JP4716101B2 - 物品搬送設備 - Google Patents
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Description
そして、このような物品搬送設備においては、走行台車に対してメンテナンス作業を行う必要がある場合があり、そのための従来例として、走行経路の一部に台車退避部を設け、メンテナンス作業が必要な走行台車を台車退避部に退避させ、残りの走行台車を走行経路における台車退避部を外れた部分を走行させて搬送作業を継続して行いながら、台車退避部において走行台車に対して作業員がメンテナンス作業を行うように構成されているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、上記従来の物品搬送設備では、走行経路における台車退避部を外れた部分と台車退避部との間が開放状態となっているため、メンテナンス作業中に作業員が誤って走行経路における台車退避部を外れた部分に移動してしまうと、その台車退避部を外れた部分を走行する走行台車が作業員に衝突してしまう可能性がある。また、メンテナンス作業中に作業員が誤ってメンテナンス作業を行う走行台車を台車退避部を外れた部分まで移動させてしまうと、台車退避部を外れた部分において搬送作業を行う走行台車とメンテナンス作業を行う走行台車とが衝突してしまう可能性がある。
そして、メンテナンス作業を行う際に走行台車を台車退避部まで走行させるため、また、メンテナンス作業を行う走行台車の動作確認するために、台車退避部に沿っても給電線を設置する場合がある。このような場合では、メンテナンス作業を行う走行台車が台車退避部で停止する前に作業員が台車退避部における走行台車の走行移動範囲にまで進入してしまうと、メンテナンス作業を行う走行台車が作業員に衝突してしまう可能性がある。また、メンテナンス作業中に誤って走行台車を走行経路における台車退避部を外れた部分に走行させてしまうと、台車退避部を外れた部分において搬送作業を行う走行台車とメンテナンス作業を行う走行台車とが衝突してしまう可能性がある。
そこで、メンテナンス作業を行う際の作業員に走行台車が衝突することや走行台車同士が衝突することを回避して安全性を高める必要があった。
前記走行経路の一部にメンテナンス作業を行うために前記走行台車を係留するための台車係留部が設けられ、前記台車係留部に進入した走行台車を係留する係留手段が走行台車を係留したことを検出する係留検出手段、前記台車係留部に前記走行台車が出入りする台車出入口を開閉する台車出入口用開閉体の開閉を検出する台車出入口開閉検出手段、前記台車係留部に作業員が出入りする作業員出入口を開閉する作業員出入口用開閉体の開閉を検出する作業員出入口開閉検出手段が設けられ、前記給電線が、前記走行経路のうちの前記台車係留部の存在部分を外れた部分に対応して設置される主給電線部分と、前記走行経路のうちの前記台車係留部の存在部分に対応して設置される係留給電線部分とに分割され、前記給電線への電力の供給を制御する電力供給制御手段が、前記台車出入口開閉検出手段が開き状態を検出し且つ前記作業員出入口開閉検出手段が閉じ状態を検出する台車進入可能状態においては、前記給電線における前記主給電線部分と前記係留給電線部分とに電力を供給する給電状態とし、前記台車出入口開閉検出手段が閉じ状態を検出し且つ前記係留検出手段が係留状態を検出する台車保持状態においては、前記給電線における前記主給電線部分にのみ電力を供給する給電状態とし、前記台車進入可能状態及び前記台車保持状態でない状態においては、前記給電線への電力の供給を停止する給電停止状態とするように構成されている点にある。
つまり、通常作業を行う台車進入可能状態では、電力供給制御手段が給電線に電力を供給する給電状態となるため複数の走行台車は走行経路を走行することができるので、複数の走行台車を走行経路における台車係留部から外れた部分に沿って走行させて物品を搬送することができる。
