JP2005210409A - カメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】
小型化を図ることができ、かつ実装部品の信頼性が高いカメラモジュールを提供すること。
【解決手段】
本発明にかかるカメラモジュール10は、レンズ92を支持する鏡筒93及びホルダ94と、レンズ92を介して入射した光に基づき撮像信号を出力するイメージセンサ部8と、イメージセンサ部8から出力される撮像信号を処理する信号処理IC2と、信号処理IC2とは別体の半導体IC3を備えている。フレキシブル基板1の同一面上に信号処理IC2及び半導体IC3とが固定され、信号処理IC2と半導体IC3とは、フレキシブル基板1が折り曲げられた状態において背面が重なっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラモジュールに関するものであり、より詳しくは、レンズが取り付けられたレンズ支持体、イメージセンサ部及び信号処理IC等を備えたカメラモジュールに関する。
携帯電話、携帯端末(PDA)やカードカメラの用途に、カメラモジュールが広く使用されている。このカメラモジュールは、近年、携帯電話等が小型化されるに伴って、さらなる小型化が要求されている。
図10は、小型化の要求に応じたカメラモジュールとして、特許文献1に開示されている第1の従来例の構造を示す図である。第1の従来例にかかるカメラモジュールでは、回路基板を複数枚構成とし、その回路基板を上下方向に重積して多層的に配置することにより、投影面積を縮小し、超小型化を実現している。
同図において、回路基板は、イメージセンサ113の背面に配置するのに適した大きさに分割して、複数枚で構成している。ここでは、回路基板101と回路基板102の2枚構成としている。イメージセンサ113を回路基板101の上面に実装し、さらに、回路基板101、102上に、回路部品である、抵抗110、111、112、コンデンサ107、108、109、インダクタ106、ならびに半導体IC105を実装している。回路基板102の裏面には半導体IC104をバンプにより接続している。
回路基板101及び回路基板102は、上下方向に重積して多層的に配置し、それぞれの基板間の電気的接続は、ワイヤーボンディング115等により行われ、互いに向き合った回路基板上の実装部品の高低を考慮した部品配置により基板間の距離を最小化している。また、回路基板101の上面に実装されたイメージセンサ113の上方にレンズ117を配置することにより、ケース116で一体化された構造となっている。
このように、回路基板を多層的に配置することで、投影面積を小さくし、高さ方向を大きくして立体化することにより、全体の体積の超小型化を実現している。しかし、このような構造は、回路基板を複数枚構成としたため、それぞれの回路基板を接続する工程が必要となるので、製造コストの高コスト化を招き、さらに、接続がワイヤーボンディング等で行われるための断線に注意した製造方法や、また、上下基板を固定するときの位置合わせのための方策を配慮する必要が生じる問題点を有していた。
このような課題を解決する手段として、特許文献2に、薄くて小さい携帯電話に内蔵させる小形モジュールカメラの実装例が開示されている。この特許文献2には、回路基板にフレキシブル基板を用い、そのフレキシブル基板を2つに折り曲げることにより、回路基板を上下方向に多層的に配置したカメラモジュールが開示されている。図9はカメラモジュールの第2の従来例の構造として、特許文献2に開示されたカメラモジュールの模式図である。
レンズ992が取り付けられた鏡筒993と、この鏡筒993を支持するホルダ994と、レンズ992を介して入射された光に基づき撮像信号を出力するイメージセンサ部98を搭載したフレキシブル基板91は、2つに折り曲げられ、折り曲げ部分の対面する位置に信号処理IC92や、抵抗、コンデンサ97、半導体IC93などが搭載されている。信号処理IC92、半導体IC93のそれぞれはベアチップとし、フレキシブル基板91とは、バンプにより電気的接続される。
このような構造によれば、分離した回路基板をワイヤーボンディングにより接続する工程が省けるので、安価に製造でき、ワイヤーボンディングの剥がれ、切断を気にせず容易に回路基板の多層構造が実現できる。また、熱に弱いセンサは除いて、ハンダリフローによる一体実装が可能となり、さらなる製造コストの削減が可能となった。
しかし、第2の従来例の構造では、以下の配慮がされておらず課題点を有している。同図によれば、基板の折り曲げ部分に対面する部品が相互にぶつかり合わないような部品の配置関係で実装され小型化の工夫が見られるが、ベアチップ及び小型部品が、基板の折り曲げ付近に配置されているので、折り曲げによる端子の剥がれや、折り曲げた後も、折り曲げによるストレスのため部品の乖離や断線が発生する可能性がある。さらに、折り曲げた基板を固定する具体的な方法が記載されていない。また信号処理ICやメモリなどの必要とされる部品点数が増えた場合には基板面積を増加させる必要があり投影面積が増大する、といった問題点があった。
