JP6834773B2 - 管理装置、データセンタ管理プログラム、データセンタ管理方法及びデータセンタシステム - Google Patents

管理装置、データセンタ管理プログラム、データセンタ管理方法及びデータセンタシステム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、データセンタ管理プログラム、データセンタ管理方法及びデータセンタシステムに関する。
例えば、多数のICT(Information and Communication Technology)機器が設置されているデータセンタでは、当該ICT機器の設置室における気温上昇を抑えるために、空調機が使用されている。
そして、空調に関る計測指標(例えば、温度や湿度)の変化を予測し、その予測に基づいて空調機を制御すれば、目標となる環境を維持し易い。
しかし、予測を行う間隔が、計測指標の変化の速さに適さず、長過ぎる場合には、予測の値の変化が、実際に計測される値の変化よりも遅れることがある。従って、上述した計測指標の予測は、常に正確であるとは限らない。
尚、特許文献1には、線形回帰モデルに関して、予測データと実績データとの乖離が閾値を超える場合に、予測モデルを変更することが開示されている。更に、より短い期間における予測において乖離が閾値を超える場合に、補正された予測モデルを用いることも開示されている。
更に、特許文献2には、データ変動の予測について、測定値に関する過去の変化量に対して予測精度による重み付けを行うことが記載されている。
特開2015−90691号公報 特開平9−259110号公報
小川雅俊、大貝晴俊、「大規模データに基づく局所モデリングのプラント状態長期予測への応用」、 電気学会論文誌C Vol.131 No.4 pp.718−721 (2011) 牛田 俊、木村 英紀、「Just−in−time モデリング技術を用いた非線形システムの同定と制御」、計測と制御、Vol.44 No.2 pp.102−106(2005) Anders Stenman,「Just−in−Time Models with Applications to Dynamical System」,Linkoping Studies in Science and Technology Thesis No.601 March 1997
本発明の目的は、一側面では、データセンタの環境管理に用いられる計測指標に関する予測精度を高めることである。
一態様に係る管理装置は、データセンタを管理するデータセンタ管理装置であって、(A)データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、(B)計測データと差分データとに基づいて算出した予測データを、予測データ記憶部に記憶する予測データ算出部と、(C)計測した計測データを上記実測データとして計測データ記憶部に記憶する計測部と、(D)計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を予測データ記憶部に記憶する変化量算出部と、(E)計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と第1の補正後予測データとに基づいて、第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出する補正後予測データ生成部と、(F)補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて上記装置を制御する制御部とを有する。
一側面としては、データセンタの環境管理に用いられる計測指標に関する予測精度を高めることができる。
図1は、データセンタにおけるICT機器室及び空調機室の構成例を示す図である。 図2は、計測データの例を示す図である。 図3は、データセンタにおけるICT機器室及び空調機室の構成例を示す図である。 図4Aは、第1補正の概要を示す図である。 図4Bは、第1補正の概要を示す図である。 図5Aは、第2補正の概要を示す図である。 図5Bは、第2補正の概要を示す図である。 図6は、空調機制御器のモジュール構成例を示す図である。 図7は、メイン処理フローを示す図である。 図8は、実測値テーブルの例を示す図である。 図9は、第1差分テーブルの例を示す図である。 図10は、第1差分の算出処理フローを示す図である。 図11は、予測値の算出処理フローを示す図である。 図12は、近傍データの例を示す図である。 図13は、原予測値テーブルの例を示す図である。 図14は、第2差分テーブルの例を示す図である。 図15は、第2差分の算出処理フローを示す図である。 図16は、第1近似式の特定処理フローを示す図である。 図17は、原予測値の回帰直線の例を示す図である。 図18は、第1近似式テーブルの例を示す図である。 図19は、第1補正処理フローを示す図である。 図20は、第1予測値テーブルの例を示す図である。 図21は、メイン処理フローを示す図である。 図22は、第2近似式の特定処理フローを示す図である。 図23は、第2差分の回帰直線の例を示す図である。 図24は、第2補正処理フローを示す図である。 図25は、第2予測値テーブルの例を示す図である。 図26は、メイン処理フローを示す図である。 図27は、コンピュータの機能ブロック図である。
図1に、データセンタにおけるICT機器室及び空調機室の構成例を示す。ICT機器室には、ラックに格納されたICT機器が設置されている。ICT機器は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)や記憶装置であるDIMM(Dual Inline Memory Module)の動作に伴い発熱する。従って、ICT機器を冷却するために、空調機が用いられる。尚、ICT機器がサーバである場合、ICT機器室はサーバルームと呼ばれることがある。
図1では、空調機103を1つ示しているが、空調機103が複数設置されることもある。空調機103は、空気を循環させて、湿度及び温度を調節する。そのため、空調機103は、湿度を調節するための除湿加湿器及び温度を調節するための冷却加熱器を有している。また、空調機103は、空気を送り出すための空調用ファンを有している。空調機103から送り出された空気は、給気口を通してICT機器室に送り込まれる。
一方、ICT機器室内の空気は、排気口から空調機室へ戻される。空調機室へ戻された空気は、空調機室の排気口から屋外へ放出される。また、空調機室へ戻された空気の一部は、ダンパを介して空調機103へ取り入れられる。
