JP2002298052A - 取引管理システム、取引管理方法、支払管理装置及びサーバ装置 - Google Patents

取引管理システム、取引管理方法、支払管理装置及びサーバ装置

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JP2002298052A
JP2002298052A JP2001102203A JP2001102203A JP2002298052A JP 2002298052 A JP2002298052 A JP 2002298052A JP 2001102203 A JP2001102203 A JP 2001102203A JP 2001102203 A JP2001102203 A JP 2001102203A JP 2002298052 A JP2002298052 A JP 2002298052A
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electronic coupon
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Yutaka Sada
豊 佐田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の向上に寄与することができる取引管
理システム等を提供する。 【解決手段】 ユーザ端末10の電子クーポン送信手段
12は電子クーポン記憶手段11に記憶されている電子
クーポンを読出して送信し、ユーザ端末識別情報送信手
段14はユーザ端末識別情報記憶手段13に記憶されて
いるユーザ端末識別情報(UID)を読出して送信す
る。支払管理装置20の電子クーポン受信手段21は受
信した電子クーポンを会計処理手段22に供給し、会計
処理手段22は供給された電子クーポンに応じた会計処
理を実行する。ユーザ端末識別情報受信手段23は受信
したUIDを使用情報送信手段24に供給し、使用情報
送信手段24はユーザの電子クーポンの使用情報等を供
給されたUIDと共に使用情報として送信する。使用情
報受信手段31は、受信した使用情報を購買履歴として
UIDに対応付けて購買履歴記録装置40に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信技術を用
いて、電子的に発行されたクーポン券(電子クーポン)
を用いた取引(発行、配布、使用、決済等)を実現する
取引管理システム、取引管理方法、及び関連する支払管
理装置及び電子クーポン利用端末に関する。
【0002】
【従来の技術】購入価格の割引等を提供するためのクー
ポン券を用いた取引を実現する従来技術として、印刷さ
れたクーポン券を用いたシステムが知られている。
【0003】しかしながら、このシステムでは、クーポ
ン券を印刷し、新聞広告等によって配布する必要がある
ため、クーポン券の作成及び配布のコストが高い。
【0004】この問題を解決するために、電子的に発行
されたクーポン券(電子クーポン)を、WWW(Wor
ld Wide Web)サービスや電子メールサービ
スを通じて携帯型情報端末に配布し、電子クーポンを携
帯端末のディスプレイに表示することで利用を可能とす
るシステムが知られている。例えば、レンタルビデオ店
による、携帯型情報端末に電子クーポンを提供するシス
テムがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、WWW
サービス等を通じて電子クーポンを携帯型情報端末に配
布するシステムでは、携帯型情報端末の画面が小さいた
め、電子クーポン使用時に画面表示を確認し難いという
問題がある。さらに、プライバシーの面から、携帯型情
報端末の所有者が、携帯型情報端末の画面の提示を嫌が
る場合があるという問題もある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、電子クーポ
ン使用時に、携帯情報端末の画面の提示を不要にする取
引管理システム、取引管理方法、及び関連する支払管理
装置及び電子クーポン利用端末を提供することを目的と
する。
【0007】さらに、本発明は、電子クーポンの発行、
配布、使用、決済を含む電子クーポン取引を実現する取
引管理システム、取引管理方法、及び関連する支払管理
装置及び電子クーポン利用端末を提供することも目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による取引管理シ
ステム及び取引管理方法は、サーバ装置が、ユーザ端末
から支払管理装置に送信された電子クーポンに応じて、
電子クーポンを発行した者(支払者)と電子クーポンが
使用された者(受取者)との間の決済に関する情報を生
成するものであって、前記ユーザ端末は、電子クーポン
を記憶する電子クーポン記憶手段と、該電子クーポン記
憶手段に記憶された電子クーポンを無線で送信する電子
クーポン送信手段とを有し、前記支払管理装置は、該ユ
ーザ端末からの電子クーポンを受信する電子クーポン受
信手段と、受信した電子クーポンに応じた会計処理を実
行する会計処理手段と、受信した電子クーポンに応じ
て、使用された電子クーポンに関する情報を生成し送信
する使用情報送信手段とを有し、前記サーバ装置は、前
記支払者と前記受取者との間のサービス負担に関する情
報を設定可能なサービス負担設定手段と、前記使用され
た電子クーポンに関する情報と、前記サービス負担に関
する情報とを用いて生成された、前記支払者と前記受取
者との間の決済に関する情報を記憶する決済レコード記
憶手段とを備えるものである。
【0009】本発明による取引管理システム及び取引管
理方法によれば、サーバ装置が、ユーザ端末により無線
を介して支払管理装置に送信された電子クーポン、すな
わち、使用された電子クーポンに関する情報と、サービ
ス負担に関する情報とを用いて、支払者と受取者との間
の決済に関する情報を生成し、それによって、電子クー
ポンを用いた取引における支払者と受取者との間の決済
を行うことができる。
【0010】上述の取引管理システム及び取引管理方法
において、ユーザ端末が、ユーザ端末識別情報を記憶す
るユーザ端末識別情報記憶手段と、該ユーザ端末識別情