特開2001−8068号公報 特開2003−230028号公報
図10に示した第1の従来例では、投影面積を小さくする目的で回路基板を複数枚構成としていたが、それぞれの回路基板を接続する工程や、ワイヤーボンディングの断線に注意した製造方法、さらに、重積した回路基板を固定するときの位置合わせのための方策が必要となり、製造工程の複雑化に伴う生産性の低下や高コスト化を招く問題点があった。
また、図9に示した第2の従来例では、回路基板にフレキシブル基板を使うことにより、図10に示した第1の従来例のような、複数枚の回路基板による構成で必要な基板間のワイヤーボンディング接続のような工程が省けるので、低コスト化が図れるが、部品配置等の配慮が十分でなく、ベアチップ及び小型部品が折り曲げ付近に配置されているので、基板を折り曲げたときの応力による部品の接続端子の剥がれや部品の破壊、さらには残留応力による破損の防止に配慮した部品の配置になっていないという問題があった。尚、折り曲げた基板の固定方法については記載されていない。
また、信号処理ICやメモリなどの必要とされる部品点数が増えた場合、基板面積を増加させる必要があるので投影面積やノイズが増大する問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、部品点数が増えた場合においても、簡単な構造で小型化でき、且つ前記問題点を解決できるカメラモジュールの構造を提供することを目的とする。
本発明にかかるカメラモジュールは、レンズを支持するレンズ支持体と、前記レンズを介して入射した光に基づき撮像信号を出力するイメージセンサ部と、前記イメージセンサ部から出力される撮像信号を処理する信号処理ICと、前記信号処理ICとは別体の半導体ICと、前記イメージセンサ部、前記信号処理IC及び前記半導体ICとが固定され、少なくとも2つに折り曲げられたフレキシブル基板とを備え、前記フレキシブル基板の第1の面上に前記イメージセンサ部が固定され、前記フレキシブル基板の第1の面とは反対側の第2の面上に前記信号処理IC及び前記半導体ICとが固定され、前記信号処理ICと前記半導体ICとは、フレキシブル基板が折り曲げられた状態において背面が重なるようにして配置されているものである。
ここで、前記信号処理ICと前記半導体ICとはそれぞれの背面同士が接着されていることが好ましい。
また、前記信号処理IC及び/又は前記半導体ICは、ベアチップであることが望ましい。
さらに、前記信号処理IC及び/又は前記半導体ICは、バンプにより前記フレキシブル基板上の電極と接続されているとよい。
また、前記信号処理IC及び/又は前記半導体ICと前記フレキシブル基板上の電極との接続部を樹脂封止することが望ましい。
さらに、折り曲げられたフレキシブル基板の対向する面内を樹脂封止するとよい。
前記フレキシブル基板には、さらに、抵抗、コンデンサを含む小型部品が固定され、当該小型部品は、当該フレキシブル基板の折り曲げ部から離間した位置において固定されていることが好ましい。
また、前記レンズ支持体の外周面に、当該カメラモジュールが取り付けられるモジュール固定部の突起が嵌合する凹部を設けるとよい。
また、折り曲げられたフレキシブル基板の内面同士を所定間隔に保持した状態で固定するスペーサを備えることが望ましい。
本発明にかかる他のカメラモジュールは、レンズを支持するレンズ支持体と、前記レンズを介して入射した光に基づき撮像信号を出力するイメージセンサ部と、前記イメージセンサ部から出力される撮像信号を処理する信号処理ICと、前記イメージセンサ部が固定される第1の領域及び前記信号処理ICが固定される第2の領域を有するフレキシブル基板とを備え、前記第2の領域は、前記レンズ支持体の側面に対して沿うように前記第1の領域に対して折り曲げられているものである。
ここで、前記第2の領域は、前記レンズ支持体の側面のうち、2側面以上に沿うようにして折り曲げられていることが望ましい。
前記レンズ支持体の上面に、当該カメラモジュールが取り付けられるモジュール固定部の突起と嵌合する嵌合部を設けるとよい。
特に、前記フレキシブル基板において、前記イメージセンサ部及び信号処理ICが固定された面と反対側の面にアース加工が施されていることが望ましい。
また、前記フレキシブル基板は、前記信号処理ICが固定された領域の近傍に応力緩和用の穴部を備えているとよい。
本発明によれば、小型化を図ることができ、かつ実装部品の信頼性が高いカメラモジュールを提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
発明の実施の形態1.
