JP2011059739A - 温度予測装置、温度予測方法および温度予測プログラム - Google Patents

温度予測装置、温度予測方法および温度予測プログラム Download PDF

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Masahiro Suzuki
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忠士 勝井
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精一 斎藤
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晃 植田
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Abstract

【課題】IT機器の冷却に使用される空気の温度異常の予防や早期発見を行うことを課題とする。
【解決手段】温度予測装置は、ラック装置に格納されるIT機器の吸気側に設置された温度センサーから、IT機器が吸気する空気の温度を取得する。そして、温度予測装置は、取得された温度から、空気の温度変化を推定する。その後、温度予測装置は、推定された温度変化から温度勾配を算出し、算出した温度勾配が所定の閾値を越える場合に、温度異常としてアラームを報知する。また、温度予測装置は、推定された温度変化に基づいて、所定の閾値以上の温度に到達するまでに要する時間を特定し、特定した時間が所定時間を越える場合に、温度異常としてアラームを報知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、温度予測装置、温度予測方法および温度予測プログラムに関する。
従来、コンピュータ、サーバ、ルータなどのIT(Information Technology)機器を搭載したラック装置が配置されるデータセンターやコンピュータ室では、温かい空気を吸って冷却風を供給する空調機を用いて、IT機器の冷却が行われている。
また、近年、データセンター等において、ラック装置に搭載されるIT機器の実装高密度化や消費電力上昇に伴う温度上昇により、IT機器が冷却されず、システム異常等の発生の原因となることがある。例えば、一般的なデータセンターでは、個々のIT機器やラック装置の設置場所、設置環境が均一でなく、IT機器内のCPU(Central Processing Unit)やラック装置全体の発熱量にバラツキがある。そのため、冷却されずに許容温度を超えてしまうIT機器が発生するという問題が生じる。また、データセンター内部の温度上昇に伴い、冷却風を供給する空調機の異常運転および異常停止などの問題も想定される。また、データセンター内の温度が下がり過ぎた場合には、空調機の運転を暖房運転に切替えられる。
このような問題を解決する手法として、温度センサーや風量センサーを用いた技術や冷房運転と暖房運転とを自動的に切替える空調機などを用いた技術が知られている。例えば、従来技術に係るラック型の電子装置は、ラック装置に搭載されるIT機器ごとに温度センサーと風量センサーを設置し、温度または風量が閾値を超えた場合に、異常が発生したとしてアラームを報知する。そして、従来技術に係るラック型の電子装置は、風量や温度を調整するようにファンの回転数をフィードバック制御する。また、室温が上限値を超えた場合には冷房運転を行い、室温が下限値を下回った場合には暖房運転を行う空調機も知られている。
特開2008−34715号公報 特開2007−170686号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、異常が発生してからアラームが報知されるため、異常の予防や早期発見を行うことができないという課題があった。
また、IT機器の異常を誘発させる恐れがあり、IT機器の冷却コストも増大するという課題もあった。例えば、従来の技術では、室内全体の温度が上限値または下限値に到達したか否かを判定している。そのため、例えば、冷房運転が実施された場合、あるIT機器では有効であっても、他のIT機器は冷やされすぎるといった事象が発生する場合がある。その結果、却って、IT機器の異常を誘発させる恐れがある。また、冷房運転と暖房運転とが頻繁に切り替わる制御が実施されると、冷房運転などの通常運転よりも電気量が必要な運転切替を頻繁に実施するため、それに伴って電気コストが増大する。そのため、最近では、コストを抑えつつ、IT機器を冷却することが要求されている。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、IT機器の冷却に使用される空気の温度異常の予防や早期発見を行うことが可能である温度予測装置、温度予測方法および温度予測プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する温度予測装置は、一つの態様において、ラック装置に格納されるIT機器の吸気側に設置された温度センサーからの温度情報を取得する温度取得部と、前記温度取得部によって取得された温度情報から、前記ラック装置に格納されるIT機器の吸気側における温度変化を推定する推定部と、前記推定部によって推定された温度変化から、前記空気の温度異常を予測する予測部とを有する。
