JP4716301B2 - 物品搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のゾーンによって構成された搬送手段を具備した物品搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の物品搬送装置は、例えば、搬送方向に並んだ複数のゾーンによって構成された搬送手段を備え、各ゾーンは例えば無端体にて一体に連結されたモーターローラとフリーローラとで構成されている。
【0003】
また、各ゾーンごとにドライバー基板等の制御手段が設けられ、制御手段は隣接するゾーンの他の制御手段からの信号に応じて自己のゾーンのモーターローラを制御する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の物品搬送装置は、例えば、所望のゾーンへの物品搬入要求や、所望のゾーンからの物品取出要求に対応できず、このため、そのような要求のある設備等において使用できず、使用場所に関して制約を受けやすいという問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、使用場所に関して制約を受けにくい物品搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の物品搬送装置は、搬送方向に並んだ複数のゾーンによって構成され、物品を搬送する搬送手段と、前記各ゾーンごとに設けられ、隣接するゾーンのものからの信号に応じて自己のゾーンを制御する制御手段と、前記各ゾーンごとに設けられ、自己のゾーンを物品搬入用の搬入ステーションまたは物品取出用の取出ステーションに設定するための操作手段である物品搬入・物品取出兼用のスイッチとを具備し、前記物品搬入・物品取出兼用のスイッチの操作により前記搬入ステーションが設定された場合には、前記制御手段の制御により前記搬入ステーションの1つ上流のゾーンを最下流として物品が上流に向って順次蓄積され、前記物品搬入・物品取出兼用のスイッチの操作により前記取出ステーションが設定された場合には、前記制御手段の制御により前記取出ステーションを最下流として物品が上流に向って順次蓄積されるものである。
【0007】
そして、この構成では、所望のゾーンを搬入ステーションに設定したり、取出ステーションに設定することができるので、所望のゾーンへの物品搬入要求および所望のゾーンからの物品取出要求のそれぞれに対応可能であり、従来の構成に比べて使用場所に関して制約をより一層受けにくくなる。
【0008】
請求項2記載の物品搬送装置は、請求項1記載の物品搬送装置において、予め設定されたセットゾーンから物品が一斉に払い出されるように、前記セットゾーンに対応する制御手段を制御する制御部を具備したものである。
【0009】
そして、この構成では、制御部でセットゾーンに対応する制御手段を制御することにより、予め設定されたセットゾーンから物品を一斉に払い出することが可能となる。
【0010】
請求項3記載の物品搬送装置は、請求項1または2記載の物品搬送装置において、各ゾーンは、少なくとも制御手段により制御されるモーターローラを含むもので、制御手段でモーターローラを制御することにより、例えば物品を適切に搬送したり蓄積したりすることが可能である。
【0011】
請求項4記載の物品搬送装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の物品搬送装置において、各制御手段に設けられた設定手段を具備し、前記各設定手段は、物品搬入設定用ディップスイッチおよび物品取出設定用ディップスイッチを有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の物品搬送装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0013】
図1において、1は物品搬送装置で、この物品搬送装置1は、コンベヤであるローラ式のアキュームレイトコンベヤ2を備え、このアキュームレイトコンベヤ2は、例えばコンベヤ等の上流機器3とコンベヤ等の下流機器4との間に配置されている。
【0014】
そして、アキュームレイトコンベヤ2は、所定距離を介して互いに離間対向した細長状の一対のフレーム5,5を備えている。
【0015】
これら両フレーム5間にはワークである物品Wを搬送方向Xに載置状態で搬送可能な搬送手段6が設けられ、この搬送手段6は、搬送方向Xに連続して並んだ複数の駆動搬送領域であるゾーンZによって構成されている。
【0016】
