JP2018097656A - コインランドリー用集中精算システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ランドリー機器の利用特典の付与を既に済ませている特典情報が再び提示されたとしても、この特典情報に基づいてランドリー機器の利用特典が再び利用客に付与されてしまう不都合を避けることができるコインランドリー用集中精算システムを提供する。【解決手段】複数のランドリー機器2と通信可能であり、各ランドリー機器2の利用料金の精算が行われる集中精算機7を備えたコインランドリー用集中精算システム3であって、集中精算機7に設けられ、ランドリー機器2の利用特典を特典情報として読み取り可能なバーコードリーダ30と、該バーコードリーダ30が読み取った特典情報が有効であるか否かを判定するコインランドリー管理システムコントローラ6と、を備え、該コインランドリー管理システムコントローラ6により特典情報が有効であると判定された場合には、該特典情報に基づいてランドリー機器2の利用特典を付与する。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機や乾燥機等のランドリー機器が複数設置されたコインランドリーにて、各ランドリー機器の利用料金を精算するためのコインランドリー用集中精算システムに関する。
従来、コインランドリーに設置されている複数のランドリー機器(洗濯機、乾燥機)には、利用料金として現金(特に、100円や500円等の硬貨)を受け入れ可能な入金部がそれぞれ備えられている。また、各ランドリー機器にICカードリーダを備え、有価価値が記憶されたICカードをICカードリーダへ挿入して利用料金をICカードで支払う旨が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−334150号公報
ところで、コインランドリーの集客を図る手段としては、コインランドリーで使える特典クーポンを発行することが考えられる。例えば、コインランドリーと提携する提携店で特典クーポンを発行し、コインランドリーの利用客が料金の精算時に特典クーポン上のバーコード(特典情報)を集中精算機に読み取らせると、ランドリー機器の利用料金を減額(割引や値引)したり、ランドリー機器の利用可能時間を延長したりする特典が得られるように設定することが考えられる。
しかしながら、コインランドリーでは接客担当の店員が常駐していないので、使用済みの特典クーポンを利用客から回収し難い。このため、利用客が使用済みの特典クーポンを再び集中精算機に読み取らせる虞、さらには、既に付与済みの特典が再び利用客に付与されてしまう虞がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ランドリー機器の利用特典の付与を既に済ませている特典情報が再び提示されたとしても、この特典情報に基づいてランドリー機器の利用特典が再び利用客に付与されてしまう不都合を避けることができるコインランドリー用集中精算システムを提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、複数のランドリー機器と通信可能であり、各ランドリー機器の利用料金の精算が行われる集中精算機を備えたコインランドリー用集中精算システムであって、
前記集中精算機に設けられ、前記ランドリー機器の利用特典を特典情報として読み取り可能な特典情報読取装置と、
該特典情報読取装置が読み取った特典情報が有効であるか否かを判定する特典情報判定手段と、を備え、
該特典情報判定手段により前記特典情報が有効であると判定された場合には、該特典情報に基づいて前記ランドリー機器の利用特典を付与することを特徴とするコインランドリー用集中精算システムである。
請求項2に記載のものは、前記特典情報判定手段は、前記特典情報読取装置が読み取った特典情報を記憶して蓄積データとし、該蓄積データを参照して次回以降の特典情報に対する判定を実行することを特徴とする請求項1に記載のコインランドリー用集中精算システムである。
請求項3に記載のものは、前記特典情報に基づく前記ランドリー機器の利用特典は、前記ランドリー機器の利用料金の減額であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコインランドリー用集中精算システムである。
請求項4に記載のものは、前記特典情報読取装置は、前記特典情報をコード化したバーコードを読み取り可能なバーコードリーダであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システムである。
