JP4714690B2 - 内燃機関用イオン電流検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用のイオン電流検出装置に関し、特に、イオン電流の流れる電流経路中の絶縁抵抗の劣化を判別可能に構成したイオン電流検出装置に関する。
内燃機関の点火装置は、典型的には、燃焼室に配置される点火プラグと、点火プラグに燃焼エネルギーを供給する点火コイルと、点火コイルの点火時期を制御するECU(電子式制御装置:Electronic Control Unit)とによって構成されている。
このような点火装置では、燃焼室内での燃焼後に発生するイオン電流を検出することが提案されており、イオン電流に基づいて検出した燃焼状態によって、内燃機関の運転状態を把握したり、或いは、希薄燃焼などの各種の電子制御を実現している。
イオン電流を検出する装置は、一般に、点火プラグの電流による充電電荷を保持するコンデンサと、コンデンサの電圧を制限するツェナダイオードと、イオン電流を検出する負荷抵抗などで構成されている(特許文献1、特許文献2)。
特開平04−194367号公報 特開平11−037031号公報
ところで、点火プラグは、中心電極と接地電極とを備えて構成されている。そして、点火コイルから中心電極に高電圧を受けて、接地電極との間で放電火花を発生させ、燃焼室に吸入された混合気を燃焼させている。但し、点火プラグは、経年使用によって電極が消耗するだけでなく、例えば、いわゆる「くすぶり」によって点火性能が劣化することがある。
ここで、「くすぶり」とは、例えば、燃焼時に発生するカーボンが電極部に付着することで、中心電極と接地電極との絶縁抵抗が低下することを言う。このような絶縁抵抗が劣化した点火プラグを使用すると、イオン電流検出部からは、点火プラグのリーク電流も検出されるので、本来のイオン電流を正確に検出できないことになる。そして、不正確なイオン電流に基づいて、エンジンを制御したのでは、所望の性能が得られないだけでなく、トラブルの原因ともなりかねない。
また、「くすぶり」以外の原因でも、二次コイルや点火プラグなどのイオン電流が流れるイオン電流経路の絶縁性能が劣化することがあるが、これを見落としたのでは、イオン電流を正確に検出できないだけでなく、エンジントラブルの原因ともなる。
しかるに、特許文献1の発明は、単に、イオン電流を検出するための回路を開示するのみで、イオン電流経路の絶縁性能が劣化に対する対策を何ら示唆していない。また、イオン電流検出回路としても完成度が低く、微弱なイオン電流を高精度に検出することができない。
これらの点は特許文献2についても同様であり、特許文献2の発明では、通常燃焼時に発生するイオン電流と、劣化した点火プラグを流れる漏れ電流とが区別できず、したがって、検出したイオン電流の信頼性が大きく損なわれることになる。また、特許文献2では、特許文献1の発明と同様、イオン電流を検出するための負荷抵抗を必須としており、この負荷抵抗がコンデンサの放電特性に直接影響を与えるために、イオン電流経路の絶縁劣化を検出するための最適な回路設計ができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、イオン電流経路の絶縁抵抗の劣化をいち早く、且つ自動的に検出して、エンジン制御の正常動作を確保したイオン電流検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、点火プラグの放電動作に伴って規定電荷量まで充電されるコンデンサと、前記コンデンサの充電時の最大電圧を制限して前記規定電荷量を規制する電圧制限素子と、反転入力端子と出力端子との間に配置された検出抵抗が、前記コンデンサと直列回路を形成して、前記コンデンサの放電電流が、イオン電流として前記検出抵抗に流れるよう回路構成された増幅素子と、前記増幅素子の出力端子の出力電圧を基準電圧と比較して、前記出力電圧が前記基準電圧より高いことを示す検出レベルの判定信号を出力する比較回路と、を有するイオン電流検出装置であって、前記規定電荷量に充電された前記コンデンサの放電動作の結果、前記出力電圧が前記基準電圧を下回るまでに要するコンデンサ放電時間が、イオン電流経路の絶縁抵抗が所定の劣化状態である場合において、内燃機関の燃焼室での燃料燃焼によって発生するイオン電流の継続時間より長くなるように、前記規定電荷量設定されると共に検出レベルの判定信号の継続時間が異常に長いか否かに基づいて、前記絶縁抵抗の劣化を判別するよう構成されている