各ゾーンZは、例えば、1本のDCブラシレスモーター内蔵型ローラであるモーターローラ7と、複数例えば2本のフリーローラ8と、これらモーターローラ7およびフリーローラ8を互いに連結して同期回転させる無端体等の伝動体9とにて構成されている。
【0017】
また、アキュームレイトコンベヤ2は、各ゾーンZに対応して各ゾーンZごとに設けられ対応するモーターローラ7に接続された制御手段としてのモーターローラ制御用基板であるドライバー基板11を備えている。
【0018】
各ドライバー基板11は、CPU等のハードウェアおよびプログラム等のソフトウェアにて構成されたもので、例えば、モーターローラ7の速度制御を主に行うドライバー部、モーターローラ7の回転に関する制御を行うコンベヤ制御部、隣接するドライバー基板11との通信用コネクタ、シリアル通信ポート、外部センサ信号入力用端子、コンベヤマニュアル操作用端子台等を有している。
【0019】
そして、隣接するドライバー基板11,11同士は、所定の信号をやりとりできるように通信回線を介して通信可能に接続されている。
【0020】
また、各ドライバー基板11には、各ゾーンZに対応して各ゾーンZごとに設けられた物品在荷検知用の検知手段としての光センサである光電スイッチ12がそれぞれ接続されている。
【0021】
光電スイッチ12は、自己のゾーンZ上の物品Wの有無を検知するもので、検知光が物品Wに当たっている場合にはオン状態となって「在荷オン」の検知信号を自己のゾーンZのドライバー基板11に出力し、検知光が物品Wに当たっていない場合にはオフ状態となって「在荷オフ」の検知信号を自己のゾーンZのドライバー基板11に出力する。なお、光電スイッチ12は例えばモーターローラ7の近傍位置に配置されている。
【0022】
さらに、各ドライバー基板11には、各ゾーンZに対応して各ゾーンZごとに設けられた操作手段としての押しボタンスイッチ13がそれぞれ接続されている。
【0023】
押しボタンスイッチ13は、自己のゾーンZを物品搬入用の搬入ステーションまたは物品取出用の取出ステーションに設定するための例えば1個の物品搬入・物品取出兼用のスイッチで、オン・オフ操作により自己のゾーンZを搬入ステーションまたは取出ステーションに設定・設定解除可能となっている。
【0024】
なお、押しボタンスイッチ13は、例えばフレーム5の外面における自己のゾーンZに対応する位置に取り付けられている。また、押しボタンスイッチ13のオン状態時に点灯する押しボタン表示灯14がドライバー基板11に接続されている。
【0025】
また一方、各ドライバー基板11には設定手段であるディップスイッチ部16が設けられている。ディップスイッチ部16は、例えば、物品搬入設定用ディップスイッチおよび物品取出設定用ディップスイッチを有している。
【0026】
また、ディップスイッチ部16は、モーターローラ7の回転方向を設定する回転方向設定用ディップスイッチ、図示しないスイッチにてモーターローラ7を作動させるマニュアル連続回転設定用ディップスイッチ、モーターローラ7を外部力で回転させたときにモーターローラ7を作動させるオートスタート設定用ディップスイッチを有している。
【0027】
さらに、ディップスイッチ部16は、号機番号、例えば1〜100号を設定する号機設定用ディップスイッチ、モーターローラ7のソフトスタート・ストップを設定するソフトスタート設定用ディップスイッチ、モーターローラ7の単独動作・連動設定用ディップスイッチ、物品W払い出し後設定時間後にモーターローラ7を停止させる通過時間設定用ディップスイッチ等を有している。
【0028】
なお、通過時間設定用ディップスイッチにより、ドライバー基板11の在荷オフ確認タイマー手段17のセット時間が設定される。隣接するゾーンZの境界と光電スイッチ12の位置との間の距離Lに応じた適切なセット時間の設定により、物品が隣接するゾーンに跨って停止すること等が防止される。
【0029】
また、各ドライバー基板11には、単独動作設定時のモーターローラ7の回転速度を設定したり、連動設定時のモーターローラ7の回転速度の微調節をするための内部ボリューム18が設けられている。
【0030】
さらに、各ドライバー基板11、上流機器3および下流機器4には、これら各ドライバー基板11、上流機器3および下流機器4をそれぞれ制御可能な制御部としてのマスタ基板であるコミュニケーション基板20が、シリアル通信ライン等の通信回線を介して通信可能に接続されている。
【0031】
このコミュニケーション基板20は、CPU等のハードウェアおよびプログラム等のソフトウェアにて構成されたもので、例えば、設定手段としてのブロック払出し設定用ディップスイッチ21が設けられている。なお、コミュニケーション基板20には運転、停止、先端払出し、異常解除等の所定の信号が入力され、コミュニケーション基板20からは満杯、異常、搬入許可等の所定の信号が出力されるようになっている。