報記憶手段に記憶されたユーザ端末識別情報を無線で送
信するユーザ端末識別情報送信手段とを有し、支払管理
装置が、該ユーザ端末からのユーザ端末識別情報を受信
するユーザ端末識別情報受信手段を有し、支払管理装置
の使用情報送信手段が、受信した電子クーポン及びユー
ザ端末識別情報に応じて、前記使用された電子クーポン
に関する情報を生成し送信することが好ましい。
【0011】この場合、支払管理装置の使用情報送信手
段が、受信した電子クーポン及びユーザ端末識別情報に
応じて、使用された電子クーポンに関する情報を生成す
るため、支払管理装置の設置されている店舗による電子
クーポンの不正使用の防止に寄与することができる。ま
た、ユーザ端末のユーザ端末識別情報送信手段及び支払
管理装置のユーザ端末識別情報受信手段において、Bl
uetooth技術を用いることにより、同技術の誤接
防止機能及び盗聴防止機能によって、より安全な電子ク
ーポンの使用環境を実現することができる。
【0012】また、上述の取引管理システム及び取引管
理方法において、ユーザ端末識別情報又は使用された電
子クーポンの少なくとも一つに応じて、ユーザの購買履
歴情報を記録する購買履歴記録装置を備えることが好ま
しい。
【0013】この場合、購買履歴記録装置が、支払管理
装置が受信したユーザ端末識別情報又は電子クーポンの
少なくとも一つを基に、ユーザの購買履歴情報を生成し
記録するため、CRM(Customer Relat
ionship Management)、パーソナル
マーケティング、リレーショナルマーケティングを実現
することができる。
【0014】上述の取引管理システム及び取引管理方法
において、サーバ装置が、前記支払管理装置空の要求に
応じて、前記電子クーポンを生成し、該支払管理装置に
供給する電子クーポン生成手段を有し、支払管理装置
が、前記ユーザ端末に前記電子クーポンを供給する電子
クーポン供給手段を有することが好ましい。
【0015】この場合、サーバ装置の電子クーポン生成
手段が、支払管理装置の要求に応じて電子クーポンを生
成し、支払管理装置の電子クーポン供給手段が、ユーザ
端末に電子クーポンを供給するため、支払管理装置によ
ってユーザ端末に対して電子クーポンを発行することが
できる。
【0016】上述の取引管理システム及び取引管理方法
において、サーバ装置が、電子クーポンをネットワーク
経由でユーザ端末に供給するネットワーク経由電子クー
ポン供給手段を有することが好ましい。
【0017】この場合、サーバ装置のネットワーク経由
電子クーポン供給手段が、電子クーポンを、ネットワー
ク経由でユーザ端末に供給するため、サーバ装置が、電
子クーポンをユーザ端末に対して発行することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1に係る取引管理シス
テムの構成)図1は、本発明の一実施形態に係る取引管
理システムのハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【0019】この取引管理システムによって、ユーザ
(顧客)は、ユーザ端末(電子クーポン利用端末)に記
憶された電子クーポンを使用することができる。
【0020】この取引管理システムは、電子クーポン3
01を使用することができるユーザ端末10と、店舗等
において支払を管理する支払管理装置30と、電子クー
ポン301を用いた取引の管理を行う取引管理サーバ装
置50とを有する。
【0021】ユーザ端末10は、図1に示すように、ユ
ーザ端末10全体を統括的に制御するCPU11にメモ
リ、フラッシュメモリ等の記憶装置12が接続されてい
る。CPU11には、また、操作装置13、表示装置1
4、無線アンテナを装備した無線通信インターフェイス
(I/F)15が接続されている。
【0022】ユーザ端末10は、例えば、携帯電話端
末、PHS(Personal Handyphone
System)端末、PDA(Personal D
igital Assistants)等の携帯型情報
端末からなる。例えば、操作装置13は、携帯型情報端
末のプッシュボタンやダイアルボタン等のデータ入力部
からなり、表示装置14は、携帯型情報端末のディスプ
レイ等のデータ表示部からなる。
【0023】支払管理装置30は、図1に示すように、
支払管理装置30全体を統括的に制御するCPU31に
メモリ、HDD等の記憶装置32が接続されている。C
PU31には、また、操作装置33、表示装置34、無
線アンテナを装備した無線通信インターフェイス(I/
F)35、ネットワーク1に接続された通信I/F36
が接続されている。通信I/F36は、モデム、TA等
としての通信機能を内蔵していてもよいし、外付けのモ
デム、TA等の通信機器に接続されていてもよい。
【0024】支払管理装置30は、例えば、店舗等に設
置されたPOSレジスタからなる。例えば、操作装置3
3は、POSレジスタのキーボード、タッチパネルやバ
ーコードスキャナ等のデータ入力部からなり、表示装置
34は、POSレジスタのディスプレイ等のデータ表示
部からなる。
【0025】取引管理サーバ装置50は、図1に示すよ
うに、取引管理サーバ装置全体を統括的に制御するCP
U51にメモリ、HDD等の記憶装置52が接続されて
いる。CPU51には、また、操作装置53、表示装置
54、ネットワーク1に接続された通信I/F55が接
続されている。通信I/F55は、イーサネット(登録
商標)、モデム、TA等としての通信機能を内蔵してい
てもよいし、外付けのイーサーネットハブ/ルーター、
モデム、TA等の通信機器に接続されていてもよい。
【0026】取引管理サーバ装置50は、例えば、電子
クーポン取引サービスを提供する事業者や、決済を必要
とする当事者によって管理される。例えば、操作装置5
3は、取引管理サーバ装置50のキーボードやマウス等
のデータ入力部からなり、表示装置54は、取引管理サ
ーバ装置50のディスプレイ等のデータ表示部からな
る。
【0027】無線通信方式として、Bluetooth
やIrDA等を用いることが可能である。
【0028】図2は、ユーザ端末10、支払管理装置3
0及び取引管理装置50において、制御プログラムが実
