JP7144057B2 - ランドリーシステム - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 [刊行物名] ランドリービジネスマガジン2018年9月号Vol.6 [発行日] 平成30年9月1日 [発行所] ゼンドラ株式会社 [公開者] ゼンドラ株式会社 [刊行物等] [博覧会名] 第3回国際コインランドリーEXPO2018 [主催者名] クリーンビジネスフォーラム実行委員会 [公開日] 平成30年9月12日-9月14日 [公開場所] 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-10-1) [公開者] 三共工業株式会社、旭精工株式会社
本発明は、ランドリー機器の利用を利用者に提供するランドリーシステムに関するものである。
従来、ICチップに記録された残高からランドリー機器の利用料金を減額したことに基づいて、前記ランドリー機器の利用を可能にする料金支払装置を備えるランドリーシステムが知られている。
例えば、特許文献1に記載のランドリー機器は、コインランドリーの店舗に設置される。このランドリー機器は、ICカードに記録された残高としての有価価値から利用料金を減額したことに基づいて、ランドリー機器の利用を可能にする料金支払装置を内蔵している。
特開2005-334150号公報
特許文献1に記載のランドリーシステムにおいては、ICカードに記録された有価価値(残高)がランドリー機器の利用料金を下回る場合、利用者は、利用料金の全てを現金投入によって支払わなければならない。このため、このランドリーシステムでは、ICカードの有価価値を効率良く消費することができないという課題がある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、ICチップに記録された残高を効率よく消費することができるランドリーシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、ランドリー機器の利用料金の支払いのために投入される現金を収受する現金収受機と、ICチップに記録された残高であり、かつ前記ICチップに記録された残高は前記現金収受機が収受可能な現金の単位の内の最小の単位より小さい単位で減算可能であり、かつ前記現金収受機が収受可能な現金の単位の内の最小の単位より小さい単位で前記ICチップに記録された残高からランドリー機器の利用料金を減額したことに基づいて前記ランドリー機器の利用を可能にする料金支払装置とを備えるランドリーシステムであって、前記現金収受機は、現金が投入される毎に投入金額の情報を前記料金支払装置に送信する処理を実施し、前記料金支払装置は、利用料金を表示する料金表示機を備え、前記現金収受機への投入金額の合計と、利用者によって前記ICチップによる支払いを行うための操作が行われたことに基づいて前記ICチップに記録された残高から減じた額との合計が利用料金に達した場合に、ランドリー機器の利用を可能にする処理と、ランドリー機器から送られてきた利用料金の情報と同じ金額を必要額として記憶する処理と、前記必要額を前記料金表示機に表示した後、前記現金収受機から投入金額の情報が送られてくる毎に、投入金額と同じ額の減額によって前記必要額を更新し、更新後の前記必要額を前記料金表示機に表示する処理と、前記ICチップに記録された残高が前記必要額よりも少ない場合に、前記現金収受機によって収受可能な現金の単位の内の最小の単位で前記残高から徴収可能な最大額であり、かつ更新後の前記必要額が前記現金収受機によって収受可能な現金の最小の単位の金額となる前記最大額を前記残高から減額し、前記最大額の減算によって前記必要額を更新し、更新後の前記必要額を前記料金表示機に表示する処理とを実行することを特徴とする、ものである。
本発明によれば、ICチップに記録された残高を効率よく消費することができるという優れた効果を奏する。
実施形態に係るランドリーシステムの電気回路を示すブロック図である。 同ランドリーシステムの電気回路を示すブロック図である。 同ランドリーシステムの電子支払機、及びコイン収受機の外観を示す正面図である。 コインランドリーの店舗に設置された同ランドリーシステムと、各種のランドリー機器と、ネットワーク回線に接続されたパソコンとを示す概略図である。 同コイン収受機のマイコンによって実施される硬貨検知処理の処理フローを示すフローチャートである。 同電子支払機のマイコンによって実行される料金徴収処理の処理フローを示すフローチャートである。 同ランドリーシステムのチャージ装置の制御装置に実行される領収書発行処理の処理フローを示すフローチャートである。 同チャージ装置のタッチパネルに表示される履歴一覧画面の一例を示す図である。 同領収書発行処理によって発行された領収書の印字面を示す平面図である。 利用者によって任意の履歴行が選択された状態の同履歴一覧画面を示す図である。 図9に示される領収書が発行された後、利用者が再びメインメニュー画面の領収書発行ボタンをタッチしたときに表示される履歴一覧画面を示す図である。
以下、本発明を適用したランドリーシステムを、コインランドリーの店舗に使用した例について説明する。
なお、本発明を適用した料金支払装置を内蔵するランドリー機器は、本発明を適用したランドリーシステムの構成要素であるが、前記料金支払装置を内蔵しないランドリー機器は、本発明を適用したランドリーシステムの構成要素ではない。以下に説明する料金支払装置たる電子支払機20は、ランドリー機器には内蔵されず、ランドリー機器の外部に取り付けられるものであるので、ランドリー機器は、実施形態に係るランドリーシステムの構成要素ではない。
また、以下の図面においては、各構成を解り易くするために、実際の構造と各構造における縮尺及び数等を異ならせる場合がある。また、説明の対象となる部位を解り易くするために、非対象の部位における符号の記載を省略する場合がある。
図1は、実施形態に係るランドリーシステムの電気回路を示すブロック図である。実施形態に係るランドリーシステムは、チャージ装置1と、料金支払装置たる電子支払機20と、現金収受機たるコイン収受機21とを備える。記録装置としてのチャージ装置1は、記録媒体としてのハードディスク9に対して電子情報を読み書きする機能を備える。
図2は、実施形態に係るランドリーシステムのチャージ装置1の外観を示す正面図である。チャージ装置1は、ICチップを内蔵するプリペイドカードを発行する機能と、プリペイドカードのICチップに対して情報を読み書きする機能と、領収書を発行する機能と、紙幣を硬貨に両替する機能とを備える。チャージ装置1における金属製の筐体19の前扉には、紙幣投入口17、硬貨収受機5、電子カードR/W機6、タッチパネル8、硬貨受取口13、レシート受取口14、及びカード挿入・受取口15が設けられる。両替された硬貨は、硬貨受取口13に払い出される。
図1に示されるように、チャージ装置1は、制御装置2、カード発行/返却機3、紙幣収受機4、硬貨収受機5、電子カードR/W機6、印字機7、タッチパネル8、ハードディスク9、通信機10、USBポート11、LANポート12、及び硬貨払出装置18を備える。USBポート11には、USBメモリー90が差し込まれる。