上記した本発明によれば、構成の内燃機関のイオン電流検出装置において、点火プラグの漏れ電流などの影響を排除して、信頼性の高いイオン電流を検出することができる。その結果、内燃機関における燃焼状態を確実に検出できて、高度な燃焼制御が可能となる。
実施例に係るイオン電流検出装置を示す回路図である。 くすぶり状態における図1の回路動作を解析するための等価回路である。 正常燃焼時におけるイオン電流の時間的推移と、判定電圧との関係を示すタイムチャートである。 正常燃焼時におけるイオン電流の時間的推移を示すタイムチャートである。 くすぶり状態の燃焼時における放電電流の時間的推移と、判定電圧との関係を示すタイムチャートである。 点火プラグの放電時におけるイオン検出装置の動作を説明する図面である。 コンデンサの放電時におけるイオン検出装置の動作を説明する図面である。 実用的に必要となるコンデンサの充電電荷量を、実験的に確認した結果を示す図面である。 本発明の別の実施態様を説明するフローチャートである。 イオン電流検出回路の別の回路例を図示したものである。 イオン電流検出回路の更に別の回路例を図示したものである。
符号の説明
3 点火プラグ
5 比較回路
C コンデンサ
ZD 電圧制限素子
R2 検出抵抗
Q 充電電荷量
以下、実施例に基づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、実施例に係るイオン電流検出装置を示す回路図である。この検出装置は、一次コイルL1と二次コイルL2とで昇圧トランスを構成する点火コイル1と、一次コイルL1の電流を断続制御するイグナイタ2と、二次コイルL2に誘起される高電圧によって放電動作する点火プラグ3と、二次コイルL2に直列接続されるイオン電流検出回路4と、イオン電流検出回路4の出力電圧Voutを基準電圧Erと比較して、判定電圧Vdetを出力する比較回路5とで構成されている。
中心電極3aと接地電極3bとを備える点火プラグ3は、くすぶり状態になって絶縁抵抗が低下している場合もあるので、図1では、電極間の漏れ抵抗(leak resistor)Rkを破線で示している。
イオン電流検出回路4は、点火プラグ3の放電電流で充電されるバイアス用のコンデンサCと、コンデンサCに並列接続されてコンデンサCの充電電圧を規制するェナーダイオードZDと、ェナーダイオードZDに直列接続されたダイオードD1と、ダイオードD1の両端に接続された増幅部AMPとで構成されている。
ェナーダイオードZDとダイオードD1のアノード端子は、互いに直結され、一方、ダイオードD1のカソード端子はグランドラインに接続されている。また、ェナーダイオードZDのカソード端子は、二次コイルL2に接続されている。
イオン電流検出回路4の増幅部AMPは、反転端子と非反転端子と出力端子とを有する増幅素子Q1と、増幅素子Q1の反転端子に接続される入力抵抗R1と、増幅素子Q1の反転端子と出力端子の間に接続される帰還抵抗R2と、増幅素子Q1の出力端子とグランドラインの間に接続される負荷抵抗R3とで構成されている。なお、増幅素子Q1の反転端子とグランドラインとの間に、増幅素子Q1を保護するためのダイオードD2を接続しても良い。
増幅素子Q1として、この実施例では、OPアンプを使用している。OPアンプは、その入力インピーダンスがほぼ無限大(≒∞)で、反転端子と非反転端子との間が、仮想的に短絡状態である(imaginary short)。そのため、図示の入力電流Iは、入力抵抗R1と帰還抵抗R2に共通して流れることになり、増幅部AMPの出力電圧Voutは、入力電流Iと帰還抵抗R2の積となる(Vout=I×R2)。つまり、この増幅部AMPでは、帰還抵抗R2が入力電流Iの検出抵抗として機能している。
比較回路5は、コンパレータQ2と、コンパレータQ2の非反転入力端子に供給される基準電圧Erとで構成されている。ここで、基準電圧Erは、燃焼区間(時間)を検出するための燃焼基準電圧である。この比較回路5では、イオン電流検出部4の出力電圧Voutが、コンパレータQ2の反転入力端子に供給されている。そのため、Vout>Erとなる燃焼状態では、コンパレータQ2からLレベルの判定電圧Vdetが出力されることになる。
この判定電圧Vdetは、不図示のエンジン制御部に供給されるが、判定電圧VdetがLレベルである継続時間Tdのイオン電流(実際はイオン電圧Vout)に基づいて、燃焼状態の良否を判定することができる(図3参照)。但し、点火プラグ3が、くすぶり状態となっていると、イオン電流と同様の漏れ電流が流れることになる(図5参照)。