【0032】
各ドライバー基板11およびコミュニケーション基板20には電源ラインを介して電源23、例えば24ボルト直流電源に接続されている。
【0033】
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
【0034】
まず、図2に示すフローチャートを参照しつつ、ドライバー基板11による自己のゾーンZにおける物品搬入・取出設定処理の流れについて説明する。
【0035】
ドライバー基板11は、物品搬入・物品取出兼用の押しボタンスイッチ13がオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ1)。
【0036】
押しボタンスイッチ13がオン状態であると判断した場合、物品搬入設定用ディップスイッチおよび物品取出設定用ディップスイッチの両方ともが、同時にオン状態になっていないかどうかを判断する(ステップ2)。
【0037】
両ディップスイッチが同時にオン状態になっていないと判断した場合、物品搬入設定用ディップスイッチがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ3)。
【0038】
そして、ドライバー基板11は、物品搬入設定用ディップスイッチがオン状態であると判断したときには搬入設定フラグをオン状態にし(ステップ4)、物品搬入設定用ディップスイッチがオフ状態であると判断したときには搬入設定フラグをオフ状態にする(ステップ5)。
【0039】
また、ドライバー基板11は、物品取出設定用ディップスイッチがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ6)。物品取出設定用ディップスイッチがオン状態であると判断したときには取出設定フラグをオン状態にし(ステップ7)、物品取出設定用ディップスイッチがオフ状態であると判断したときには取出設定フラグをオフ状態にする(ステップ8)。
【0040】
一方、ステップ1で押しボタンスイッチ13がオフ状態であると判断した場合や、ステップ2で両ディップスイッチが同時にオン状態になっていると判断した場合には、搬入設定フラグおよび取出設定フラグをオフ状態にする(ステップ9)。
【0041】
次いで、最上流ゾーンZのドライバー基板11の動作を図3および図4を参照して説明する。
【0042】
まず、図3に示すフローチャートを参照しつつ、最上流ゾーンZのドライバー基板11による自己のゾーンZにおける物品Wの在荷確認処理の流れについて説明する。なお、ドライバー基板11と上流機器3との信号のやりとりはコミュニケーション基板20を介して行われる。
【0043】
ドライバー基板11は、検知信号に基づいて、自己のゾーンZの光電スイッチ12がオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ11)。
【0044】
光電スイッチ12がオフ状態であると判断した場合、自己のゾーンZの在荷オフ確認タイマー手段17をスタートさせる(ステップ12)。
【0045】
そして、ドライバー基板11は、在荷オフ確認タイマー手段17がタイムアップしたか否か、つまり、予め設定されたセット時間に達したか否かを判断する(ステップ13)。
【0046】
在荷オフ確認タイマー手段17がタイムアップしたと判断した場合、自己のゾーンZの物品在荷情報である在荷フラグをオフ状態にし(ステップ14)、自己のゾーンZ上には物品Wが無いと認識する。
【0047】
そして、ドライバー基板11は、自己のゾーンZの搬入設定フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ15)。
【0048】
搬入設定フラグがオフ状態であると判断した場合、上流機器3へ「受入可出力オン」の制御信号を出力してから(ステップ16)、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11へ「払出し要求オフ」の制御信号を出力する(ステップ17)。なお、搬入設定フラグがオン状態であると判断した場合には、上流機器3へ「受入可出力オン」の制御信号を出力することなく、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11へ「払出し要求オフ」の制御信号を出力する。
【0049】