本願の開示する温度予測装置、温度予測方法および温度予測プログラムの一つの態様によれば、IT機器の冷却に使用される空気の温度異常の予防や早期発見を行うことが可能であるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る温度予測装置を用いた温度予測システムの全体構成を示す図である。 図2は、実施例1に係る温度予測装置10の構成を示すブロック図である。 図3は、温度履歴DB15aに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、温度異常の予測例を説明する図である。 図5は、実施例1に係る温度予測装置10による処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、IT機器ごとに温度センサーが設定された場合の温度予測システムの全体構成を示す図である。 図7は、IT機器ごとに設定された温度センサーから取得された温度情報の例を示す図である。 図8は、実施例3に係る温度予測装置10による処理の流れを説明するフローチャートである。 図9は、推定された温度変化から所定の温度閾値までに到達するまでの時間を説明する図である。 図10は、温度予測プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る温度予測装置、温度予測方法および温度予測プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
実施例1では、実施例1に係る温度予測装置を用いた温度予測システムの全体構成、温度予測装置の構成、処理の流れ、実施例1による効果について説明する。
[全体構成]
まず、図1を用いて、実施例1に係る温度予測装置を用いた温度予測システムの全体構成について説明する。図1は、実施例1に係る温度予測装置を用いた温度予測システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、温度予測システムは、データセンター1と、温度予測装置10と、データ処理装置30とを有している。データセンター1は、IT(Information Technology)機器を格納するラック装置A〜Hと、IT機器の排気を吸気して冷却風を床下等に供給する空調機と、床下の冷却風を床上に循環させるグリルとを有している。そして、IT機器は、空調機から提供された冷却風を吸気して、内部の電子機器等を冷却し、冷却に使用した空気を室内に排気する。
データセンター1内に設置されるラック装置A〜Hは、格納されるIT機器の吸気側、言い換えると、IT機器がファン等によって空気を吸気する吸気口側に、温度センサーを有している。各温度センサーは、IT機器が吸気する吸気の温度を取得し、温度予測装置10に出力する。
温度予測装置10は、ラック装置A〜Hに格納されるIT機器の吸気側に設置された各温度センサーから温度を取得し、取得された温度から当該温度の推移を推定し、推定された温度の推移から温度異常を予測する。そして、温度予測装置10は、予測した温度異常として、例えば、ラック装置Dが危険温度に到達する可能性が高いやラック装置Eに排気の回りこみが発生している可能性があるなどの予測結果をデータ処理装置30にフィードバック(出力)する。
なお、排気の回りこみとは、IT機器から排気された空気、すなわち、冷却に使用された温かい空気が空調機に吸気されずに、IT機器によって吸気されてしまう現象である。この排気の回りこみによって、温度が冷却されず、温度が上昇する領域であるホットスポットや熱溜まりが発生する。排気の回りこみが発生すると、IT機器は、冷却風を吸気できずに、自装置等の排気を吸気してしまうことから、内部の電子機器類を正常に冷却することができない。その結果、電子機器類が高温となり、システムダウンやシステム異常などの原因となる。
データ処理装置30は、温度予測装置10からフィードバックされた予測結果に基づいて各種処理を実行するコンピュータ装置である。例えば、データ処理装置30は、管理者等にアラーム報知したり、危険があることを示す警告文章をメール送信したりする。また、データ処理装置30は、ラック装置に格納されるIT機器と接続されている場合に、温度異常が発生する危険があると予測されたラック装置に格納されている各IT機器に対して、ファンの回転数を上げるように制御することもできる。