請求項5に記載のものは、前記特典情報が記録された記録媒体を前記特典情報読取装置内に受け入れて前記特典情報を読み取り可能とし、
前記特典情報読取装置には、特典情報の読み取り完了後に記録媒体を回収する回収手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システムである。
請求項6に記載のものは、前記特典情報が記録された記録媒体を前記特典情報読取装置内に受け入れて前記特典情報を読み取り可能とし、
前記特典情報読取装置には、特典情報の読み取り完了後に読取済マークを記録媒体へ付ける読取済マーク付加手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システムである。
請求項7に記載のものは、前記集中精算機は、コインランドリーと提携する提携店にて利用可能な提携特典情報を出力する提携特典出力装置を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システムである。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、利用客が提示した特典情報が有効であるか否かを、コインランドリーに接客店員が居なくても確認することができる。したがって、ランドリー機器の利用特典の付与を既に済ませている特典情報(無効の特典情報)が再び提示されたとしても、この特典情報に基づいてランドリー機器の利用特典が再び利用客に付与されてしまう不都合を避けることができる。また、不正な特典情報に基づいてランドリー機器の利用特典が付与されてしまうことを未然に防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、ランドリー機器の利用特典の付与が既に完了している特典情報が提示されたとしても、この特典情報に基づいて利用特典が利用客に改めて付与されてしまう不都合をなくすことができる。
請求項3に記載の発明によれば、利用客が通常よりも安い料金でランドリー機器を利用することができ、コインランドリーを一層気軽に使い易くなる。
請求項4に記載の発明によれば、特典情報を集中精算機内に読み取る仕組みを簡単な構成で実現することができる。
請求項5および請求項6に記載の発明によれば、特典情報に基づくランドリー機器の利用特典の付与が終了したことを利用客に把握させ易くなり、利用客が特典情報の再読み込みを図ろうとする行動を阻止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、コインランドリーの集客効果だけではなく提携店の集客効果をも期待することができる。
コインランドリーの概略構成を説明するブロック図である。 コインランドリーの精算処理において特典情報を処理する制御フロー図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
コインランドリー1は、図1に示すように、店舗(図示せず)内に複数のランドリー機器(洗濯機,乾燥機,洗濯乾燥機,靴洗浄機等)2と、各ランドリー機器2と通信可能なコインランドリー用集中精算システム3とを備えて構成されている。コインランドリー用集中精算システム3は、当該コインランドリー用集中精算システム3の動作を統括的に制御するコインランドリー管理システムコントローラ6(本発明における特典情報判定手段に相当)と、各ランドリー機器2の利用料金の精算が行われる集中精算機7と、公衆電話回線8に接続されてランドリー機器2の状況を外部(例えば、コインランドリー1のオーナーが所有する通信端末や、コインランドリー1の利用客が所有する通信端末(いずれも図示せず))へ送信可能な情報システムコントローラ9とを備えている。なお、コインランドリー管理システムコントローラ6は、LANポート等の通信用インターフェース6aを介してインターネット回線に接続可能であり、インターネット回線を経由して当該コインランドリー管理システムコントローラ6内の管理情報(例えば、各ランドリー機器2の稼働情報や売り上げ情報)を外部(例えば、コインランドリー1のオーナーが所有する通信端末)へ送信したり、外部からの指令信号を受信したりするように構成されている。
次に、集中精算機7について説明する。
集中精算機7は、当該集中精算機7を制御する制御装置11を備え、該制御装置11には、複数(本実施形態では後述の4種)の利用料金支払い受付手段と、利用客が当該集中精算機7を操作するためのタッチパネル13と、利用客へ釣銭を払い出す釣銭出金部14と、利用客へ領収書等を発行するプリンタ15と、操作案内の音声や報知音などを出力するスピーカー16と、を接続している。なお、制御装置11とタッチパネル13との間には、該タッチパネル13の動作を司るコントローラ17を介在させている。