一方、ステップ11で、光電スイッチ12がオン状態であると判断した場合、自己のゾーンZの在荷オフ確認タイマー手段17をクリアーにしてから(ステップ18)、自己のゾーンZの在荷フラグをオン状態にし(ステップ19)、自己のゾーンZ上には物品Wが有ると認識する。
【0050】
そして、ドライバー基板11は、上流機器3へ「受入可出力オフ」の制御信号を出力した後(ステップ20)、自己のゾーンZの取出設定フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ21)。
【0051】
取出設定フラグがオフ状態であると判断した場合には、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11へ「払出し要求オン」の制御信号を出力する(ステップ22)。
【0052】
次いで、図4に示すフローチャートを参照しつつ、最上流ゾーンZのドライバー基板11による上流機器3から自己のゾーンZへの物品Wの受入処理の流れについて説明する。
【0053】
最上流ゾーンZのドライバー基板11は、上流機器3からの制御信号(払出し要求信号)が「払出し要求オン」信号であるか、「払出し要求オフ」信号であるかを確認することにより、上流機器3からの払出し要求の有無を判断する(ステップ31)。
【0054】
制御信号が「払出し要求オン」で、上流機器3からの払出し要求「有り」と判断した場合、自己のゾーンZの搬入設定フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ32)。
【0055】
そして、搬入設定フラグがオフ状態であると判断したときには、自己のゾーンZの在荷フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ33)。
【0056】
ドライバー基板11は、在荷フラグがオフ状態であると判断すると、自己のゾーンZのモーターローラ7に電力を供給し、モーターローラ7を駆動回転させる(ステップ34)。
【0057】
そして、自己のゾーンZの在荷フラグがオン状態になったと判断すると(ステップ35)、モーターローラ7への電力供給を止め、自己のゾーンZのモーターローラ7を停止させる(ステップ36)。
【0058】
このように、例えば、最上流ゾーンZが物品搬入用の搬入ステーションに設定されておらず、最上流ゾーンZ上に物品Wが無い場合にのみ、上流機器3からの払出し要求に応じて、物品Wが最上流ゾーンZに受け入れられる。
【0059】
次いで、中間ゾーンZつまり最上流ゾーンZおよび最下流ゾーンZ以外のゾーンZにおけるドライバー基板11の動作を図5ないし図10を参照して説明する。
【0060】
まず、図5に示すフローチャートを参照しつつ、中間ゾーンZのドライバー基板11による自己のゾーンZにおける物品Wの在荷確認処理の流れについて説明する。
【0061】
ドライバー基板11は、検知信号に基いて、自己のゾーンZの光電スイッチ12がオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ41)。
【0062】
光電スイッチ12がオフ状態であると判断した場合、自己のゾーンZの在荷オフ確認タイマー手段17をスタートさせる(ステップ42)。
【0063】
そして、ドライバー基板11は、在荷オフ確認タイマー手段17がタイムアップしたか否か、つまり、予め設定されたセット時間に達したか否かを判断する(ステップ43)。
【0064】
在荷オフ確認タイマー手段17がタイムアップしたと判断した場合、自己のゾーンZの物品在荷情報である在荷フラグをオフ状態にし(ステップ44)、自己のゾーンZ上には物品Wが無いと認識する。
【0065】
そして、ドライバー基板11は、自己のゾーンZの搬入設定フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ45)。
【0066】
搬入設定フラグがオフ状態であると判断した場合、隣接する上流のゾーンZのドライバー基板11へ「受入可出力オン」の制御信号を出力してから(ステップ46)、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11へ「払出し要求オフ」の制御信号を出力する(ステップ47)。
【0067】
なお、搬入設定フラグがオン状態であると判断した場合には、隣接する上流のゾーンZのドライバー基板11へ「受入可出力オン」の制御信号を出力することなく、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11へ「払出し要求オフ」の制御信号を出力する。
【0068】