[温度予測装置10の構成]
次に、図2を用いて、図1に示した温度予測装置10の構成について説明する。図2は、実施例1に係る温度予測装置10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、温度予測装置10は、通信制御I/F部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部15と、制御部20とを有する。通信制御I/F部11は、複数のポートを有するインタフェースであり、他の装置との間でやり取りされる情報を制御する。例えば、通信制御I/F部11は、データ処理装置30と接続され、温度異常の予測結果を送信する。
入力部12は、各種の情報の入力を受付ける入力手段であり、例えば、キーボードやマウス、マイクなどである。例えば、入力部12は、温度予測開始指示や終了指示などを受け付けて、後述する制御部20等に入力する。なお、後述する出力部13も、マウスと協働してポインティングディバイス機能を実現する。
出力部13は、各種の情報を出力する表示出力手段であり、例えば、モニタ、ディスプレイ、タッチパネルやスピーカなどであり、制御部20により得られた予測結果などを表示出力する。
記憶部15は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。このような記憶部15は、制御部20による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するとともに、温度履歴DB15aと、予測結果DB15bとを有する。
温度履歴DB15aは、後述する温度取得部20aによって取得された温度情報を記憶する記憶装置である。例えば、温度履歴DB15aは、図3に示すように、ラック装置を特定する「ラックNo」ごとに取得された温度を時系列で記憶する。図3では、ラックNoA〜Hのラック装置ごとに、温度センサーから5分おきに取得された温度を記憶する例を示している。図3は、温度履歴DB15aに記憶される情報の例を示す図である。
図3の例では、ラックNoAの温度センサーから取得した温度は、計測開始時点(0分)では20度であり、5分後も20度、10分後も20度であり、15分後に19度、20分後に22度であったことを示している。
また、温度履歴DB15aは、図3に例示した情報以外にも様々な形態で温度情報を記憶することができる。例えば、温度履歴DB15aは、データセンター1を有限体積法でメッシュ分割等して三次元化した場合など、ラック装置または温度センサーの位置情報(x軸、y軸、z軸で表される三次元座標)をさらに対応付けて記憶することもできる。このようにすることで、データセンター1において、ラック装置の位置(領域)を特定することができる。また、ここでは三次元化した例を示したが、「x軸、y軸」で表される二次元座標を用いてもよい。
予測結果DB15bは、後述する予測部20cによって予測された結果を記憶する記憶装置である。例えば、予測結果DB15bは、予測部20cによって予測された結果として、ラック装置Dが危険温度に到達する可能性が高いやラック装置Eに排気の回りこみが発生している可能性があるなどを記憶する。なお、ここで示した予測結果は、あくまで例示であり、これに限定されるものではない。
制御部20は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路、または、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。この制御部20は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有する。さらに、制御部20は、温度取得部20aと、推定部20bと、予測部20cとを有し、これらによって各種処理を実行する。
温度取得部20aは、温度履歴DB15aや推定部20bに接続され、ラック装置に格納されるIT機器の吸気側に設置された温度センサーから温度を取得する。上述した例で説明すると、温度取得部20aは、ラック装置A〜Hに設置されている各温度センサーによって取得された温度、すなわち、IT機器が吸気する空気の温度を所定間隔で取得する。例えば、温度取得部20aは、入力部12によって温度測定開始指示が受け付けられると、温度取得を開始する。そして、温度取得部20aは、ラック装置A〜Hに設置されている各温度センサーから5分間隔で温度を取得し、取得した温度をラック装置に対応付けた時系列の温度情報を作成して温度履歴DB15aに格納する。なお、温度を取得する間隔は、管理者等によって任意に設定変更することができる。