また、図示するようにデータセンタの外部又は内部の各地点に各種センサ105が設置されている。屋外に設置されているセンサ105aは、外気の乾球温度を計測する。同じくセンサ105bは、外気の相対湿度を計測する。空調機103に設置されているセンサ105cは、空調機103の消費電力を計測する。同じくセンサ105dは、空調機103の稼動状態を示す値を取得する。ICT機器室におけるラックの背面に設置されているセンサ105eは、ラックの背面における乾球温度を計測する。同じくセンサ105fは、ラックの背面における相対湿度を計測する。ICT機器室におけるラックの前面に設置されているセンサ105gは、ラックの前面における乾球温度を計測する。同じくセンサ105hは、ラックの前面における相対湿度を計測する。ICT機器内に設置されているセンサ105iは、ICT機器内における乾球温度を計測する。同じくセンサ105jは、ICT機器内における相対湿度を計測する。ICT機器に設置されているセンサ105kは、ICT機器の消費電力を計測する。同じくセンサ105lは、ICT機器の稼動状態を示す値を取得する。更に、これら以外の各種のセンサ105が用いられることがある。
そして、空調機制御器101は、これらのセンサ105から収集したデータに基づいて、空調機を制御する。空調機制御器101が収集する計測データについて説明する。図2に、計測データの例を示す。計測データは、例えば周期的に収集される。例えば10分間隔で計測データが収集される。この例では、地点aにおける温度A、機器bにおける消費電力B、地点cにおける湿度C、機器dにおけるファンの回転数D、機器eにおけるCPUの使用率E及び機器fにおける圧縮機の稼働率Fを示している。尚、以下では、地点aにおける温度Aを指標Aということがある。機器bにおける消費電力Bを指標Bということがある。地点cにおける湿度Cを指標Cということがある。機器dにおけるファンの回転数Dを指標Dということがある。機器eにおけるCPUの使用率Eを指標Eということがある。更に、機器fにおける圧縮機の稼働率Fを指標Fということがある。これらの指標以外にも計測データを収集しているが、図2では省略する。
空調機制御器101は、空調機103を制御するために一部の指標に関して、将来計測される値を予測する。この例では、指標A乃至指標Fが予測対象であるものとする。予測対象の指標に関しては、次の計測回における計測値が予測される。
空調機制御器101は、予測値に基づいて空調機103における動作量の加減量を求め、加減量を制御信号に変換する。そして、空調機制御器101は、空調機103へ当該制御信号を送信することによって、空調機103を制御する。
尚、図3に示したように、ICT機器室内のICT機器において計測データを収集して、予測値の計算を行うようにしてもよい。図3の例で、予測値の計算を行うICT機器は、空調機103における動作量を変換器へ送信する。変換器は、動作量の加減量を求め、加減量を空調機制御器101へ送信する。空調機制御器101は、加減量を制御信号に変換し、当該制御信号を空調機103へ送信する。
上述した空調機制御器101又は予測値の計算を行うICT機器において、例えばJITモデリング(Just−in−time)に基づいて、将来計測される値を予測する。JITモデリングに基づく予測処理については、非特許文献1乃至非特許文献3に内容が開示されている。尚、JITモデリング以外の方法で、予測値を算出するようにしてもよい。
但し、算出された予測値は、誤差を含む場合がある。例えばICT機器内の温度に係る指標は、急激に変化することがある。急激に変化する指標の場合、実測値の変化よりも予測値の変化が遅行することがある。本実施の形態では、このような誤差を補正する。具体的には、第1補正及び第2補正を行う。
図4Aに、第1補正の概要を示す。上段に示したグラフは、指標Aの実測値及び予測値を示している。縦軸は、実測値x[i]及び予測値y[i]を示している。横軸は、計測回iを示している。
図4Aに示した例で、916回目の計測時点において、空調機制御器101は、実測値x[916]を得るとともに、917回目において計測される指標Aの予測値y[917]を算出する。その後、917回目の計測時点において、空調機制御器101は、実測値x[917]を得るとともに、918回目において計測される指標Aの予測値y[918]を算出する。同様に、918回目の計測時点において、空調機制御器101は、実測値x[918]を得るとともに、919回目において計測される指標Aの予測値y[919]を算出する。
図示するように、予測値y[917]は、実測値x[917]よりも小さい。また、予測値y[918]は、実測値x[918]よりも小さい。この例では、指標Aが急激に上昇しているために、予測値yが実測値xよりも小さくなると想定される。
第1補正では、同じ計測回iにおける実測値x[i]と予測値y[i]との組をサンプルとする回帰分析によって、実測値x[i]に基づいて予測値y[i]に近似する値を算出する第1近似式を特定する。図4Aでは、サンプルとなる組を実線で囲んでいる。
そして、例えば918回目の計測時点において、第1補正式によって当初の予測値y[919]を補正後の予測値y <1>[919]に変換する。第1補正式は、第1近似式における予測値y[i]と実測値x[i]との関係を、第1補正前の予測値y[919]と第1補正後の予測値y <1>[919]に適用する式である。尚、以下では、当初の予測値を原予測値という。また、第1補正後の予測値を第1予測値という。第1予測値の変数表記における上付きの山括弧で囲まれた数字は、補正回数を示している。この例における<1>は、当該予測値は補正が1回行われたものであることを意味する。尚、第1近似式及び第1補正式については、後に詳述する。
図4Bに示した例で、第1予測値y <1>[919]は原予測値y[919]よりも大きく、実測値x[919]に、より近いと期待される。
第2補正では、第1予測値を更に補正する。第2補正は、1回の補正で完了しない場合がある。つまり、複数段階の補正が行われることがある。以下で、図5Aを用いて第2補正の第1段階における補正について説明する。
第2補正では、実測値に関する第1差分と予測値に関する第2差分とを求め、第1差分と第2差分との関係に着目する。第1段階の補正では、現計測回から1回遡った過去の計測回を基準として第1差分と第2差分とを求める。つまり、第1段階の補正における遡り回数は1である。
例えば917回目の計測回に関する第1差分RA1[917]は、実測値x[917]から実測値x[916]を引いた値である。また、917回目の計測回に関する第2差分SA1[917]は、予測値y[917]から実測値x[916]を引いた値である。同様に918回目の計測回に関する第1差分RA1[918]は、実測値x[918]から実測値x[917]を引いた値である。また、918回目の計測回に関する第2差分SA1[918]は、予測値y[918]から実測値x[917]を引いた値である。尚、第1差分の変数表記及び第2差分の変数表記における下付きの1は、遡り回数が1であることを意味する。