このように台車進入可能状態に切り換えられている状態から作業員が台車係留部に進入すべく作業員用開閉体を開くと、作業員出入口用開閉体が閉じ状態でなくなるため台車進入可能状態でない状態となる。そして、台車進入可能状態から作業員用開閉体を開いたときは、メンテナンス作業を行う走行台車が係留手段にて係留されておらず台車出入口用開閉体が開き状態であるため係留状態でもなく、台車係留部に進入した作業員にて、メンテナンス作業を行う走行台車を台車係留手段にて係留し且つ台車出入口用開閉体を閉じることにより台車保持状態となる。
つまり、作業員が作業員出入口用開閉体を開いて台車係留部に進入し、その作業員にてメンテナンス作業を行う走行台車を係留手段にて台車係留部に係留し且つ台車出入口用開閉体を閉じて台車進入可能状態から台車保持状態に切り換える間は、台車進入可能状態及び台車保持状態でない状態となるため、電力供給制御手段が給電線への電力を停止する給電停止状態となり複数の走行台車は停止するので、走行経路を走行する走行台車が台車係留部に進入した作業員に衝突することを回避できる。
また、台車保持状態に切り換えた状態では、台車出入口用開閉体が閉じられ、メンテナンス作業を行う走行台車が係留手段にて台車係留部に係留されており、これら台車出入口用開閉体と係留手段とによりメンテナンス作業を行う走行台車の台車係留部を外れた部分への進出が規制されているため、メンテナンス作業中にメンテナンス作業を行う走行台車が誤って台車係留部を外れた部分に走行してしまうことを防止することができるので、メンテナンス作業を行う走行台車と搬送作業を行う走行台車との衝突を回避することができる。また、台車保持状態に切り換えた状態では、台車出入口用開閉体が閉じられているため、作業員が台車係留部を外れた部分に誤って進入してしまうことを防止することができるので、台車係留部を外れた部分に進入した作業員に搬送作業を行う走行台車が衝突することを回避することができる。
そして、給電線を主給電線部分と係留給電線部分とに分割したものでありながら、台車進入可能状態では主給電線部分並びに係留給電線部分に電力が供給されているため、搬送作業を行う走行台車は、走行経路のうち台車係留部と台車係留部を外れた部分との両方を走行することができるため、メンテナンス作業を行う際にはそのメンテナンス作業を行う走行台車を台車係留部まで走行させることができるので、メンテナンス作業に円滑に移行することができる。
また、給電状態切換え手段は台車保持状態でない状態となると給電停止状態に自動復帰するように構成されているため、係留手段による走行台車の係留が解除されたり台車出入口開閉体の開き操作により台車保持状態でない状態となると給電停止状態となるので、係留手段による係留の解除や台車出入口開閉体が開くことによりメンテナンス作業を行う走行台車が台車係留部に外れた部分に進出することが規制されなくなった状態で走行台車が不意に走行してしまうのを防止することができる。
図1に示すように、物品搬送設備には、走行経路Rに沿って走行する物品搬送用の複数の走行台車3が設けられている。走行経路Rは、一直線状の有端形態であり、走行経路Rの一部つまりは走行経路Rの両端部に台車係留部r2が設けられている。
そして、走行経路Rのうちの台車係留部r2の存在部分を外れた部分、つまりは、走行経路Rのうちの両端部に設けられた台車係留部r2の間に位置する物品搬送部r1の存在部分の横側方には、複数のステーション1が設けられており、走行台車3が走行経路Rを往復走行して複数のステーション1の間で物品Bを搬送するように構成されている。
前記走行車輪5は、走行モータ6にて回転駆動され且つネガティブ式のブレーキ装置21にて制動される駆動用の走行車輪5と、従動回転自在な従動用の走行車輪5とから構成されている。
主給電線部分22a並びに一方の係留給電線部分22bには、図外の電源装置から上流電源線32を介して給電され、他方の係留給電線部分22bには、主給電線部分22aから下流電源線33を介して給電されるように構成されている。