推定部20bは、温度履歴DB15aや温度取得部20aに接続され、温度取得部20aによって取得された温度から、当該温度の変化(推移)を推定する。具体的には、推定部20bは、温度取得部20aによって温度取得が開始されてから所定時間経過後(例えば、1時間後)に、所定時間経過までに取得された温度情報を用いて、IT機器が吸気する温度の変化を推定する。例えば、推定部20bは、横軸を時間t、縦軸を温度上昇値Tとしてグラフを生成し、線形補間や多項式補間などの補間を行って、各ラック装置ごと対応付けた吸気の温度変化をグラフ化する。なお、所定時間は、管理者等によって任意に設定変更することができる。また、Tは、温度上昇値ではなく、温度実測値であってもよい。
また、推定部20bは、温度履歴DB15aに三次元座標がラック装置ごとに対応付けられている場合には、作成した温度変化を用いることで、データセンター1内部全体の温度変化を三次元でグラフィカルに示すことができる。すなわち、推定部20bは、データセンター1内部全体の温度変化を時系列で表示する、言い換えると、データセンター1内部全体の温度変化を数値解析シミュレーションすることができる。
予測部20cは、推定部20bや予測結果DB15bに接続され、推定部20bによって推定された温度の変化から、温度異常を予測する。具体的には、予測部20cは、推定部20bによって作成されたグラフから、ラック装置Dが危険温度に到達する可能性が高いやラック装置Eに排気の回りこみが発生している可能性があると予測して、予測結果を予測結果DB15bに格納する。
例えば、予測部20cは、推定部20bによって作成されたグラフにおいて、傾きが所定値よりも大きいグラフで温度推移しているラック装置に対しては、危険温度に到達する可能性が高いと予測する。また、予測部20cは、推定部20bによって作成されたグラフにおいて、ある時間を境に温度が急激に上昇しているグラフや高温状態が継続しているグラフのラック装置に対しては、排気の回りこみが発生している可能性があると予測する。
別の予測手法としては、例えば、予測部20cは、推定部20bによって推定された温度の変化から温度勾配「dT/dt」を算出し、算出した温度勾配が所定の閾値を越える場合に、温度異常としてアラームを報知する。具体的には、推定部20bによって作成された温度推移のグラフに対して、三次曲線で補間したグラフを形成し、温度勾配を算出する。なお、Tは計測された温度を示しており、tは時間を示している。また、Tを計測開始からの温度上昇値としてもよい。
例を挙げると、予測部20cは、図4に示すようなグラフが推定部20bによって作成されたとする。図4は、温度異常の予測例を説明する図である。この場合、予測部20cは、グラフAについては、温度勾配「dT/dt」が0より小さいので、温度異常が起こる可能性が低いと判定し、安全であると予測する。また、予測部20cは、グラフBについては、温度勾配「dT/dt」が0より大きいが、温度勾配の二次微分「d(dT/dt)/dt」が0よりも小さいので、すぐに温度異常が起こる可能性が低いが長期的には危険があり、要監視であると予測する。また、予測部20cは、グラフCについては、温度勾配「dT/dt」が0より大きく、温度勾配の二次微分「d(dT/dt)/dt」も0よりも大きいので、すぐに温度異常が起こる可能性が高く、危険であると予測する。
そして、予測部20cは、どのラックが「要監視」や「危険」であるかを示す情報等をアラームとして、データ処理装置30に出力する。また、予測部20cは、ラック装置にLED(Light Emitting Diode)が設置されている場合には、「要監視」と予測したラック装置に対しては「黄色」のLEDを点灯させるように制御してもよい。また、予測部20cは、「危険」と予測したラック装置に対しては「赤色」のLEDを点灯させるように制御してもよい。
また、予測部20cは、推定部20bによってデータセンター1が三次元化(グラフィカル化)されている場合には、「要監視」と予測したラック装置が位置する領域を「黄色」で表示させることもできる。また、予測部20cは、「危険」と予測したラック装置が位置する領域を「赤色」で表示させることもできる。このようにすることで、データセンター1全体の温度推移や温度危険情報を簡単かつ詳細に表示することができる。
また、予測部20cは、ラック装置A〜Hに格納されるIT機器と接続されている場合に、温度異常が発生する危険があると予測されたラック装置に格納されている各IT機器に対して、ファンの回転数を上げるようにフィードバック制御することもできる。
[温度予測装置10による処理の流れ]