第2補正では、同じ計測回iにおける第1差分RA1[i]と第2差分SA1[i]との組をサンプルとする回帰分析によって、第1差分RA1[i]に基づいて第2差分SA1[i]に近似する値を算出する第2近似式を特定する。
そして、例えば918回目の計測時点において、第2補正式によって第1予測値y <1>[919]を、1回遡りに係る第2予測値y <2>[919]に変換する。第2補正式は、第2近似式における予測値y[i]と実測値x[i]との関係を、第2補正前の予測値y <1>[919]と第2補正後の予測値y <2>[919]に適用する式である。尚、第2近似式及び第2補正式については、後に詳述する。
図5Bに示した例で、第2予測値y <2>[919]は第1予測値y <1>[919]よりも大きく、実測値x[919]に更に近づいたと期待される。
所定の条件を満たさない場合には、遡り回数を1増やして次段階の補正を行う。所定の条件を満たす場合には、当該段階で第2補正を終了する。第2補正の詳細については、後述する。以上で本実施の形態における概要の説明を終える。
以下、図1に示した構成に従って空調機制御器101の動作について説明する。図6に、空調機制御器101のモジュール構成例を示す。空調機制御器101は、待機部601、計測部603、第1算出部605、第2算出部607、第3算出部609、第4算出部611、第1特定部613、第2特定部615、第1補正部617、第2補正部619、変換部621及び送信部623を有する。
待機部601は、計測するタイミングまで待機する処理を行う。計測部603は、各センサ105で計測した値を取得する。第1算出部605は、予測値の算出処理を実行する。予測値の算出処理については、図11を用いて後述する。第2算出部607は、第1差分の算出処理を実行する。第1差分の算出処理については、図10を用いて後述する。第3算出部609は、第2差分の算出処理を実行する。第2差分の算出処理については、図15を用いて後述する。第4算出部611は、指標の予測値に基づいて空調機103の動作量を算出する。
第1特定部613は、第1近似式の特定処理を実行する。第1近似式の特定処理については、図16を用いて後述する。第2特定部615は、第2近似式の特定処理を実行する。第2近似式の特定処理については、図22を用いて後述する。第1補正部617は、第1補正処理を実行する。第1補正処理については、図19を用いて後述する。第2補正部619は、第2補正処理を実行する。第2補正処理については、図24を用いて後述する。
尚、第1特定部613、第2特定部615、第1補正部617及び第2補正部619は、補正後の予測データを生成する補正後予測データ生成部620に相当する。
変換部621は、空調機103における動作量の加減量を制御信号に変換する。送信部623は、制御信号を空調機103へ送信する。
尚、第4算出部611、変換部621及び送信部623は、空調機を制御する制御部624に相当する。
更に、空調機制御器101は、実測値記憶部631、原予測値記憶部633、第1差分記憶部635、第2差分記憶部637、第1近似式記憶部639、第1予測値記憶部641及び第2予測値記憶部643を有する。
実測値記憶部631は、実測値テーブルを記憶する。実測値テーブルについては、図8を用いて後述する。原予測値記憶部633は、原予測値テーブルを記憶する。原予測値テーブルについては、図13を用いて後述する。第1差分記憶部635は、第1差分テーブルを記憶する。第1差分テーブルについては、図9を用いて後述する。第2差分記憶部637は、第2差分テーブルを記憶する。第2差分テーブルについては、図14を用いて後述する。第1近似式記憶部639は、第1近似式テーブルを記憶する。第1近似式テーブルについては、図18を用いて後述する。第1予測値記憶部641は、第1予測値テーブルを記憶する。第1予測値テーブルについては、図20を用いて後述する。第2予測値記憶部643は、第2予測値テーブルを記憶する。第2予測値テーブルについては、図25を用いて後述する。
尚、実測値テーブルと第1差分テーブルとを一体としたテーブルを、計測データ記憶部636において記憶するようにしてもよい。この場合に、計測データ記憶部636は、実測値記憶部631及び第1差分記憶部635を一体として含む。
また、原予測値テーブルと第2差分テーブルとを一体としたテーブルを、予測データ記憶部638において記憶するようにしてもよい。この場合に、予測データ記憶部638は、原予測値記憶部633及び第2差分記憶部637を一体として含む。
上述した待機部601、計測部603、第1算出部605、第2算出部607、第3算出部609、第4算出部611、第1特定部613、第2特定部615、第1補正部617、第2補正部619、変換部621及び送信部623は、ハードウエア資源(例えば、図27)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
上述した実測値記憶部631、原予測値記憶部633、第1差分記憶部635、第2差分記憶部637、第1近似式記憶部639、第1予測値記憶部641及び第2予測値記憶部643は、ハードウエア資源(例えば、図27)を用いて実現される。
続いて、空調機制御器101における処理について説明する。図7に、空調機制御器101におけるメイン処理フローを示す。待機部601は、計測するタイミングを待つ(S701)。この例では、一定の間隔(例えば、10分)で計測を行う。
計測部603は、各センサ105から当該センサ105で計測した値、つまり実測値を取得する(S703)。計測部603は、取得した実測値を実測値テーブルに格納する。
図8に、実測値テーブルの例を示す。この例における実測値テーブルは、計測回に対応するレコードを有している。実測値テーブルのレコードは、計測回が格納されるフィールドと、地点aにおける温度Aの実測値xが格納されるフィールドと、機器bにおける消費電力Bの実測値xが格納されるフィールドと、地点cにおける湿度Cの実測値xが格納されるフィールドとを有している。更に、実測値テーブルのレコードは、機器dにおけるファンの回転数Dの実測値xが格納されるフィールドと、機器eにおけるCPUの使用率Eの実測値xが格納されるフィールドと、機器fにおける圧縮機の稼働率Fの実測値xが格納されるフィールドと、その他の指標の実測値xが格納されるフィールドとを有している。尚、計測回のtは、現に計測が行われる回、つまり今回を示している。
図7の説明に戻る。第2算出部607は、第1差分の算出処理を実行する(S705)。第2算出部607によって算出された第1差分は、第1差分テーブルに格納される。