カード発行/返却機3は、マイフェア(登録商標)カードからなるプリペイドカードのICチップに対して非接触(近距離無線通信)で情報を読み書きする読み書き装置たるカードR/W部3aを備える。また、カード発行/返却機3は、新品のプリペイドカードを複数枚収容する新品カード収容部3bと、利用者から返却された使用済みのプリペイドカードを収容する返却カード収容部3dと、カード搬送部3cとを備える。カード搬送部3cは、新品カード収容部3bからピックアップしたプリペイドカードをカードR/W部3aとの対向位置に搬送する機能と、前記対向位置にあるプリペイドカードを利用者に渡すためにカード挿入・受取口15に搬送する機能とを備える。また、カード搬送部3cは、利用者によってカード挿入・受取口15に挿入されたプリペイドカードをカードR/W部3aとの対向位置に搬送する機能と、前記対向位置にあるプリペイドカードを返却カード収容部3dに搬送する機能とを備える。
なお、本明細書では、マイフェア(登録商標)カードからなるプリペイドカードを使用する例を挙げてランドリーシステムの構成について説明するが、プリペイドカードは、マイフェア(登録商標)カードに限定されない。フェリカ(登録商標)カード、個人番号カードなど、他の非接触式のカードであってもよい。
紙幣収受機4は、利用者によって紙幣投入口17に投入された紙幣を紙幣判別機に通して紙幣の種類及び収受の可否を判別する機能と、収受不可と判別した紙幣を紙幣投入口17に戻す機能と、収受可能と判別した紙幣を紙幣収容部に搬送する機能とを備える。また、紙幣収受機4は、収受可能と判別した紙幣の価値(金額)情報を制御装置2に送信する。収受可能な紙幣の種類としては、例えば日本国の一万円札、五千円札、及び千円札が挙げられる。
硬貨収受機5は、利用者によって硬貨投入口5aに投入された硬貨を種類毎に仕分けして収容する機能と、内部の通路でジャムした硬貨を利用者の返却レバー5bの手動操作によって硬貨返却口5cに落とし込む機能とを備える。また、硬貨収受機5は、硬貨投入口5aに投入された硬貨が収受不能な硬貨である場合、硬貨返却口5cに自動で落とし込む機能を備える。収受可能な硬貨は、硬貨収受機5によって種類毎に仕分けされて個別の収容部に収容される。収容部に収容される直前の硬貨は、センサーによって検知される。センサーは、硬貨を検知すると、硬貨識別信号を制御装置2に送信する。制御装置2は、センサーから送られてくる硬貨識別信号に基づいて、硬貨投入口5aに投入された硬貨の価値(金額)を特定する。硬貨収受機5によって収受可能な硬貨としては、例えば日本国の100円硬貨、及び500円硬貨が挙げられる。
電子カードR/W機6は、Suica(登録商標)、PASMO(登録票票)、Edy(登録商標)などの電子マネーICカード、及び非接触対応のクレジットカードのICチップに対して非接触で情報を読み書きする機能を備える。
印字機7は、制御装置2から送られてくる情報に基づいて、内部に収容しているロール紙を繰り出しながら、繰り出した紙面に領収書の情報を印字する機能と、ロール紙の印字部分を領収書として裁断する機能とを備える。裁断された領収書は、レシート受取口14から排出される。
タッチパネル8は、制御装置2から送られてくる画像情報に基づく画像を表示する機能と、利用者の画面タッチによる入力操作を受け付ける機能とを備える。即ち、タッチパネル8は、画像表示装置、及び入力操作装置として機能する。
ハードディスク9は、各種の情報を機械読取可能に記録する記録媒体である。
チャージ装置1の通信機10は、料金支払装置たる電子支払機20の通信機20aと通信を行う。通信は、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。以下、有線通信を行う例を挙げて、実施形態に係るランドリーシステムの構成について説明する。
USBポート11は、ポートに差し込まれたUSBメモリー90に記録されている情報を読み込む機能と、USBメモリー90に情報を書き込む機能とを備える。制御装置2は、ハードディスク9内に記録した後述の利用履歴データベースを、定期的にUSBメモリー90に上書きコピーする。
LANポート12は、ネットワーク回線100に繋がれる。制御装置2は、ネットワーク回線100を介して、管理会社のパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンと言う)101と通信を行うことが可能である。
図3は、電子支払機20、及びコイン収受機21の外観を示す正面図である。電子支払機20、及びコイン収受機21は、コインランドリーのランドリー機器の利用料金を利用者のプリペイドカードから徴収するために、ランドリー機器の外面に取り付けられる。
図1、及び図3に示されるように、電子支払機20は、通信機20a、ディスプレイ20b、カードR/W部20c、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと言う)20d、及び動作ランプ20eを備える。通信機20aは、チャージ装置1の通信機10と通信を行う。ディスプレイ20bは、4桁の7セグメントLEDからなり、ランドリー機器の利用料金、又は残り必要額を表示する。利用料金は、ランドリー機器の1回利用あたり(洗濯機、及び洗濯乾燥機の場合)、又は単位時間利用あたり(乾燥機の場合)の金額である。残り必要額は、利用料金の一部が支払われた場合において、累計で利用料金に達するまでに必要となる金額である。
電子支払機20のカードR/W部20cは、電子支払機20のケース前面にタッチされたプリペイドカードのICチップに対して非接触通信で情報を読み書きする。マイコン20dは、通信機20a、ディスプレイ20b、及びカードR/W部20cを制御する機能と、各種の演算処理を実行する機能とを備える。動作ランプ20eは、電子支払機20の待機時に点灯し、プリペイドカードICに対する情報の読み書き時に一時的に点滅する。
コイン収受機21は、通信機21a、コイン検知部21b、コイン投入口21c、返却レバー21d、及び返却口21eを備え、通信機21aを介して電子支払機20と通信を行う。利用者によってコイン収受機21に投入された硬貨が、収受可能な硬貨である場合には、コイン収受機21内の所定の通路を経由してコイン検知部21bに検知された後、コイン収容部に収容される。硬貨が収受不能な硬貨である場合には、返却口21eに落とし込まれる。コイン収受機21a内の通路でジャムした硬貨は、返却レバー21dに対する利用者の手動操作によって返却口21eに落とし込まれる。コイン収受機21によって収受可能な硬貨としては、日本国の100円硬貨が挙げられる。
図2に示されるチャージ装置1は、タッチパネル8にメインメニュー画面を表示している。メインメニュー画面には、カード発行ボタン、チャージボタン、領収書発行ボタン、残高確認ボタン、ポイント還元ボタン、及び両替ボタンが配置される。
制御装置2は、利用者によってカード発行ボタンがタッチされると、カード発行処理を実行する。カード発行処理が開始されると、まず、利用者にチャージ金額を選択してもらうための金額選択画面がタッチパネル8に表示される。金額選択画面の内容は、利用者の会員ランクによって異なる。次に示される表1は、会員ランクと、金額選択画面に表示される各種のボタンとの関係を示すデータテーブルである。
Figure 0007144057000001