次に、図5を用いて、実施例1に係る温度予測装置10による処理の流れを説明する。図5は、実施例1に係る温度予測装置10による処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、温度勾配を用いて温度異常を予測するフローチャートを例にして説明する。
図5に示すように、温度取得部20aは、温度予測指示が入力部12等によって受け付けられると計測を開始し(ステップS101肯定)、予め設定された所定時間、温度センサーから温度を取得し、温度履歴DB15aに格納する(ステップS102)。
そして、推定部20bは、所定時間の間に取得された温度情報を用いて、各ラック装置に格納されるIT機器が吸気する空気の温度変化を推定する(ステップS103)。温度変化が推定されると、予測部20cは、推定部20bによって推定された温度の変化から温度勾配「dT/dt」を算出し(ステップS104)、算出した温度勾配が0より小さいか否かを判定する(ステップS105)。
そして、予測部20cは、算出した温度勾配「dT/dt」が0よりも小さいと判定した場合(ステップS105肯定)、温度異常が起こる可能性が低く、安全であると予測し、ステップS102以降の処理を繰り返す。
一方、予測部20cは、算出した温度勾配「dT/dt」が0よりも大きいと判定した場合(ステップS105否定)、温度勾配の二次微分「d(dT/dt)/dt」が0よりも小さいか否かを判定する(ステップS106)。
予測部20cは、温度勾配の二次微分「d(dT/dt)/dt」が0よりも小さいと判定した場合(ステップS106肯定)、すぐに温度異常が起こる可能性が低いが長期的には危険があり、要監視であると予測し、アラームを報知する(ステップS107)。また、予測部20cは、温度勾配の二次微分「d(dT/dt)/dt」が0よりも大きいと判定した場合(ステップS106否定)、すぐに温度異常が起こる可能性が高く、危険であると予測し、アラームを報知する(ステップS108)。
その後、予測部20cは、IT機器のファンを制御したり、予測結果をデータ処理装置30に送信したりして、IT機器が吸気する空気の温度を低減するためのフィードバック制御を実施した後(ステップS109)、ステップS102以降の処理を繰り返す。
[実施例1による効果]
このように、実施例1によれば、IT機器の冷却に使用される空気の温度異常の予防や早期発見を行うことが可能である。また、データセンター1内部の温度変化を時系列で予測することができ、データセンター1内部の温度挙動の不安定をいち早く検知し、安定した温度状況でのデータセンターの運用維持が可能となる。また、データセンター1全体の信頼性向上・省電力のためのアラーム発生や改善フィードバックを行うことが可能である。
具体的には、実施例1に係る温度予測装置10は、異常が発生する前に、異常が発生しそうなラック装置を特定することができるので、異常の予防や早期発見を行うことができる。また、温度予測装置10は、室内全体の温度が上限値や下限値に到達したか否かを判定しているわけではなく、ラック装置ごとに温度を測定し、異常温度に到達するか否かを予測している。したがって、異常が発生しそうなラック装置自体を特定することができ、ラック装置個々に対応策を実行することができるので、他のIT機器は冷やされすぎるといった事象の発生を抑止できる。データセンター1全体で冷房運転と暖房運転とが頻繁に切り替わる制御を実施する必要もないので、電気コストも削減することができる。
また、実施例1によれば、あるラック装置で排気の回り込みが発生し、吸気温度が上昇すると予測される場合に、回り込みが発生したラック装置に隣接するラック装置がその事象によって影響を受けることがある。その場合でも、本願では、ラック装置単体で吸気温度を予測することができるので、異常な事象によって引き起こる二次災害を含めた温度異常を予測することができる。
ところで、実施例1では、ラック装置ごとに温度センサーを設置する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ラック装置に格納されるIT機器ごとに温度センサーを設定しても、実施例1と同様の処理を実施することができる。
そこで、実施例2では、図6と図7を用いて、ラック装置に格納されるIT機器ごとに温度センサーを設定した例について説明する。図6は、IT機器ごとに温度センサーが設定された場合の温度予測システムの全体構成を示す図であり、図7は、IT機器ごとに設定された温度センサーから取得された温度情報の例を示す図である。
図6に示すように、実施例2に係る温度予測システムは、実施例1と同様、データセンター1と、温度予測装置10と、データ処理装置30とを有している。実施例1と異なる点は、温度センサーが、ラック装置に格納されるIT機器ごとに、IT機器の吸気側に設置されている点である。この例の場合、1台のラック装置に6台のIT機器が格納されており、6台の温度センサーが設置されているが、IT機器の数や温度センサーの数を限定するものではない。