図9に、第1差分テーブルの例を示す。この例における第1差分テーブルは、計測回に対応するレコードを有している。第1差分テーブルのレコードは、計測回が格納されるフィールドと、指標Aに関する1回乃至5回遡りに係る各第1差分RA1乃至RA5が格納されるフィールドと、指標Bに関する1回乃至5回遡りに係る各第1差分RB1乃至RB5が格納されるフィールドとを有する。
更に、第1差分テーブルのレコードは、指標Cに関する1回乃至5回遡りに係る各第1差分RC1乃至RC5が格納されるフィールドと、指標Dに関する1回乃至5回遡りに係る各第1差分RD1乃至RD5が格納されるフィールドと、指標Eに関する1回乃至5回遡りに係る各第1差分RE1乃至RE5が格納されるフィールドと、指標Fに関する1回乃至5回遡りに係る各第1差分RF1乃至RF5が格納されるフィールドとを有している。但し、図9において、指標C乃至指標Fに関する第1差分が格納されるフィールドに関しては省略する。
図10に、第1差分の算出処理フローを示す。第2算出部607は、指標Nを1つ特定する(S1001)。ここでは、予測指標(指標A乃至指標F)以外の指標も特定される。
第2算出部607は、内部パラメータである遡り回数jに1を設定する(S1003)。第2算出部607は、今回tにおける当該指標Nの実測値x[t]を特定する(S1005)。第2算出部607は、過去回(t−j)における当該指標Nの実測値x[t−j]を特定する(S1007)。そして、第2算出部607は、第1差分RNj[t]を算出する(S1009)。具体的には、第2算出部607は、今回tにおける当該指標Nの実測値x[t]から過去回(t−j)における当該指標Nの実測値x[t−j]を引くことによって、第1差分RNj[t]を求める。
第2算出部607は、第1差分テーブルにおける今回tのレコードに第1差分RNj[t]を格納する(S1011)。第2算出部607は、遡り回数jが所定値であるか否かを判定する(S1013)。所定値は、遡り回数に関して想定される上限の値(この例では、5)である。
遡り回数jが所定値でないと判定した場合には、第2算出部607は、遡り回数jに1を加える(S1015)。そして、S1005に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、遡り回数jが所定値であると判定した場合には、第2算出部607は、未特定の指標Nがあるか否かを判定する(S1017)。
未特定の指標Nがあると判定した場合には、S1001に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、未特定の指標Nがないと判定した場合には、第1差分の算出処理を終えて、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
図7の説明に戻る。第1算出部605は、予測値の算出処理を実行する(S707)。
図11に、予測値の算出処理フローを示す。予測値の算出処理では、例えば上述したJITモデリングに基づいて、予測値を算出する。予測値の算出処理は、従来技術であるので、簡単な説明に留める。第1算出部605は、予測指標Nを1つ特定する(S1101)。この例では、指標A乃至Fが特定される。
第1算出部605は、実測値テーブルの各計測回の各項目に格納されている実測値及び第1差分テーブルの各計測回の各項目に格納されている第1差分に基づいて、予測指標と相関性の高い関連指数を特定する(S1103)。関連指数は、指標の種類と遡り回数とによって特定される。例えば、4回遡った指標B及び6回遡った指標Cが、指標Aとの相関性が高いと判定された場合に、遡り回数が4である指標Bと遡り回数が6である指標Cとが、予測指標Aに対応する関連指標となる。尚、この例では第1差分が関連指数となることもある。
第1算出部605は、予測モデルに入力する関連指数の値(以下、入力値という)を特定する(S1105)。次回(t+1)における予測値を求める場合、遡り回数−1に相当する計測回における実測値が入力値となる。例えば、遡り回数が4である関連指標Bに関しては、3回前に計測された指標Bの実測値x[t−3]が入力値となる。
第1算出部605は、近傍データを特定する(S1107)。図12に、近傍データの例を示す。上述した例で、遡り回数が4である関連指標Bの実測値のうち、入力値との差の絶対値が所定値以下である値がサンプルとして抽出される。図12では、2つの垂直線の間に位置する点がサンプルに相当する。
図11の説明に戻る。第1算出部605は、抽出されたサンプルに基づいて予測モデルを生成する(S1109)。具体的には、回帰分析によって回帰直線の式を求める。そして、各関連指標に関する回帰直線を合成することによって、予測モデルに相当する算出式が求められる。図12では、回帰直線の例を示している。
上述した例の通り、遡り回数が4である指標Bと遡り回数が6である指標Cとが、予測指標Aに対応する関連指標である場合に、算出式は、y[t+1]=Q[t]+PA,B[t]×x[t−3]+PA,C[t]×x[t−5]である。y[t+1]は、予測指標Aに関する次回(t+1)の予測値である。Q[t]は、予測指標Aに関する今回tの予測における定数である。PA,B[t]は、予測指標Aに関する今回tの予測における関連指標Bの係数である。x[t−3]は、3回前に計測された指標Bの実測値である。この値は、入力値に相当する。PA,C[t]は、予測指標Aに関する今回tの予測における関連指標Cの係数である。x[t−5]は、5回前に計測された指標Cの実測値である。この値は、入力値に相当する。
第1算出部605は、上述した予測モデルに入力値を適用して、予測値を算出する(S1111)。尚、予測モデルによって求められた予測値を、以下では原予測値という。第1算出部605は、原予測値テーブルの次回(t+1)のレコードに原予測値y[t+1]を格納する(S1113)。
図13に、原予測値テーブルの例を示す。この例における原予測値テーブルは、計測回に対応するレコードを有している。原予測値テーブルのレコードは、計測回が格納されるフィールドと、地点aにおける温度Aの原予測値yが格納されるフィールドと、機器bにおける消費電力Bの原予測値yが格納されるフィールドと、地点cにおける湿度Cの原予測値yが格納されるフィールドとを有している。更に、原予測値テーブルのレコードは、機器dにおけるファンの回転数Dの原予測値yが格納されるフィールドと、機器eにおけるCPUの使用率Eの原予測値yが格納されるフィールドと、機器fにおける圧縮機の稼働率Fの原予測値yが格納されるフィールドとを有している。
図11の説明に戻る。第1算出部605は、未特定の予測指標Nがあるか否かを判定する(S1115)。未特定の予測指標Nがあると判定した場合には、S1101に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、未特定の予測指標Nがないと判定した場合には、予測値の算出処理を終えて、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