金額選択画面には、6つのボタンが表示される。例えば、レギュラー会員の場合、金額選択画面には、「1000円+100ポイント」、「2000円+300ポイント」、「3000円+500ポイント」、「1000円+100円」、「2000円+300円」、及び「3000円+500円」の6つのボタンが配置される。各ボタンにおいて、「+」の後に付されるポイント又は金額は、チャージのために支払われた金額に付加して付与される付加ポイント又は付加額である。
例えば、「2000円+300ポイント」ボタンがタッチされると、2000円の支払いにより、2000円がチャージされることに加えて、300ポイントが付加ポイントとしてチャージされる。ポイントは、後述のポイント還元処理により、同じ値のチャージ金額に振り替えられる。また、「2000円+300円」ボタンがタッチされると、2000円の支払いにより、2000円がチャージされることに加えて、300円が付加額としてチャージされる。
会員ランクの情報は、プリペイドカードのICチップに記録される。制御装置2は、ICチップから読み込んだ会員ランクに応じた金額選択画面をタッチパネルに表示する処理を実行する。会員ランクは、レギュラー、シルバー、ゴールドの順で上位になる。表1からわかるように、会員ランクが上位になるほど、支払額に対する付加額の割合、支払額に対する付加ポイントの割合が、それぞれ高くなる。利用者が累計で所定額の利用をする毎に、会員ランクが引き上げられる。
チャージ額の支払方法については、現金、電子マネー、又はクレジットカードの何れかを利用者が選択することが可能である。金額選択画面における何れかのボタンがタッチされると、制御装置2は、支払方法問合せ画面をタッチパネル8に表示する処理を実行する。
支払方法問合せ画面における現金ボタンが利用者によってタッチされた場合、制御装置2は、現金収受処理を実行する。現金収受処理を開始した制御装置2は、必要額と、現金の投入を促すメッセージとをタッチパネル8に表示した後、収受可能な現金が必要額以上投入されると、現金を収受してから、必要に応じておつりの現金を払い出す処理を実行する。その後、制御装置2は、カード発行/返却機3の新品カード収容部3bから新品のプリペイドカードを1枚送り出してカードR/W部3aとの対向位置まで搬送する処理を実行する。次いで、制御装置2は、カードR/W部3aによって新品のプリペイドカードに残高情報を書き込んだ後(チャージをした後)、チャージ済みのプリペイドカードをカード挿入・受取口15から排出する処理を実行する。
次に示される表2は、プリペイドカードのICチップに記録される残高情報のデータ構造を示すデータテーブルである。
Figure 0007144057000002
表2に示されるように、プリペイドカードのICチップには、チャージエリア番号1~9の9つの残高情報記録エリアが設けられる。表2に示される例では、9つの残高情報記録エリアのうち、2つの残高情報記録エリアだけに残高情報が記録されている。残高情報は、チャージ日時と、バリュー残高と、プレミアム残高と、ポイント残高とを関連付けた情報である。バリュー残高は、利用者の現金支払い、電子マネー支払い、又はクレジットカード支払いによって支払われた金額のうち、いくら残っているのかを示す数値である。プレミアム残高は、付加額としてチャージされた金額のうち、いくら残っているのかを示す数値である。例えば、1000円の支払いによって1100円分のチャージが行われた場合には、バリュー残高として1000円が記録され、且つプレミアム残高として100円が記録される。ポイント残高は、特典として利用者に付与されたポイントのうち、何ポイント残っているのかを示す数値である。
支払方法問合せ画面における電子マネーボタンが利用者にタッチされた場合、制御装置2は、電子マネーカードをチャージ装置1の電子カードR/W機6の正面にかざすように利用者に促すメッセージをタッチパネル8に表示する処理を実行する。その後、電子カードR/W機6によって電子マネーカードのID、及び残高情報が読み込まれると、制御装置2は、ネットワーク回線100を介してカード会社のサーバー機に対して問合せを行う。
前述の問合せにおいて、制御装置2は、まず、電子マネーカードのID、残高情報、コインランドリーを運用する企業の企業コード、ランドリー機器の利用が行われる旨の情報、及び必要額(今回支払額)をカード会社のサーバー機に送信する。カード会社のサーバー機は、制御装置2から送られてきたIDに関連付けられた残高情報をハードディスクから読み込んだ結果と、制御装置2から送られてきた残高情報とについて、一致するか否かを判定する。一致しない場合、サーバー機は、制御装置2にエラー情報を送信する。制御装置2は、サーバー機からのエラー情報を受信すると、エラー発生のため決済できない旨と、電子マネーカードの会社に問合せが必要である旨とをタッチパネル8に表示する処理を実行する。
一方、サーバー機は、ハードディスクから読み込んだ残高情報と、制御装置2から送られてきた残高情報とが一致し、且つ残高が必要額以上である場合、ハードディスク内の残高情報を必要額の減算によって更新する。更に、サーバー機は、企業コードと、ランドリー機器の利用が行われた旨の情報と、決済日時とを電子マネーカードのIDに関連付けてハーディディスクに記録した後、決済したことを示す決済完了情報を制御装置2に対して送信する。制御装置2は、決済完了情報を受信すると、電子マネーカードのICチップ内の残高を必要額の減算によって更新した後、現金支払いの場合と同様にして、チャージ済みのプリペイドカードを発行する。
また、サーバー機は、ハードディスクから読み込んだ残高情報と、制御装置2から送られてきた残高情報とが一致したものの、残高が必要額未満である場合、残高不足情報を制御装置2に送信する。制御装置2は、残高不足情報を受信すると、残高不足なので電子マネーカードで決済できない旨のメッセージをタッチパネル8に表示した後、上述の支払方法問合せ画面をタッチパネル8に再び表示する処理を実行する。
上述の支払方法問合せ画面におけるクレジットカードボタンが利用者にタッチされた場合、制御装置2は、クレジットカードを電子カードR/W機6の正面にかざすように利用者に促すメッセージをタッチパネル8に表示する処理を実行する。その後、電子カードR/W機6によってクレジットカードのID情報が読み込まれると、制御装置2は、ネットワーク回線100を介してカード会社のサーバー機に対して問合せを行う。
前述の問合せにおいて、制御装置2は、まず、クレジットカードのID、コインランドリーを運用する企業の企業コード、ランドリー機器が利用される旨の情報、及び必要額情報をカード会社のサーバー機に送信する。カード会社のサーバー機は、制御装置2から送られてきたIDに関連付けられた残り決済可能額情報をハードディスクから読み込んだ結果について、制御装置2から送られてきた必要額情報以上であるか否かを判定する。必要額以上でない場合、サーバー機は、制御装置2に決済不可情報を送信する。制御装置2は、サーバー機からの決済不可情報を受信すると、決済できない旨のメッセージをタッチパネル8に表示する処理を実行する。
一方、残り決済可能額情報が必要額情報以上である場合、サーバー機は、残り決済可能額情報を必要額の減算によって更新する。更に、サーバー機は、企業コードと、ランドリー機器の利用が行われる旨の情報と、決済日時とをID情報に関連付けてハーディディスクに記録した後、制御装置2に対して決済完了情報を送信する。制御装置2は、決済完了情報を受信すると、現金支払いの場合と同様にして、チャージ済みのプリペイドカードを発行する。