温度予測装置10は、ラック装置の各温度センサーと接続されており、温度センサーごとに温度を取得する。例えば、温度予測装置10は、図7に示すように、ラック装置を特定する「ラックNo」ごとに、ラック装置内の各温度センサーから取得した温度情報を時系列に記憶する。図7では、ラックNoAに設置される温度センサー1〜6それぞれから5分間隔で取得した温度情報と、ラックNoBに設置される温度センサー1〜6それぞれから5分間隔で取得した温度情報とのそれぞれを例示している。
図7の例では、ラックNoAの温度センサー1から取得した温度は、計測開始時点(0分)では20度であり、5分後も20度、10分後も20度であり、15分後に19度、20分後に22度であったことを示している。また、ラックNoBの温度センサー3から取得した温度は、計測開始時点(0分)では20度であり、5分後に23度、10分後に22度であり、15分後に20度、20分後に25度であったことを示している。
このような例であっても、温度予測装置10は、実施例1と同様の手法を用いて、温度変化を推定し、温度異常を予測することができる。具体的には、温度取得部20aは、ラック装置に格納されるIT機器ごとに設定された温度センサーから、IT機器が吸気する空気の温度を取得し、温度履歴DB15aに格納する。
そして、推定部20bは、温度取得部20aによって温度取得が開始されてから所定時間経過後(例えば、1時間後)に、所定時間経過までに取得された温度情報を用いて、IT機器が吸気する温度の変化を、温度センサーごとに推定する。すなわち、推定部20bは、IT機器が吸気する空気の温度変化を、IT機器ごとに推定する。
その後、予測部20cは、実施例1と同様の手法を用いて、推定部20bによって推定された温度の変化から温度異常を予測する。すなわち、予測部20cは、IT機器が吸気する空気の温度異常を、IT機器ごとに予測する。
このようにすることで、温度予測装置10は、IT機器ごとに温度異常を予測することができ、IT機器ごとに異常予防や異常の早期発見を行うことが可能である。また、データセンター1内部の温度変化を時系列でより詳細に予測することができ、安定した温度状況でのデータセンターの運用維持が可能となる。
ところで、実施例1や2では、温度勾配を用いた予測手法について説明したが、予測手法はこれに限定されるものではない。例えば、危険温度に到達するまでの時間を予測し、その時間が閾値以上か否かによってアラームを報知するように制御することもできる。
そこで、実施例3では、図8と図9を用いて、危険温度に到達するまでの時間を予測し、その時間が閾値以上か否かによってアラームを報知する例について説明する。図8は、実施例3に係る温度予測装置10による処理の流れを説明するフローチャートであり、図9は、推定された温度変化から所定の温度閾値までに到達するまでの時間を説明する図である。
図8に示すように、温度取得部20aは、温度予測指示が入力部12等によって受け付けられると計測を開始し(ステップS201肯定)、予め設定された所定時間、温度センサーから温度を取得し、温度履歴DB15aに格納する(ステップS202)。なお、温度センサーは、実施例1のようにラック装置ごとに設置されていてもよく、実施例2のようにIT機器ごとに設置されていてもよい。
そして、推定部20bは、所定時間の間に取得された温度情報を用いて、各ラック装置に格納されるIT機器が吸気する空気の温度変化を推定する(ステップS203)。例えば、推定部20bは、推定した温度変化を表すグラフを作成する。
温度変化が推定されると、予測部20cは、推定部20bによって推定された温度変化から、例えば21.7度など所定の温度値に到達するまでの時間(Δt)を算出する(ステップS204)。例えば、予測部20cは、図9に示すように、推定部20bによって推定および作成された温度変化グラフから、温度が21.7度に到達するまでの時間(Δt)を算出する。なお、ここでは、温度計測開始時点からの温度上昇値をグラフ化してもよく、その場合、例えばΔ1.7度など所定の温度上昇閾値に到達するまでの時間をΔtとすればよい。
その後、予測部20cは、算出した時間(Δt)が例えば100分など所定の閾値Aより小さいか否かを判定する(ステップS205)。そして、予測部20cは、算出した時間(Δt)が所定の閾値Aよりも小さいと判定した場合(ステップS205肯定)、温度異常が起こる可能性が低く、安全であると予測し、ステップS202以降の処理を繰り返す。