図7の説明に戻る。第3算出部609は、第2差分の算出処理を実行する(S709)。第3算出部609によって算出された第2差分は、第2差分テーブルに格納される。
図14に、第2差分テーブルの例を示す。この例における第2差分テーブルは、計測回に対応するレコードを有している。第2差分テーブルのレコードは、計測回が格納されるフィールドと、指標Aに関する1回乃至5回遡りに係る各第2差分SA1乃至SA5が格納されるフィールドと、指標Bに関する1回乃至5回遡りに係る各第2差分SB1乃至SB5が格納されるフィールドとを有する。
更に、第2差分テーブルのレコードは、指標Cに関する1回乃至5回遡りに係る各第2差分SC1乃至SC5が格納されるフィールドと、指標Dに関する1回乃至5回遡りに係る各第2差分SD1乃至SD5が格納されるフィールドと、指標Eに関する1回乃至5回遡りに係る各第2差分SE1乃至SE5が格納されるフィールドと、指標Fに関する1回乃至5回遡りに係る各第2差分SF1乃至SF5が格納されるフィールドとを有している。但し、図14において、指標C乃至指標Fに関する第2差分が格納されるフィールドに関しては省略する。
図15に、第2差分の算出処理フローを示す。第3算出部609は、予測指標Nを1つ特定する(S1501)。
第3算出部609は、内部パラメータである遡り回数jに1を設定する(S1503)。第3算出部609は、次回(t+1)における当該指標Nの原予測値y[t+1]を特定する(S1505)。第3算出部609は、過去回(t+1−j)における当該指標Nの実測値x[t+1−j]を特定する(S1507)。そして、第3算出部609は、第2差分SNj[t+1]を算出する(S1509)。具体的には、第3算出部609は、次回(t+1)における当該指標Nの原予測値y[t+1]から過去回(t+1−j)における当該指標Nの実測値x[t+1−j]を引くことによって、第2差分SNj[t+1]を求める。
第3算出部609は、第2差分テーブルにおける次回(t+1)のレコードに第2差分SNj[t+1]を格納する(S1511)。第3算出部609は、遡り回数jが所定値であるか否かを判定する(S1513)。所定値は、遡り回数に関して想定される上限の値(この例では、5)である。
遡り回数jが所定値でないと判定した場合には、第3算出部609は、遡り回数jに1を加える(S1515)。そして、S1505に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、遡り回数jが所定値であると判定した場合には、第3算出部609は、未特定の予測指標Nがあるか否かを判定する(S1517)。
未特定の予測指標Nがあると判定した場合には、S1501に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、未特定の予測指標Nがないと判定した場合には、第2差分の算出処理を終えて、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
図7の説明に戻る。第1特定部613は、第1近似式の特定処理を実行する(S711)。
図16に、第1近似式の特定処理フローを示す。第1特定部613は、予測指標Nを1つ特定する(S1601)。
第1特定部613は、例えば計測回iが1乃至tの範囲で、実測値x[i]と原予測値y[i]との組合せをサンプルとして抽出する(S1603)。
第1特定部613は、抽出したサンプルを用いる線形回帰によって、予測値の回帰式における係数αと定数βとを算出する(S1605)。予測値の回帰式は、実測値x[i]から原予測値y[i]の近似値を求める第1近似式の例である。予測値の回帰式は、y[i]=α×x[i]+βである。
図17に、原予測値の回帰直線の例を示す。図17は、予測指標Aに関する例を示している。横軸は、予測指標Aに関する実測値x[i]を示し、縦軸は、予測指標Aに関する原予測値y[i]を示している。×で示した点がサンプルに相当する。図示した直線は、予測値の回帰式によって表される回帰直線である。
図16の説明に戻る。第1特定部613は、第1近似式テーブルにおける当該指標Nのレコードに、予測値の回帰式における係数αと定数βとを格納する(S1607)。
図18に、第1近似式テーブルの例を示す。この例における第1近似式テーブルは、予測指標に対応するレコードを有している。第1近似式テーブルのレコードは、係数αが格納されるフィールドと、定数βが格納されるフィールドとを有している。
図16の説明に戻る。第1特定部613は、未特定の予測指標Nがあるか否かを判定する(S1609)。未特定の予測指標Nがあると判定した場合には、S1601に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、未特定の予測指標Nがないと判定した場合には、第1近似式の特定処理を終えて、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
図7の説明に戻る。第1補正部617は、第1補正処理を実行する(S713)。
図19に、第1補正処理フローを示す。第1補正部617は、予測指標Nを1つ特定する(S1901)。
第1補正部617は、原予測値y[t+1]を第1補正式に適用して第1予測値y <1>[t+1]を算出する(S1903)。第1補正式は、y <1>[t+1]=(y[t+1]−β)/αである。第1補正式は、第1近似式を基礎として、第1近似式における予測値y[i]を原予測値y[t+1]に置き換え、第1近似式における実測値x[i]を第1予測値y <1>[t+1]に置き換えた式と等価である。従って、第1予測値y <1>[t+1]は、次回(t+1)における実測値x[t+1]により近い値となる。
第1補正部617は、第1予測値テーブルにおける次回(t+1)のレコードに第1予測値y <1>[t+1]を格納する(S1905)。
図20に、第1予測値テーブルの例を示す。この例における第1予測値テーブルは、計測回に対応するレコードを有している。第1予測値テーブルのレコードは、計測回が格納されるフィールドと、地点aの温度Aの第1予測値y <1>が格納されるフィールドと、機器bにおける消費電力Bの第1予測値y <1>が格納されるフィールドと、地点cにおける湿度Cの第1予測値y <1>が格納されるフィールドとを有している。更に、第1予測値テーブルのレコードは、機器dにおけるファンの回転数Dの第1予測値y <1>が格納されるフィールドと、機器eにおけるCPUの使用率Eの第1予測値y <1>が格納されるフィールドと、機器fにおける圧縮機の稼働率Fの第1予測値y <1>が格納されるフィールドとを有している。
