JP4714665B2 - 光学デバイスモジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光学デバイスモジュール及びその製造方法に関し、特に複数の光学素子とそれに電気的に接続し電子部品を搭載した複数のフレキシブル基板を備えた光学デバイスモジュール及びその製造方法に関するものである。
近年、受光・発光機能を持つ光学素子を用い、DVDの読みとりなどに用いられる光ピックアップや携帯電話のカメラモジュールなど、光学素子とその駆動回路を一体にした光学デバイスモジュールが開発されて来ている。これらの光学デバイスモジュールは、組み込まれる機器が小型化することに対応して、より小さくすることが求められている。
上述の光学デバイスモジュールの一例として、電荷結合型撮像素子(CCD)、静電誘導トランジスタ撮像素子(SIT)、電荷増幅型撮像素子(CMD)などの固体撮像素子を光学素子として用いた固体撮像装置(撮像モジュール)の開発が行われ、これらの固体撮像装置は小型カメラユニットに組み込まれることが多い。これらの固体撮像装置は小型カメラユニット内への挿入チューブの硬性化した先端部に組み込まれて用いられている。このような小型カメラユニットは、遺跡発掘や、災害時の狭所へ確認、美術品内部の調査などに用いられるため、先端部の外径を細くするとともに短小化することが求められており、このような観点から、固体撮像装置をいかに小型化するかが重要となる。また、低価格の小型カメラユニットを実現するために、固体撮像装置の組み立て作業効率を向上させ製造コストを低減することも重要な課題である。
従来、小型化低コスト化を図った固体撮像装置としては、ICやチップ部品が実装されたフレキシブル基板のリードを固体撮像素子の特定の辺のバンプに折り曲げて接続し、ICと固体撮像素子の裏面同士を接着した構成の固体撮像装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図14は、上記従来例に示された固体撮像装置の構成を示す断面概念図である。
図14に示すように、フレキシブル基板901に固体撮像素子902,半導体素子(ICチップ)903,チップ部品904を搭載し、外部信号線905を接続した後、フレキシブル基板901を3カ所でそれぞれ直角に折り曲げ、固体撮像素子902の下面部とICチップ903の上面部とを対向させて接着剤922で接着固定する。それから、チップ部品904の側面部を図示しない接着剤で基板901の折り曲げ対向部と接着固定し、コンパクトな形状とした電子内視鏡用固体撮像装置を構成している。特許文献1は、フレキシブル基板901を矩形形状に折り曲げ、ICチップ903と固体撮像素子902の裏面同士を接着して構成しているので、作業効率を低下させずに小型化低コスト化が図れるとしている。
また、小型化を図った固体撮像装置の他の従来の例として、箱形形状に折り曲げられてその箱形内側の面に電子部品が実装されたフレキシブル基板の底部の端子に固体撮像素子が接続された構成の固体撮像装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2では、フレキシブル基板を、各面が矩形形状である箱形形状に折り曲げて、箱形の基板内面側に電子部品を実装するので、撮像ユニットが小型でき、先端部の細径化小型化を図ることができるとしている。
特開平11−271646号公報 特開2000−210252号公報 特開昭56−98881号公報
上記の2つの固体撮像装置は1つの固体撮像素子を用いたものであり、画像としては白黒の画像が得られるだけである。
しかしながら、遺跡発掘や、災害時の狭所へ確認、美術品内部の調査などではカラー画像を必要としている。また、固体撮像装置に加えて赤外線光源や測長用のレーザ光源を一緒に搭載することが求められている。このような場合、固体撮像素子を複数搭載して一つのカメラユニットにしたり、さらに光源を搭載する必要がある。特許文献1および2の固体撮像装置を複数用いたり、一緒に発光素子を搭載して一つのカメラユニットとすると、一つ一つの撮像装置は小さくてもそれをそのまま複数使うのでカメラユニット自体は大きくなってしまう。また、互いの光軸が合うように厳密に調整して鏡筒内に設置するのは非常に困難である。
特許文献3には3つの固体撮像素子を組み合わせた固体撮像装置が開示されているが、これらの固体撮像素子を駆動する周辺回路については記載されていない。現実の固体撮像装置では、固体撮像素子と駆動回路を搭載した配線基板とを一体にして鏡筒内に組み込む必要があり、特許文献1、2ではこれらの一体化したものをコンパクトにする技術が開示されているものの、隣接する複数の固体撮像素子を配線基板も併せてコンパクトにする技術に関してはこれまでのところ開示されていない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、隣接する複数の光学素子と該光学素子に電気的に接続し電子部品を搭載しているフレキシブル基板とを備えており、全体として小型且つ低コストで製造できる光学デバイスモジュールを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本願発明の光学デバイスモジュールは、複数の光学素子と、前記光学素子に接続しているフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に搭載された電子部品と、少なくとも一つの前記光学素子の光軸の方向を変える鏡あるいはプリズムとを備え、前記フレキシブル基板は複数存しているとともに、それぞれの該フレキシブル基板はそれぞれ異なる前記光学素子に接続しており、複数の前記光学素子は互いに隣接しており、少なくとも一つの前記光学素子の光軸は、前記鏡あるいはプリズムによって方向が変えられて他の前記光学素子の光軸と平行になっており、前記フレキシブル基板のうち少なくとも一つが折り曲げられて他の前記フレキシブル基板に電気的に接続されている構成を有している。
ここで複数の光学素子が互いに隣接しているというのは、光学素子同士が接触している場合のみならず、光学素子がプリズムや鏡を介して隣り合っている場合も含まれ、また2つの光学素子の互いに最も近い位置にある部分の間の距離が、光学素子の最長の辺の長さ以内であれば隣接しているとみなすことができる。