図1〜3は、実施形態1にかかるカメラモジュール10を示す図である。図1は、カメラモジュール10の構造図であり、図2は、カメラモジュール10の組み立て図であり、さらに図3は、カメラモジュール10の固定方法を示した図である。
カメラモジュール10は、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の小型携帯機器に対して画像入力手段として組み込まれるものである。
図1に示すカメラモジュール10では、フレキシブル基板1の一方の面上に、信号処理IC2や、メモリ等の半導体IC3、抵抗やコンデンサ等のチップ部品7が載置され、他方の面上にイメージセンサ部8が載置されている。イメージセンサ部8の上方には、レンズ92が取り付けられた鏡筒93、それを支持するホルダ94により構成されたレンズユニット部9が配置される。鏡筒93及びホルダ94は、レンズ92を支持するレンズ支持体である。
フレキシブル基板1は、可撓性を有する基板であり、各種IC等が実装される。信号処理IC2は、イメージセンサ部8より出力された撮像信号を処理する回路であり、例えばDSP(Digital Signal Processor)により構成される。半導体IC3は、例えば、EEPROM、SDRAM等のメモリICである。イメージセンサ部8は、例えば、CCDやCMOSにより構成され、レンズ92を介して入射した光に基づき撮像信号を出力する。
イメージセンサ部8は、フレキシブル基板1の上に密着させるように実装し、信号処理IC2はイメージセンサ部8の裏に配置される。また、半導体IC3は、2つ折りに曲げられたフレキシブル基板1の対面する位置に実装し、且つ、信号処理IC2と半導体IC3が重なり合う位置に配置される構成としている。信号処理IC2及び半導体IC3は、それぞれベアチップサイズのCSP(Chip Size Package)としバンプ6によりフレキシブル基板1に電気的接続がなされる。
信号処理IC2、半導体IC3、抵抗やコンデンサ等のチップ部品7は、フレキシブル基板1の折り曲げ部からできるだけ離れた位置に配置し、さらに、抵抗やコンデンサ等のチップ部品7などの小型部品は、できるだけイメージセンサ部8の裏に配置する。これにより、フレキシブル基板1を折り曲げることで生じる曲げ応力による実装部品の端子剥がれ、破壊を防ぐことが可能となり、実装部品の信頼性が確保できる。
また、2つに折り曲げたフレキシブル基板1は、対面する2つのCSP、すなわち、信号処理IC2及び半導体IC3の平らな面を粘着性の絶縁シート4や接着剤などにより貼り合わせる。これにより、折り曲げたフレキシブル基板1を容易に固定でき、且つ、信号処理IC2及び半導体IC3の強度が増す。
しかしながら、対面する2つのCSP、即ち信号処理IC2及び半導体IC3の平らな面の接着により固定することは、フレキシブル基板1の折り曲げ応力により、CSPの接続端子が剥がれてしまう問題がある。このような問題を解決するために、2つのCSPにおける接続端子のそれぞれを樹脂で固定するか、折り曲げたフレキシブル基板1の隙間11を樹脂で埋める樹脂封止を行えばよい。ここで、樹脂にはエポキシ系またはシリコン系などの電子機器用の樹脂を用いることが可能である。
図1において、貼り合せる2つのCSP2、3の大きさを同じとしたが、折り曲げたフレキシブル基板1を固定できる程度の貼り合わせ面積を有すれば、貼り合わせる2つのCSPは互いに大きさが異なってもよい。
また、図4に示すように、折り曲げたフレキシブル基板1をスペーサ5により固定してもよい。CSPの貼り合わせが困難な場合でも、確実な固定が可能となる。
スペーサ5は、折り曲げたフレキシブル基板1の対面する隙間11に2箇所以上設置し、CSPを挟み、且つ、できるだけCSP近傍に配置することが好ましい。この例では、CSPの、フレキシブル基板1の折り曲げ部側とその反対側の双方に2つのスペーサ5を設置している。これにより、フレキシブル基板1の実装部分の湾曲によるCSPの端子剥がれを防ぐことが可能となり、接続信頼性が確保できる。さらに接続信頼性を向上させるために、折り曲げたフレキシブル基板1の隙間11を樹脂で固める樹脂封止を行ってもよい。スペーサ5は、例えば樹脂により構成され、フレキシブル基板11の表面に接着剤により接着されている。
カメラモジュール10は、ハンダリフローが可能な信号処理IC2や、半導体IC3、抵抗やコンデンサ等のチップ部品7を1枚のフレキシブル基板の片面のみに実装できる構造となっているので、1度のハンダリフロー工程で実装する一体実装が可能となる。組み立て方法の例としては、図2に示すように、先に1枚のフレキシブル基板1の片面のみに、ハンダリフローが可能な信号処理IC2や、半導体IC3、抵抗やコンデンサ等のチップ部品7を実装した後、イメージセンサ部8を実装し、フレキシブル基板1を折り曲げる方法がある。または、フレキシブル基板1の折り曲げを行った後に、イメージセンサ部8を実装してもよい。レンズ部9については、イメージセンサ部8を実装する前、または、後に取り付けを行う。