以上のようなカード発行処理により、チャージ済みのプリペイドカードが発行される。
図2に示されるタッチパネル8のメインメニュー画面におけるチャージボタンが利用者によってタッチされると、制御装置2はチャージ処理を実行する。チャージ処理が開始されると、まず、利用者にプリペイドカードを挿入してもらうための挿入案内画面がタッチパネル8に表示される。挿入案内画面には、チャージ装置1の前扉におけるカード挿入・受取口15の位置を強調して示す筐体19正面画像と、「カードを挿入してください」というメッセージとが配置される。
利用者によってカード挿入・受取口15にプリペイドカードが挿入されると、制御装置2は、挿入されたプリペイドカードをカードR/W部3aとの対向位置まで搬送した後、上述の金額選択画面をタッチパネル8に表示する処理を実行する。以降の処理は、カード発行処理において金額選択画面を表示した以降の処理と同様である。
ランドリー機器の利用に伴う料金徴収は、電子支払機20又はコイン収受機21によって行われる。また、料金徴収は、日時の古いチャージから優先して行われる。同じ日時のチャージであれば、料金徴収は、プレミアム残高よりもバリュー残高の方を優先して行われる。表2の例では、チャージエリア番号2のチャージよりもチャージエリア番号1のチャージの日時が古いことから、後者のチャージから優先して料金徴収が行われている。チャージエリア番号1のバリュー残高及びプレミアム残高の両方がゼロであることから、不足分の400円が、チャージエリア番号2のバリュー残高から徴収されている。
チャージエリア番号1には、121Pのポイント残高があるが、これはまだポイント還元処理が行われていないため、支払いに使用することができない。前記ポイント残高に対して後述のポイント還元処理が行われると、チャージエリア番号1におけるポイント残高がゼロに更新され、且つチャージエリア番号1におけるプレミアム残高が121円に更新される。すると、以降の料金徴収は、チャージエリア番号2における600円のバリュー残高よりも、チャージエリア番号1における121円のプレミアム残高に対して優先して行われる。
バリュー残高、プレミアム残高、及びポイント残高の全てがゼロになった残高情報は、各情報がデフォルトの状態にリセットされる。
プリペイドカードにおけるポイント残高の有効期限は、チャージ毎に個別に管理される。表2は、2019年1月14日と、2019年1月15日とのそれぞれでチャージが行われた例を示している。実施形態に係るランドリーシステムでは、チャージが行われた日から1年後(チャージ日は起算しない)がポイントの有効期限である。よって、チャージエリア番号1に記録されたポイント残高の有効期限は、2020年1月14日である。また、チャージエリア番号2に記録されたポイント残高の有効期限は、2020年1月15日である。
次に示される表3は、プリペイドカードのICチップに記録されるカード識別情報のデータ構造を示すデータテーブルである。
Figure 0007144057000003
表3に示されるように、プリペイドカードのICチップには、カードIDと、企業コードと、エリア番号と、店舗番号とを関連付けたカード識別情報が記録される。カードIDは、個々のカードのICチップに個別に付与された番号である。企業コードは、コインランドリーを運用する企業に個別に付与されたコードである。エリア番号は、コインランドリーの店舗が設けられた地理的な場所を示す番号である。店舗番号は、店舗毎に個別に付与された番号である。
図2に示されるタッチパネル8のメインメニュー画面におけるチャージボタンが利用者によってタッチされると、制御装置2は、チャージ処理を実行する。チャージ処理を開始した制御装置2は、まず、「プリペイドカードをカード挿入・受取口に挿入してください」というメッセージと、カード挿入・受取口15の位置を示す画像とをタッチパネル8に表示する処理を実行する。
利用者によってカード挿入・受取口15にプリペイドカードが挿入されると、制御装置2は、プリペイドカードをカードR/W部3aとの対向位置まで搬送した後、カードR/W部3aにより、プリペイドカードの残高情報記録エリアに空きがあるか否かを判定する。空きがない場合、制御装置2は、「記録エリアに空きがないのでポイント還元を行ってからチャージを実行してください」というメッセージをタッチパネル8に表示する処理を実行する。
一方、残高情報記録エリアに空きがある場合、制御装置2は、カードR/W部3aにより、プリペイドカードのカード識別情報を読み込む。次いで、制御装置2は、読み込んだ企業コード、エリア番号、店舗番号に基づいて、プリペイドカードについて、チャージ装置1が設置されている店舗で使用可能なものであるか否かを判定する。使用不可能なプリペイドカードである場合、制御装置2は、「この店舗では使用できないプリペイドカードです」というメッセージを表示しながら、プリペイドカードをカード挿入・受取口から排出する処理を実行する。一方、使用可能なプリペイドカードである場合、制御装置2は、上述の金額選択画面をタッチパネル8に表示する処理を実行する。以降、チャージ済みのプリペイドカードを排出するまでの処理は、カード発行処理と同様である。
図2に示されるタッチパネル8のメインメニュー画面におけるポイント還元ボタンが利用者によってタッチされると、制御装置2は、ポイント還元処理を実行する。ポイント還元処理を開始した制御装置2は、まず、「プリペイドカードをカード挿入・受取口に挿入してください」というメッセージと、カード挿入・受取口15の位置を示す画像とをタッチパネル8に表示する処理を実行する。
利用者によってカード挿入・受取口15にプリペイドカードが挿入されると、制御装置2は、プリペイドカードをカードR/W部3aとの対向位置まで搬送した後、プリペイドカードのカード識別情報をカードR/W部3aによって読み込む処理を実行する。プリペイドカードが店舗で使用不可能なものである場合、制御装置2は、「この店舗では使用できないプリペイドカードです」というメッセージを表示しながら、プリペイドカードをカード挿入・受取口から排出する処理を実行する。一方、使用可能なプリペイドカードである場合、制御装置2は、プリペイドカードの残高情報記録エリアに記録されている全ての残高情報をカードR/W部3aによって読み込む。次に、制御装置2は、全てのバリュー残高及びプレミアム残高を合算した額をチャージ残高とし、且つ全てのポイント残高を合算した値をポイント残高としてタッチパネルに表示する処理を実行する。
チャージ残高及びポイント残高をタッチパネル8に表示する処理を実行した制御装置2は、次に、「ポイント還元しますか?」というメッセージと、「はい」ボタンと、「いいえ」ボタンとをタッチパネル8に表示する処理を実行する。
利用者によって「いいえ」ボタンがタッチされると、制御装置2は、プリペイドカードをカード挿入・受取口15から排出する処理を実行する。一方、「はい」ボタンがタッチされると、制御装置2は、デフォルトの状態ではない全ての残高情報記録エリアのそれぞれについて、ポイント残高を同じ値のプレミアム残高に振り替えて残高情報を更新する処理を実行する。