ここで少なくとも一つの光学素子の光軸が鏡あるいはプリズムによって方向が変えられて他の光学素子の光軸と平行になっているとは、光学デバイスモジュールに入射する又は光学デバイスモジュールから出射する光の光軸同士の関係が平行であることを意味している。ここでの平行は数学的に厳密な意味での平行ではなく、光学デバイスモジュールの構成部品の寸法誤差や組立誤差などを考慮し、光学デバイスモジュールとして使用可能な平行度を有していることを意味しており、数学的に厳密な意味での平行から実用上問題ない程度のずれがあっても構わない。
上記の構成により、入射する光を鏡あるいはプリズムが隣接する複数の光学素子に振り分け、各光学素子にはフレキシブル基板が一つ接続しており、フレキシブル基板同士は少なくとも一つが折り曲げられることによって電気的に接続されているので、複数の光学素子を有する光学デバイスモジュールの全体が小型になる。
ある好適な実施形態において、前記複数の光学素子は、第1の固体撮像素子と第2の固体撮像素子とを含み、2つの前記固体撮像素子にはそれぞれ別の前記フレキシブル基板が接続しており、前記第1の固体撮像素子の受光面には第1のプリズムが固着されており、前記第2の固体撮像素子の受光面には第2のプリズムが固着されており、前記第1および第2のプリズムは互いに固着されている。
さらに発光素子を備えており、該発光素子の光軸は外部へ出射する際に、前記第1および第2のプリズムの少なくとも一方に入射する際の前記第1および第2の固体撮像素子の光軸と平行となっていてもよい。ここで外部に出射する際というのは光学デバイスモジュールから外に出射する際ということであり、プリズムに入射する際の光軸というのは光学デバイスモジュールの外から入ってきた光が最初にプリズムに入る際の光軸ということである。
前記複数の光学素子は、さらに第3の固体撮像素子を含み、前記第3の固体撮像素子にはさらに別の前記フレキシブル基板が接続しており、前記第3の固体撮像素子の受光面には第3のプリズムが固着されており、前記第3のプリズムは前記第1のプリズム及び第2のプリズムの少なくとも一方に固着されていてもよい。
さらに発光素子を備えており、該発光素子の光軸は外部へ出射する際に、前記第1、第2および第3のプリズムの少なくとも一つに入射する際の前記第1、第2および第3の固体撮像素子の光軸と平行となっていてもよい。
前記固体撮像素子の受光面と前記プリズムとの間には、透明保護部材が設置されていてもよい。
前記光学素子と前記フレキシブル基板との接続部分には補強樹脂が設けられていてもよい。
前記フレキシブル基板はフィルムキャリアテープからなり、前記光学素子と前記フレキシブル基板との接続部分においてはフィルムが除去されていることが好ましい。
互いに電気的に接続されている複数の前記フレキシブル基板のうち、少なくとも一つははんだからなる突起電極を有しており、他の一つは当該突起電極が填り込む貫通孔を有していても構わない。
前記他の一つのフレキシブル基板は折り曲げられて一部が重なり合っており、重なっている領域に前記貫通孔が形成されていてもよい。
前記他の一つのフレキシブル基板は折り曲げられて一部が重なり合っており、重なっている領域に前記突起電極が形成されていてもよい。
さらにもう一つの前記フレキシブル基板に設けられた電極が前記突起電極と電気的に接続していても構わない。
前記フレキシブル基板は、一方の面にのみ配線が形成されている片面配線基板であっても構わない。この場合、前記フレキシブル基板のうちの少なくとも一つは、前記配線が形成されていない面同士の一部が重なり合うように折り曲げられており、前記フレキシブル基板の折り曲げられている領域には、外部と接続する外部接続部が形成されていることが好ましい。
本発明の光学デバイスユニットは、上記の光学デバイスモジュールと、前記光学デバイスモジュールを収納する筐体とを備えている。
前記筐体内には、少なくとも表面が電気絶縁性である放熱部材が収納されていても構わない。
本発明の光学デバイスモジュールの製造方法は、第1のフレキシブル基板に複数の電子部品を搭載する工程と、前記第1のフレキシブル基板に第1の固体撮像素子を接続する工程と、第2のフレキシブル基板に複数の電子部品を搭載する工程と、前記第2のフレキシブル基板に第2の固体撮像素子を接続する工程と、前記第1及び第2の固体撮像素子を隣接させて配置する工程と、前記第1及び第2のフレキシブル基板の少なくとも一方を折り曲げて双方のフレキシブル基板同士を接続する工程と、前記第1の固体撮像素子の光軸の方向を変えて前記第2の固体撮像素子の光軸と平行にする鏡あるいはプリズムを配置する工程とを含む。
本発明の光学デバイスモジュールは、複数の光学素子が隣接していて、少なくとも一つの光学素子の光軸は、鏡あるいはプリズムによって方向が変えられて他の光学素子の光軸と平行になっており、各光学素子に接続されているフレキシブル基板同士が、そのうちの少なくとも一つを折り曲げて接続しているので、複数の光学素子を有する光学デバイスモジュールを全体として小型にできるとともに低コストで製造できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。
(実施形態1)
実施形態1では、光学素子として固体撮像素子を用いた固体撮像装置(光学デバイスモジュール)と、この固体撮像装置を組み込んだカメラユニット(光学デバイスユニット)に関して説明を行う。
−固体撮像装置−
本実施形態に係る固体撮像装置の模式的な斜視図を図1に、側面図を図2(a)に示す。また、固体撮像素子2,3とフレキシブル基板8,18との接続部分の側面断面図を図2(b)、(c)に示す。
本実施形態に係る固体撮像装置1は、第1および第2の固体撮像素子2,3とそれぞれの固体撮像素子2,3に電気的に接続されている第1および第2のフレキシブル基板8,18と第1の固体撮像素子2に入射する光の光軸の向きを変える鏡6とを備えている。第1および第2のフレキシブル基板8,18には電子部品5aが搭載されている。第1のフレキシブル基板8には外部接続部12が形成されており、そこに外部接続線11が接続されている。固体撮像装置1はこの外部接続線11を介して電源に接続され、信号が入力し、出力される。
