JP4409119B2 - 色分解光学系 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビカメラやビデオカメラ等の撮像装置において主に用いられる色分解光学系に関し、詳しくは、複数のプリズムおよび波長選択フィルタを組み合わせて構成され、入射光をこれら各光学素子の分光特性により、青色光を含む短波長光域の光(以下、「青色域光」という)、緑色光を含む中間波長域の光(以下、「緑色域光」という)および赤色光を含む長波長域の光(以下、「赤色域光」という)の3つの光に分解して、分解した各光を固体撮像素子等に向けて射出する色分解光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の色分解光学系として、複数のプリズムおよび色分解用の光学フィルタ(以下、単に「フィルタ」という)の組み合わせ方の特徴により、フィリップス型と呼ばれるタイプのものやクロスダイクロイック型と呼ばれるタイプのものなど、種々のものが知られている。
【0003】
近年、この種の色分解光学系を組み込んだテレビカメラ等の撮像装置では、取り込んだ光学像を電気信号に変換する撮像素子として、撮像管に替わりCCD等の固体撮像素子が一般的に用いられるようになっている。そして、いわゆる焼き付きなどの問題が発生しやすい撮像管を用いた場合には困難であった手法、すなわち、高輝度な被写体像を色分解光学系に取り込んで色分解した後、各光を高輝度な状態のまま各固体撮像素子の撮像面に射出する手法も容易に行ない得るようになった。
【0004】
しかし、固体撮像素子の撮像面は金属のコーティング膜が施されるなど一般に反射率が高く、そのため高輝度な光が撮像面に入射した場合、その光が撮像面で反射して色分解光学系の光射出面に戻り、この戻ってきた反射光が再び光射出面で反射して固体撮像素子の撮像面に再度入射する現象が起きやすい。このような色分解光学系の光射出面と固体撮像素子の撮像面との間で生じる光の往復現象は、ゴーストやフレアを引き起こして画像に悪影響を及ぼす原因となる。
【0005】
最近、このような光の往復現象を、特に緑色光の範囲において抑制する方法が提案されている。例えば、特開2000―98442号公報には、色分解光学系の緑色光射出面に設けるトリミングフィルタの分光特性を調整して、緑色光射出面で反射する光の量を少なくすることにより、緑色光射出面と固体撮像素子の撮像面との間に生じる光の往復現象を抑制する提案がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような光の往復現象は、原理的には、緑色域光に限られるものではなく、赤色域光や青色域光でも起こり得ることであるが、固体撮像素子の感度等の要因により、緑色域光以外ではほとんど問題視されていなかった。ところが、固体撮像素子等の技術改良により、赤色域光においても上述したような光の往復現象がもたらす悪影響が指摘されるようになり、その現象を抑制したいという要望も強まってきた。
【0007】
そこで、色分解光学系の赤色光射出面にトリミングフィルタを設け、このトリミングフィルタの分光特性を調整して、赤色光射出面での光の反射量を少なくすることにより、赤色域光の往復現象の抑制を図ることが考えられるが、十分な成果を得ることは困難である。
【0008】
その要因として、これまでの色分解光学系では、プリズム面に設けられたダイクロイック膜等のフィルタにより、緑色域光は短波長側と長波長側との両側の波長域が共にカットされた状態で緑色光射出面に導かれてくるのに対し、赤色域光は短波長側のみがカットされた状態で赤色光射出面に導かれていたことが挙げられる(特開平11−38357号公報等)。すなわち、赤色光射出面における反射を、赤色光射出面に設けたトリミングフィルタにより、長波長側をカットすることで抑制しようとすると、トリミングフィルタの透過特性の裏返しが反射特性となるため、理論上、赤色光射出面での反射量は、このトリミングフィルタの透過特性と反射特性とを示す特性曲線の重なり部分の面積の大きさに左右されることになる。赤色光射出面での反射量を低減するためには、この重なり部分の面積を小さくする必要があるが、十分な成果を得るためには、トリミングフィルタの分光特性(透過および反射特性)が、波長ごとに略100%という非常に優れたものでなければならない。そのような優れた分光特性を持つトリミングフィルタを作ることは非常に困難であり、このことが、赤色光射出面における光の往復現象を抑制することを困難にしている。
【0009】