図4は、コインランドリーの店舗900に設置されたランドリーシステムと、各種のランドリー機器と、ネットワーク回線100に接続されたパソコン101とを示す概略図である。店舗900には、ランドリー機器として、複数の洗濯乾燥機201と、複数の洗濯機202と、複数の乾燥機203とが設置される。すべての洗濯乾燥機201、洗濯機202、及び乾燥機203には、ランドリーシステムの電子支払機20、及びコイン収受機21が取り付けられる。ランドリー機器の同じ個体に取り付けられた電子支払機20、及びコイン収受機21の組は、互いに有線通信を行うことが可能である。また、全ての電子支払機20とチャージ装置1とは、互いに有線通信を行うことが可能である。
以下、コイン収受機21によって収受可能なコインが日本国の100円硬貨のみである場合を例にしてランドリーシステムの構成について説明するが、100円硬貨に加えて、500円硬貨などの他の硬貨を収受可能にしてもよい。
洗濯乾燥機201においては、前面に配置された複数のボタンにより、コースA(少量コース)、コースB(標準量コース)、コースC(洗濯のみ)、及びコースD(乾燥のみ)のうち、何れか1つを選択することが可能である。洗濯乾燥機201の利用に必要となる必要額は、コースによって異なる。
洗濯乾燥機201と電子支払機20とは互いに有線通信を行うことが可能である。洗濯乾燥機201は、利用者によってコースが選択されると、そのコースに応じた利用料金の情報を電子支払機20に送信する。電子支払機20は、洗濯乾燥機201から送られてきた利用料金を必要額として記憶し、且つ必要額をディスプレイ20bに表示する。
図5は、コイン収受機21のマイコン20dによって実施される硬貨検知処理の処理フローを示すフローチャートである。マイコン20dは、コイン検知部21bによって100円硬貨が検知されると(S1にてYes)、電子支払機20に対して投入金額の情報としての検知信号を送信する(S2)。コイン収受機21によって収受可能な現金は100円硬貨のみであるので、コイン収受機21から電子支払機20へ送信される検知信号は、「100円硬貨が投入された」という投入金額の情報を示す。
図6は、電子支払機20のマイコン20dによって実行される料金徴収処理の処理フローを示すフローチャートである。マイコン20dは、洗濯乾燥機201から必要額情報が送られてくると(S1にてYes)、必要額を記憶し、且つ必要額をディスプレイ20bに表示する処理(S2)を実行する。その後、コイン収受機21から検知信号が送られてくると(S3にてYes)、100円の減算によって必要額を更新した後、更新後の必要額をディスプレイ20bに表示する処理(S4)を実行する。更に、マイコン20dは、チャージ装置1の制御装置2に売上情報を送信する処理(S5)を実行する。例えば、利用料金が400円である場合には、コイン収受機21に100円硬貨が投入される毎に、必要金額から100円が減額され、累計で4枚の100円硬貨が投入されると、必要額がゼロになる。なお、売上情報は、収受金情報としての徴収金額(100円)と、電子支払機20のIDとを関連付けた情報である。
コイン収受機21から検知信号が送られてこない場合(S3にてNo)、制御装置2は、後述のS6に処理フローを進める。
利用者は、利用料金をプリペイドカードによって支払うことも可能である。次に示す表4は、プリペイドカードのICチップに記録される利用履歴情報のデータ構造を示すデータテーブルである。
Figure 0007144057000004
表4に示されるように、利用履歴情報は、利用日時と、利用種別と、徴収料金と、領収書発行履歴とを関連付けた状態である。ICチップには、過去6回分の利用履歴情報を記録することが可能である。累計で7回目以降の支払いが行われる場合には、ICチップに記録されている6つの利用履歴情報のうち、利用日時の最も古い利用履歴情報に、今回の利用履歴情報が上書きされる。
なお、領収書発行履歴は、未発行を意味する「0」と、発行済みを意味する「1」との2値である。
利用者は、洗濯乾燥機201のコースを選択した後、ディスプレイ20bに必要額を表示している電子支払機20の正面にプリペイドカードをかざすことで、利用料金をプリペイドカードによって支払うことが可能である。
図6に示されるように、制御装置2は、S3にて検知信号を受信しなかった、あるいは、S5にて売上情報をチャージ装置1に送信した場合に、プリペイドカードとの無線通信の確立の有無を判定する(S6)。利用者によって電子支払機20の正面にプリペイドカードがかざされると、電子支払機20とプリペイドカードとの間で無線通信が確立する。
電子支払機20のマイコン20dは、プリペイドカードとの無線通信の確立を検知しない場合(S6にてNo)、処理フローをS12に進める。S12において、マイコン20dは、必要額について「0」まで減額したか否かを判定し、「0」まで減額していない場合(S12にてNo)には、処理フローを上述のS3にループさせる。これにより、コイン収受機21から発信される検知信号の受信の有無が再び判定される。
マイコン20dは、プリペイドカードとの無線通信の確立を検知すると(S6にてYes)、チャージ金額Cを算出する(S7)。具体的には、マイコン20dは、電子支払機20の正面にかざされたプリペイドカードのICチップに記録されている全てのバリュー残高、及びプレミアム残高をカードR/W部30cによって読み込む。その後、マイコン20dは、全てのバリュー残高、及びプレミアム残高の合算によってチャージ金額Cを算出する。
チャージ金額Cを算出したマイコン20dは、チャージ金額Cについて必要額以上であるか否かを判定する(S8)。チャージ金額Cが必要額未満である場合(S8にてNo)、マイコン20dは、チャージ金額Cから100円単位で徴収可能な最大額を算出して徴収する一部徴収処理を実行する(S9)。コイン収受機21によって収受可能な現金の単位が100円であり、100円未満の現金がコイン収受機21に収受されないことから、チャージ金額Cからの減額が100円単位で行われるようになっている。より詳しくは、例えば、必要額が400円であることろ、チャージ金額C(残高)が362円であったとする。この場合、362円の全てがチャージ金額から減額されると、残りの38円が現金で支払われなければならないが、38円はコイン収受機21によって収受不可能な現金である。そこで、マイコン20dは、チャージ金額Cから100円単位で収受可能な最大額として300円を算出し、チャージ金額Cから減額する。すると、残りの必要額がコイン収受機によって収受可能な100円になる。
一部徴収処理(S9)において、マイコン20dは、プリペイドカードのICチップに記録されている全ての残高情報のうち、古いものから順に、減算により、バリュー残高、プレミアム残高、又はバリュー残高及びプレミアム残高を更新し、減算の総額を100円単位の額にする処理を実行する。このとき、バリュー残高からの減額、プリエミアム残高からの減額のそれぞれが100円にならなくても、減額の総額が100円単位になればよい。
マイコン20dは、減額によってバリュー残高、プレミアム残高、及びポイント残高の全てがゼロになった残高情報については、各データをデフォルトにリセットする。利用者は、必要額の全てをプリペイドカードで支払えなかった場合、上述のように、コイン収受機21に対する100円硬貨の投入によって残りの料金を現金支払いすることが可能である。