本実施形態では、第1および第2の固体撮像素子2,3にCCD(電荷結合型撮像素子)を用いている。第1および第2の固体撮像素子2,3は、光の3原色のうち互いに異なる色、例えば赤(R)と緑(G)をそれぞれ感知する素子である。
両固体撮像素子2,3の受光面には、受光面を保護する透明保護部材17,17が透明な接着剤31,31によって貼り付けられている。透明保護部材17、17は、例えばテレックス(登録商標)ガラス、パイレックス(登録商標)ガラス、石英を用いることができる。また、透明な接着剤31,31としては、透明保護部材17,17より小さな屈折率のアクリル系樹脂、ポリイミド系樹脂あるいはエポキシ系樹脂等の紫外線硬化型または加熱硬化型の材料を用いることができる。透明保護部材17,17によって固体撮像素子2,3の受光面に塵埃が付着したり傷が付くことが防止でき信頼性や画像品質が向上する。受光面の外縁部には素子端子9が設けられている。
2つの固体撮像素子2,3は、固定部材(図示省略)によって受光面を互いに直交させて隣接して配置されている。本実施形態では、両固体撮像素子2,3の透明保護部材17,17の側端面同士が接触する程度に隣接して配置され、互いに受光面の前方には開放状態で外部からの光が受光面に入るようにされている。第1の固体撮像素子2の受光面の前方には鏡6が設置されており、第1の固体撮像素子2の受光面に入射する光の光軸20bの向きを90°変換している。この鏡6により、第1の固体撮像素子2の受光面に入射する光の光軸20bと第2の固体撮像素子3の受光面に入射する光の光軸20aとが固体撮像装置1の外部において平行になる。換言すると、固体撮像装置1の外部においては2つの固体撮像素子2,3の光軸20b,20aは一致している。このような位置構成によって2つの固体撮像素子2,3は非常にコンパクトな配置となっている。
第1および第2のフレキシブル基板8,18は、可撓性のある絶縁性の基板の表面に金属配線(図示省略)を形成したものである。具体的には、本実施形態のフレキシブル基板8,18は、基板としてポリイミドフィルムや液晶ポリマフィルムを、金属配線には銅を用いた片面配線のフィルムキャリアテープである。金属配線が形成されたフレキシブル基板8,18の主面8a,18aには電子部品5aが搭載されている。電子部品5aは固体撮像素子2,3を駆動するドライバIC501やチップ抵抗502、チップコンデンサ503,チップトランジスタ504等を含んでおり、これらが固体撮像素子2,3の駆動回路、入出力回路を構成している。この電子部品5aはフレキシブル基板8,18の金属配線にはんだなどによって電気的に接続されている。
第1のフレキシブル基板8は、第1の固体撮像素子2の受光面とは反対側の面に沿って延びるように配置され、第1の固体撮像素子2の側端面において受光面側に折り曲げられている。そして、図2(b)に示されるように、上記側端面の近辺に存する第1の固体撮像素子2の素子端子9に、接続端子部15cがバンプ接続によって接続されている。電子部品5aは、素子端子9の存する固体撮像素子2の側端面とは反対側の側端面の背部側に配置されるよう第1のフレキシブル基板8に搭載されている。
第1のフレキシブル基板8のうち、第1の固体撮像素子2の素子端子9の方へ折り曲げられて曲がっている屈曲部15aと接続端子部15cとは、基板のフィルムが除去されて金属配線のみとなっている部分である。このため、折り曲げがしやすく、曲がった状態の保持が容易である。そして、曲率半径を小さくすることができ固体撮像装置1の形状をコンパクトにできる。さらに、素子端子9と接続端子部15cとの接続部分周辺および屈曲部15aの周辺には補強樹脂15bが設けられて、接続部分と折り曲げ部分とを保護している。これにより接続信頼性が向上し、第1のフレキシブル基板8を折り曲げた状態において固定できる。この補強樹脂15bとしては、エポキシ樹脂系の熱硬化性樹脂等を使用することができる。
第2のフレキシブル基板18の一方の端部は、図2(c)に示されるように、第2の固体撮像素子3の側端部に載せられて受光面側に屈曲部16aにおいて折り曲げられ、第2の固体撮像素子3の素子端子9と接続端子部16cとがバンプ接続によって接続されている。第1のフレキシブル基板8は約180度折り曲げられて第1の固体撮像素子2と接続しているが第2のフレキシブル基板18は、約80度折り曲げられて第2の固体撮像素子3と接続している。この折り曲げ角度の違い以外は、接続部分の構造は第1及び第2のフレキシブル基板8,18とで同じ構造である。
第1及び第2のフレキシブル基板8,18の両方とも第2の固体撮像素子3の背面(受光面とは反対側の面)側に延びて互いに向かい合っており、互いに向かい合う面が金属配線が存する主面8a,18aとなっており、そこに電子部品5aが搭載されている。そして、第1及び第2のフレキシブル基板8,18の両方とも第2の固体撮像素子3の背面側に延びている幅は、第2の固体撮像素子3の背面の幅と略同一である。従って、第2の固体撮像素子3を受光面側から見ると、搭載された電子部品5aは第2の固体撮像素子3の背後に隠れてしまい、固体撮像装置1が非常にコンパクトになっている。
また、第1のフレキシブル基板8に形成されている外部接続部12は、展開図である図3に示されているように、フレキシブル基板の一部を折り曲げて形成された領域4に形成されている。すなわち、第1折り返し部81において、主面8aとは反対側の面同士が向き合って重なり合うようにフレキシブル基板の一部が折り返されており、それにより電子部品5aが搭載されている面の裏側に金属配線(図示省略)が一部位置するようになる。この裏側に位置する金属配線に外部接続部12が形成されており、外部接続部12と電子部品5aの端子とは金属配線(図示省略)によって電気的に接続されている。このようにフレキシブル基板を折り返すことにより、両面に金属配線を配置することができ、安価な片面配線基板でコンパクトに両面配線を実現できる。