利用料金支払い受付手段は、紙幣を受け付ける紙幣入金部21、硬貨を受け付ける硬貨入金部22、コインランドリー1で使用可能なプリペイドカードを受け付けるプリペイドカードリーダライタ23、コインランドリー1で使用可能なクレジットカードを受け付けるクレジットカードリーダ24であり、利用客がランドリー機器2の利用料金を紙幣、硬貨、プリペイドカード、クレジットカードの中から所望の支払い態様を選択して支払うことができるように構成されている。また、クレジットカードリーダ24と制御装置11との間には中継基板25を設け、クレジットカードリーダ24が読み取ったクレジットカードの情報を、中継基板25を介して信販会社CC(詳しくは信販会社CC内の情報管理サーバ)へ送信して照合するように構成されている。
さらに、集中精算機7の制御装置11にはバーコードリーダ30(本発明における特典情報読取装置に相当)を接続している。そして、利用客が予め取得しておいたクーポン上のバーコード(詳しくは、ランドリー機器2の利用特典を特典情報としてコード化したバーコード)をバーコードリーダ30により読み取り可能とし、読み取られた特典情報に基づいて利用客にランドリー機器2の利用特典(利用料金の減額や、利用サービスの追加等)を利用客に付与するように構成されている。
次に、利用客がランドリー機器2の利用を開始する際に行われる処理、特に、利用者にランドリー機器2の利用特典を付与する処理を図2に基づいて説明する。
まず、利用客は、コインランドリー1と提携する提携店(例えば、コインランドリー1を併設するクリーニング店やコンビニエンスストア)35を利用して、この提携店35のPOSレジや発券専用機等から発行される紙媒体のクーポンを取得する。クーポンには、コインランドリー1の利用時に付与される特典の内容が文字(すなわち、利用客が内容を把握できる態様)で表示されているとともに、特典に関する情報(特典情報)がコード化されてバーコードの態様(すなわち、集中精算機7(バーコードリーダ30)で読み取り可能な態様)で表示されている。
また、提携店35においては、クーポンが発行される度に、このクーポンに表示された特典情報を通信回線(提携店35とコインランドリー1とを接続する通信回線)を介してコインランドリー用集中精算システム3のコインランドリー管理システムコントローラ6へ送信する。特典情報を受信したコインランドリー管理システムコントローラ6は、当該コインランドリー管理システムコントローラ6が搭載する記憶装置(図示せず)に特典情報を記憶し、利用客がコインランドリー1にてクーポンを利用するときの照合用データとして保存する。なお、特典情報としては、クーポンの発行番号、発行した提携店35のID、クーポンの利用有効期限、クーポンの利用有効回数、ランドリー機器2の利用特典の種別(利用料金の減額、利用時間の延長、利用工程の増加等)を示す番号等が挙げられるが、この他の情報を特典情報の一種としてコード化してもよい。
次に、利用客は、取得したクーポンを持参してコインランドリー1に入店し、ランドリー機器2の利用を準備する。具体的には、他の利用客が利用中ではない運転待機状態のランドリー機器2を目視により探して選択し、該ランドリー機器2の解錠状態のドア2a(図1参照)を開けてランドリー機器2に洗濯物を投入し、ドア2aを閉める。そして、集中精算機7の前に移動し、タッチパネル13を操作してランドリー機器2の所望の運転態様(コース内容)と、利用料金の所望の支払い態様とを設定する。すると、集中精算機7は、利用客により設定された運転態様および支払い態様とともに利用料金の精算金額をタッチパネル13へ表示し、さらには「クーポンをお持ちのお客様は、クーポンのバーコードをバーコードリーダにかざして下さい」等の表示および音声出力を実行して、クーポンを持参した利用客にクーポンの利用を促す。
利用客がクーポンをバーコードリーダ30にかざしてバーコードを読み取らせると、図2に示すように、バーコードリーダ30がバーコード態様の特典情報を復号化して制御装置11へ送信し、さらに制御装置11が特典情報をコインランドリー管理システムコントローラ6へ送信して特典情報のチェック(特典情報が有効であるか否かの判定)を指示する。特典情報を受信したコインランドリー管理システムコントローラ6は、内蔵タイマーが示す日時情報や記憶装置内の照合用データベース(言い換えると、発行済みの特典情報をクーポン発行元の提携店35から予め受信して保存しておいたデータベース)と、クーポンから読み取った特典情報とを照合し、照合対象の特典情報が有効であるか否か(例えば、利用有効期限の到来前であるか、当該クーポンの利用回数(ランドリー機器2の利用特典の付与回数)が予め設定された上限値に到達していないか、クーポンの発行番号や提携店35のIDが正規のものであるか)を判定する。