図4は、正常燃焼時のイオン電流検出部の出力電圧Voutを図示したものであり、イオン電流による出力電圧Voutが、t=T1のタイミングからt=T2のタイミングまで、基準電圧Erを上回っていることを示している。
一方、図5は、異常燃焼時のイオン電流検出部の出力電圧Voutを図示したものであり、点火プラグ3の漏れ電流に基づく出力電圧Voutが、t=Tsのタイミングからt=Teのタイミングまで、基準電圧Erを上回っていることを示している。漏れ抵抗Rkの値によっては、T2≒Teとなるので、点火プラグ3の漏れ電流とイオン電流が全く区別できないことになる。
続いて、図6及び図7に基づいて、イオン電流検出部4の動作内容を更に詳細に説明する。二次コイルL2に負の高電圧が発生すると、図6に示すように、点火プラグ3が点火放電し、点火電流がコンデンサCを充電する。この時、コンデンサCにはェナーダイオードZDが並列接続されているので、コンデンサCの両端電圧は、ェナーダイオードZDの降伏電圧Vzに一致する。なお、この放電時には、ダイオードD1が短絡状態(ON)となるので、入力抵抗R1やその他の回路素子に流れる電流を無視することができる。
その後、二次コイルL2の高電圧が消滅すると、コンデンサCに充電されたバイアス電圧は、図7に示す経路で放電する。すなわち、放電電流は、増幅素子Q1の出力端子→帰還抵抗R2→入力抵抗R1→コンデンサC→二次コイルL2→点火プラグ3の経路で流れる。この時、点火プラグ3がくすぶり状態であると、放電電流は、イオン電流の有無に係わらず、漏れ抵抗Rkを通して流れることになる。なお、ダイオードD1は、カソード端子がグランドラインに接続されているので、コンデンサCの放電動作時にはOFF状態である。
次に、コンデンサCの放電時の動作内容について理論的に説明する。図2は、点火プラグ3がくすぶり状態である場合の等価回路を図示したものである。ここで、抵抗Rは、増幅部AMPの入力抵抗R1、二次コイルの損失抵抗r、及び、漏れ抵抗Rkを加算した値である。なお、コンデンサの放電電流は、帰還抵抗R2や増幅素子Q1の出力部にも流れるが、増幅素子Q1の反転入力端子は、仮想的に短絡してゼロ電位であるので、R≒R1+r+Rkと考えられる。また、Lは、二次コイルL2のリアクタンスを示している。
図2において放電電流をiとし、コンデンサCの充電電荷をqとすると、以下の回路方程式が成立する。
Figure 0004714690
この回路方程式を、R>2SQR(L/C)の条件下で解くと、以下の式1が得られる。なお、SQRはルート記号を意味する。また、式1におけるQは、コンデンサCの初期状態(t=0)の充電電荷量[単位はクーロン:C]である。コンデンサの静電容量CとェナーダイオードZDの降伏電圧Vzより、Q=C×Vzの関係が成立する。
Figure 0004714690
また、式1におけるαとβは、式2で与えられる。
Figure 0004714690
式1を、初期状態の充電電荷Qについて変形すると、以下の式3が得られる。なお、sinhXは、sinhX=(eX−e−X)/2で与えられる双曲線正弦関数(sine hyperbolic)である。
Figure 0004714690
式1で与えられる放電電流iは、図5に示すように、放電開始のt=0のタイミングから増加を始め、最大値に達した後に降下を始める。そのため、イオン電流検出部4の出力電圧Vout(=i×R2)も、放電開始のt=0のタイミングから増加を始めて、やがてt=Tsのタイミングで基準電圧Erを上回り、最大値に達した後に降下を始めて、t=Teのタイミングで基準電圧Erを下回る。したがって、コンパレータQ2の判定電圧Vdetは、Ts<t<Teの区間でLレベルとなる(図5)。
先に説明したように、OPアンプQ1の非反転端子と反転端子とは仮想的に同電位となるので、ある瞬間(時刻t)における放電電流iは、その瞬間の出力電圧Voutとの関係で、i=Vout/R2・・・(式4)で与えられる。したがって、t=Teのタイミングでは、i=Er/R2・・・(式4’)が成立し、これを、式1に代入すると、以下の式5が成立する。
Figure 0004714690
そして、式5をTeに関して解けば、出力電圧Voutが、基準電圧Erを下回るタイミング(t=Te)を算出することができる。すなわち、出力電圧Voutが基準電圧Erを下回るタイミング(t=Te)は、コンデンサCの初期状態の充電電荷量Qに基づいて決定することができる(式5参照)。