さらに、第1のフレキシブル基板8の折り曲げて形成された領域4は、電子部品5aが搭載された部分よりも第2の固体撮像素子3の背面から離れていく方向にさらに延びており、第1折り曲げ部10a、第2折り曲げ部10bの2箇所で主面8aに対して山折りされて、第2折り曲げ部10bよりも先の部分である第1接続領域13は第2のフレキシブル基板18の電子部品5a搭載面の裏面側に配置されて、第2のフレキシブル基板18との接続に用いられる。このとき、第1接続領域13の主面8aは図1において上面となっている。そして第1接続領域13には複数の貫通孔23,23,…が設けられ、主面8aにおいて貫通孔23,23,…の周縁部分にはリング状電極22,22,…が形成されている。なお図示は省略しているが、リング状電極22,22,…は主面8a上に形成されている金属配線によって外部接続部12や電子部品5a等に接続されている。このように第1及び第2のフレキシブル基板8,18が電気的に接続されているので、外部接続線11は第1のフレキシブル基板8に接続するだけでよく、接続線の数や接続場所を少なくでき、装置を小型化でき、コストも減少させられる。
次に2つのフレキシブル基板8,18同士の接続部分の構成について図4を参照して以下に説明する。
第2のフレキシブル基板18は、第1のフレキシブル基板8との接続のため、第2折り返し部82において折り曲げられて、一部が主面18aとは反対側の面(従面)18b同士を対向させて重なり合っている。折り返された領域である第2接続領域19には複数のはんだボール(突起電極)14,14,…が形成されて並べられている。はんだボール14,14,…は、主面18a上の金属配線(図示省略)によって第2の固体撮像素子3や第2のフレキシブル基板18に搭載された電子部品5aと電気的に接続されている。
このはんだボール14,14,…が形成されている第2接続領域19の主面18aに第1のフレキシブル基板8の第1接続領域13が上から重ねられて、はんだボール14,14,…の上部が貫通孔23,23,…に一部填り込む。すなわち、はんだボール14,14,…と貫通孔23,23,…とは一対一に対応するように互いに平面的に配置されている。このときリング状電極22,22,…は、はんだボール14,14,…と向かい合っている面とは反対側の面に存している。そしてはんだリフローを行うことによって、はんだボール14,14,…が溶けて貫通孔23,23,…を満たしさらにその周囲のリング状電極22,22,…に接合して電気的な接続が行われる。このようにはんだリフローにより2つのフレキシブル基板8,18同士が接続されるので、強固かつ確実な接続となる。また、はんだボール14,14,…と貫通孔23,23,…との位置合わせを容易に行うことができ、接続工程は通常のはんだリフローなので容易に行うことができる。
−固体撮像装置の製造方法−
本実施形態の固体撮像装置1の製造工程は、まず図3に示す第1のフレキシブル基板8と図4(c)に示す第2のフレキシブル基板18とを用意することから始まる。これらの基板8,18は、片面に銅箔を貼ったフィルムキャリアテープをエッチングして金属配線を形成して作製し、さらに第2のフレキシブル基板18の第2接続領域19には別途はんだボール14,14,…を形成する。
次に、第1のフレキシブル基板8に複数の電子部品5aを搭載し、第2のフレキシブル基板18にも複数の電子部品5aを搭載する。
それから、第1のフレキシブル基板8と第1の固体撮像素子2とを、接続端子部15cを素子端子9にボンディングすることにより接続する。そして屈曲部15aにおいて第1のフレキシブル基板8を折り曲げて、接続端子部15cおよび屈曲部15aの周囲に補強樹脂15bをシリンジ等で設ける。なお、固体撮像素子2,3の受光面には、予め透明保護部材17,17を貼り合わせておく。
また、第2のフレキシブル基板18と第2の固体撮像素子3とを、接続端子部16cを素子端子9にボンディングすることにより接続する。そして屈曲部16aにおいて第2のフレキシブル基板18を折り曲げて、接続端子部16cおよび屈曲部16aの周囲に補強樹脂15bをシリンジ等で設ける。
それから、第1のフレキシブル基板8を第1折り返し部81で折り返して基板裏面同士を貼り合わせる。また、第2のフレキシブル基板18を第2折り返し部82で折り返して基板裏面同士を貼り合わせる。
次に、第1及び第2の固体撮像素子2,3を、互いの受光面が直交するように且つ側端面が互いに接触する程度に近づけて隣接させ、固定部材で固定する。
その後、第1のフレキシブル基板8を、第1折り曲げ部10a、第2折り曲げ部10bの2箇所で折り曲げて第1接続領域13と第2接続領域19とを向かい合わせ、はんだボール14,14,…と貫通孔23,23,…との位置を合わせて、双方の接続領域13,19を押し付けあってはんだリフローさせ、双方のフレキシブル基板8,18同士を接続させる。
それから第1の固体撮像素子2の受光面の前方に鏡6を配置し、第1のフレキシブル基板8の外部接続部12に外部接続線11を接続する。
このようにして固体撮像装置1が出来上がる。
−カメラユニット−
図5は、方形である筐体筒21a内に上記の固体撮像装置1を挿入したカメラユニット(光学デバイスユニット)100の構成を示す、筐体筒21a・カバーガラス21bを断面で示した概念図である。
筐体筒21aの前端開口部には、カバーガラス21bが取り付けられている。固体撮像装置1は筐体筒21aの後端開口部(図示省略)から固体撮像素子2,3を前側として挿入される。カバーガラス21bを通って筐体筒21a内に入ってきた光は、そのまま第2の固体撮像素子3の受光面に入るとともに、鏡6で反射して第1の固体撮像素子2の受光面に入る。
本実施形態の固体撮像装置1においては、フレキシブル基板8,18の折り曲げられた部分を含めて第2の固体撮像素子3の背面側に延びている幅は、第2の固体撮像素子3の背面の幅と略同一である。従って、第2の固体撮像素子3を受光面側から見ると、搭載された電子部品5aは第2の固体撮像素子3の背後に隠れてしまい、固体撮像装置1が非常にコンパクトになっているとともに、カメラユニット100も全体の容積が小さくなっている。また、カバーガラス21bの面積も第2の固体撮像素子3の受光面よりも少し大きい程度になっている。このため、固体撮像装置1を筐体筒21aに挿入した際には、筐体筒21aと固体撮像装置1との間のクリアランスを非常に小さく設定でき、カメラユニット100内部での固体撮像装置1のがたつきは生じない。ゆえにコンパクトで高精度のカメラが実現可能となる。