図19の説明に戻る。第1補正部617は、未特定の予測指標Nがあるか否かを判定する(S1907)。未特定の予測指標Nがあると判定した場合には、S1901に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、未特定の予測指標Nがないと判定した場合には、第1補正処理を終えて、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
図7の説明に戻る。S713に示した第1補正処理の実行を終えると、端子Aを介して図21に示したS2101の処理に移る。
図21に示したメイン処理の説明に移る。第2特定部615は、予測指標Nを1つ特定する(S2101)。第2特定部615は、内部パラメータである遡り回数jに1を設定する(S2103)。
第2特定部615は、第2近似式の特定処理を実行する(S2105)。
図22に、第2近似式の特定処理フローを示す。第2特定部615は、例えば計測回iがj+1乃至tの範囲で、第1差分RNj[i]と第2差分SNj[i]との組合せをサンプルとして抽出する(S2201)。
第2特定部615は、抽出したサンプルを用いる線形回帰によって、第2差分の回帰式における係数αNjと定数βNjとを算出する(S2203)。第2差分の回帰式は、第1差分RNj[i]から第2差分SNj[i]の近似値を求める第2近似式の例である。第2差分の回帰式は、SNj[i]=αNj×RNj[i]+βNjである。
図23に、第2差分の回帰直線の例を示す。図23は、予測指標Aに関する例を示している。横軸は、遡り回数1に係る第1差分RA1[i]を示し、縦軸は、遡り回数1に係る第2差分SA1[i]を示している。×で示した点がサンプルに相当する。図示した直線は、第2差分の回帰式によって表される回帰直線である。
図22の説明に戻る。第2特定部615は、第2差分の回帰式における係数αNjと定数βNjとを内部パラメータとして保持する(S2205)。第2近似式の特定処理を終えると、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
図21の説明に戻る。第2補正部619は、第2補正処理を実行する(S2107)。
図24に、第2補正処理フローを示す。第2補正部619は、第j予測値y <j>[t+1]及び実測値x[t]を第2補正式に適用して第j+1予測値y <j+1>[t+1]を算出する(S2401)。
例えば、最初の第2補正処理(j=1の場合)において、第2補正部619は、第2補正式:y <2>[t+1]={y <1>[t+1]+(αN1−1)×x[t]−βN1}/αN1に、第1予測値y <1>[t+1]及び実測値x[t]を適用して第2予測値y <2>[t+1]を算出する。
最初の第2補正処理における第2補正式(j=1の場合)は、第1差分の定義、第2差分の定義及び第2近似式を基礎として、原予測値y[i]を第j予測値y <1>[t+1]に置き換え、実測値x[i]を第j+1予測値y <2>[t+1]に置き換え、実測値x[i−1]を実測値x[t]に置き換えた式と等価である。
一般的な第2補正式は、y <j+1>[t+1]={y <j>[t+1]+(αNj−1)×x[t]−βNj}/αNjである。この式は、第1差分の定義、第2差分の定義及び第2近似式を基礎として、原予測値y[i]を第j予測値y <j>[t+1]に置き換え、実測値x[i]を第j+1予測値y <j+1>[t+1]に置き換え、実測値x[i−j]を実測値x[t+1−j]に置き換えた式と等価である。
第2補正部619は、第2予測値テーブルにおける次回(t+1)のレコードに第j+1予測値y <j+1>[t+1]を格納する(S2403)。
図25に、第2予測値テーブルの例を示す。この例における第2予測値テーブルは、計測回に対応するレコードを有している。第2予測値テーブルのレコードは、計測回が格納されるフィールドと、地点aの温度Aの第2予測値y <2>が格納されるフィールドと、機器bにおける消費電力Bの第2予測値y <2>が格納されるフィールドと、地点cにおける湿度Cの第2予測値y <2>が格納されるフィールドとを有している。更に、第2予測値テーブルのレコードは、機器dにおけるファンの回転数Dの第2予測値y <2>が格納されるフィールドと、機器eにおけるCPUの使用率Eの第2予測値y <2>が格納されるフィールドと、機器fにおける圧縮機の稼働率Fの第2予測値y <2>が格納されるフィールドとを有している。
図21の説明に戻る。第2特定部615は、遡り回数jの係数αが遡り回数j−1の係数αを上回ったか否かを判定する(S2109)。この例では、遡り回数jの係数αが遡り回数j−1の係数αを上回った場合に予測値の補正が完了したと看做して繰り返しを終える。尚、遡り回数jが所定値に至った場合に、繰り返しを終えるようにしてもよい。
遡り回数jの係数αが遡り回数j−1の係数αを上回っていないと判定した場合には、第2特定部615は、遡り回数jに1を加算する(S2111)。そして、S2105に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、遡り回数jの係数αが遡り回数j−1の係数αを上回ったと判定した場合には、第2特定部615は、未特定の予測指標Nがあるか否かを判定する(S2113)。
未特定の予測指標Nがあると判定した場合には、S2101に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。一方、未特定の予測指標Nがないと判定した場合には、端子Bを介して、図26に示したS2601の処理に移る。
指標の予測値に基づく空調機103の制御は、従来技術によるので簡単な説明に留める。第4算出部611は、予測指標に関する最終的な予測値に基づいて空調機103の動作量を算出する(S2601)。第4算出部611は、現在空調機103に設定されている動作量に基づいて、動作量の加減量を算出する(S2603)。変換部621は、動作量の加減量を制御信号に変換する(S2605)。送信部623は、当該制御信号を空調機103へ送信する(S2607)。空調機103は、当該制御信号に応じた動作を行う。端子Cを介して、図7に示したS701の処理に戻る。
本実施の形態によれば、データセンタの環境管理に用いられる計測指標に関する予測精度を高めることができる。
また、回帰分析によって予測値の補正精度を高めることができる。
尚、第2補正を省いて、第1補正のみを行うようにしてもよい。或いは、第1補正を省いて、第2補正のみを行うようにしてもよい。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成はプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ、処理の順番を入れ替えることや複数の処理を並列に実行させるようにしても良い。