一方、ステップ41で、光電スイッチ12がオン状態であると判断した場合、自己のゾーンZの在荷オフ確認タイマー手段17をクリアーにしてから(ステップ48)、自己のゾーンZの在荷フラグをオン状態にし(ステップ49)、自己のゾーンZ上には物品Wが有ると認識する。
【0069】
そして、ドライバー基板11は、隣接する上流のゾーンZのドライバー基板11へ「受入可出力オフ」の制御信号を出力した後(ステップ50)、自己のゾーンZの取出設定フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ51)。
【0070】
取出設定フラグがオフ状態であると判断した場合には、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11へ「払出し要求オン」の制御信号を出力する(ステップ52)。この下流のゾーンZへの「払出し要求オン」信号は、在荷フラグオン状態時にのみ出力されるものであり、在荷フラグをオフ状態で自己のゾーンZ上に物品Wは無いと認識している場合には、下流のゾーンZへ出力されない。
【0071】
次いで、図6に示すフローチャートを参照しつつ、中間ゾーンZのドライバー基板11による自己のゾーンZへの物品Wの受入処理の流れについて説明する。
【0072】
ドライバー基板11は、隣接する上流のゾーンZのドライバー基板11からの制御信号(払出し要求信号)が「払出し要求オン」信号であるか、「払出し要求オフ」信号であるかを確認することにより、その上流に隣接するドライバー基板11からの払出し要求の有無を判断する(ステップ61)。
【0073】
制御信号が「払出し要求オン」で、上流に隣接するドライバー基板11からの払出し要求「有り」と判断した場合、自己のゾーンZの搬入設定フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ62)。
【0074】
そして、搬入設定フラグがオフ状態であると判断したときには、自己のゾーンZの在荷フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ63)。
【0075】
ドライバー基板11は、在荷フラグがオフ状態であると判断すると、自己のゾーンZのモーターローラ7に電力を供給し、モーターローラ7を駆動回転させる(ステップ64)。
【0076】
そして、自己のゾーンZの在荷フラグがオン状態になったと判断すると(ステップ65)、モーターローラ7への電力供給を止め、自己のゾーンZのモーターローラ7を停止させる(ステップ66)。
【0077】
このように、例えば、自己のゾーンZが物品搬入用の搬入ステーションに設定されておらず、自己のゾーンZ上に物品Wが無い場合にのみ、隣接する上流のゾーンZのドライバー基板11からの払出し要求に応じて、自己のゾーンZのモーターローラ7が回転し、物品Wが自己のゾーンZに受け入れられる。なお、物品W全体が受入側のゾーンZに入るまで払出側のゾーンZのモーターローラ7は回転している。
【0078】
次いで、図7に示すフローチャートを参照しつつ、中間ゾーンZのドライバー基板11による自己のゾーンZからの物品Wの払出し処理の流れについて説明する。
【0079】
ドライバー基板11は、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11からの制御信号(受入可指示信号)が「受入可出力オン」信号であるか、「受入可出力オフ」信号であるかを確認することにより、その下流に隣接するドライバー基板11からの受入可指示の有無を判断する(ステップ71)。
【0080】
制御信号が「受入可出力オン」で、下流に隣接するドライバー基板11からの受入可指示「有り」と判断した場合、自己のゾーンZの取出設定フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ72)。
【0081】
そして、取出設定フラグがオフ状態であると判断したときには、自己のゾーンZの在荷フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ73)。
【0082】
ドライバー基板11は、在荷フラグがオン状態であると判断すると、自己のゾーンZのモーターローラ7に電力を供給し、モーターローラ7を駆動回転させる(ステップ74)。
【0083】
そして、自己のゾーンZの在荷フラグがオフ状態になったと判断すると(ステップ75)、モーターローラ7への電力供給を止め、自己のゾーンZのモーターローラ7を停止させる(ステップ76)。
【0084】
このように、例えば、自己のゾーンZが物品取出用の取出ステーションに設定されておらず、自己のゾーンZ上に物品Wが有る場合にのみ、隣接する下流のゾーンZのドライバー基板11からの受入可指示に応じて、モーターローラ7が回転し、物品Wが自己のゾーンZから払い出される。