本実施形態においては、2つの固体撮像素子2,3を隣接して置き、鏡6を介して第1の固体撮像素子2の光軸を第2の固体撮像素子3の光軸と平行にしているとともに、固体撮像素子2,3に接続した2つのフレキシブル基板8,18を、一方のフレキシブル基板8を折り曲げることにより接続しているので、外部からの信号入力、電源入力を2つの固体撮像素子2,3およびその駆動回路で共通のものとでき、配線等の部品点数を少なくできる。従って、固体撮像装置1を小型にでき、製造コストを抑制できる。また、2つのフレキシブル基板8,18の接続は、基板を折り曲げて、接続領域の面同士を当接させてはんだリフローさせるだけであり、固体撮像素子2,3の光軸調整には影響を与えないので、製造時間を短縮できてコスト削減ができる。また、2つのフレキシブル基板8,18の部分は力が加えられると撓むフレキシビリティがあるので、筐体筒21a内への挿入作業を行いやすい。
(実施形態2)
実施形態2の固体撮像装置は、実施形態1の固体撮像装置1とは、2つのフレキシブル基板の接続部分の構造が異なっており、固体撮像素子とフレキシブル基板との接続構造や電子部品5aの搭載構造などは実施形態1と同じであるので、実施形態1とは異なっている部分を以下に説明する。
図6(a)は、本実施形態の固体撮像装置101の模式的な斜視図である。第1のフレキシブル基板108の第1接続領域113の主面108aは、第2のフレキシブル基板118の第2接続領域119の方に向いている。すなわち、本実施形態の第1接続領域113の主面108aが向いている向きは、実施形態1における向きとは反対向きである。
図6(b)は、本実施形態の第1のフレキシブル基板108の展開図である。本実施形態においては実施形態1と異なり、固体撮像素子2と接続する接続端子部15cの部分から第1接続領域113まで直線的な帯状に基板が延びており、折り曲げて形成された領域104は、第1折り曲げ部181に続いて電子部品5aが搭載される領域の側方にのみ存している。第1接続領域113の方へ延びる基板部分は、第1折り曲げ部110a、第2折り曲げ部110bの2箇所で主面108aに対して谷折りにされる。そして、第1接続領域113の主面108aには、複数のはんだボール114,114,…が設けられている。これらのはんだボール114,114,…は、金属配線(図示省略)により電子部品5aや外部接続部12などに接続している。
一方、第2のフレキシブル基板118は、図7(a)、(b)、(c)に示すように、第1のフレキシブル基板108との接続のため、第2折り返し部182において折り曲げられて、一部が主面118aとは反対側の面(従面)118b同士を対向させて重なり合っている。折り返された領域である第2接続領域119には複数の貫通孔123,123,…が形成され、主面118aにおいて貫通孔123,123,…の外縁部分にリング状電極122,122,…が形成されており、これらが実施形態1とは異なっている点である。
すなわち、本実施形態は、はんだボールと、貫通孔・リング状電極とが形成されている領域が実施形態1とは逆になっているのである。従って、接続工程は実施形態1と同じであり、効果の点も同じである。
(実施形態3)
実施形態3の固体撮像装置は、実施形態1の固体撮像装置1とは、2つの固体撮像素子の位置および鏡の替わりにプリズムを用いていることが異なっているので、実施形態1とは異なっている点について以下説明をする。
図8(a)、(b)に示すように、本実施形態の固体撮像装置201は、第1の固体撮像素子2に接着されている透明保護部材17に第1のプリズム29の一面が接着されており、第2の固体撮像素子3に接着されている透明保護部材17に第2のプリズム28の一面が接着されている。透明保護部材17,17とプリズム29,28とは透明な接着剤31,31によって接着されている。そして第1のプリズム29の一つの面と、第2のプリズム28の一つの面とが重ねられて固定されている。
2つのプリズムは29,28は断面が台形である柱状をしており、台形の斜辺を構成する面同士が重ねられている。また2つの固体撮像素子2,3は、2つのプリズム29,28を介して隣接して配置、固定されており、2つの受光面がなす角は約75度となっている。2つの固体撮像素子2,3間の距離は、固体撮像素子2,3の受光面の最長の辺の長さよりも短く設定されている。
本実施形態の固体撮像装置201に入射する入射光30は、2つのプリズム29,28によって第1の波長の光が第1の固体撮像素子2に入射し、第2の波長の光が第2の固体撮像素子3に入射するようになっている。すなわち、2つのプリズムの角度および各面の反射特性を所定の角度・特性に設定することにより、入射光30が第1のプリズム29に入射し、2つのプリズム29,28が重なっている面において第1の波長の光は反射し、第2の波長の光は透過するようになる。ここで第1の固体撮像素子2は第1の波長の光を選択的に感知するCCDであり、第2の固体撮像素子3は第2の波長の光を選択的に感知するCCDである。このように第1の固体撮像素子2に入射する光30aおよび第2の固体撮像素子3に入射する光30bのそれぞれの光軸は、元は入射光30の同一の光軸が2つのプリズム29,28によって方向を変えられて別々の方向へと向いている。
本実施形態ではプリズム29,28によって固体撮像素子2,3が固定されているため、実施形態1の効果に加えて、2つの固体撮像素子2,3の光軸合わせが容易に行うことができるという効果も奏する。
なお、プリズムの形状は断面台形に限定されず、断面が三角形でもよい。また、受光面同士がなす角は70度以上110度以下であると固体撮像装置201自体が小型にでき好ましい。
(実施形態4)
実施形態4の光学デバイスモジュールは、実施形態3の固体撮像装置201に2つの発光素子を取り付けたものであり、それ以外は実施形態3と同じであるので、実施形態3と異なっている点を以下に説明する。
図9(a)、(b)に示すように、本実施形態に係る光学デバイスモジュール301は、実施形態3の固体撮像装置201のプリズム側面に発光素子である発光ダイオード33を取り付けたものである。発光ダイオード33の光軸はプリズム29へ入射する入射光30の光軸に平行になるよう調節されている。なお、発光ダイオード33が取り付けられているプリズム側面はプリズム29の光の入射面に対して略垂直な面であり、この面から入射した光は固体撮像素子2,3の受光面には到達しない。