先に、図4と図5とを対比して説明したとおり、漏れ抵抗Rkの値によっては、イオン電流に基づく出力電圧Vout(図4)と、漏れ電流に基づく出力電圧Vout(図5)とが区別困難となる。しかし、上記した式5から確認されるように、t=Teとなるタイミングは、充電電荷量Qの値によって適宜に設定可能である。
そこで、この実施例では、Teの値が、コンデンサの放電開始時(t=0)から計測した排気終了時Tcまでの時間に、ほぼ一致するように、充電電荷量Qを設定している。このような充電電荷量Qを採用すると、もし、点火プラグ3がくすぶり状態でRk≠∞の場合には、t=Tsからt=Tcまで判定電圧VdetがLレベルを維持することになる。ところが、イオン電流が、排気終了のt=tcのタイミングまで流れ続けることは本来あり得ないので、t=Tcのタイミングまで継続するLレベルの判定電圧Vdetをもって、点火プラグ3のくすぶり状態など、イオン電流経路の絶縁劣化を判定することが可能となる。
一般に、エンジンは、吸入工程→圧縮工程→燃焼行程→排気工程で1サイクルの動作が完了するが、コンデンサの放電開始時(t=0)から計測した排気終了までの時刻は、エンジンの回転数rpmに応じて相違する。そこで、本実施例では、最も低速で回転している状態(具体的には、600rpm)での排気終了タイミングTcの値を採用し、そのTcにほぼ一致するようにTeを設定している。
ところで、上記の説明では、Teの値を、充電電荷量Qに基づいて設定したが、Teの設定には、必ずしも、充電電荷量Qに因る必要はなく、入力抵抗R1など、式5に示す何れの値に因っても良い。なお、充電電荷量Qの値は、コンデンサCの静電容量、及び/又は、ェナーダイオードの降伏電圧Vzに基づいて決定されるのは当然である。また、上記の説明では、Te≒Tcに設定したが、必ずしも、これに限定されず、Teの値を、イオン電流が検出されることがあり得ないタイミングに設定したので足りる。
図8は、実用性のある一般的なイオン電流検出回路において、Te≒Tcに設定するために必要な充電電荷量Qを、実験的に確認した結果を示すものである。エンジンの回転数が低下するほど、必要な充電電荷量Qは増加するが、高速回転時にはQ>1.0[μC]、低速回転時でもQ>2.5[μC]の条件を満たせば、Te≒Tcとなることを示している。なお、漏れ抵抗Rkの値によって、必要となる充電電荷量Qが変化するが、一般に問題となる漏れ抵抗Rkとしては、例えば、2MΩ、20MΩなど種々異なるので、図8の実験では、ワーストケースを想定してRk=0の状態で検討している。
また、イオン電流検出回路4の回路構成を図1から変更したり、或いは、図1のイオン電流検出回路4における回路定数(抵抗値R1や二次コイルL2のインダクタンス値など)を変更すると、特性に若干の変化が認められるものの、何れの場合でも、Q>2.5[μC]の条件を満たせば、Te≒Tcとなることを確認している。
ところで、点火プラグ3のくすぶりが問題になるのは、エンジンの始動直後であることも多い。また、エンジンの始動後、ある程度の時間が経過すると、くすぶりの影響が低減されることもある。
そこで、エンジンの始動直後については、燃料の噴射を行わず、その時のイオン電流検出回路4の出力に基づいて、点火プラグのくすぶりを判定するのも好適である。スタートモータが回転する数サイクルは、燃料の噴射は特に不要であり、また、燃料を噴射することなく、エンジンのクランクやカムセンサによって気筒内の状態を判別するのも有効であるので、このような始動タイミングで、くすぶり判定をすれば良い。
このような始動タイミングで燃料を噴射しない場合、イオン電流が発生することはあり得ないのであるから、もし、判定電圧VdetがLレベルになれば、点火プラグ3がくすぶり状態であるなど、イオン電流経路の絶縁抵抗が劣化していることに他ならない。なお、このような第2実施例の実施態様では、Te≒Tcとなるように、充電電荷量Qを設定する必要がない点でも優れている。
図9は、上記した第2実施例の動作の一例を示すフローチャートであり、燃料を噴射しない状態で、エンジンを始動させて、Lレベルの判定電圧Vdetを検出した場合にはイオン検出装置のフェイルセーフ処理を行うようにしている。フェイルセーフ処理は適宜に設計できるが、例えば、異常状態を運転手に報知して、イオン電流による燃焼制御を停止することが考えられる。