コインランドリー管理システムコントローラ6における判定処理の結果、特典情報が有効であると判定された場合には、コインランドリー管理システムコントローラ6が集中精算機7の制御装置11へクーポン(利用客が提示したクーポン)の利用許可信号を送信する(図2参照)。すると、制御装置11が利用許可信号の受信に基づいて特典付与処理を実行し、特典情報の内容に基づいてランドリー機器2の利用特典を利用客に付与する。具体的には、特典情報がランドリー機器2の利用料金の減額である場合には、タッチパネル13に表示中の精算金額(減額適用前の精算金額)に、減額の内訳(値引き料金や割引き率等)と減額適用後の精算金額を追記する。また、特典情報がランドリー機器2の利用内容の拡張(利用時間の延長や利用工程の増加等)である場合には、タッチパネル13に表示中の精算金額に拡張内容の内訳および課金なしの旨を追記する。そして、利用客が現金、クレジットカード、プリペイドカードにて利用料金を支払って決済が完了すると、集中精算機7がコインランドリー管理システムコントローラ6へ「運転指示要求」の信号を送信し、さらに、コインランドリー管理システムコントローラ6が運転命令をランドリー機器2へ送信して、ランドリー機器2が運転を開始する。
また、利用許可信号を受信した制御装置11は、コインランドリー管理システムコントローラ6へ「特典情報保存依頼」の信号を送信する。すると、コインランドリー管理システムコントローラ6が特典情報(コインランドリー管理システムコントローラ6にて有効であると判定された特典情報)を記憶して蓄積データとして保存し、保存の終了後、「特典情報保存完了」の信号を制御装置11へ送信する。
特典情報を蓄積データとして保存したコインランドリー管理システムコントローラ6は、次回以降の特典情報の判定において、この蓄積データを参照して判定を実行するように設定される。例えば、特典情報に基づくランドリー機器2の利用特典の付与が1回限りであると設定されている場合には、次回以降の特典情報の判定において、判定対象の特典情報が既に蓄積データとしてコインランドリー管理システムコントローラ6により保存されていることが確認されれば、特典情報に基づくランドリー機器2の利用特典が既に利用客へ付与されていると判定し、利用特典の付与の不許可を決定して重複付与を避ける。また、特典情報に基づくランドリー機器2の利用特典の付与が予め設定された複数回数(特典付与回数)可能であると設定されている場合には、次回以降の特典情報の判定において、判定対象の特典情報が既に蓄積データとしてコインランドリー管理システムコントローラ6により保存されていることが確認されれば、この蓄積データの保存回数(言い換えると、同一クーポンを利用した回数)が予め設定された特典付与回数よりも少ない値であるか否かを判定し、特典付与回数よりも少ない場合には、特典情報に基づくランドリー機器2の利用特典の全ての付与が未だ完了していないと判断して、未付与の利用特典を利用客へ付与することを許容する。また、蓄積データの保存回数が特典付与回数と同じ値に到達している場合には、特典情報に基づくランドリー機器2の利用特典の全ての付与が完了していると判断し、利用特典の付与の不許可を決定して超過付与を避ける。
一方、コインランドリー管理システムコントローラ6における判定処理の結果、特典情報が無効であると判定された場合には、コインランドリー管理システムコントローラ6が集中精算機7の制御装置11へクーポン利用不許可信号(利用客が提示したクーポンの利用を許可しない旨を示す信号)を送信する。すると、制御装置11が利用不許可信号の受信に基づいて、利用客にクーポンが利用できない旨を報知(例えば、タッチパネル13に「このクーポンは利用できません」等の表示を実行)し、別個のクーポンの提示を促すか、あるいは、クーポンを利用せずに精算処理を進行するかを利用客に選択させる処理を行う。そして、利用客が別個のクーポンを提示して利用が許可されたり、または、クーポンを利用せずに精算処理を進めることを選択したりした後、現金、クレジットカード、プリペイドカードにて利用料金を支払って決済が完了すると、集中精算機7がコインランドリー管理システムコントローラ6へ「運転指示要求」の信号を送信し、さらに、コインランドリー管理システムコントローラ6が運転命令をランドリー機器2へ送信して、ランドリー機器2が運転を開始する。