チャージ金額Cが必要額以上である場合(S8にてYes)、マイコン20dは、必要額の全てをチャージ金額Cから徴収する全額徴収処理を実行する(S10)。このときも、マイコン20dは、全ての残高情報のうち、古いものから順に、100円単位の減算によってバリュー残高、プレミアム残高、又はバリュー残高及びプレミアム残高を更新する。更に、マイコン20dは、バリュー残高、プレミアム残高、及びポイント残高の全てがゼロになった残高情報については、各データをデフォルトにリセットする。
一部徴収処理(S9)又は全額徴収処理(S10)を実行した制御装置2は、ポイント更新処理(S11)を実行する。マイコン20dは、支払額の例えば3〔%〕のポイントの加算によってポイントを更新すると、必要額について「0」まで減額されたか否かを判定する(S12)。必要額が「0」まで減額されていない場合(S12にてNo)、制御装置2は、処理フローをS3にループさせる。これにより、コイン収受機21から発信される検知信号の受信の有無が再び判定される。
一方、必要額が「0」まで減額されている場合(S12にてYes)、制御装置2は、利用履歴情報をチャージ装置1に送信した後(S13)、許可信号を洗濯乾燥機201に送信する処理(S14)を実行して、洗濯乾燥機201の利用を可能にする。前記利用履歴情報は、利用日時、利用種別、徴収料金、及び領収書発行履歴に加えて、カードID情報も関連付けている点が、表4に示される利用履歴情報と僅かに異なっている。
洗濯乾燥機201は、電子支払機20から送られてくる許可信号を受信すると、利用者によって選択されたコースの稼働を開始する。
図4に示される洗濯機202においては、前面に配置された複数のボタンにより、4.2kgコース、及び4.5kgコースのうち、何れか1つを選択することが可能である。利用料金は、コースによって異なる。
乾燥機203においては、コイン収受機21に100円硬貨が投入される毎に、残り運転時間に10分が加算される。つまり、乾燥機203は、100円で10分間稼働する。
洗濯機202の利用、及び乾燥機203の利用においても、洗濯乾燥機201の利用と同様に、図6に示される料金徴収処理によって料金が徴収される。
次に示される表5は、チャージ装置1のハードディスク9に記録される利用履歴データベースのデータ構造を示すデータテーブルである。
Figure 0007144057000005
利用履歴データベースには、複数の利用履歴情報が格納される。前記利用履歴情報は、カードIDと、利用日時と、利用種別と、徴収料金と、領収書発行履歴とを関連付けた状態である。
複数の電子支払機20のそれぞれは、カードID、利用日時、利用種別、徴収料金、及び領収書発行履歴からなる1行の利用履歴情報をチャージ装置1に送信する。チャージ装置1の制御装置2は、電子支払機20から送られてきた1行の利用履歴情報を、ハードディスク9内の利用履歴データベースの最終行に追加して書き込む。これにより、ハードディスク9内の利用履歴データベースが更新される。
図2に示されるタッチパネル8のメインメニュー画面における領収書発行ボタンが利用者によってタッチされると、チャージ装置1の制御装置2は、領収書発行処理を実行する。
図7は、制御装置2によって実行される領収書発行処理の処理フローを示すフローチャートである。領収書発行処理を開始した制御装置2は、まず、タッチパネル8にメッセージ画面を表示する処理(S1)を実行する。メッセージ画面には、「プリペイドカードをカード挿入・受取口に挿入してください」というメッセージと、カード挿入・受取口15の位置を示す画像とが表示される。
制御装置2は、カード挿入・受取口15に挿入されたプリペイドカードを検知すると(S2にてYes)、プリペイドカードをカードR/W部3aとの対向位置まで搬送する処理を実行する(S3)。その後、制御装置2は、プリペイドカードのカード識別情報をカードR/W部3aによって読み込んだ後、挿入されたプリペイドカードについて、店舗で使用可能なものであるか否かを判定する処理(S4)を実行する。店舗で使用不可能なプリペイドカードである場合(S4にてNo)、制御装置2は、この店舗では使用できないプリペイドカードである旨のメッセージを表示する処理(S5)と、プリペイドカードをカード挿入・受取口15から排出する処理(S14)とを実行する。一方、使用可能なプリペイドカードである場合(S4にてYes)、制御装置2は、個別データベース構築処理(S6)を実施する。
個別データベース構築処理において、制御装置2は、先に読み込んだカード識別情報のカードIDと同じカードIDを含む利用履歴情報だけを利用履歴データベースから抽出して個別データベースを構築する。個別データベースは、同一のプリペイドカードから料金徴収された利用履歴情報だけを含む。
個別データベースを構築した制御装置2は、個別データベースに含まれる全ての利用履歴情報を一覧にした履歴一覧画面をタッチパネル8に表示する処理(S7)を実行する。
図8は、履歴一覧画面の一例を示す図である。履歴一覧画面において、利用種別は、利用履歴という名称で表示される。また、徴収料金は、利用額という名称で表示される。また、カードIDは、カード番号という名称で表示される。以下、履歴一覧画面において、1つの利用履歴情報における利用日時と、利用種別と、徴収料金とを1つずつ横並びにした領域を、履歴行と言う。図8に示される例では、4行の履歴行が表示されている。
履歴一覧画面において、1行目の履歴行よりも上側には、「領収書を発行する利用履歴を選択して下さい」というメッセージと、カード番号と、残高合計と、会員ランクと、カード利用額と、ポイント残高と、ポイント有効期限とが表示される。カード利用額は、個別データベースに記録された全ての利用履歴情報における徴収料金の合計額である。
残高合計、ポイント残高、及びポイント有効期限は、プリペイドカードのICチップに記録された全ての残高情報に基づいて算出されたものである。残高合計は、全ての残高情報におけるバリュー残高とプレミアム残高との合計額である。また、ポイント残高は、全ての残高情報におけるポイント残高の合計値である。また、ポイント有効期限は、全ての残高情報のうち、最も古いチャージ日時に基づいて算出された日時である。具体的には、最も古いチャージ日から1年後の日時である。
履歴行の図中右側端部には、チェックボックス8cが表示される。利用者は、履歴一覧画面に表示される複数の履歴行のうち、領収書を発行したい履歴行をタッチすることで、その履歴行のチェックボックス8cのチェックをオンオフすることができる。制御装置2は、チェックボックスにチェックが付された(オン)履歴行について、領収書を発行する。
履歴一覧画面における第1行目~第4行目の4つの履歴行のうち、第3行目の履歴行、及び第4行目の履歴行の背景が暗い色になっている。暗い色になる理由は、領収書発行の有効期限が切れているか、もしくは、領収書発行済みであるか、の何れかであるが、図示の例では、前者が理由になっている。領収書発行の有効期限は、利用日時の当日限りである。第1行目の履歴行、及び第2行目の履歴行においては、何れも利用日時の日付が2019年1月14日である。一方、現在(図8の履歴一覧画面を表示しているとき)の日付は、2019年1月15日であるため、第3行目の履歴行、及び第4行目の履歴行のそれぞれは、領収書発行の有効期限が切れている。以下、領収書発行の有効期限が切れている履歴行、及び領収書発行済みの履歴行を、まとめて発行禁止行と言う。