なお、上で述べた空調機制御器101は、コンピュータ装置であって、図27に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る管理装置は、データセンタを管理するデータセンタ管理装置であって、(A)データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、(B)計測データと差分データとに基づいて算出した予測データを、予測データ記憶部に記憶する予測データ算出部と、(C)計測した計測データを上記実測データとして計測データ記憶部に記憶する計測部と、(D)計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を予測データ記憶部に記憶する変化量算出部と、(E)計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と第1の補正後予測データとに基づいて、第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出する補正後予測データ生成部と、(F)補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて上記装置を制御する制御部とを有する。
このようにすれば、データセンタの環境管理に用いられる計測指標に関する予測精度を高めることができる。
尚、図6に示した計測データ記憶部636は、上述した計測データ記憶部の例である。図6に示した予測データ記憶部638は、上述した予測データ記憶部の例である。図6に示した第1算出部605は、上述した予測データ算出部の例である。図6に示した計測部603は、上述した計測部の例である。図6に示した第3算出部609は、上述した変化量算出部の例である。図6に示した補正後予測データ生成部620は、上述した補正後予測データ生成部の例である。また、図6に示した制御部624は、上述した制御部の例である。
更に、補正後予測データ生成部は、計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データを表す第1の近似直線の傾きと切片と現在の計測データとに基づいて、第1の補正後予測データを算出するようにしてもよい。
このようにすれば、現在までの実測データを表す第1の近似直線に基づいて、予測値の補正精度を高めることができる。
更に、補正後予測データ生成部は、現在までの変化量を表す第2の近似直線の第2の傾きと第2の切片を算出し、第1の補正後予測データと現在までの変化量に基づいて算出した各変化量と第2の傾きと第2の切片とに基づいて、第2の補正後予測データを算出するようにしてもよい。
このようにすれば、現在までの変化量を表す第2の近似直線に基づいて、予測値の補正精度を高めることができる。
なお、上で述べた管理装置における処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
データセンタを管理するデータセンタ管理装置において、
前記データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、予測データ記憶部に記憶する予測データ算出部と、
計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶する計測部と、
前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶する変化量算出部と、
前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出する補正後予測データ生成部と、
前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する制御部と、
を有する管理装置。
(付記2)
前記補正後予測データ生成部は、
前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データを表す第1の近似直線の傾きと切片と現在の計測データとに基づいて、前記第1の補正後予測データを算出する
付記1記載の管理装置。
(付記3)
前記補正後予測データ生成部は、
現在までの変化量を表す第2の近似直線の第2の傾きと第2の切片を算出し、前記第1の補正後予測データと現在までの変化量に基づいて算出した各変化量と前記第2の傾きと前記第2の切片とに基づいて、前記第2の補正後予測データを算出する
付記1又は2記載の管理装置。
(付記4)
データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
予測データ記憶部と、
を有し、前記データセンタを管理するコンピュータに、
前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、前記予測データ記憶部に記憶し、
計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶し、
前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶し、
前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出し、
前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する、
処理を実行させるデータセンタ管理プログラム。
(付記5)
データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
予測データ記憶部と、
を有する、前記データセンタを管理するコンピュータにより実行されるデータセンタ管理方法であって、
前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、前記予測データ記憶部に記憶し、
計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶し、
前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶し、
前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出し、
前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する、
処理を含むデータセンタ管理方法。
(付記6)
データセンタと、
前記データセンタを管理するデータセンタ管理装置と、
を有するデータセンタシステムであって、
前記データセンタ管理装置は、