【0085】
ここで、例えば、押しボタンスイッチ13が作業者によりオン操作されることなく、搬入ステーションおよび取出ステーションのいずれも設定されていない場合に、物品Wが最上流のゾーンZに搬入されたとする。
【0086】
すると、図8(a)ないし(c)に示すように、物品Wは、ドライバー基板11の制御による払出し処理および受入処理により、搬送手段6の所定のゾーンZによって搬送方向Xに向けて搬送される。このとき、物品Wの搬送に必要なゾーンZのみのモーターローラ7およびフリーローラ8が回転する。物品Wの搬送に寄与しないゾーンZではモーターローラ7およびフリーローラ8は停止している。
【0087】
そして、図8(d)に示すように、物品WがあるゾーンZ、例えば最上流から数えて4番目のゾーンZ上で停止したとき、最上流のゾーンZに搬入された後続の物品Wは、図8(e)ないし(g)に示すように、3番目のゾーンZ上まで搬送され、停止中の物品Wと衝突することなくその3番目のゾーンZ上で停止する。このように、ドライバー基板11の制御により、隣接する物品W同士が衝突することなく物品Wが順次蓄積され、アキュームレーション機能が実現される。
【0088】
また、例えば、作業者が押しボタンスイッチ13をオン操作して、所望のゾーンZ、例えば最上流から数えて3番目のゾーンZを物品搬入用の搬入ステーションである搬入エリアに設定した場合に、物品Wが最上流のゾーンZに順次搬入されたとする。
【0089】
すると、図9(a)ないし(c)に示すように、ドライバー基板11の制御により、隣接する物品W同士が衝突することなく、搬入ステーションの1つ上流のゾーンZから順に上流に向って物品Wが蓄積(停留)つまり搬入ステーションの1つ上流のゾーンZを最下流のゾーンZとして物品Wが上流に向って順次蓄積され、アキュームレーション機能が実現される。すなわち、1個目の物品Wが2番目のゾーンZ上で停止し、2個目の物品Wが1番目のゾーンZである最上流のゾーンZ上で停止する。このため、例えば、作業者は3番目のゾーンZである搬入ステーション上に物品Wを搬入することができる。
【0090】
そして、搬入ステーション上に物品Wが人手で搬入されると、この搬入された物品Wは、図9(d)および(e)に示すように、搬入ステーションから下流に搬送されていく。
【0091】
なお、作業者が押しボタンスイッチ13をオフ操作して、搬入ステーションの設定を解除すると、図9(f)に示すように、搬入ステーションは通常のゾーンZに戻り、蓄積していた物品Wを順次搬送する。このとき、物品Wの搬送に必要なゾーンZのみのモーターローラ7およびフリーローラ8が回転する。物品Wの搬送に寄与しないゾーンZではモーターローラ7およびフリーローラ8は停止している。
【0092】
さらに、例えば、作業者が押しボタンスイッチ13をオン操作して、所望のゾーンZ、例えば最上流から数えて3番目のゾーンZを物品取出用の取出ステーションである取出エリアに設定した場合に、物品Wが最上流のゾーンZに順次搬入されたとする。
【0093】
すると、図10(a)ないし(d)に示すように、ドライバー基板11の制御により、隣接する物品W同士が衝突することなく、取出ステーションから順に上流に向って物品Wが蓄積(停留)つまり取出ステーションを最下流のゾーンZとして物品Wが上流に向って順次蓄積され、アキュームレーション機能が実現される。
【0094】
すなわち、1個目の物品Wが3番目のゾーンZである取出ステーション上で停止し、2個目の物品Wが2番目のゾーンZ上で停止し、3個目の物品Wが1番目のゾーンZである最上流のゾーンZ上で停止する。このため、例えば作業者は、図10(e)に示すように3番目のゾーンZである取出ステーション上から物品Wを取り出すことができる。
【0095】
そして、取出ステーション上から物品Wが人手で取り出されると、図10(f)に示すように、物品Wが取出ステーションからアキュームレイトコンベヤ2外に取り出されるたびに、取出ステーション上に次の物品Wが供給される。
【0096】
なお、作業者が押しボタンスイッチ13をオフ操作して、取出ステーションの設定を解除すると、図10(g)に示すように、取出ステーションは通常のゾーンZに戻り、蓄積していた物品Wを順次搬送する。このとき、物品Wの搬送に必要なゾーンZのみのモーターローラ7およびフリーローラ8が回転する。物品Wの搬送に寄与しないゾーンZではモーターローラ7およびフリーローラ8は停止している。
【0097】