図7に示されるように、制御装置2は、履歴一覧画面の履歴行が利用者によってタッチされると(S8にてYes)、タッチされた履歴行について、発行禁止行であるか否かを判定する(S9)。タッチされた履歴行が発行禁止行である場合(S9でYes)、制御装置2は、処理フローをS8にループさせる。このループにより、発行禁止行を選択するための利用者の入力操作が受け付けられず、発行禁止行ではない履歴行へのタッチ操作が待機される。
利用者によってタッチされた履歴行が発行禁止行ではない場合(S9でNo)、制御装置2は、発行額を算出する(S10)。より詳しくは、発行額は、領収書発行処理の開始時に0円に設定される。タッチされた履歴行のチェックボックスにチェックが付されていない場合、制御装置2は、チェックボックスにチャックを付した後、タッチされた履歴行の徴収料金(利用額)の加算によって発行額を更新する。一方、タッチされた履歴行のチェックボックスにチェックが付されている場合、制御装置2は、チェックボックスのチェックを消去した後、タッチされた履歴行の徴収料金の減算によって発行額を更新する。
発行額を算出した制御装置2は、次に、履歴一覧画面の確定ボタンに対するタッチ操作の有無を判定する(S11)。利用者による確定ボタンに対するタッチ操作がない場合(S11にてNo)、制御装置2は、処理フローをS8にループさせて、履歴行に対するタッチ操作を待機する。一方、確定ボタンに対するタッチ操作があった場合(S11にてYes)、制御装置2は、発行額を領収額として記載した領収書を印字機7によって印字する処理(S12)を実行する。領収額などの必要事項が印字された領収書は、ロール紙から裁断されて、図2に示されるレシート受取口14から排紙される。
領収書を発行した制御装置2は、ハードディスク9に記録された利用履歴データベースの領収書発行履歴を更新する処理を実行する(S13)。具体的には、制御装置2は、徴収料金を発行額に加算した履歴行と同じカードIDで且つ同じ利用日時の利用履歴情報を、ハードディスク9内の利用履歴データベースから特定し、その利用履歴情報の領収書発行履歴を「1」に更新する。
利用履歴データベースを更新した制御装置2は、カードR/W部3aとの対向位置にあるプリペイドカードを、カード挿入・受取口15から排出する処理(S14)を実行して、一連の領収書発行処理を終了する。
図9は、領収書発行処理によって発行された領収書の印字面を示す平面図である。領収書には、お取扱日、サービス名、領収金額、取引連番、シリアルN.o、機材コード、ランドリーシステムを経営する企業名、及び住所が印字される。
お取扱日は、領収書の印字を開始した日時である。取引連番は、お取扱日の年月日、及び時間を数字だけで並べた値である。シリアルN.oは、チャージ装置1による領収書の発行累積数である。機材コードは、ランドリー機器の機種に示すものである。
店舗900で提供されるランドリーサービスの利用種別は、洗濯乾燥機利用(例えばコースA)、洗濯機利用(例えば選択器4.5kg)、及び乾燥機利用(例えば乾燥機30分)の3種類である。領収書には、サービス名として、それら3種類の利用種別の全てに共通する「洗濯機器利用」が印字される。
図9に示される領収書が印字されるまでの過程は、以下に説明する通りである。
図10は、利用者によって任意の履歴行が選択された状態の履歴一覧画面を示す図である。図10に示される履歴一覧画面は、図8に示される履歴一覧画面の1行目、及び2行目の履歴行が利用者によって選択されたものである。図10に示される履歴一覧画面の確定ボタン8bが利用者によってタッチされると、制御装置2が図9に示される領収書を印字する処理(図7のS12)を実行する。印字される領収金額は、図7に示される領収書発行処理のS12において算出される発行額である。上述のように、発行額は、履歴一覧画面の履歴行のチェックボックスにチェックが付されたり、消されたりする毎に更新される。このため、履歴一覧画面が図10に示される状態になっているとき、発行額は、履歴一覧画面の1行目の履歴行における徴収金額(利用額400円)と、2行目の履歴行における徴収金額(利用額300円)との合計になっている。前記合計が、領収金額として領収書に印字されている。
つまり、制御装置2は、履歴一覧画面において、利用者によって複数の履歴行(徴収料金)が選択された場合に、選択された複数の履歴行におけるそれぞれの徴収料金を合算した領収書を印字する処理を実行する。
図11は、図9に示される領収書が発行された後、利用者が再び図2に示されるメインメニュー画面の領収書発行ボタンをタッチしたときに表示される履歴一覧画面を示す図である。図11に示される履歴一覧画面では、第3行目及び第4行目の履歴行のそれぞれが発行禁止行になっていることに加えて、第1行目及び第2行目の履歴行のそれぞれが発行禁止行になっている。第1行目及び第2行目の履歴行のそれぞれが発行禁止行になっている理由は、領収書発行済みだからである。
なお、ハードディスク9内に記録した利用履歴情報に基づいて領収書を発行する例について説明したが、プリペイドカードのICチップ(記録媒体)に記録した利用履歴情報に基づいて領収書を発行するようにしてもよい。また、制御装置2からネットワーク回線を経由してパーソナルコンピュータ101に利用履歴情報を転送し、パーソナルコンピュータ101のハードディスク内から制御装置2に逆転送した利用履歴情報に基づいて領収書を発行してもよい。また、記録媒体としてのUSBメモリー90に記録した利用履歴情報に基づいて領収書を発行してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態及び変形例について説明したが、本発明は、これらの実施形態及び変形例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲及び要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明は、次の態様毎に特有の作用効果を奏する。
〔第1態様〕
第1態様は、ランドリー機器(例えば洗濯乾燥機201、洗濯機202、乾燥機203)の利用料金の支払いのために投入される現金を収受する現金収受機(例えばコイン収受機21)と、ICチップに記録された残高からランドリー機器の利用料金を減額したことに基づいて前記ランドリー機器の利用を可能にする料金支払装置(例えば電子支払機20)を備えるランドリーシステムである。前記現金収受機は、現金が投入される毎に投入金額の情報を前記料金支払装置に送信する処理を実施する。前記料金支払装置は、前記現金収受機への投入金額の合計と、利用者によってICチップによる支払いを行うための操作が行われたことに基づいて前記ICチップに記録された残高から減じた額との合計が利用料金に達した場合に、ランドリー機器の利用を可能にする。
かかる構成において、ランドリー機器の利用料金の一部が現金収受機に対する現金の投入によって行われた場合、料金支払装置は、現金収受機から送られてくる投入金額の情報に基づいて、残りの必要額(利用料金に達するまでの額)を算出することが可能である。その後、ICチップに記録されている残高(チャージ残高)によって支払うための操作(チャージ支払操作)が利用者によってなされると、料金支払装置は、先に算出しておいた必要額をチャージ残高から減額することで、必要額を徴収することが可能である。つまり、利用者は、現金で支払いきれなかった残りの額をチャージ残高で支払うことで、ランドリー機器を利用可能にすることができる。