前記データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、予測データ記憶部に記憶する予測データ算出部と、
計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶する計測部と、
前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶する変化量算出部と、
前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出する補正後予測データ生成部と、
前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する制御部と、
を有するデータセンタシステム。
101 空調機制御器
103 空調機
105 センサ
601 待機部
603 計測部
605 第1算出部
607 第2算出部
609 第3算出部
611 第4算出部
613 第1特定部
615 第2特定部
617 第1補正部
619 第2補正部
620 補正後予測データ生成部
621 変換部
623 送信部
624 制御部
631 実測値記憶部
633 原予測値記憶部
635 第1差分記憶部
636 計測データ記憶部
637 第2差分記憶部
638 予測データ記憶部
639 第1近似式記憶部
641 第1予測値記憶部
643 第2予測値記憶部

Claims (6)

  1. データセンタを管理するデータセンタ管理装置において、
    前記データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
    前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、予測データ記憶部に記憶する予測データ算出部と、
    計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶する計測部と、
    前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶する変化量算出部と、
    前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出する補正後予測データ生成部と、
    前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する制御部と、
    を有する管理装置。
  2. 前記補正後予測データ生成部は、
    前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データを表す第1の近似直線の傾きと切片と現在の計測データとに基づいて、前記第1の補正後予測データを算出する
    請求項1記載の管理装置。
  3. 前記補正後予測データ生成部は、
    現在までの変化量を表す第2の近似直線の第2の傾きと第2の切片を算出し、前記第1の補正後予測データと現在までの変化量に基づいて算出した各変化量と前記第2の傾きと前記第2の切片とに基づいて、前記第2の補正後予測データを算出する
    請求項1又は2記載の管理装置。
  4. データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
    予測データ記憶部と、
    を有し、前記データセンタを管理するコンピュータに、
    前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、前記予測データ記憶部に記憶し、
    計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶し、
    前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶し、
    前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出し、
    前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する、
    処理を実行させるデータセンタ管理プログラム。
  5. データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
    予測データ記憶部と、
    を有する、前記データセンタを管理するコンピュータにより実行されるデータセンタ管理方法であって、
    前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、前記予測データ記憶部に記憶し、
    計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶し、
    前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶し、
    前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出し、
    前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する、
    処理を含むデータセンタ管理方法。
  6. データセンタと、
    前記データセンタを管理するデータセンタ管理装置と、
    を有するデータセンタシステムであって、
    前記データセンタ管理装置は、
    前記データセンタに含まれる装置に関する実測データと、所定期間前の計測データの差分データと、前記計測データに対応する実測データとを記憶する計測データ記憶部と、
    前記計測データと前記差分データとに基づいて算出した予測データを、予測データ記憶部に記憶する予測データ算出部と、
    計測した計測データを前記実測データとして前記計測データ記憶部に記憶する計測部と、
    前記計測データ記憶部に記憶した各実測データに基づき、各予測データと各実測データとの間の差分である変化量を算出し、算出した変化量を前記予測データ記憶部に記憶する変化量算出部と、
    前記計測データ記憶部が記憶する現在までの実測データと現在の実測データとに基づいて、予測データを補正した後の予測データである第1の補正後予測データを算出し、現在までの変化量と前記第1の補正後予測データとに基づいて、前記第1の予測データを補正した後の予測データである第2の補正後予測データを算出する補正後予測データ生成部と、
    前記補正後予測データに基づいて算出した動作量を用いて前記装置を制御する制御部と、
    を有するデータセンタシステム。
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