一方、予測部20cは、算出した時間(Δt)が所定の閾値Aよりも大きいと判定した場合(ステップS205否定)、算出した時間(Δt)が例えば200分など別の閾値Bよりも小さいか否かを判定する(ステップS206)。
予測部20cは、算出した時間(Δt)が別の閾値Bよりも小さいと判定した場合(ステップS206肯定)、すぐに温度異常が起こる可能性が低いが長期的には危険があり、要監視であると予測し、アラームを報知する(ステップS207)。また、予測部20cは、算出した時間(Δt)が別の閾値Bよりも大きいと判定した場合(ステップS206否定)、すぐに温度異常が起こる可能性が高く、危険であると予測し、アラームを報知する(ステップS208)。
その後、予測部20cは、IT機器のファンを制御したり、予測結果をデータ処理装置30に送信したりして、IT機器が吸気する空気の温度を低減するためのフィードバック制御を実施した後(ステップS209)、ステップS202以降の処理を繰り返す。
このようにすることで、ラック装置ごとまたはIT機器ごとに危険温度までの時間を予測することができ、異常の早期発見を行うことが可能である。また、異常の早期発見を行って、改善策を実施することができるので、異常発生の抑止に繋がり、安定した温度状況でのデータセンターの運用維持が可能となる。
さて、これまで本願が開示する温度予測装置10の実施例について説明したが、温度予測装置10は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例4として、本願に含まれる他の実施例について説明する。
(排気温度との比較)
例えば、IT機器の排気側にも温度センサーを設置し、上述した吸気側の温度推定と同様の温度推定を行う。そして、吸気側の温度変化と排気側の温度変化との差分が所定の閾値以上である場合には、予測対象から除外するようにしてもよい。そうすることで、既に故障が発生している可能性があるラック装置またはIT機器を予測対象から除外することができ、予測精度の向上および予測処理の高速化を実現できる。
(他センサーとの連携)
また、例えば、上述した実施例では、温度センサーを用いた例について説明したが、温度センサー以外にも風量センサーや湿度センサーなどのセンサーを用いた場合でも、上述した実施例と同様の予測処理を実行することができる。
(システム)
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、推定部20bと予測部20cとを統合することができる。また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、例えば図3や図7などの各種データやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(プログラム)
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。
[温度予測プログラムを実行するコンピュータシステム]
図10は、温度予測プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。図10に示すように、コンピュータシステム100は、RAM101と、HDD102と、ROM103と、CPU104とを有する。ここで、ROM103には、上記の実施例と同様の機能を発揮するプログラムがあらかじめ記憶されている。つまり、図10に示すように、温度取得プログラム103aと、推定プログラム103bと、予測プログラム103cとがあらかじめ記憶されている。
そして、CPU104は、これらのプログラム103a〜103cを読み出して実行する。つまり、図10に示すように、温度取得プロセス104aと、推定プロセス104bと、予測プロセス104cとなる。なお、温度取得プロセス104aは、図2に示した、温度取得部20aに対応し、同様に、推定プロセス104bは、推定部20bに対応し、予測プロセス104cは、予測部20cに対応する。
また、HDD102には、温度取得プロセス104aによって取得された温度情報を記憶する温度履歴テーブル102aと、予測された結果を記憶する予測結果テーブル102bとが設けられる。なお、温度履歴テーブル102aは、図2に示した、温度履歴DB15aに対応し、同様に、予測結果テーブル102bは、予測結果DB15bに対応する。
ところで、上記したプログラム103a〜103cは、必ずしもROM103に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータシステム100に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させておく。また、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」に記憶させておく。さらに、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータシステム100に接続される「他のコンピュータシステム」に記憶させておく。そして、コンピュータシステム100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 データセンター