そして、2台の走行台車3の夫々には、給電線22からの受電部23が設けられており、給電線22からの受電した電力にて走行台車3に走行モータ6やブレーキ装置21や移載装置4等の駆動用電力が給電される。従って、主給電線部分22aに給電されると走行台車3は走行経路Rのうちの物品搬送部r1を走行することができ、係留給電線部分22bに給電されると、走行台車3は走行経路Rのうちの給電された台車係留部r2を走行することができる。
また、台車係留部r2の夫々には、走行台車3までの距離を検出することにより走行経路R上における走行台車3の位置を検出する位置検出センサ15が設けられており、この位置検出センサ15の検出情報は、地上側コントローラ14に入力されるように構成されている。
そして、地上側コントローラ14は、位置検出センサ15の検出情報に基づいて走行経路Rに位置する2台の走行台車3の運転を衝突しないように管理する2台管理制御と、一方の走行台車3を台車係留部r2に係留し、他方の走行台車3の運転を一方の走行台車3が係留される台車係留部r2に進入しないように管理する1台管理制御とを行うように構成されている。
そして、図5に示すように、1台管理制御では、一方の走行台車3が故障やメンテナンス作業のために台車係留部r2に係留させた状態においては、前記引当処理を行わずに他方の走行台車3にて全ての搬送処理を行うべく、1台の物品搬送車3の運転を走行させるように管理されている。
ちなみに、搬送要求情報については、キーボードの人為操作式の入力装置や上位コンピュータにより、地上側コントローラ14に対して移載対象のステーション1を指示する搬送要求情報を入力するように構成されている。
そして、台車用扉27は、横幅方向の一端側を中心に作業員の手動操作にて揺動操作するように構成されており、台車出入口26を走行台車3が通れないように閉じた閉じ状態と台車出入口26を走行台車3が通れるように開いた開き状態とに揺動操作自在に構成されている。また、作業員用扉29も、横幅方向の一端側を中心に作業員の手動操作にて揺動操作するように構成されており、作業員出入口28を作業員が通れないように閉じた閉じ状態と作業員出入口28を作業員が通れるように開いた開き状態とに揺動操作自在に構成されている。
尚、台車用扉27は、閉じ状態において物品搬送部r1と台車係留部r2との間に位置するように設けられている。
そして、台車用扉27の開閉を検出する台車出入口開閉検出手段が台車扉開き検出スイッチ34と台車扉閉じ検出スイッチ35とで構成され、作業員用扉29の開閉を検出する作業員出入口開閉検出手段が作業員扉閉じ検出スイッチ36にて構成され、係留手段30が走行台車3を係留したことを検出する係留検出手段が係留検出スイッチ37にて構成されている。
また、電力供給制御手段40は、前記係留給電線部分22bについては、前記台車進入可能状態においては、前記給電状態とし、且つ、前記台車進入可能状態でない状態においては、前記給電停止状態とするように構成されている。
また、電力供給制御手段40には、上流電源線32における前記分岐する箇所よりも下流側の一方の係留給電線部分22bに接続される部分と前記下流電源線33との夫々に係留用停止スイッチ42が設けられている。
また、電力供給制御手段40は、台車進入可能状態においては係留用停止スイッチ42を入り操作して台車進入可能状態となった台車係留部r2に対応する係留給電線部分22bについて給電状態とし、台車進入可能状態でない状態においては係留用停止スイッチ42を切り操作して台車進入可能状態でない状態となった台車係留部r2に対応する係留給電線部分22bについて給電停止状態とするように構成されている。
尚、前記台車進入可能状態では全体用停止スイッチ41が入り操作されているので係留給電線部分22bについては給電される。
図3、図4に示すように、前記台車進入可能状態になると台車扉開き検出スイッチ34並びに作業員扉閉じ検出スイッチ36が入り操作されることにより、台車進入可能状態となった台車係留部r2に対応する第1リレー44の係留用停止スイッチ42並びに接点44aが入り操作され、前記台車進入可能状態でない状態になると台車進入可能状態でない状態となった台車係留部r2に対応する第1リレー44の係留用停止スイッチ42並びに接点44aが切り操作される。また、前記台車保持状態になると台車扉閉じ検出スイッチ35並びに係留検出スイッチ37が入り操作されることにより、台車保持状態となった台車係留部r2に対応する第2リレー45の接点45aが入り操作され、前記台車保持状態でない状態になると台車保持状態でない状態となった台車係留部r2に対応する第2リレー45の接点45aが切り操作される。