本発明は、かかる事情に鑑みなされたもので、赤色光射出面における固体撮像素子からの戻り光の反射量を低減して、ゴーストやフレアのない良好な画像を得ることができる色分解光学系を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による色分解光学系は、相異なる複数のプリズムと、該プリズムの所定のプリズム面に配置され、所定の波長範囲の光を選択的に透過または反射させる相異なる分光特性を持つ複数の波長選択フィルタとを備え、入射面から入射した光を前記各プリズムおよび前記各波長選択フィルタにより青色光を含む短波長光域の光、緑色光を含む中間波長光域の光、赤色光を含む長波長光域の光の3つに分解し、該分解した各光を青色、緑色、赤色の各光射出面から射出する色分解光学系において、
前記赤色光を含む長波長光域の光を導く光路中の、前記赤色光射出面以外のプリズム面に配置され、赤色可視光波長域の所定の長波長側境界波長よりも大なる波長域の光を、前記赤色光射出面から射出される光から除去可能な第1の波長特性と、赤色可視光波長域の所定の短波長側境界波長よりも小なる波長域の光を前記赤色光射出面から射出される光から除去可能な特性とを併せ持つ第1フィルタと、
前記赤色光射出面に配置され、前記長波長側境界波長より所定の波長分大なる第2の境界波長を基準としたとき、その基準より大なる波長域の光を反射する一方、その基準より小なる波長域の光は透過する第2の波長特性を持つ第2フィルタとを備え、
前記第1フィルタは、前記緑色光を含む中間波長光域の光と前記赤色光を含む長波長光域の光とを互いに分離するプリズム面に配置され、前記赤色可視光波長域の所定の短波長側境界波長から前記赤色可視光波長域の所定の長波長側境界波長までの波長域内の光を反射して、該波長域外の光を透過する分光特性を持つダイクロイック膜で構成されている、ことを特徴とするものである。
【0013】
前記長波長側境界波長は、680nmから730nmの範囲内で設定されていることが好ましく、この長波長側境界波長と前記第2の境界波長との差は、15nmから70nmの範囲内で設定されていることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る色分解光学系の構成を示す図である。
【0015】
図1に示すように、本発明の実施形態に係る色分解光学系は、図示せぬ光源から射出された白色光の光路L上に配置されたフィリップス型の色分解プリズム10を備えてなり、色分解プリズム10は、青色分解プリズム11、赤色分解プリズム12および緑色分解プリズム13の3つのプリズムから構成されている。青色分解プリズム11の青色光射出面11aと対向する位置には、青色用固体撮像素子14Bが、赤色分解プリズム12の赤色光射出面12aと対向する位置には、赤色用固体撮像素子14Rが、緑色分解プリズム13の緑色光射出面13aと対向する位置には、緑色用固体撮像素子14Gが、それぞれ配置されている。
【0016】
また、青色分解プリズム11の反射プリズム面11bには、青色光を含む短波長光域の光(青色域光)のみを反射し、緑色光を含む中間波長域の光(緑色域光)および赤色光を含む長波長域の光(赤色域光)は透過する青反射のダイクロイック膜が配置されている。さらに、赤色分解プリズム12の緑色分解プリズム13との境界に位置する反射プリズム面12bには、赤色分解プリズム12に入射してきた光のうち、赤色可視光の波長域内の光は反射して、波長域外の光は透過する分光特性を持つ赤反射のダイクロイック膜からなる第1フィルタ15が配置され、一方、赤色分解プリズム12の赤色光射出面12aには、第1フィルタ15の長波長側境界波長より所定の波長分(15nmから70nmの範囲)大なる第2の境界波長を基準とし、この基準より大なる波長域の光は反射して、小なる波長域の光は透過する分光特性を持つトリミングフィルタからなる第2フィルタ16が配置されている。
【0017】
図示せぬ光源から射出された光は、光路Lに沿って青色分解プリズム11の入射プリズム面11cから入射して反射プリズム面11bに到り、反射プリズム面11bにおいて、青色域光のみが反射され、緑色域光および赤色域光は透過する。反射プリズム面11bにおいて反射された青色域光は、入射プリズム面11cにおいて全反射された後、青色光射出面11aから射出され、青色用固体撮像素子14Bにて撮像される。
【0018】
一方、青色分解プリズム11の反射プリズム面11bを透過した緑色域光および赤色域光は、第1フィルタ15が配置された反射プリズム面12bにおいて、赤色域光が反射され、緑色域光は透過される。透過した緑色域光は、緑色分解プリズム13を透過して緑色光射出面13aから射出され、緑色用固体撮像素子14Gにて撮像される。