図3に示すように、ホルダ94に取付溝91を備え、携帯電話などの本体、または、カメラモジュール固定部200から伸びるツメ201でカメラモジュール10を位置決めし固定できる。カメラモジュール10のような、回路基板での固定が困難な場合に有効であり、基板で固定する場合に比べ、フレキシブル基板1への、外的応力による負担を減らすことが可能となる。また、簡単に脱着できる。
より具体的に説明する。ツメ201は、カメラモジュール固定部200の主面より略垂直に延在し、その先端において内側に突出した凸部により形成されている。他方、ホルダ94には、外側面上に取付溝91が設けられている。ツメ201の凸部がホルダ94の取付溝91に嵌合して両者が固定される。
カメラモジュール10の構造は、リフロー可能な電子部品をフレキシブル基板1の片面のみに実装する場合について説明したが、両面に電子部品を実装したフレキシブル基板を使用することもできる。
発明の実施の形態2.
図5〜7は、発明の実施の形態2にかかるカメラモジュール20を示す図である。図5は、カメラモジュール20の構造図であり、図5(a)に側面図、図5(b)に上面図を示す。図6は、フレキシブル基板21を折り曲げる前のカメラモジュール20であり、図6(a)に側面図、図6(b)に上面図を示す。さらに、図7は、カメラモジュール20の固定方法を示した図である。なお、図5及び図6において、図1に示した構成と同一構成については、同一符号を用い、その説明を省略する。
カメラモジュール20もまた実施形態1同様に、例えば、小型携帯機器の画像入力手段として組み込まれるものである。
本実施形態にかかるカメラモジュール20は、図6に示すように、フレキシブル基板21と、フレキシブル基板21に実装された信号処理IC2、メモリ等の半導体IC3a、アナログフロントエンド等の半導体IC3b、抵抗やコンデンサ等のチップ部品7、レンズユニット部9が搭載されたイメージセンサ部8等により構成されている。また、イメージセンサ部8が実装された実装エリアを21a、信号処理IC2及び半導体IC3bが実装された実装エリアを21b、半導体IC3aが実装された実装エリアを21cとする。
フレキシブル基板21に実装された部品は、対ノイズ性向上のために、それぞれの部品間の配線長が最短になるように配置され、実装エリア21b、21cは、実装エリア21aとほぼ直角になるように、レンズ部9の方へ折り曲げられ、さらに、実装エリア21cは、実装エリア21bと直角になるようにレンズユニット部9の方へ折り曲げられている。
図5、図6に示されるように、フレキシブル基板21の一方の面に、イメージセンサ部8が固定される第1の領域と、信号処理IC2等が固定される第2の領域が形成されている。そして、第2の領域は、レンズ支持体であるホルダ94の側面に対して沿うように折り曲げ部Pにおいて第1の領域に対して折り曲げられている。第1の領域と第2の領域は略垂直になるように折り曲げられている。さらに、第2の領域は、ホルダ94の側面のうち、2側面に沿うようにして折り曲げ部Qにおいて折り曲げられている。図に示す例では、第2の領域にかかるフレキシブル基板21は、ホルダ94の2側面に沿うようにして折り曲げられているが、3又は4側面に沿うようにして折り曲げられていてもよい。
図5及び図6に示すように、ホルダ94には、折り曲げた実装エリア21b及び21cを位置決めして固定するために、凹部96が形成してあり、折り曲げられた実装エリア21b及び21cは、ホルダ94へ貼り付けることにより固定される。また、凹部にエポキシ系またはシリコン系などの電子機器用の樹脂を充填し、固定してもよい。
フレキシブル基板21の部品実装面裏側の面に銅箔を貼り付けるか、メッキ加工を行うようなアース加工を施すことにより、外部からの耐ノイズ性をさらに向上させることも可能である。
カメラモジュール20の構造により、実装部品の数が増えても投影面積が大きくならず、高さ方向にも薄型化でき、さらに対ノイズ性が向上した超小型カメラモジュールとなっている。
図7に示すように、ホルダ94の取付穴97に対して、携帯電話などの本体またはカメラモジュール固定部から伸びる突起部202が嵌合する。これにより、カメラモジュール20を位置決めし、貼り付けることによりカメラモジュール20を固定する。また、取付穴97をネジ穴加工し、ネジによりカメラモジュール20と本体とを固定してもよい。この例では、取付穴97は、鏡筒93を囲うようにしてホルダ94の四隅の4箇所に分散して設けられている。
