JP4715682B2 - シミュレーション装置、シミュレーション方法及びシミュレーションプログラム - Google Patents
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Description
また、前記第1の修正関数生成手段は、前記中間データにおける所定のパラメータの値を、前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データにおける前記所定のパラメータの値に近づける第1の修正関数を生成し、前記第1の補正手段は、前記第1の修正関数で前記中間データにおける所定のパラメータの値を補正すると共に、補正された前記所定のパラメータを基に前記中間データを補正する。ここで、中間データにおける所定のパラメータは、中間データを変換することにより得られるパラメータである。上記のシミュレーション装置によれば、中間データと前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データとの差分の傾向が複雑な場合であっても、中間データを前記中間データに対応する実測データに精度良く近似させることができる。
図1は、本実施形態に係るシミュレーション装置100を示す模式図である。シミュレーション装置100は、コンピュータ1と、計測装置2と、エンジン3とを備える。エンジン3には、トルクセンサ等の各種のセンサが取り付けられている。各センサの出力信号は、計測装置2に取り込まれる。また、計測装置2は、エンジン3の吸気バルブ及び排気バルブの動作タイミングや、燃料噴射弁の開度等を制御できる。コンピュータ1と計測装置2とは接続されており、計測装置2は、コンピュータ1からの指令に従って、所定の制御条件の下でエンジン3を運転する。エンジン3の状態は各種センサによって計測される。計測装置2は、それらセンサの出力信号に基づいて実測データを生成し、これをコンピュータ1に送信する。
最初に、本発明の第1実施形態に係るシミュレーションモデル作成方法について具体的に説明する。
次に、第1実施形態に係るシミュレーションモデル作成処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明することとする。図4は、シミュレーションモデル作成処理を示すフローチャートである。
次に、本発明の第2実施形態に係るシミュレーションモデル作成方法について具体的に説明する。
次に、第2実施形態に係る修正関数算出処理について、図9に示すフローチャートを用いて説明することとする。図9は、修正関数算出処理を示すフローチャートである。
2 計測装置
3 エンジン
Claims (4)
- 対象の状態を推定するモデルを作成するシミュレーション装置であって、
前記対象の物理的な性質を考慮したシミュレーションモデルを作成するシミュレーションモデル作成手段と、
前記シミュレーションモデルに入力データを入力して算出途中の値として得られる中間データを、前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データに近づける第1の修正関数を生成する第1の修正関数生成手段と、
前記中間データを前記第1の修正関数で補正する第1の補正手段と、
前記シミュレーションモデルに前記第1の補正手段により補正された前記中間データを入力して最終結果として得られる出力データを、前記対象の状態を実測して得られた前記出力データに対応する実測データに近づける第2の修正関数を生成する第2の修正関数生成手段と、
前記出力データを前記第2の修正関数で補正する第2の補正手段と、を備え、
前記第1の修正関数生成手段は、前記中間データにおける所定のパラメータの値を、前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データにおける前記所定のパラメータの値に近づける第1の修正関数を生成し、
前記第1の補正手段は、前記第1の修正関数で前記中間データにおける所定のパラメータの値を補正すると共に、補正された前記所定のパラメータを基に前記中間データを補正し、
前記中間データにおける所定のパラメータは、前記中間データを変換することにより得られるパラメータであることを特徴とするシミュレーション装置。 - 前記第1の修正関数生成手段は、前記中間データと前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データとの差分を基に前記第1の修正関数を生成することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション装置。
- 対象の状態を推定するモデルを作成するシミュレーション方法であって、
前記対象の物理的な性質を考慮したシミュレーションモデルを作成するシミュレーションモデル作成工程と、
前記シミュレーションモデルに入力データを入力して算出途中の値として得られる中間データを、前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データに近づける第1の修正関数を生成する第1の修正関数生成工程と、
前記中間データを前記第1の修正関数で補正する第1の補正工程と、
前記シミュレーションモデルに前記第1の補正工程により補正された前記中間データを入力して最終結果として得られる出力データを、前記対象の状態を実測して得られた前記出力データに対応する実測データに近づける第2の修正関数を生成する第2の修正関数生成工程と、
前記出力データを前記第2の修正関数で補正する第2の補正工程と、を備え、
前記第1の修正関数生成工程は、前記中間データにおける所定のパラメータの値を、前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データにおける前記所定のパラメータの値に近づける第1の修正関数を生成し、
前記第1の補正工程は、前記第1の修正関数で前記中間データにおける所定のパラメータの値を補正すると共に、補正された前記所定のパラメータを基に前記中間データを補正し、
前記中間データにおける所定のパラメータは、前記中間データを変換することにより得られるパラメータであることを特徴とするシミュレーション方法。 - コンピュータによって実行されるシミュレーションプログラムであって、
対象の物理的な性質を考慮したシミュレーションモデルを作成するシミュレーションモデル作成手段、
前記シミュレーションモデルに入力データを入力して算出途中の値として得られる中間データを、前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データに近づける第1の修正関数を生成する第1の修正関数生成手段、
前記中間データを前記第1の修正関数で補正する第1の補正手段、
前記シミュレーションモデルに前記第1の補正手段により補正された前記中間データを入力して最終結果として得られる出力データを、前記対象の状態を実測して得られた前記出力データに対応する実測データに近づける第2の修正関数を生成する第2の修正関数生成手段、
前記出力データを前記第2の修正関数で補正する第2の補正手段、として前記コンピュータを機能させ、
前記第1の修正関数生成手段は、前記中間データにおける所定のパラメータの値を、前記対象の状態を実測して得られた前記中間データに対応する実測データにおける前記所定のパラメータの値に近づける第1の修正関数を生成し、
前記第1の補正手段は、前記第1の修正関数で前記中間データにおける所定のパラメータの値を補正すると共に、補正された前記所定のパラメータを基に前記中間データを補正し、
前記中間データにおける所定のパラメータは、前記中間データを変換することにより得られるパラメータであることを特徴とするシミュレーションプログラム。
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JP2006228717A JP4715682B2 (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | シミュレーション装置、シミュレーション方法及びシミュレーションプログラム |
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