行されることにより実現される機能を示す図である。
【0029】ユーザ端末10は、電子クーポン301を
記憶する電子クーポン記憶手段21と、該電子クーポン
記憶手段21に記憶された電子クーポン301を無線で
送信する電子クーポン送信手段22と、ユーザ端末識別
情報を記憶するユーザ端末識別情報記憶手段23と、該
ユーザ端末識別情報記憶手段23に記憶されたユーザ端
末識別情報を無線で送信するユーザ端末識別情報送信手
段24と、ユーザ端末を操作する操作手段25と、電子
クーポン301等を表示する表示手段26とから構成さ
れるものである。ここで、電子クーポン記憶手段21
は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリでもよい
し、記憶されているクーポンの改ざんを妨げるために耐
タンパメモリを利用してもよい。
【0030】ユーザは、操作手段25を操作することに
よって、表示手段26に表示されている電子クーポン3
01を送信することができる。
【0031】前記記憶装置12によって電子クーポン記
憶手段21及びユーザ端末識別情報記憶手段23が構成
されており、前記無線通信I/F15によって電子クー
ポン送信手段22及びユーザ端末識別情報送信手段24
が構成されており、操作装置13によって操作手段26
が構成されており、表示装置14によって表示手段26
が構成されている。
【0032】支払管理装置30は、該ユーザ端末10か
らの電子クーポン301を受信する電子クーポン受信手
段41と、該電子クーポン受信手段41が受信した電子
クーポン301に応じた会計処理を実行する会計処理手
段42と、該ユーザ端末10からのユーザ端末識別情報
を受信するユーザ端末識別情報受信手段43と、使用情
報を取引管理サーバ装置50に送信する使用情報送信手
段44と、支払管理装置を操作する操作手段45と、合
計金額等の計算結果を表示する表示手段46とから構成
されるものである。
【0033】支払管理装置30の操作者は、会計処理手
段42によって与えられた割引額等の会計処理結果に応
じて、支払管理装置45を操作して商品等の代金を計算
し、その計算結果が表示手段46に表示される。
【0034】無線通信I/F35によって電子クーポン
受信手段41及びユーザ端末識別情報受信手段43が構
成されており、通信I/F36によって使用情報送信手
段44が構成されており、操作装置33によって操作手
段45が構成されており、表示装置34によって表示手
段46が構成されており、会計手段42が記憶装置32
に記憶されている。
【0035】取引管理サーバ装置50は、前記支払管理
装置30に、公衆回線または専用回線を介して接続され
ており、支払管理装置30から前記使用情報を受信する
使用情報受信手段61と、各店舗で使用された電子クー
ポン取引情報を管理する電子クーポン取引情報記憶手段
62と、取引管理サーバ装置を操作する操作手段63
と、表示手段64と、購買履歴記録装置70と、決済に
関する情報を記憶する決済レコード記憶装置80と、サ
ービス負担設定装置90とから構成されるサーバ装置で
ある。ここで、支払者とは、電子クーポンを発行した
者、すなわち、電子クーポンを発行した支払管理装置3
0の設置者やサーバ装置50の設置者である。また、受
取者とは、電子クーポンが使用された者、すなわち、ユ
ーザ端末10により送信された電子クーポン301を受
信した支払管理装置30の設置者である。電子クーポン
が使用された場合、決済に関する情報に応じて、支払者
と受取者との間で決済を行う、すなわち、例えば、支払
者が受取者に対して金銭の支払を行う。
【0036】購買履歴記録装置70は、前記ユーザ端末
識別情報又は使用された電子クーポン301の少なくと
も一つに応じて、ユーザの購買履歴情報を記録する購買
履歴記録手段である。決済レコード記憶装置80は、決
済に関する情報を記憶する決済レコード記憶手段であ
る。サービス負担設定装置90は、決済に関する情報で
特定された支払者と受取者と間の決済における支払額を
決定するためのサービス負担に関する情報を設定可能で
あるサービス負担設定手段である。
【0037】通信I/F55によって使用情報受信手段
61が構成されており、記憶装置52によって電子クー
ポン取引情報記憶手段62、購買履歴記録装置70及び
決済レコード記憶装置80が構成されており、操作装置
53によって操作手段63が構成されており、表示装置
54によって表示手段64が構成されている。サービス
負担設定装置90は、記憶装置52に記憶されている。
例えば、電子クーポン取引情報記憶手段62、購買履歴
記録装置70及び決済レコード記憶装置80は、リレー
ショナルデータベースマネージメントシステム(RDB
MS)で構成されている。
【0038】図3に、電子クーポン301の一例を示
す。電子クーポン301は、「電子クーポン識別情報
(ID)」及び「割引に関する情報」を少なくとも有す
る。本実施形態では、「割引に関する情報」として、例
えば、1ポイントで100円相当の割引が受けられると
いうような、電子クーポン301の金銭的価値を示す情
報である「ポイント数」を用いる。
【0039】また、電子クーポン301は、オプション
として、「有効期限」、「発行者ID」、「電子クーポ
ン画像データ」等を有することができる。
【0040】また、図3に、使用情報302の一例を示
す。使用情報302は、「使用電子クーポンID」、
「使用ポイント数」、「使用店舗ID(または使用支払
管理装置ID)」を少なくとも有する、使用された電子
クーポンに関する情報である。
【0041】また、使用情報302は、オプションとし
て、「有効期限」、「発行者ID」、「使用者ID」、
「商品購入情報」等を有することができる。
【0042】「使用電子クーポンID」及び「使用ポイ
ント数」は、それぞれ、電子クーポン内の「電子クーポ
ンID」及び「ポイント数」に対応し、「有効期限」及
び「発行者ID」は、それぞれ、電子クーポン内の「有
効期限」及び「発行者ID」に対応する。「使用店舗I
D(または使用支払管理装置ID)」は、電子クーポン
を受信した支払管理装置によって挿入される。また、支
払管理装置は「商品購入情報」を使用情報に挿入するこ
ともできる。「使用者ID」には、受信したユーザ端末