このようにして、集中精算機7のバーコードリーダ30により特典情報を読み取り、読み取られた特典情報が有効であるか否かをコインランドリー管理システムコントローラ6により判定し、有効であれば特典情報に基づいてランドリー機器2の利用特典を利用客に付与するように構成したので、利用客が提示したクーポンの特典情報が有効であるか否かを、コインランドリー1に接客店員が居なくても確認することができる。したがって、ランドリー機器2の利用特典の付与を既に済ませている特典情報(無効の特典情報)が再び提示されたとしても、この特典情報に基づいてランドリー機器2の利用特典が再び利用客に付与されてしまう不都合を避けることができる。また、不正な特典情報に基づいてランドリー機器2の利用特典が付与されてしまうことを未然に防ぐことができる。
さらに、バーコードリーダ30が読み取った特典情報をコインランドリー管理システムコントローラ6により記憶して蓄積データとし、該蓄積データを参照して次回以降の特典情報に対する判定を実行するように構成したので、ランドリー機器2の利用特典の付与が既に完了している特典情報が提示されたとしても、この特典情報に基づいて利用特典が利用客に改めて付与されてしまう不都合をなくすことができる。また、特典情報に基づくランドリー機器2の利用特典を、ランドリー機器2の利用料金を減額することに設定すれば、利用客が通常よりも安い料金でランドリー機器2を利用することができ、コインランドリー1を一層気軽に使い易くすることができる。
そして、特典情報の表示態様と特典情報読取装置との組み合わせとして、バーコードとバーコードリーダ30との組み合わせを採用したことにより、特典情報を集中精算機7内に読み取る仕組みを簡単な構成で実現することができる。さらに、コインランドリー1にて適用可能な特典情報(クーポン)をコインランドリー1の提携店35から利用客へ渡すように設定しているので、コインランドリー1だけではなく、該コインランドリー1の提携店35においても集客効果を期待することができて好適である。
なお、本発明において、特典情報の表示態様と特典情報読取装置との組み合わせは、上記したバーコードとバーコードリーダ30に限定されない。要は、集中精算機7が特典情報を読取可能であれば、どのような組み合わせであってもよい。例えば、特典情報をバーコードとは異なるコード化画像(2次元コード等)にコード化して表示し、このコード化画像を読取可能なコードリーダ(スキャナ)を特典情報読取装置として採用して、集中精算機7に接続してもよい。この場合においては、コードリーダは必ずしも集中精算機7に内蔵されている必要はなく、特典情報読取装置(コードリーダ)からの情報が集中精算機7に送信されればよい。また、特典情報を紙媒体に印刷した状態で利用客に取得させることに限定しない。例えば、利用客の携帯端末(携帯電話等)にメールマガジン等から取得した特典情報を表示し、この表示画面を特典情報読取装置に読み取らせて特典情報を集中精算機7に入力してもよい。
そして、特典情報を紙片やプラスチックシートなどの記録媒体上に記録する場合には、この記録媒体を特典情報読取装置内に受け入れて特典情報を読み取り可能とし、読み取り完了後には記録媒体を利用客へ返却せずに特典情報読取装置内に回収してもよい。すなわち、特典情報読取装置には、記憶媒体を回収する回収手段(回収ボックスや回収搬送装置等)を備えてもよい。あるいは、特典情報読取装置に読取済マーク付加手段(穴開け機構や印刷機構等)を備え、特典情報の読み取り完了後には、該特典情報を読み取り済である旨を示す読取済マーク(パンチ穴や印字等)を読取済マーク付加手段により記録媒体へ付けて利用客へ返却してもよい。記録媒体を回収したり、記録媒体に読取済マークを付したりすれば、特典情報に基づくランドリー機器2の利用特典の付与が終了したことを利用客に把握させ易くなり、利用客が特典情報の再読み込みを図ろうとする行動を阻止することができて好適である。
ところで、上記実施形態では、コインランドリー管理システムコントローラ6が本発明における特典情報判定手段として機能するように構成したが、本発明はこれに限定されない。要は、特典情報読取装置が読み取った特典情報が有効であるか否かを判定する機能を備えていれば、どのような構成の特典情報判定手段を採用してもよい。例えば、集中精算機7の制御装置11を本発明における特典情報判定手段に設定し、該制御装置11において特典情報が有効であるか否かを判定したり、特典情報を蓄積データとして保存したりするように構成してもよい。