一方、現金収受機に現金が投入されずに、チャージ支払操作が行われ、且つチャージ残高が利用料金未満である場合、料金支払装置は、利用料金の一部をチャージ残高から徴収することが可能である。その後、現金収受機に現金が投入される毎に現金収受機から送られてくる投入金額の情報に基づいて、料金支払装置は、チャージ残高から徴収し切れなかった残りの金額の徴収完了を検知して、ランドリー機器の利用を可能にすることが可能である。つまり、利用者は、チャージ残高で支払いきれなかった残りの額を現金で支払うことで、ランドリー機器を利用可能にすることができる。
以上のように、第1態様によれば、利用料金の一部をチャージ残高から徴収することで、チャージ残高を効率よく消費することができる。
〔第2態様〕
第2態様は、第1態様の構成を備える。前記料金支払装置は、利用料金を表示する料金表示機(例えばディスプレイ20b)を備え、ランドリー機器から送られてきた利用料金の情報と同じ金額を必要額として記憶し、且つ前記必要額を前記料金表示機に表示した後、前記現金収受機から投入金額の情報が送られてくる毎に、投入金額と同じ額の減額によって前記必要額を更新し、更新後の前記必要額を前記料金表示機に表示する。
かかる構成によれば、料金表示機に必要額を表示することで、あといくら支払えばランドリー機器の利用が可能になるのかを、利用者に容易に理解してもらうことができる。一般に、料金支払装置は、店舗に設定されるランドリー機器の台数分だけ必要になるが、料金表示機は、料金を表示する機能だけ備えていればよいので、7セグメントなど、低コストなものでよい。
〔第3態様〕
第3態様は、第2態様の構成を備える。前記料金支払装置は、ICチップに記録された残高が前記必要額よりも少ない場合に、前記現金収受機によって収受可能な現金の単位で前記残高から徴収可能な最大額を前記残高から減額し、前記最大額の減算によって前記必要額を更新し、更新後の前記必要額を前記料金表示機に表示する。
かかる構成によれば、利用料金の一部をチャージ残高から徴収した場合に、残りの額を現金収受機に収受可能な現金によって徴収することが可能なので、残りの額を現金収受機で収受できないという不具合の発生を回避することができる。
〔第4態様〕
第4態様は、第3態様の構成と、電子情報を記録媒体(例えばハードディスク9)に記録する記録装置(例えばチャージ装置1)とを備える。前記料金支払装置は、前記現金収受機から投入金額の情報が送られてくる毎に、投入金額の情報と前記料金支払装置の識別情報とを関連付けた売上情報を前記記録装置に送信し、前記記録装置は、前記料金支払装置から送られてくる前記売上情報を前記記録媒体に記録する。
かかる構成によれば、現金支払いによる売上情報を記録媒体に記録することで、現金支払いによる売り上げの管理を行うことができる。
〔第5態様〕
第5態様は、第4態様の構成を備える。前記料金支払装置は、ICチップに記録された残高からランドリー機器の利用料金の全額又は一部を徴収する場合に、徴収金額の情報と、前記ICチップに記録された固有の識別情報(例えばカードID)と、前記ランドリー機器によるランドリーサービスの種別情報とを関連付けた利用履歴情報を前記記録装置に送信し、前記記録装置は、前記料金支払装置から送られてくる前記利用履歴情報を前記記録媒体に記録する。
かかる構成によれば、利用履歴情報を記録媒体に記録することで、チャージ残高支払いによる売り上げの管理だけでなく、チャージ残高支払いによってどの利用者にどのようなランドリーサービスを提供したのかという利用履歴の管理を行うことができる。
1:チャージ装置(記録装置)、2:制御装置、3a:カードR/W部(読み書き装置)、7:印字機、8:タッチパネル(入力操作装置)、9:ハードディスク(記録媒体)、10:通信機、18:硬貨払出装置(現金払出装置)20:電子支払機(料金支払装置)、20a:通信機、20b:ディスプレイ(料金表示機)、20c:カードR/W部(読み書き装置)、21:コイン収受機(現金収受機)

Claims (4)

  1. ランドリー機器の利用料金の支払いのために投入される現金を収受する現金収受機と、
    ICチップに記録された残高であり、かつ前記ICチップに記録された残高は前記現金収受機が収受可能な現金の単位の内の最小の単位より小さい単位で減算可能であり、かつ前記現金収受機が収受可能な現金の単位の内の最小の単位より小さい単位で前記ICチップに記録された残高からランドリー機器の利用料金を減額したことに基づいて前記ランドリー機器の利用を可能にする料金支払装置と
    を備えるランドリーシステムであって、
    前記現金収受機は、現金が投入される毎に投入金額の情報を前記料金支払装置に送信する処理を実施し、
    前記料金支払装置は、利用料金を表示する料金表示機を備え、前記現金収受機への投入金額の合計と、利用者によって前記ICチップによる支払いを行うための操作が行われたことに基づいて前記ICチップに記録された残高から減じた額との合計が利用料金に達した場合に、ランドリー機器の利用を可能にする処理と、ランドリー機器から送られてきた利用料金の情報と同じ金額を必要額として記憶する処理と、前記必要額を前記料金表示機に表示した後、前記現金収受機から投入金額の情報が送られてくる毎に、投入金額と同じ額の減額によって前記必要額を更新し、更新後の前記必要額を前記料金表示機に表示する処理と、前記ICチップに記録された残高が前記必要額よりも少ない場合に、前記現金収受機によって収受可能な現金の単位の内の最小の単位で前記残高から徴収可能な最大額であり、かつ更新後の前記必要額が前記現金収受機によって収受可能な現金の最小の単位の金額となる前記最大額を前記残高から減額し、前記最大額の減算によって前記必要額を更新し、更新後の前記必要額を前記料金表示機に表示する処理とを実行する
    ことを特徴とするランドリーシステム。
  2. 電子情報を記録媒体に記録する記録装置を備え、
    前記料金支払装置は、前記現金収受機から投入金額の情報が送られてくる毎に、投入金額の情報と前記料金支払装置の識別情報とを関連付けた売上情報を前記記録装置に送信し、
    前記記録装置は、前記料金支払装置から送られてくる前記売上情報を前記記録媒体に記録する、
    請求項1に記載のランドリーシステム。
  3. 前記料金支払装置は、ICチップに記録された残高からランドリー機器の利用料金の全額又は一部を徴収する場合に、徴収金額の情報と、前記ICチップに記録された固有の識別情報と、前記ランドリー機器によるランドリーサービスの種別情報とを関連付けた利用履歴情報を前記記録装置に送信し、
    前記記録装置は、前記料金支払装置から送られてくる前記利用履歴情報を前記記録媒体に記録する、
    請求項2に記載のランドリーシステム。
  4. 複数の前記ランドリー機器のそれぞれに個別に対応する複数の前記現金収受機及び前記料金支払装置を備える、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のランドリーシステム。
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