識別情報を挿入する。
【0043】図4に、電子クーポン取引情報記憶手段6
2が管理する使用電子クーポン情報レコード303の一
例を示す。使用電子クーポン情報レコード303は、使
用情報受信手段61によって受信された使用情報302
から得られたもので、「使用店舗ID」、「発行者I
D」、「使用ポイント数」、「使用電子クーポンID」
を有する。
【0044】電子クーポン取引情報記憶手段62は、各
支払管理装置30が使用情報302内で「使用支払管理
装置ID」を送信する場合に備えて、「使用支払管理装
置ID」と「使用店舗ID」を対応付ける使用店舗ID
決定テーブル306を有することもできる。使用店舗I
D決定テーブル306は、操作手段63を用いて設定す
ることができる。電子クーポン取引情報記憶手段62
は、使用情報302内に「使用店舗ID」と「使用支払
管理装置ID」のどちらが含まれているかを区別するた
めに、使用情報内302に区別用フラグを設ける、また
は「使用店舗ID」と「使用支払管理装置ID」の番号
空間を変更することができる。例えば、区別用フラグ
「0」のときは「使用店舗ID」が含まれており、区別
用フラグが「1」のときは「使用支払管理装置ID」が
含まれているとすることができる。または、例えば、
「000〜499」を「使用店舗ID」用の番号空間
と、「500〜999」を「使用支払管理装置ID」の
番号空間とすることができる。
【0045】また、図4に、購買履歴記録装置70が記
憶する購買履歴レコード304の一例を示す。購買履歴
レコード304は、使用情報受信手段61によって受信
された使用情報302から得られたもので、「ユーザI
D」、「使用電子クーポンID」、「商品購入情報」等
を有する。
【0046】また、購買履歴記録装置70は、同一ユー
ザが複数の携帯型情報端末を有する場合、同一ユーザに
対して複数の「ユーザID」が付与されるという弊害を
除去するために、「使用者ID」と「ユーザID」を対
応付けるユーザID決定テーブル307を有することも
できる。ユーザID決定テーブル307は、操作手段6
3を用いて設定することができる。なお、購買履歴記録
装置70は、取引管理サーバ装置50と別個に設けられ
てもよく、各店舗等に設置されていてもよい。
【0047】図5に、決済レコード記憶装置80が記憶
する決済レコード305の一例を示す。本実施形態で
は、「決済に関する情報」として、この決済レコード3
05を用いる。決済レコード記憶装置80は、電子クー
ポン取引情報記憶手段62に記憶された使用電子クーポ
ン情報レコード303を基に、決済レコード305を生
成し記憶する。決済レコード305は、「支払者I
D」、「受取者ID」、「ポイント数」を少なくとも有
する。「支払者ID」には使用電子クーポン情報レコー
ド303の「発行者ID」が挿入され、「受取者ID」
には使用電子クーポン情報レコード303の「使用店舗
ID」が挿入される。「ポイント数」には、該当する
「発行者ID」と「使用店舗ID」の組み合わせを有す
る使用電子クーポン情報レコード303の「ポイント
数」の合計が挿入される。
【0048】以下の例を用いて、決済レコード305を
生成する方法を説明する。例えば、A社がB社で使用で
きる電子クーポンを発行し、B社がA社で使用できる電
子クーポンを発行し、A社で使用された電子クーポンの
合計が100ポイントであり、B社で使用された電子ク
ーポンの合計が80ポイントである場合を想定する。
【0049】本実施形態では、決済レコード記憶装置8
0が、「受取者ID」=A社のIDで「支払者ID」=
B社のIDである決済レコード305aと、「受取者I
D」=B社のIDで「支払者ID」=A社のIDである
決済レコード305bを生成する。決済レコード305
aの「ポイント数」には、電子クーポン取引情報記憶手
段62内の「使用店舗ID」=A社のIDで「発行者I
D」=B社のIDである複数の使用電子クーポン情報レ
コード303の「ポイント数」の合計が挿入され(この
例では「ポイント数」=80となる)、決済レコード3
05bの「ポイント数」には、電子クーポン取引情報記
憶手段62内の「使用店舗ID」=B社のIDで「発行
者ID」=A社のIDである複数の使用電子クーポン情
報レコード303の「ポイント数」の合計が挿入される
(この例では「ポイント数」=100となる)。このよ
うにして、決済レコード記憶装置80は、決済レコード
305を生成し記憶する。
【0050】また、図5に、サービス負担設定装置90
において設定することができるサービス負担テーブル3
08の一例を示す。サービス負担テーブル308は、
「支払者ID」、「受取者ID」、「サービス負担率」
を少なくとも有する。「サービス負担率」は、決済レコ
ード305の「支払者ID」に対応する支払者及び該決
済レコード305の「受取者ID」に対応する受取者の
間の決済において、該支払者が該受取者に支払う額を決
定するために使用される。例えば、決済レコード305
の「ポイント数」に、該決済レコード305の「支払者
ID」と「受取者ID」の組み合わせに対応する、サー
ビス負担テーブル308の「サービス負担率」を乗じた
ものを、該支払者が該受取者に支払う額とすることがで
きる。この「サービス負担率」を変更することによっ
て、前記支払者と前記受取者の間の決済において支払う
額を自由に設定することができる。本実施形態におい
て、「サービス負担に関する情報」として、この「サー
ビス負担率」を用いる。
【0051】上述の例において、サービス負担テーブル
308の設定を、「受取者ID」=A社のIDで「支払
者ID」=B社のIDである場合、「サービス負担率」
=xとし、「受取者ID」=B社のIDで「支払者I
D」=A社のIDである場合、「サービス負担率」=y
とすると、A社がB社に請求する金額は、(80x)円
となり、B社がA社に請求する金額は、(100y)円
となる。ここで、x、yの値を変更することによって、
A社、B社の電子クーポンサービス利用に対する負担額
が変更される。
【0052】(実施形態1に係る取引管理システムの動
作)上記構成を有する取引管理システムの動作は、以下
の手順により実施することができる。図6は、本実施形
態に係る取引管理システムの動作を示すタイムチャート