発光ダイオード33は、クランパー32によってプリズム側面に取り付けられており、電力線34によって外部から電力供給され発光する。なお、もう一つの発光ダイオードがプリズム28,29のもう一方の側面にも取り付けられているが、図では隠れている。
本実施形態の光学デバイスモジュールは、光源とカメラとが一体で小型にできるので、がれきに埋もれた災害現場や構造物、彫刻像内など、光の当たらない場所において、狭い場所にも差し込んで内部の観察を行うことができる。
(実施形態5)
実施形態5の光学デバイスモジュールは、2つの固体撮像素子と1つのレーザ素子とを組み合わせたものである。なお、構造の一部は実施形態2,3と同じ部分があるので、同じ部分は説明を省略する。
図10(a)、(b)に示すように、本実施形態の光学デバイスモジュール401は3つのプリズム28,29,39を組み合わせており、これらのプリズム28,29,39を介して2つの固体撮像素子2,3とレーザ素子38とが隣接して配置、固定されている。図の下側に描かれている第1の固体撮像素子2および第1のフレキシブル基板108は、実施形態2のものと同じである。図の上側に描かれている第2の固体撮像素子3および第2のフレキシブル基板218はフレキシブル基板同士を接続する部分を除いて、実施形態2のものと同じである。また、第1の固体撮像素子2に第1のプリズム29が接着され、第2の固体撮像素子3に第2のプリズム28が接着されている点は実施形態3と同様である。
本実施形態では第2のフレキシブル基板218の上にさらに第3のフレキシブル基板27を設置し、第3のフレキシブル基板27は面発光のレーザ素子38に電気的に接続しているとともに、そのレーザ素子38を駆動するための電子部品5aを搭載している。第3のフレキシブル基板27もフィルムキャリアテープからなる片面配線基板であり、図の上面に金属配線(図示省略)が形成されている。この金属配線が形成された上面側に電子部品5aが搭載されている。レーザ素子38と第3のフレキシブル基板27との電気的接続は、レーザ素子38の端子(図示省略)と基板27の端部から突き出したリード部(図示省略)とにより行われる。なお、この接続部分に保護樹脂を設けても構わない。
3つのプリズム28,29,39はそれぞれ断面台形の柱状プリズムであり、レーザ素子38の発光面が貼り合わせられている第3のプリズム39と、第2の固体撮像素子3と透明保護部材17を介して固着されている第2のプリズム28とは台形の斜辺を構成する面同士が重ねられている。一方、第1のプリズム29の台形の下底を構成する面が第3のプリズム39の台形の下底を構成する面に重ねられている。このような構成とすることにより、実施形態3と同じように第1のプリズム29に入射した入射光が2つに分かれ且つ屈折によって光軸の向きを変えて、第1の波長の光30aが第1の固体撮像素子2に入射し、第2の波長の光30cが第2の固体撮像素子3に入射する。一方、レーザ素子38から出射した光40aは、第2および第3のプリズム28,39の重ねられた面で反射して出射光40bとして光学デバイスモジュール401から出て行く。この出射光40bの光軸は第1のプリズム29への入射光30の光軸と平行である。
次に3つのフレキシブル基板108,218,27の接続部分の構成について説明する。
図11(a)、(b)に示すように3つのフレキシブル基板は下から、第2のフレキシブル基板218,第3のフレキシブル基板27,第1のフレキシブル基板108の順で重ねられて接続されている。第2のフレキシブル基板218は、第2接続領域219に形成されているのがはんだボールではなくバンプ(Cu−Ni−Auポスト)35,35,…であること以外は実施形態1の第2のフレキシブル基板18と同じである。また、第1のフレキシブル基板108は実施形態2のものと同じである。
第1、第2接続領域113,219と接続が行われる、第3のフレキシブル基板27の第3接続領域227には、複数の貫通孔223,223,…が設けられ、主面(上面)において貫通孔223,223,…の周縁部分にはリング状電極222,222,…が形成されている。なお図示は省略しているが、リング状電極222,222,…は主面上に形成されている金属配線によって第3のフレキシブル基板27に搭載されている電子部品5aやレーザ素子38に接続されている。
第1、第3、第2接続領域113,227,219は重ね合わせられて、貫通孔223,223,…にはんだボール114,114,…およびバンプ35,35,…が入り込む。そしてはんだリフローを行うことにより、はんだボール114,114,…、リング状電極222,222,…およびバンプ35,35,…が電気的に接続される。
このとき、貫通孔223,223,…内に別の導電性物質を挿入してはんだボール114,114,…、リング状電極222,222,…およびバンプ35,35,…の電気的な接続を行ってもよい。
本実施形態においては、レーザ素子38の発する光が光学デバイスモジュール401の前方にある物体にあたり、帰ってくる光を固体撮像素子2,3で受けることにより、光学デバイスモジュール401から前方の物体までの距離を測定することができる。また、レーザ光を光源として用いることもできる。
本実施形態においても実施形態1,2と同様に、複数の光学素子をその周辺回路と合わせてコンパクトにまとめることができ、また、フレキシブル基板同士を容易に且つ確実に接続できる。そしてこのような小型の光学デバイスモジュールを安価に製造できる。
(実施形態6)
実施形態6の光学デバイスモジュールは、実施形態5の光学デバイスモジュール401のレーザ素子38をLEDチップに替えたものであり、それ以外は実施形態5と同じであるので、実施形態5と異なっている部分を以下に説明する。
図12(a)、(b)に示すように、本実施形態の光学デバイスモジュール501は実施形態5の光学デバイスモジュール401と同様に2つの固体撮像素子2,3を備え、実施形態5のレーザ素子38の設置されている場所に発光素子としてLEDチップ41がレーザ素子の替わりに置かれている。本実施形態では、実施形態5と同様に2つの受光素子と1つの発光素子とがコンパクトにまとめられており、LEDチップ41が光源としてはたらき、実施形態5と同じ効果を奏する。