10 温度予測装置
11 通信制御I/F部
12 入力部
13 出力部
15 記憶部
15a 温度履歴DB
15b 予測結果DB
20 制御部
20a 温度取得部
20b 推定部
20c 予測部
100 コンピュータシステム
101 RAM
102 HDD
102a 温度履歴テーブル
102b 予測結果テーブル
103 ROM
103a 温度取得プログラム
103b 推定プログラム
103c 予測プログラム
104 CPU
104a 温度取得プロセス
104b 推定プロセス
104c 予測プロセス

Claims (10)

  1. ラック装置に格納されるIT機器の吸気側に設置された温度センサーからの温度情報を取得する温度取得部と、
    前記温度取得部によって取得された温度情報から、前記ラック装置に格納されるIT機器の吸気側における温度変化を推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された温度変化から、前記空気の温度異常を予測する予測部と
    を有することを特徴とする温度予測装置。
  2. 前記温度取得部は、前記ラック装置ごとに設置された温度センサーまたは前記ラック装置に格納されるIT機器ごとに設置された温度センサーから温度情報を所定時間間隔で取得することを特徴とする請求項1に記載の温度予測装置。
  3. 前記予測部は、前記推定部によって推定された温度変化から温度勾配を算出し、算出した温度勾配が所定の閾値を越える場合に、前記温度異常としてアラームを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の温度予測装置。
  4. 前記予測部は、前記推定部によって推定された温度変化に基づいて、所定の閾値以上の温度に到達するまでに要する時間を特定し、特定した時間が所定時間を越える場合に、前記温度異常としてアラームを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の温度予測装置。
  5. コンピュータが、
    ラック装置に格納されるIT機器の吸気側に設置された温度センサーから、温度情報を取得し、
    前記取得された温度情報から、前記空気の温度変化を推定し、
    前記推定された温度変化から、前記空気の温度異常を予測する処理を実行する
    ことを特徴とする温度予測方法。
  6. 前記コンピュータは、更に、
    前記空気の温度異常を予測する際、前記推定された温度変化から温度勾配を算出し、算出した温度勾配が所定の閾値を越える場合に、前記温度異常としてアラームを報知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の温度予測方法。
  7. 前記コンピュータは、更に、
    前記空気の温度異常を予測する際、前記推定された温度変化に基づいて、所定の閾値以上の温度に到達するまでに要する時間を特定し、特定した時間が所定時間を越える場合に、前記温度異常としてアラームを報知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の温度予測方法。
  8. コンピュータに、
    ラック装置に格納されるIT機器の吸気側に設置された温度センサーから、温度情報を取得し、
    前記取得された温度情報から、前記空気の温度変化を推定し、
    前記推定された温度変化から、前記空気の温度異常を予測する処理を実行させる
    ことを特徴とする温度予測プログラム。
  9. 前記コンピュータに、更に、
    前記空気の温度異常を予測する際、前記推定された温度変化から温度勾配を算出させ、算出した温度勾配が所定の閾値を越える場合に、前記温度異常としてアラームを報知させる
    処理を実行させることを特徴とする請求項8に記載の温度予測プログラム。
  10. 前記コンピュータに、更に、
    前記空気の温度異常を予測する際、前記推定された温度変化に基づいて、所定の閾値以上の温度に到達するまでに要する時間を特定し、特定した時間が所定時間を越える場合に、前記温度異常としてアラームを報知する
    ことを特徴とする請求項8に記載の温度予測プログラム。
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