図である。
【0053】図6に示すように、ステップ101におい
て、ユーザ端末10の電子クーポン送信手段22が、ユ
ーザ端末10の電子クーポン記憶手段21に記憶されて
いる電子クーポン301を、支払管理装置30に対して
無線で送信する。また、ユーザ端末10のユーザ端末識
別情報送信手段24が、ユーザ端末10のユーザ端末識
別情報記憶手段23に記憶されたユーザ端末識別情報
を、支払管理装置30に対して無線で送信する。そし
て、支払管理装置30の電子クーポン受信手段41及び
ユーザ端末識別情報受信手段43が、それぞれ電子クー
ポン301及びユーザ端末識別情報を受信する。
【0054】電子クーポン301には、「電子クーポン
識別情報(ID)」、「ポイント数」、「有効期限」、
「発行者ID」、「電子クーポン画像データ」が含まれ
ている(図3参照)。「電子クーポンID」は、システ
ムごとに固有としてもよいし、発行者ごとに固有として
もよい。「電子クーポンID」「ポイント数」、「発行
者ID」、「電子クーポン画像データ」は、該電子クー
ポン301の発行時に付与されたものである。「発行者
ID」は、該電子クーポン301を発行した支払管理装
置30若しくは取引管理サーバ装置50のIDである。
【0055】ユーザ端末識別情報は、電子クーポン30
1と別個に送信される代わりに、電子クーポン301と
共に送信されてもよい。ユーザ端末識別情報として、B
luetoothアドレスを用いることができる。
【0056】ステップ102において、支払管理装置3
0の受信手段41が、受信した電子クーポン301に有
効期限についての情報が含まれている場合、その有効期
限が経過しているか否かを検査する。有効期限が経過し
ている場合(ステップ102における検査結果がNGで
ある場合)、ステップ103以降の処理を実行せずに終
了する。その結果、支払管理装置30の操作者は、電子
クーポン301が使用されない場合と同様に、操作手段
45を用いて、商品等の代金を計算する。
【0057】有効期限が経過していない場合(ステップ
102における検査結果がOKである場合)、次のステ
ップ103に進む。
【0058】ステップ103において、支払管理装置3
0の会計処理手段42が、受信した電子クーポン301
に含まれる「ポイント数に応じた割引額」を表示手段4
6に送り、表示手段46が、該割引額を表示する。その
割引額に応じて、操作者は、操作手段45を用いて商品
等の代金を計算する。この際、操作者は、「1ポイント
あたりの割引額」を、操作手段45を用いて事前に会計
処理手段42に登録しておかなくてはならない。例え
ば、1ポイントにつき100円の割引額を登録しておい
た場合、1ポイントを有する電子クーポンを受信した場
合、商品等の代金から100円割り引くことになる。
【0059】ステップ104において、支払管理装置3
0の使用情報送信手段44が、受信した電子クーポンに
応じて、使用情報302を生成し、取引管理サーバ装置
50に送信する。ここで、支払管理装置30と取引管理
サーバ装置50を結ぶ回線は、必ずしも常時オンライン
接続ではない。その場合は、支払管理装置30が、一定
時間、使用情報302を記録した後、この回線を接続し
て取引管理サーバ装置50にバッチで送信することとな
る。
【0060】使用情報送信手段44は、電子クーポン受
信手段41が受信した電子クーポン301に含まれる
「電子クーポンID」、「使用ポイント数」、「有効期
限」、「発行者ID」を用いて、使用情報302を生成
する。また、使用情報送信手段44は、支払管理装置3
0に記憶されている「使用店舗ID」または「使用支払
管理装置ID」のうちのどちらか一方を使用情報302
に挿入する。さらに、支払管理装置30の操作者が操作
手段45を用いて入力したユーザの購入した商品に係る
情報に応じて、使用情報送信手段44は、商品情報及び
購入数からなる「商品購入情報」を生成し使用情報30
2に挿入する。さらに、使用情報送信手段44は、ユー
ザ端末識別情報受信手段43が受信したユーザ端末識別
情報を、「使用者ID」として使用情報302に挿入す
る。
【0061】取引管理サーバ装置50が、「使用店舗I
D(または支払管理装置ID)」及び「使用者ID」を
必要とするために、各店舗は、それらの情報なしでは、
実際に使用されていない電子クーポン301を、あたか
も使用されたように不正使用することはできない。その
結果、該不正使用の防止に寄与することができる。
【0062】ステップ105aにおいて、取引管理サー
バ装置50の使用情報受信手段61が、該使用情報30
2を受信し、「使用店舗ID」、「発行者ID」、「使
用ポイント数」、「電子クーポンID」を含む使用電子
クーポン情報レコード303を生成し、電子クーポン取
引情報記憶手段62に「使用店舗ID」ごとに記憶す
る。「使用店舗ID」の代わりに「使用支払管理装置I
D」が含まれている場合は、使用店舗ID決定テーブル
306から、対応する「使用店舗ID」を決定し、その
結果を用いて使用電子クーポン情報レコード303を生
成し記憶する。
【0063】ステップ106aにおいて、決済レコード
記憶装置80が、電子クーポン取引情報記憶手段62に
記憶されている使用電子クーポン情報レコード303か
ら、「支払者ID」、「受取者ID」、「ポイント数」
を含む決済レコード305を生成し、「支払者ID」と
「受取者ID」の組み合わせごとに記憶する。
【0064】この決済レコード305の「ポイント
数」、「支払者ID」、「受取者ID」を用いて、該
「支払者ID」に対応する支払者と該「受取者ID」に
対応する受取者との間の決算を行うことができる。ま
た、当該レコードに対応するサービス負担テーブル30
8の「サービス負担率」を用いて、該支払者と該受取者
との間の決済において支払う額を自由に設定することが
できる。
【0065】ステップ105bにおいて、購買履歴記録
装置70は、取引管理サーバ装置50の使用情報受信手
段61から使用情報302を受信する。
【0066】また、購買履歴記録装置70が、各店舗等
に設置される場合、支払管理装置30の使用情報送信手
段44から使用情報302を受信してもよい。
【0067】ステップ106bにおいて、購買履歴記録