(実施形態7)
図13は、実施形態7に係るカメラユニット(光学デバイスユニット)600の一部断面図である。このカメラユニット600は、方形である筐体筒21a内に実施形態5に係る光学デバイスモジュール401を挿入したものであり、図では筐体筒21a・カバーガラス21bを断面で示している。実施形態1に係るカメラユニット100と同様、光学デバイスモジュール401を筐体筒21aに挿入した際には、筐体筒21aと光学デバイスモジュール401との間のクリアランスを非常に小さく設定でき、カメラユニット600内部での光学デバイスモジュール401のがたつきは生じない。
本実施形態のカメラユニット600の筐体筒21a、カバーガラス21bは、実施形態1の筐体筒21a、カバーガラス21bと同じであるので説明を省略する。
本実施形態のカメラユニット600は、光学デバイスモジュール401を筐体筒21aに挿入する際に粒状の放熱部材80,80,…を一緒に入れて作製されている。放熱部材80,80,…は筐体筒21a内において光学デバイスモジュール401が占める空間以外の空間をほぼ全て占めており、固体撮像素子2,3やレーザ素子38,電子部品5aから発生する熱を筐体筒21aに素早く伝えて放熱を行い、光学デバイスモジュール401の温度が高くなりすぎないようにしている。このため、本実施形態ではカメラユニット600の信頼性が向上する。放熱部材80,80,…は少なくともその表面が電気絶縁性であって、光学デバイスモジュール401の短絡を防いでいる。放熱部材80,80,…としては表面が絶縁加工されたAlや、Cu合金などを用いることができる。これらの熱伝導率は常温において空気の100倍以上である。また、放熱部材80,80,…の形状は粒形でもよいし、金属たわしのようなワイヤの塊であってもよい。
(その他の実施形態)
これまでに説明してきた実施形態は本発明の例示であり、本発明はこれらの例に限定されない。例えば、固体撮像素子は上記CCDの他に、静電誘導トランジスタ撮像素子(SIT)、電荷増幅型撮像素子(CMD)などの固体撮像素子を利用できる。また、光学素子としては固体撮像素子以外にレーザー、LEDなどを用いることができる。すなわち発光素子を複数組み合わせても構わない。
それぞれの実施形態の特徴部分を組み合わせても構わない。例えば実施形態3において、実施形態2のフレキシブル基板同士の接続構造を採用してもよい。
外部接続部12の位置は、第1のフレキシブル基板の電子部品搭載部の反対面側に限定されず、第2や第3のフレキシブル基板に設けてもかまわないし、第1のフレキシブル基板の例えば第1折り曲げ部と第2折り曲げ部との間に設けても構わない。
フレキシブル基板は片面配線や両面配線のフィルムキャリアテープに限定されず、フィルムキャリアテープ以外の片面あるいは両面配線フレキシブル基板や3層貼り合わせフレキシブル基板などを用いても構わない。
2つあるいは3つ以上のフレキシブル基板を接続する際には、一つのフレキシブル基板のみを折り曲げて接続する以外に、2つあるいは3つ以上のフレキシブル基板をそれぞれ折り曲げて接続しても構わない。
実施形態5−7において、3つのプリズムの形状およびそれらの配置は、光学デバイスモジュールに入射する光がそれぞれの固体撮像素子の受光面に実質的に垂直に入るように、および光学デバイスモジュールから出射する光が光学デバイスモジュールに入射する光(固体撮像素子に入射する光)と光軸が平行となるようにされていれば、どのような形状・配置であっても構わない。
また、実施形態5−7において、レーザ素子38やLEDチップ41の替わりに第3の固体撮像素子を用いても構わない。その場合は3つの固体撮像素子が光の3原色のそれぞれを感知する特性を有していることが好ましく、このようにすることにより、フルカラーのカメラユニットを構成することが可能である。また、3つの固体撮像素子に加えて、実施形態3,4のように発光ダイオードをプリズムに取り付けても構わない。
以上説明したように、本発明に係る光学デバイスモジュールは、複数の光学素子を全体として小型にまとまった形状にできるので、小型カメラユニット用の光学デバイスモジュール等として有用である。
は実施形態1に係る固体撮像装置の模式的な斜視図である。 (a)は実施形態1に係る固体撮像装置の模式的な側面図、(b)および(c)は(a)の一部断面図である。 は実施形態1に係る第1のフレキシブル基板を展開した図である。 (a)は実施形態1に係る第1及び第2のフレキシブル基板を接続する前の模式的な斜視図、(b)は接続後の(a)のA−A線断面図、(c)は第2のフレキシブル基板を展開した図である。 は実施形態1に係るカメラユニットの一部断面図である。 (a)は実施形態2に係る固体撮像装置の模式的な斜視図であり、(b)は実施形態2に係る第1のフレキシブル基板を展開した図である。 (a)は実施形態2に係る第1及び第2のフレキシブル基板を接続する前の模式的な斜視図、(b)は接続後の(a)のB−B線断面図、(c)は第2のフレキシブル基板を展開した図である。 (a)は実施形態3に係る固体撮像装置の模式的な斜視図であり、(b)は模式的な側面図である。 (a)は実施形態4に係る光学デバイスモジュールの模式的な斜視図であり、(b)は模式的な側面図である。 (a)は実施形態5に係る光学デバイスモジュールの模式的な斜視図であり、(b)は模式的な側面図である。 (a)は実施形態5に係る第1、第2及び第3のフレキシブル基板を接続する前の模式的な斜視図、(b)は接続後の(a)のD−D線断面図である。 (a)は実施形態6に係る光学デバイスモジュールの模式的な斜視図であり、(b)は模式的な側面図である。 は実施形態7に係るカメラユニットの一部断面図である。 従来の固体撮像装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 固体撮像装置(光学デバイスモジュール)
2 第1の固体撮像素子(光学素子)
3 第2の固体撮像素子(光学素子)
4 折り曲げられた領域
5a 電子部品
6 鏡
8 第1のフレキシブル基板
12 外部接続部
14 はんだボール(突起電極)