次いで、図11に示すフローチャートを参照しつつ、最下流ゾーンZのドライバー基板11による下流機器4への自己のゾーンZからの物品Wの払出処理等の流れについて説明する。なお、ドライバー基板11と下流機器4との信号のやりとりはコミュニケーション基板20を介して行われる。
【0098】
最下流ゾーンZのドライバー基板11は、下流機器4からの制御信号(受入可指示信号)が「受入可出力オン」信号であるか、「受入可出力オフ」信号であるかを確認することにより、下流機器4からの受入可指示の有無を判断する(ステップ81)。
【0099】
制御信号が「受入可出力オン」で、下流機器4からの受入可指示「有り」と判断した場合、コミュニケーション基板20のブロック払出し設定用ディップスイッチ21がオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ82)。
【0100】
そして、ブロック払出し設定用ディップスイッチ21がオフ状態であると判断したときには、自己のゾーンZの在荷フラグがオン状態であるか、オフ状態であるかを判断する(ステップ83)。
【0101】
ドライバー基板11は、自己のゾーンZの在荷フラグがオン状態であると判断すると、自己のゾーンZのモーターローラ7に電力を供給し、モーターローラ7を駆動回転させる(ステップ84)。そして、自己のゾーンZの在荷フラグがオフ状態になったと判断すると(ステップ85)、モーターローラ7への電力供給を止め、自己のゾーンZのモーターローラ7を停止させる(ステップ86)。このように、例えば、ブロック払出し設定用ディップスイッチ21がオフでブロック払出し機能が設定されていない場合には、通常の搬送動作により物品Wが下流機器4へ1個づつ順々に払い出される。
【0102】
一方、ステップ82において、ブロック払出し設定用ディップスイッチ21がオン状態であると判断したときには、予め設定された複数のゾーンZであるセットゾーンZ、例えば搬送手段6を構成するすべてのゾーンZの各ドライバー基板11がコミュニケーション基板20によりそれぞれ制御され、セットゾーンZの各モーターローラ7全てが一斉に駆動回転する(ステップ87)。このセットゾーンの各モーターローラ7の一斉駆動回転により、セットゾーンZ上に蓄積されていた物品Wが、1つのブロック状態のまま下流機器4へ一斉に払い出される。
【0103】
すると、セットゾーンZの中の最上流のゾーンZから順に在荷フラグオフでモーターローラ7が停止し、上流のゾーンZからの受入処理に移行する(ステップ88)。そして、最下流ゾーンZのドライバー基板11は、下流機器4からの受入可指示「無し」と判断すると(ステップ89)、上記ステップ85に移行する。
【0104】
そして、上記一実施の形態によれば、各ゾーンZのドライバー基板11にアキュームレーション機能等を実現可能なプログラマブルなコンベヤ制御機能を持たせたので、例えばアキュームレイトコンベヤ2の各ゾーンZを一括制御する高価な制御装置を不要にでき、製造コストを低減できる。また、隣接するドライバー基板11同士でデータ転送可能であるため、動作データの設定、変更、モニタリング等を容易に行える。
【0105】
また、各ゾーンZのドライバー基板11に自己のゾーンを搬入ステーションまたは取出ステーションに設定するための押しボタンスイッチ13を接続したので、所望のゾーンZの押しボタンスイッチ13の押圧操作により、簡単に所望のゾーンを搬入ステーションに設定したり、取出ステーションに設定することができる。よって、所望のゾーンへの物品搬入要求および所望のゾーンからの物品取出要求のそれぞれに対応でき、従来の構成に比べて使用場所に関して制約をより一層受けにくくできる。例えば、物品Wを取り扱う設備に応じて、アキュームレイトコンベヤ2に搬入用コンベヤ、取出用コンベヤ等を必要に応じて連設することができる。
【0106】
さらに、ブロック払出し設定用ディップスイッチ21を有するコミュニケーション基板20を設けたので、ブロック払出し設定用ディップスイッチ21によりブロック払出し機能を設定することができ、セットゾーンZ上に蓄積されていた物品Wを1つのブロック状態のまま一斉に払い出すことができ、処理能力を向上できる。
【0107】
また、ドライバー基板11は、自己のゾーンZ上に物品Wは無いと認識している場合には、「払出し要求オン」の制御信号を下流のゾーンZに出力しないため、物品Wの搬送に寄与しないゾーンZが駆動するのを防止でき、省エネ化を図ることができる。
【0108】
なお、上記実施の形態においては、押しボタンスイッチ13等の操作手段の操作で、搬入ステーションおよび取出ステーションを設定可能であると説明したが、例えば、操作手段の操作で搬入ステーションのみを設定可能な構成、操作手段の操作で取出ステーションのみを設定可能な構成としてもよい。