また、上記実施形態における集中精算機7のプリンタ15は、利用客へ領収書を発行する装置として備えられているが、本発明はこれに限定されない。例えば、集中精算機7のプリンタ15から、提携特典情報が表示された提携店用クーポンを印刷し、コインランドリー1と提携する提携店35にこの提携店用クーポンを提示すると、提携店35から利用客へ特典が付与されるように設定してもよい。言い換えると、集中精算機7は、本発明における提携特典出力装置として機能するプリンタ15を備え、利用客が提携特典出力装置(プリンタ15)から提携特典情報を取得するように設定してもよい。このようにして提携店用クーポンを集中精算機7から発行可能とすれば、提携店35の集客効果を一層期待することができる。なお、本発明における提携特典出力装置は、提携店用クーポンを印刷するプリンタに限定されない。要は、利用客が提携特典情報を取得可能であれば、どのような構成の提携特典出力装置を採用してもよい。例えば、提携特典出力装置を液晶ディスプレイ等の表示装置で構成して表示画面に提携特典情報を表示可能とし、利用客が表示画面上の提携特典情報を携帯端末の撮影機能を用いて該携帯端末内に取り込むように構成してもよい。
さらに、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
1...コインランドリー,2...ランドリー機器,2a...ドア,3...コインランドリー用集中精算システム,6...コインランドリー管理システムコントローラ,6a...通信用インターフェース,7...集中精算機,8...公衆電話回線,9...情報システムコントローラ,11...制御装置,13...タッチパネル,14...釣銭出金部,15...プリンタ,16...スピーカー,17...コントローラ,21...紙幣入金部,22...硬貨入金部,23...プリペイドカードリーダライタ,24...クレジットカードリーダ,25...中継基板,30...バーコードリーダ,35...提携店

Claims (7)

  1. 複数のランドリー機器と通信可能であり、各ランドリー機器の利用料金の精算が行われる集中精算機を備えたコインランドリー用集中精算システムであって、
    前記集中精算機に設けられ、前記ランドリー機器の利用特典を特典情報として読み取り可能な特典情報読取装置と、
    該特典情報読取装置が読み取った特典情報が有効であるか否かを判定する特典情報判定手段と、を備え、
    該特典情報判定手段により前記特典情報が有効であると判定された場合には、該特典情報に基づいて前記ランドリー機器の利用特典を付与することを特徴とするコインランドリー用集中精算システム。
  2. 前記特典情報判定手段は、前記特典情報読取装置が読み取った特典情報を記憶して蓄積データとし、該蓄積データを参照して次回以降の特典情報に対する判定を実行することを特徴とする請求項1に記載のコインランドリー用集中精算システム。
  3. 前記特典情報に基づく前記ランドリー機器の利用特典は、前記ランドリー機器の利用料金の減額であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコインランドリー用集中精算システム。
  4. 前記特典情報読取装置は、前記特典情報をコード化したバーコードを読み取り可能なバーコードリーダであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システム。
  5. 前記特典情報が記録された記録媒体を前記特典情報読取装置内に受け入れて前記特典情報を読み取り可能とし、
    前記特典情報読取装置には、特典情報の読み取り完了後に記録媒体を回収する回収手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システム。
  6. 前記特典情報が記録された記録媒体を前記特典情報読取装置内に受け入れて前記特典情報を読み取り可能とし、
    前記特典情報読取装置には、特典情報の読み取り完了後に読取済マークを記録媒体へ付ける読取済マーク付加手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システム。
  7. 前記集中精算機は、コインランドリーと提携する提携店にて利用可能な提携特典情報を出力する提携特典出力装置を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のコインランドリー用集中精算システム。
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