装置70は、「ユーザID」、「使用電子クーポンI
D」、「商品購入情報」を含む購買履歴レコード304
を生成し、「ユーザID」ごとに記憶する。購買履歴記
録装置70は、ユーザID決定テーブル307を用い
て、使用情報302に含まれる「使用者ID」に対応す
る「ユーザID」を決定する。
【0068】ステップ105aから106aと、ステッ
プ105bから106bとは、並行して行われる。
【0069】(実施形態1の取引管理システムによる作
用及び効果)本実施形態では、ユーザ端末10に電子ク
ーポン送信手段22を、支払管理装置30に電子クーポ
ン受信手段41を設けたことにより、電子クーポン30
1の使用時に携帯型情報端末の画面の提示が不要にな
り、画面表示を確認し難いという問題および画面提示の
提示を嫌がる場合があるという問題が共に解決される。
【0070】また、本実施形態では、取引管理サーバ装
置50が、各店舗に対して使用情報302として「使用
者ID」と「使用店舗ID」を要求することにより、各
店舗による不正使用の防止に寄与することができる。
【0071】また、本実施形態では、ユーザ端末10の
ユーザ端末識別情報送信手段14、支払管理装置20の
ユーザ端末識別情報受信手段23において、Bluet
ooth技術を用いることにより、同技術の誤接防止機
能及び盗聴防止機能によって、より安全な電子クーポン
301の使用環境を実現することができる。
【0072】また、Bluetoothアドレスは、機
器ごとに固有であるため、ユーザ端末識別情報として、
Bluetoothアドレスを用いることによって、ユ
ーザ特定における信頼度を向上させることができる。
【0073】さらに、購買履歴記録装置40に記憶され
た「ユーザID」ごとの「電子クーポンID」及び「商
品購入情報」により、CRM(Customer Re
lationship Management)、パー
ソナルマーケティング、リレーショナルマーケティング
を実現することができる。
【0074】(実施形態2に係る取引管理システムの構
成)図7は、本発明の一実施形態に係る取引管理システ
ムの機能図である。
【0075】この取引管理システムによって、さらに、
顧客すなわちユーザ端末10に対して、電子クーポン3
01を供給することができる。
【0076】本実施形態では、支払管理装置30が、取
引管理サーバ装置50に電子クーポン発行要求309を
送信する電子クーポン発行要求手段49と、取引管理サ
ーバ装置50から供給された電子クーポン301を受信
し、ユーザ端末10に電子クーポン301を供給する電
子クーポン供給手段48をさらに有する。
【0077】ここで、通信I/F35によって電子クー
ポン供給手段48が構成されており、通信I/F36に
よって電子クーポン発行要求手段49が構成されてい
る。
【0078】図8に、電子クーポン発行要求309の一
例を示す。電子クーポン発行要求309は、該電子クー
ポン発行要求309を送信する「店舗ID(または支払
管理装置ID)」、発行する電子クーポン301が含む
「ポイント数」を少なくとも有する。また、電子クーポ
ン発行要求309は、オプションとして、「有効期限」
等を有することができる。
【0079】また、取引管理サーバ装置50が、電子ク
ーポン301を生成し、支払管理装置30に供給する電
子クーポン生成装置69と、ネットワーク経由で電子ク
ーポン301をユーザ端末10に供給するネットワーク
経由電子クーポン供給手段68とをさらに有する。
【0080】ここで、通信I/F55によって電子クー
ポン生成手段69が構成されている。
【0081】図9に示すように、ネットワーク経由電子
クーポン供給手段68は、電子クーポン301をユーザ
端末10にダウンロードさせるWWWサーバ手段及びF
TPサーバ手段、電子クーポン301を電子メールでユ
ーザ端末10に送信する電子メールサーバ手段等を有す
る。ネットワーク経由電子クーポン供給手段68によっ
て電子クーポン301を供給するためには、ユーザ端末
10に、WWWブラウザ手段、FTP通信手段、電子メ
ール手段を装備する必要がある。
【0082】ネットワーク経由電子クーポン供給手段6
8によって電子クーポン301を供給する第1の方法で
は、ユーザが、ユーザ端末10のWWWブラウザ手段を
用いて、ネットワーク経由電子クーポン供給手段68の
WWWサーバ手段が有するHTMLページにHTTPア
クセスする。そこで、ユーザは、ユーザ端末10のWW
Wブラウザ手段を用いて、該HTMLページに表示され
た電子クーポン301の中から好みのものをダウンロー
ドする。ユーザ端末10のWWWブラウザ手段は、ダウ
ンロードされた電子クーポン301を、ユーザ端末10
の電子クーポン記憶手段11に送信し、ダウンロードさ
れた電子クーポン301は、ユーザ端末10の電子クー
ポン記憶手段11によって受信され記憶される。ネット
ワーク経由電子クーポン供給手段68が電子クーポンを
ダウンロードしたユーザ端末10のユーザ識別情報を必
要とする場合は、HTTPヘッダから得られるユーザ端
末情報を利用するか、または該HTMLページにアクセ
スする際に、ユーザ識別情報をユーザに入力させるよう
に設計する。
【0083】第2の方法では、ユーザが、ユーザ端末1
0のFTP通信手段を用いて、ネットワーク経由電子ク
ーポン供給手段68のFTPサーバ手段にFTP接続す
る。そこで、ユーザは、ユーザ端末10のFTP通信手
段を用いて、好みの電子クーポン301のデータファイ
ルをダウンロードする。ユーザ端末10のFTP通信手
段は、ダウンロードされた電子クーポン301を、ユー
ザ端末10の電子クーポン記憶手段11に送信し、ダウ
ンロードされた電子クーポン301は、ユーザ端末10
の電子クーポン記憶手段11によって受信され記憶され
る。
【0084】第3の方法では、ネットワーク経由電子ク
ーポン供給手段68の電子メール手段が、電子クーポン
301を電子メールでユーザ端末10に送信する。ユー
ザ端末10の電子メール手段は、該電子メールを受信
し、該電子クーポン301をユーザ端末10の電子クー
ポン記憶手段11に送信し、該電子クーポン301は、
ユーザ端末10の電子クーポン記憶手段11によって受
信され記憶される。
【0085】(実施形態2に係る取引管理システムの動