そして、2箇所の台車係留部r2の両方において2つの接点44a、45aのいずれかが入り操作されていると第3リレー46の全体用停止スイッチ41が入り操作され、2箇所の台車係留部r2の一方又は両方において2つの接点44a、45aの両方が切り操作されていると第3リレー46の全体用停止スイッチ41が切り操作される。
そして、2箇所の台車係留部r2の一方の台車用扉27を閉じ状態とし、その台車係留部r2の係留手段30に走行台車3を係留することにより、給電線22における一方の台車係留部r2に対応する一方の係留給電線部分22bには電力が供給されないので、一方の台車係留部r2においてメンテナンス作業を行う一方の走行台車3は停止し、給電線22における主給電線部分22aと他方の台車係留部r2に対応する他方の係留給電線部分22bとの夫々に電力が供給されるので、搬送作業を行う他方の走行台車3は、走行経路Rにおける物品搬送部r1と他方の台車係留部r2とを走行することができる。
ちなみに、台車用扉27を閉じ状態にしなければ台車保持状態とならないため、走行台車3のメンテナンス作用を行う際に台車用扉27を閉じるのを忘れないものとなり、台車用扉27を開き状態にしなければ台車進入可能状態にならないため、走行台車3のメンテナンス作業が終了した際に台車用扉27を開くのを忘れないものとなる。
つまり、上流電源線32には、前記係留用停止スイッチ42を設けた停止用給電線部分を避ける迂回用給電線部分が設けられており、給電状態切換え手段43は、停止用給電線部分に接続される操作位置と迂回用給電線部分に接続される操作位置とに切換え操作可能に構成されている。
そして、給電状態切換え手段43は、停止用給電線部分に接続される操作位置に向けて復帰付勢され且つ迂回用給電線部分に接続される操作位置で保持するラッチ機構が備えられている。
前記台車進入可能状態でない状態になると第1リレー44により台車進入可能状態でない状態となった台車係留部r2に対応する給電状態切換え手段43のラッチを解除して給電状態切換え手段43を停止用給電線部分に接続される操作位置に復帰させるように構成されている。
つまり、図4に示すように、前記台車検出スイッチ47は、前記上流電源線32における主給電線部分22a側と一方の係留給電線部分22b側とに分岐する箇所よりも上流側に設けられており、前記走行台車3が前記台車用扉27に対して設定距離以上近づいた異常接近状態を検出するすることにより台車検出スイッチ47が切り操作されて給電線22について給電停止状態とするように構成されている。
そして、具体的な説明は省略するが、台車検出スイッチ47は、台車用扉27の物品搬送部r1側に揺動自在接続された棒状の支持部材の遊端部に取り付けられており、台車用扉27を開き状態とする際には棒状部材を起立姿勢にして台車検出スイッチ47を台車用扉27近くに位置させて格納し、台車用扉27を閉じ状態とした際には棒状部材を水平又は略水平姿勢として台車検出スイッチ47を台車用扉27から設定距離離して使用するように構成されている。
(1) 上記実施の形態では、台車出入口用開閉体27を、横幅方向の一端側を中心に作業員の手動操作にて揺動開閉するように構成し、揺動操作により閉じ状態と開き状態とに開閉操作するように構成したが、作業員の手作業により移動自在に構成し、台車出入口26を閉じるように走行経路Rに設置した閉じ状態と、台車出入口用開閉体27を開くように走行経路R或いは走行経路R外に設置した開き状態とに開閉操作するように構成してもよい。