【0109】
また、ブロック払出し機能の設定は、ブロック払出し設定用ディップスイッチ21ではなく、例えば、各ドライバー基板11に接続したパソコン等にて行える構成としてもよい。
【0110】
さらに、ゾーンZ上の物品Wの有無を検知する物品在荷検知用の検知手段は、外部センサである光電スイッチ12には限定されず、例えば、モーターローラ7に内蔵したホールセンサ等にて構成したものでもよく、このホールセンサ等にて構成された検知手段は、物品Wからモーターローラ7のローラ外管に作用する負荷である外部力に基づいて物品Wの有無を検知する。検知手段からの検知信号を1つ上流のゾーンの制御手段に直接出力する構成にも適用できる。
【0111】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、所望のゾーンを搬入ステーションに設定したり、取出ステーションに設定することができるので、所望のゾーンへの物品搬入要求および所望のゾーンからの物品取出要求のそれぞれに対応でき、よって、従来の構成に比べて使用場所に関して制約をより一層受けにくくできる。
【0112】
請求項2記載の発明によれば、制御部でセットゾーンに対応する制御手段を制御することにより、予め設定されたセットゾーンから物品を一斉に払い出することができる。
【0113】
請求項3記載の発明によれば、制御手段でモーターローラを制御することにより、例えば物品を適切に搬送したり蓄積したりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の物品搬送装置の一実施の形態を示す概念図である。
【図2】 同上物品搬送装置のドライバー基板の動作を示すフローチャートである。
【図3】 同上物品搬送装置の最上流ゾーンのドライバー基板の動作を示すフローチャートである。
【図4】 同上物品搬送装置の最上流ゾーンのドライバー基板の動作を示すフローチャートである。
【図5】 同上物品搬送装置の中間ゾーンのドライバー基板の動作を示すフローチャートである。
【図6】 同上物品搬送装置の中間ゾーンのドライバー基板の動作を示すフローチャートである。
【図7】 同上物品搬送装置の中間ゾーンのドライバー基板の動作を示すフローチャートである。
【図8】 (a)ないし(g)は、通常搬送の動作説明図である。
【図9】 (a)ないし(f)は、搬入ステーション設定、設定解除時の動作説明図である。
【図10】 (a)ないし(g)は、取出ステーション設定、設定解除時の動作説明図である。
【図11】 同上物品搬送装置のドライバー基板の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 物品搬送装置
6 搬送手段
7 モーターローラ
11 制御手段としてのドライバー基板
13 操作手段としての押しボタンスイッチ
16 設定手段であるディップスイッチ部
20 制御部としてのコミュニケーション基板
W 物品
X 搬送方向
Z ゾーン
Claims (4)
- 搬送方向に並んだ複数のゾーンによって構成され、物品を搬送する搬送手段と、
前記各ゾーンごとに設けられ、隣接するゾーンのものからの信号に応じて自己のゾーンを制御する制御手段と、
前記各ゾーンごとに設けられ、自己のゾーンを物品搬入用の搬入ステーションまたは物品取出用の取出ステーションに設定するための操作手段である物品搬入・物品取出兼用のスイッチとを具備し、
前記物品搬入・物品取出兼用のスイッチの操作により前記搬入ステーションが設定された場合には、前記制御手段の制御により前記搬入ステーションの1つ上流のゾーンを最下流として物品が上流に向って順次蓄積され、
前記物品搬入・物品取出兼用のスイッチの操作により前記取出ステーションが設定された場合には、前記制御手段の制御により前記取出ステーションを最下流として物品が上流に向って順次蓄積される
ことを特徴とする物品搬送装置。 - 予め設定されたセットゾーンから物品が一斉に払い出されるように、前記セットゾーンに対応する制御手段を制御する制御部を具備した
ことを特徴とする請求項1記載の物品搬送装置。 - 各ゾーンは、少なくとも制御手段により制御されるモーターローラを含む
ことを特徴とする請求項1または2記載の物品搬送装置。 - 各制御手段に設けられた設定手段を具備し、
前記各設定手段は、物品搬入設定用ディップスイッチおよび物品取出設定用ディップスイッチを有する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の物品搬送装置。
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