作)上記構成を有する取引管理システムの動作は、以下
の手順により実施することができる。図10は、本実施
形態に係る取引管理システムにおいて、支払管理装置3
0がユーザ端末10に電子クーポン301を供給する動
作を示す図である。
【0086】図10に示すように、ステップ201にお
いて、支払管理装置30の電子クーポン発行要求手段4
9が、取引管理サーバ装置50に対して、電子クーポン
発行要求309を送信する。
【0087】電子クーポン発行要求309は、「店舗I
D(または支払管理装置ID)」、「ポイント数」、
「有効期限」を有するものとする(図8参照)。
【0088】ステップ202において、取引管理サーバ
装置50の電子クーポン生成装置69が、該電子クーポ
ン発行要求309に基づき、電子クーポン301を生成
する。
【0089】電子クーポン生成装置69は、受信した電
子クーポン発行要求309に含まれる「店舗ID(また
は支払管理装置ID)」、「ポイント数」、「有効期
限」を、それぞれ電子クーポン301内の「発行者I
D」、「ポイント数」、「有効期限」とする。また、電
子クーポン生成装置69は、「電子クーポン画像デー
タ」も電子クーポン301に挿入する。「電子クーポン
画像データ」は、画像情報を有する実データであっても
よいし、URL等の画像情報の保存先へのリンクデータ
であってもよい。
【0090】ステップ203において、取引管理サーバ
装置50の電子クーポン生成装置69が、生成した電子
クーポン301を支払管理装置30に供給する。そし
て、支払管理装置30の電子クーポン供給手段48が、
取引管理サーバ装置50から供給された電子クーポン3
01を受信する。
【0091】ステップ204において、支払管理装置3
0の電子クーポン供給手段48が、ユーザ端末10に対
して電子クーポン301を供給する。
【0092】最後に、ステップ205において、ユーザ
端末10の電子クーポン記憶手段11が、支払管理装置
30によって供給された電子クーポン301を受信し記
憶する。
【0093】(実施形態2に係る取引管理システムによ
る作用及び効果)本実施形態では、支払管理装置30に
電子クーポン供給手段48を、取引管理サーバ装置50
にネットワーク経由電子クーポン供給手段68を設けた
ことにより、複数の方法で、ユーザ端末10に対して電
子クーポン301を発行することができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子クーポン使用時に無線通信技術を用いることによって
携帯情報端末の画面の提示を不要にすることができ、携
帯型情報端末の画面表示を確認し難いという問題、およ
び、携帯型情報端末の所有者が、携帯型情報端末の画面
の提示を嫌がる場合があるという問題を解決することが
できる。
【0095】また、本発明によれば、電子クーポンの発
行、配布、使用、決済を含む、電子クーポンを用いた取
引を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取引管理システムのハードウエア
構成を示すブロック図である。
【図2】ユーザ端末、支払管理装置及び取引管理装置に
おいて、制御プログラムが実行されることにより実現さ
れる機能を示すブロック図である。
【図3】本発明の電子クーポン及び使用情報のフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図4】本発明の使用電子クーポン情報レコード及び購
買履歴レコードを生成する機能を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の決済レコード及びサービス負担テーブ
ルを生成する機能を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る取引管理システムに
おいて、ユーザ端末に記憶された電子クーポンを使用す
る動作を示すタイムチャート図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る取引管理システムの
機能を示すブロック図である。
【図8】本発明の電子クーポン発行要求の一例を示す図
である。
【図9】本発明の一実施形態に係る取引管理システムに
おける取引管理サーバ装置のネットワーク経由電子クー
ポン供給装置の機能を示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る取引管理システム
において、支払管理装置がユーザ端末に電子クーポンを
供給する動作を示すタイムチャート図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク 10…ユーザ端末 11…CPU 12…記憶装置 13…操作装置 14…表示装置 15…無線通信I/F 21…電子クーポン記憶手段 22…電子クーポン送信手段 23…ユーザ端末識別情報記憶手段 24…ユーザ端末識別情報送信手段 25…操作手段 26…表示手段 30…支払管理装置 31…CPU 32…記憶装置 33…操作装置 34…表示装置 35…無線通信I/F 36…通信I/F 41…電子クーポン受信手段 42…会計処理手段 43…ユーザ端末識別情報受信手段 44…使用情報送信手段 45…操作手段 46…表示手段 48…電子クーポン供給手段 49…電子クーポン発行要求手段 50…取引管理サーバ装置 51…CPU 52…記憶装置 53…操作装置 54…表示装置 55…通信I/F 61…使用情報受信手段 62…電子クーポン取引情報記憶手段 63…操作手段 64…表示手段 68…ネットワーク経由電子クーポン供給手段 69…電子クーポン生成手段 70…購買履歴記録装置 80…決済レコード記憶装置 90…サービス負担設定装置 301…電子クーポン 302…使用情報 303…使用電子クーポン情報レコード 304…購買履歴レコード 305…決済レコード 306…使用店舗ID決定テーブル 307…ユーザID決定テーブル 308…サービス負担テーブル 309…電子クーポン発行要求

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置が、ユーザ端末から支払管理