前記実施形態1及び2では、信号処理IC2及び半導体IC3はバンプ6を有したCSPの場合を説明したが、フリップチップを備えたベアチップやパッケージタイプの半導体でもよい。
前記実施形態1及び2において、レンズユニット部9にマクロ機能や光学的ズーム機能が備わっていてもよい。
発明の実施の形態3.
次に実施形態3について、先に示した実施形態1のカメラモジュール10においてフレキシブル基板10にバンプを有した信号処理IC2や半導体IC3を実装する場合を例にとり説明する。
図8に示す図は、カメラモジュール10の半導体部品の実装面を抜き出したもので、フレキシブル基板31にCSP32が実装される実装面付近のみを示している。フレキシブル基板31にはバンプを有したCSP32を実装するための電極パッド群33が備わっており、電極パッド群33付近に貫通穴34を設けている。貫通穴34の形状は丸や三角でもよく、貫通穴34の場所はCSP実装面の電極パッド群33付近であればどこでもよい。
これにより、フレキシブル基板31とCSP32のシリコンとの熱膨張係数差に起因して生じるハンダリフロー時の熱応力を緩和でき、接続精度の高い実装が可能となる。
実施形態3では、実施形態1のカメラモジュール10を例としたが、実施形態2や、その他、フレキシブル基板上にCSPを実装した構造をもつすべてのものに適用可能である。
図8にように、フレキシブル基板上に穴をあける構造としては、ハンダボール電極を有するCSPのような部品に限らず、バンプを設けたフリップチップ部品でもよい。
上述のように本発明にかかるカメラモジュールは、レンズが取り付けられた鏡筒と、この鏡筒を支持するホルダと、前記レンズを介して入射された光に基づき撮像信号を出力するイメージセンサ部と、前記イメージセンサ部の信号処理ICと、前記イメージセンサ部と前記信号処理ICを取り付けるフレキシブル基板を備え、前記イメージセンサ部上方に前記ホルダが配置され、前記フレキシブル基板に、前記イメージセンサ部及び前記信号処理ICが実装されている。さらに、信号処理ICはベアチップとし、バンプにより電気的接続される。さらに、以下の点に着目しつつフレキシブル基板を構成し、さらに、投影面積を小さくするために、フレキシブル基板を折り曲げた構造を取る。
そして、フレキシブル基板を2つに折り曲げた場合、実装部品は、折り曲げ部分からできるだけ離れた位置に配置し、折り曲げた基板は、対面する2つの半導体部品の平らな面を張り合わせて固定する。或いは、スペーサで対面する基板を支えることにより固定する。また、折り曲げたフレキシブル基板の内側を電子機器用の樹脂で固める樹脂封止を行う。
カメラモジュールに必要とされる電子部品の部品点数が増えた場合、前記イメージセンサ部と共に、前記実装部品間の配線が短くなるように前記フレキシブル基板の一方の面に配置し、もう一方の面にアース加工を施し、前記イメージセンサ部実装エリア以外の部品実装エリアを、前記イメージセンサ部上方に配置された前記ホルダに巻き付けるように折り曲げることにより、シールド効果を持たせるとよい。
前記フレキシブル基板に実装された前記ベアチップ付近に穴を備える。この手段により、フレキシブル基板とベアチップとの熱膨張係数差に起因して生じるハンダリフロー時や機器使用中の周囲温度の変化時の熱応力を緩和でき、接続精度の高い実装が可能となる。
本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。 本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの組立図である。 本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールを固定するための取付例の図である。 本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。 本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。 本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。 本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールを固定するための取付例の図である。 本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの一部を表す図である。 従来のカメラモジュールの第2の従来例を示す構造図である。 従来のカメラモジュールの第1の従来例を示す構造図である。