【0019】
また、赤色分解プリズム12の反射プリズム面12bで反射された赤色域光は、赤色分解プリズム12の全反射プリズム面12cにおいて全反射されて赤色光射出面12aに到り、第2フィルタにより、第1フィルタで除去し切れなかった長波長域の光が除去された後、赤色光射出面12aから射出され、赤色用固体撮像素子14Rにて撮像される。
【0020】
図2に、第1フィルタ15および第2フィルタ16の分光特性の一例を示す。本実施例において、第1フィルタ15は、その反射特性曲線Aが示すように、赤色可視光波長域の短波長側境界波長が半値点573nmに、長波長側境界波長が半値点688nmに設定され、その波長域内の赤色可視光は反射して、その波長域外の光は透過するように構成されている。なお、この第1フィルタの分光特性は、上記ダイクロイック膜を表1に示す膜構成により形成することにより得られる。
【0021】
【表1】
【0022】
一方、第2フィルタ16は、その透過特性曲線Bが示すように、第1フィルタ15の長波長側境界波長よりも例えば半値点で40nm大きい728nmに第2の境界波長が設定され、この第2の境界波長よりも大なる波長域の光は反射し、小なる波長域の光は透過するように構成されている。
【0023】
第2フィルタ16は、第1フィルタ15が除去し切れなかった長波長域の光を反射除去すると共に、赤色光射出面12aから射出された後、赤色用固体撮像素子14Rの撮像面で反射してきた戻り光の一部を透過し、残りの部分を反射する。第2フィルタが反射する光は、図2に示す第2フィルタの反射特性曲線C(透過特性曲線Bと裏返しの関係にある)と、第1フィルタの反射特性曲線Aとの重なり部分Pにおいて、両特性曲線A,Cの反射率をそれぞれ掛け合わせた量となる。
【0024】
比較例を図3に示す。この比較例は、赤色分解プリズム12の反射プリズム面12bに、上記とは別の分光特性を持つ赤反射のダイクロイック膜が設置され、赤色光射出面12aに、上記とは別の分光特性を持つトリミングフィルタが設置されたものである。このダイクロイック膜の分光特性は、図3の反射特性曲線Dに示すように、赤色可視光波長域の短波長側境界波長が半値点570nm付近に設定されているが、長波長側境界波長は特に設定されていない一般的なものである。すなわち、このダイクロイック膜は、570nmより大なる波長域の光を反射する。一方、トリミングフィルタの分光特性は、図3の透過特性曲線Eに示すように、赤色可視光波長域の長波長側境界波長が半値点690nm付近に設定されており、690nmより大なる波長域の光を反射し、小なる波長域の光は透過する。
【0025】
このような比較例では、赤色光射出面12aから射出された後、赤色用固体撮像素子14Rの撮像面で反射してきた戻り光のうち、赤色光射出面12aで再反射する光は、図3に示すトリミングフィルタの反射特性曲線F(透過特性曲線Eと裏返しの関係にある)と、トリミングフィルタの透過特性曲線Eとの重なり部分Qにおいて、両特性曲線E,Fの透過率、反射率をそれぞれ掛け合わせた量となる。
【0026】
赤色光射出面12aでの再反射光の強度を図4に示す。図4は、赤色光射出面12aでの再反射光の波長別の強度分布を示す図で、比較例において最も強度が大きい値を1として相対化したものである。比較例の強度分布曲線Gに比べ、本実施例の強度分布曲線Hは、かなり小さい値を取ることが分かる。
【0027】
この図4に示す結果および図3の重なり部分Qの面積に比べ、図2の重なり部分Pの面積が非常に小さいという結果により、本実施例によれば、赤色光射出面12aでの再反射光の量を非常に少なく抑えられ、赤色用固体撮像素子14Rにおけるゴーストやフレアの発生を抑制することが可能となっていることが分かる。
【0028】
なお、上述した本実施例および比較例で使用した赤色用撮像素子14Rの反射率は互いに略同様なので、この反射率を図2および図3の特性曲線に反映させることは省略した。
【0029】
上記実施形態においては、第1フィルタの分光特性を赤色可視光の波長域内の光は反射し、域外の光は透過するという特性にしているが、赤色可視光の波長域内の光は透過し、域外の光は反射するという分光特性を持たせるようにして、赤色光射出面に赤色光を導くようにしてもよい。これを上記実施形態と同じフィリップス型の色分解プリズムに適用した場合、赤色光射出面と緑色光射出面と位置が入れ替わることになる。
【0030】