15b 補強樹脂
17 透明保護部材
18 第2のフレキシブル基板
21a 筐体筒
22 リング状電極
23 貫通孔
28 第2のプリズム
29 第1のプリズム
38 レーザ素子(光学素子)
39 第3のプリズム
41 LEDチップ(光学素子)
80 放熱部材
100 カメラユニット(光学デバイスユニット)
101 固体撮像装置
108 第1のフレキシブル基板
114 はんだボール(突起電極)
118 第2のフレキシブル基板
122 リング状電極
123 貫通孔
201 固体撮像素子
222 リング状電極
223 貫通孔
301 光学デバイスモジュール
401 光学デバイスモジュール
501 光学デバイスモジュール
600 カメラユニット(光学デバイスユニット)

Claims (17)

  1. 複数の光学素子と、
    前記光学素子に接続しているフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板に搭載された電子部品と、
    少なくとも一つの前記光学素子の光軸の方向を変える鏡あるいはプリズムと
    を備え、
    前記フレキシブル基板は複数存しているとともに、それぞれの該フレキシブル基板はそれぞれ異なる前記光学素子に接続しており、
    複数の前記光学素子は互いに隣接しており、
    少なくとも一つの前記光学素子の光軸は、前記鏡あるいはプリズムによって方向が変えられて他の前記光学素子の光軸と平行になっており、
    前記フレキシブル基板のうち少なくとも一つが折り曲げられて他の前記フレキシブル基板に電気的に接続されている、光学デバイスモジュール。
  2. 前記複数の光学素子は、第1の固体撮像素子と第2の固体撮像素子とを含み、
    2つの前記固体撮像素子にはそれぞれ別の前記フレキシブル基板が接続しており、
    前記第1の固体撮像素子の受光面には第1のプリズムが固着されており、
    前記第2の固体撮像素子の受光面には第2のプリズムが固着されており、
    前記第1および第2のプリズムは互いに固着されている、請求項1に記載の光学デバイスモジュール。
  3. さらに発光素子を備えており、該発光素子の光軸は外部へ出射する際に、前記第1および第2のプリズムの少なくとも一方に入射する際の前記第1および第2の固体撮像素子の光軸と平行となる、請求項2に記載の光学デバイスモジュール。
  4. 前記複数の光学素子は、さらに第3の固体撮像素子を含み、
    前記第3の固体撮像素子にはさらに別の前記フレキシブル基板が接続しており、
    前記第3の固体撮像素子の受光面には第3のプリズムが固着されており、
    前記第3のプリズムは前記第1のプリズム及び第2のプリズムの少なくとも一方に固着されている、請求項2に記載の光学デバイスモジュール。
  5. さらに発光素子を備えており、該発光素子の光軸は外部へ出射する際に、前記第1、第2および第3のプリズムの少なくとも一つに入射する際の前記第1、第2および第3の固体撮像素子の光軸と平行となる、請求項4に記載の光学デバイスモジュール。
  6. 前記固体撮像素子の受光面と前記プリズムとの間には、透明保護部材が設置されている、請求項2から5のいずれか一つに記載の光学デバイスモジュール。
  7. 前記光学素子と前記フレキシブル基板との接続部分には補強樹脂が設けられている、請求項1から6のいずれか一つに記載の光学デバイスモジュール。
  8. 前記フレキシブル基板はフィルムキャリアテープからなり、前記光学素子と前記フレキシブル基板との接続部分においてはフィルムが除去されている、請求項1から7のいずれか一つに記載の光学デバイスモジュール。
  9. 互いに電気的に接続されている複数の前記フレキシブル基板のうち、少なくとも一つははんだからなる突起電極を有しており、他の一つは当該突起電極が填り込む貫通孔を有している、請求項1から8のいずれか一つに記載の光学デバイスモジュール。
  10. 前記他の一つのフレキシブル基板は折り曲げられて一部が重なり合っており、重なっている領域に前記貫通孔が形成されている、請求項9に記載の光学デバイスモジュール。
  11. 前記他の一つのフレキシブル基板は折り曲げられて一部が重なり合っており、重なっている領域に前記突起電極が形成されている、請求項9に記載の光学デバイスモジュール。
  12. さらにもう一つの前記フレキシブル基板に設けられた電極が前記突起電極と電気的に接続している、請求項9から11のいずれか一つに記載の光学デバイスモジュール。
  13. 前記フレキシブル基板は、一方の面にのみ配線が形成されている片面配線基板である、請求項9から12のいずれか一つに記載の光学デバイスモジュール。
  14. 前記フレキシブル基板のうちの少なくとも一つは、前記配線が形成されていない面同士の一部が重なり合うように折り曲げられており、
    前記フレキシブル基板の折り曲げられている領域には、外部と接続する外部接続部が形成されている、請求項13に記載の光学デバイスモジュール。
  15. 請求項1から14のいずれか一つに記載の光学デバイスモジュールと、
    前記光学デバイスモジュールを収納する筐体と
    を備えている、光学デバイスユニット。
  16. 前記筐体内には、少なくとも表面が電気絶縁性である放熱部材が収納されている、請求項15に記載の光学デバイスユニット。
  17. 第1のフレキシブル基板に複数の電子部品を搭載する工程と、
    前記第1のフレキシブル基板に第1の固体撮像素子を接続する工程と、
    第2のフレキシブル基板に複数の電子部品を搭載する工程と、
    前記第2のフレキシブル基板に第2の固体撮像素子を接続する工程と、
    前記第1及び第2の固体撮像素子を隣接させて配置する工程と、
    前記第1及び第2のフレキシブル基板の少なくとも一方を折り曲げて双方のフレキシブル基板同士を接続する工程と、
    前記第1の固体撮像素子の光軸の方向を変えて前記第2の固体撮像素子の光軸と平行にする鏡あるいはプリズムを配置する工程と
    を含む、光学デバイスモジュールの製造方法。
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