    装置に送信された電子クーポンに応じて、電子クーポン
    を発行した者(支払者)と電子クーポンが使用された者
    (受取者)との間の決済に関する情報を生成する取引管
    理システムであって、 前記ユーザ端末は、電子クーポンを記憶する電子クーポ
    ン記憶手段と、該電子クーポン記憶手段に記憶された電
    子クーポンを無線で送信する電子クーポン送信手段とを
    有し、 前記支払管理装置は、該ユーザ端末からの電子クーポン
    を受信する電子クーポン受信手段と、受信した電子クー
    ポンに応じた会計処理を実行する会計処理手段と、受信
    した電子クーポンに応じて、使用された電子クーポンに
    関する情報を生成し送信する使用情報送信手段とを有
    し、 前記サーバ装置は、 前記支払者と前記受取者との間のサービス負担に関する
    情報を設定可能なサービス負担設定手段と、 前記使用された電子クーポンに関する情報と、前記サー
    ビス負担に関する情報とを用いて生成された、前記支払
    者と前記受取者との間の決済に関する情報を記憶する決
    済レコード記憶手段と、を備えることを特徴とする取引
    管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の取引管理システムであ
    って、 前記ユーザ端末が、ユーザ端末識別情報を記憶するユー
    ザ端末識別情報記憶手段と、該ユーザ端末識別情報記憶
    手段に記憶されたユーザ端末識別情報を無線で送信する
    ユーザ端末識別情報送信手段とを有し、 前記支払管理装置が、該ユーザ端末からのユーザ端末識
    別情報を受信するユーザ端末識別情報受信手段を有し、 前記支払管理装置の使用情報送信手段が、受信した電子
    クーポン及びユーザ端末識別情報に応じて、前記使用さ
    れた電子クーポンに関する情報を生成し送信することを
    特徴とする取引管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の取引管理システムであ
    って、 前記ユーザ端末識別情報又は使用された電子クーポンの
    少なくとも一つに応じて、ユーザの購買履歴情報を記録
    する購買履歴記録装置を備えることを特徴とする取引管
    理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    取引管理システムであって、 前記サーバ装置が、前記支払管理装置空の要求に応じ
    て、前記電子クーポンを生成し、該支払管理装置に供給
    する電子クーポン生成手段を有し、 前記支払管理装置が、前記ユーザ端末に前記電子クーポ
    ンを供給する電子クーポン供給手段を有することを特徴
    とする取引管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の取引管理システ
    ムであって、 前記サーバ装置が、前記電子クーポンをネットワーク経
    由でユーザ端末に供給するネットワーク経由電子クーポ
    ン供給手段を有することを特徴とする取引管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 無線を介して、電子クーポンを受信する
    電子クーポン受信手段と、 受信した電子クーポンに応じた会計処理を実行する会計
    処理手段と、 受信した電子クーポンに応じて、使用された電子クーポ
    ンに関する情報を生成し送信する使用情報送信手段とを
    備えることを特徴とする支払管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の支払管理装置であっ
    て、 無線を介して、ユーザ端末識別情報を受信するユーザ端
    末識別情報受信手段を備え、 前記使用情報送信手段が、受信した電子クーポン及びユ
    ーザ端末識別情報とに応じて、使用された電子クーポン
    に関する情報を生成し送信することを特徴とする支払管
    理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の支払管理装置
    であって、 電子クーポンを供給する電子クーポン供給手段を備える
    ことを特徴とする支払管理装置。
  9. 【請求項9】 ユーザ端末から支払管理装置に送信され
    た電子クーポンに応じて、電子クーポンを発行した者
    (支払者)と電子クーポンが使用された者(受取者)と
    の間の決済に関する情報を生成するサーバ装置であっ
    て、 前記支払者と前記受取者との間のサービス負担に関する
    情報を設定可能なサービス負担設定手段と、 前記使用された電子クーポンに関する情報と、前記サー
    ビス負担に関する情報を用いて、前記支払者と前記受取
    者との間の決済に関する情報を生成することを特徴とす
    るサーバ装置。
  10. 【請求項10】 サーバ装置が、ユーザ端末から支払管
    理装置に送信された電子クーポンに応じて、電子クーポ
    ンを発行した者(支払者)と電子クーポンが使用された
    者(受取者)との間の決済に関する情報を生成する取引
    管理方法であって、 前記ユーザ端末において、電子クーポンを無線で送信す
    るステップと、 前記支払管理装置において、前記電子クーポン利用端末
    から送信された電子クーポンを受信するステップと、 前記支払管理装置において、受信した電子クーポンに応
    じた会計処理を実行するステップと、 前記支払管理装置において、受信した電子クーポンに応
    じて、使用された電子クーポンに関する情報を生成し送
    信するステップと、 前記サーバ装置において、サービス負担設定手段により
    設定されているサービス負担に関する情報と、前記使用
    された電子クーポンに関する情報とを用いて、前記支払
    者と前記受取者との間の決済に関する情報を生成するス
    テップと、を有することを特徴とする取引管理方法。
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