また、第1フィルタは、赤色光を導く光路中に設置すればよく、例えば上記実施形態において赤色分解プリズム12の全反射プリズム面12cを全反射面としなければ、この位置に設置することも可能である。この場合、第1フィルタには、赤色可視光波長域の長波長側境界波長よりも大なる波長域の光を透過する特性のみを持たせ、赤色可視光波長域の短波長側境界波長よりも小なる波長域の光を除去する特性は、例えば、赤色分解プリズム12の反射プリズム面12bに設置した他のフィルタに持たせてもよい。
【0031】
さらに、上記実施形態では、フィリップス型の色分解プリズムを用いているが、本発明は、クロスダイクロイック型の色分解プリズムなど、本発明における第1、第2の2つのフィルタを組み合わせて使用できる色分解プリズムに対して適用可能である。
【0032】
なお、本発明の思想を、青色域光の短波長側において転用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明による色分解光学系によれば、赤色域光を導く光路中のプリズム面に、赤色可視光波長域の長波長側境界波長よりも大なる波長域の光を、赤色光射出面から射出される光から除去可能な第1フィルタを設置し、赤色光射出面に、上記長波長側境界波長より所定の波長分大なる波長を基準としたとき、その基準より大なる波長域の光は反射して、小なる波長域の光は透過する第2フィルタを設置したことにより、赤色光射出面における赤色用固体撮像素子からの戻り光の反射量を低減して、ゴーストやフレアのない良好な画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る色分解光学系の構成を表す図
【図2】第1および第2フィルタの分光特性を示す図
【図3】比較例の分光特性を示す図
【図4】赤色光射出面における再反射光の強度分布を比較した図
【符号の説明】
10 色分解プリズム
11 青色分解プリズム
11a 青色光射出面
11b 反射面
11c 入射面
12 赤色分解プリズム
12a 赤色光射出面
12b 反射面
12c 全反射面
13 緑色分解プリズム
13a 緑色光射出面
14B 青色用固体撮像素子
14R 赤色用固体撮像素子
14G 緑色用固体撮像素子
A 第1フィルタの反射特性曲線
B 第2フィルタの透過特性曲線
C 第2フィルタの反射特性曲線
D 比較例のダイクロイック膜の反射特性曲線
E 比較例のトリミングフィルタの透過特性曲線
F 比較例のトリミングフィルタの反射特性曲線
G 比較例の赤色光射出面での再反射光の強度分布曲線
H 本実施例の赤色光射出面での再反射光の強度分布曲線
L 光路
P 本実施例の特性曲線の重なり部分
Q 比較例の特性曲線の重なり部分
Claims (2)
- 相異なる複数のプリズムと、該プリズムの所定のプリズム面に配置され、所定の波長範囲の光を選択的に透過または反射させる相異なる分光特性を持つ複数の波長選択フィルタとを備え、入射面から入射した光を前記各プリズムおよび前記各波長選択フィルタにより青色光を含む短波長光域の光、緑色光を含む中間波長光域の光、赤色光を含む長波長光域の光の3つに分解し、該分解した各光を青色、緑色、赤色の各光射出面から射出する色分解光学系において、
前記赤色光を含む長波長光域の光を導く光路中の、前記赤色光射出面以外のプリズム面に配置され、赤色可視光波長域の所定の長波長側境界波長よりも大なる波長域の光を、前記赤色光射出面から射出される光から除去可能な第1の波長特性と、赤色可視光波長域の所定の短波長側境界波長よりも小なる波長域の光を前記赤色光射出面から射出される光から除去可能な特性とを併せ持つ第1フィルタと、
前記赤色光射出面に配置され、前記長波長側境界波長より所定の波長分大なる第2の境界波長を基準としたとき、その基準より大なる波長域の光を反射する一方、その基準より小なる波長域の光は透過する第2の波長特性を持つ第2フィルタとを備え、
前記第1フィルタは、前記緑色光を含む中間波長光域の光と前記赤色光を含む長波長光域の光とを互いに分離するプリズム面に配置され、前記赤色可視光波長域の所定の短波長側境界波長から前記赤色可視光波長域の所定の長波長側境界波長までの波長域内の光を反射して、該波長域外の光を透過する分光特性を持つダイクロイック膜で構成されている、ことを特徴とする色分解光学系。 - 前記長波長側境界波長が、680nmから730nmの範囲内で設定され、該長波長側境界波長と前記第2の境界波長との差が15nmから70nmの範囲内で設定されていることを特徴とする請求項1記載の色分解光学系。
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