品の販売許可を示した販売許可信号
    を受信して転送する許可信号転送手段と、商品の販売が
    完了したことを示す販売通知信号を受信して転送する販
    売通知転送手段と、を備え、 前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を受信
    する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づ
    いて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手
    段により商品販売が可能であると判断された際に前記販
    売許可信号を送信する許可信号送信手段と、前記携帯型
    端末から前記販売通知信号を受信する販売通知受信手段
    と、前記販売通知信号に基づいて定まる販売金額を前記
    端末識別コードから定まる利用者に対して課金する課金
    処理手段と、を備え、 前記自動販売機は、前記携帯型端末から前記販売許可信
    号を受信する許可信号受信手段と、前記販売許可信号の
    受信に応じて商品選択を可能な状態にするとともに利用
    者による商品の選択に応じて当該選択された商品を排出
    する制御手段と、前記販売通知信号を送信する販売通知
    送信手段と、を備えたことを特徴とする自動販売機シス
    テム。
  11. 【請求項11】 携帯型端末と、少なくとも一つの自動
    販売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
    と、を具備し、前記携帯型端末と前記自動販売機との間
    および前記携帯型端末と前記自動販売機管理装置との間
    が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
    において、 前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型端末を識別
    可能な端末識別コードと自動販売機を識別可能な自販機
    識別コードと前記自動販売機が販売可能な商品のうちの
    所望の商品を示す商品コードとを含んだ識別コード信号
    を送信する識別コード送信手段と、商品の販売要求を示
    した販売要求信号を受信して転送する販売要求転送手段
    と、商品の販売が完了したことを示す販売通知信号を受
    信して転送する販売通知転送手段と、を備え、 前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を受信
    する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づ
    いて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手
    段により商品販売が可能であると判断された際に前記商
    品コードに対する前記販売要求信号を送信する販売要求
    送信手段と、前記携帯型端末から前記販売通知信号を受
    信する販売通知受信手段と、前記販売通知信号に基づい
    て定まる販売金額を前記端末識別コードから定まる利用
    者に対して課金する課金処理手段と、を備え、 前記自動販売機は、前記携帯型端末から前記販売要求信
    号を受信する販売要求受信手段と、前記販売要求信号の
    受信に応じて当該販売要求信号の示す商品を排出する制
    御手段と、前記販売通知信号を送信する販売通知送信手
    段と、を備えたことを特徴とする自動販売機システム。
  12. 【請求項12】 携帯型端末と、少なくとも一つの自動
    販売機と、各自動販売機を管理する自動販売機管理装置
    と、を具備し、前記携帯型端末と前記自動販売機との間
    および前記携帯型端末と前記自動販売機管理装置との間
    が通信回線に接続されて構成された自動販売機システム
    において、 前記携帯型端末は、利用者または当該携帯型端末を識別
    可能な端末識別コードと自動販売機を識別可能な自販機
    識別コードとを含んだ識別コード信号を送信する識別コ
    ード送信手段と、前記自動販売機が販売可能な商品の情
    報を示す商品情報を受信する商品情報受信手段と、前記
    商品情報を表示する商品情報表示手段と、前記商品情報
    のうち所望の商品を選択して当該商品を示す商品コード
    を特定する商品選択手段と、前記商品コードを送信する
    商品コード送信手段と、商品の販売要求を示した販売要
    求信号を受信して転送する販売要求転送手段と、商品の
    販売が完了したことを示す販売通知信号を受信して転送
    する販売通知転送手段と、を備え、 前記自動販売機管理装置は、前記識別コード信号を受信
    する識別コード受信手段と、前記端末識別コードに基づ
    いて商品販売の可否を判断する判断手段と、前記判断手
    段により商品販売が可能であると判断された際に前記自
    販機識別コードに基づいて定まる商品情報を送信する商
    品情報送信手段と、前記商品コードを受信する商品コー
    ド受信手段と、前記商品コードに対する前記販売要求信
    号を送信する販売要求送信手段と、前記携帯型端末から
    前記販売通知信号を受信する販売通知受信手段と、前記
    販売通知信号に基づいて定まる販売金額を前記端末識別
    コードから定まる利用者に対して課金する課金処理手段
    と、を備え、 前記自動販売機は、前記携帯型端末から前記販売要求信
    号を受信する販売要求受信手段と、前記販売要求信号の
    受信に応じて当該販売要求信号の示す商品を排出する制
    御手段と、前記販売通知信号を送信する販売通知送信手
    段と、を備えたことを特徴とする自動販売機システム。
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