以上、本発明について具体的に説明したが、具体的な記載内容は、本発明を限定する趣旨ではない。すなわち、本発明の趣旨を逸脱することなく各種の変更が可能であり、それらは全て本発明の範囲に含まれる。
例えば、図1の第1実施例では、イオン電流の検出抵抗(帰還抵抗R2)の電流値が、所定値より高レベルを維持する継続時間を比較回路5で検出して、検出された継続時間に基づいて、イオン電流経路の絶縁抵抗の劣化を判定しているが、このような方法に限定されるものではない。
例えば、図10に示すように、イオン電流検出回路4から、別にイオン電圧Voutを出力して、このイオン電圧Vionの積分値に基づいてイオン電流経路の絶縁抵抗の劣化を判定しても良い。この場合、積分処理を行う継続時間は、比較回路5が出力する判定電圧VdetのLレベル期間であるが、第1実施例の場合ほど継続時間を長く設定しなくても良い。すなわち、判定電圧VdetのLレベル期間は、必ずしも、排気終了時(t=Tc)まで継続させる必要はなく、本来のイオン電流の継続時間より長くなるように、放電開始時のコンデンサの充電電荷量を設定すれば足りる。
また、イオン電流検出回路4に増幅素子Q1は必ずしも必須ではなく、増幅部AMPを省略した図11の回路でも、本発明を実現することができる。但し、図11の回路では、コンデンサCとグランドラインとの間に負荷抵抗RLを接続するので、引用文献1や引用文献2の回路と同様の欠点がある。
すなわち、微弱なイオン電流を確実に検出するためには、負荷抵抗RLの値を大きく設定するしかないが、その場合には、図2の等価回路における抵抗値Rが大きくなり、抵抗値Rが大きい分だけコンデンサCの放電特性が変化するので、回路設計上の自由度がない。これに対して、図1の回路では、コンデンサCの放電特性に影響を与えるのは入力抵抗R1だけであり、帰還抵抗R2の値は、コンデンサCの放電特性に影響を与えない。そこで、コンデンサCの放電特性に影響を与えることなく、帰還抵抗R2を大きく設定することで、所望レベルのイオン電圧Voutを得ることが可能となる。つまり、増幅回路AMPは、増幅率−R2/R1の反転増幅器であるから、図1のイオン検出回路4は、イオン電流の増幅率を、帰還抵抗R2の値に基づいて自由に設定できるという利点がある。

Claims (6)

  1. 点火プラグの放電動作に伴って規定電荷量まで充電されるコンデンサと、
    前記コンデンサの充電時の最大電圧を制限して前記規定電荷量を規制する電圧制限素子と、
    反転入力端子と出力端子との間に配置された検出抵抗が、前記コンデンサと直列回路を形成して、前記コンデンサの放電電流が、イオン電流として前記検出抵抗に流れるよう回路構成された増幅素子と、
    前記増幅素子の出力端子の出力電圧を基準電圧と比較して、前記出力電圧が前記基準電圧より高いことを示す検出レベルの判定信号を出力する比較回路と、
    を有するイオン電流検出装置であって、
    前記規定電荷量に充電された前記コンデンサの放電動作の結果、前記出力電圧が前記基準電圧を下回るまでに要するコンデンサ放電時間が、イオン電流経路の絶縁抵抗が所定の劣化状態である場合において、内燃機関の燃焼室での燃料燃焼によって発生するイオン電流の継続時間より長くなるように、前記規定電荷量設定されると共に
    検出レベルの判定信号の継続時間が異常に長いか否かに基づいて、前記絶縁抵抗の劣化を判別するよう構成された内燃機関用イオン電流検出装置。
  2. 検出レベルの判定信号の継続時間を検出する一方、検出された継続時間中における前記検出抵抗の電流値に基づいて、前記イオン電流経路の絶縁抵抗の劣化を判定している請求項1に記載の内燃機関用イオン電流検出装置。
  3. 検出された継続時間中の、前記検出抵抗の電流積分値に基づいて、前記イオン電流経路の絶縁抵抗の劣化を判定している請求項に記載の内燃機関用イオン電流検出装置。
  4. 前記放電時間は、ほぼ内燃機関の排気終了時まで継続するよう、前記規定電荷量が設定されている請求項1に記載の内燃機関用イオン電流検出装置。
  5. 前記電圧制限素子は、前記コンデンサに並列接続されたェナーダイオードである請求項1に記載の内燃機関用イオン電流検出装置。
  6. 前記充電電荷量は、2.5μC以上に設定されている請求項5に記載の内燃機関用イオン電流検出装置。
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