この場合、図6、図7に示すように、台車扉開き検出スイッチ34を、走行経路R外に設けられて開き状態の台車出入口用開閉体27の両端部を夫々検出する一対のリミットスイッチにて構成し、台車扉閉じ検出スイッチ35を、走行経路Rにおける物品搬送部r1と台車係留部r2との間に設けられて閉じ状態の台車出入口用開閉体27の両端部を夫々検出する一対のリミットスイッチにて構成してもよい。
また、上記実施の形態では、台車出入口開閉検出手段34、35や作業員出入口開閉検出手段36をリミットスイッチにて構成したが、ポテンショメータ等の他のセンサにて構成してもよい。
そして、台車保持状態において電力停止手段18を走行モータ6やブレーキ装置21への電力供給を停止するように地上側コントローラ14等の管理手段にて複数の走行台車3を管理するように構成してもよい。
そして、操作手段を係留手段30にて構成し、係留手段30にて走行台車3を係留することにより走行モータ6やブレーキ装置21への電力の供給を停止するようにしてもよく、また、操作手段を台車係留部に設置或いは作業員が携帯する操作具にて構成してもよい。
22 給電線
22a 主給電線部分
22b 係留給電線部分
23 受電部
26 台車出入口
27 台車出入口用開閉体
28 作業員出入口
29 作業員出入口用開閉体
30 係留手段
34 台車出入口開閉検出手段
35 台車出入口開閉検出手段
36 作業員出入口開閉検出手段
37 係留検出手段
40 電力供給制御手段
43 給電状態切換え手段
47 台車検出手段
R 走行経路
r2 台車係留部
Claims (4)
- 物品搬送用の複数の走行台車が共用する走行経路に沿って給電線が設置され、前記複数の走行台車に前記給電線からの受電部が設けられた物品搬送設備であって、
前記走行経路の一部にメンテナンス作業を行うために前記走行台車を係留するための台車係留部が設けられ、
前記台車係留部に進入した走行台車を係留する係留手段が走行台車を係留したことを検出する係留検出手段、
前記台車係留部に前記走行台車が出入りする台車出入口を開閉する台車出入口用開閉体の開閉を検出する台車出入口開閉検出手段、
前記台車係留部に作業員が出入りする作業員出入口を開閉する作業員出入口用開閉体の開閉を検出する作業員出入口開閉検出手段が設けられ、
前記給電線が、前記走行経路のうちの前記台車係留部の存在部分を外れた部分に対応して設置される主給電線部分と、前記走行経路のうちの前記台車係留部の存在部分に対応して設置される係留給電線部分とに分割され、
前記給電線への電力の供給を制御する電力供給制御手段が、
前記台車出入口開閉検出手段が開き状態を検出し且つ前記作業員出入口開閉検出手段が閉じ状態を検出する台車進入可能状態においては、前記給電線における前記主給電線部分と前記係留給電線部分とに電力を供給する給電状態とし、前記台車出入口開閉検出手段が閉じ状態を検出し且つ前記係留検出手段が係留状態を検出する台車保持状態においては、前記給電線における前記主給電線部分にのみ電力を供給する給電状態とし、前記台車進入可能状態及び前記台車保持状態でない状態においては、前記給電線への電力の供給を停止する給電停止状態とするように構成されている物品搬送設備。 - 前記係留給電線部分に対して電力を供給する給電状態へ切換える人為操作式の給電状態切換え手段が、前記台車保持状態においては前記給電状態に切換え保持自在で、前記台車保持状態でないときには給電停止状態に自動復帰する形態で設けられている請求項1記載の物品搬送設備。
- 前記台車出入口用開閉体が閉じ状態にあるときに、前記台車係留部の外部に位置する前記走行台車が前記台車出入口用開閉体に対して設定距離以上近づいた異常接近状態を検出する台車検出手段が設けられ、
前記電力供給制御手段が、前記給電状態において、前記台車検出手段が前記異常接近状態を検出すると、前記給電停止状態に切換えるように構成されている請求項1又は2記載の物品搬送設備。 - 前記走行経路が有端形態であり、
前記台車係留部が、前記走行経路の両端部の夫々に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品搬送設備。
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