符号の説明
10、20 カメラモジュール
1、21、31 フレキシブル基板
2 信号処理IC
3 半導体
4 絶縁シート
5 スペーサ
8 イメージセンサ部
9 レンズユニット部
92 レンズ
93 鏡筒
94 ホルダ

Claims (14)

  1. レンズを支持するレンズ支持体と、
    前記レンズを介して入射した光に基づき撮像信号を出力するイメージセンサ部と、
    前記イメージセンサ部から出力される撮像信号を処理する信号処理ICと、
    前記信号処理ICとは別体の半導体ICと、
    前記イメージセンサ部、前記信号処理IC及び前記半導体ICとが固定され、少なくとも2つに折り曲げられたフレキシブル基板とを備え、
    前記フレキシブル基板の第1の面上に前記イメージセンサ部が固定され、
    前記フレキシブル基板の第1の面とは反対側の第2の面上に前記信号処理IC及び前記半導体ICとが固定され、
    前記信号処理ICと前記半導体ICとは、フレキシブル基板が折り曲げられた状態において背面が重なるようにして配置されているカメラモジュール。
  2. 前記信号処理ICと前記半導体ICとはそれぞれの背面同士が接着されていることを特徴とする請求項1記載のカメラモジュール。
  3. 前記信号処理IC及び/又は前記半導体ICは、ベアチップであることを特徴とする請求項1又は2記載のカメラモジュール。
  4. 前記信号処理IC及び/又は前記半導体ICは、バンプにより前記フレキシブル基板上の電極と接続されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のカメラモジュール。
  5. 前記信号処理IC及び/又は前記半導体ICと前記フレキシブル基板上の電極との接続部を樹脂封止したことを特徴とする請求項4記載のカメラモジュール。
  6. 折り曲げられたフレキシブル基板の対向する面内を樹脂封止したことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のカメラモジュール。
  7. 前記フレキシブル基板には、さらに、抵抗、コンデンサを含む小型部品が固定され、
    当該小型部品は、当該フレキシブル基板の折り曲げ部から離間した位置において固定されていることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載のカメラモジュール。
  8. 前記レンズ支持体の外周面に、当該カメラモジュールが取り付けられるモジュール固定部の突起が嵌合する凹部を設けたことを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載のカメラモジュール。
  9. 折り曲げられたフレキシブル基板の内面同士を所定間隔に保持した状態で固定するスペーサを備えたことを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載のカメラモジュール。
  10. レンズを支持するレンズ支持体と、
    前記レンズを介して入射した光に基づき撮像信号を出力するイメージセンサ部と、
    前記イメージセンサ部から出力される撮像信号を処理する信号処理ICと、
    前記イメージセンサ部が固定される第1の領域及び前記信号処理ICが固定される第2の領域を有するフレキシブル基板とを備え、
    前記第2の領域は、前記レンズ支持体の側面に対して沿うように前記第1の領域に対して折り曲げられているカメラモジュール。
  11. 前記第2の領域は、前記レンズ支持体の側面のうち、2側面以上に沿うようにして折り曲げられていることを特徴とする請求項10記載のカメラモジュール。
  12. 前記レンズ支持体の上面に、当該カメラモジュールが取り付けられるモジュール固定部の突起と嵌合する嵌合部を設けたことを特徴とする請求項10又は11記載のカメラモジュール。
  13. 前記フレキシブル基板において、前記イメージセンサ部及び信号処理ICが固定された面と反対側の面にアース加工が施されていることを特徴とする請求項10乃至12記載のカメラモジュール。
  14. 前記フレキシブル基板は、前記信号処理ICが固定された領域の近傍に応力緩和用の穴部を備えていることを特徴とする請求項1乃至13いずれかに記載のカメラモジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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